JPH0492425A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0492425A
JPH0492425A JP20898290A JP20898290A JPH0492425A JP H0492425 A JPH0492425 A JP H0492425A JP 20898290 A JP20898290 A JP 20898290A JP 20898290 A JP20898290 A JP 20898290A JP H0492425 A JPH0492425 A JP H0492425A
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JP
Japan
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silicon nitride
nitride film
film
bonding pad
semiconductor device
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JP20898290A
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Inventor
Yukio Morozumi
幸男 両角
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、積層構造の保護絶縁膜を有する半導体装置の
製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、LSI等に用いる半導体装置の最終金属配線上の
保護絶縁膜は、物理的損傷、コンタミネーションや水分
の侵入を防ぐ為に、低温で気相成長したプラズマシリコ
ン窒化膜が用いられ、その厚みは8000A以上を要す
る。また6 X 10’dVn/(me以上の高いスト
レスを有する場合には、シリコン窒化膜のストレスを緩
和する為、一般には、下層にCVDによるシリコン酸化
膜あるいはそのPSGIQ(リンガラス)を敷いた構造
が用いられている。
従来の半導体装置の製造方法は、例えば、第3図に示す
りaく半導体素子が作り込まれたシリコン基板11上の
フィールド絶縁膜12や層間絶縁膜13を介してA1や
その合金で厚みが1.0μm前後の金属配線14上に、
第1の保護膜として370℃程度の比較的低温で5iH
aと02もしくはこれにPHsを反応させて気相成長し
た3000〜6000A程度のシリコン酸化膜20もし
くはpsamと、更に第2の保護膜として300〜37
0℃程度の低温で5iHaとNHsあるいはN2とを高
周波プラズマ中で気相成長したシリコン窒化11922
を約0.8μm積層させ、その後バターニングしたフォ
トレジストをマスクにし、まずシリコン窒化膜22をC
Fa、CHFt、CpFsの様なフロン系ガス等を用い
てドライエツチングし、続いてシリコン酸化膜20をH
F系の水溶液でウヱットエッチし外部電極取り出し用の
ポンデイスゲパッド18を開孔している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら従来技術では、以十の様な問題点を有して
いる。集積回路の様にチップ化された半導体装置は、プ
リント基板等に組み込み易くする為、ワイヤーボンディ
ング、ダイボンディングし各種モールド剤でパッケージ
ングが施される。又モールド剤のストレス緩和の為、シ
リコン窒化膜の保護絶縁股上にポリイミド膜がコートさ
れる。
しかし、これら後工程では加熱処理がなされるので、圧
縮応力(Siウェハーが凸型に反る場合を差す)がUト
かっていた保護絶縁膜のストレスは単層、積層に拘らず
開放され、例えば、ポリイミドコートの工程で400℃
で60分のN2キュアが施されると、4xlO’dyn
/cm2のストレスが約半分近く減少変化する。この程
度は、温度で決まり時間に依る影響は少ない。この結果
、MOSトランジスタや金属配線とのストレスバランス
が変化し、金属配線14にV形をしたノツチが発生し、
初期断線不良やマイグレーション特性の劣化、ゲート膜
へのダメージ、MoSトランジスタ分離用のフィールド
トランジスタの反転耐圧の低下等を含めた品質問題が生
じていた。更に、サブミクロン近くの微細金属配線の形
成はドライエツチング化され、断面形状が急峻化される
と共にアスペクト比(段差/スペース)が大きくなる為
、保護絶縁膜を積層横道とした時に、シリコン酸化膜2
0あるいはPSG膜のカスピングによって、金属配線1
4のスペースにはボイド21が形成され、コンタミネー
ショントラップとなる上、シリコン窒化@22を厚く積
層していっても金属配線14の側壁部や底面部の厚みは
増加せず単にストレスが増加するだけで、耐湿性やバシ
ベーシ効果が弱く、半導体装置の長期信頼性に問題を生
じていた。この他金属配線上に形成するシリコン酸化膜
20やPF3G膜の気相成長条件は、絶縁膜自身のクラ
ックを発生させない様に、減圧反応を用いるが、成長速
度が40〜100人/ m i nと遅いことからパッ
チ処理をしている為、減圧やデボ時間が長くなりA1ヒ
ロックの成長を促し、特にサブミクロン程度に微細化さ
れた金属配線スペース間には横方向のヒロックが成長し
、リークや信頼性の問題となっていた。
本発明はかかる問題点を解決するもので、保護絶縁膜の
品質に関わる信頼性の向上を図り、微細半導体装置の安
定供給を目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
(1)本発明の半導体装置の製造方法は、半導体装置の
最終金属配線上に保護絶縁膜として少なくとも、プラズ
マ反応による第1のシリコン窒化膜を形成する工程、該
シリコン窒化膜の形成温度より高い温度で熱処理を施す
工程、プラズマ反応による第2のシリコン窒化膜を形成
する工程、外部電極取り出し用のボンディングパッドを
開孔する工程を具備したことを特徴とする。
(2)本発明の半導体装置の製造方法は、半導体装置の
最終金属配線上に、少なくとも、保護絶縁膜としてプラ
ズマ反応による第1のシリコン窒化膜を形成する工程、
該シリコン窒化膜の形成温度より高い温度で熱処理を施
す工程、該シリコン窒化膜をエツチングし第1のボンデ
ィングパッドを開孔する工程、プラズマ反応による第2
のシリコン窒化膜を形成する工程、該シリコン窒化膜を
エツチングし第2のボンディングパッドを開孔する工程
を具備したことを特徴とする。
〔実施例〕
第1図は本発明の半導体装置の製造方法の一実施例につ
いて説明する為の概略断面図であり、SiゲートCMO
Sメモリーの絶縁保護膜に適用した場合を示している。
シリコン基板11には、MOSトランジスタ、抵抗や容
量等の半導体素子が形成され、フィールド絶縁膜12や
層間絶縁NA13を介して不純物層17等からのコンタ
クトホールが開孔され、SlやCuを約1%含んだA1
を約1.0μmスパッタリングした後、フォトリソ工程
で最小間隔が0.8〜1,2μmにパターン形成した後
、C12系のガスでドライエツチングしほぼ垂直に側面
が形成された金属配線14を施しである。この上にロー
ドロック枚葉式CVD装置で、約360℃、N2をキャ
リアーに6torrの圧力で5iHnとN Hzをプラ
ズマ反応させシリコン窒化膜15を約2000人成長さ
せ第1の保護絶縁膜とした。この時、膜成長開始までの
加熱時間は20秒、成長速度は約7000A積分であり
全処理時間は4分以内としA1ヒルロックの成長を抑え
である。次に450℃の3%H2のArs囲気中で20
分間熱処理を施した(第1図a)。この時、シリコン窒
化膜15のストレスは開放されるが、膜厚2000人と
薄い為に各品質特性へのダメージはない。又金属配線1
4の表面はシリコン窒化膜で覆われておりAlヒルロッ
クの成長はほとんどなく、配置5A横方向リークは発生
しない0次に前記同様の処理によりプラズマ反応させた
シリコン窒化膜16を約7000A積層させ第2の保護
絶縁膜とした(第1図=b)。続いて、パターニングさ
れたフォトレジストをマスクにし、積層されたシリコン
窒化膜15.16をCF4を含むガスでドライエツチン
グし、外部電極取り出し用のボンディングパッド18を
開孔しである(第1図−C)。
このようにしてなる半導体装置は、従来の様な後工程で
400°C以上に加熱処理しても、第1の保iI絶縁膜
のシリコン窒化膜15が加熱前処理でストレス開放しソ
リを固定しである為に、厚い第2の保護絶縁膜15のシ
リコン窒化膜の後処理での変形を抑えてしまう事がわか
り、金属配線14にV形のノツチがはいることもなくな
り、マイグレーション向上が図れた。この化ゲート膜、
フィールドトランジスタへのダメージ程度も改善された
。更に、保護絶縁膜自身を、従来のシリコン酸化脂分と
カスピングの少なさから、厚いシリコン窒化膜で構成で
きる為、耐湿、耐コンタミ性も向上した。又H2/Ar
混合ガスを用いる熱処理は、しきい値電圧や多結晶Si
等による高抵抗素子を安定化する意味もあるが、各単独
ガスやこの他のNt+  Oer  He等の単独もし
くはこれらの混合ガスを用いても良い。
尚、第1の保護絶縁膜シリコン窒化膜15の膜厚は、特
(1に影響を与えない程度に薄くする必要があり、現実
的には約3500Å以下が好ましい。
従って、耐湿性を確保する意味では第2の保護絶縁膜の
シリコン窒化膜1Gは4500人以上の厚みが必要とな
る。
他の実施例として、収率向上の目的でレーザー等により
溶断修復を可能とする冗長回路を有するメモリーLSI
の製造にも適用したが、第3図のクロく半導体素子が形
成されシリコン基板11のフィールド絶縁膜12や層間
絶縁膜13を介してコンタクトホールを開孔し、3i、
Cuを0゜5%程度含んだAIを約1.0μmスパッタ
リングした後、フォトリソ工程で最小間隔が0. 8〜
1゜2μmにパターン形成し、C12系のガスでドライ
エツチングし、はぼ垂直に側面が形成された金属配線1
4を施しである。この上にロードロック枚葉式CVD装
置により360℃、N2キャリアーとし6torr以下
の圧力でSiH4とNHtをプラズマ反応させたシリコ
ン窒化膜15を約1500人成長させ第1の保護絶縁膜
とし、次に約450℃の3%H2のAr雰囲気中で30
分間熱処理を施した後、バターニングされたフォトレジ
ストをマスクにし、第1のボンディングパッド19を開
孔してから、初期電気特性を測定しレーザに依る修復処
理を施し、次に前記同様に5iHa。
N Hsを含むガスをプラズマ反応させたシリコン窒化
膜16を約7000人積層させて、第2の保護絶縁膜1
6とした。再び、バターニングされたフォトレジストを
エツチングマスクにして、該シリコン窒化膜をCF4等
のガスでドライエツチングし、外部電極取り出し用の第
2のボンディングパッド18を再び開孔した。ここで、
第2のボンディングパッド18の開孔のエツチング中に
、第1の保護膜のシリコン窒化膜15が露出してくると
、エツチャーの終点検出が雛しくなる為、第2のボンデ
ィングパッド18の開孔域は、第1のボンディングパッ
ド19の開孔域の内側に形成した。
尚、工程途中に、気相成長やエツチング処理のプラズマ
装置等から発生する電荷消去の為、紫外線照射処理を工
程間で施しであるものにも採用した。
以上の様にしてなる半導体装置は、いずれも前記実a例
と同様な改善効果が認められ特性向上が図られた。
尚本発明は、SiゲートMO3−LSIに限らず、A1
、 シリサイド、ボサイドゲートMO3やバイポーラ、
DMO3及びこれらを組み合わせたLSIにも適用でき
、金属配線としてはA1とSiやCuとの合金に限られ
ず、Ti、  Pt、  Mg等を含むものや、ヒロッ
ク、コンタクトバリヤの為にTi、W、Pt、Mo等の
高融点金属やその窒化物、ケイ化物あるいはこれらの合
金を上下に積層構造としたもの、あるいは多層配線の半
導体装置にも応用可能である。
〔発明の効果〕
以上本発明によれば、保護絶縁膜の構成をプラズマシリ
コン窒化膜同士の積層構造とし、その積層工程の途中に
加熱処理を施すことに依り、微細化されたMOS−LS
I等の半導体装置に於ける保護絶縁膜のストレスバラン
ス、構造や付き回りの不具合を改善し、耐湿性、金属配
線の耐マイグレーション特性等長期信頼性に係わる品質
改善効果があり、より集積化、多機能化された半導体装
置の安定供給に寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(bン (c)、第2図は本発明による半
導体装置の製造方法の実施例を示す概略断面図である。 第3図は、従来の半導体装置の製造方法に係わる概略断
面図である。 11・・・シリコン基板 12・・・フィールド絶縁膜 13・・・層間絶縁膜 14・・・金属配線 15・・・第1のシリコン窒化膜 16・・・第2のシリコン窒化膜 17・・・不純物層 18.1.9・・・ボンディングパッド20・・・シリ
コン酸化膜 21・・・ボイド 22・・・シリコン窒化膜 (b) (C) 第1圓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体装置の最終金属配線上に保護絶縁膜として
    少なくとも、プラズマ反応による第1のシリコン窒化膜
    を形成する工程、該シリコン窒化膜の形成温度より高い
    温度で熱処理を施す工程、プラズマ反応による第2のシ
    リコン窒化膜を形成する工程、外部電極取り出し用のボ
    ンディングパッドを開孔する工程を具備したことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  2. (2)半導体装置の最終金属配線上に、少なくとも、保
    護絶縁膜としてプラズマ反応による第1のシリコン窒化
    膜を形成する工程、該シリコン窒化膜の形成温度より高
    い温度で熱処理を施す工程、該シリコン窒化膜をエッチ
    ングし第1のボンディングパッドを開孔する工程、プラ
    ズマ反応による第2のシリコン窒化膜を形成する工程、
    該シリコン窒化膜をエッチングし第2のボンディングパ
    ッドを開孔する工程を具備したことを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置の製造方法。
  3. (3)第2のボンディングパッド開孔領域が、第1のボ
    ンディングパッドの開孔領域より内側に形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法
JP20898290A 1990-08-07 1990-08-07 半導体装置の製造方法 Pending JPH0492425A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06333922A (ja) * 1993-05-19 1994-12-02 Nippondenso Co Ltd 装置保護膜および装置保護膜の製造方法
US5775766A (en) * 1995-05-09 1998-07-07 Mercedes-Benz Ag Convertible hardtop vehicle
KR100550380B1 (ko) * 2003-06-24 2006-02-09 동부아남반도체 주식회사 반도체 소자의 금속배선 형성 방법

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