JPH049531Y2 - - Google Patents

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JPH049531Y2
JPH049531Y2 JP18252686U JP18252686U JPH049531Y2 JP H049531 Y2 JPH049531 Y2 JP H049531Y2 JP 18252686 U JP18252686 U JP 18252686U JP 18252686 U JP18252686 U JP 18252686U JP H049531 Y2 JPH049531 Y2 JP H049531Y2
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JP
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camshaft
cam
measuring
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swinging member
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JP18252686U
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はカムシヤフトのベース円の振れを測定
する装置に関する。
<従来の技術> 従来、この種の測定装置としては、所定の軸線
回りに回転可能に軸承されたカムシヤフトの各カ
ムのそれぞれに対して、測定ヘツドを直接接触さ
せ、この状態でカムシヤフトを作業による手動操
作により回転させ、このときの前記測定ヘツドよ
り出力される信号の最大値ならびに最小値から前
記カムのベース円の振れを測定している。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながらこのような従来装置において、測
定ヘツドはカムのトツプ部からベース円の全区間
においてカムの外周面に直接接触させて測定して
いるため、測定ヘツドにはカムの最大リフト量を
許容できるストロークをもつた測定ヘツドでない
とカムベース円の変位を測定できない。またこの
ようなストロークできる測定ヘツドは製作が難し
く、また製作コストも大となる欠点がある。ま
た、大ストロークを必要とするため、測定ヘツド
内部の揺動部の磨耗により寿命が短くなる欠点が
ある。
<問題点を解決するための手段> カムシヤフトを回転可能に軸承する測定装置本
体を、測定装置本体上においてカムシヤフトを所
定の軸線回りで回転駆動する回転駆動装置と、一
端が測定装置本体に揺動可能に取付けられかつ他
端がカムシヤフト上のカムに接触し、カムに当接
して揺動する揺動部材と、カムシヤフトの回転に
伴う揺動部材の変位を測定する測定ヘツドと、カ
ムシヤフトの回転位置を検出する検出器と、測定
ヘツドからの出力信号と検出器からの検出信号に
よりベース円の振れを演算する演算手段を設けた
ことを特徴とするものである。
<作用> カムシヤフトの回転に伴つて当接し揺動する揺
動部材の変位を測定する測定ヘツドの出力信号と
ベース円を検出する検出器からの検出信号により
ベース円の振れを求める。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、10は測定装置本体を示
し、この測定装置本体10はカムシヤフトWを支
承するための主軸台22と心押台23を有する。
この主軸台22には第2図に示すように、主軸台
22に固定されたセンタ11と、ボールベアリン
グ27によつて回転可能に支承された面板26
と、この面板26と一体的に結合されたプーリ2
8が設けられ、このプーリ28にはベルトB2に
より駆動モータ14の回転が伝えられるようにな
つている。センタ11と心押台23に固定された
センタ12の間にカムシヤフトWがセツトされ、
駆動ピン13がカムシヤフトの端面に設けられた
ピン穴Pに係合すると駆動モータ14の回転がベ
ルトB1、B2を介して面板26に回転が伝えら
れ、駆動ピン13によりカムシヤフトWが回転さ
れる。15はカムシヤフトWのベース円を検出す
るためのロータリエンコーダ15等よりなる回転
検出器である。
前記駆動モータ14は数値制御装置31により
ドライブユニツト30を介して回転が制御され
る。
前記ロータリエンコーダ15はインターフエイ
ス32を介して前記数値制御装置31に接続さ
れ、カムシヤフトWに回転位置を検出するように
なつている。また、前記数値制御装置31にはカ
ムベース円の変位を測定する測定ヘツド40の出
力とジヤーナル部の変位を測定する測定ヘツド4
1の出力がインターフエイス33を介して入力さ
れている。
第3図aは第1図のA−A線矢視方向から見た
側面図で、図中16は揺動部材で、この揺動部材
16にはカムのトツプ部Tからベース円の全区間
を接触する接触部材50及び測定ヘツド40の接
触する基準部材51が設けられ、十字ばね17に
より測定装置本体10の支持ブラケツト24に揺
動可能に支持されている。また、前記測定装置本
体10の支持ブラケツト18上の固定ボルトが前
記揺動部材16に設けられた前記固定ボルト19
の直径よりも少し大きい貫通穴Hに挿通され、更
に前記支持ブラケツト18と揺動部材16の間に
は接触部材50をカムに当接させるばねSが設け
られている。
40はカムベース円区間の変位を測定する測定
ヘツドで、一端が前記測定装置本体10の支持ブ
ラケツト25に固定された支持部材20により支
持されている。
41はジヤーナルの変位を測定する測定ヘツド
で一端が前記測定装置本体10の支持板25に固
定された支持部材21により支持されている。
次に上記した構成において、カムシヤフトWの
カムの変位を測定する動作を第3図、第4図、第
5図に基づいて説明する。
まず図略のセツトボタンを押すと図略の搬送装
置により、カムシヤフトWがセンタ11,12間
にセツトされ、同時に第4図に示すカムシヤフト
Wの端面に設けられたピン穴Pに駆動ピン13の
先端が挿入され駆動モータ14によつて回転可能
状態となる。
次に図略の測定開始ボタンを押すと数値制御装
置31からカムシヤフトWを回転させるための命
令が出力されドライブユニツト30を介して駆動
モータ14が回転駆動される。そして、ベルトB
1,B2を介して面板26に回転が伝えられ駆動
ピン13を介して回転が伝達され、カムシヤフト
Wが回転する。
このカムシヤフトWのカムには第4図に示すよ
うに、ジヤーナル中心Jとピン穴Pを結ぶ線上の
角度位置を基準位置A(=0°)として時計方向に
角度が増加するように角度位置が対応付けられて
いる。そして、ロータリエンコーダ15はB点か
ら見たカムシヤフトWの基準位置A点の角度位置
θを検出しインターフエイス32を介して数値制
御装置31に入力される。また同時に測定ヘツド
40,41の検出出力も前記数値制御装置31に
入力される。
カムシヤフトWの回転にともないカムの形状に
応じて揺動部材16が揺動し、カムのトツプ部T
が揺動部材16の接触部材50に当接すると、揺
動部材16が左方に揺動しカムのベース円の変位
を測定する測定ヘツド40は第3図bに示すよう
に揺動部材16に設けられた基準部材51から最
大αの〓間分離されるようになる。そして、再び
揺動部材16の先端の接触部材50がカムのベー
ス円に当接すると、揺動の部材16に設けられた
基準部材51と測定ヘツド40が接触してカムの
ベース円の変位を測定できるようになる。このベ
ース円の変位とジヤーナル部の変位を測定する測
定ヘツド41の出力がインターフエイス33を介
して数値制御装置31に入力される。
例えば第4図に示すカムにおいてはジヤーナル
部の変位とカムのベース円の変位は第5図a,b
に示すようになり、ロータリエンコーダ15の出
力が2°毎とにサンプリングされ数値制御装置31
に入力され、カムのベース円の変位の最大値から
最小値を引き2で割る演算が行われる。この演算
の答が振れとして求められる。ここで、カムのベ
ース円の変位を測定する測定ヘツド40の出力は
ロータリエンコーダ15の出力があらかじめプロ
グラムされた角度位置になつた時のみ数値制御装
置31に入力されるようになつている。
ここにおいて前記カムのベース円の振れの測定
においては、カムシヤフトWの回転に伴つて当接
し揺動する揺動部材16の変位を測定する測定ヘ
ツド40を設け、揺動部材16の先端の接触部材
50がカムのベース円の振れ測定とは関係のない
部分(カムトツプ部T)に当接した時には、揺動
部材16が測定子40から離れる方向に揺動し、
揺動部材16に設けられた基準部材51がカムの
ベース円を測定する測定ヘツド40とは徐々に離
れるため、測定ヘツド40にカムの最大リフト量
を許容できるストロークの測定ヘツドを用いなく
ても良い。
<考案の効果> 以上述べたように本考案においては、カムシヤ
フトの回転に伴つて当接し揺動する揺動部材の変
位を測定する測定ヘツドを設け、この測定ヘツド
がカムのベース円以外と当接している時にはトツ
プ部に向かうにつれ測定ヘツドと揺動部材が徐々
に離れるようにしたので、カムのベース円の振れ
を測定する測定ヘツドにカムの最大リフト量を許
容できるストロークの測定ヘツドを用いなくても
小ストロークの例えばジヤーナルの振れを測定す
る測定ヘツドを用いることができる特徴がある。
また、測定ヘツドを各カム、各ジヤーナルにそれ
ぞれ設けることによりカムシヤフトを1回転させ
るだけで自動的に各カムのベース円の振れを測定
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
本考案を明示するための全体構成図、第2図〜第
5図は本考案の実施例を示すもので、第2図は主
軸台の構成図、第3図は第1図のA−Aの側面
図、第4図はカムの角度位置を示す図、第5図は
ジヤーナル部とカムベース円を測定する測定ヘツ
ドの出力信号を示す図。 10……測定装置本体、11,12……セン
タ、13……駆動ピン、14……サーボモータ、
15……ロータリエンコーダ、16……揺動部
材、17……十字ばね、18……案内部材、19
……固定ボルト、20,21……支持部材、4
0,41……測定ヘツド、50……接触部材、5
1……基準部材、B1,B2……ベルト、W……
カムシヤフト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カムシヤフトのベース円を測定し、カムベース
    円の振れを測定するカムシヤフトベース円振れ測
    定装置において、 前記カムシヤフトを回転可能に軸承する測定装
    置本体と、この測定装置本体上において前記カム
    シヤフトを所定の軸線回りで回転駆動する回転駆
    動装置と、一端が前記測定装置本体に揺動可能に
    取付けられかつ他端が前記カムシヤフト上のカム
    に接触し、このカムに当接して揺動する揺動部材
    と、前記カムシヤフトの回転に伴う前記揺動部材
    の変位を測定する測定ヘツドと、カムシヤフトの
    回転位置を検出する検出器と、前記測定ヘツドか
    らの出力信号と前記検出器からの検出信号により
    ベース円の振れを演算する演算手段とを設けたこ
    とを特徴とするカムシヤフトベース円振れ測定装
    置。
JP18252686U 1986-11-27 1986-11-27 Expired JPH049531Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18252686U JPH049531Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18252686U JPH049531Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6387508U JPS6387508U (ja) 1988-06-07
JPH049531Y2 true JPH049531Y2 (ja) 1992-03-10

Family

ID=31128407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18252686U Expired JPH049531Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

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