JPH049538A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH049538A
JPH049538A JP2109520A JP10952090A JPH049538A JP H049538 A JPH049538 A JP H049538A JP 2109520 A JP2109520 A JP 2109520A JP 10952090 A JP10952090 A JP 10952090A JP H049538 A JPH049538 A JP H049538A
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Tetsuji Okada
哲治 岡田
Hideo Igarashi
英雄 五十嵐
Yutaka Seshimo
裕 瀬下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は各部屋の室温を独立に調節できる可変風量制
御システムを採用したダクト式の空気調和機に関するも
のであり、特に、そのダクト抵抗の差異を検出して端末
ダクトの風量を推定する空気調和機に関するものである
〔従来の技術〕
従来の可変風量制御式の空気調和機として、送風機によ
り冷風若しくは温風をダクトを介して各部屋に分配して
供給するものがある。しかし、各部屋に分岐された枝ダ
クトは、その分岐点から各部屋までの長さが各々相違し
ているのが常であり。
これらの各分岐ダクトの送風抵抗には各々差異がある。
また、ダクト取付工事の不具合2例えば。
ダクト断面形状の歪等の変形、或いはダクト内への異物
の介在等によっても各ダクトの送風抵抗は影響を受ける
かかる状態、特に後者の場合において、共通の送風用風
路部分、即ち、ダクトの根元部分の圧力を検出して送風
機の駆動を制御すると、下流側の圧力損失の差異を無視
することになり、各部屋毎に精度のよい送風制御、ひい
ては室温の制御ができない。
以下に示す従来例は、各部屋に送風される前のダクトの
根元部の圧力を検出して、送風機の駆動を制−するもの
である。
これらの従来例を代表する具体例として2日本冷凍協会
発行の冷凍空調便覧(新版・第4#ji、応用wA)の
第2章・空調システムの41ページに記載されている図
2・10 (a)を選び、従来例の動作について説明す
る。
第5図は前記冷凍空調便覧に記載の従来の空気調和機を
示す構成図である。
図において、(1)は空気調和の対象となる被空調室で
、この図では4部屋の場合を示している。(2)は被空
調室(1)の天井内等に配設され冷風または温風の送風
源として機能する室内機、(3)は空気中の蓼芥等を除
去して空気を浄化するエアーフィルタ。
(4)は空気を冷却または加熱する熱交換器i51は冷
風または温風を送風する送風機である。この室内機(2
)はエアーフィルタ(3)、熱交換器(4)及び送風機
(5)で構成されている。(6)は室内機(2)の空気
吹出口に連通する主ダクト、(7)はこの主ダクト(6
)から各被空調室(1)の数に応じて分岐した枝ダク)
 、 (8]は各枝ダクト(7)部に装着され各被空調
室(1)への送風量をtA整する絞り形式の送風調整ユ
ニット、(9)はこの絞り形式の送風調整ユニット(8
)内に回転可能に取付けられているダンパ、0αは枝ダ
クト(7)の末端に位置する吹出口、 Qllは被空調
室(1)の扉の下方部に配設されている吸込口2回は被
空調室(1)外の廊下の天井面に配設されている天井吸
込口、03)は天井吸込口ωと室内機(2)の吸込口と
を連通ずる吸込ダクトである。(3)は各被空調室(1
)内に据付けた室温設定及び室温検出用のルームサーモ
スタット。
■は主ダクト(6)内で送風機(5)からの送風温度を
検出する1度検出器、(161は同じく主ダクト(6)
内で送風機(5)からの送風による風圧を検出する圧力
検出器、(I711.を熱交換#(4)に接続され熱交
換器14)での熱変換動作を支配するヒートポンプ等の
熱源機である。
従来のダクト方式の集中冷暖房用の空気調和機は上記の
ように構成されており、熱交換器(4)で冷却または加
熱した空気を送風機(5)て冷風または温風としてダク
ト(6)及び/または枝ダクト(7)を介して複数の被
空調室(1)の各室内に分配し送風する集中送風手段及
び前記各枝ダクト(7)部に装着され前記各被空調室(
1)への冷風または温風の送風量をダンパ(9)の開閉
により調整する送風調整手段たる絞り形式の送風調整ユ
ニット(8)を有している。
次に、上記のような構成の従来の空気調和機の動作につ
いて説明する。
まず、各ルームサーモスタット(社)で使用者等が設定
した設定温度と検出された現在の実際の室温との温度差
に応じて絞り形式の送風調整ユニット(8)のダンパ(
9)の開度を任意の位置に各々調節する。
このダンパ(9)の開度に応じて主ダクト(61内の圧
力も変化する。この圧力の変化は圧力検出!(161て
検出され、予め設定した設定圧力となるように送風機(
5)による送風容量を調整する。また、送風量の変化に
伴い熱交換器(4)の出口側の送風温度も変化するため
、この変化を温度検出器−が検出し、予め設定した送風
温度となるように熱源機口の能力を制御する。
乙のような一連の制御により、略一定温度に調節された
適量適温の空気が吹出口GO)から被空調室(1)内に
吹出される。すなわち、各被空調室(1)内の熱負荷の
大小に応じた風量で吹出される。また。
被空調室(1)内を空調した空気は吸込口ODから廊下
等の空間を通り天井吸込口口に流入し吸込ダクト(13
1を経て再び室内機(2)に戻る。そして再度、上記の
動作に従って同一の流れを繰り返す。
上記のように、従来の一般的な絞り形式の送風調整ユニ
ット(8)を用いたダクト方式の集中冷暖房用の空気調
和機では、各被空調室(1)内の熱負荷の変動に応じて
送風温度と送風圧力との最適値を決定し、これらの値が
略一定となるように熱減機面と送風機(5)の容量を適
宜制御している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の空気調和機では、送風機(5)によ
る送風量の制御を、送風の際の主ダクト(6)内の圧力
変化を制御指標として行っていた。
しかし、主ダクト(6)の根元圧力を一定にするように
、根元圧力を制御指標とした送風機(5)の送風容量の
制御では各分岐ダクトの送風抵抗が各々相違するため、
各分岐ダクトを通過する風量、即ち。
各被空調室(1)への供給風量を適正に維持できなかっ
た。
また、ダクト取付工事の不具合1例えば、ダクト断面形
状の歪等の変形、或いはダクト内への異物の介在等によ
り送風障害が分岐ダクトに存在する場合には、上記の各
被空調室(1)への供給風量を適正に維持することは特
に困難であった。
なお、上記のような主ダクト(6)内の圧力変化を制御
指標としない装置が特公昭60−47497号公報に開
示されていた。これは、各吹出口の端末風量制御ユニッ
トに風速センサとしての機能をもたせて送風機(5)等
を制御するものであった。そしてこの装置では、ダンパ
(9)が全開となって送風条件が最も劣勢にある送風調
整ユニットが設定風量以下の出力を発した場合に、この
出力に基づいて送風機(5)の送風量を増大するように
し、送風tel(51を常に必要量小能力に制御してい
た。
しかし、上記の公報で開示された技術では、各吹出口で
適正な風量を得ることができるものの。
各端末風量制押ユニット等が風速センサの存在により大
掛りとなり極めて高価となっていた。通常。
乙の種の空気調和機の端末は5〜15程度であり。
この価格の高低は極めて重要であった。
そこで、この発明は簡易な構成及び手段により。
送風機の容量制御が適正に行える空気調和機の提供を課
題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかる空気調和機は熱交換器(4)で熱交換
した空気を送風機(5)で主ダクト(6)及び枝ダクト
(7)を介して複数の被空調室(1)の各室内に分配し
送風する集中送風手段と、前記各枝ダクト(7)に装置
され前記各被空調室(1)への冷風または温風の送風量
をダンパ(9)の開閉により調整する送風調整手段と、
前記送風調整手段のダンパ(9)の開閉を試運転モード
のとき各−台毎に開閉度合を変えるとともに、他を全閉
とするダンパ制御手段は)と、各ダンパての定格風量を
設定する能力設定手段を有する前記送風調整手段からの
信号により前記送風機からの送風量を決定する風量決定
手段と、前記送風機(5)からの送風量を風量検出器(
至)で検出し、実際の送風量を測定する風量測定手段(
211と、前記送風機からの送風によるダクト内の圧力
を圧力検出蕾囮で検出し、実際のダクト内の圧力を測定
する圧力測定手段口と、前記圧力測定手段口と風量測定
手段(211とダンパItilIIE1手段(至)の各
出力により前記各送風調整手段の通過風量とダンパ(9
)の開閉度合とダクト内圧力との相関関係を演算し各ダ
クト内の送風抵抗を算出する風量演算手段■とを具備し
各ダクトの風路抵抗の差異を事前に検知し、各端末風量
制御ユニットの風量を間接的に推定して。
風量決定手段■により決定された設定風量に対するダク
ト内圧力及びダンパ(9)の開閉度合を求めるようにし
たものである。
〔作 用〕
この発明の空気調和機においては、試運転モードのとき
にダンパ刷部手段(2)が送風調整手段のダンパ(9)
を各々−台毎に開閉度合を変えるとともに他を全閉とし
、乙のときの送風機(5)の送風量を風量検出器(19
1により風量測定手段(21)で測定するとともに、ダ
クト内圧力を圧力検出M(Bにより圧力測定手段口で測
定する。そして、上記のダンパ制御手段(至)によるダ
ンパ(9)の開閉情報及び風量測定手段(社)による風
量情報及び圧力測定手段口によるダクト内圧力情報から
風量演算手段(23)はこれらの各関係を演算してテー
ブル化或いは定式化する。
この一連の動作は送風調整手段の数だけ行われ。
各枝ダクト(7)等に所定の風量を送風するには、ダク
ト内圧力及び送風調整手段のダンパ(9)の開閉度合を
いかに制御すべきかの情報を順次蓄積する。
一方、実際の運転モードのときには、上記の各情報に基
づき送風機及び送風調整手段のダンパ(9)の開閉度合
を前記送風機の送風量が風量決定手段(241で決定さ
れた送風量となるように適宜刷部し、各被空調室(1)
に適量の冷風または温風を設定風量に応じて適正に供給
する。
〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例である空気調和機のシステ
ム全体を示す構成図である。なお2図中。
(21、(4)から(7) 、 f9+及び(至)は上
記従来例の構成部分と同一または相当する構成部分であ
るから、ここでは重複する説明を省略する。また、この
空気調和機も従来例と同様に熱交換器(4)で冷却また
は加熱した空気を送風機(5)で冷風または温風として
ダクト(6)及び枝ダクト(7)を介して複数の被空調
室(1)の各室内に分配し送風する集中送風手段及び前
記各校ダクト(7)に装着され前記各被空調室(1)へ
の冷風または温風の送風量をダンパ(9)の開閉により
調整する送風ia手段を有している。そして、乙の空気
調和機の運転モードによる通常の運転制卸動作は従来よ
り周知なので、ここでは、この空気調和機の試運転モー
ドについて説明する。
第1図において、[81は集中送風手段として機能する
熱交換wIf4+及び送風機(5)からなる室内8![
21に連接するダクト内圧力を検出する圧力検出器、@
は主ダクト(6)の根元部に配設されている風量検出式
であり送風機(5)による送風量を検出する。
(至)は各送風調整手段のダンパ(9)の開度を制御す
るダンパ制m手段で、このダンパ(9)には各ダンパ(
9)の開閉動作を個々に行う駆動[1(図示せず)が接
続されており、ダンパ*JI!I手段囚からの開度信号
に応じて各々の駆動機構を作動させ、対応するダンパ(
9)の開度を制御する。
囲は風量検出覆囲の検出信号に基づき実際の送風量を測
定する風量測定手段である。(至)は圧力検出N(18
1の検出信号に基づき実際のダクト内圧力を測定する圧
力測定手段である。四は前記圧力測定手段―と風量演算
手段囲とダンパ制御手段(至)の各出力により送風調整
手段の通過風量とダンパ(9)の開閉度合とダクト内圧
力との関係を演算する風量演算手段で、風量測定手段(
2Ilからの測定風量出力と、圧力測定手段■からの測
定圧力出力と、ダンパ制御手段(2)からの当該ダンパ
開度情報出力を入力として、これらの関係を演算評価し
、テーブル化或いは定式化することにより各ダクト内の
送風抵抗を算出する。
ことて、上記のように構成された空気調和機の風量演算
手段口の機能及び動作の一例について第2図を参考にし
て説明する。第2図はこの発明の一実施例である空気調
和機に用いる送風機の風量と、ダクト内圧力との関係を
示す送風特性図である。
第2図において、!iI軸は送風機(5)による室内機
(2)に連接するダクト内の送風圧力P、横軸は風量Q
、実線は送風機(5)の特性曲線、破線は所定のダンパ
(9)に至る枝ダクト(7)等の送風抵抗を示す抵抗曲
線である。破線のパラメータは各ダンパ(9)の開度り
である。なお、実線の送風特性曲線は送風機(5)の回
転数を所定の回転数に固定したときを示している。また
、枝ダクト(7)等の送風抵抗を示す抵抗曲線はダンパ
(9)の開度りによって図のように変化する。
この特性図を利用することにより、上記実施例の所定の
−の送風調整手段のダンパ(9)の開度りを敬段階に亘
って順次変化させる。なお、このとき。
他のダンパ(9)は全閉状態である。このときの各風量
Q il、 Q i2. Q i3とこの風量に対応す
るダクト内圧力Pi、P2.P3を測定すれば、ダクト
内圧力Pと風量Qiとダンパ(9)の開度D]の相関関
係が判明する。
従って、所定の−のダンパ(9)の開度をDlとし。
他のダンパ(9)を全閉状態にしたときの風量Qilで
ダクト内圧力がPlであれば1点1はそのときの送風機
(5)の送風特性曲線と抵抗曲線の交点となる。
すなわち、このPlは送風elf f5]による室内機
(2)に連接するダクト内の圧力であるとともに、乙の
P】が風量Qilとしたときの当該ダンパ(9)を含む
ダクト管路の送風抵抗と等しい。
上記と同様の操作を他の各送風調整手段のダンパ(9)
についても行うことにより、各々の送風経路についての
圧力Pと風量Qiとダンパ開度D1の関係をテーブル化
或いは定式化できる。
そして、このテーブル化或いは定式化した結果を用いれ
ば、各送風調整手段のダンパに具備した能力設定手段に
より決定された各被空調室への能力から風量決定手段に
より決定された前記送風機の送風量及び室内機(2)の
ダクト内圧力Pのときの各送風調整手段のダンパ(9)
の開度Diを各々算出することができる。
従って、上記のような風量演算手段の等を用いて空気調
和機を構成すれば、従来より要求されていた各部屋毎の
精度のよい送風制卿を各ダンパ(9)の開度及び風量を
刷部指標として送風機(5)の送風容量の制御ができる
。また、従来例で引例とした特公昭60−47497号
公報で開示されているような各送風調整手段毎に風量検
出センサ機能等を備える必要もなくなる。
次に、この実施例の空気調和機による動作を第3図によ
り説明する。第3図はこの発明の一実施例の空気調和機
の試運転モードにおける制御動作例を示すフローチャー
トである。なお、この制湘動作はマイフッコンピュータ
を利用し、試運転モードを選択することによってこのル
ーチンをコールするものであるが、この制御回路につい
てはここでは説明を省略する。
空気調和機の運転モードを試運転モードにすることによ
り、以下のルーチンに従って動作制御が行われる。
まず、ステップS1で運転モードが試運転モードにある
か否かを判断する。試運転モードにない場合には、息下
に述べる一連の制御動作は行われない。試運転モードに
ある場合には、ステップS2で熱源機(本実施例では図
示せず)の運転を停止し、ステップS3で送風機(5)
の運転を開始する。
そして、ステップS4で主ダクト(6)に接続されてい
る送風調整手段のダンパ(9)の個数Nを設定し。
ステップS5で最初(I=1)のダンパ(9)を初期開
度に設定し、残りの他のダンパ(9)を全閉状態にする
。このダンパ(9)の開閉制御はダンパ制卿手段(至)
により行われろ。
そして、ステップS6で乙のときの送風機(5)による
実際の送風量が風量検出1tG91及び風量測定手段(
社)によって測定され、ステップS7でこのときの送風
機(5)による室内機(2)に連接したダクト内圧力が
圧力検出型(至)及び圧力測定手段口によって測定され
る。
続いて、ステップS8で上記のダンパf9)(1−1)
の開度が次の設定開度にすべきか否かを判断する。
次の設定開度にすべき場合には、ステップS9で上記の
ダンパ(91(1=1)の開度を次の設定開度に変更し
、ステップS6に戻りステップS6及びステップS7の
動作を行う。この開度の変更はダンパ(9)の種類によ
っても相違するが2通常、2段階から3段階の水準でよ
い。
なお、この場合にも他のダンパ(9)は全閉状態のまま
である。このステップS6からステップS9の動作は、
ダンパ(9)の開度が所定の設定開度となるまで繰り返
し行われる。
一方、ステップS8でダンパ(91(T=13の開度を
次の設定開度にすべきでない場合、即ち、この場合は上
記ダンパ(9)の開度が所定の設定開度まで到達した場
合であるが、ステップSIOで上記の設定開度まで到達
したダンパ(9)がN番目のダンパ(9)か否かを判断
する。未だN番目でない場合にはステップSllでI=
I+1として再度ステップS5に戻り上記の動作を繰り
返す。従って、上記の動作はI=1から一1=Nまでの
ダンパ(9)のすべてについて順次行われ2合計でN回
繰り返されることになる。そして、ステップsloでI
=N番目のダンパ(9)となったことを確認した場合に
は、ステップS12で上記一連の動作で得た各ダンパ(
9)の開度。
送風量及びダクト内圧力の各データからこれらの関係を
演算し、各送風調整手段についてテーブル化或いは定式
化する。この演算動作は風量演算手段■により行われる
続いて、上記のテーブル化或いは定式化した各ダンパ(
9)の開度、送風量及びダクト内圧力の関係を用いて行
われるダンパ(9)及び送風機(5)の実際の制御動作
について第4図のフローチャートの流れに沿って簡単に
説明をする。第4図はこの発明の一実施例の空気調和機
の制御動作例を示すフローチャートである。
まず、ステップS12てこのルーチンがコールされると
、ステップ521で各送風調整手段について上記の風量
演算手段口で各送風調整手段毎に定式化或いはテーブル
化された風量、ダンパ開度、ダクト内圧力の関係を用い
て、各送風調整手段に要求された各ダンパの能力設定手
段により決定される。要求送風量について、ダンパ開度
を全開としたときの必要ダクト内圧力Piを各々算出す
る。
次にステップS22で各送風調整手段の必要ダクト内圧
力Piの最大値Pimaxを選出する。ステップ823
では各送風調整手段についてダクト内圧力PlがPim
axのときに各設定風量を与える各々のダンパ開度を上
記の関係から求める。このとき。
ステップ821で必要ダクト内圧力PiがPimaxで
あった送風調整手段のダンパ(9)の開度は当然全開状
態となる。
そして、ステップS24ではステップ823で求めたダ
ンパ開度を各々の送風調整手段に指示してダンパ(9)
を動作させる。この後、ステップ325て前記各送風調
整手段について能力設定手段及び風量決定手段により決
定された送風量と前記風量測定手段による測定送風量が
等しくなるように送風機(5)を制御する。そして、風
量決定手段により決定された送風量と実際の総送風量と
を等しくする。
このような制御動作を行うことにより2例えば。
従来例の引例として述べた特公昭60−47497号公
報で開示されているような搬送動力を極小にするような
送風制御をより簡易に実現できる。
上記のように、この実施例では試運転モードのときに、
ダンパ制御手段四が送風調整手段のダンパ(9)の開閉
を各−合釘に開閉度合を変えるとともに他を全閉とする
制御を行う。このときの送風機(5)の送風量が風量検
出器(3)を介して風量測定手段(211で測定される
。また、このときの送風機(5)からの送風による室内
機(2)に連接するダクト内圧力が圧力検出器囮を介し
て圧力測定手段口で測定される。そして、上記のダンパ
制御手段(2)によるダンパ(9)の開閉情報及び風量
測定手段(社)による風量情報及び圧力測定手段口によ
るダクト内圧力の情報かう風量演算手段(23)はこれ
らの各関係を演算してテーブル化或いは定式化する。
この一連の動作は送風調整手段の数だけ行われ。
各枝ダクト(7)等に所定の風量を送風するには、前記
ダクト内圧力及び送風調整手段のダンパ(9)の開閉度
合をいかに制御すべきかの情報を順次蓄積する。このよ
うに、各ダクトの風路抵抗の差異を事前に検知し、各端
末風量刷部ユニットの風量を間接的に推定して要求風量
に対する適正なダンパ(9)の開閉度合を求める。
そして、実際の運転モードのときに、上記の各情報に基
づき、送風機(5)及び送風調整手段のダンパ(9)の
開閉度合を適宜制御することにより各被空調室txtに
適量の冷風または温風を安定して供給できる。
従って、この実施例では各ダクトの送風抵抗等に応じて
、極めて容易に適正風量の配分と搬送動力の低減を図る
ことができ、各被空調室(1)への供給風量を適正に維
持できろ。しかも、これらの制御を風速センサ機能を有
する特殊な端末風量制御ユニット等を用いることなく簡
易な構成でてきろ。
この結果、安価な構成により効率の良い送風動作を実現
できる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば熱交換型て熱交換した
空気を送風機で主ダクト及び枝ダクトを介して複数の被
空調室の各室内に分配し送風する集中送風手段と、前記
各枝ダクト部に装着され前記各被空調室への冷風又は温
風の送風量をダンパの開閉により調整する送風調整手段
と、前記送風調整手段のダンパの開閉を試運転モードの
時、各1台毎に開閉度合を変えると共に他を全閉とする
ダンパ制御手段と、各ダンパての定格風量を設定する能
力設定手段を有する前記送風調整手段からの信号により
前記送風機からの送風量を決定する風量決定手段と、前
記送風機からの送風量を風量検出器で検出し、実際の送
風量を測定する風量測定手段と前記送風機からの送風に
よるダクト内の圧力を圧力検出器で検出し、実際のダク
ト内の圧力を測定する圧力測定手段と、前記圧力測定手
段と風量測定手段とダンパ制齢手段の各出力により前記
各送風wRM手段の通過風量とダンパの開閉度合とダク
ト内圧力との相関関係を演算し各ダクト内の送風抵抗を
算出する風量演算手段から構成したので、試運転モード
のときにダンパの開閉情報。
風量情報及び圧力情報を演算してテーブル化或いは定式
化することにより、各ダクトの風路抵抗の差異を事前に
検知すると共に、各端末風量制御ユニットの風量を間接
的に推定し、かつ要求風量に対する適正ダンパ開閉度合
を求めることができ。
更に運転モード時、各情報に基づき送風機及び送風WM
手段の開閉度合を適宜制御することにより。
各ダクトの送風抵抗に応じて各被空調室への供給風量の
最適維持を図ることができ、しかも、特殊な端末風量制
御ユニットを用いることなく、簡単な構成で効率の良い
送風動作を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である空気調和機のシステ
ム全体を示す構成図、第2図はこの発明の一実施例であ
る空気調和機に用いる送風機の風量とダクト内圧力との
関係を示す送風特性図、第3図はこの発明の一実施例で
ある空気調和機の試運転モードにおける制御動作例を示
すフローチャート、第4図はこの発明の一実施例である
空気調和機の制御動作例を示すフローチャート、第5図
は従来の空気調和機を示す構成図である。 (1)は被空調室、(4)は熱交換、(5)は送風機、
(6)iよ主ダクト、(7)は枝ダクト、(9)はダン
パ、(Bは圧力検出器、Qlllは風量検出器、(2I
ばダンパ刷部手段。 (社)は風量測定手段、(社);よ圧力測定手段、■は
風量演算手段、(24]は風量決定手段である。 図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱交換器で熱交換した空気を送風機で主ダクト及び枝ダ
    クトを介して複数の被空調室の各室内に分配し送風する
    集中送風手段と、前記各枝ダクト部に装着され前記各被
    空調室への冷風又は送風量をダンパの開閉により調整す
    る送風調整手段と、前記送風調整手段のダンパの開閉を
    試運転モードの時、各1台毎に開閉度合を変えると共に
    他を全閉とするダンパ制御手段と、各ダンパでの定格風
    量を設定する能力設定手段を有する前記送風調整手段か
    らの信号により前記送風機からの送風量を決定する風量
    決定手段と、前記送風機からの送風量を風量検出器で検
    出し、実際の送風量を測定する風量測定手段と前記送風
    機からの送風によるダクト内の圧力を圧力検出器で検出
    し、実際のダクト内の圧力を測定する圧力測定手段と、
    前記圧力測定手段と風量測定手段とダンパ制御手段の各
    出力により前記各送風調整手段の通過風量とダンパの開
    閉度合とダクト内圧力との相関関係を演算し各ダクト内
    の送風抵抗を算出する風量演算手段とを具備することを
    特徴とする空気調和機。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6457046A (en) * 1987-06-11 1989-03-03 Mitsubishi Electric Corp Air conditioner
JPH03102133A (ja) * 1989-09-18 1991-04-26 Toshiba Corp ダクト空調システム
JPH03279740A (ja) * 1990-03-28 1991-12-10 Hitachi Ltd 空気調和機の送風機制御

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