JPH049661Y2 - - Google Patents

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JPH049661Y2
JPH049661Y2 JP13418688U JP13418688U JPH049661Y2 JP H049661 Y2 JPH049661 Y2 JP H049661Y2 JP 13418688 U JP13418688 U JP 13418688U JP 13418688 U JP13418688 U JP 13418688U JP H049661 Y2 JPH049661 Y2 JP H049661Y2
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container
decorative paper
divided container
divided
pin
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はタバコ自動販売機等に使用するダミー
タバコ容器に関するものである。
<従来の技術> 従来用いられている自動販売機とか陳列ケース
等に配列する所謂ダミータバコ容器は、表面にタ
バコ種類の表装柄を直接印刷したフラツプを上下
に配設の正面部、側面部、背面部、側面部を連設
の1枚板のブリキ板を順次を折り曲げ、所定部を
溶接して形成した缶容器構成とか、表面に所定の
印刷をしてなるフラツプ付き正面部、フラツプ付
き側面部、フラツプ付き背面部、フラツプ及びノ
リ代片付き側面部を連設した1枚地の厚地紙(ボ
ール紙)を、順次折り曲げ糊付けした組立式紙容
器構成が知られている。この場合、前者は高級感
は受けとれるが製作が極めて面倒であり、単価が
嵩み普及タイプにはほど遠く、また後者のボール
紙製の箱体にあつては安価であるが日焼け等が激
しく長期使用に耐えず、且つ軽量感が漂いダミー
である事が見え見えである。
<考案が解決しようとする課題> このため、近時はアルム蒸着フイルムの上に所
定の表装柄を印刷した化粧紙(地)を、適宜部材
で形成した箱本体に表紙掛けを行い恰も本物のよ
うなダミータバコ容器を得ることを試みるに至つ
ている。しかし、この場合のラベル巻き作業は、
一般には内職にまわして手作業で作る程度であ
り、熟練を要しなかなか正確なラベル掛けが出来
ず、少し折曲筋が曲がつたりて返つて商品価値を
落とすのが現状である。
本考案は上記実情に鑑み、心材となるプラスチ
ツク製筐体型容器本体を二つ割りタイプとし、こ
の一方の容器部に化粧紙の端を係止し他端を他方
の容器部に係止し、該化粧紙を裏返すように巻付
けるだけで、熟練を要することなく誰でも簡単に
装着できるダミータバコ容器を提供することを目
的としたものである。
<課題を解決するための手段> 本考案は、プラスチツク板材にて形成した背面
部の三方に側面部を起立した身部側分割容器部、
及び正面部の一方に残る側面部を起立した蓋部側
分割容器部との二つ割り筐体型ダミー容器本体
と、該筐体型ダミー容器本体の外周幅と同等の幅
をもつフラツプ付き側面部分とフラツプ付き正面
部分とフラツプ付き側面部分及びフラツプ付き背
面部分を連設すると共に、この両端にピン孔を穿
つたノリ代片を連設した表面に所定絵柄を印刷す
るアルミ蒸着フイルム等の化粧紙とを構成し、前
記化粧紙の両端のノリ代片のピン孔を、分割した
身部側分割容器部の背面部の内側端に突設の支持
ピンと蓋部側分割容器部の側面部内側に突設の支
持ピンに夫々係合し、化粧紙を身部側分割容器部
の外面に沿つて折り曲げ、蓋部側分割容器部と身
部側分割容器部の重ね端位置に各ノリ代片を挟み
込む2層構造としてなるものである。
<作用> 上記のような構成のため、先ず展開状とした表
面に印刷を施したアルミ蒸着フイルム等よりなる
化粧紙の一端のノリ代片を、対角線状に二つ割り
とした分割容器部の正面部の内側端の支持ピンに
表面位置として差込みし位置決め係止し、一方該
化粧紙の他端のノリ代片を他の分割容器部の側面
部の支持ピンに係止する。この状態で、双方の分
割容器部を夫々化粧紙が正面部、背面部の表側に
沿うよう順次筋付け折り曲げをして行き、最後に
正面側の分割容器部と背面側の分割容器部を対向
させ、化粧紙の一方のノリ代片に突出の側面部端
の支持ピンを、他方の分割容器部のノリ代片に突
出の前記支持ピンの側方に位置するピン受孔に該
ノリ代片を貫通して挿通すれば、分割容器部の合
わせ組立てと化粧紙掛けをずれることなく一挙に
遂行できるものであ。
<実施例> 以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明す
れば、次の通りである。
1は表面に所定のタバコ柄をい印刷したアルミ
蒸着フイルム等よりなる化粧紙で、該化粧紙15
は正面部分1aと両側面部分1b,1c及びと背
面部分1dを連設すると共に、両端にノリ代片1
e,1fを形成し、且つ前記各部分の上下位置に
は夫々所定のフラツプ1gを連設してなる。この
場合、一方のノリ代片1eにはピン孔2,3を、
夫々所定の間隔をもつて穿ち、他方のノリ代片1
fにピン孔4を所定間隔で穿つている。また、こ
のときの正面部分1aと背面部分1d及び両側面
部分1b,1dとなる4辺面の連設幅は、心材容
器となるダミー容器本体5の外周幅と同等の幅を
呈する。このダミー容器本体5はプラスチツク製
の二つ割り筐体形のダミー容器本体で、該ダミー
容器本体5は背面部6と直交の側面部7の身部と
なる分割容器部8と、正面部9と他の側面部10
を有する蓋部となる分割容器部11を持つ分割構
成となつている。この場合、分割容器部8の背面
部6の内側端に複数本の支持ピン12を所定間隔
をもつて突設すると共に、その外端縁にピン受孔
13を複数個を穿つてなり、また他の分割容器部
11の側面部10の内壁面に前記ピン受孔13に
対応する支持ピン14を突設してなる。図中、1
5は分割容器部8に背面部8の内側に突設のホゾ
受桿で、該ホゾ受桿15に嵌合するホゾ杆16を
他の分割容器部11の正面部9に突設してなる。
17は正面部9の内側に突設のノリ代片端用抑え
部である。
いまこの作用を説明すると、先ず二つ割りのダ
ミー容器本体5中、一方の分割容器部8の背面部
6にある支持ピン12に、表面位置に展開した一
枚地の化粧紙1のノリ代片1eにあるピン孔2を
嵌めて係止し、この状態で他方のノリ代片1fの
ピン孔4を他方の分割容器部11の側面部10に
ある支持ピン14に係止する(第4図参照)。
ここにおいて、双方の分割容器部8,11を化
粧紙1が夫々背面部6の表側及び正面部9の表側
に沿うように折り返す。即ち、分割容器部8側に
あつては、この背面部6の端縁を利用して折筋1
8を付けながら表側に折り返して沿わせ、且つ背
面部6の他端縁で折筋19を付け側面部分1bを
形成し、一方他の分割容器部11もこの側面部1
0の端縁で折筋20を付け、且つ側面部10の他
端縁で折筋21を介し正面部9の表面に沿うよう
折り返す(第5図A,B参照)。次に、両手で前
記状態を掴み維持しながら更に該分割容器部8と
分割容器部11を互いに側面部分1bを介して
90°巻回して対向させ(第6図参照)、分割容器部
8の側面部7端縁を対向の分割容器部11の正面
部9の裏側の端に設けた受段部22に接衝し、該
受段部22を支点とするよう回動して合わせれ
ば、分割容器部8,11は夫々内側のホゾ受桿1
5とホゾ杆16が嵌合しダミー容器本体5と化粧
紙1の表装掛けができる。この場合、蓋側となる
分割容器部11のノリ片1fを突出した支持ピン
14が、身部となる分割容器部8のノリ代片1e
のピン孔3を貫通し背面部6のピン受孔13に嵌
まり込み、該ノリ代片1e,1fを確実に係止す
る。勿論、化粧紙1の長さとダミー容器本体5の
外周長さとはほぼ等しく設定してなるため、巻回
した後の化粧紙1はきつく張り上がるものであ
る。また、上下のフラツプ1gの折り曲げは、ダ
ミー容器本体5に対する巻回が確実なら、これを
基準として用意に所定の折り曲げ作業ができる。
<考案の効果> 上述のように本考案のダミータバコ容器は、二
つ割りしたダミー容器本体の分割容器部の夫々の
両端に配設の支持ピンに、化粧紙の両端に設けた
ノリ代片を係止し、前記分割容器部に対し化粧紙
を巻回するような構成としたことにより、この化
粧紙の両端のノリ代片を並設の分割容器部の支持
ピンに単に係止した後、化粧紙を分割容器部の表
側に沿うように巻回し、且つ前記各分割容器部を
合わせるだけの簡単な作業で化粧紙掛けができる
ため、熟練を要することなく巻き付け得、しかも
該化粧紙は分割容器部の各面及び角部を順次沿つ
て折り曲げられるので、筐体コーナは真つ直ぐに
決まつ筋折りができ綺麗な仕上がとなり得る。即
ち誰が折り曲げても確実な化粧紙掛けができるも
のである。従つて、従来のように内職とうの外注
による製作ができる。また、この化粧紙掛け作業
と同時に二つ割り分割容器部の組立てもでき面倒
でなく、且つ心材の筐体と外装の化粧紙を組合わ
す堅牢な2層構造としてなるため、仕上がり後の
タバコ容器に変形を招かない。更に、このダミー
容器本体はプラスチツク製のため、軽く、安価と
もなる等の実用的効果を奏する。勿論、ダミー容
器本体部の化粧紙掛けが確実となれば、これに基
づき上下ふのフラツプ部の折り曲げは自在とおな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
化粧紙掛けしたダミー容器本体の斜面図、第2図
は分割容器部の分割斜面図、第3図は化粧紙の展
開斜面図、第4図は化粧紙を支持ピン止めした斜
面図、第5図A,Bは化粧紙の一段折り曲げの正
面及び背面から見た斜面図、第6図は最終折り曲
げ時の斜面図、第7図はダミータバコ容器の説明
図である。 1……化粧紙片、1a……正面部分、1b,1
c……側面部分、1d……背面部分、1e,1f
……ノリ代片、2,3……ピン孔、5……ダミー
容器本体、6……背面部、7……側面部、8……
分割容器部、9……正面部、10……側面部、1
1……分割容器部、12……支持ピン、13……
ピン受孔、14……支持ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツク製の筐体形分割容器にアルミ蒸着
    フイルム製の化粧紙を巻き付けるダミータバコ容
    器において、この分割容器を、背面部と片側に直
    角の側面部及び前後端に直角の側面部を連設し、
    且つ背面部の他側縁にピン孔及び支持ピンを並設
    して形成の身部となる分割容器部と、正面部と片
    側に直角の側面部を連設し、且つ側面部に沿つた
    支持ピンを設けて形成の蓋部となる分割容器部と
    で構成し、また、化粧紙を、前後にフラツプを突
    設した背面部分と側面部分と正面部分及び側面部
    分の四面を連設すると共に、この両外側にノリ代
    片を設け、且つ片側のノリ代片に前記身部側分割
    容器部のピン孔と支持ピンに合致するピン孔を、
    他側のノリ代に前記蓋部側分割容器部の支持ピン
    に合致するピン孔を穿つた構成とし、展開した化
    粧紙の片側のノリ代片に身部側分割容器部の支持
    ピンを係合し、他側のノリ代片に蓋部側分割容器
    部を係合し、双方の分割容器部を化粧紙の片面に
    沿つて折り曲げ、重ね合わせとなつた身部側分割
    容器部の支持ピンを蓋部側分割容器部のピン孔に
    差し込むダミータバコ容器。
JP13418688U 1988-10-14 1988-10-14 Expired JPH049661Y2 (ja)

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