JPH0493962A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0493962A
JPH0493962A JP20869890A JP20869890A JPH0493962A JP H0493962 A JPH0493962 A JP H0493962A JP 20869890 A JP20869890 A JP 20869890A JP 20869890 A JP20869890 A JP 20869890A JP H0493962 A JPH0493962 A JP H0493962A
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light
image forming
slit
image
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JP20869890A
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Tsutomu Shoji
荘司 力
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式や静電記録方式等の複写機、フ
ァクシミリ、プリンタ等の画像形成装置にかかり、詳し
くは、一様帯電後であって現像前の像担持体表面におけ
る画像形成領域内の電荷を、部分的に除電する露光手段
を設けた画像形成装置に関するものである。
〔従来の技術〕
通常1画像形成装置である複写機等においては、原稿の
濃度によって再現性が異なり、縦軸に複写濃度、横軸に
原稿濃度を取った第13図中の破線aのような複写画像
特性になるので、複写画像が、原稿に対して濃淡の強調
された階調性に乏しい画像に成る。
そこで、このような不具合を解消すべく1画像品質改善
のための部分露光であるスリット状の全面露光法が提案
されている。これは、感光体表面の潜像が形成される領
域全面に、スリット状の露光を行なって、部分的に電荷
を除去するものである。これにより、スリット状の露光
光が照射された部分(以下、スリット状露光部分という
)は、電荷が除去されて、現像処理が行なわれても、ト
ナーが付着せずに非トナ一部に成り、一方、スリット状
の露光光が照射されなかった部分(以下、スリット状帯
電部分という)は原稿からの光の強度に応じて電荷が除
電されて、原稿に対応した静電潜像が形成され、現像処
理によって原稿に応じたトナー像が形成される。この非
トナ一部と、原稿に応じたトナー像とを重ねあわせた像
が、人の目に入り、全体として見掛は上、中間調の色再
現が可能となる。
一方、像担持体上の画像形成領域以外の一様帯電領域(
以下、非画像形成領域という)にトナーが付着して、ト
ナーの消費を早めたり、像担持体上の残留トナーを除去
するクリーニング装置の負担が大きくなるのを防止すべ
く、非画像形成領域の一様帯電電荷を、専用のイレーサ
ーで光を照射することにより除去(イレース)している
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記スリット状の露光を行なう露光装置とイ
レースを行なう露光装置とを、それぞれ個別に設けると
、コストアップに成ってしまうという問題点が有った。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、一つの露
光装置を、画像品質改善のための部分露光とイレースと
に兼用できる画像形成装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、
像担持体上の画像形成領域以外の一様帯電領域に光を照
射して、一様帯電電荷を除去するイレースと、像担持体
上の画像形成領域内の一様帯電領域に部分露光光を照射
して、一様帯電電荷を部分的に除去する画像品質改善の
ための部分露光とを行なう画像形成装置において、 複数の光源を備え、上記部分露光を行ない得る露光手段
と、 該光源の各々が、上記イレースを行なうべき像担持体表
面と部分露光を行なうべき像担持体表面との何れに対向
するかを判別する手段と、該判別手段により、上記イレ
ースを行なうべき像担持体表面に対向するものとして判
別された光源を、上記イレースを行なうように制御し、
該判別手段により、上記部分露光を行なうべき像担持体
表面に対向するものとして判別された光源を、上記部分
露光を行なうように制御する照射制御手段とを設けたこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
上記のように構成された本発明は、露光手段を構成する
複数の光源の内、イレースを行なうべき像担持体表面に
対向する光源によってイレースを行ない、一方、露光手
段を構成する複数の光源の内、部分露光を行なうべき像
担持体表面に対向する光源によって部分露光を行ない、
これにより、一つの露光手段を、画像品質改善のための
部分露光とイレースとに兼用するように作用するもので
ある。
〔実施例〕
本発明を3原色色分解方式のカラー複写機に適用した実
施例を第1図乃至第12図に基づいて説明する。
先ず、カラー複写機全体の概略について説明する。
第2図において、複写開始釦(不図示)を押下すると、
感光体ドラム1及び転写ドラム2が同期して回転をはじ
め、原稿照射用光源3が点灯すると共に原稿照射用光源
3及びミラー4が図示しない駆動装置により、コンタク
トガラス5上の図示しない原稿を走査し、原稿からの反
射光は、ミラー4、レンズ6、ミラー7を通って色分解
フィルター8で色分解され、一様帯電器9により帯電さ
れている感光体ドラム1上に照射され、感光体ドラム1
上に静電潜像を形成する。1回目の原稿走査で、青の色
分解フィルター8により感光体ドラムl上に作られた静
電潜像を、イエローの現像器10Yにより可視像化して
、感光体ドラム1上にイエローのトナー像を形成する。
一方、カセットに11収納されている転写紙は給紙ロー
ラ12により給紙され、レジストローラ13により、可
視像化された感光体ドラム1上のトナー像と位置合わせ
が行なわれて、転写ドラム2に送り出される。
送り出された転写紙は、転写ドラム2に設けられた図示
しないクランパーに先端をクランプされて保持され、転
写帯電器14により感光体ドラム1上のイエローのトナ
ー像が転写される。2回目の原稿走査では、色分解フィ
ルター8を緑に切替え、前記と同様に感光体ドラム1上
に静電潜像を形成し、これをマゼンタの現像器10Mに
より可視像化して、感光体ドラム1上にマゼンタのトナ
ー像を形成する。このマゼンタのトナー像を、前記と同
様に転写ドラム2上の転写紙に転写して、イエローのト
ナー像の上にマゼンタのトナー像を重ね合わせる。3回
目の原稿走査では、色分解フィルター8を赤に切替え、
前記と同様に感光体ドラム1上に静電潜像を形成し、こ
れをシアンの現像器10Gにより可視像化して、感光体
ドラム1上にシアンのトナー像を形成し、これを転写ド
ラム2上の転写紙に転写して、マゼンタ及びイエローの
トナー像の上にシアンのトナー像を重ね合わせる。
この間、トナー像が転写紙に転写された後の感光体ドラ
ム1表面は、クリーニング装置15によって残留トナー
が除去された後、除電ランプ16で除電されて、次の一
様帯電が行なわれている。以上により、原稿を色分解し
て形成した三色のトナー像が重ね合わされ、原稿と同じ
色調のトナー像を転写紙上に形成した後に、分離除電器
17及び分離爪18により、転写紙を転写ドラム2より
分離し、定着ローラ19によりトナー像を転写紙上に定
着し、図示しない排紙トレイに排出する。
次に、画像品質改善のためのスリット状の全面露光(以
下、スリット状露光という)について説明する。
スリット状露光を行なうためのスリット状露光装置20
は、感光体ドラム1表面の、一様帯電位置と原稿露光位
置との間に配置され、第1図の斜視図及び、第3図の側
面図に示すように、露光用LED20a、集光用レンズ
20b及びスリットフィルム20cを備えている。
露光用LED20a (以下、LED20aという)は
、スリット状露光装置20の、スリットフィルム20c
を取り外した状態の正面図である第4図に示すように、
間隔X (=2.5m)で、感光体ドラム1軸方向に、
幅Y(=320mm)にわたり128個並べられて、L
ED20a取付は基板に取り付けられており、各LED
20a間は壁で隔てられ、隣合うLED20aの発光の
影響を防止されている。各LED20 aは、−船釣に
、第5図に示すように、一端が直流電源に、他端がLE
D20a電流制御抵抗を介してトランジスタに、それぞ
れ接続されており、トランジスタがONされると電流が
流れて発光する。発光した光は、集光用レンズ20bを
通って平行光線と成り、透明部と黒部とが交互に形成さ
れているスリットフィルム20cの透明部を抜けて、ス
リット状露光光として感光体ドラム1表面に照射される
(第3図及び第6図参照)6尚、本実施例では、後述す
るように、このトランジスタからの出力信号に相当する
ものとして、LED20aをパルス点灯させるパルス状
の点灯信号を用いている。
このスリット状露光が行なわれる感光体ドラム1は、−
横帯電器9によって表面の光導電層が一様に帯電されて
おり、スリット状露光光が照射されたスリット状露光部
分は光導電層の電荷が導電性基体の方へ逃げて除去され
、スリット状露光光が照射されなかったスリット状帯電
部分は光導電層の電荷が残る(第6図参照)。上記のよ
うに、LED20aをパルス点灯させているが、その周
期が感光体ドラム1の周速との関係で充分短いので、感
光体ドラム1表面の移動方向に、連続した電荷除去部分
、即ち、スリット状露光部分を形成することが出来る。
これにより、スリット状露光を行なった感光体ドラム1
上には、スリット状の帯電部分が、画像形成領域の全体
にわたり形成される。この後、色分解フィルター8等を
介して原稿からの反射光が感光体ドラム1上に照射され
て、原稿に対応した静電潜像が形成され、現像器10Y
、IOM、IOCにより可視像化されるが、スリット状
露光部分には電荷が無いためにトナーが付着せず、スリ
ット状帯電部分であって原稿からの反射光が照射されな
かった部分のみに、電荷の残存していてトナーが付着す
る。従って、スリット状露光部分により形成されたスリ
ット状の非トナ一部と、スリット状帯電部分に形成され
た原稿に対応したトナー像とを重ね合わせた像が、人の
目に入り、全体として見掛は上、中間色の再現が可能と
なる。
又、本実施例では、以上のスリット状露光をカラー複写
機に採用するに当り、スリット状露光の光量を、重ね合
わせる各色ごとに、調整可能にしている。この理由は、
カラー複写機においては、前述のように、Y、M、C(
又は、これらに加え、BK)の各トナー像を重ね合わせ
て、原稿と同じ色調のトナー像を形成するが、これらの
各トナー毎に、人が感じる色感度が異なるため、各トナ
ー量の混合する割合を変えた方が、良好なカラー再現を
得ることが出来るので、各色ごとにスリット状露光の光
量を調整可能にすることにより、トナーの付着量を調整
出来るようにするものである。
このスリット状露光の各色ごとの光量調整は、マニュア
ル操作部からの入力情報に従い、各色毎にLED20 
aのパルス点灯におけるON−〇FFの割合を調整する
ことにより行なう。
本実施例は、以上のスリット状露光装置20をイレース
用の露光装置として兼用したものである。
これは、スリット状露光装置20が、光を使って、感光
体ドラム上の一様帯電電荷を除去する点で従来のイレー
サーと同じであること、及び、スリット状露光装置20
のLED20aの光量を増加させれば、スリットフィル
ム20cを通って感光体ドラム1上に照射される光によ
るスリット状露光部分の幅(感光体ドラム軸方向の長さ
)が増大し、本実施例の場合には、LED20aを全点
灯(連続点灯)させれば、隣合うLED20aのスリッ
ト状露光部分が互いに完全に重なり合って、従来のイレ
ーサーと同様に、感光体ドラム1上の一様帯電電荷を完
全に除去することが出来ることを利用して、スリット状
露光装置20のLED20aの発光量を変化させること
によって、スリット状露光の機能とイレースの機能を合
わせ持たせるものである。
第7図は、マニュアル操作部21、メイン制御部22及
びスリット状露光装置20のつながりを示す回路図であ
る。マニュアル操作部21には、図示しない、複写開始
釦、複写枚数入力キー等の他に、色再現情報であるカラ
ーバランスの調整用のキーとして、Y、M、C毎にそれ
らの色の強弱を段階的に選択するためのキースイッチが
設けられている。メイン制御部22は、カラー複写機全
体の制御を行なうものであり、図示しないカラー複写機
内の各部の駆動系が接続され、各種のセンサーも接続さ
れている。又、その内部RAMには、上記キースイッチ
から入力された各色の色再現情報に基づく、Y、M、C
毎のスリット状露光の光量データ、後述する画像形成領
域の位置情報である、感光体ドラム軸方向の位置データ
と画像形成領域の感光体ドラム移動方向の位置データ等
が記憶される。
第8図は、スリット状露光装置20の回路図を示してい
る。スリット状露光装置20内に設けられた各IC23
は、直結セット入力、出力ラッチ付き32ビット直列人
カー並列出力シフトレジスター機能を持つLEDアレイ
ドライバであり、第9図に示す論理回路が形成されてお
り、その出力ボートは、LED電流制御抵抗(R1−R
128)を介してLED20a  (LEDI 〜LE
DI 28)に接続されている。
メイン制御部22からスリット状露光装置20に出力さ
れる信号について説明すると、データイン信号aは、画
像形成領域の感光体ドラム軸方向の位置データ及び全O
FFデータを送る信号である。この位置データは画像形
成領域に対応するLED20a?:OFF、非画像領域
に対応するLED20aでONにするデータであり、周
知の画像形成領域判別手段により作成される。例えば、
マニュアル操作部上の転写紙サイズ選択キーからの入力
信号、転写紙サイズの自動判別信号、複写原稿サイズの
自動判別信号などを用いて、画像形成領域な判別して作
成することが出来る。又、全OFFデータは全てのLE
D20aをOFFにするデータである。クロック信号す
は、上記位置データ等と同期した転送同期信号でシフト
レジスタ23aのシフト信号である。ラッチ反転信号C
は、各シフトレジスター23aに取り込まれたデータを
イレース用LED点灯レジスター回路23bに入れるた
めの信号である。ストローブ反転信号dは、画像形成領
域に対応するLED20aをパルス点灯させて、スリッ
ト状露光を行なうに当って、そのLED20 aをパル
ス点灯制御するための信号であり、上記キースイッチに
よって決定される割合で高レベル(H)と低レベル(L
)を繰り返すものである。テスト信号eは、全LED2
0 aを強制的にONするための信号であり、上記画像
形成領域判別手段によって作成される感光体ドラム移動
方向の画像形成領域の位置データに基づいて、感光体ド
ラムの移動方向において画像形成領域よりも上流側及び
下流側の非画像形成領域がLEDを通過している期間中
(この期間中は、全LED20aが非画像形成領域に対
向する)、ONする信号である。
第9図において、シフトレジスタ回路23aは、クロッ
ク信号すと同期しながらデータイン信号aにより転送さ
れる感光体ドラム軸方向の位置データや全OFFデータ
を、このクロック信号すにより順次、シフトレジスタ回
路23a内のフリップフロップにシフトして記憶するも
のである。イレース用LED点灯レジスター回路23b
は、ラッチ反転信号Cにより、シフトレジスタ回路23
aからLED20aの128個分のデータが取り込まれ
るフリップフロップから成るラッチ回路であり、その出
力であるイレース用LED点灯信号を、IC23の出力
ボートに接続されたオア回路23dに出力する。イレー
ス用LED点灯レジスター回路23bの出力信号は、ス
リット状露光用LED点灯信号回路23cにも出力され
る。このスリット状露光用LED点灯信号回路23cは
、イレース用LED点灯レジスター回路23bがらの入
力を反転するノットと、このノットの出力と上記ストロ
ーブ反転信号dが入力されるアンドとから構成されてお
り、その出力であるスリット状露光用L 11.D点灯
信号を上記オア回路23dに出力する。このオア回路2
3dには、上記テスト信号eも入力される。
データイン信号aは、画像形成領域に対応するLED2
0aeOFF、非画像形成領域に対応するLED20a
をONにするデータであるから、画像形成領域に対応す
るLED20aが接続されている出力ボートに接続され
たオアには、スリット状露光用LED点灯信号回路23
cがら、ストローブ反転信号dのH−Lに対応してON
−OFFするパルス状のスリット状露光用LED点灯信
号が入力され、一方、非画像形成領域に対応するLED
20 aが接続されている出力ボートに接続されたオア
には、イレース用LED点灯しジスタ回路23bから、
Hのイレース用LED点灯信号が入力される。
二二で、ストローブ反転信号dは、H−Lを一定の周期
で繰り返すので、この−周期中のH−Lの割合を調整す
ることにより、上記スリット状露光用LED点灯信号の
0N−OFFの割合を調整することが出来、これにより
、スリット状露光の光量の輿整を行なうことが出来る。
第10図は、ストローブ反転信号dが一定の周期(t、
)の場合に、Y、M、C各色毎に、ストローブ反転信号
dの一周期中のH−Lの割合(Hの期間t、とLの期間
t1の比)を異ならせることにより、LED20aの0
N−OFF比を異ならせたときのタイミング図を示して
いる。このHの期1gJt、の割合を大きくして、LE
D20 aの08時間をOFF時間に対して長くすれば
、スリット状露光の光量が多(なり、逆にすれば、光量
が少なくなる。
以下、第11図に基づいて、動作を説明する。
先ず、コピー前にマニュアル操作部21上のキースイッ
チから入力された各色の色再現情報に基づいて、ストロ
ーブ反転信号dのH−L割合の決定処理を行ない、この
結果をスリット状露光の光量データとして、メイン制御
部22のRAMに入力しくステップ1)、複写開始釦の
押下によるコピースタートを待つ(ステップ2)。
コピー動作が始まり、感光体ドラムlが回転を始めると
、画像領域判別処理を実行しくステップ3)、その結果
の画像形成領域の位置情報である、感光体ドラム軸方向
の位置データ、及び、画像形成領域の感光体ドラム移動
方向の位置データをRAMに入力する(ステップ4,5
)。この感光体ドラム移動方向の位置データを参照して
、感光体ドラムl上の非画像形成領域の先端がLED2
0aに到達するのを待ち(ステップ6)、これが到達し
たら、テスト信号eをONにして(ステップ7)、全L
ED20aを点灯させ、これにより、画像形成領域より
も感光体移動方向で上流側の非画像形成領域のイレース
を行なわせる。又、データイン信号aをONにし、クロ
ック信号すと同期して感光体ドラム軸方向の位置データ
をシフトレジスタ回路23aへ転送する(ステップ8)
次に、上記感光体ドラム移動方向の位置データを参照し
て、画像形成領域の先端がLED20aに到達するのを
待ち(ステップ9)、これが到達したら、テスト信号e
をOFFにしくステップ10)、ラッチ反転信号Cとス
トローブ反転信号dをONにする(ステップ11.12
)。これにより、画像形成領域に対応するLED20a
を、ROM内部の光量データに応じて1周期のH−Lの
割合が決定されたストローブ反転信号dで、そのON−
OFFが決定される、スリット状露光用LED点灯信号
によりパルス点灯させて、画像形成領域にスリット状露
光を行なわせる。又、非画像形成領域に対応するLED
20aを、イレース用LED点灯信号で全点灯させて、
感光体ドラム軸方向で画像形成領域の側方に存在する非
画像形成領域のイレースを行なわせる。
次に、感光体ドラム移動方向の位置データを参照して、
画像形成領域の後端がLED20aに到達するのを待ち
(ステップ13)、これが到達したら、再びテスト信号
eをONにして(ステップ14)、再び、全LED20
aを全点灯させ、これにより、画像形成領域よりも感光
体ドラム移動方向で下流側のイレースを行なわせ、不要
になったストローブ反転信号dをOFFにする。又、デ
ータイン信号aをONにし、クロック信号すと同期して
全OFFデータをシフトレジスタ回路23aへ転送しく
ステップ16)、LED20aの128個分のOFFデ
ータの転送が終了した時点で、ラッチ反転信号をONに
しくステップ17)、これにより、イレース用LED点
灯しジスタ回路23bの出力なLにする。
次に、感光体ドラム移動方向の位置データを参照して、
非画像形成領域の後端がLED20aを通過するのを待
ち(ステップ18)、これが通過したら、テスト信号e
をOFFにして(ステップ19)、全LED20aを消
灯する。
次に、カウンタCNの内容をインクリメントしくステッ
プ20)、カウンタCNの内容を3(Y。
M、Cのサイクル数)と比較する(ステップ21)。
CN<3なら、ステップ6に戻って同様の動作を繰り返
す。このとき、ステップ12でONにするストローブ信
号dのH−Lの割合は、上記カウンタCNの内容に基づ
いて、複写プロセス実行中の色に対応した光量データを
ROMから読みだして決定する。
CN=3なら、カウンタCNをクリアしくステップ22
)、1枚のカラー複写を終了する。
以上、本実施例によれば、スリット状露光を行なうため
のスリット状露光用LED点灯信号は、各色に対応する
RAM内部の光量データに応じて、1周期のH−Lの割
合が調整されたストローブ反転信号dにより0N−OF
Fするので、このLED20aのONとOFFの割合の
調整によって感光体ドラム1表面に照射される光量が調
整されて、スリット状露光が行なわれる。スリット状帯
電部分の幅(感光体軸方向の長さ)は、スリット状露光
の光量に反比例し、トナーの付着量は、スリット状帯電
部分の幅に比例するので、スリット状露光の光量を増減
することによって、トナー付着量を調整できる。これに
より、各色トナー量の割合を上記色再現情報に応じて、
微妙に調整することが出来る。
又、本実施例によれば、感光体ドラム移動方向で画像形
成領域よりも上流側及び下流側の非画像形成領域のイレ
ースを、スリット状露光装置20の全LED20aを強
制的にONさせる信号であるテスト信号eによって、点
灯させているので、この非画像形成領域のイレースを行
なうために各LED20aに0N−OFFデータ(この
場合は、全LED20aにONデータ)を順次転送する
ための時間を確保する必要が無く、この分、感光体ドラ
ム1の移動速度の高速化や、−横帯電器とスリット状露
光装置2oとの近接配置による装置の小型化などが図れ
る。
尚、上記第8図及び第9図に示すようなスリット状露光
装置20の回路に代え、第12図に示すように、従来の
イレーサー回路における各ICに接続された各LED電
流制御用抵抗R1〜128とICの出力ボート間に、パ
ルス信号が印加されるトランジスター(1〜128)を
接続し、ICにイレース用LEDの選択とイレース用の
連続点灯信号の出力を担当させ、上記外付けのトランジ
スターに全LEDへのスリット状露光用のパルス点灯信
号の出力を担当させても良い。この回路によれば、各L
RD20aは、IC内部のトランジスターと外付けのト
ランジスターとに、オア接続されているので、両方から
信号が入力されるLED20a (イレース領域に対応
するもの)は、連続点灯であるイレース信号が優先して
、イレースの連続点灯を行ない、外付けのトランジスタ
ーのみから信号が入力される5ED20a(画像形成領
域に対応するもの)は、パルス点灯のスリット状露光を
行なう。従って、外付けのトランジスターに、画像形成
領域がLED20aに対向している期間中、パルス信号
を入力すれば、IC側は、従来通り、画像形成領域より
上流及び下流におけるイレースと、画像形成領域の側方
におけるイレースとの制御を行なうだけで、L E D
 20 aを備えたスリット状露光装置をイレースとス
リット状露光とに兼用できる。
又、上記実施例においては、スリット状露光の光量を調
整するのに、スリット状露光装置20のLED20aの
0N−OFFI11合を調整しているが、これに代え、
LED20aに加える電圧調整しても良い。
更に、スリット状露光装置20を、−横帯電位置と原稿
露光位置との間に配置しているが、これに代え、露光位
置と現像位置との間に配置しても良い。
又、上記実施例は、カラー複写機において、スリット露
光装置をイレースに兼用したものであるが、同様に、白
黒複写機にても、スリット露光装置をイレースに兼用出
来る。
更に、スリット状露光装置として、発光素子群であるL
ED20aとこれから像担持体上へ向けて照射される光
を部分的に遮るフィルター手段であるスリットフィルム
20cとにより構成しているが、これに代え、LED2
0aを小型化することによりフィルター手段を省略し、
LED20aを例えば、一つ置きに点灯させることによ
りスリット状露光部分を形成しても良い。又、フィルタ
ー手段として、部分的に光透過、光不透過を制御できる
、例えば、液晶板などを用いることが出来、この場合に
、このフィルター手段を、スリット状露光を行なう領域
で、光透過部分と光不当か部分を交互に発生させ、イレ
ースを行なう領域で、光等が部分を発生させるように制
御すれば、光源として、感光体ドラムの軸方向全域に渡
る長さを持った単一の光源(例えば、蛍光灯)を用いる
こともできる。
又、画像品質改善のために、−横帯電後であって現像前
の像担持体表面における画像形成領域内の電荷を、部分
的に除電する露光手段による露光の形状は、スリット状
に限られるものでなく、この露光光が照射されて形成さ
れる非トナ一部と、この露光光が照射されない帯電部分
に形成された原稿に対応したトナー像とを重ね合わせた
像が、人の目に入り、全体として見掛は上、中間調の再
現が可能となる限り、任意の形状で良い。例えば、上記
の実施例のように、LEDを発光手段とじて用いる場合
には、LEDのパルス点灯周期を感光体の移動速度との
関係で充分長く設定することにより、感光体の移動方向
に、不連続な除電部分を形成しても良い。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明においては、一つの露光手段を画
像品質改善のための部分露光とイレースとに兼用するの
で、この部分露光を行なう露光装置とイレースを行なう
露光装置とを、それぞれ個別に設ければ発生するであろ
うコストアップを防止できるという優れた効果がある。
又、上記露光手段を、上記複数の光源の全てが上記イレ
ースを行なうべき像担持体表面に対向するときに、上記
強制イレース制御手段によって制御させ、上記複数の光
源の一部が上記部分露光を行なうべき像担持体表面に対
向するときに、上記照射制御手段によって制御させる、
制御切替え手段とを設ければ1強制イレース制御手段に
よるイレースにあっては、上記判別手段の判別結果に応
じた各光源ごとの照射制御を行なう必要が無く、画像形
成速度の高速化が図れる等の優れた効果が有る。
更に、上記露光手段が、発光素子群と、該発光素子群か
ら像担持体上へ向けて照射される光を部分的に遮るフィ
ルター手段とを有し、上記照射制御手段が、該発光素子
群を構成する各発光素子の光量を制御するようにすれば
、発光素子が比較的大きなものでも、良好な部分露光が
可能であり、又、発光素子の光量を大きくすることで良
好なイレースを行なうことが出来るという優れた効果が
有る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図は、本発明の詳細な説明するための
図面であり、 第1図は本実施例に係るカラー複写機に用いられるスリ
ット状露光装置20の概略を示す斜視図、第2図は本実
施例に係るカラー複写機の概略構成図、 第3図は第1図のスリット状露光装置20の側面図、 第4図はスリット状露光装置2oのスリットフィルム2
0cを取り外した状態の正面図、第5図は第1図のスリ
ット状露光装置20の露光用LED20 aを発光させ
る基本回路図、第6図は第1図のスリット状露光装置2
0による感光体上の電荷の除電状態を説明するための図
、第7図は第2図のカラー複写機におけるマニュアル操
作部21、メイン制御部22及びスリット状露光装置2
oのつながりを示す回路図、第8図は第1図のスリット
状露光装fi20の回路図、 第9図は第8図の回路図中のIC23の論理回路図、 第10図はストローブ反転信号d0)H−L割合を異な
らせることにより、Y、M、C各色毎にLED20aの
0N−OFF比を異ならせたときのタイミング図、 第11図は動作のフローチャート、 第12図は、スリット状露光装置の回路の変形例を示す
回路図である。 第13図は、スリット状露光を行なわない場合の複写画
像特性を示す特性図である。 l ・感光体ドラム、9・・・−横帯電器、l0BK。 10Y、IOM、IOC・・・現像器、20・・・スリ
ット状露光装置、21・・マニュアル操作部、22メイ
ン制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)像担持体上の画像形成領域以外の一様帯電領域に
    光を照射して、一様帯電電荷を除去するイレースと、像
    担持体上の画像形成領域内の一様帯電領域に部分露光光
    を照射して、一様帯電電荷を部分的に除去する画像品質
    改善のための部分露光とを行なう画像形成装置において
    、 複数の光源を備え、上記部分露光を行ない得る露光手段
    と、 該光源の各々が、上記イレースを行なうべき像担持体表
    面と部分露光を行なうべき像担持体表面との何れに対向
    するかを判別する手段と、 該判別手段により、上記イレースを行なうべき像担持体
    表面に対向するものとして判別された光源を、上記イレ
    ースを行なうように制御し、該判別手段により、上記部
    分露光を行なうべき像担持体表面に対向するものとして
    判別された光源を、上記部分露光を行なうように制御す
    る照射制御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. (2)上記請求項1記載の画像形成装置において、上記
    像担持体を上記露光手段に対して相対的に移動させ、 上記複数の光源を像担持体の移動方向に対して垂直な方
    向に配列し、 更に、上記複数の光源の全てを上記イレースを行なうよ
    うに制御する強制イレース制御手段と、上記露光手段を
    、上記複数の光源の全てが上記イレースを行なうべき像
    担持体表面に対向するときに、上記強制イレース制御手
    段によって制御させ、上記複数の光源の一部が上記部分
    露光を行なうべき像担持体表面に対向するときに、上記
    照射制御手段によって制御させる、制御切替え手段とを
    設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. (3)上記露光手段が、発光素子群と、該発光素子群か
    ら像担持体上へ向けて照射される光を部分的に遮るフィ
    ルター手段とを有し、上記照射制御手段が、該発光素子
    群を構成する各発光素子の光量を制御することを特徴と
    する請求項1又は2記載の画像形成装置。
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