JPS5944576B2 - 円錐コロ軸受の組立幅測定装置 - Google Patents

円錐コロ軸受の組立幅測定装置

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JPS5944576B2
JPS5944576B2 JP5030176A JP5030176A JPS5944576B2 JP S5944576 B2 JPS5944576 B2 JP S5944576B2 JP 5030176 A JP5030176 A JP 5030176A JP 5030176 A JP5030176 A JP 5030176A JP S5944576 B2 JPS5944576 B2 JP S5944576B2
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JP
Japan
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support means
shaft
shaft body
conical roller
measuring device
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JP5030176A
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English (en)
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JPS52133238A (en
Inventor
孝則 古賀
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
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  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、円錐コロ軸受の組立幅測定装置、特に組立
幅の他に振れ、トルク等の測定項目を同時測定する如き
自動総合検査機に適用するための測定装置に関するもの
である。
従来の技術 従来、この種の円錐コロ軸受の組立幅寸法値の測定は、
一般に、第1図に示す如く、内輪2を固定し、この内輪
2に対してコロ3を介して外輪1を必要に応じて回転的
に押し付け、測定器4で、外輪1を数等分した位置で組
立幅寸法Xを測定し、この平均値を組立幅寸法値とする
ことになつている(JIS、Bl515御参照)。
また、他の方法として、第2図に示す如く、外輪5を一
定の重量を持つ治具8で押え、内輪6をコロ7を介して
押し付け、又必要に応じて回転させ、自動測定の場合も
手動測定の場合も、治具8の中央付近の1ケ所に測定器
9を当てて測定する方法が採られている(JIS、B1
515御参照)。発明が解決しようとする問題点 第2図に示す上記従来方法は第1図の従来方法に比べ組
立幅のみを測定する方法としてはより能率的である。
ところが、第2図の方法では、例えば自動検査機で円錐
コロ軸受の組立幅の他に振れやトルクも同一箇所で同時
に測定しようとすると、治具8や軸(図示せず)等が邪
魔になりこれらの測定項目の同時測定が難しい欠点があ
つた。第1図の方法であれば第2図のこの点の欠点は除
かれるが、測定値を電気信号に置換し演算回路でその平
均値を算出する回路手段が必要で機構が複雑で、装置が
高価となる欠点を有している。この発明は、上に述べた
ような従来の欠点を解消しうる、円錐コロ軸受の組立幅
測定装置を提供せんとするものである。
言いかえるとこの発明の目的は、組立幅のみならず、振
れ、トルクといつたその他の項目についても支障なく同
時に測定をすることのできる、いわば自動総合検査機と
して応用しうる円錐コロ軸受の組立幅測定装置を提供す
ることである。問題点を解決するための手段 この発明の円錐コロ軸受の組立幅測定装置は下記の構成
要素を包含する。
円錐コロ軸受の外輪イおよび内輪口のうちの一方を支持
しかつ回転させるための回転支持手段C;半径方向に延
出した一対の対向面部29を有し、回転支持手段Cと同
軸状にかつ対向して延在する、外輪イおよび内輪口のう
ちの他方を固定的に支持するための固定支持手段D;回
転支持手段Cおよび固定支持手段Dと同軸状にかつ軸方
向移動可能に延在し、弾性部材30を介して固定支持手
段Dを回転支持手段Cに向けて押圧するための押圧手段
E;固定支持手段Dの対向面部29にそれぞれ当接する
一対の測定端子16,17を取り付けた二叉腕部材15
を一端に備える軸本体11からなる軸手段A;軸本体1
1をいわゆるジヤイロ運動可能に支持する支持台B;軸
本体Bに、測定端子16,17を対向面部29側に付勢
するごとく作用するばね手段24;および軸本体11の
他端に測定子14を当接させた測定器13。
作用 円錐コロ軸受の組立幅の測定は、正確に仕上げられた標
準品の組立幅との比較をすることにより行う。
(これは第1図および第2図の従来例においても同様で
ある。)そのために測定器13は予め標準品の組立幅に
合わせてセツトしておく。しかして、被測定物たる円錐
コロ軸受を所定位置に装着した上で、押圧手段Eにより
固定支持手段Dを押圧しつつ、回転支持手段Cを回転さ
せる。そうすると、当該軸受を構成している部品の仕上
がり精度に応じて、内輪口が外輪イに対してアキシヤル
振れを起こす。固定支持手段Dと押圧手段Eとの間に弾
性部材30が介在することにより、固定支持手段Dの対
向面部29も内輪口の振れに追従してその両端A,bが
振れる。この対向面部29の振れは該部に当接している
二叉腕部材15の測定端子16,17を介して軸本体1
1に伝わる。しかしながら、この振れの大部分は軸本体
11をその軸線の周りに回転させるに止まり、測定器1
3には対向面部29の両端A,bの振れの平均値、つま
り外輪回転に対する内輪口のアキシヤル振れの平均値が
あられれる。
この値を得ることはとりもなおさず標準品の既知の組立
幅との比較をすること、すなわちここにいう組立幅の測
定をすることにほかならない。実施例 第3図乃至第5図に示すこの発明の実施例は、両端に特
定測定手段を備える軸手段Aと、この軸手段Aをジヤイ
ロ運動可能に支える機構を備える支持台Bと、被測定物
を回転的に設定支持する回転支持手段C及び被測定物を
固定的に装着支持する固定支持手段Dと、固定支持手段
Dを弾性部材を介して垂直方向に摺動可能に支持し、被
測定物を回転支持手段Cに押圧する押圧手段Eとをその
構成要素としている。
以下個々の手段について説明する。両端に特定測定手段
を備える軸手段Aは、軸本体11、円形に仕上げ加工さ
れた軸端12、この軸端に当接する測定器13の測定子
14、二又形状の腕部材15、およびこの二叉腕部材1
5に取り付けた一対の測定端子16,17でもつて構成
されている。
支持台Bは、軸受19,20を介して軸本体11をその
軸線の周りに回転しうるごとく軸承する軸21を含む。
軸21は軸本体11の軸線と直交する回転軸線を有し、
支持台本体18に固設した軸受22,23により軸承さ
れている。即ち、軸21はその両端が支持台本体18に
軸受22,23を介して回転自在に支持されており、こ
の軸21の中央部に、この軸21と直交して軸本体11
が貫通せしめられ、しかも、この軸本体11が軸21の
中央部の貫通孔内に軸受19,20を介して回転自在に
支持されている。したがつて、軸本体11はいわゆるジ
ヤイロ運動を行うことができる。尚、支持台本体18と
軸本体11とを互いに橋絡して、軸本体11に、二叉腕
部材15の測定端子16,17を後述する固定支持手段
Dの対向面部29側へ付勢するごとく作用するバネ手段
〔図示例は引張バネ〕24を設けてある。外輪イを回転
的に設定支持する回転支持手段Cは、軸受外輪イを設定
支持するカツプ型の本体25と軸26からなり、軸支持
手段(図示せず)と回転1駆動手段(図示せず)と関連
している。固定支持手段Dは、軸受内輪口を装着するヤ
トイ型の装着部27と、軸受内輪口の支持段部28と、
測定端子16,17が当接する対向面部29とからなる
。対向面部29は第3図かられかるように1800離隔
して半径方向に延出した一対の部分でもよく、あるいは
また第5a図に示すように円盤状の部分としてもよい。
いずれにしてもこの部分に二叉腕部材15の測定端子1
6,17がそれぞれ当接する。押圧手段Eは、固定支持
手段Dを弾性部材30を介して回転側の軸受外輪イに押
し付ける押し付け軸部材31からなり、この押し付け軸
部材31に設けた弾性部材30は、固定支持手段Dを弾
性的に支持するゴム等の弾性部材30で構成され、また
、押し付け軸部材31は、上下に摺動可能に支持する軸
支持手段(図示せず)と上下摺動手段(図示せず)とに
関連している。
尚、第5a図で上記主要部の関係を概略図示しているが
、この第5a図中、軸線Y−Yは、軸線Y′−Y′と同
一位置にあるが、説明上、離隔して図示している。回転
支持手段Cと固定支持手段Dは、第5a図に示す様に測
定位置即ち被測定物のローデイング、アンローデイング
位置で、シユートFを上下に挟んで対向して存在し、該
シユートFから送られた被測定物をローデイング、アン
ローデイング手段(図示せず)で下降位置にある固定支
持手段D上に装着された後、押圧手段Eが上昇して内外
輪の一方(但し、この例では外輪イ)の回転及び他方(
この例では内輪口)の押し付けの役目を果しており、被
測定物着脱は、押圧手段Eの下降端位置で行われる。以
下上記構造に基きその作用を説明すると次の通りである
第3図乃至第5図は、外輪回転、内輪固定の場合を示す
軸21は軸受22,23によつて回転可能で、軸本体1
1は軸21の内部に組み込まれている軸受19,20に
よつて回転可能である。即ち軸本体11はジヤイロ運動
ができる状態吉なつている。この軸本体11の右端は馬
蹄形の二又腕部材15が取り付けられており、左の軸端
12は形状が円形に仕上げられており、この円の頂点又
は頂点付近に測定器13の測定子14が接触している。
軸21の中心から二又腕部材15の測定部16,17ま
での距離Mと軸21の中心から測定器13の測定子14
の軸本体11への接触部までの距離Nとを等しく設定す
る。外輪イが回転すると内輪口を押し付けている固定支
持手段Dの対向面部29は弾性部材30を介して押し付
け軸部材31に支持させているため軸受構成部品の精度
の程度によつてアキシアル振れに追従する形で、その両
端A,bが上下に振れる(第6図参照)がこの振れの大
部分は、軸本体11を軸21内で回転させるだけで測定
器13にはあられれず、この測定器13にあられれる測
定値は対向面部29の両端の振れの平均値つまり外輪回
転に対する内輪の振れの平均値(第6図の中央の測定値
参照)が測定されることになる。外輪の回転位置精度が
一定に保証されるならば、この測定により、組立幅は非
常に容易に測定される。
尚、内輪回転の場合も、同様にして、外輪へ直接か又は
外輪を押し付ける部品へこの発明と同様な測定端子を押
し付けることにより組立幅を測定できる。発明の効果 以上説明したようにこの発明によるとこの発明により、
極めて簡単な機械的構成で以つて円錐コ口軸受の組立幅
を測定でき、これを自動総合検査機に適用した場合に組
立幅のみではなく、若干の付属装置を設けるだけで振れ
やトルク等の他の測定項目を同一箇所で且つ同時に測定
でき、実用上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、それぞれ従来の円錐コロ軸受の組
立幅測定方法を示す図面である。 第3図乃至第5図は、この発明に係る総合検査機の代表
的組立幅測定装置を示すそれぞれ上面図、側面図及び部
分断面図、第5a図は主要部の関係を示す分解状態の概
略斜視断面図である。そして、第6図は測定端子の振れ
と測定値の例を示す図面である。A・・・・・・両端に
特定測定手段を備える軸手段、B・・・・・・軸手段A
をジヤイロ運動可能に支える機構を備える支持台、C・
・・・・・回転支持手段、D・・・・・・固定支持手段
、E・・・・・・押圧手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円錐コロ軸受の外輪および内輪のうちの一方を支持
    しかつ回転させるための回転支持手段;半径方向に延出
    した一対の対向面部を有し、回転支持手段と同軸状にか
    つ対向して延在する、外輪および内輪のうちの他方を固
    定的に支持するための固定支持手段、回転支持手段およ
    び固定支持手段と同軸状にかつ軸方向移動可能に延在し
    、弾性部材を介して固定支持手段を回転支持手段に向け
    て押圧するための押圧手段;固定支持手段の対向面部に
    それぞれ当接する一対の測定端子を取り付けた二叉腕部
    材を一端に備える軸本体からなる軸手段;軸本体をジャ
    イロ運動可能に支持する支持台;軸本体に、測定端子を
    対向面部側に付勢するごとく作用するばね手段、および
    軸本体の他端に測定子を当接させた測定器を包含する、
    円錐コロ軸受の組立幅測定装置。 2 前記支持台が、軸本体をその軸線の周りに回転自在
    に軸承する軸と、該軸を軸本体の軸線と直交する軸線の
    周りに回転自在に軸承する支持台本体とからなることを
    特徴とする特許請求の範囲の記載1の円錐コロ軸受の組
    立幅測定装置。
JP5030176A 1976-05-01 1976-05-01 円錐コロ軸受の組立幅測定装置 Expired JPS5944576B2 (ja)

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JPS54109549A (en) * 1978-02-17 1979-08-28 Nippon Seiko Kk Assembly widte measuring device of conical roller bearing
JPS5759338U (ja) * 1980-09-25 1982-04-08
JP4812446B2 (ja) * 2006-01-31 2011-11-09 Ntn株式会社 トルク監視によるころ軸受の欠陥検出方法
WO2018235210A1 (ja) 2017-06-21 2018-12-27 エム・テクニック株式会社 ろ過膜モジュール及びろ過処理方法

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