JPH0491976A - 乾式転写材製造用インクリボン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、乾式転写材製造用インクリボンに関し、特に
、感熱転写機構を有ｒるプリンタ、夕、イブライタ、ワ
ードプロセッサ等を用いて、濡れ性の悪い、剥離性の強
い面へも転写・印字ｉｊＪ能ご・あるとともに、感熱転
写し、で得られるインク転写像が、外部圧力により、所
望の被転写物」−１へ感圧再転写できるように（７た乾
式転写材製造用インクリボンに関するものである。

［従来の技術］ 近年、乾式転写材製造用インクリボンが実用化されてい
る。そ（１，て、その乾式転写＋１製造用インクリボン
を収納したリボンカートリッジを、乾式転写材製造装置
内に装着１７″こ、ザーマルヘラドに形成された多数の
発熱素子の−）ち、記録する文字や図形等に対応し、た
発熱素子のみを発熱せ（１，めることにより、乾式転写
材製造用インクリボンのインク主成分か乾式転写利用の
再転写シー　ト１．に感熱転写される。これにより、文
字や図形等の所望のインク転写像を有した乾式転写材を
製造４ることが１ｌｉＪ能である。そし、て、その乾式
転写手本こより、被転写物に感圧再転写をｉ−Ｊうこと
かできる３、また、例えば、乾式転写材製造用インクリ
ボンの構造と（、では、特開昭６３−、．１２８９９Ｏ
号公報及び特開昭６３−１２８９９１−号公報に記載さ
れているように、フィルム状すボン基材十、に、感圧接
？管性を有する樹脂と色素を含有構成する均質なインク
層と、感熱接看性をイ〕する樹脂を含何構成する均質な
層とを配置した２層構成のもの、あるいは、特開昭６３
−２５１．、２８７号公報に記載。

されているように、フィルム状すボン基祠十に、感圧接
石性を有する樹脂を含有構成Ａる均質な層さ、感熱接着
性を有瑯゛る樹脂と色素を含有構成ｉ゛る均質なインク
層とを配置した２層構成のものかあ・）た。

［発明が解決（７ようとする課題］ （，２か１、なから、前述のような乾式転写ＪｒＡ製造
用インクリボンを用いで製造された再転写シー、　ｌ−
から被転写物に感圧再転写を行う際に、ＡｉＪ記インク
転写像の被転写物・〜・の感圧［１１転写性か劣るさい
う課題をイ１しでいた。具体的に述・＼るならば、感圧
再転写を完了させるには、再転写シー　トの・インク転
写像が形成された而を紙、プラスチック、金属水＋ｇ等
の被転写物と密着固定せしめた後に、再転写シ、−トの
インク転写像か形成された而とは反対側の而から一定時
間擦り続１）る必要かある３、そのため、再転写シー　
１・の被転写物−＼の固定か不十分て、再転写シー　１
・かすれたり４゛るｔ＋−、’、　　潰れや広かりが発
生する等、良好な感圧再転写像か得にくいとい・う課題
を有していた。

本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、感熱転フーｊ゛力
法により再転写シート」−に転写せ［、めたインク転写
像を、被転写物１ニへ極めて容易に、且−）清れのない
完全な形で再転写さぜることをｉｉＪ能と（７た乾式転
写材製造用インクリボンを提供寝るところにある。

１課題を解決するための手段］ 前ｇｅ　ｔ」的を達成するために、本発明の乾式転写材
製造用インクリボンは、感熱転写力法を用いで得られる
文字や図形等のインク転写像を、外部圧力により、所望
の被転写物りへ感圧再転写できるように構成し２、フィ
ルム状すボンｗ祠上に接着剤を菖イＪ゛シ、たことを特
徴とするものである。

尚、前記接着剤をマイクロカプセルで３自内包しでも良
い。

［イ′［几１］ 上述（７た本発明の構成によれば、−フィルム状すボン
基材トに接着剤をへ有］またことにより、感熱転写ノ）
法を用いて再転写シート上に印字されたインク転写像を
、再転写シートの裏側から圧力を加λで、所望の紙、プ
ラスチック、金属、木（Ａ等の被転写物上に感圧Ｐ］転
写り、−’Ｃも、かかるｉＨＧ転写シト−Ｆ、には残留
インクがなく、更に転写した印字像も潰れ、広がり、脆
さがなく、従−）で被転写物［−に強固に感圧接首した
良好な像を得ることか１１１能である。

［実施例ｊ 第１図は、本発明の乾式転写材製造用インクリボンの断
面拡大図であり、乾式転写祠製造用インクリボンは、第
１図に小ず４１“・伺コ８、フィルム状リボンＭＡ）ｆ
ｌトに感圧再転写調整層２とインク層５とを設けこ作製
される。ぞ（、て、感圧再転写調整層２は、接着剤３を
Ａ−ｒ−ｊ内包（たマイクｌ−１カプセル４を劇’ｆｑ
　１．、、た層である３、まプ１、インク層Ｆ）は、着
色剤、感熱接着性組成、感圧接着性組成を含有し７た層
である。

史に、サーマルヘッド６は、図示しｌよい多数の発熱Ｍ
　ｒから構成され、記録する文字や図形等に対応（，７
た発熱素子のみか記録時に発熱するという機構を自する
ものである。

本発明で用いる接着剤は、一般に限定されないものであ
るが、極短時間で硬化し、で、同時に接石゛力をイ１゛
スる接着剤が特に望ましい。即ち、１液型のンフ“ノア
クリレート系瞬間接着剤、２液主液ｑ２の、１．ボキシ
系接着剤、２液七液型のアクリル系接着剤、１ミ液とブ
ライマー型との２液型のアクリル糸摘？）剤、もしくは
主液とブライマー型とのシアノーノ”クリしたート系瞬
間接首剤のいずれかであることか望ま［、い。

ダ（７て、外部圧力によって破壊するマイクロカプセル
壁物質材料としては、メラミン−ホルムアルＦ（“ド樹
脂、尿素−ホルムアルデヒト樹脂、セラナン、アラビア
ゴム、ポリビニルアルコール、卵白、アルギン酸塩、ゼ
イン、カセイン、メチルセル１−１−ス、カルボキシメ
チルセルｔレース、カラゲ−犬ン、エチレン−無水マレ
イン酸共重合体、ビー＝゛ルメチルエーテルー無水７レ
イン酸共４（合体、尿素−ホルマリン樹脂、メラミン−
ホルマリン樹脂、ポリウレタン樹脂及びポリ尿素等の公
知の材料を用いることか可能である。

また、マイクロカプセル４のカプセル径は、０１〜２０
Ａｌｒｒｉが望まし２いが、スタンプ圧力相当の圧力を
以−）で良好な感圧再転写像を得るために、好ましくは
０，５〜１０μｍであることか特に望まし、い。つまり
、マイク【７カプセル４の／ノ“、７セル径が０．１ｆ
１ｍ未満ではカプセル破壊最低１■−力飴か大幅に増加
するため、マイクロカプセルか破壊し、にくくなる。−
力、マイクロカプセル４のカプセル径が２０１１ｍ以り
では、大きさの小さい文字や図形等の感圧再転写像が良
好に得られない３、従−）て゛、ト述の範囲か望ましい
。

同様に塗布厚も、１〜２０μｎ１、好ま［くは１−〜１
０μｍであることか特に望まし２い。つまり、塗布厚が
〕１１０１未満では、良好な感圧再転写に必要な接首力
が得られず、−力、塗４Ｊ１９が２０１ｔ　ｍ以］−で
は、感圧再転写像が太くなるので、Ｉ・述の範囲が望ま
［、い。

そしどこ、本発明の乾式転写祠製造用インクリボンに用
いるフィルｌ、状リボン基材］と（、で、従来から感熱
転写インクリボンの基材と１７で用いられている公知の
ものか何れも使用ｉｉＪ能Ｃ゛あるか、〕ノイルム状リ
すン児祠１はシーマルヘッドか接触密着するものである
ため、好４、）、＜はノイルｊ２状リボン￥材］として
、１５０　”Ｃ辺土の血］熱温度を有するポリ、〕、チ
レンケ１ノフタＬノ　１−（ＰＥ′丁゛）、ポリグチＬ
ノンナレフタ１ノ　１・等のボリエ、スアール、ポリイ
ミド、ボリカ〜ボネ用・・、ポリサル′ノ号ン、ポリ−
１−ブ゛ルリルフ寸ン、ボリフ〕二トン勺ルノアイト等
からなる樹脂フィルム、も（７くは−コ：／−アン→）
−紙、グラシン紙等の紙が望！：（い。

また１、その厚さと［、でも材料の種類により適宜に決
定されることとなるが、１−３０μｍか望ましい０．１
．か【−１ながら、スタコ・ブ圧相当の圧力を以〜〉（
二′良好な感圧再転写像を得るだめに、好ましくは３・
〜２０　ｌ１ｍの範囲の厚さのものを用いるこまか１、
〜に望まし、い３、即ち、フィルム状リボン基材の厚さ
か１．　ｐ　ｒｎ未満では、インクリボンの走行性が大
幅に低下−４ることになり、一方で、フィルム状リボン
基材の埋さか３０μｍ以上では、再転写シトの裏側から
加える圧力が増加することにより、マイクロカプセルか
破壊し、にくくなるため、−１述の範囲か望まし５い。

また、インク層５を構成する一成分と（１、て“用いる
着色剤とし２ては、主にカーボンブラック等を始めとす
る顔料か使用されることとなるが、各種色相を表現する
ために、酸によって発色する冒イ：］型染料、塩基によ
一フて発色するジアゾｆｆ、、ｑ染料等を始めどスパる
染料を必要に応じて適宜使用する、二とが可能であり、
同等限定されないものである５、そし、て、酸によって
発色Ｊる【ＪイＤ型染料の発色成分には、フタライト系
化合物、−ノルオラ゛／系化合物、ラクトン系化合物、
ｌ−リフニー、ルメク゛５／系化合物、ローダミンラク
タム系化合物及び−１゛−ノン系化合物等の公知の材料
を上に使用するこ５１−ができる。また、顕色剤Ｊ二し
て、フェノール系物質も１，７＜は酸性物質か主に用い
られ、発色成分及び発色温度で発色反応か進行すること
で中色発色４る機構とな・って゛いる。

また、塩桔にＪ−）で発色Ａるジアゾ型染１１は、酸Ｆ
［物ａこ゛あるンＴゾ化舊物と、塩基性染料前駆体Ｃあ
るｔｒｙツブリング化合物とを刊み合わせ一ζ構成さね
る主）の°（゛あり、加熱による物質の接触に基〜）１
．１）”でｉ４′８４゛色（るものである１゜次１１．
−ｉ’　：、・り層５を構成する〜成分、！＝　１．、
、、て２用いる。感帖接首性組成と：、では、特に感熱
接ｉ性の大きな樹脂、例イ、ば、ｒｆ、−ヂ用／’）−
酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸Ｉ゛、ル、ｆ′イＡツマ
−、アクリル系ル合杯１．１チー１／゛。・・−上チル
アクリｌノート川重合体、エヂート・ン　ｌ′クリル酸
共市合イネ、塩化じ、−、ルー酢酸ビー　ル１（中舊体
、ポリビニルブ千う−ル、ボリビ、−升じＤ　＋）　ｉ
ン、ボリビＪ−、ル゛ｌ°ルｊ　ル、ボリア二１・、本
−プルセルロース等より選ばノ′する少なくと５）〕−
神以ｊから含有構成されノーものが）ｉ＜げらねる３、
また、同じくインク層ξ）を構成ｄる　・成分として用
いる感ル接盾性組成と１．°ｖは、ポリ塩化ビ、−ル、
ボリア°クリル酸丁、ステル、丁チ叫ノンー酢酸じ一ル
共重合体１．−Ｔｆ−レン〜１．チルアクリ【２・１・
共重合体、ポリ酢酸じニル、ポリじ！ニルコ、−チル、
ポリビニルアセクール、ポリイソブヂ［ノン等のビニル
系品分Ｆ、−チルセル【７−ス、ニトロセルロス、酢酸
セルロース等の繊維系高分子、塩化ゴ１８．、天然ゴム
等のゴノ７、系高分子より選ばねる少なくとも１種以上
から含有構成されたものか挙げられる。

更に、感熱接着性組成及び感熱接着性組成には、粘看付
り剤、バインダ剤、表面改質剤等を含子］せしめること
が可能である。

粘着イ・１り剤は、インクの密着性、硬度同士、凝集カ
イχｊ与、粘着ノノイ・１与及び感熱接着性組成と感熱
接着性組成の粘着付与の働きを有するもの−（゛あり、
７その具体例と１．”ζ、は、石油樹脂、ロジン系樹脂
、ゲトン樹脂、ポリアミド樹脂、″ツユノール樹脂等か
ら含有構成され′ζなるものか用いらオｌる。

また、バ・インク剤と１１、では、１三にキャンプ２リ
ーノワ・ソクス、カルナバワックス、ライスワックス、
本ろう等の植物系ワックス、蜜ろう、フッリン、鯨ろう
等の動物糸ワックス、モンタンワックス、セレシン等の
鉱物系ワックス１パラフインｒノツクス、マイクロクリ
スタリンワックス等の石油ワックスより選ばれる少なく
とも１秤量１−から構成さね、でなるワックス類が用い
られる５、また、α−オレフィン−無水マレイン酸共重
合体等の樹脂系ワックスも使用−Ｊ能である。

イしで、表面改質剤は、インクリボン表面のべと−）き
及び粘着性を無くし、摩擦抵抗を小さくすることによっ
て、ブロッキング等の無い良好な保存ヤ１及び蛇行、ス
リップのない良好なリボン、Ｌ打付を得ることを可能と
イるものであり、その具体例Ｊ（、では、弗素系ポリマ
ー、シリコーン系ポリマ　等を始めとする公知の材料を
用いることがｉｊＪ能である。

ぞ１．で、フィルム状リボン基材１の感圧再転写調整層
２及びインク層５の塗工面の反対側の而には、シリコン
樹脂等の耐熱性樹脂と、硫酸バリウム１．酸化チタン、
水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、炭酸カルシウム等の顔
料より選ばれる少なくＪも１種以上とで構成されてなる
スー１゛イッキング防１［−層を設（プることか１ｌｉ
Ｊ能である。

尚、本発明においては、フィル１４状リボン基村上に接
着剤を含有内包したマイク【７カプセルを含有せＬ２め
た構成としたか、フィルム状リボン基材１−７に接着剤
を含有１．た構成に１．ｒ゛も自効であり、何等制約を
受けないものである３、 以Ｆに、本発明の詳細な説明すること、”ニーｄるか、
本発明が、そのＪ、うな記載によって何等制約をも受け
るものでないこＪ−は誇うまでもないところ′ζ・・あ
る１、 また、本発明には、以下の実施例の他にも、本発明の主
旨を逸脱し、ない限りにおいで゛、当業者の知識に基−
づいて種々たる変更、修ＩＦ１、改良等を加え得るもの
であることが理解されるべきところである。。

（実施例１） 第１図に示すよ・うに、フィルム状リボン基材１上に、
接着剤３を含り内包【７た感圧再転写調整層２と、イー
／り層５とを順に設ける。そ【で、インク層５を首色剤
及び感熱接４性組成を含有″４−る層と（、た。

次に、第２図に示（また乾式転写材製造用インクリボン
の製造Ｊ１程に従って本発明の一実施例を説明する。

ｄ、ず最初に、接着剤の微分散・乳化工程を行う。

この接着剤の微分散・乳化］１稈は、〕、液型のシアツ
ノ′クリレート系瞬間接着剤３を攪はんしながら微粒化
Ｉ１、た後、分散剤も（、、＜は乳化剤を添加すること
により、１−波型のシアノアクリＬ）−ト系瞬間接着剤
：３を金子Ｊする微分散液も（７くは乳化液の調製を行
・う］６程である５、 続いて、接着剤の微分散・乳化工程で、ｐＪ製［１，た
微分散液もし２くは乳化液を、特定の外部圧力値以−１
−で破壊する特性を杓したマイクロカプセル壁物質、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂を以・って含有内包させ
て、マイクロカプセル４を作製するマイクロカプセル化
工程を行う。

次いで、マイクロカプセル化１稈で作製したマイク１′
７カプセル４をワックスバインダを用いで、微分散も（
７くは乳化させて、マイクロカプセル液を調製するマイ
クロカプセルの微分散・乳化に稈を行う。

更に、マイクロカプセルの微分散・乳化丁、程で調製り
、たマイクロカプセル液を、公知の塗ＩＩＪ力法、例え
ばバー塗布法、ブレード塗布法、エア”ナイフ塗布法、
グラビア塗布法、１コールコーデイング塗布法、スプレ
ー塗布法、もしくはデイツプ塗布法等により、フ、イル
ム状すボン￥材１のポリ上ヂレンテレフタ１ノ〜ト（Ｐ
ＥＴ）上に塗布４る。

そし、で、マイクロカプセル液の塗布］″程での塗布的
後に１１，０℃雰囲気−ドの加熱乾燥をｆ’ｉパ）ｏこ
のマイクロカプセル塗布層の乾燥り程により１、感圧再
転写調整層２か形成される。

次に、着色剤及び感熱接着ヤ１組成を攪はんし７なから
微粒化Ｉ７た後、分散剤もしくは乳化剤を添加すること
により、着色剤及び感熱接着性組成５：含有する微分散
液もしくは乳化液を調製するインク成分の微分散・乳化
−］４程を行う。

インク成分の微分散・乳化］−程で調製した微分散液も
しくは乳化液を、公知の塗布方法、例えばバー塗布法、
ブレード塗布法、コーア′ゴイフ塗布法、グツじア塗布
法、ロ　ル゛ｊ〜ティング塗布法、スプレー塗布法、も
しくはデイツプ塗布法等により、感圧再転写調整層２ト
に塗布する。

そ（，５で、最終上程であるイ゛ツク塗布層の乾燥工程
により、インク成分か塗布されたフィルノ、状リボン基
材１のポリ、１．チレンナレフタレード苓］１０°（」
雰囲気−トにおいで加熱乾燥見るＪと′ご、インク層ｊ
′）か形成されるとともに、最終的な本発明の乾式転写
材製造用インクリボンが形成される。

ｌｊ、第３図は、本発明の乾式転写材製造用インクリボ
ンを用いで作製し、た乾式転′ぢ材の断面拡大図である
。乾式転写材８は、再転写シルドア　−［１にインク層
５及び接４剤３を含有内包したマイクロカプセル４を金
白構成し７Ｃなる感圧再転写調整層２を順次積層し５７
作製されるものＣ・ある。

次に、乾式転Ｔｉ月８の製造方法の１Ｇ順を簡略に説明
ｄる。

まず、本発明の乾式転写材製造用・インクリボンを力〜
　トリッジ内に収納してリボンカートリッジを作製する
。そして、リボンカートリッジを乾式転写材製造装置（
ブラザー工業株式会社製のう゛グツイタ　Ｐ＝ｔｏｕｃ
ｈ）に装着し、ズ、乾式転写材製造装置内蔵の勺−マル
Δ、ラド６と接触密首させる。

続いて、データを入力することにより、勺−マルｔ＼ツ
ド６の多数の発熱素子のうち、記録する文字や図形等に
対応した発熱素子のみを感圧可転７−ｊ調整層２及びイ
ンク層５の熱溶融温度以ｌ−に発熱させる。これにより
、再転写シート７上に所望のインク転写像が感熱転亙さ
れ、所望のインク転ち”像を有し７．た乾式転写材８を
製造できる。

そして、再転写シート７のインク転写像が形成された面
を被転写物に密若固定し７た後、再転写シト７のインク
転写像が形成された面とは反対側からスタンプ圧力に相
当する圧力を加えて、マイクロカプセルを破壊し７で含
有内包する接る剤を流出させることにより、所望のイン
ク転写像を紙。

プラスチック、金属、ネ祠等の被転写物、ｌ−１に感圧
再転写した結果、潰れ、広がり、脆さ等のない良好な品
質の感圧再転写像を得ることかできた。

尚、スタンプ圧力の大きさはξ）ｏｋｇ／ｃｍ’〜２０
００　ｋ　ｇ／　ｅ　ｍ　”か望ま（いが、良好な感圧
再転写像を容易に得るために、好よ［５、くは、２００
ｋｇ／ｅｎ１２人４０００に、ｇ／ｃｍ’であるこＪ゛
が１Ｓ（、−望よ（７い。つまり、スタンプ圧力の大き
さか５０ｋｇ／ｃｎｎ”未満では、感圧再転写かおきや
４いため、乾式転写材の保存性が低下することになる。

−・ツバスタンプ圧力の大きさか１０００　ｋ　ｇ　／
　ｅ　ｒｎ　２以上では、感圧再転′１ラテ′竹向１−
１の効果が得らねｌよくなる。そのため、１−１述の範
囲が望まし１．い。

また、本発明では極短時間で硬化（２゛ζ、同時（、Ｅ
接るカをイーｉ′７ｉる接首剤を用いたｊＪ、め、極短
時間−（・感圧再転写像を得ることも可能とな−）だ。

以ｌ−゛、のＪ・）に（２て得られた感圧再転写像と、
従来例の感圧再転写像とにて〉いで、引−）掻き強度を
測定し１、耐擦傷性を比較し、た結果を第４図に示し。

た。尚、試料１は、本実施例］の乾式転写材製造用イン
クリボンから作製した乾式転写材を用いで得られた感圧
再転写像に基づくものである。また、従来例の感圧再転
写像とは、接着剤を含有内包したマイクロカプセル未含
有の乾式転写材製造用インクリボンから作製した乾式転
写材を用いて得られた感圧再転写像を示すものである。

従来例の感圧再転写像と比較（、た結果、本実施例１の
乾式転写＋イ製造用インクリボンから作製しまた乾式転
写材を用いて得られた感圧再転写像と被転写物との密着
性は大幅に向−ｆ＝　Ｌ、＋でいる。このことから、被
転写物に転写された感圧再転写像が強固なものとな−）
たために、引ン掻き強度等の耐擦傷性が大幅に増加敗色
されていることかわかる。

また、第５図には、本実施例１の乾式転写材製造用イン
クリボンかｔ・作製した乾式転写材と、従来例の乾式転
写材との保存ヤ１を観察比較し、た結Ｗか小されている
。ぞ（で、第６図には、乾式転写斗、イから作製（た本
実施例〕の感圧再転写像と、従来例の感圧再転写像との
保存性を観察比較（、た結Ｔ２か小されζ、いる３、 尚、観察及び什２較方法と］、ｉ７は、５５℃・８５％
ＲＨ雰囲気下において連続放置し、なから目視にで観察
を？ｊい、亀裂、滲み及び色相等の変化が確認された試
料数を試験試料数１００個に対して求めたものである。

本実施例１の感圧再転び調整層として、接着剤を含有Ｕ
またものを用いたので、本実施例１から得られた乾式転
写材及び感圧再転写像は、４８０・〜７２０時間経過し
た後も、亀裂、滲み等の発生及び色相等の変化も見られ
ないが、従来例の感１″［再転写像は、２４０時間経過
すると、滲み等が発生１．７で、更に時間が経過すると
ともにその数も増加（１，でおり、保存性が劣化低↑゛
（、でいることがわがる３、 （実施例２） 第１図におけるインク層５を、フィルム状リボン基材１
側から、着色剤を含有（また感圧接着性組成と感熱接着
性組成との２層構成にした他は、実施例ゴと同じように
して、乾式転写材製造用インクリボンを作製した。

そ（、で、実施例１と同じように（２で、乾式転写材製
造用インクリボンから乾式転写材を作製（、で、感圧ｉ
ｌＴ転写試験を石、−）だ結果、スタンプ圧力に相当す
る外部圧力により、マイクロカプセルが破壊ｌ、接着剤
か流出し、て瞬時に硬化するため、潰れ、広がり、脆さ
等のない良好な品質の感圧再転写像を得ることができた
。

また、実施例１と同様に、極短時間で硬化し、ニー、同
時に接着力をイ「４る接着剤を用いたため、極短時間で
感圧内転写像を得ることかできた。

以Ｉ−１のＪ′うに１．て、得られた感圧再転写像と、
従来例の感圧自転写像とを用いて、実施７例１と同じよ
うに引−）掻き強度を測定し５、耐擦傷性を比較し、た
結！！！、を第４図に示−４３、尚、試料２は、本実施
。

例２の乾式転写材製造用イ゛２、・クリボンから作製ｊ
た乾式転写材を用いで得られた感圧再転写像に枯つく主
）のである。

従来例の感圧両転写像と比較１．た結果、本実施例２の
乾式転写材製造用・インクリボンから作製（。

た乾式転写＋Ａを用いて得られた感圧ｍ転′ｌＩ像の被
転写物との密着性は大幅に向１：：、　ｔでいる。、ニ
ーれより、感圧Ｍ転写像が強固なものとなったために、
引っ掻き強度等の耐擦傷性が大幅に増加改冴されている
ことかわかる。

また、第５図及び第６図にも、実施例１と同じように（
、て保存性を観察比較［、た結甲を小４゜本実施例２の
感圧再転写調整層として、接着剤七υｉ’　したものを
用いたため、本実施例２から得られた乾式転写材及び感
圧１１転亙像も、４　Ｓ　Ｏ−７２０時間経過しまた後
も、亀裂、滲み等の発生及び色相等の変化もり４られな
いか、従来例の感圧再転写像は、２４０時間経過すると
、滲み等か発生（１１、更に時間か経過するとともにそ
の数も増加し。

でおり、保存性が劣化低下゛していることがわかる４、
［発明の効果］ 辺土に述べたように本発明によれば、フィルム状リボン
基材１１に接着剤を含有したことによ、す、感熱転写方
法を用いて印字されたインク転写像を、再転写シートの
裏側から圧力を加えて、所望の紙、プラスチック、金属
、木材等の被転写物−１−に感圧再転写し、でも、かか
る再転写シー　トｌ、には残留・インクかなく、更に感
圧再転写〔７た印字像も潰れ、広がり、脆さがなく、従
って被転写物トに強固に感圧接若した良好な像を得るこ
とができる。また、再転写シートの裏側からの圧力もス
タンプ圧力に相当する圧力を瞬時に加えるのみで、且つ
極短時間で感圧再転１ずが完丁することが可能となる。

史に、感圧再転写像の一体性と、被転写物との密若性が
大幅に向上したことで、感圧再転写像が強固なものとな
り、感圧再転写像の引っ掻き強度、耐擦傷性等の表面性
を大幅に向１させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第６図までは本発明を具体化し、た実施例を
示すものであり、第１図は本発明の乾式転写材製造用・
インクリボンの断面拡大図、第２図は乾式転写材製造用
インクリボンの製造］１稈を示すブロック図、第３図は
本発明の乾式転写材の断面拡大図、第４図は本発明の感
圧再転写像と従来例の感圧再転写像について耐擦傷性を
比較した結果を示す図、第５図は本発明により得られた
乾式転写材と従来例の乾式転写材との保存性を比較した
結果を示す図、第６図は本発明の乾式転写材から作製し
た本発明の感圧再転写像と従来例の感圧再転写像との保
存性を比較した結果を示す′図である。 １　　・・フィルム状すボン基材 ２　・・感１−Ｌ再転写調整層 ３　・・接着剤 ４　・・マイクロカプセル ５　・・インク層 ６　・・サーマルヘッド ７　・・再転写シート ８　・・乾式転写材

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、感熱転写方法を用いて得られる文字や図形等のイン
   ク転写像を、外部圧力により、所望の被転写物上へ感圧
   再転写できるようにした乾式転写材製造用インクリボン
   において、フィルム状リボン基材上に、接着剤を含有せ
   しめたことを特徴とする乾式転写材製造用インクリボン
   。