JPH0497209A - 物体の保持機構 - Google Patents

物体の保持機構

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JPH0497209A
JPH0497209A JP21047990A JP21047990A JPH0497209A JP H0497209 A JPH0497209 A JP H0497209A JP 21047990 A JP21047990 A JP 21047990A JP 21047990 A JP21047990 A JP 21047990A JP H0497209 A JPH0497209 A JP H0497209A
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groove body
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Shigeru Suzuki
繁 鈴木
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Ushio Denki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、保持角度を調節可能に保持する必要がある物
体例えばレンズ等の光学部品等の物体の保持機構に関す
るものである。
[従来の技術] 光学部品等のように、物体の傾斜角度を調節可能に保持
する必要がある場合には、平板状の保持板の底面を軸支
し、少なくとも二つが保持板の底面に直角な方向に変位
可能である三つのピヴォットを使用した保持機構が、良
く採用される。
第3図は、従来の物体の保持機構のうち保持板の底面を
示す平面図であり、第4図は、第3図の保持板を使用し
た従来の保持機構を説明するために示した図で、第3図
の線Y−Yでの断面図になっている。
第3図、第4図において、21は物体1を保持する支持
体であり、この支持体21の上面22が保持板2に固着
されている。
保持板2の底面を三つのピヴォットで軸支する場合には
、通常ピヴォット軸受として、円錐凹面体30a、V溝
体30b及び平面体30cが、三つのピヴオットにそれ
ぞれ対遇するように構成される。
そして、円錐凹面体30aよりなるピヴオット軸受が、
物体1に対する所定の点Sを長辺の中点とした直角二等
辺三角形の直角の頂点Aの位置に位置するように配置す
る(この物体lに対する所定の点Sとは、保持角度調整
の際に基準となる点で、例えば、物体がレンズの場合に
はレンズの光軸中心がこの基準点Sにあたる、以下基準
点Sという)。
■溝体30bよりなるピヴォット軸受及び平面体30c
よりなるピヴォット軸受は、それぞれ直角二等辺三角形
の他の頂点B、Cの位置に位置するように配置する。
以上の構成において、調整ねじ40a2もしくは40b
2を調節して、三つのピヴォット対遇の中立点を結んで
できる平面P内に基準点を正しく位置させる。
尚、以下の説明の便宜上、中立点とは円錐凹面体よりな
るピヴオット軸受及びV溝体よりなるピヴオット軸受の
場合、対遇するピヴォットの先端が球面の場合には、該
球面の中心(第4図の0)を中立点といい対遇するピヴ
オットの先端が円錐状に場合には、先端の点を中立点と
いう。
[発明が解決しようとする課題] 従来の光学部品の保持機構としては、上記のよに構成さ
れているために次のような問題点を有していた。
■三つのピヴオット軸受が、円錐凹面体、■溝体及び平
面体というそれぞれ異なる形状のため、必要な形状寸法
精度のものを作るのに非常に手間がかかり、生産性が良
くない。
■精度の高い角度調節のためには、三つのピヴすット対
遇の中立点を結んでできる平面内に、前記基準点が正し
く位置することが必要となる。
しかし、前記のように三つのビッヴオト軸受が、それぞ
れ異なる形状のため、三つのピヴォット対遇の中立点を
結んでてきる平面P内に、前記基準点を正しく位置させ
ることは、かなり面倒になる。
この発明はかかる従来の課題を解決するためになされた
もので、必要な形状寸法精度のものを作るのが容易で生
産性が高く、精度の高い角度調節の可能な物体の保持機
構を提供することを目的とする。
[N題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の物体の保持機
構は物体を保持する保持板と、該保持板の底面に設けら
れた三つのV溝体と、該三つの■溝体のV溝で保持板を
軸支し、少なくとも二つが保持板の底面に直角な方向に
変位可能な三つのピヴォットとよりなり、三つのV溝体
のうち、第一のV溝体は前記物体に対する所定の点を長
辺の中点とした直角三角形の直角の頂点の位置に位置し
、第二のV溝体は該直角三角形の直角の頂点以外の第一
の頂点の位置に位置し、第三のV溝体は該直角三角形の
直角の頂点以外の第二の頂点の位置に位置し、さらに、
第一のV溝体のV溝は、前記直角三角形の長辺の中心と
前記直角の頂点とを結ぶ方向に向き第二のV溝体のV溝
は、前記直角の頂点以外の第一の頂点と前記直角の頂点
を結ぶ方向に向き、第三のV溝体のV溝は、前記直角の
頂点以外の第二の頂点と前記直角の頂点を結ぶ方向に向
く構成を有するものである。
[作用] 上記の構成を有することにより簡単な方法て、三つのピ
ヴオット対遇の中立点を結んてできる平面P内に、基準
点を正しく位置させることかできる。
[実施例コ 第1図は本発明の一実施例である物体の保持機構のうち
の保持板の底面を示す平面図てあり、第2図は第1図の
線X−xでの断面図である。
第1図において、物体lを保持する支持体21の上面2
2は保持板2に対してねし23によって固着されており
、この保持板2は調整ねし4b2.4c2により各々の
高さ方向の調整かなされる。ピヴォット4aは基板5に
固定され、先端にボール4alを有し、保持板2に固定
されたV溝体3aに当接する。また、とヴオット4bは
基板5に螺合し、先端にボール4blを有し、保持板2
に固定されたV溝体3bに当接する。そして、摘み部4
b2を回すと、保持板2の底面20に直角な方向に変位
か可能である。さらに、ピヴオツ)4cもピヴオット4
bと同じように、基板5に螺合し、先端にボール4cl
を有し、保持板2に固定されたV溝体3Cに当接する。
以上のような構成により、三つのV溝体3a。
3b、3cは、同し形状寸法てかつ、加工に際しては部
品を一直線に並べてV溝を同時に加工するか、工作機械
て長いV溝体を形成し、切断すれば良い。それによって
、容易に必要な精度か得られる。その上、保持板2への
取付構造も同しにてきる。さらに、中立点を結んででき
る平面Pと基準点Sとを容易に一致させることができる
上記の実施例の他に他の実施例として、■三つのピヴオ
ットすべて変位可としても良い、即ち、三つのピヴォッ
トを等距離、同方向に動かせば保持板は基準軸方向に平
行移動する。また、■固定ピヴォットは、他のピヴォッ
トでも良い。そして、■基準点Sは必ずしもレンズの光
学的中心になくとも良いが傾斜調節によってレンズの光
学的中心が大幅に光軸からずれる場合は、XY方向移動
機構か必要である。■V溝体な基板に、ピヴォットを支
持板に設けてもよい、さらに、物体としては投影露光装
置に組み込まれるフォトマスク等てあってもよい。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明によれば、必要な形状寸
法精度のものを簡単に作ることができるので生産性がよ
く、かつ、三つのピヴオット対遇の中立点を結んででき
る平面内に基準点を正しく位置させることができるので
、精度の高い角度調節が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である物体の保持機構のうち
の保持板の底面を示す平面図、第2図は第1図の線X−
xての断面図、第3図は従来の物体の保持機構のうち保
持板の底面を示す平面図、第4図は第3図の保持板を使
用した従来の保持機構を説明するために示した図である
。 図中。 1:物体 2:保持板 3a、3b、3c :V溝体 4al、4bl、4cl:ボール 4b2,4c2:II整ねし 5:基板 S二基準焦 第1し1 代理人 弁理士 1)北 嵩 晴 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 物体を保持する保持板と、 該保持板の底面に設けられた三つのV溝体と、該三つの
    V溝体のV溝で保持板を軸支し、少なくとも二つが保持
    板の底面に直角な方向に変位可能な三つのピヴォットと
    よりなり、 三つのV溝体のうち、 第一のV溝体は前記物体に対する所定の点を長辺の中点
    とした直角三角形の直角の頂点の位置に位置し、 第二のV溝体は該直角三角形の直角の頂点以外の第一の
    頂点の位置に位置し、 第三のV溝体は該直角三角形の直角の頂点以外の第二の
    頂点の位置に位置し、 さらに、 第一のV溝体のV溝は、前記直角三角形の長辺の中心と
    前記直角の頂点とを結ぶ方向に向き第二のV溝体のV溝
    は、前記直角の頂点以外の第一の頂点と前記直角の頂点
    を結ぶ方向に向き、第三のV溝体のV溝は、前記直角の
    頂点以外の第二の頂点と前記直角の頂点を結ぶ方向に向
    くことを特徴とする物体の保持機構。
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JP2002131605A (ja) * 2000-08-18 2002-05-09 Nikon Corp 保持装置、光学素子保持装置、鏡筒及び露光装置並びにマイクロデバイスの製造方法
JP2007072089A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Pentax Corp ステージ装置、及びステージ装置を利用したカメラの手振補正装置
JP2010085771A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Nidec Copal Corp 像振れ補正装置及び光量制御装置

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