JPH0492557A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH0492557A
JPH0492557A JP2208149A JP20814990A JPH0492557A JP H0492557 A JPH0492557 A JP H0492557A JP 2208149 A JP2208149 A JP 2208149A JP 20814990 A JP20814990 A JP 20814990A JP H0492557 A JPH0492557 A JP H0492557A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、複写機、ファクシミリ、イメージリーダ等に
用いられる原稿読取装置に関する。
[従来の技術] 従来から複写機等に用いられる原稿読取装置においては
、原稿台上に載置された原稿を走査すべく、光学系また
は原稿台を往復移動させる走査装置が設けられている。
これらの走査装置の駆動方法としては、一般に駆動源と
して、DCCモーフステッピングモータを使用し、歯車
列やタイミングベルト ブーり等の伝動機構によりモー
タの駆動力を走査部に伝達して原稿画像を読取り走査し
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のような従来例においては、駆動用
モータからの必要な減速比歯車列などの偏心成分、ある
いは歯車列の噛み合い誤差、あるいはブーりの偏心、径
公差等の機械的誤差成分により被駆動物は速度変動を生
じてしまう。この速度変動は原稿を読み取る走査体の速
度変動となり、原稿の読取り位置ずれを生じて、その結
果として画像の局部的な伸縮、全体的な倍率誤差を生じ
るという解決すべき課題があった。
本発明の目的は上述の点に鑑みて、駆動機構に機械的誤
差があっても、出力画像の局部的な伸縮や倍率誤差がな
く、原稿に対して歪のない極めて忠実な画像情報が得ら
れる原稿読取装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、原稿走査部により
原稿を走査して読取る原稿読取装置において、前記原稿
走査部を原稿に対して相対移動させる走査部駆動源と、
原稿載置域外に前記原稿走査部の走査方向に沿って配設
した等ピッチのリニアスケールと、該リニアスケールを
読取るための読取センサと、該読取センサから出力され
る前記リニアスケールの読取り信号の特性を検出する検
出手段と、該検出手段で検出された該読取り信号の特性
に基いて前記走査部駆動源を介して前記原稿走査部の読
取速度を可変制御する制御手段とを具備したことを特徴
とする。
また、本発明はその一形態として、前記検出手段は前記
リニアスケールの読取り信号をカウントする第1のカウ
ンタと、前記走査部駆動源の駆動パルス量をカウントす
る第2のカウンタとを有し、前記制御手段は前記第1の
カウンタのカウント値と前記第2のカウンタのカウント
値とに基いて前記走査部駆動源の駆動パルスの周波数を
修正することを特徴とする。
また、本発明は他の形態として、前記検出手段は前記リ
ニアスケールの読取り信号の各パルス毎の入力時間ずれ
Δtを算出する算出手段を有し、前記制御手段は該入力
時間ずれΔtのそれぞれが零になる様に前記走査部駆動
源に供給する駆動パルス列を作成するパルス作成手段と
、該作成した駆動パルス列を記憶する記憶手段とを有し
、かつ該制御手段は原稿読取走査時に該記憶手段から読
み出した駆動パルス列を用いて前記走査部側動源を駆動
することを特徴とする。
また、本発明は他の形態として、前記走査部側動源はス
テッピングモータであり、前記リニアスケールのピット
ピッチは該ステッピングモータの1パルス当りの走査距
離と等しく設定されていることを特徴とする。
[作 用] 本発明では、原稿走査方向に沿って等ピッチのリニアス
ケールを配設し、走査部と一体でこのリニアスケールを
読む読取センサからの信号の出力状態を検出手段で検出
し、その検出結果に応じて制御手段により走査部側動源
の走査速度を可変制御するようにしたので、走査部の駆
動機構に機械的誤差かっても、出力画像の局部的な伸縮
や倍率誤差がなく、原稿に対して歪のない忠実な画像情
報が得られる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明実施例の基本構成を示す。本図において
、Aは原稿走査部を原稿に対して相対移動させる走査部
側動源である。Bは原稿載置域外に原稿走査部の走査方
向に沿って配設した等ピッチのリニアスケールである。
CはリニアスケールBを読取り、原稿走査部と一体の読
取センサである。Dは読取りセンサCから出力されるリ
ニアスケールBの読取り信号の特性を検出する検出手段
である。Eは検出手段りで検出された読取り信号の特性
に基いて走査部側動源Aを介して原稿走査部の読取速度
を可変制御する制御手段である。
−例として、上記検出手段りはリニアスケールBの読取
り信号をカウントする第1のカウンタと、走査部側動源
Aの駆動パルス量をカウントする第2のカウンタとを有
し、上記制御手段Eは上記第1のカウンタのカウント値
と上記第2のカウンタのカウント値とに基いて走査部側
動源Aの駆動パルスの周波数を修正する。
また、−例として、上記検出手段りはリニアスケールB
の読取り信号の各パルス毎の入力時間ずれΔtを算出す
る算出手段を有し、上記制御手段Eはこの入力時間ずれ
Δtのそれぞれが零になる様に走査部側動源Aに供給す
る駆動パルス列を作成するパルス列作成手段と、この作
成した駆動パルス列を記憶する記憶手段とを有し、かつ
制御手段Eは原稿読取走査時にその記憶手段から読み出
した駆動パルス列を用いて走査部側動源Aを駆動する。
さらに、好適例として、上記走査部側動源Aはステッピ
ングモータであり、上記リニアスケールBのピットピッ
チはそのステッピングモータの1パルス当りの走査距離
と等しく設定されていることを特徴とする。
第2図は本発明の一実施例における原稿読取装置のリニ
アスケール(直尺)と読取センサおよび原稿との位置関
係を示す。本図において、1は原稿載置外に原稿走査部
の移動方向(副走査方向)に沿って配設した等ピッチの
光学式リニアスケールである。3は原稿読取センサであ
り、原稿5とともにリニアスケールlも同時に読み込む
ため、従来よりも長尺のCCD (電荷結合素子)ライ
ンセンサのような固体イメージセンサ(固体撮像素子)
を用いる。すなわち、このイメージセンサ3の読取り域
はB方向の原稿突当て位置7と一致する原稿読取り域C
Iから更にその延長方向まで伸び、後述の原稿突き当て
板の裏面のリニアスケール読取域C2を有している。ま
た、リニアスケール1のビットパターンのピッチPは、
0.0837817mmとし、後述の走査部側動源であ
るステッピングモータの1パルス当りの移動距離と一致
させである。
第3図および第4図は第2図のリニアスケール1および
イメジセンサ3を有する本発明実施例の原稿読取装置の
内部構造を示す。本実施例の原稿読取装置は、第3図、
第4図に示すように両端部に垂直壁11,1.1を有す
る移動台13と、この移動台13のコーナ一部の下面に
配設された4個の摺動部材】5と、その移動台】3が往
復動して案内される2本の案内レール17.17と、こ
の案内レール17.17に沿って移動台13を往復動さ
せるワイヤ式駆動装置19と、その移動台13に設けら
れた原稿読取部21とから構成されている。
原稿読取部21には、ケース本体23の透明部25上の
原稿5に光を照射する照明ランプ27とおよび反射鏡2
9と、原稿5からの反射光を原稿読取りセンサ3上に結
像するロッドレンズ等の小径結像素子アレイ31および
その原稿読取りセンサ3とが配設されている。原稿読取
センサ3は、上述のように長尺の固体イメージンサ、あ
るいは複数のCCDを横に並べたものであって、副走査
方向Aに対して略垂直方向(主走査方向)に原稿画像を
電気的に走査し、画像信号を発生する。
このように構成された移動台13を案内レール17、1
7に沿って往復案内する複数の摺動部材15は、案内レ
ール17.17の上面に摺動可能に載置されているとと
もに、案内レール17.17の両側部を挟持して移動台
13の走査方向A方向と直交するB方向に対する位置決
めを行う摺動部材33.35が対向して配設されている
。摺動部材33は剛体支持板37に支持され、摺動部材
35はバネ等の弾性を有する支持部材39により支持さ
れ、これにより移動台13のB方向の位置決めを行って
いる。
ワイヤ式駆動装置19はステッピングモータ41とこの
モータ41によって回動される左右一対の主プーリ43
a、43aと、移動台13をはさんでこの主プーリ43
a、43aと対向して配置されてコイルバネ45で付勢
された一対の従動プーリ43b、43bと、この主プー
リ43a、43aと従動プーリ43b、 43bに懸架
されてその一端がそれぞれ移動台13の垂直壁11外側
に固定されたワイヤ49とから構成されている。
ステッピングモータ41を回動させると、移動台13は
ワイヤ49の巻き取り、または巻き戻し作動により案内
レール17.17に沿って六方向、つまり第3図の左右
方向に移動走査する。
ここで、ステッピングモータ41のステップ角が0.7
2″′、駆動プーリ41aと主プーリ43aの減速比が
届、ワイヤ49の主プーリ43aへの巻き付けらせんピ
ッチが1.5mm 、各ブーりのブーり直径が40mm
とすると、ステッピングモータ41の1パルス当りの移
動距離■−は、 =0.0837817mm/パルス となる。また、移動台13の六方向の読取り走査スピー
ドを100mm/secとすると、この時の必要パルス
レートPRは、 一方、B方向の原稿突当て板51の移動台13に対向す
る面(第4図参照)には、リニアスケール1が設けられ
ている(第2図参照)。リニアスケール1は、移動台1
3の走査方向に等ピッチで配列したビットパターンであ
り、原稿突当て板51の一面に印刷またはエツチングさ
れている。
そして、第1図に基づいて既述したように、リニアスケ
ール1のビットパターンのピッチPは0゜083781
7mmとし、ステッピングモータ41の1パルス当りの
移動距離りと一致させであるから、原稿読取り時に、六
方向の原稿読取り開始位置からのステッピングモータ4
Iの駆動パルス量と、イメージセンサ3から読取られる
リニアスケール1のビットパターン数とが一致すれば、
読取り倍率がl=1になる。以降、読取り倍率を1=1
に修正することを倍率修正と称することとする。
また、同様に、ステッピングモータ41の1パルス駆動
時間に対して、イメージセンサ3に人力される1ピッチ
分の時間の誤差が、イメージセンサ3の走査方向の原稿
読聖域全域に渡ってなければ、局部的な読取伸縮がない
事になる。以降、局部的な読取り伸縮がないように修正
することを局部的伸縮修正と称することとする。
上記倍率誤差は上記のプーリ41a、 43a、 43
bの径公差(歯車があれば累積ピッチ誤差)等により生
じ、局部的伸縮はそれらのブーり等の偏心成分によって
生じる。
第5図は以上述べた点を考慮して構成した本発明実施例
装置の回路構成の一例を示す。本図において、60は修
正(補正)ずみのモータ駆動パルス列のパターンデータ
を記憶する固定パターン収納メモリ、70はこの固定パ
ターン収納メモリ60から読み出したパルス列のパター
ンデータな基に駆動パルスを作成して出力するステッピ
ングモータ制御回路、80はステッピングモータ制御回
路70から供粕される駆動パルスによりステッピングモ
ータ41を駆動するステッピングモータ駆動回路である
ステッピングモータ41が起動し、イメージセンサ3が
走査を開始すると、イメージセンサ3の出力信号は、増
幅器54で所定レベルに増幅され、アナログ/デジタル
(A/D)変換器55でデジタル化され、さらに信号分
離回路56でリニアスケール1の画像データと原稿5の
画像データとが分離される。リニアスケールlから読み
取られた画像データは2値化回路57で2値のパルス信
号となり、上記のステッピングモータ制御回路70に入
力する。
他方、原稿5の画像データは画像処理回路58でシェー
ディング補正等の種々の必要な画像処理を施された後、
インタフェース回路(I/Fl 59を通じてプリンタ
(図示せず)等へ出力される。
ステッピングモータ制御回路70は下記の要素71〜7
9から成る。まず、71は2値化回路57から得られる
リニアスケール1のビットパターン数を計数する第1カ
ウンタ、72はステッピングモータ41の駆動パルス量
を計数する第2カウンタ、73はカウンタ71,72の
カウントを開始させるトリガ信号を発生するトリガ信号
発生回路、74はカウンタ71.72のカウント値Nl
、N2から上記駆動パルスの周波数fを修正(補正)す
る演算処理を行う演算回路であり、これらの回路71〜
74により読取り倍率をl:lに修正する倍率修正を実
行する。また、75は倍率修正後の2値化回路57の出
力信号に基いて、ステッピングモータ4Iの1パルス駆
動時間に対してイメージセンサ3に入力される1ピッチ
分の時間の誤差Δtを算出する入力時間ずれΔを算出回
路、76はこの算出回路75のずれΔtに基いて局部的
な読取伸縮がない様に上記駆動パルスのパルス列を作成
するパルス列作成回路であり、これらの回路75.76
により、局部的伸縮修正が実行される。パルス列作成回
路76で作成された駆動パルスの修正パルス列は固定パ
ターン収納メモリ(ROM) 60に格納される。
また、77は全体の制御を行うCPU (中央演算装置
)、78はCPU77のプログラム等を格納したROM
(リードオンメモリ)、79はCPU77の作業域等に
用いられるRAM (ランダムアクセスメモリ)である
。なお、上記の演算回路74、算出回路75.パルス列
作成回路76等はソフトウェア(制御手順)に置き換え
ることが可能であるのは勿論である。90はCPL17
7に指示を与えるキーボードである。
次に、第6図、第7図および第8図のフローチャートを
参照して、本発明実施例の動作を更に詳細に説明する。
第6図は全体の処理手順を示し、第7図は第6図の倍率
修正処理の詳細を示し、第8図は第6図の局部的伸縮修
正処理の詳細を示す。
まず、ステッピングモータ41はステッピングモータ駆
動回路80を介して初期値駆動周波数f0の駆動パルス
によって駆動させる。この時の駆動パルス量は、主プー
リ43aの整数回転分送るようにする(ステップ101
)。
続いて、倍率修正の処理ステップ111を実行する。そ
の詳細は第7図に示す様に、ステッピングモータ41の
駆動パルス数N1をカウントし、同時に、イメージセン
サ3に入力されるリニアスケール1のビットパターン数
N2をカウントする。このN1とN2のカウントは、ト
リガ信号により同時にスタートさせ、少くとも主プーリ
43aの1回転分以上カウントする(ステップ112)
駆動周波数として、ステッピングモータ制御回路70内
のRAM79に書き換える(ステップ113)。
次に、局部的伸縮修正処理ステップ121に入る。詳細
は第8図に示すように、ここではまず、倍率修正後の駆
動周波数fの駆動パルスによってステッピングモータ4
1を駆動する(ステップ122)。
続いて、リニアスケール1の各ビットパターンがイメー
ジセンサ3に入力される時間のクロック(周波数f)に
対する誤差Δtを算出する(ステップ123)。第9図
は横軸をそのクロックt、縦軸を誤差Δtとした時のス
テップ123の算出結果例を示したものであり、Tを一
周期とする周期関数となる。ここで、Tは主ブー943
aの回転周期となる。
次にこのΔtを打ち消す様に、ステッピングモータ41
の駆動パルス列を作成する(ステップ124)。このパ
ルス列のタイマーパターンTPは第3図および第5図に
示す固定パターン収納メモリ6゜に記憶する。本実施例
では一例として、このタイマーパターンは一周期分子だ
け記憶させである。
即ち、上記のステップ124において、正規の時間より
も八tが+(プラス)の時はステッピングモータ41に
加えるパルス周波数を低くし、Δtが−(マイナス)の
ときは、このパルス周波数を高くして、△1=0となる
ようなパルスパターンをit[する。つまり、主プーリ
43aが一回転したとキノ時間ずれΔtを測定して、Δ
1=0となるパルス列を発生するための各パルス間隔T
3を求メ、そのパルス間隔データを固定パターン収納メ
モリ6oにアドレス順に記憶させておく。
なお、このとき移動台13のホームポジションを検知し
ておく必要があるので、移動台13の移動経路に設けた
フォトインクラブタ等のホームポジションセンサ62に
よってそのホームポジションを検知し、その検知信号か
らΔtを測定する(第5図参照)。
以上の構成で移動台I3を駆動して実際に原稿読取をす
る際には、第1O図のタイミングチャートに示したよう
に移動台13がホームポジションに達したことを示すホ
ームポジション信号が入力されると、ステッピングモー
タ制御回路70のCPU77は。
固定パターン収納メモリ60の先頭アドレスのタイマー
パターンTPから最初のパルス間隔T、を読み出し、そ
のパルス間隔によってステッピングモータ41の相励磁
パルスSIを発生させるトリガ信号G1を発生させる。
その後、次々にアドレス順にパルス間隔列T、、T、・
・・T、、を読み出して、トリガ信号列62G、・・・
G、を発生させ、これを駆動パルスとしてステッピング
モータ駆動回路8oに出力する。
この信号を受けとったステッピングモータ駆動回路80
は、トリガ信号列G1・・・G、により相励磁パルス列
Snを作ってステッピングモータ41に印加し、移動台
13を移動走査させる。
以上の動作をCPU77を介して繰り返し行うことで、
移動台13は、局部的伸縮のない走査、すなわち完全な
定速度走査を行うことになる。
ところで、上述したパルス列のタイマーパターンTPの
記憶作業は初期においては、工場において製品の出荷前
に行われているが、使用者(ユーザー)が任意に固定パ
ターン収納メモリ6oの内容を書き換えられる様にして
もよい。例えば、キーボード90の操作ボタンを押すこ
とにより、第6図〜第8図に示す処理手順を自動的に行
い、固定パターンメモリ25内のデータを更新させても
よい。
また、上述の処理手順を行うための条件(例えば、使用
回数、使用時間等)をあらかじめ設定しておき、その条
件下に到った時に自動的に実行するようにしても良い。
なお、上述の本発明実施例では、リニアスケールを読む
センサとして、長尺の原稿読取センサを例示したが、原
稿読取センサとは別個の専用の読取りセンサも適用でき
る。この場合、リニアスケールとしては光学式でなくも
よく、例えば磁気スケールも適用可能である。さらに、
本発明は等倍光学系だけでなく、縮小光学系や拡大光学
系の変倍機能を有する装置にも適用できることは明らか
である。また、原稿画像をイメージセンサを介さないで
、感光ドラム上に画像を形成する電子写真方式の装置に
も適用可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、原稿走査方向に
沿って等ピッチのリニアスケールを配設し、走査部と一
体でこのリニアスケールを読む読取センサからの信号の
出力状態を検出手段で検出し、その検出結果に応じて制
御手段により走査部側動源の走査速度を可変制御するよ
うにしたので、走査部の駆動機構に機械的誤差かっても
、出力画像の局部的な伸縮や倍率誤差がなく、原稿に対
して歪のない忠実な画像情報が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の基本構成を示すブロック図、 第2図は本発明の一実施例の原稿読取装置におけるリニ
アスケールと読取りセンサと原稿との位置関係を示す平
面図、 第3図は第2図のリニアスケールを含む本発明実施例の
原稿読取装置の内部構成を示す縦断面図、 第4図は第3図のx−X切断線に沿う横断面図、 第5図は本発明実施例の原稿読取装置の回路構成の一例
を示すブロック図、 第6図は本発明実施例の処理手順を示すフローチャー1
・、 第7図および第8図はそれぞれ第6図の処理手順の詳細
を示すフローチャート、 第9図は第8図のステップ123で算出された誤差Δt
の一例を示す波形図、 第1θ図は第5図の固定パターン収納メモリのパターン
データに基いて行われる本発明実施例のステッピングモ
ータ駆動制御を示すタイミングチャートである。 l・・・リニアスケール、 3・・・原稿読取センサ(イメージセンサ)、5・・・
原稿、 13・・・移動台、 19・・・ワイヤ式駆動装置、 27・・・照明ランプ、 31・・・ロッドレンズアレイ等の小径結像素子アレ化 41・・・ステッピングモータ、 41a・・・ステッピングモータのプーリ、43a・・
・主プーリ、 43b・・・従動プーリ、 45・・・コイルバネ、 49・・・ワイヤ、 51・・・原稿突き当て板、 60・・・固定パターン収納メモリ、 70・・・ステッピングモータ制御回路、71.72・
・・カウンタ、 74・・・演算回路、 75・・・入力時間ずれΔを算出回路、76・・・パル
ス列作成回路、 77・・・cpu 。 79・・・RAM 。 80・・・ステッピングモータ駆動回路。 第6図 第 8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)原稿走査部により原稿を走査して読取る原稿読取装
    置において、 前記原稿走査部を原稿に対して相対移動させる走査部駆
    動源と、 原稿載置域外に前記原稿走査部の走査方向に沿って配設
    した等ピッチのリニアスケールと、該リニアスケールを
    読取るための読取センサと、 該読取センサから出力される前記リニアスケールの読取
    り信号の特性を検出する検出手段と、該検出手段で検出
    された該読取り信号の特性に基いて前記走査部駆動源を
    介して前記原稿走査部の読取速度を可変制御する制御手
    段と を具備したことを特徴とする原稿読取装置。 2)前記検出手段は前記リニアスケールの読取り信号を
    カウントする第1のカウンタと、 前記走査部駆動源の駆動パルス量をカウントする第2の
    カウンタとを有し、 前記制御手段は前記第1のカウンタのカウント値と前記
    第2のカウンタのカウント値とに基いて前記走査部駆動
    源の駆動パルスの周波数を修正することを特徴とする請
    求項1に記載の原稿読取装置。 3)前記検出手段は前記リニアスケールの読取り信号の
    各パルス毎の入力時間ずれΔtを算出する算出手段を有
    し、 前記制御手段は該入力時間ずれΔtのそれぞれが零にな
    る様に前記走査部駆動源に供給する駆動パルス列を作成
    するパルス作成手段と、 該作成した駆動パルス列を記憶する記憶手段とを有し、 かつ該制御手段は原稿読取走査時に該記憶手段から読み
    出した駆動パルス列を用いて前記走査部駆動源を駆動す
    ることを特徴とする請求項2に記載の原稿読取装置。 4)前記走査部駆動源はステッピングモータであり、前
    記リニアスケールのピットピッチは該ステッピングモー
    タの1パルス当りの走査距離と等しく設定されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし3に記載の原稿読取装置
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Cited By (5)

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