JPH0495660A - 車両における油圧クラッチ式動力伝達装置の暖気方法 - Google Patents

車両における油圧クラッチ式動力伝達装置の暖気方法

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JPH0495660A
JPH0495660A JP20912090A JP20912090A JPH0495660A JP H0495660 A JPH0495660 A JP H0495660A JP 20912090 A JP20912090 A JP 20912090A JP 20912090 A JP20912090 A JP 20912090A JP H0495660 A JPH0495660 A JP H0495660A
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JP
Japan
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oil temperature
engine
pressure
relief valve
power transmission
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Application number
JP20912090A
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English (en)
Inventor
Yasunori Okura
泰則 大蔵
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、走行機械や建設機械等の車両におけるトルク
コンバータ、変速機より成る油圧クラッチ式動力伝達装
置を起動時に暖機する方法に関する。
〔従来の技術〕
車両におけるエンジンの出力を走行輪に伝達する油圧ク
ラッチ式動力伝達装置としてはトルクコンバータ及び複
数の油圧クラッチで変速される変速機より成るものが知
られ、そのトルクコンバータ及び油圧クラッチにはエン
ジンで駆動される油圧ポンプの吐出圧油をリリーフ弁を
経て常に一定圧として供給している。
〔発明が解決しようとする課題〕
油圧クラッチに圧油を供給するクラッチ制御バルブやト
ルクコンバータ等は油の粘性の影響を受けて性能が変化
し、油の粘性は油温により例えば第5図に示すように大
巾に異なり、粘性が安定するまで通常の性能が得られな
い。
他方、長時間体車後にエンジンを始動して油圧クラッチ
式動力伝達装置を起動した際に粘性が安定するまで油温
か上昇するには時間がかかる。特に低温、低負荷時には
非常に時間がかかる。
このために、油圧クラッチ式動力伝達装置を起動してか
ら通常の性能が得られるまでの時間、つまり暖気時間が
長くなる。
このように、暖気時間が長いと油温が低く性能が不良の
時間が長くなるからオペレータに不快感を与えるばかり
か、油の粘性が大きい時間が長くなるからそれだけ各部
の摩耗が多くなる。
すなわち、粘性が大きいと摩耗し易くなる。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした車
両における油圧クラッチ式動力伝達装置の暖気方法を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕エンジン始動時
に油圧ポンプからの供給圧を通常時より高圧として油温
か急速に上昇するようにして、暖気時間を短くできるよ
うにした暖気方法である。
〔実 施 例〕
第1図に示すように、エンジン1の出力側はダンパー2
を備えた伝達軸3、直結クラッチ4を備えたトルクコン
バータ5を経て変速機6の入力側に連結し、その変速機
6の出力側は出力軸7、操向機構8を経て左右の走行輪
9,9に連結している。
前記エンジン1で駆動される油圧ポンプ10の吐出圧油
は電子式のリリーフ弁11を経て電子制御弁12で直結
クラッチ4に供給制御されると共に、クラッチ制御バル
ブ13で変速機6の油圧クラッチに供給制御され、前記
電子制御弁12、クラッチ制御バルブ13はコントロー
ラ14で制御される。
前記コントローラ14には第1回転センサ15でエンジ
ン回転数、油温センサ16で油温、第2回転センサ17
で入力軸回転数、第3回転センサ18で中間軸回転数、
第4回転センサ19で出力軸回転数がそれぞれ入力され
、さらに変速レバーのシフトポジション、アクセル開度
、ブレーキ信号がそれぞれ入力され、コントローラ14
はこれらの入力信号で電子制御弁12、リリーフ弁11
、クラッチ制御バルブ13を動作制御する。
第2図は油圧回路図であり、直結クラッチ4をON、O
FFする油圧シリンダー20に直結クラッチ弁21で圧
油が供給され、その直結クラッチ弁21は電磁弁22に
よって切換えられると共に、クラッチ制御バルブ13の
出力側が油圧クラッチ23に接続してあり、油圧クラッ
チ23は高速H1低速り、1速1st、2速2nd、3
速3rd、4速4th、後進Rを有し、それらを組み合
せてONすることで任意の速度段に変速するようにしで
ある。
前記リリーフ弁11は第3図に示すように、入口ポート
30と出口ポート31を連通・遮断する主スプール32
と、主スプール32を入口圧で連通方向に押す受圧室3
3と、主スプール32を遮断方向に押すスプリング34
と、そのスプリング34を支持するコントロールスプー
ル35が臨むコントロール室36を有し、そのコントロ
ール室36にリリーフ圧が電子圧力制御弁37で圧力制
御されて供給されるようになり、その電子圧力制御弁3
7に前記コントローラ14より制御電流を送って出力圧
力を増減し、それによってコントロール室36の圧力を
増減してスプリング力を増減することでセット圧をコン
トロールするようにしである。
前記リリーフ弁11の出口ポート31は第2図のよ−う
にトルクコンバータ5、クーラ38、変速機潤滑部39
を経てタンク40に接続し、リリーフ弁11のセット圧
が高いとリリーフ圧力が高くなって油温か速く上昇する
ようになる。
すなわち、セット圧が高くなるとエンジン1のパワーを
油圧ポンプ10で吸収し、その油をリリーフさせること
で吸収したエンジンパワーをロスさせ熱エネルギーへ変
換させるので、油温か速く上昇する。
このことを式で表わすとW−KPQとなり、最終的に全
てが熱エネルギーに変換する。
但し、Wはポンプ吸収パワー Kは比例定数、Pは供給
圧力、Qはポンプからの供給流量である。
次に暖気方法を第4図に示すフローチャートに基づいて
説明する。
エンジンを始動するキースイッチがONでエンジンが始
動しているかを確認(エンジンの始動だけでも良い)し
、以後は油温センサー16で検出した油温が設定油温に
なったかを確認し、設定油温以上の場合に゛はリリーフ
弁11のセット圧を通常の最大値として通常のアルゴリ
ズムで制御し、設定油温以下の場合にはリリーフ弁11
のセット圧を通常の最大値より高圧となるように電子圧
力コントローラ37に制御電流を送って油温を急速に上
昇させる。
また、安全対策としてエンジンが始動してからの時間を
常に確認し、設定時間経過したら油温の急速上昇を停止
させるべくリリーフ弁11のセット圧を低下させて通常
状態とする。
これにより、油温センサー16が故障した場合に油温が
異常高温となることを防止できる。
〔発明の効果〕
エンジン始動時に油温を急速に上昇させるので、油の粘
性が安定する温度まで短時間に上昇し、暖気時間を短く
できる。
したがって、油の粘性が不安定で性能不良の時間を極力
短くできオペレータの不快感を低減できるばかりか、粘
性の大きな時間が短くなり各部の摩耗を低減して耐久性
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は動力伝達系統の
ブロック説明図、第2図は変速機油圧回路図、第3図は
リリーフ弁の断面図、第4図はフローチャート、第5図
は油の粘性と油温の関係を示す図表である。 1はエンジン、5はトルクコンバータ、6は変速機、1
1はリリーフ弁、23は油圧クラッチ。 出願人  株式会社 小 松 製 作 所代理人  弁
理士  米 原 正 章

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジン1の出力を、トルクコンバータ5と油圧クラッ
    チ23のON、OFFで変速動作される変速機6より成
    る油圧クラッチ式動力伝達装置で走行輪9に伝達するよ
    うにした車両において、 前記油圧クラッチ式動力伝達装置に供給される油圧ポン
    プ10の供給圧をエンジン始動時に通常時より高圧とし
    て油温を急速に上昇させるようにしたことを特徴とする
    車両における油圧クラッチ式動力伝達装置の暖気方法。
JP20912090A 1990-08-09 1990-08-09 車両における油圧クラッチ式動力伝達装置の暖気方法 Pending JPH0495660A (ja)

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