JPH0497378A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0497378A
JPH0497378A JP2215977A JP21597790A JPH0497378A JP H0497378 A JPH0497378 A JP H0497378A JP 2215977 A JP2215977 A JP 2215977A JP 21597790 A JP21597790 A JP 21597790A JP H0497378 A JPH0497378 A JP H0497378A
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JP
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developer
toner
developing device
endless belt
carrier
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JP2215977A
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Shigekazu Enoki
繁和 榎木
Hiroharu Suzuki
弘治 鈴木
Yuichi Ueno
祐一 上野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に用いる
現像装置に関し、特に非磁性〜成分現像剤を用いカラー
現像を行う場合に有効な技術に関する。
従来の技術 小型カラー現像ソステムとしては、非磁性−成分現像方
式が注目されている。しかし実用化されているこの種の
現像装置は、トナーの搬送にトナを横移動させるための
アジテータが用いられているため、現像ローラとトナー
ホッパとが横に位置している横向きの現像装置となって
いる。このためこのような現像装置では、3〜4個の現
像器を持つカラー複写機や、カラープリンタにおいては
、水平に位置した現像器を上下方向に並設するl・要が
あり、本体内のレイアウトとの関係で現像装置の汎用性
がない。
このような問題を解決する現像装置としては、例えば、
トナーの確実な補給ができて全体が小型であり、現像ロ
ーラとトナータンクとの相対位置を自由に設定すること
ができるようにしたもので、付勢体から外力を受けてい
る可撓性薄片によってトナー容器内のトナーが常に現像
ローラに接合うするように付勢された構造とすることに
より、トナーが消費しつくされるまで半強制的に現像ロ
ーラに供給されてトナーの架橋現象の発生の余地をなく
するようにした装置が提案されている(特開昭53−1
12753号公報参照)。
しかしこの現像装置では、現像ローラへ供給するときの
トナーが十分な電荷を持ったトナーになっていないので
、現像ローラとトナーとの間の静電気力が弱くトナーが
M脱しやすい。このため摩擦帯電部材へ搬送されるまで
に多くのトナーが飛散して周辺を汚染し、利用されない
無駄なトナー消費が増える。更にこのような構造では、
トナーを上方へ比較的長い距離を移送するには機構的に
無理がある。
又、非磁性−成分現像剤を使用する現像装置において、
現像剤担持体表面へトナーを任意の方向から供給できる
設計自由度の高い方式としたもので、弾性薄膜からなる
現像剤収納袋の中に現像剤を袋の弾性に抗して詰めて収
納することにより、袋の収縮力で現像剤担持体面に現像
剤が押圧接触させるようにした現像装置が開示されてい
る(特開昭58−223158号公報参照)。
しかしこの装置では、トナーが現像剤収納袋の中に袋の
弾性に抗して詰めて収納されているため袋の収縮力があ
らゆる方向に作用するので、袋の開口部分が十分にシー
ルされない構造においては、トナーがノールのないとこ
ろから漏出することになる。そして袋の中に塗布ローラ
が位置するような構造では、トナーの動きが滑らかにさ
れるので層トナー漏出が加速される。又収納袋に少しで
も傷が付くと瞬時に袋が破裂し、周辺へのトナー飛散が
甚だしいものとなる不具合がある。更にこの構造では、
前例のものと同様トナーを上方へ比較的長い距離を移送
するには機構的に無理がある。
他の従来例として、−成分現像剤を用いた非接触現像に
あってトナーを所定の極性と電位に帯電した均一な薄層
を得るために、上下方向に配列した一対の現像ローラを
設けて、多量のトナーを保持させた一方のローラから他
方のローラへ、所望の極性と電荷量を持つトナーを電気
力で選択的に移動させて厚み約300μ以下のトナー数
層からなる薄層とし、次いでこのローラで非接触現像を
行う現像装置であって、トナー層厚制御をローラの周速
度比、ローラ間隙、又は交番電界の印加によるトナー量
により制御するようにしたものが提案されている(特開
昭58−223158号公報参照ン。
しかしこの装置においては、電荷制御の不完全なトナー
層の中から電気的に所定のトナーのみを選別することが
行われるため、帯電能力の異なるトナーは徐々に選別さ
れ蓄積することとなる。このため経時的に帯電能力に応
じた荷電制御を行わなければならず、そのための検知手
段を必要とする。そしてトナーの電荷量が一定に制御さ
れるようになっても、電気的な手段で繰り返し選別され
たトナーは粒径も変化しているため、結局のところ画像
品質を一定にできないという不具合は解消されない。更
にこのような構造では、トナーを上方へ比較的長い距離
を移送するには機構的に無理がある。
発明が解決しようとする課題 本発明は従来技術に於ける上記問題を解決し、請求項1
の発明は、現像剤の落下、飛散を防止すると共に、現像
装置が装着される画像形成装置に対する配置上の汎用性
のある現像装置を提供することを課題とし、請求項2乃
至4の発明は、上記に加えて、現像剤を下方から上方へ
闇単に効率よく搬送できる現像装置を提供することを課
題とし、請求項5及び6の発明は、請求項1乃至4の発
明の課題に加えて、更に現像剤の搬送性が向上し供給量
の多い現像装置を提供することを課題とし、請求項7の
発明は、請求項3又は4の発明の課題に加えて、現像剤
の搬送力及び供給力が更に向上された現像装置を提供す
ることを課題とする。
課題を解決するための手 本発明は上記課題を解決するために、請求項1の発明は
、静電潜像を担持した潜像担持体に対向して配設され現
像剤を静電吸着し回転する現像剤担持体に、現像剤を収
容した容器内の現像剤を現像剤供給手段により供給し、
現像剤を前記対向する位置で前記現像剤担持体がら前記
潜像担持体に転移させて前記静電潜像の現像を行う現像
装置において、前記現像剤担持体は前記容器の上方であ
って前記潜像担持体の下方に配設され、前記現像剤供給
手段は、前記容器内において現像剤を保持して回転し現
像剤を下方から上方へ搬送させる無端ベルトを有し、前
記容器の下方に収容された現像剤を前記現像剤担持体に
供給する、ことを特徴とする請求項2乃至4の発明は、
上記に加えて、それぞれ、前記無端ヘルドはスポンジ状
部材により形成されていること、前記無端ベルトは現像
剤搬送面にファーブラシを有すること、及び前記無端ヘ
ルドは絶縁性フィルムにより形成されていることを特徴
とする請求項5の発明は、請求項I乃至4の発明に加え
て、前記一端ベルトの現像剤を保持する部分は、所定の
接触量をもって前記現像剤担持体に接触することを特徴
とする請求項6の発明は、請求項1乃至5の発明に加え
て、前記無端ベルトの回転の周速は、前記現像剤担持体
の回転の周速より大きいことを特徴とする請求項7の発
明は、請求項3又は4の発明に加えて、前記現像剤供給
手段は回転するスポンジ状の現像剤供給部材を有し、前
記無端ベルトと前記現像剤供給部材とが所定の接触量を
もって接触し、且つ前記現像剤供給部材と前記現像剤担
持体とが所定の接触量をもって接触することを特徴すす
る。
作   用 請求項1の発明によれば、現像剤を収容した容器の上方
に現像剤担持体を設け、その上方において潜像担持体の
現像を行うので、現像装置を潜像担持体の中心を含む水
平線より下方に配設することが可能となり、特に複数の
現像装置を装備するカラー複写機等において、潜像担持
体に対する配置上の自由度が大きくなり現像装置の汎用
性が増す。一方現像容器下方に収容された現像剤は、容
器内において現像剤を保持して回転する無端ベルトによ
り上方に搬送されて現像剤担持体に供給されるので、現
像剤の落下による飛散の問題は生しない。なお現像剤担
持体は、静電吸着力を有するので、無端ヘルドに保持さ
れた現像剤を静電的に汲み上げて付着し、これを潜像担
持体へ供給することができる。
請求項2又は3の発明によれば、無端状ヘルドをスポン
ジ状部材にするが又はベルト面にファブランを設けるの
で、スポンジの多孔内又はファブラノ内に現像剤が入り
込むため、簡単な構成により現像剤を保持して上方へ搬
送させることができる。
請求項4の発明によれば、無端状ベルトを絶縁性フィル
ムにより形成するので、絶縁性フィルムは回転によって
摩擦帯電し、トナーを吸着して容易に上方へ搬送させる
ことができる。
請求項5の発明によれば、無端状ベルトの現像剤を保持
する部分が所定の接触量を持って現像剤担持体に接触す
るので、保持部分及び現像剤が、現像剤担持体との間の
摩擦により帯電することにより、現像剤の保持、搬送性
が向上されると共に、ベルトがスポンジ状又はファーブ
ラシを有する場合には、接触部において保持部分が圧縮
されて内部の現像剤を排出することにより、現像剤担持
体への現像剤の転移が容易になる。
請求項6の発明によれば、無端状ベルトの回転の周速を
現像剤担持体のそれよりも大きくするので、現像剤担持
体への現像剤の供給量が増加する。
特に、ベルトの現像剤保持部分と現像剤担持体とが接触
する場合には、接触部において現像剤が滞留することに
なるため、現像剤担持体への現像剤の供給が確保される
請求項7の発明によれば、無端状ベルトと現像剤担持体
との間に回転するスポンジ状の現像剤供給部材を設けて
これを両方に接触させるので、ベルトのクリーニング作
用によりスポンジ状供給部材がベルトから現像剤を取り
込み、現像剤担持体との接触部において現像剤を排出し
て容易に現像剤担持体に転移させると共に、接触面積が
多いスポンジ状部材のベルト及び現像剤担持体への接触
により、ベルト、現像剤担持体及び現像剤が十分摩擦帯
電し、ベルトによる現像剤の搬送力及び現像剤担持体に
よる現像剤の汲み上げ力がより一層強化される。
L−施−1 第1図は実施例の現像装置を並設した状態を示し、第2
図はこの現像装置が装備される画像形成装置の一例であ
るカラープリンタの概略構造を示す。
先ず第2図によりプリンタの概要について説明する。
プリンタ本体1のほぼ中央部に配置された潜像担持体と
しての感光体ドラム2の周囲には、感光体ドラム2の表
面を初期帯電させる帯電チャージャ3、−様に帯電され
た感光体ドラム2の表面上にレーザビームを照射して静
電潜像を形成さセるレーザ光学系4、静電・潜像に各色
トナーを供給して現像し各色毎にトナー像を得る、ブラ
ッグ現像袋W5及び実施例の現像装置である例えばイエ
ロ、マゼンタ及びシアンの3つのカラー現像装置6.7
.8、記録紙を巻回保持し各色毎のトナー像を記録紙上
に順次転写させて移し取る転写ドラム9、転写ドラム9
内において転写部に対向するように配置される転写チャ
ージャ10、転写後の感光体ドラム2の表面に残留する
トナーを除去するクリーニング装置ll、転写後の感光
体ドラム2の表面に残留する電荷を除去するイレーザ1
2等が順次配列されている。
又転写ドラム9には、転写が完了した記録紙を転写ドラ
ム9から剥離させる分離チャージャ13及び分離爪14
が付設されている。転写ドラム9から剥離された記録紙
を搬送する搬送ベルト15の出口側端部には、トナー像
を加熱及び加圧して定着させる定着袋216が配置され
ていると共に、この定着装置16の出口部には、排紙ト
レイ17が取り付けられている。
更に上記レーザ光学系14には、回転子面談18、レー
ザ光を感光体ドラム2の表面に結像させる反射ミラーI
9及びシリンドリカルレンズ20等が設けられている。
一方これらの装置は、図示しないcpusm系により、
インターフェースを介して図示しないレーザ駆動回路、
電源回路、光学センサ等に接続され、制御されている。
このうち電源回路は、帯電チャージ中3に対して所定の
帯電用放電電圧を与えると共に、現像装置5.6.7.
8に対して所定電圧の現像バイアスを与え、且つ転写チ
ャージ中10に対して所定の転写用放電電圧を与える。
又光学センサは、感光体ドラム2の転写後の領域に近接
配置される発光ダイオード′等の発光素子とフォトセン
サ等の受光素子とからなる光電センサから構成されるも
のである。この光電センサによって、感光体ドラム2上
に形成される検知パターン潜像のトナー像におけるトナ
ー付着量及び地肌におけるトナー付着量が各色毎にそれ
ぞれ検知されると共に、感光体イレース後のいわゆる残
留電位が検知されるようになっている。そして、光電セ
ンサからの検知出力信号により、cpusm部において
検知パターントナー像におけるトナー付着量と地肌部に
おけるトナー付着量との比率を求め、その比率債を基準
値と比較して画像濃度の変動を検知し、それに対応した
レーザパワーを与える制御と、感光体のいわゆる残留電
位を検知して基準値と比較し、それに対応する現像バイ
アス電圧値を与える制御がなされる。
次に第2図は、第1図の現像装置6.7.8部分の詳細
を示す。
各現像袋M6.7.8は全て同様の構造であるため、現
像装置6について説明する。
本実施例では、現像剤として非磁性−成分トナーを用い
ている。
現像剤担持体としての現像ローラ6aは、静電吸着力に
より表面にトナーを担持し、現像剤を収容した容器であ
るトナー容器6bの最上部に配置されている。
図において反時計方向に回転する現像ローラ6aの上方
には、時計方向に回転する感光体ドラム2が位置してお
り、両者の最接近部において現像ローラ6a上のトナー
を電気的に感光体ドラム2の表面へ転移させ現像が行わ
れるようになっている。
ここで現像ローラ6aの上方に感光体ドラム2を位置さ
せるということは、現像ローラ6aを少なくとも感光体
ドラム2の回転中心を通る水平面より下に位置させるこ
とをいう。
トナーの転移のために適当な現像バイアスが両者の間に
印加される。又、現像ローラ6aと感光体ドラム2とは
、接触する関係としても良いし、適当な間隙を設けて非
接触の関係にすることもできる。
トナー容器6bのトナー収容部6cは、トナー容器6b
が高さ方向に比較的長いため、トナー容器6bの底の方
に、即ち現像ローラ6aに対して下方に位置することに
なる。
トナー収容部6cには非磁性−成分として例えばイエロ
ートナーYが収容されている(トナー容器7Cにはマゼ
ンタトナーM1 )ナー容器8cにはシアントナーCを
収容)。
トナー収容部6cのトナーは、現像剤供給手段としての
回転する無端ベルト6dにより、トナー容器6bの最上
方に配置される現像ローラ6aへ搬送される。
搬送されたトナーは、現像ローラ6aの表面に付着し、
トナー規制部材6eにより所定のトナー層に規制される
本実施例の無端ベルト6dは、スポンジ状の無端ベルト
であり、支持ローラ6f、6f’の間に張架さていて、
何れか一方のローラの駆動により反時計方向即ち現像ロ
ーラ6aと周速が反対方向になるように回転される。
無端ベルト6dのトナーを担持した表面は、現像ローラ
6aに対して所定の接触量即ち一定のくい込み量を持っ
て接触回転している。この結果、現像ローラ6a、トナ
ー及び無端ベルト6dはそれぞれの間で摺擦されて摩擦
帯電し、トナーの搬送力及びベルトからローラへのトナ
ーの汲み上げ力が強化されている。
スポンジ状の無端ベル)6dは、その回転によって延伸
、収縮するため気泡部分の大きさに変化が生じる。
そしてこの作用に伴い、周囲のトナーをその気泡部分に
取り込んだり排出したりすることが行われる。従って、
支持ローラ6f、6f’で張架される部分及び現像ロー
ラ6aとの接触部分では、スポンジが圧縮されるのでト
ナーが排出され、他の部分ではスポンジが延びているの
でトナーが取り込まれる。
スポンジとしては、気泡部分が連続していル連泡構造の
ものよりも気泡部分の独立している単泡構造のものが、
トナーの内部への侵入が防止され耐久性に優れるので、
無端ベル)6dとして好適である。
又スポンジ状の無端ベル)6dの裏面側へのトナーの侵
入を防ぐために、ベルトにスキン層を設けてもよい。
更に現像ローラ6aとの摩擦帯電を制御するためには、
スポンジの電気抵抗を調節して用いることができる。
一般的にはスポンジを導電性にするのがよく、電気抵抗
率10I0Ω1以下、好ましくは108Ω1以下のもの
とするのがよい。
本発明に好適な現像ローラ6aとしては、アルミニュー
ムの表面をサンドブラスト処理した金属ローラや、適当
な導電処理を施したゴムローラ又はこれに表面処理を加
えたもの等があげられる。
特に、表面に誘電体部と導電体部とを微小面積で混在さ
せ、選択的に電荷を保持せしめることにより表面近傍に
多数の微小間電界を形成させ、この閉電界により帯電ト
ナーを吸引して担持する構造としたいわゆるマイクロフ
ィールドローラが好ましい。
なお、現像ローラ6aへのトナー供給を更に確実にする
ために、支持ローラ6fを介して無端ベルト6dにバイ
アスを印加してもよい。
第3図は別の実施例を示す。
現像装置としては、例えばイエロートナーY用の現像装
置6として説明する。
本実施例の現像装置6は、第1図の実施例のものに較べ
て、無端ベルト6dがトナー搬送面にファーブラン6d
−1を有すること、及び無端ヘルド6dと現像ローラ6
aとの間に現像剤供給部材としてのスポンジ状の弾性ロ
ーラ6gが設けられていることにおいて異なっている。
無端ヘルド6dのファーブラシ6d−1部分においては
、スポンジ状ヘルドの場合と同様、トナーはブラン間に
保持され上方に搬送されて、上方の弾性ローラ6gと接
触する部分でプラノの変形や振動、摩擦帯電等の影響に
より排出される。排出されたトナーは、弾性ローラ6g
の気泡内に取り込まれて、第1の実施例の場合と同様の
作用の下に現像ローラ6aに汲み上げられる。
ファーブラシの繊維としては、先端がループ状になって
いるものがトナーの保持搬送能力に傍れるので、無端ベ
ルト6dのファーブラシ6d−1として好適である。
又ファーブラシ状の無端ベルト6dの裏面側へのトナー
の侵入を防ぐためにスキン層を設けてもよい。
現像ローラ6aとの摩擦帯電を@御するためには、弾性
ローラ6gのスポンジの電気抵抗を調節して用いること
ができる。
一般的にはスポンジを導電性とするのがよく、電気抵抗
率101oΩ1以下、好ましくは10’Ω1以下のもの
とするのがよい。
なお、弾性ローラ6g及び現像ローラ6aへのトナーの
供給を更に確実にするために、支持ローラ6fを介して
無端ベルト6dにバイアスを印加してもよい。
第4図は更に他の実施例を示す。
現像装置としては、例えばイエロートナーY用の現像装
置6として説明する。
本実施例の現像装置6は、第3図の実施例のものに較べ
て無端ベル)6dが絶縁性フィルムである点が異なって
いる。従って、この点についてのみ説明する。
絶縁性フィルムの無端ベルト6dは、その回転によって
摩擦帯電を生じる。
そしてこの作用に伴い、周囲のトナーYをその表面に静
電気力で吸引、吸着する。吸着されたトナーYは、東端
ベルト6dが弾性ローラ6gに十分接触されているので
、接触に伴うクリーニング効果によりトナーが弾性ロー
ラ6gへほぼ完全に移動される。即ち、フィルムの表面
が平滑であるため、クリーニング作用が特に効果的とな
る。
無端ヘルド6dのフィルムとしては、摩擦によりトナー
と反対極性に帯電するものが好適である。
例えば正帯電トナーには、少なくとも表面にフッ素の樹
脂を有するものが望ましい。
なお、以上の実施例では、無端ベルトがスポンジ状、フ
ァープラン状及び絶縁性フィルムである場合について説
明したが、無端ベルトの形状等はこれに限られず、例え
ば表面が四部を有するものなどでトナーを保持し上方に
搬送可能のものであればよい。
又、第3図及び第4図の実施例では、東端状ベルト6d
と現像ローラ6aとの間に弾性ローラ6gを介在させて
N擦帯電を促進させているが、現像の条件等によっては
、弾性ローラ6gを省略したり、これを無端ベルト6d
のみに接触させて摩擦帯電させるようにすることも可能
である。
更に以上の実施例では、現像ローラ6aと無端ベルト6
d又は弾性ローラ6gとを接触させることにより現像ロ
ーラ6aへのトナーの転移性を向上させているが、現像
ローラ6aによるトナーの静電吸着力が十分強い場合等
には、これらを非接触の関係にすることもできる。
又、現像ローラ6aの回転の周速に対する無端ベル)6
d又は弾性ローラ6gの回転の周速は、等速であっても
よく、もしくは後者を前者より大きくしてもよい。無端
ベル)6d又は弾性ローラ6gの周速を現像ローラ6a
の周速より大きくすれば、現像ローラ6aへのトナーの
供給量を増加させることができる。
肱−一1 以上の如く本発明によれば、請求項1の発明においては
、潜像担持体の下方に現像装置を配設することができる
ので、画像形成装置の設計余裕度が向上し現像装置がレ
イアウト上汎用性の有るものとなり、例えば転写ドラム
を設けた画像形成装置への適応が可能となる。又無端ベ
ルトの採用により、現像剤を下方から上方に長距離搬送
が可能になると共に、現像剤の落下、飛散の問題が解決
される。
請求項2乃至4の発明においては、上記に加えて、ば単
に効率良く現像剤を下方から上方へ搬送させることがで
きる。
請求項5の発明においては、請求項1乃至4の発明の効
果に加えて、現像剤担持体と無端ベルトとの接触により
生ずる摩擦帯電による現像剤の保持、搬送性の向上、及
び現像剤の排出による現像剤担持体への現像剤の転移性
の向上が図られる。
請求項6の発明によれば、無端ベルトの回転の周速を現
像剤担持体の周速より大きくすることにより、現像剤担
持体への現像剤の供給量を増加させることができる。
請求項7の発明によれば、スポンジ状供給部材を設けに
ことにより摩擦帯電量が増大し、v4端ベルトによる現
像剤の保持、搬送力及び現像剤担持体による現像剤の吸
着力を一層強化させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の現像装置の説明図、第2図は
この現像装置が装備される画像形成装置の一例であるカ
ラープリンタの側断面図、第3図及び第4図は他の実施
例の現像装置の説明図である。 2・・・、・・感光体ドラム(fI像担持体)6.7.
8・・カラー現像装置 (イエロー、マゼンタ、シアン) 6a・・・・現像ローラ(現像剤担持体)6b・・・・
トナー容器(容器) 6d・・−・無端ベルト 1d−1・・−・ファーブラフ 代理人  弁理士 伊 藤 武 久 b 6b

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静電潜像を担持した潜像担持体に対向して配設さ
    れ現像剤を静電吸着し回転する現像剤担持体に、現像剤
    を収容した容器内の現像剤を現像剤供給手段により供給
    し、現像剤を前記対向する位置で前記現像剤担持体から
    前記潜像担持体に転移させて前記静電潜像の現像を行う
    現像装置において、 前記現像剤担持体は前記容器の上方であって前記潜像担
    持体の下方に配設され、 前記現像剤供給手段は、前記容器内において現像剤を保
    持して回転し現像剤を下方から上方へ搬送させる無端ベ
    ルトを有し、前記容器の下方に収容された現像剤を前記
    現像剤担持体に供給する、ことを特徴とする現像装置。
  2. (2)前記無端ベルトはスポンジ状部材により形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. (3)前記無端ベルトは、現像剤搬送面にファーブラシ
    を有することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. (4)前記無端ベルトは絶縁性フィルムにより形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  5. (5)前記無端ベルトの現像剤を保持する部分は、所定
    の接触量をもって前記現像剤担持体に接触することを特
    徴とする請求項1乃至4に記載の現像装置。
  6. (6)前記無端ベルトの回転の周速は、前記現像剤担持
    体の回転の周速より大きいことを特徴とする請求項1乃
    至5に記載の現像装置。
  7. (7)前記現像剤供給手段は回転するスポンジ状の現像
    剤供給部材を有し、前記無端ベルトと前記現像剤供給部
    材とが所定の接触量をもって接触し、且つ前記現像剤供
    給部材と前記現像剤担持体とが所定の接触量をもって接
    触することを特徴とする請求項3又は4に記載の現像装
    置。
JP2215977A 1990-08-16 1990-08-16 現像装置 Pending JPH0497378A (ja)

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JP2215977A JPH0497378A (ja) 1990-08-16 1990-08-16 現像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013088470A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Oki Data Corp 画像形成ユニット及び画像形成装置

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JP2013088470A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Oki Data Corp 画像形成ユニット及び画像形成装置

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