JPH0628641Y2 - ギヤ検査機の基準座の位置誤差補正機構 - Google Patents

ギヤ検査機の基準座の位置誤差補正機構

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JPH0628641Y2
JPH0628641Y2 JP15850887U JP15850887U JPH0628641Y2 JP H0628641 Y2 JPH0628641 Y2 JP H0628641Y2 JP 15850887 U JP15850887 U JP 15850887U JP 15850887 U JP15850887 U JP 15850887U JP H0628641 Y2 JPH0628641 Y2 JP H0628641Y2
Authority
JP
Japan
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detector
work
reference seat
gear
rotary plate
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Application number
JP15850887U
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JPH0164003U (ja
Inventor
雄二 久保田
栄司 佐々木
Original Assignee
安藤電気株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0164003U publication Critical patent/JPH0164003U/ja
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)考案の技術分野 この考案は、マスタギヤとワークをかみ合わせ、マスタ
ギヤとワークを回転させ、ワークのギヤの性能検査をす
るギヤ検査機において、ワークの種類に応じて、複数の
基準座の中からワークに対応した基準座を測定機構にセ
ットしたとき、セットした基準座の位置誤差を補正する
機構についてのものである。
(b)従来技術と問題点 最初に、従来技術の構成図を第2図に示す。
第2図の1はマスタギヤ、2はワーク、3は検出器、4
Aと4Bは基準座、5は回転板、6はシャフト、7は軸
受、8はモータ、9はギヤヘッド、10は制御部、11
は本体、12はワーク台である。
マスタギヤ1は本体11に取り付けられ、ワーク2はワ
ーク台12に取り付けられる。
マスタギヤ1はワーク2とかみ合い、マスタギヤ1の回
転につれて、ワーク2も回転する。
マスタギヤ1はワーク2側に押し付けられており、ワー
ク2の中心は移動しないように保持されているので、ワ
ーク2の外形に応じてマスタギヤ1は回転しながらワー
ク2に近づいたり遠ざかったり する。
検出器3は、差動トランスなどを使用する変位検出器で
あり、マスタギヤ1とワーク2の中心間距離の変位を測
定する。検出器3の出力は制御部10に送られる。
基準座4A・4Bは回転板5に取り付けられており、回
転板5はシャフト6に固定されている。
シャフト6は、ギヤヘッド9からモータ8に連結されて
おり、軸受7で保持されている。
モータ8は制御部10で制御されており、モータ8が回
転すれば、回転板5も回転する。
ワーク2の種類を変えた場合には、ワーク2の種類に合
わせて、制御部10の指令でモータ8を回転させ、ワー
ク2に対応する基準座4Aまたは基準座4Bを選択して
検出器3の位置にセットする。
第2図では、2個の基準座4A・4Bを図示している
が、ワークの種類が増えれば、基準座の数を増やしてい
けばよい。
第2図のように、回転板5に取り付けた基準座4A・4
Bを検出器3の位置にセットすると、基準座4A・4B
の位置が数μmから数十μmの範囲で移動し、検出器3
のゼロ位置が安定せず、基準座4A・4Bの交換のため
に測定誤差が出るという問題がある。
基準座4A・4Bの位置がずれるのは、回転板5が反っ
たり、軸受7やギヤヘッド9がぐらついたりするためで
ある。
(c)考案の目的 この考案は、回転板5を回転させた場合におきる基準座
4A・4Bの位置誤差を回転板5の反対側に取り付けた
誤差補正用の検出器で補正するようにした位置誤差補正
機構の提供を目的とする。
(d)考案の実施例 次に、この考案による実施例の構成図を第1図に示す。
第1図の13は補正用の検出器であり、その他の部分は
第2図と同じものである。
検出器13は、基準座4Aの反対側の回転板5に接触す
るように配置され、検出器13の出力は制御部10に入
る。
第1図では、マスタギヤ1とワーク2の中心間距離が違
うワークごとに、そのワークに対応する基準座4A・4
Bを選び、検出器3と検出器13のゼロ合わせをする。
次に、検出器3と検出器13の要部構成図を第3図に示
す。
第3図は、回転板5を回転して、基準座4Aを検出器3
の位置にセットしている状態図である。
検出器3のプローブ3Aを基準座4Aに接触させ、この
位置を基準座4Aに対する検出器3のゼロ位置とする。
また、検出器13のプローブ13Aを基準座4Aの反対
側の回転板5に接触させ、この位置を基準座4Aに対す
る検出器13のゼロ位置とする。
第3図の状態から、種類の違うワークを測定するため、
回転板5を回転し、別の測定をし、再び回転板5を回転
して、第3図の状態にしたとする。
第3図で2回目のゼロ合わせをすると、マスタギヤ1と
ワーク2の中心間距離が前回と違う場合が出てくる。
しかし、この場合は、検出器13側でも同じ割合で移動
がおきているので、検出器13の補正量を検出器3の測
定値から引けば、1回目のゼロ合わせと同じ状態で測定
を続けることができる。
次に、回転板5を回転し、基準座4Aを元の位置にセッ
トしたときの主要部説明図を第4図と第5図に示す。
第4図と第5図の実線は回転板5の回転後の状態図であ
り、点線は最初にゼロ合わせときの状態図である。
回転板5の回転によるセットでは、基準座4Aの位置が
最初ゼロ合わせしたときの位置とは一致せず、基準座4
Aの端面はゼロ位置より前後したり、傾いたりする。
このときの移動量は数μmから数十μmであり、この移
動量を補正量として検出器13で検出し、制御部10へ
送り、測定値を補正して真の測定値を求めるようにす
る。
(e)考案の効果 この考案によれば、回転板の回転による基準座の位置が
元の状態と違っても、その移動量を基準座の反対側の回
転板の位置で検出して補正するので、ワークの真の測定
値を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による実施例の構成図、第2図は従来
技術の構成図、第3図は検出器3と検出器13の要部構
成図、第4図と第5図は回転板5を回転し、元の位置に
セットしたときの主要部説明図である。 1……マスタギヤ、2……ワーク、3……検出器、4A
・4B……基準座、5……回転板、6……シャフト、7
……軸受、8……モータ、9……ギヤヘッド、10……
制御部、11……本体、12……ワーク台、13……検
出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークの種類に合わせて回転板に取り付け
    た基準座をセットし、マスタギヤとワークをかみ合わ
    せ、マスタギヤとワークを回転させ、マスタギヤの移動
    量を基準座に接触する第1の検出器で検出するギヤ検査
    機において、 セットされた前記基準座の反対側の前記回転板に第2の
    検出器を接触させ、第2の検出器出力で第1の検出器出
    力を補正することを特徴とするギヤ検査機の基準座の位
    置誤差補正機構。
JP15850887U 1987-10-16 1987-10-16 ギヤ検査機の基準座の位置誤差補正機構 Expired - Lifetime JPH0628641Y2 (ja)

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JP15850887U JPH0628641Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16 ギヤ検査機の基準座の位置誤差補正機構

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JP15850887U JPH0628641Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16 ギヤ検査機の基準座の位置誤差補正機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0164003U JPH0164003U (ja) 1989-04-25
JPH0628641Y2 true JPH0628641Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31438900

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JP15850887U Expired - Lifetime JPH0628641Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16 ギヤ検査機の基準座の位置誤差補正機構

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JP (1) JPH0628641Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104833506A (zh) * 2015-04-16 2015-08-12 吉林大学 机床电主轴可靠性试验台对中调节装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104833506A (zh) * 2015-04-16 2015-08-12 吉林大学 机床电主轴可靠性试验台对中调节装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0164003U (ja) 1989-04-25

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