JP2000253220A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JP2000253220A
JP2000253220A JP11054346A JP5434699A JP2000253220A JP 2000253220 A JP2000253220 A JP 2000253220A JP 11054346 A JP11054346 A JP 11054346A JP 5434699 A JP5434699 A JP 5434699A JP 2000253220 A JP2000253220 A JP 2000253220A
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JP
Japan
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reading
external force
image reading
image
mirror
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JP11054346A
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English (en)
Inventor
Hideaki Matsui
秀彰 松井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動や衝撃等の外力が加わった場合でも画像
品質の低下を防止する画像読み取り装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画像読み取り装置は、コンタク
トガラス1と、キセノンランプ2と、第1ミラー3と、
第2ミラー4と、第3ミラー5と、レンズ6と、CCD
7と、第1キャリッジ8と、第2キャリッジ9と、加速
度センサ10と、により構成される。加速度センサ10
は、画像読み取り装置自身に受ける外部からの振動また
は衝撃を検出し、外力として認識されると、コンタクト
ガラス1上に載置された原稿の読み取り動作を停止する
ように制御する。従って、外力が検出される間は、読み
取り動作を行わないので画像品質を低下させることなく
読み取り動作を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り装置
に関し、特に電子写真方式によるデジタル複写機または
デジタルスキャナ等に設けられる画像読み取り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読み取り装置を図6に基づい
て説明する。図6に示される従来の画像読み取り装置
は、コンタクトガラス101と、キセノンランプ102
と、第1ミラー103と、第2ミラー104と、第3ミ
ラー105と、レンズ106と、CCD107と、第1
キャリッジ108と、第2キャリッジ109と、蓋楽白
板110と、により構成される。
【0003】コンタクトガラス101上に載置された原
稿は、光源となるキセノンランプ102により照射され
る。この原稿からの反射光は、第1ミラー103、第2
ミラー104、及び第3ミラー105を介して順次反射
され、レンズ106によりCCD107の受光面に結像
されて光電変換される。
【0004】キセノンランプ102及び第1ミラー10
3は、第1キャリッジ108に搭載され、 第2ミラー1
04及び第3ミラー105は、第2キャリッジ109に
搭載され、 第1キャリッジ108は速度Vで、第2キャ
リッジ109はV/2で副走査方向に往復走査を行うの
である。
【0005】また、上述される第1キャリッジ108及
び第2キャリッジ109は、図示されないタイミングベ
ルトやワイヤによりステッピングモータまたはサーボモ
ータの回転駆動により動作する構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例に示される画像読み取り装置においては、読み取り
動作時にオペレータが不注意により画像読み取り装置に
接触してしまった場合や露光走査時の第1キャリッジあ
るいは第2キャリッジの起動時及びリターン時の慣性力
等により衝撃が加わると、キャリッジやミラー、CCD
等が振動し、衝撃がより大きい場合にはキャリッジの速
度ムラを発生させてしまう。その結果、読み取り画像が
ボケたり、 ジターが発生し、画像品質を大きく悪化させ
てしまうという問題がある。
【0007】本発明の第1の目的は、上記問題点に鑑み
て成されたものであり、画像読み取り動作中に外力が加
わった場合には、読み取り動作を停止するように制御す
る画像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0008】本発明の第2の目的は、画像読み取り動作
中に外力が加わった場合には、CCDの出力バッファを
リセットし、 画像品質の低下したデータを出力しないよ
うに制御する画像読み取り装置を提供することを目的と
する。
【0009】本発明の第3の目的は、画像読み取り動作
中に外力が加わり、 読み取り動作を停止した時には、 再
度読み取り動作を実行し、 高品質な画像のみを得るよう
に制御する画像読み取り装置を提供することにある。
【0010】本発明の第4の目的は、画像読み取り装置
自体から発生する振動と外部から加わった衝撃を判断す
るように制御する画像読み取り装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、原稿を画像データとして読
み取る読み取り手段と、読み取り手段により読み取られ
た画像データを電気信号に変換する変換手段と、変換手
段により電気信号に変換された画像データを記憶する記
憶手段とを備える画像読み取り装置において、画像読み
取り装置に加わった外力を検出する外力検出手段と、外
力検出手段により外力が検出された場合に読み取り手段
による読み取りを停止するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、読み取り手段により原稿の読み取り動作時
に、制御手段は、外力検出手段により外力が検出された
場合に記憶手段に記憶されている画像データをリセット
することを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、制御手段は、読み取り手段による読み取り
を停止後、再度読み取りを開始させるように制御するこ
とを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれか1項に記載の発明において、制御手段は、読み
取り手段内における振動データを格納する格納手段と、
格納手段により格納された振動データと外力検出手段に
よる検出値とを比較する比較手段とを有し、振動データ
が検出値より大きい場合に読み取り動作を継続し、振動
データが検出値より小さい場合に読み取り動作を停止す
るように制御することを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、振動データは、外部から設定可能に構成さ
れることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
の実施形態である画像読み取り装置を詳細に説明する。
図1から図5を参照すると、本発明による画像読み取り
装置の実施の形態が示されている。
【0017】図1は、本発明の実施形態である画像読み
取り装置の構成を示す概略図である。図1において、本
発明の実施形態である画像読み取り装置は、コンタクト
ガラス1と、キセノンランプ2と、第1ミラー3と、第
2ミラー4と、第3ミラー5と、レンズ6と、CCD7
と、第1キャリッジ8と、第2キャリッジ9と、加速度
センサ10と、により構成される。
【0018】コンタクトガラス1は、露光走査される原
稿が載置される原稿載置台である。キセノンランプ2
は、コンタクトガラス1上に載置された原稿を露光する
際の光源である。第1ミラー3は、原稿からの反射光を
水平方向に偏向するためのミラーである。第2ミラー4
は、第1ミラーにより偏向された反射光を垂直方向に偏
向するミラーである。第3ミラー5は、第2ミラー4に
より偏向された反射光を後段のレンズ6に供給するため
に水平方向に偏向するミラーである。レンズ6は、第3
ミラー5により供給された反射光をCCD7の受光面に
結像するためのレンズである。例えば、このレンズ6は
fθレンズ等により構成される。CCD7は、レンズ6
により結像された反射光を光電変換する。第1キャリッ
ジ8は、キセノンランプ2及び第1ミラー3を搭載し、
副走査方向に往復運動を行う。第2キャリッジ9は、第
2ミラー4及び第3ミラー5を搭載し、副走査方向に往
復運動を行う。これら第1キャリッジ8及び第2キャリ
ッジ9は、図示されないタイミングベルトあるいはワイ
ヤによりステッピングモータまたはサーボモータに接続
されて駆動を制御されるものである。加速度センサ10
は、画像読み取り装置に加わる振動または衝撃を検出す
る。
【0019】図2は、本発明の実施形態である画像読み
取り装置における制御機構を示すブロック図である。図
2に示されるように、本発明の実施形態である画像読み
取り装置の制御機構は、加速度センサ10と、増幅器1
1と、A/D変換器12と、スキャナホームポジション
センサ13と、スキャナモータ14と、モータ駆動部1
5と、表示部16と、制御部20と、により構成され
る。
【0020】スキャナホームポジションセンサ13は、
キャリッジの読み取り開始位置を決定するものであり、
この情報からキャリッジがどの位置を走査しているかを
判断する。スキャナモータ14は、制御部20からの制
御信号に基づいてモータ駆動部15により予め設定され
ているプロフィールでキャリッジを駆動する。
【0021】加速度センサ10は、画像読み取り装置に
加わる振動、衝撃の大きさを検出し、その検出信号を増
幅器11に送出する。検出信号を受け取った増幅器11
は、該検出信号を増幅してA/D変換器に送出する。A
/D変換器12でアナログ値からデジタル値へと変換さ
れた検出信号は、制御部20に送出される。
【0022】制御部20は、この検出信号と所定値とを
比較し、所定値よりも検出信号が大きい場合には、画像
の読み取り動作を停止及びCCDの出力したデータが蓄
積されている図示されないバッファをリセットする制御
信号を送出する。なお、バッファをリセット後に再度読
み取り動作を開始させるように制御することも可能であ
る。
【0023】ここで用いられる所定値は、例えば、機械
自身が発生させる内部振動を予め制御部に記憶させてお
き、ピーク値を越えた場合に外力が印加されたと判断さ
せることで、僅かな異常を検出することが可能となり、
検出精度を向上させると共に画像読み取り動作の再実行
における誤動作も防止することができる。
【0024】表示部16は、画像読み取り動作の状況を
表示するもので、例えば、液晶タッチパネル等により構
成することにより、上述の所定値を設定入力することも
可能である。
【0025】また、加速度センサ10は、画像読み取り
装置内部であれば、どの位置に設けてもよいものであ
る。
【0026】図3は、本発明の実施形態である制御部2
0の第1の動作例を示すフローチャートである。図3に
おいて、画像読み取り動作を開始すると(ステップS
1)、A/D変換器からの出力があるか否かの確認を行
う(ステップS2)。A/D変換器からの出力がある場
合、すなわち、加速度センサにより振動あるいは衝撃が
検出された場合に所定値との比較を行い(ステップS
3)、所定値よりも大きい場合(ステップS3/大)、
画像の読み取り動作を停止するように制御する(ステッ
プS4)。所定値よりも小さい場合には(ステップS3
/小)、画像の読み取り動作を継続し、正常終了する
(ステップS5)。
【0027】図4は、本発明の実施形態である制御部2
0の第2の動作例を示すフローチャートである。図4に
おいて、画像読み取り動作を開始すると(ステップS1
1)、A/D変換器からの出力があるか否かの確認を行
う(ステップS12)。A/D変換器からの出力がある
場合、すなわち、加速度センサにより振動あるいは衝撃
が検出された場合に所定値との比較を行い(ステップS
13)、所定値よりも大きい場合(ステップS13/
大)、バッファに記憶されている読み取り画像データを
リセットする(ステップS14)。所定値よりも小さい
場合には(ステップS14/小)、画像の読み取り動作
を継続し、正常終了する(ステップS15)。
【0028】図5は、本発明の実施形態である制御部2
0の第3の動作例を示すフローチャートである。図5に
おいて、画像読み取り動作を開始すると(ステップS2
1)、A/D変換器からの出力があるか否かの確認を行
う(ステップS22)。A/D変換器からの出力がある
場合、すなわち、加速度センサにより振動あるいは衝撃
が検出された場合に所定値との比較を行い(ステップS
23)、所定値よりも大きい場合(ステップS23/
大)、画像の読み取り動作を停止するように制御し(ス
テップS24)、再度画像読み取り動作を開始する(ス
テップS21)。所定値よりも小さい場合には(ステッ
プS24/小)、画像の読み取り動作を継続し、正常終
了する(ステップS25)。
【0029】上述される実施形態は、本発明の好適な実
施形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々変形実施可能である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明の画像読み取り装置によれば、画像読み取り中に外力
が加わり画像読み取り不良を起こした場合には動作を中
止するので取り込んだデータに異常があったことをすぐ
に認識することができる。
【0031】また、本発明の画像読み取り装置によれ
ば、装置に外力が加わり、画像が正常に読み込まれてい
ない時に、CCD出力バッファを全てリセットするので
品質の低下したデータを取り込むことを防止することが
できる。
【0032】また、本発明の画像読み取り装置によれ
ば、画像読み取り中に外力が加わり画像読み取り不良を
起こした場合には再度読み取り動作を開始するのでオペ
レータの作業が簡略できる他、読み込み忘れを防止する
ことができる。
【0033】さらに、本発明の画像読み取り装置によれ
ば、画像読み取り装置自身が発生させる振動あるいは衝
撃が予め記憶されているため、外力と内部振動とを正確
に見極めることができるので、装置の誤動作等も防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である画像読み取り装置の構
成を示す概略図である。
【図2】本発明の実施形態における制御機構を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の実施形態における第1の動作例を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の実施形態における第1の動作例を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の実施形態における第1の動作例を示す
フローチャートである。
【図6】従来の画像読み取り装置の構成を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1 コンタクトガラス 2 キセノンランプ 3 第1ミラー 4 第2ミラー 5 第3ミラー 6 レンズ 7 CCD 8 第1キャリッジ 9 第2キャリッジ 10 加速度センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を画像データとして読み取る読み取
    り手段と、 前記読み取り手段により読み取られた前記画像データを
    電気信号に変換する変換手段と、 前記変換手段により電気信号に変換された前記画像デー
    タを記憶する記憶手段とを備える画像読み取り装置にお
    いて、 前記画像読み取り装置に加わった外力を検出する外力検
    出手段と、 前記外力検出手段により外力が検出された場合に前記読
    み取り手段による読み取りを停止するように制御する制
    御手段と、 を有することを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記読み取り手段により前記原稿の読み
    取り動作時に、 前記制御手段は、前記外力検出手段により外力が検出さ
    れた場合に前記記憶手段に記憶されている前記画像デー
    タをリセットすることを特徴とする請求項1記載の画像
    読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記読み取り手段によ
    る読み取りを停止後、再度読み取りを開始させるように
    制御することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り
    装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 前記読み取り手段内における振動データを格納する格納
    手段と、 前記格納手段により格納された前記振動データと前記外
    力検出手段による検出値とを比較する比較手段とを有
    し、 前記振動データが前記検出値より大きい場合に前記読み
    取り動作を継続し、 前記振動データが前記検出値より小さい場合に前記読み
    取り動作を停止するように制御することを特徴とする請
    求項1から3のいずれか1項に記載の画像読み取り装
    置。
  5. 【請求項5】 前記振動データは、外部から設定可能に
    構成されることを特徴とする請求項4記載の画像読み取
    り装置。
JP11054346A 1999-03-02 1999-03-02 画像読み取り装置 Pending JP2000253220A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006222709A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JP2007295086A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置、および画像読取装置の制御方法
JP2008160491A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Ricoh Co Ltd 原稿読取装置
JP2011066481A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Oki Data Corp 画像読取装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2007295086A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置、および画像読取装置の制御方法
JP2008160491A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Ricoh Co Ltd 原稿読取装置
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