JPH0495503A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH0495503A JPH0495503A JP2210436A JP21043690A JPH0495503A JP H0495503 A JPH0495503 A JP H0495503A JP 2210436 A JP2210436 A JP 2210436A JP 21043690 A JP21043690 A JP 21043690A JP H0495503 A JPH0495503 A JP H0495503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoulder
- tire
- main grooves
- pneumatic tire
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 20
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 abstract description 8
- 239000011324 bead Substances 0.000 abstract description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000029305 taxis Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、トレッド部における耐ショルダー摩耗性の向
上を図った空気入りタイヤ、特に、タクシ−用として好
適な空気入りタイヤに関する。
上を図った空気入りタイヤ、特に、タクシ−用として好
適な空気入りタイヤに関する。
従来、空気入りタイヤのトレッド部におけるショルダー
摩耗を向上する対策として、第５図及び第６図に示すよ
うに、ショルダー領域に位置する主溝２ａの側壁にスト
ッパーＳを設けることによってショルダ一部の無駄な動
きを抑制し、ショルダ一部の摩耗を防止するようにした
提案がある。
摩耗を向上する対策として、第５図及び第６図に示すよ
うに、ショルダー領域に位置する主溝２ａの側壁にスト
ッパーＳを設けることによってショルダ一部の無駄な動
きを抑制し、ショルダ一部の摩耗を防止するようにした
提案がある。
ところが、主溝２ａ内に、上記のようなストッパーＳを
設けることは、それだけ溝面積比が低下することになる
ため排水性が悪（なり、ウェット性能が低下するという
別の問題を生じていた。
設けることは、それだけ溝面積比が低下することになる
ため排水性が悪（なり、ウェット性能が低下するという
別の問題を生じていた。
本発明の目的は、ウェット性能を低下させることなく、
耐ショルダー摩耗性を向上させた空気入りタイヤを提供
することにある。
耐ショルダー摩耗性を向上させた空気入りタイヤを提供
することにある。
すなわち、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部にお
けるカーカス層の外側に環状のベルト層を配置すると共
に、前記トレッド部の踏面にタイヤ周方向に延びる複数
本の主溝を設けた空気入りタイヤにおいて、前記主溝の
うちショルダー領域に位置する主溝に対応させて前記ベ
ルト層上にタイヤ周方向に延びる細幅の補強層を配設し
たことを特徴とするものである。
けるカーカス層の外側に環状のベルト層を配置すると共
に、前記トレッド部の踏面にタイヤ周方向に延びる複数
本の主溝を設けた空気入りタイヤにおいて、前記主溝の
うちショルダー領域に位置する主溝に対応させて前記ベ
ルト層上にタイヤ周方向に延びる細幅の補強層を配設し
たことを特徴とするものである。
このように、ショルダー領域の主溝の下方に配置された
細幅の補強層は、上記主溝付近のゴムの無駄な動きを抑
制する作用を行い耐ショルダー摩耗性を向上することに
なる。
細幅の補強層は、上記主溝付近のゴムの無駄な動きを抑
制する作用を行い耐ショルダー摩耗性を向上することに
なる。
以下、図面により本発明にかかる空気入りタイヤについ
て説明する。
て説明する。
第１図において、Ａは本発明にかかる空気入りタイヤで
あり、この空気入りタイヤＡは、左右一対のビード部５
と、これらビード部５に連結する左右一対のサイドウオ
ール部７と、これらサイドウオール部７間に配されたト
レッド部６から形成されている。左右一対のビード部５
間には、カーカス層４が装架されており、トレッド部６
においては、この外周を取り囲むようにベルト層３が配
設されている。トレッド部６の踏面６ａには、タイヤ周
方向に延びる複数本の主溝２が配設されている。
あり、この空気入りタイヤＡは、左右一対のビード部５
と、これらビード部５に連結する左右一対のサイドウオ
ール部７と、これらサイドウオール部７間に配されたト
レッド部６から形成されている。左右一対のビード部５
間には、カーカス層４が装架されており、トレッド部６
においては、この外周を取り囲むようにベルト層３が配
設されている。トレッド部６の踏面６ａには、タイヤ周
方向に延びる複数本の主溝２が配設されている。
前記主溝２のうちショルダー領域に位置する主溝２ａの
部分、すなわち、ショルダー溝２ａの部分には、この溝
に対向して前記ベルト層３上にタイヤ周方向に延びる細
幅の補強層１が配設されている。この補強層１は、主溝
２ａの配置により剛性の低下しているショルダ一部の無
駄な動きが抑制し、耐ショルダー摩耗性を向上する作用
を行う。また、この補強層ｌは、トレッド部の内部に設
けられ、主溝２ａの容積を狭めるものではないから主溝
による排水性を阻害せず、ウェット性能に悪影響を及ぼ
すことがない。
部分、すなわち、ショルダー溝２ａの部分には、この溝
に対向して前記ベルト層３上にタイヤ周方向に延びる細
幅の補強層１が配設されている。この補強層１は、主溝
２ａの配置により剛性の低下しているショルダ一部の無
駄な動きが抑制し、耐ショルダー摩耗性を向上する作用
を行う。また、この補強層ｌは、トレッド部の内部に設
けられ、主溝２ａの容積を狭めるものではないから主溝
による排水性を阻害せず、ウェット性能に悪影響を及ぼ
すことがない。
ここで、上述した補強層１の幅としては、第２図に示す
ように、ショルダー領域の主溝２ａの溝幅を振れ幅を含
めた最大幅のＬとして定義した時、主溝２ａの中心から
補強層１の内側端１ａまでの距離１１と、主溝２ａの中
心から補強層１の外側端１ｂまでの距離２．とか、式（
１）を満足するようにすることが望ましい。
ように、ショルダー領域の主溝２ａの溝幅を振れ幅を含
めた最大幅のＬとして定義した時、主溝２ａの中心から
補強層１の内側端１ａまでの距離１１と、主溝２ａの中
心から補強層１の外側端１ｂまでの距離２．とか、式（
１）を満足するようにすることが望ましい。
Ｌ≦１１，１２≦３Ｌ ・・・ （１）補強層の幅を決
めるＩ！、、ｉ、がここで、’ｒ ＋ Ｉ！ｚ 〈Ｌ
では、補強層の幅が狭くなりすぎるため、ショルダ一部
の無駄な動きを抑制する効果が薄くなる。また、１＜
、ｌｔｔ ＞３Ｌでは、剛性が高くなりすぎて乗心地を
悪化するようになる。
めるＩ！、、ｉ、がここで、’ｒ ＋ Ｉ！ｚ 〈Ｌ
では、補強層の幅が狭くなりすぎるため、ショルダ一部
の無駄な動きを抑制する効果が薄くなる。また、１＜
、ｌｔｔ ＞３Ｌでは、剛性が高くなりすぎて乗心地を
悪化するようになる。
また、補強層１のコードのタイヤ周方向に対する角度θ
は、式（２）を満足することが望ましい。
は、式（２）を満足することが望ましい。
１５°≦θ≦７５°川（２）
ここで、θ〈１５°では、ショルダ一部の無駄な動きを
抑制する効果が充分でなく、一方、θ〉７５°では、補
強層の端末部にセパレーションが発生し易くなり、耐久
性が低下する。
抑制する効果が充分でなく、一方、θ〉７５°では、補
強層の端末部にセパレーションが発生し易くなり、耐久
性が低下する。
本発明において、耐ショルダー摩耗性のために設ける補
強層は、第１図のように、両ショルダー域にそれぞれ一
層ずつ設ければ十分であるが、必要により第３図のよう
に補強層１の上に補助補強層１ａを追加してもよく、或
いは、第４図に示すように、補強層１に対向してベルト
層３とカーカス層４の間に補助補強層１１を配設するよ
うにしてもよい。これら補助補強層の追加によって耐シ
ョルダー摩耗性をさらに高めることができる。
強層は、第１図のように、両ショルダー域にそれぞれ一
層ずつ設ければ十分であるが、必要により第３図のよう
に補強層１の上に補助補強層１ａを追加してもよく、或
いは、第４図に示すように、補強層１に対向してベルト
層３とカーカス層４の間に補助補強層１１を配設するよ
うにしてもよい。これら補助補強層の追加によって耐シ
ョルダー摩耗性をさらに高めることができる。
本発明は、特に、ラジアルタイヤに有効であるが、いわ
ゆるベルテッドバイアスタイヤのようなベルト層を設け
たバイアスタイヤにも適用することができる。
ゆるベルテッドバイアスタイヤのようなベルト層を設け
たバイアスタイヤにも適用することができる。
以下に、実施例、比較例について説明する。
尖舅五−ル較斑
「第１表」に示す内容でトレッド部を補強したタイヤサ
イズ６４０Ｒ１４のタイヤ（実施例１〜４）を作製し、
これらのタイヤについて、次の評価を行った。この結果
を「第１表」に示す。
イズ６４０Ｒ１４のタイヤ（実施例１〜４）を作製し、
これらのタイヤについて、次の評価を行った。この結果
を「第１表」に示す。
なお、テスト車は、クラウンを使用した。
ショルダー
ＪＡＴＭＡに規定されている設計常用荷重、空気圧の条
件で乾燥路面を２０．ＯＯＯｋｍ走行した後、各タイヤ
の摩耗量の逆数を従来タイヤの摩耗量の逆数を１００と
する指数で示した。
件で乾燥路面を２０．ＯＯＯｋｍ走行した後、各タイヤ
の摩耗量の逆数を従来タイヤの摩耗量の逆数を１００と
する指数で示した。
数値が大なる程、耐摩耗性が良好であることを示す。
谷上上ｉ■戴久牲
速度８１ｋｍ／ｈ、空気圧２． ４ｋｇｆ ／ａｍ２、
荷重４９５ｋｇｆの条件にて、室内ドラム耐久試験を行
い、その結果を従来タイヤを１００とする指数で示した
。数値は大なるほどドラム耐久性が優れることを示して
いる。
荷重４９５ｋｇｆの条件にて、室内ドラム耐久試験を行
い、その結果を従来タイヤを１００とする指数で示した
。数値は大なるほどドラム耐久性が優れることを示して
いる。
束支壇
５人のテストドライバーによる各タイヤのフィーリング
を１０点法で採点した結果（平均値）を従来タイヤを１
００とする指数で示した。数値は大なる程、乗心地が良
好であることを示す。
を１０点法で採点した結果（平均値）を従来タイヤを１
００とする指数で示した。数値は大なる程、乗心地が良
好であることを示す。
（以下、余白）
〔発明の効果〕
上記のように、本発明は、トレッド部におけるカーカス
層の外側に環状のベルト層を配置すると共に、前記トレ
ッド部の踏面にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝を設
けた空気入りタイヤにおいて、前記主溝のうちショルダ
ー領域に位置する主溝に対応させて前記ベルト層上にタ
イヤ周方向に延びる細幅の補強層を配設したので、上記
補強層によりショルダ一部の無駄な動きを抑制し、耐シ
ョルダー摩耗性を向上させることができる。しかも、主
溝の排水性に悪影響を与えないので、ウェット性能を低
下させることがない。
層の外側に環状のベルト層を配置すると共に、前記トレ
ッド部の踏面にタイヤ周方向に延びる複数本の主溝を設
けた空気入りタイヤにおいて、前記主溝のうちショルダ
ー領域に位置する主溝に対応させて前記ベルト層上にタ
イヤ周方向に延びる細幅の補強層を配設したので、上記
補強層によりショルダ一部の無駄な動きを抑制し、耐シ
ョルダー摩耗性を向上させることができる。しかも、主
溝の排水性に悪影響を与えないので、ウェット性能を低
下させることがない。
第１図は本発明にかかる空気入りタイヤの横断面図、第
２図はかかる空気入りタイヤのトレッド部の平面図、第
３図および第４図は本発明にかかる空気入りタイヤの他
の例の横断面図、第５図は従来の空気入りタイヤのトレ
ッド部の平面図、第６図は第５図のＶＩ−Ｖｌ断面図で
ある。 １・・・補強層、２，２ａ・・・主溝、３・・・ベルト
層、４・・・カーカス層、６・・・トレッド部、６ａ・
・・トレッド部の踏面、Ａ・・・空気入りタイヤ。
２図はかかる空気入りタイヤのトレッド部の平面図、第
３図および第４図は本発明にかかる空気入りタイヤの他
の例の横断面図、第５図は従来の空気入りタイヤのトレ
ッド部の平面図、第６図は第５図のＶＩ−Ｖｌ断面図で
ある。 １・・・補強層、２，２ａ・・・主溝、３・・・ベルト
層、４・・・カーカス層、６・・・トレッド部、６ａ・
・・トレッド部の踏面、Ａ・・・空気入りタイヤ。
Claims (1)
- トレッド部におけるカーカス層の外側に環状のベルト
層を配置すると共に、前記トレッド部の踏面にタイヤ周
方向に延びる複数本の主溝を設けた空気入りタイヤにお
いて、前記主溝のうちショルダー領域に位置する主溝に
対応させて前記ベルト層上にタイヤ周方向に延びる細幅
の補強層を配設した空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2210436A JPH0495503A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2210436A JPH0495503A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0495503A true JPH0495503A (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=16589297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2210436A Pending JPH0495503A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0495503A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003025809A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-29 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The | 空気入りタイヤ |
| JP2007112306A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| JP2008006892A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 重荷重用空気入りタイヤ |
| JP2016007889A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP2210436A patent/JPH0495503A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003025809A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-29 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The | 空気入りタイヤ |
| JP4671550B2 (ja) * | 2001-07-17 | 2011-04-20 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
| JP2007112306A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| JP2008006892A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 重荷重用空気入りタイヤ |
| JP2016007889A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR102055818B1 (ko) | 공기 타이어 | |
| US7422043B2 (en) | Pneumatic tire with tread having circumferential sub-grooves including at least three raised portions | |
| JP3723764B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP2014180948A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP7020285B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| WO2019171554A1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP2002052907A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JP3365731B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP2019137334A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP3332358B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH0495503A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH08108710A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP2000006616A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH06278409A (ja) | 非対称空気入りタイヤ | |
| JPH0939516A (ja) | 二輪車用空気入りタイヤ | |
| JP7545022B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| CN111989230B (zh) | 充气轮胎 | |
| JPH1029409A (ja) | 乗用車用偏平空気入りラジアルタイヤ | |
| JP2002127713A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP3345457B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH06191226A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP7156149B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP7506301B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP4187833B2 (ja) | 二輪自動車用空気入りタイヤ | |
| EP1074404B1 (en) | Pneumatic tire for passenger cars |