JPH0492117A - 軸受機構 - Google Patents

軸受機構

Info

Publication number
JPH0492117A
JPH0492117A JP2206899A JP20689990A JPH0492117A JP H0492117 A JPH0492117 A JP H0492117A JP 2206899 A JP2206899 A JP 2206899A JP 20689990 A JP20689990 A JP 20689990A JP H0492117 A JPH0492117 A JP H0492117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
rotating shaft
bearings
rotating
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2206899A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Koizumi
茂樹 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Priority to JP2206899A priority Critical patent/JPH0492117A/ja
Publication of JPH0492117A publication Critical patent/JPH0492117A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は軸受機構に関し、特に1本の回転軸を複数のボ
ールベアリングにより回転可能に軸受する軸受機構に関
するものである。
[従来の技術] この種の軸受機構として、FDD(フロッピーディスク
ドライブ装置)用のスピンドルモータでは回転軸のスピ
ンドルシャフトを2個のボールベアリングにより回転可
能に軸受する構造が採用されている。
従来のFDD用スビスピンドルモータ転軸の軸受構造で
は、ボールベアリングの内輪に予圧を与え、その状態で
回転軸に内輪を保持するベアリングストッパを固定する
定位置予圧法、または、第11図と第12図に示す様に
内輪または外輪に対して予圧バネで予圧を与え、回転軸
に固定したヘアリングストッパでベアリングを保持する
方法か採用されている。
第11図、第12図は従来のFDD用スビスピンドルモ
ータ受部を示しており、4は回転軸のスピンドルシャフ
ト、5.5°はボールベアリング、6はベアリング5.
5“を保持するハウジング、7はシャフト4に固着され
たフランジ、8はフランジ7に固着されたロータヨーク
、19は予圧バネ、20はベアリングストッパ、21は
ストッパ20をシャフト4に固定する固定ビスである。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記の従来の軸受機構の構造では、いず
れも回転軸のシャフトが予圧構造の一部をなし、シャフ
トにベアリングストッパを固定しているため、シャフト
の自由な脱着が出来なかった。
また、シャフトの端にベアリングストッパを固定するた
め軸受郡全体の高さが高くなり、FDDの薄型化を図る
上でネックとなるという問題が有った。
そこで本発明の課題は、この種の軸受機構において、回
転軸を自由に脱着できるとともに機構全体の高さを低く
できるようにすることにある。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するため本発明によれば、ベアリング
保持部材によって同一軸線上に保持された複数のボール
ベアリングにより1本の回転軸を回転可能に軸受する軸
受機構において、前記複数のベアリングは、それぞれの
外輪が互いに所定間隔を持って前記ベアリング保持部材
に固着され、内輪どうしの間に予圧ばね又はスペーサが
挟み込まれており、前記回転軸は前記複数のベアリング
の内輪に挿抜可能に嵌合され、該回転軸には該回転軸と
ともに回転する回転部材が固着されており、該回転部材
が磁力ないし該回転部材及び該部材に結合された部材の
自重によって前記回転軸に沿った一方向へ付勢されるこ
とにより、前記複数の内で一方の端のベアリングの内輪
に当接して前記回転軸がスラスト方向について位置決め
され、前記回転軸が保持される構成を採用した。
[作 用] このような構成によれば、ボールベアリングの内輪と回
転軸の間の摩擦力と上記回転部材か付勢される付勢力に
打ち勝つ力を回転軸に対して逆方向に加えれば、回転軸
をベアリングから抜くことができる。またベアリングは
外輪をベアリング保持部材に固着して保持されるので、
従来のベアリングストッパは不要になる。
[実施例] 以下、図を参照して本発明の実施例の詳細を説明する。
第1図は本発明の実施例による軸受機構を用いた3、5
インチFDD用のダイレクトドライブスピンドルモータ
(以下、単にモータという)の平面図であり、第2図は
側断面図である。
両図において符号1はFDDのベースであり、アルミま
たは鉄等の板金で形成されている。また符号2はモータ
のフレームと回路基板を兼ねた金属基板である。金属基
板2は通常、鉄板またはケイ素鋼板等をベース材とし、
その上に絶縁コーティングを行ない、更にその上に回路
の配線パターンをプリントで形成しである。基板2の上
にはモータを駆動する駆動制御回路を構成する不図示の
電子部品が半田付けされる。
基板2は、ベース1に半抜き又は絞りなどで底上げして
形成された固定基準面1a、1b、IC11dの裏側に
ビス16で固定される。こうすることで基板2がベース
1の底面から出張らずに取り付けられる。また基板2に
形成された凸部2a、2bがベース1の横方向取り付は
基準面1e、1e′間、及び1f、If’間に嵌合され
て基板2が横方向に位置決めされる。
なおベース1において符号1a’   lb’lc’ 
はモータのロータヨーク8の抜は止めであり、ベース1
の一部を折曲して形成されており、それぞれの上面は不
図示のフロッピーディスクがロータヨーク8とこすれな
い様にするためのディスク受けになっている。
次に第2図とモータ要部の拡大断面図である菓3図にお
いて、符号4はモータの回転軸であるスピンドルシャフ
トであり、ロータヨーク8の回転中心でフロッピーディ
スクのセンターハブ15の回転中心となる。
スピンドルシャフト4は、基板2に固定された円筒状の
ハウジング6内に保持されたボールベアリング(以下、
ベアリングと略す)5.5′により回転可能に軸受けさ
れている。
ベアリング5.5°はハウジング6内に嵌合され、それ
ぞれの外輪5a、5a’が押し込み接着などでハウジン
グ6に固着されており、ハウジング6内周面に形成され
たリング状の突条6cにより外輪5a、5a’ どうし
の間隔が所定に規制されている。また内輪5b、5b’
 どうしの間にウェーブワッシャ状の予圧バネ19が挟
み込まれている。そして内輪5b、5b’ の内側にス
ピンドルシャフト4が嵌合されて回転可能に軸受される
。なおスピンドルシャフト4は内輪5b、55′に対し
て挿抜可能に嵌合される。
次にスピンドルシャフト4の上部には、上面の外周部7
aがディスクのハブ15の載置面となる回転部材である
フランジ7が圧入などの方法で固着されており、このフ
ランジ7の外周部に円板状のロータヨーク8が嵌合され
、かしめ等で固着されている。
ロータヨーク8の外周部下面側には、モータの駆動力を
発生するための駆動マグネット9、モータの回転速度に
応じた周波数の信号を発生するFG(周波数発電機)を
構成するFGマグネット10、及びホール素子23に作
用して位置検出信号を発生させるためのインデックスマ
グネット11が固着されている。
これらのマグネット9.10.11と基板2及び鉄芯ヨ
ーク12との間に作用する磁力の吸引力および部材4.
7〜11の自重により、ロータヨーク8が第3図中下方
に、付勢、引張され、それによりフランジ7が下方に付
勢され、ベアリング5の内輪5bに当接し、これを押下
する。このようにしてフランジ7にかかる付勢力により
内輪5bに下方向にスラスト荷重がかかり、そのスラス
ト荷重が予圧バネ19を介して下側のベアリング5゛の
内輪5b’ に伝達され、内輪5b’ にもかかる。相
対的に言えば、外輪5a、5a’ に対して上方向にス
ラスト荷重がかかる。このスラスト荷重によりベアリン
グ5.5′が予圧され、ガタ取りがなされるとともに、
フランジ7が内輪5bに当接することによってスピンド
ルシャフト4がスラスト方向について位置決めされて保
持される。
なお予圧バネ19のバネ力は、フランジ7が下方に付勢
される付勢力の半分程度の力で、下方のベアリング5゛
の剛性が確保できる値に設定するこうすれば前記スラス
ト荷重を2個のベアリング5.5゛で分は合う形となり
、無駄なロスの発生しない軸受機構となる。ただし、予
圧バネ19のバネ力を前記付勢より充分大きなものとし
てもよい。こうすれば前記付勢力の大きさに拘らず、フ
ランジ7がスラスト方向(第3図中上下方向)について
常に定位置に位置決めされ、その位置が変化しないとと
もに、軸受の剛性が上がるという利点が有る。
また予圧バネ19はコイルバネや他の弾性部材を用いて
も良い。
次に円板状のロータヨーク8の外周部はL字形に屈曲さ
れ、その屈曲部8aの垂直部分の内側に補助ヨーク8′
が固着されており、その内側に駆動マグネット9が固着
されている。補助ヨーク8′はロータヨーク8が磁気飽
和しない様に設けたもので鉄等の強磁性体で形成されて
いる。
この補助ヨーク8′を設けた理由として、3.5インチ
FDDにおいて薄型化のため、ヘッドキャリッジのアー
ム3c、3dに支持された磁気ヘッド3a、3bを高さ
方向でモータと重なるように配置できず、同一平面上で
近接して配置するため、ロータヨーク8の外周部からの
マグネット9の漏洩磁束が問題となるからである。
従来は第10図に示す様にロータヨークの全体を符号8
4で示す様に厚くして磁気飽和しない様にしていたか、
こうすると、ロータ上面が高くなり、その分デイスクも
こすれぬ様高くせざるを得す、結果的にはドライブ厚み
が厚くなってしまつ。
これに対して本実施例では補助ヨーク8′をロータヨー
ク8の磁気ヘット3a、3bに近い外周部に設ける事に
より、ロータヨーク8を薄くして、かつ漏洩磁束の問題
も防止できる。なお補助ヨーク8′は第4図に示すよう
にロータヨーク8の外周部の屈曲部8aの垂直部分の外
側に固着してもよい。また第5図に示すように屈曲部8
aを補助ヨークとしてロータヨーク8の本体部分と別に
厚く形成し、ロータヨーク8の本体部分に対しンX て力落ネ等の方法で固着しても同様な効果が得られる。
一方、駆動マグネット9はリング状に形成され、周方向
にS、N、S・・・と8極から16極程度の着磁がなさ
れている。そして駆動マグネット9の内周に対向して突
極型鉄芯ヨーク12がロータヨーク8と平行に設けられ
ている。鉄芯ヨーク12には通常6個〜18個程度の突
極が形成されており、その突極のそれぞれにコイル13
が巻回されている。周知の電流切り換え回路でコイル1
3の通電、励磁を切り換えることにより、コイル13と
マグネット9間に作用する電磁力の吸引、反発でマグネ
ット9が回転しそれと共にロータ8、フランジ7、シャ
フト4が回転する。
次に、FGマグネット10はゴム系のフェライトマグネ
ット等で形成されており、全周にわたって数10極の多
極着磁がなされている。金属基板2上面のFGマグネッ
ト10と対向する部位には不図示のFGパターンの配線
が設けられており、モータが回転する事により、その回
転速度に応じた周波数の信号がFGパターンに発生する
次に、インデックスマグネット11は、基板2上に設け
られたホール素子23に作用し、これによりモータの回
転位置の検出が行なわれる。ホール素子23上にはマグ
ネット11の磁束を集めるヨーク24が設けられている
ここでホール素子23は磁気ヘット3a、3bの下側近
傍に配置されている。第3図に示すようにインデックス
マグネット11がロータヨーク8の径方向に沿って着磁
されていると、やはりその磁束か磁気ヘッド3a、3b
に飛込み易い。しかし、通常の3.5インチFDDでは
1回転200m5で、インデックスマグネットによるイ
ンデックス位置から2.5ms程度後までデータの記録
領域がなく、インデックス位置の前側は12m5程度デ
ータの記録領域がない。ゆえに、この14.5msの期
間の間にインデックスマグネットが磁気ヘッドの下側を
通過してしまえば、インデックスマグネットの影響はほ
とんど無視できる。
なお、ボール素子23を第3図の位置からずれた位置に
配置し、ヨーク24を図示の位置からホール素子23ま
で磁束を引き込む形状に形成してもよい。
またインデックスマグネット11の着磁方向を上下方向
にした場合を第6図に示す。この場合、ヨーク24は先
端部がマグネット11の真下近傍に位置し、マグネット
11の真下からその磁束をホール素子23上に引き込む
ようにクランク状に屈曲して形成されている。こうすれ
ば磁気ヘッド3a、3bの方への漏洩磁束が少なくなり
、ホール素子23は磁気ヘッドの下側近傍に配置する必
要はない。
次に、第3図の構成て鉄芯ヨーク12はハウジング6に
形成されたつば部6a上に固定される。
この固定のために、円板状の鉄芯ヨーク12の内周部に
はタップにより雌ネジが切られたネジ穴12aが形成さ
れ、これに対応するネジ穴2c。
6bが基板2とハウジング6のつば部6aに形成されて
おり、ビス17をネジ穴2c、6bに挿通してネジ穴1
2aに締め付けることにより、鉄芯ヨーク12がハウジ
ング6と共に基板2上に固定される。
このような鉄芯ヨーク12の固定構造によれば、ネジ穴
12aに雌ネジが切られているため、ナツトを用いずに
鉄芯ヨーク12を固定でき、ナツトが鉄芯ヨーク12上
に出張ることがない。
これにより駆動ビン14を避けることができ、FDDの
薄型化に有利である。
つまり、3.5インチFDDではディスクに回転力を伝
達する駆動ビン14がモータの回転中心からずれた所に
設けられており、後述する第7図から第9図に示す様に
、ディスクのチャッキング時にハブ15の駆動ビン係合
用の穴15aが駆動ビン14の真上に来ない場合、駆動
ビン14はハブ15に下方向に押され、第8図に2点鎖
線て示す様に下がる。従って鉄芯ヨーク12上に駆動ビ
ン14を避けるスペースが必要である。上記の様に鉄芯
ヨーク12上にナツトが出っ張らなければ、そのふんだ
け前記スペースの高さを低くてき、FDDの薄型化に有
利である。
次に、第7図〜第9図によりFDDのチャッキング機構
を説明する。第7図はチャッキング機構要部の下面図、
第8図は第7図のa−a  線に沿う断面図、第9図は
上面図である。
第8図に全体が示される駆動ビン14はビン本体140
とその下端部に連続したレバ一部141からなり、全体
がモールドで一体成形されており、レバ一部141の図
中左端部がロータヨーク8にカシメられた軸18により
回動自在に軸支されている。レバ一部141の中央部は
肉薄で弾性変形可能なヒンジ部14aとなっている。レ
バー部141のヒンジ部14a部からビン本体140側
の部分は元々数置上向きに傾斜して成形されており、ヒ
ンジ部14aのバネ力により上方に軽く押圧され、ロー
タヨーク8に対して押圧されている。その押圧力により
ビン本体140がロータヨーク8に形成された穴8bか
らロータヨーク8上面に突出する。
フロッピーディスクのチャッキング時には、まずロータ
ヨーク8上(フランジ7上)にディスクのハブ15が載
置され、第9図のようにハブ15のセンター穴15bに
スピンドルシャフト4が嵌入される。この時にハブ15
の駆動ビン係合用の穴15aの位置が駆動ビン14とず
れていると、ハブ15によりビン本体140が押下され
、ヒンジ部14aが曲げられ、駆動ビン14全体が第8
図中2点鎖線の位置まで下がる。その後モータの回転に
伴って駆動ビン14が穴15aの真下に来るとヒンジ部
14aのバネ力で駆動ビン14が上方向に復帰してピン
本体140が穴15aに入り、ビン本体140の外周部
14eが穴15aの縁に係合し、モータの回転力をハブ
15に伝達し、ディスクを回転させる。
駆動ビン14はヒンジ部14aを除いては剛体で構成さ
れているため、外周部14eが穴15aの縁に当たると
モータの回転トルクにより外周部14eが力F1で穴1
5aの縁を押圧する。するとその反作用で駆動ビン14
が外側に押圧され、外周部14fが穴15aの縁に当接
し押圧する。
この押圧力F2は、 F2 =F1 tanθ−α の式で示される。なお角度θは軸18の中心0に対して
ピン本体140の中心とスピンドルシャフト4の中心が
なす角度である。また、αはロータヨーク8と駆動ビン
14間の摩擦力であり、ロータヨーク8に対する駆動ビ
ン14の上方向の押圧力を小さくし、駆動ビン14を滑
り性の良い、例えばポリアセタール樹脂の様な材質で形
成すればほとんど無視できる値となる。
、m ツカF 2で駆動ビン14がハブ15を外側に押
すことにより、ハブ15のセンタ穴15bの2辺がスピ
ンドルシャフト4の2点4a、4bに当接、係合し、デ
ィスクのセンタリングが行なわれる。
このようにして、駆動ビン14のみでチャッキング機構
が構成され、センタリング専用のバネ部材を用いずに駆
動ビンのみでセンタリングを行なうことができる。
なお駆動ビン14はモールド材で成形されるため、形状
は自由にでき、第8図に示すようにビン本体140の下
面と上面に斜めにテーバ部14b、14.cを形成すれ
ば、テーバ部14bにより駆動ビン14の下がり位置の
割に下方への突出量を小さくでき、テーバ部14cによ
りビン本体140が下方に押し込まれた時に上面が水平
になる様にすることで押し込み量そのものを少なくてき
る。さらにビン本体140外同部の符号14dて示す部
分をカットすればロータヨーク8の内側の巾を広くでき
ロータヨーク8の加工性が上げられる。
なお穴15aの縁に当接するビン本体140の外周部1
4e、14f部はR形状では摩耗し易いので平らに形成
してもよい。
以上のような本実施例によれば、スピンドルシャフト4
は、ベアリング5.5゛の内#j5b、5b°に挿抜可
能に嵌合され前述した磁力と部材7〜11の自重による
付勢力により保持されているだけであるので、シャフト
4と内輪5b15b′の摩擦力に前記付勢力を合わせた
力に打ち勝つ力を上方向に加えれば、内輪5b、5b’
から抜くことができ、フランジ7、ロータヨーク8以下
の部材とともに自由に脱着てきる。これによりFDDの
メンテナンス性を向上できる。
また本実施例の軸受機構では、ベアリング5.5′は外
輪5b、5b’ をハウジング6に固着して保持され、
従来例の第11図、第12図のようにシャフト4にベア
リングストッパ20を付設せずにベアリング5.5°を
保持できるので、ストッパ20の分たけ軸受機構全体の
高さを低くでき、FDDの薄型化に寄与できる。
なおスピンドルシャフト4の他の実施例を第13図に示
す。同図において第3図と共通な部分には共通の符号が
付してあり、その説明は省略する。
第13図の構造では、予圧バネの代わりに弾性変形しな
いスペーサ22がベアリング5.5 の内輪5b、5b
’間に藝挟み込まれている。スペーサ22の厚さは、上
側のベアリング5の外輪5aの位置を規制するハウジン
グ6の突条6cより厚いものとする。
上側のベアリング5は外輪5aが突条6Cに当接する位
置までハウジング6に嵌入さね、外輪5aが接着などで
ハウジングに固着される。また下側のベアリング5′は
内輪5b’がスペーサ22に当接して規制される位置ま
でハウジング6に嵌入し、さらに外輪5a’ に所定の
予圧Pをかけて押し込んで外輪5a’ を接着などでハ
ウジング6に固着する。
スピンドルシャフト4は第3図の場合と同様に内輪5b
、5b’ に挿抜可能に嵌入され、先述した磁力と部材
7〜11の自重による付勢力で保持され、脱着自在であ
る。
このような構造によれば、第3図の場合と同様にスピン
ドルシャフト4が脱着自在であるとともに、機構全体の
高さを低くてきFDDの薄型化に寄与できる。しかも内
輪5b、5b’ のスラスト方向の位置が変化しない定
位置予圧となる。
なお以上のような軸受機構はFDD用スビスピンドルモ
ータ以外用いることができるのは勿論である。また軸受
機構の用途によってはハウジングに保持されるベアリン
グは3個以上としてもよいことも勿論である。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明によれば、ベアリ
ング保持部材によって同一軸線上に保持された複数のボ
ールベアリングにより1本の回転軸を回転可能に軸受す
る軸受機構において、前記複数のベアリングは、それぞ
れの外輪が互いに所定間隔を持って前記ベアリング保持
部材に固着され、内輪どうしの間に予圧ばね又はスペー
サが挟み込まれており、前記回転軸は前記複数のベアリ
ングの内輪に挿抜可能に嵌合され、該回転軸には該回転
軸とともに回転する回転部材が固着されており、該回転
部材が磁力ないし該回転部材及び該部材に結合された部
材の自重によフて前記回転軸に沿った一方向へ付勢され
ることにより、前記
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による軸受機構を用いたFDD
用スビスピンドルモータ面図、第2図は同モータの側断
面図、第3図は第2図の要部拡大図、第4図及び第5図
はロータヨーク外周部の異なる構造例を示す側断面図、
第6図はインデックス検出部の異なる構造例を示す側断
面図、第7図はチャッキング機構要部の下面図、第8図
は第7図のa−a’線による断面図、第9図はチャッキ
ング機構の作用を説明する上面図、第10図は従来のF
DD用モータの要部の構造を示す側断面図、第11図お
よび第12図は従来のモータの軸れ、保持される構成を
採用した。 このような構成によれば、回転軸は回転部材と共に脱着
自在であり、軸受機構を用いる装置のメンテナンス性を
向上できるとともに、軸受機構全体の高さを低くでき、
軸受機構を用いる装置の薄型化に寄与できるなどの優れ
た効果が得られる。 1・・・ベース     2・・・金属基板3a、3b
・・・磁気ヘッド 4川スピンドルシヤフト 5.5′・・・ベアリング 6・・・ハウジング   7・・・フランジ8・・・ロ
ータヨーク  8′ ・・・補助ヨーク9・・・駆動マ
グネット 1o・・・FGマグネット11・・・インデ
ックスマグネット 12・・・突極型鉄芯ヨーク 13・・・コイル    14・・・駆動ビン15・・
・ディスクのセンターハブ 19・・・予圧バネ   22・・・スペーサ23・・
・ホール素子  24・・・ヨーク5′ 細父卸のだの矢が9ゆJ/)J’l断釦l第13図 今−パ〉ブ磯1部の下面図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ベアリング保持部材によって同一軸線上に保持され
    た複数のボールベアリングにより1本の回転軸を回転可
    能に軸受する軸受機構において、前記複数のベアリング
    は、それぞれの外輪が互いに所定間隔を持って前記ベア
    リング保持部材に固着され、内輪どうしの間に予圧ばね
    が挟み込まれており、 前記回転軸は前記複数のベアリングの内輪に挿抜可能に
    嵌合され、該回転軸には該回転軸とともに回転する回転
    部材が固着されており、 該回転部材が磁力ないし該回転部材及び該部材に結合さ
    れた部材の自重によって前記回転軸に沿った一方向へ付
    勢されることにより、前記複数の内で一方の端のベアリ
    ングの内輪に当接して前記回転軸がスラスト方向につい
    て位置決めされ、保持されることを特徴とする軸受機構
    。 2)前記予圧バネのバネ力は、前記回転部材が前記一方
    向へ付勢される付勢力より充分弱く設定され、該予圧バ
    ネを介して前記付勢力により前記複数のベアリングが予
    圧されることを特徴とする請求項第1項に記載の軸受機
    構。 3)前記予圧バネのバネ力は、前記回転部材が前記一方
    向へ付勢される付勢力より充分強く設定され、該予圧バ
    ネを介して前記付勢力により前記回転部材がスラスト方
    向について定位置に位置決めされることを特徴とする請
    求項第1項に記載の軸受機構。 4)ベアリング保持部材によって同一軸線上に保持され
    た複数のボールベアリングにより1本の回転軸を回転可
    能に軸受する軸受機構において、前記複数のベアリング
    は、それぞれの外輪が互いに所定間隔を持って前記ベア
    リング保持部材に固着され、内輪どうしの間にスペーサ
    が挟み込まれており、 前記回転軸は前記複数のベアリングの内輪に挿抜可能に
    嵌合され、該回転軸には該回転軸とともに回転する回転
    部材が固着されており、 該回転部材が磁力ないし該回転部材及び該部材に結合さ
    れた部材の自重によって前記回転軸に沿った一方向へ付
    勢されることにより、前記複数の内で一方の端のベアリ
    ングの内輪に当接して前記回転軸がスラスト方向につい
    て位置決めされ、保持されることを特徴とする軸受機構
JP2206899A 1990-08-06 1990-08-06 軸受機構 Pending JPH0492117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2206899A JPH0492117A (ja) 1990-08-06 1990-08-06 軸受機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2206899A JPH0492117A (ja) 1990-08-06 1990-08-06 軸受機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0492117A true JPH0492117A (ja) 1992-03-25

Family

ID=16530907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2206899A Pending JPH0492117A (ja) 1990-08-06 1990-08-06 軸受機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0492117A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584169U (ja) * 1992-04-14 1993-11-12 株式会社三協精機製作所 ブラシレスモータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584169U (ja) * 1992-04-14 1993-11-12 株式会社三協精機製作所 ブラシレスモータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5254895A (en) Motor for disc drive
US8354812B2 (en) Motor
JPH0492117A (ja) 軸受機構
JPH0491652A (ja) ディスク駆動装置用モータ
JP2002247828A (ja) スピンドルモータ
JPH04117661A (ja) ディスク駆動装置のチャッキング機構
JPH0728613Y2 (ja) ディスク駆動モータ
JP2002119013A (ja) スピンドルモータ
JPH0495260A (ja) ディスク駆動装置のチャッキング機構
JPH09245424A (ja) フロッピーディスク駆動用モータ
JPH04103073A (ja) 磁気ディスク駆動装置
JPH103742A (ja) ターンテーブル付スピンドルモータ
JP2567214Y2 (ja) モータ
JPH0351798Y2 (ja)
JP2519581Y2 (ja) ディスク装置
JPH05282757A (ja) ディスクチャッキング機構
JPH0627014Y2 (ja) ディスクの回転駆動装置
JP2519582Y2 (ja) ディスク装置
JPH09215291A (ja) モータ
JP2519578Y2 (ja) ディスク装置
JPH0541026A (ja) スピンドルモーターのローター構造
JP3865210B2 (ja) スピンドルモータ
JPH1186427A (ja) スピンドルモータ
JP2650033B2 (ja) モータ
JPH0441443Y2 (ja)