JPH0493376A - 感圧接着材 - Google Patents

感圧接着材

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JPH0493376A
JPH0493376A JP21128490A JP21128490A JPH0493376A JP H0493376 A JPH0493376 A JP H0493376A JP 21128490 A JP21128490 A JP 21128490A JP 21128490 A JP21128490 A JP 21128490A JP H0493376 A JPH0493376 A JP H0493376A
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Masato Kusakabe
正人 日下部
Makoto Chinami
誠 千波
Koji Noda
浩二 野田
Takanao Iwahara
孝尚 岩原
Kazuya Yonezawa
米沢 和弥
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特定の組成物を硬化させて得られた柔軟性と
高い引張強度とを併せもつ基材に感圧接着剤層が積層さ
れてなる、高い接着力(剪断接着力及び剥離接着力)を
有するテープ状又はシート状の感圧接着材に関する。
〔従来の技術と問題点〕
従来より、比較的高い接着力を有するテープ又はシート
状の感圧接着材を得る方法がいくつか知られている。
例えば、比較的高い接着力の感圧接着材を得る方法とし
て、感圧接着剤層を厚くする方法が知られているが、感
圧接着剤層を形成するのに溶剤型やエマルジッン型の粘
着剤を用いて感圧接着剤層を形成する限り厚さに限界が
あるので、接着力についても限界がある。
また、基材に厚目のフオームを用いると感圧接着材の接
着性は比較的良好になるが、最も一般的なウレタンフオ
ームやポリエチレンフオームなどの場合、比較的高い剪
断接着力を得ようとすると剥離接着力が充分でなくなり
、比較的高い剥離接着力を有するようにすると感圧接着
材としての剪断接着力に限界があり、比較的高い剥離接
着力と比較的高い剪断接着力とを併せもたせるのが容易
でなく、満足し得る特性のものが得られていないという
問題がある。
このような問題を解決するため、特定割合で特定種の気
泡を含む感圧接着膜が製造され、柔軟性及び比較的高い
接着力のいずれをも有する感圧接着材が得られている(
特開昭58−125776号公報)、シかし、この感圧
接着材は特定種の気泡を特定割合で含む特殊なものであ
り、通常の方法とは異なる方法、即ち重合すると感圧接
着性を存する状態になる組成物を泡立てたのち基材の上
にのせ、該気泡物の泡が消えないうちに現場で重合させ
て感圧接着性を有する状態にしなければならないという
、形態的にも製法的にもかなり特殊なものとなるという
欠点がある。
なお、前記気泡の代わりにガラス微小バブルを含有せし
めた感圧接着テープなども検討されているが(特開昭5
3−141346号公報及び同62−34976号公報
)、バブルが混合時に壊れやすく、取扱いに注意が必要
であるというのが実情である。
これらの問題を解決するために、分子中に少なくとも1
個の反応性ケイ素を有する常温で液状のゴム系有機重合
体を硬化させて得られた基材の両面に感圧接着剤層が積
層されてなる感圧接着材が開発されている(特開平2−
28277)。しかし、この感圧接着材の基材部の硬化
は比較的高温で長時間を要し、ライン生産性が低いこと
、及び剥離接着強度が時間とともに低下するという問題
点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、これらの問題点を克服し、基材部が速硬化性
であり柔軟性及び比較的高い接着力を有し、剥離接着強
度が低下しないような感圧接着材を得ることを目的とし
てなされたものである。
即ち、本発明の第1は、下記の成分(A)〜(C)を主
成分とする硬化性組成物を架橋・硬化させて得られた基
材に、感圧接着剤層を積層してなる感圧接着材; (A)分子中に少なくとも1個のアルケニル基を含有す
る有機重合体、 (B)分子中に少なくとも2個のヒドロシリル基を含有
する有機化合物、 (C)ヒドロシリル化触媒、 本発明の第2は、下記の成分(A)〜(D)を主成分と
する硬化性組成物を架橋・硬化させて得られた基材に、
感圧接着剤層を積層してなる感圧接着材; (A)分子中に少なくとも1個のアルケニル基を含有す
る有機重合体、 (B)分子中に少なくとも2個のヒドロシリル基を含有
する有機化合物、 (C)ヒドロシリル化触媒、 (D)貯蔵安定性改良剤を、 それぞれ内容とするものである。
本発明の第1の発明における感圧接着材の基材部分は、
次の3成分からなる組成物を架橋・硬化させることによ
って製造される。
(A)分子中に少なくとも1個のアルケニル基を含有す
る有機重合体、 (B)分子中に少なくとも2個のヒドロシリル基を含有
する有機化合物、 (C)ヒドロシリル化触媒。
また、本発明の第2の発明における悪玉接着剤の基材部
分は、上記(A)〜(C)の3成分に更に(D)成分と
して貯蔵安定性改良剤が加わった4成分からなる組成物
を架橋・硬化させることにより製造される。
これ以外の化合物を用いても基材部分を作成することが
でき、例えば分子中に反応性基として例えば水酸基、イ
ソシアネート基、グリシジル基、アクリロイル基、メタ
クリロイル基、アミノ基、アミド基、カルボキシル基、
メルカプト基などを少な(とも1個有する常温で液状の
有機重合体を架橋硬化剤の存在下あるいは非存在下に硬
化させる方法等が挙げられるが、硬化速度が速いこと、
更に硬化後の柔軟性の点から、上86(A)〜(D)成
分からなる組成物を用いるのが好ましい。
(A)成分である分子中に少なくとも1個のアルケニル
基を含有する有機重合体の主鎖は、硬化物がゴム状物と
なる有機重合体である限り特に限定はないが、例えば特
願昭62−335798号明細書などに記載の如き主鎖
が本質的に一数式−R−0−(式中、Rは2価の有i基
)で示される繰り返し単位を有するポリエーテル:特開
昭59−168014号公報などに記載のごとき2−エ
チルへキシルアクリレート、ブチルアクリレートなどの
アクリル酸エステルをラジカル重合させて得られるポリ
アクリル酸エステルや、2−エチルへキシルアクリレー
トやブチルアクリレートなどのアクリル酸エステルと酢
酸ビニル、アクリロニトリル、メチルメタクリレート、
スチレンなどとのアクリル酸エステル系共重合体:特願
昭62−327938号明細書や特願昭62〜3308
90号明細書などに記載のごときイソブチレン系重合体
や水添ポリジエン系重合体などの飽和炭化水素系重合体
:プロピレンオキシド、エチレンオキシド、テトラヒド
ロフランなどの環状エーテルの重合により得られたポリ
エーテル系重合体中で炭素数1〜12のアルコールのア
クリル酸エステルやメタクリル酸エステル、酢酸ビニル
、アクリロニトリル、スチレンなどのビニルモノマーを
重合させて得られるビニルポリマー変性ポリエーテル系
重合体などが挙げられる。
これらのうちでは重合体中、−数式: −R−0−で示
される繰り返し単位を50%(重量%、以下同様)以上
、好ましくは70%以上、更に好ましくは90%以上含
育するポリエーテル系重合体が好ましく、特にポリプロ
ピレンオキシド系重合体が好ましい。
アルケニル基としては特に制限されないが、式%式%(
[) (式中、R1は水素又はメチル基) で示されるアルケニル基が好適である。
アルケニル基を該重合体に導入する方法については、種
々提案されているものを用いることができるが、重合後
にアルケニル基を導入する方法と重合中にアルケニル基
を導入する方法に大別することができる。
重合後にアルケニル基を導入する方法としては、例えば
末端、主鎖あるいは側鎖に水#R基、アルコキシド基等
の官能基を有する有機重合体に、上記官能基に対して反
応性を示す活性基及びアルケニル基を有する有機化合物
を反応させることによりアルケニル基を末端、主鎖ある
いはmsに導入することができる。上記官能基に対して
反応性を示す活性基及びアルケニル基を有する有機化合
物の例としては、アクリル酸、メタクリル酸、ビニル酢
酸、アクリル酸クロライド、アクリル酸ブロマイド等の
CsC□。の不飽和脂肪酸、酸ハライド、酸無水物等や
アリルクロロホルメート(C8! =CHCH20GO
CI) 、アリルブロモホルメート(Cfi2 =C1
(CHzOCOBr)等のC3Czoの不飽和脂肪酸置
換炭酸ハライド、アリルクロライド、アリルブロマイド
、ヒニル(クロロメチル)ヘンゼン、アリル(クロロメ
チル)ベンゼン、アリル(ブロモメチル)ベンゼン、ア
リル(クロロメチル)エーテル、アリル(クロロメトキ
シ)ベンゼン、1−ブテニル(クロロメチル)エーテル
、1−へキセニル(クロロメトキシ)ベンゼン、アリル
オキシ(り四ロメチル)ヘンゼン等が挙げられる。
重合中にアルケニル基を導入する方法としては、例えば
ラジカル重合法で本発明の有機重合体を製造する場合に
、アリルメタクリレート、アリルアクリレート等の分子
中にラジカル反応性の低いアルケニル基を育するビニル
モノマー、アリルメルカプタン等のラジカル反応性の低
いアルケニル基を有するラジカル連鎖移動剤を用いるこ
とにより、重合体の主鎖又は末端にアルケニル基を導入
することができる。
(A)成分であるアルケニル基含有有機重合体は、線状
でも、枝分かれ状でもよく、分子量は500〜5000
0の任意のものが好適に使用できるが、1000〜20
000のものが特に好ましい。(A)成分のアルケニル
基は分子末端にあっても分子中にあってもよいが、本発
明の組成物を用いてゴム状硬化物を作製する場合には、
分子末端にある方が有効網目鎖長が長くなるので好まし
い。
本発明の(B)成分である分子中に少なくとも2個のヒ
ドロシリル基を含有する有機化合物としては特に制限は
ないが、ヒドロシリル基を含む基を具体的に例示するな
らば、−5t(H)、 (CTo)3−。
5i(H)、1(Cz)lsL−a、   5i(1’
l)−(CJs)*−II(n−1〜3 ) 、−3i
Tlz(CJ+z)などのケイ素原子1個だけ含有する
ヒドロシリル基、−3i(CHs)isi(CH3>、
H,−5t(CH3)之CHzCHzSi(CH3)z
H,−5t(CI(i) zsicH3H2, 5i(CHx)zNH3i(CHs)!、  −3i(
CHs)zN(Si(CHs)JlzH3 Si(CHi)xOc=Nsi(CHs)JCH。
一5i(C)Is)J  =C05i(CH3)□■な
どのケイ素原子を2個以上含む基、 RR 一←Si  O+T−+Si+1−H R11 (式中、RはH,05i(CL)□及び炭素数が1〜1
0の有機基より選ばれる基であり、それぞれのRは同し
でも異なっていてもよい、m、nは正の整数で、且つ2
≦m+n≦50) Si (CH3)z−)Si (CL)zH。
(式中、Rは上に同し、mは正の整数、n、  pqば
O又は正の整数で、且つl≦m+n+p+q≦50) 0Si(CH+)i OSi(CL):1 (式中、Rは上に同じmは正の整数、nは0又は正の整
数で、且つ2≦m+n≦50) などで示される鎖状、枝分かれ状、環状の各種の多価ハ
イドロジエンシロキサンより誘導された基などが挙げら
れる。
上記の各種のヒドロシリル含有基のうち、本発明のヒド
ロシリル基含有の有機系硬化剤の各種有機重合体に対す
る相溶性を損なう可能性が少ないという点から、ヒドロ
シリル基を構成する基の部分の分子量は500以下が望
ましく、さらにヒドロシリル基の反応性も考慮すれば、
下記のものがものが好ましい。
l3 CL 同一分子中にヒドロシリル基を有する基が2個以上存在
する場合には、それらは互いに同一でも異なっても構わ
ない。
(B)成分中に含まれるトータルのヒドロシリル基の個
数については少なくとも1分子中に2個あればよいが、
2〜15個が好ましく、3〜12個が特に好ましい。本
発明のヒドロシリル基台を有機化合物をヒドロシリル化
触媒存在下に、アルケニル基を含有する各種の有機重合
体と混合してヒドロシリル化反応により硬化させる場合
には、該ヒドロシリル基の個数が2より少ないと硬化が
遅く硬化不良をおこす場合が多い。また該ヒドロシリル
基の個数が15より多くなると、該硬化剤の安定性が悪
くなり、その上硬化後も多量のヒドロシリル基が硬化物
中に残存し、ボイドやクラックの原因となる。
ヒドロシリル基は(B)成分中に、−数式(It)X−
R”  −([ン (Xは少なくとも1個のヒドロシリル基を含む置換基、
R2は炭素数2〜20の2価の炭化水素基で1個以上の
エーテル結合を含有していてもよい)で表わされる基と
して存在することが望ましい。
(B)成分は式(I[)で表される形でヒドロシリル基
が主鎖の有機成分に結合しているのであるが、その主鎖
骨格としては特に制限はなく、有機重合体から低分子量
化合物にいたる各種のものを用いることができる。
有機重合体としては、(A)成分として掲げた重合体を
すべて好適に用いることができる。それらのうちで−数
式一〜R−0−で示される繰り返し単位を50%以上、
好ましくは70%以上、更に好ましくは90%以上有す
るポリエーテル系重合体が好ましく、特にポリプロピレ
ンオキシド系重合体が好ましい。
低分子量化合物としては各種のものを用いることができ
るが、具体的に詳述すると、ます弐(II[)(に−i
l”−0+t−R’     ([[)(X、 R”は
上に同じ、R3は炭素数1〜3oの有機基、aは1〜4
から選ばれる整数。) で表わされるエーテル結合を有する化合物が挙げられる
式(I[I)中、R2は炭素数2〜2oの2価の炭化水
素基を表すが、R2の中には1個以上のエーテル結合が
含有されていてもかまわない。具体的にはCHzCHz
  、  CHzCHzCHx〜Hs −C1ltCHCFI!−,−C)IffiCLC[f
zCL−−CToCFIzO(JgCHz  、  C
HzCHzOCHzCHzCHz−などが挙げられる。
合成上の容易さから−CH2CH。
CTo−が好ましい。
式(I[I)中、R3は炭素数1〜30の芳香族系又は
脂肪族系の1〜4価の有機基である。具体的に示スナら
ば、CL  、 CH2Cl−、CHxCHzCHz−
C CI(z l3 CEli   C− Bs −C)l、  〜 C− 日 fJzcHz− CL CToCHzGHz CHzCH CH2CEI2CH2CH2− CH2C)I。
H2CH CH3CH2− CH3 −CH2 CH3 CH,−CH2− C−C)I  − CL−C)12− CT。
(C)Izl<、 tt2.10(7)lJt)などが
挙げられる。これらのうちで、下記のものが好ましい。
次に一般式(rV) (X−R”−0−C−)r−[1’ ■ (TV) CH3 (Xは少なくとも1個のヒドロシリル基を含乞゛基、C
H3 R2は炭素数2〜20の2価の炭化水素基で1個以上の
エーテル結合を含有していてもよい。R4は炭素数1〜
30の有機基、aは1〜4から選ばれる整数。)で表さ
れるエステル結合含有化合物が挙げられる。
式(IV)中、R2は弐(If)におけるR2と同一ま
たR4は炭素数1〜30の芳香族系又は脂肪族系の1〜
4価の有機基である。具体的に示すならば、CH3−、
CH)CH2−、CH3C)lICII2−、 −(C
H2)!−(CH2)4−、−(CHz)s−+ −(
CHz)b−、−(CII2L−(CI+□)3 CICI(IC1iICロー C)I!=CH CD!=CB−CI(。
C)!3 CB。
CHg= CB3CH=CHCHz CH2 (CL)z− −(CHz)a −(CL)、− I3C CB3 CH3 CBユ などが挙げられる。
これらのうちで下記のものが 好ましい。
(CHxン。
(CHz)s (Cut)* CHz CH3CH3 CHzCHCLC[1g− CH2Cl  CHCFIg− 次に、−数式(V) 島 Rs (V) (Xは少な(とも1個のヒドロシリル基を含む基、R5
は炭素数2〜50の1〜4価の炭化水素基、は1〜4か
ら選ばれる整数。
で示される炭化水素を主鎖骨格とする化合物が挙げられ
る。
式(V)中、Rsハ炭素数2〜50の1〜41iiの炭
化水素基を表すが、 具体的には CHz(CEIt) − (n・1〜10)。
CL (CHり gcllcRl− CI3CHtCH〜 CF[gC!(3 CIsCToCH− (CL)gcllcLcL CL −(CHx) (n=2〜10)。
(B)成分の具体例としては、更に一般式(Vl)これ
らのうちで、 −(Hz) (022〜10) (X−R”−0CO±rR”       (Vr)(
Xは少なくとも1個のヒドロシリル基を含む基、R2は
炭素数2〜20の2価の炭化水素基で1個以上のエーテ
ル結合を含有していてもよい。R6は1〜4価の有機基
、aは1〜4から選ばれる整数。
)で表わされるカーボネート結合を有する化合物が挙げ
られる。
式中、R2は式(III)、(rV)申のR2に同し。
またR6としては、 CH3、CH3CHz  、 Ct13CHzCHz−
が好ましい。
さらに−(CHg)、 (n=2〜10) が特に好ましい。
IIx EI3 L 3C −CH。
C[3 一 ■ C1,− LCL− CH3 CHi C1(3 C)]!− C1(Z− HtGHz −CF1.CI(− CH,− CH− UZ− CH3 (r+は2〜lOの整数) −<C)licIbo)、 CHzCHz −(nは1
〜5の整数)C113C1l。
−(CIlzCHO)、 CFIzCH−(nはト5の
整数)HCHgC)lzC)izO)−CLCLCL 
    (nは1〜5の整数)−’fC)IzCHzC
ToCHzO) 、 C)lzcHzcl’1zclI
z −(nは1〜5の整数)などが挙げられる。これら
のうち下記のものが特に好ましい。
CHzCHzOCHzCElz −CH,CH□OCHzCHzOCHxCHzCHgC
HOCHzCFI CEIz  C’ds (B)成分のヒドロシリル基含有化合物は、そのヒドロ
シリル基と(A)成分のアルケニルaがモル比で0.2
〜5.0となるような範囲で用いるのが好ましい。モル
比が0.2より小さいと硬化不良を起こし、5.0より
大きいと硬化後の機械物性の低下を招くからである。
本発明のヒドロシリル基含有有機化合物の製造方法につ
いては特に制限はなく、任意の方法を用いればよい。例
えば、(i)分子内にSi −C1蟇をもつ有機化合物
をLiAIF[m、 NaBLなどの還元側で処理して
該化合物中の5i−CH基を5i−H基に還元する方法
、(ii)分子内にある官能基Xをもつ有機化合物と分
子内に上記官能基と反応する官能基Y及びヒドロシリル
基を同時にもつ化合物とを反応させる方法、(ii)ア
ルケニル基を含有する有機化合物に対して少なくとも2
個のヒドロシリル基をもつポリヒドロシラン化合物を選
択ヒドロシリル化することにより、反応後もヒドロシリ
ル基を該化合物の分子中に残存させる方法などが考えら
れる。これらのうち(出)の方法が特に好ましい、(B
)成分のヒドロシリル基含有有機化合物は、単独で用い
ても、また、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明の(C)成分であるヒドロシリル化触媒としては
、白金の単体、アルミナ、シリカ、カーボンブラック等
の担体に固体白金を担持させたもの、塩化白金酸、塩化
白金酸とアルコール、アルデヒド、ケトン等との錯体、
白金−オレフィン錯体(例えば、Pt(CHz−CHz
)x(PPhz)zPt(CHi=CHz)zc12)
;白金−ビニルシロキサン錯体(例えば、Pt(ViM
elSiO5iMexVi)、 、 Pt ((MeV
iSiO)4) a) ;白金−ホスフィン錯体(例え
ば、Pt(PPb+)4、 Pt(PBus)a + 
 ;白金−ホスファイト錯体(例えば、Pt (P(O
Phs) a 、 Pt (P(OBu)s ) a 
)  (式中、Meはメチル基、Buはブチル基、Vi
はビニル基、phはフェニル基を表し、n、mは整数を
表す)、ジカルボニルジクロロ白金、また、アシュビ−
(Ashby)の米国特許筒3159601及び315
9662号明細書中に記載された白金−炭化水素複合体
、並びにラモロー(La+moreaux)の米国特許
第3220972号明細書中に記載された白金アルコラ
ード触媒も挙げられる。更にモディフク(ModiC)
の米国特許第3516946号明細書中に記載された塩
化白金−オレフィン複合体も本発明において有用である
また、白金化合物以外の触媒の例としては、RhCI(
PP11+)z、  RhC15,Rh1AIzO3,
RuCl3.  IrC1z、  FeCl31AIC
13IPdC1t・2HzO,NjClオ、 TiCl
4等が挙げられる。これらの触媒は単独で使用してもよ
く、2種以上併用してもかまわない、触媒活性の点から
塩化白金酸、白金−オレフィン錯体、白金−ビニルシロ
キサン錯体等が好ましい。
触媒量としては特に制限はないが、(A)成分中のアル
ケニル基l■O1に対して10−’〜10−’molの
範囲で用いるのがよい。好ましくは10−3〜10−b
sol (71範囲で用イル(Dカヨイ、  l O−
”s。
lより少ないと硬化が十分に進行しない、またヒドロシ
リル化触媒は一般に高価で腐蝕性であり、また水素ガス
が大量に発生して硬化物が発泡してしまう場合があるの
で10−’so1以上用いないほうが望ましい。
本発明の(B)成分であるヒドロシリル基含有有機化合
物を上記の選択ヒドロシリル化により製造する場合、反
応後にも(B)成分中にヒドロシリル化触媒を含むので
、一般にその安定性が良好でなく、長期間放置したり、
湿分が混入したりすると5i−H基の5i−OH基への
転化が起こり、粘度増大やゲル化等の現象が見られる。
従って、(B)成分の中に(D)成分として貯蔵安定性
改良剤を含有させることが必須である。更に、この(D
)成分は低温ではヒドロシリル化触媒を不活性化するが
、比較的高温になるとヒドロシリル化反応を阻害しなく
なるので、本発明の組成物は機械特性の優れた硬化物を
与える。
(D)成分としては、脂肪族不飽和結合を含有する化合
物、有機リン化合物、有機イオウ化合物、窒素含有化合
物、スズ系化合物、有機過酸化物等を良好に用いること
ができる。
脂肪族不飽和結合を含む化合物としては、−数式(■) +1−C= C−C−OH(■) で示されるプロパギルアルコール(式中、e′、 RJ
は水素原子、アルキル基、アリール基、又はQM。
Reが他端において相互に連結したもの)、数式(■) 1(−Ci: C−C=C−R”    (■)R9H
IO で示されるエン−イン化合物(式中、RQ、 Rro、
 RI+は水素原子又は炭化水素基であり、R9,RI
D、 Rの炭素数の総和は2−6である。ただし、R9
RIG、 R11が炭化水素基であるときは、RQ、 
RIOもしくはRle、 R11が他端において相互に
連結したものであってもよい。)、−数式(IX)R”
St→0−C−CミCl) 3     (IX )I
4 で示されるシラン化合物(式中、1171.1?+3.
 [714は炭素数1〜10個の炭化水素基、ただし)
113とRJ4が他端において相互に連結したものであ
ってもよい、)、−数式(X) で示されるポリシロキサン化合物(式中111′の少な
くとも1つはアセチレン性不飽和結合を有する炭化水素
基)、−数式(XI) 「・ で示されるオレフィン系化合物(式中、RJ6〜10は
水素原子、ハロゲン又は1価炭化水素基、Xは塩素、臭
素等のハロゲン又はアルコキシ基)、テトラメチルビニ
ルシロキサン環状体、2−ペンテンニトリル、−数式(
XI[) で示される化合物(式中、R11は少なくとも1個のア
セチレン結合を含有する一価の有機基)、酢酸ビニル等
のオレフィン系アルコールの脂肪族カルボン酸エステル
、−数式(XI) R”ogc−c = C−COMR”   (Xm)で
示されるアルキルアセチレンジカルボキシレート(式中
、Rzxはメチル、エチル等の炭化水素基)、−数式(
XIV) R”OiCl\C0tR”    (X rV )で示
されるマレイン酸エステル(式中、「3はメチル、エチ
ル、アリル、ヒドロカルボツキジアルキル基等の炭化水
素基)、ジオルガノフマレート等が例示される。
有機リン化合物としてはトリオルガノフォスフイン、ジ
オルガノフォスフイン、トリオルガノフォスファイト、
オルガノフォスフオン酸等が例示される。
有機イオウ化合物としてはオルガノメルカプタン、ジオ
ルガノスルフィド、ジオルガノスルフオキシド、メルカ
プト基含有オルガノシラン類、硫化水素、ベンゾチアゾ
ール、ペンゾチアゾールジサルファイト、2−(4−モ
ルフオシニルジチオ)ベンゾチアゾール等が例示される
窒素含有化合物としては、アンモニア、1〜3級アルキ
ルアミン、アリールアミン、アルキルアリールアミン、
N、N−ジオルガノアミノアルコール、尿素、チオ尿素
、ピリミジン、ピコリン、ヒドラジン、スルフオン酸ア
ミド、ベンシトl/アゾール、キノリン、トリアリルイ
ソシアヌレート、−数式(XV) !?”、NI?zl′Nl?”         (X
 V )で示されるジアミン化合物(式中、R24は1
〜4個の炭素原子を含むアルキル基、Risは水素又は
R24テアリ、R2&は2〜4個の炭素原子を含むアル
キル基)等が例示される。
スズ系化合物としてはハロゲン化第−スズ2水和物、カ
ルボン酸第−スズ等が例示される。
また、有機過酸化物としては、ジルt−ブチルペルオキ
シド、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペル
オキシ)ヘキサン、25−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルペルオキシ)−3−ヘキシン、ジクミルペルオキ
シド、ニーブチルクミルペルオキシド、α、α′−ビス
(t−ブチルペルオキシ)イソブaビルベンゼンのよう
なジアルキルペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、
P−クロロベンゾイルペルオキシド、m−クロロベンゾ
イルペルオキシド、2 4  ”クロロヘンシイルベル
オキシド、ラウロイルペルオキシドのようなジアシルペ
ルオキシド、過安息香#L−ブチルのような過酸エステ
ル、過ジ炭酸ジイソプロピル、通ジ炭酸ジー2−エチル
ヘキシルのようなペルオキシジカーボネート、1,1−
ジ(t−プチルベルオキシ)シクロヘキサン、1.l−
ジ(t−ブチルペルオキシ)−3,3,5〜トリメチル
シクロへ牛サンのようなペルオキシケタール等が例示さ
れる。
これらのうち、室温付近での(B)成分の粘度上昇を長
期間にわたって抑制し、取り扱いやすいという点から、
ジアルキルマレート、ジアルキルアセチレンジカルボキ
シレート、2−ペンテンニトリル、ベンゾチアゾール、
キノリン、2.3−ジクロロプロペンが好ましい、更に
、比較的高温(約50℃)でも(B)成分の粘度上昇を
ほぼ完全に抑制するという点から、2−ペンテンニトリ
ル、ベンゾチアゾール、キノリンが特に好ましい。
(D)成分の使用量は、(A)成分及び(B)成分の有
機重合体に均一に分散するtillりにおいてほぼ任意
に選ぶことができるが、(B)成分の5i−H基含有化
合物1モルに対して10−’〜1゜1モルの範囲で用い
ることが好ましい、これは101モル未満だと(B)成
分の貯蔵安定性が十分改良されず、10−1モルを越え
ると硬化を阻害するからである。貯蔵安定性改良剤は単
独で用いても、また、2種以上を混合して用いてもよい
本発明においては、前記3成分又は4成分を主成分とす
る組成物(以下、基材用組成物という〕を架橋・硬化さ
せて得られたものが感圧接着剤の基材として使用される
。架橋・硬化反応は炭素−炭素2重結合に対するヒドロ
シリル基の付加反応により進行するために極めて迅速で
あり、基材部のライン生産にとって好都合である。また
最終到達ゲル分率が高いので粘着剤層を積層した後に、
基材部から粘着剤層への移行が量的に少なく、接着強度
が低下することがない。
前記主成分とするとは、基材用組成物中にしめる割合が
有効成分として40%以上、好ましくは50%以上であ
ることを意味する。該含有率が40%未満になると硬化
性が不安定になえ、即ち硬化速度や硬化後の物性がばら
つくようになりがちになる。
前記基材用組成物を構成する3成分又は4成分以外に使
用され得る成分としては、例えば基材の柔軟性を調節せ
しめ、強度を高めるために使用される粘着付与樹脂、基
材用組成物の粘度などを調整するために使用される得る
溶削、基材の柔軟性を調整することを主目的として使用
されるシリコン化合物、基材の物性を調整するために用
いられるフィラーや可塑剤や柔軟剤、基材を軽量化させ
コストダウンさせるための無機系球状微小中空体、更に
は酸化防止剤、紫外線吸収荊、顔料、界面活性剤などが
挙げられるが、これらに限定されるものではない。
前記粘着付与樹脂には特に限定はなく、通常使用される
粘着付与樹脂であれば使用し得る。
このような粘着付与樹脂の具体例としては、例えばフェ
ノール樹脂、変性フェノール樹脂(例えばカシェ−オイ
ル変性フェノール樹脂、トール油変性フェノール樹脂な
ど)、テルペン−フェノール樹脂、キシレン−フェノー
ル樹脂、シクロペンタジェン−フェノール樹脂、キシレ
ン樹脂、石油樹脂、フェノール変性石油樹脂、ロジンエ
ステル樹脂、低分子量ポリスチレン系樹脂、テルペン樹
脂などが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2
種以上混合して用いてもよい、これらの中では、特にフ
ェノール樹脂系やフェノール含有樹脂系のものが柔軟性
、高伸び及び高強度を発現しやすいので好ましい。フェ
ノール樹脂系やフェノール含有樹脂系のものの中では、
ノボラック型のものが反応性が低くて扱いやすいため好
ましい。
更にノボラック型フェノール樹脂系のものの場合、軟化
温度50〜180℃のものが好ましい。
粘着付与樹脂の使用量は、(A)成分の有機重合体10
0部(重量部、以下同欅)に対して10〜140部、更
には15〜80部が好ましい、縦置が10部未満になる
と得られる基材の柔軟性、伸びおよび強度が充分改善さ
れず、140部を越えると高弾性率となり、ゴム的な性
質が充分得られなくなるので好ましくない。
前記溶剤の具体例としては、例えばアセトン、メチルエ
チルケトンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチルな
どのエステル類、トルエン、キシレン、ヘキサンなどの
炭化水素類、メタノール、エタノールなどのアルコール
類などが挙げられる。
これら溶剤の使用量にも特に限定はないが、基材用組成
物の粘度が常温で10〜10000ボイズ(P)程度に
なり、基材を形づくるのに適した粘度にする量を使用す
るのが好ましい。
前記シリコン化合物の具体例としては、各種シランカッ
プリング剤、例えばメチルトリメトキシシラン、ジメチ
ルジメトキシシラン、トリメチルメトキシシラン、n−
プロピルトリメトキシシランなどのアルキルアルコキシ
シラン類;ジメチルジイソプロペノキシシラン、メチル
トリイソプロペノキシシラン、γ−グリシドキシブロビ
ルメチルジイソプロベノキシシランなどのアルキルイソ
プロペノキシシラン類;γ−グリシドキシプロビルメチ
ルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロビルトリメ
トキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルジメ
チルメトキシシラン、T−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、N−(β−アミノエチル)アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメト
キシシラン、T−メルカプトプロピルメチルジメトキシ
シランなどの官能基を有するアルコキシシラン類;シリ
コーンフェス類;ポリシロキサン類;トリメチルシラノ
ール、トリエチルシラノール、トリフェニルシラノール
、ジフェニルメチルシラノール、フエニルジメチルシラ
ノール、ジフェニルシランジオールなどのシラノール化
合物;ヘキサメチルジシラザン;エチルシリケートなど
が挙げられる。
前記フィラーの具体例としては、例えばシリカ微粉末、
炭酸カルシウム、クレー、タルク、酸化チタン、亜鉛華
、ケイソウ土、硫酸バリウム、カーボンブラックなどが
挙げられる。これらのフィラーの中では、特にシリカ微
粉末、とりわけ粒子径が7〜50 nm (BET比表
面積が50〜380rrf/g)程度の微粉末シリカが
好ましく、その中でも表面処理を施した疎水性シリカが
、強度を好ましい方向に改善する働きが大きいので特に
好ましい。
前記可塑剤や軟化側の具体例としては、例えばジオクチ
ルフタレート、ブチルヘンシルフタレート、ポリプロピ
レングリコール、塩素化パラフィン、液状ポリブタジェ
ンなどが挙げられる。
前記無機系球状微小中空体として、ガラス球状!小中空
体、シリカバルーン、フライアンシュノ\ルーン、シラ
スバルーン等がある。このような無機系球状微小中空体
の具体例として、ガラス球状微小中空体としては、日本
板硝子■製のカルーン、住人スジーエム■製のスコッチ
ライト、旭硝子■製のセルス9−Z−28、シリカバル
ーンとしては旭硝子■製のQ−CEL、シラスバルーン
としてはイヂチ化成■製のウィンライト、三様工業■製
のサンキライト等が挙げられる。有機系球状微小中空体
としてはユニオンカーバイト社製のフェノール樹脂バル
ーン“UCAR”等があげられる。
これらは単独で用いてもよく、2種以上混合して用いて
もよい。さらに、これら球状微小中空体の表面をシラン
化合物、ポリプロピレングリコール等で処理したものも
使用することができる。これらの微小中空体は基材の柔
軟性、伸び及び強度をあまり損なうことなく基材を軽量
化させコストダウンするために使用される。
これらの無機系及びを機系球状微小中空体の使用量は、
ゴム系有機重合体(a)とともに用いる場合、ゴム系有
機重合体(a)100部に対して3〜50部、更には5
〜30部が好ましい、線量が3部未満では軽量化が充分
達成されず、50部を越えると基材の伸び及び強度が低
下するので好ましくない。
本発明では特定のゴム系有機重合体を主成分とした基材
用組成物をテープ状〜シート状にしたものを架橋・硬化
させて基材が製造される0例えば基材用組成物として(
A)〜(D)成分を主成分とする硬化性組成物を用いる
場合、該組成物は無溶剤型でも溶剤型でも使用し得るが
、実質的に無溶剤またはほとんど溶剤を使用しないタイ
プとして使用可能なものであるから、粘着付与樹脂など
を使用する場合、これらをあらかじめ溶剤へ溶解などさ
せてから、(A)〜(D)成分と混合してもよいし、ま
た、直接(A)〜(D)成分と粘着付与樹脂などを混合
し、粘着付与樹脂などの軟化点付近に加熱して攪拌混合
することによって均一に混合したり、また、室温付近で
ニーダ−やロールなどで混線を繰り返し行うことにより
、完全無溶剤型の組成物を得ることができる。厚物のテ
ープ状〜シート状の基材(以下、硬化シートともいう)
を製造する場合には完全無溶剤型のものとして用いるの
が好ましい、なお前記のように、加熱・硬化の際の気泡
の生成による強度の低下などの悪影響が実質的に生しな
い範囲で、粘度調節などの目的のために溶剤を用いても
よい。
前記のようにして調製された硬化性組成物から硬化シー
トを製造するには、通常、該組成物がシリコン剥離紙な
どへ塗工され、乾燥・硬化せしめられる。
前記塗工法などには特に限定はなく、硬化性組成物を通
常のコーターを用いて塗工すればよい。
混合時に巻き込んだ気泡を脱泡する目的で塗工前にあら
かじめ3本ロールを通してもよい。
該硬化性組成物の粘度は組成にもよるが、常温で10〜
100OOP程度であることが多い。
塗工時の厚さには特に限定はなく任意の厚さが可能であ
るが、常温10μm〜3纏、好ましくは0、1〜1.5
閣に塗工される。
塗工後、乾燥・硬化工程に入るが、乾燥・硬化条件とし
ては、常温〜150℃で0.5〜30分程度行われる。
溶剤などの揮発性成分が含まれており、そのガス化によ
る発泡を嫌う場合には、発泡しない程度の比較的低いお
とんどで揮発性成分を表面から蒸発させたのち硬化させ
てもよい。
本発明のテープ状〜シート状の感圧接着材は、このよう
にして得られた硬化シートを基材とし、これに感圧接着
剤層が積層されて製造される。
本発明に用いる感圧接着剤には特に限定はなく、例えば
溶剤型、エマルジゴン型あるいは無溶剤型(オリゴマー
型、ホントメルト型)のアクリル酸エステル共重合体系
粘着側、天然ゴムや合成ゴムに粘着付与樹脂を配合して
得られる溶剤型あるいはホットメルト型粘着剤、カレン
ダー塗工型粘着側、シリコーンゴムとシリコーンワニス
とヲ成分とするシリコーン系粘着剤、ポリエーテルやジ
エン系のオリゴマーに粘着付与樹脂を配合して得られる
液状硬化型の粘着剤、その他の粘i荊などが使用される
前記の如き感圧接着剤が基材に塗工され、乾燥及び(又
は)硬化せしめられ、本発明の感圧接着材が製造される
なお基材の片面のみに感圧接着剤層を形成してもよく、
両面に形成してもよい0両面に形成する場合、2つの面
の感圧接着剤は同しでもよく異なっていてもよい。
基材である硬化シートと感圧接着剤層との積層方法には
特に限定はない。積層方法を具体的に例示すると、例え
ば (1)あらかじめ硬化シート及び感圧接着剤層を別々に
作製し、そののち両者を貼り合わせる方法、(ii)あ
らかじめ作製した硬化シートの上に感圧接着剤を塗工し
、そののち乾燥・硬化させることにより積層にする方法
、 (ij)あらかじめ作製した感圧接着剤層の上に基材用
組成物を塗工し、そののち乾燥・硬化させることにより
積層にする方法、 などがあるが、これらに限定されるものではない。
このようにして形成される感圧接着剤層の厚さには特に
限定はないが、通常5μm−1腸程度、好ましくは25
〜100μmのものである。感圧接着剤層が厚(なると
感圧接着剤層は凝集力が弱いため剪断強度が低下する傾
向があるので100μm以下が好ましい。
このうち、(ii )の方法及び(in)の方法は、基
材である硬化シートと感圧接着剤層との間の密着強度を
高め、接着後の破壊試験時における基材−感圧接着剤層
の界面での破壊を少なくするので好ましい方法といえる
このようにして得られた感圧接着材は、常温での弾性率
がl X 10 ’dyne/cd以下であり、とくに
は5 X 10 ’dyne/ad以下であるという柔
軟性と、剥離接着強度、剪断接着強度、保持力とも高い
という好ましい接着力を有し、従来と同様の通常の方法
で製造することができ、自動車用製品(たとえばサイド
モール、エンブレムモール、ウェザ−ストリップ、スポ
イラ−などの接着)、電気製品、室内調度品、表示板、
建築材料などの組立、固定などの用途に好適に使用し得
る。
(実施例〕 以下実施例を挙げて本発明の感圧接着材を具体的に説明
するが、本発明はこれらにより何ら制限を受けるもので
はない。
合成例1 特開昭53−134095に開示された方法に従って、
末端にアリル型オレフィン基を有するポリオキシプロピ
レンを合成した。
平均分子量3000であるポリオキシプロピレングリコ
ールと粉末苛性ソーダを60℃で撹拌し、ブロモクロロ
メタンを加えて、反応を行い、分子量を増大させた0次
に、アリルクロライドを加えて、110℃で末端をアリ
ルエーテル化した。これをケイ酸アルミニウムにより処
理して、精製末端アリルエーテル化ポリオキシプロピレ
ンを合成した。
このポリエーテルの平均分子量は7960であり、ヨウ
素価から末端の92%がオレフィン基であった。E型粘
度計による粘度は130ボイズ(40℃)であった。
合成例2 200dの4つロフラスコに、3方コツク付冷却管を、
均圧滴下ロート、温度針、マグネチック・チップ、ガラ
スストッパーを取りつけたものを用意した。N3雰囲気
下で環状ポリハイドロジエンシロキサン CI(3 (信越化学■製、LS 8600 ) 12.03 g
 (50m−ol)及びトルエン20dをフラスコ内に
仕込んだ。
l 9−デカジエン2.76g (2ONllOI) 
、塩化白金酸触媒溶液()ltPtcla・6Hz01
 gをエタノールIg、l、2−ジメトキシエタン9g
に溶かした溶液)20μPをトルエン30.dに溶解し
たものを滴下ロート内へ仕込んだ、フラスコを50゛C
のオイルバスにつけ、N2雰囲気下にて’f1トJレニ
ン溶液をフラスコ内へ2時間かけて滴下した。滴下終了
後50℃でさらに1時間反応させた時点で、IRスペク
トルを測定したところ、1640cm−’の付近のオレ
フィンの吸収が完全に消失していたのでこの時点で反応
を終了した0反応が終了した該トルエン溶液を塩化アン
モニウム飽和水溶液(100dx2)、交換水(100
dx1)で洗浄後、Na1SO,で乾燥した。 Nax
SOsを濾過して取り除き、ベンゾチアゾール(13μ
f、0.12m。
1)を加え、揮発分をエバボレートして除去後、80°
Cで減圧脱気することにより9.11 gの無色透明の
液体を得た。該炭化水素系化合物中のヒドロシリル基は
2170CI−の強い吸収として確認された。また30
0MHzのNMIIでSi−且のピークとSj  CH
3とのプロトンの強度比(実測値0.216)と計真上
の強度比を比較することによって該化合物は平均して下
記式の構造を有する( n = 1 (MW=998)
が53%、n = 2 (MW=1377)が47%)
混合物であることがわかった。これをもとに単位重量中
の5i−H基の数を計算すれば0゜769mol/10
0gであった。
−\ r\− \/ 合成例3 ビスフェノールA114g(0,5■ol)、5N水酸
化ナトリウム水溶液250xl (1,25■ol )
及びイオン交換水575M1をよく混合した0次に相間
移動触媒としてベンジルトリエチルアンモニウムクロラ
イド 加えた。該水溶液にアリルブロマイド242g(2,0
■ol)をトルエン300−に溶解した溶液を、滴下ロ
ートより徐々に滴下した。80°Cで2時間攪拌しなが
ら反応させた。この時点で水層のpl+を測定すると酸
性になっていたので加熱攪拌を止めた0重曹水で有機層
を洗浄した後、更にイオン交換水で洗浄し、%azSO
nで乾燥した。エバボレーシランにより揮発分を除去後
、80℃で2時間減圧乾燥することにより淡黄色の粘稠
な液体146g(収率95%)を得た。この粘稠な液体
は元素分析、300MHz ’HNMR、IRスペクト
ルなどの同定により、ビスフェノールAのジアリルエー
テルC)lff CH3 であることが確認された。
IR(neat)  am−’、  3070  (+
+、  ν=c−,)、  3030  (閣)296
0 (S)、 2920 (S)、 2860 (S)
 (シc−n>、 1645(帽 νc+c L 16
20 (S)、 1520 (S)、 1290 (S
>。
1235 (S)、 1180 (S)、 1025 
(S)、 1000 (S)、 920(S)、 82
5 (S) 元素分析、計重値C,81,78χ;■、 7.84χ
実測値C,81,9X1Il、 7.96 %合成例4 撹拌棒、滴下ロート、温度計、3方コツク、冷却管を備
え付けた200dの4つロフラスコを準備した0次に窒
素雰囲気下で環状ハイドロジエンポリシロキサン (信越化学■製、LS 8600 ) 12.03 g
 (50au+o1)及びトルエン20+dをフラスコ
内に仕込んだ。
合成例1で合成したビスフェノールAジアリルエーテル
6、16 g (20m*ol) 、塩化白金酸触媒溶
媒溶液(ToPtC16・68g01. Ogをエタノ
ール/1゜2−ジメトキシエタン(1/9 V/V) 
 9gに溶解したもの)41μ2をトルエン50M1に
溶解しよく混合した後、滴下ロート内へ仕込んだ。70
℃で該トルエン溶液をフラスコ内に1.5時間かけて滴
下した。更に80゛Cで5時間反応させた時点で、IR
スペクトルを取ったところ、1645el−’のオレフ
ィンに由来する吸収が完全に消失していたのでこの時点
で反応を終了した0反応部合物にジメチルアセチレンジ
カルボキシレート(34μl、Q、 24 mmol)
を添加したのち、トルエンを減圧溜去後80°Cで1時
間減圧乾燥することにより12゜0gの淡黄色の粘稠な
液体が得られた。この粘稠な液体は300MF12 ’
RNMR、IRスペクトルなどの同定により次の構造式
を有する5i−H含有エーテル系化合物であることがわ
かった。
\/ 合成例5 撹拌棒、滴下ロート、温度計、3方コツク、冷却管を備
え付けた200dの4つロフラスコを準備した0次に窒
素雰囲気下で環状ハイドロジエンポリシロキサン CE13      CL (東芝シリコーン■製TsL−8247) 25.5 
g (10〇−醜o1)及びトルエン20H1をフラス
コ内に仕込んだ。合成例1で合成したビスフェノールA
ジアリルエーテルIZ3g(40■匍o+)、塩化白金
酸触媒溶媒溶液(LPtC14・6Hχ01.Ogをエ
タノール/1.2−ジメトキシエタン(l/9ν/ν)
9gに溶解したもの)41ufをトルエン50mに溶解
しよく混合した後、滴下ロート内へ仕込んだ。
70℃で該トルエン溶液をフラスコ内に1,5時間かけ
て滴下した。更に80℃で5時間反応させた時点で、J
Rスペクトルを取ったところ、1645cm−’のオレ
フィンに由来する吸収が完全に消失していたのでこの時
点で反応を終了した。反応混合物にジメチルアセチレン
ジカルボキシレート(34μl、0124s*ol)を
添加したのちトルエンを減圧溜去後80℃で1時間減圧
乾燥することにより12.0 gの淡黄色の粘稠な液体
が得られた。
この粘稠な液体は300MHz ’HNMR、IRスペ
クトルなどの同定により次の構造式を有する5i−H含
有エーテル系化合物であることがわかった。
==   ζり \/ \/ ツ;   Q ン溶液をフラスコ内へ1.5時間かけて滴下した。滴下
終了後rRスペクトルを測定したところ、16401−
1の付近のオレフィンの吸収が完全に消失していたので
この時点で反応を終了した。反応混合物にジメチルアセ
チレンジカルボキシレート(34μEO,24m曽o1
)を添加したのちエバボレートして揮発分を除去するこ
とにより少し粘稠な淡黄色明液体1012gを得た。該
カーボネート系化合物のヒドロシリル基はIRスペクト
ルで21’70cm−’の強い吸収として確認された。
また300MHzのNMRでSi−旦のピークと5i−
C且、とのプロトンの強度比(実測値0.181 )と
計算上の強度比を比較することによって、該化合物は平
均して下記式の構造を有することがわかった。これをも
とに単位重量中の5i−H基の数を計算すれば0.47
■01/100gであった。
合成例6 200mの4つロフラスコに、3方コツク付冷却管を、
均圧滴下ロート、温度針、マグネチンク・チップ、ガラ
スストッパーを取りつけたものを用意した。N2雰囲気
下で環状ポリハイドロジエンシロキサン CH。
(信越化学■製、LS 8600 ) 12.03 g
 (50+u+。
l)及びトルエン20−をフラスコ内に仕込んだ。
ジエチレングリコールジアリルカーボネート(RAV−
7N、三片石油化学■製)5.49g(20−一01)
、塩化白金酸触媒溶液(u、ptcIh・61h01g
をエタノールIg、1.2−ジメトキシエタン9gに溶
かした溶液)41μlをトルエン50mに溶解したもの
を滴下ロート内へ仕込んだ。フラスコを50℃のオイル
バスにつけ、N2雰囲気下にて該トルエ合成例7 撹拌棒、滴下ロート、温度計、3方コツク、冷却管を備
え付けた1j24つロフラスコを準備した。次に窒素雰
囲気下で環状ポリシロキサン (信越化学■製、LS8600 ) 41.7g (0
,173−〇1)をフラスコ内に仕込んだ0合成例1で
合成した分子末端の92%がアリル基であるポリプロピ
レンオキシド300g (アリル基のモル数0.069
−01)、トルエン230jd、及び塩化白金酸触媒溶
媒(HzPtCI4・6Hz01gをエタノールld、
1.2−ジメトキシエタン9jdに熔解させた溶液)8
3μlからなるトルエン溶液を滴下ロートへ仕込んだ。
フラスコを70℃に加熱し、該トルエン溶液を1分間に
約27の割合で5時間かけて滴下した。その後反応温度
を80℃に上げ約6時間撹拌した時点で、反応溶液中の
残存アリル基をIRスペクトル分析法により定量したと
ころ、1645cm−’の炭素−炭素二重結合が消失し
ていることが確認された。更に、反応混合物にジメチル
アセチレンジカルボキシレート(118μffi、0.
83−曽o1)を添加したのち反応系中のトルエン及び
未反応の過剰の環状ポリシロキサンを除去するために減
圧説気を80℃で3時間行い、ヒドロシリル基を有する
ポリプロピレンオキシド約315gが、淡黄色、粘稠な
液体として得られた。
E型粘度計による粘度は310ボイズ(40℃)であワ
た。該ポリプロピレン中のヒドロシリル基はIRスペク
トルで2150C1l−’の強い吸収として確認された
。300M1lzのNMI?スペクトルを分析し、5i
−C且、と5i−CHz−とを合わせたピークの強度と
Si−且のピークの強度を比較することにより、該環状
ポリシロキサン1分子当たり平均1.31個のヒドロシ
リル基が反応したことがわかった。即ち、該重合体は環
状ハイドロジエンポリシロキサンにより一部分子量が増
大した、次式の分子末端を有するポリプロピレンオキシ
ドである。
H−−C1l。
実施例1〜20 合成例1で得られた平均分子量796oのプロピレンオ
キシドからなる重合体、合成例2.4.5.6又は7で
得られた5i−H基台育有機化合物、粘着製付与樹脂(
ストレート型ノボラックフェノール樹脂(住人ベークラ
イト■製、商品名PR−50731)、石油樹脂(三井
石油化学■製、商品名FTR6100)、又はテルペン
−フェノール樹脂(安原油脂■製、商品名YSポリスタ
ーT−115) l 、無機系微小球状中空体(シラス
バルーン(イヂチ化成■製ウィンライトMSB 501
1) l 、ヒンダードフェノール系酸化防止剤(チバ
ガイギー社製イルガノックス1010) 、及び塩化白
金酸触媒溶液(HzPtCli・66H2O1をエタノ
ールIg、1.2−ジメトキシエタン99gに溶かした
もの)を第1表に示す量計量し、よく混合したのち減圧
上脱泡した。得られた硬化性組成物をドクターブレード
を用い、シリコン剥離紙(創研化工■製、EX−130
11)の上に第1表に示す厚さになるように塗工したの
ち、100℃で60分間、加熱・硬化処理して基材とな
る硬化シートを得た。
一方、感圧接着剤層は次のようにして形成した。
即ち、市販の溶剤型アクリル系粘着剤(一方社油脂製、
As−5020)及び硬化剤(同社製B−45)をドク
ターブレードを用い、シリコン剥離紙(創研化工■製、
EK−13011)の上に乾煽後の糊厚が50μmにな
るように塗工し、80゛Cで2分間乾燥・硬化させた。
得られた感圧接着剤層を硬化シートの両面に気泡が入ら
ないように貼り合わせることにより本発明の両面接着テ
ープを得た。
得られた両面接着テープの接着特性を下記方法で測定し
た。結果を第1表に示す。
180°剥離強度: 厚さ0.1−のポリエステルフィルムで裏打ちした輻2
.5cmの両面接着テープ片を作製し、これを厚み1.
6−の塗装鋼板に貼り合わせた。これを室温で1日放置
した後、島津製オートグラフを用いて23゛C及び80
°C雰囲気下で50閣/分の引張速度で180°剥離強
度を測定した。また、熱劣化挙動を調べるために、試験
片を塗装鋼板に貼り合わせたまま80°C雰囲気に14
日間保存し、同様に180’剥離強度を測定した。
剪断接着カニ 鋼板で裏打ちした巾2.51のPVC板と幅2.51、
厚さ1.6−の塗装鋼板の端約2.51111の部分を
両面粘着テープで貼り合わせた。これを室温で1日放置
したのち、島津製オートグラフを用いて23℃及び80
℃雰囲気で50閣/分の引張速度で引張剪断強度を測定
した。
貯蔵安定性試験: 粘着剤の貯蔵安定性を調べるために、実施例5.6.1
3.14及び20で作製した両面粘着剤をポリエチレン
シートではさみ50℃で14日間保存した。これらのサ
ンプルの180“剥離強度及び剪断接着強度を上記と同
様にして測定した。結果を第1表に併記した。貯蔵後も
接着強度の低下が見られないことが明らかである。
比較例1 両末端がジメトキメチルシリル基で封鎖されたポリプロ
ピレンオキシド(分子量8000)Ion、フェノール
樹脂20部、シラスバルーン10部、ジオクチルフォス
ファイト/アミン系硬化触媒10部、メタノール5部よ
りなる組成物を120°Cで硬化させて得られた基材に
アクリル系粘着剤を積層し、その接着強度及び貯蔵安定
性試験を行った。結果を第1表に併記した。この接着剤
は貯蔵安定性が悪く、50℃で14日間保存すると、1
80°の剥H強度が低下した。
実施例21〜25 基材部の硬化速度を調べるために、実施例1.2.5の
組成物を100″Cで硬化させ、ゲル分率の経時変化を
追跡した。結果を第2表に示した。
比較例2 両末端がジメト斗メチルシリル基で封鎖されたポリプロ
ピレンオキシド(分子量8000)100部、フェノー
ル樹脂20部、シラスバルーン10部、ジオクチルフォ
スファイト/アミン系硬化触媒10部、メタノール5部
よりなる基材用組成物を120 ’Cで硬化させ、ゲル
分率の経時変化を追跡した。結果を第2表に示した。
第 表 〔作用・効果〕 軟土の通り、本発明によれば、柔軟性を有し、い接着力
を有する感圧接着材が提供される。
−町 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 代理人 弁理士  伊 丹 健 次

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の成分(A)〜(C)を主成分とする硬化性組
    成物を架橋・硬化させて得られた基材に、感圧接着剤層
    を積層してなる感圧接着材; (A)分子中に少なくとも1個のアルケニル基を含有す
    る有機重合体、 (B)分子中に少なくとも2個のヒドロシリル基を含有
    する有機化合物、 (C)ヒドロシリル化触媒。 2、下記の成分(A)〜(D)を主成分とする硬化性組
    成物を架橋・硬化させて得られた基材に、感圧接着剤層
    を積層してなる感圧接着材; (A)分子中に少なくとも1個のアルケニル基を含有す
    る有機重合体、 (B)分子中に少なくとも2個のヒドロシリル基を含有
    する有機化合物、 (C)ヒドロシリル化触媒、 (D)貯蔵安定性改良剤。 3、硬化性組成物が粘着付与樹脂を含有する請求項1又
    は2記載の感圧接着材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1002847A1 (en) * 1997-08-06 2000-05-24 Kaneka Corporation Self-adhesive composition
CN100423784C (zh) * 2003-10-06 2008-10-08 日东电工株式会社 皮肤贴敷用压敏粘合剂片

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EP1002847B1 (en) * 1997-08-06 2015-03-04 Kaneka Corporation Self-adhesive composition
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