JPH0491923A - ブロー成形品の製造方法、及びその方法に使用する成形型装置 - Google Patents

ブロー成形品の製造方法、及びその方法に使用する成形型装置

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JPH0491923A
JPH0491923A JP2209402A JP20940290A JPH0491923A JP H0491923 A JPH0491923 A JP H0491923A JP 2209402 A JP2209402 A JP 2209402A JP 20940290 A JP20940290 A JP 20940290A JP H0491923 A JPH0491923 A JP H0491923A
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parison
insert part
mold
insert
hollow body
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Yoji Araki
洋治 荒木
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ARAKI KANAGATA SEISAKUSHO KK
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ブロー成形品の製造り法、及びその方法に使
用する成形型装置に関l、訂(、<は、合成樹脂製の中
空体の内部に取付けられる部品を、その中空体のブ「ゴ
ー成形時にインサーh L ”m’ 一体的に成形する
枝体」に関する。
(5従末の技術) 発明の背景 ブロー成形においては、その成形過稈C予め製造された
別の部品を埋設、一体色4′るインサー ト成形かよ〈
実施される。この場合、インサー、ト成形される別の部
品(この明細書においてイソサート部品という)は、イ
ンサートされる部位か中空体の外側の場合には、それを
成形型(金型)の所定位置にセットし、その後、パリソ
ンを導入(繰出シ)シて型閉し、このパリソンに流体(
空気)を吹込んで膨拡させ、そのブロー圧てパリソンの
外側にインサート部品を圧着させることて一体成形され
る。
また、イ゛7−!−)される部位か中空体の例えば上端
部のときは次のよってある1゜ 例えば、マンドリルを支持部材/: t、、て、インザ
ト・部品を支持ないし固定しCおき、それを金型のト“
端部に位置する所定の部位に臨ませて型閉し、その状態
のもとてブロー成形するのである。こうすることにより
、成形機の型閉し圧力によってパリソンは金型とインサ
ート部品との間で強く挟まれる。、[5たかって、イン
サート部品の周囲には、パリソンを構成する合成樹脂(
単に合成樹脂ともいう)が被膜状態となって圧着され、
インサート成形される。この技術は、例えば、中空体製
品の端部に、捩子を有するリングやフランジをインサー
トする場合に用いられる。
一方、インサートされる部位が中空体の内側であるため
、型閉圧力がインサート部品に加わらず、したがって、
該圧力をその一体化に利用できない位f(パリソン内方
)のときは次のようである。
この場合、支持部材に支持されたインサート部品がダイ
スから降下するパリソンに接触してしまうような形状や
大きさのものであれば、パリソンを正しく降下させるこ
とができないので、その様な部品のインサート成形はで
きない。このため、ィ:、サートされる部位か中空体の
内面の場合には、インリー 1・部品は降ト”するパリ
ソンと接触L %い大きさや形状であることか、まシ1
1とされ、例えばパリソンの内径より七分小さいものに
限らねる。
L7かし、こうし、た条件を満たすものでも、中に、型
閉1.シブロー圧力を加えるたけては、パリソンは膨拡
〔2て成形型面に密着するものの、その部品は成形機の
型閉力を受けず、したか−〕でパリソンに積極的に接触
することはない。一つまり、その部品はパリソンの中で
支持部材に支持されたままの状態におかれ、それが引き
抜ぬかれれば内部に取残(放W)されることとなる。し
たかって、従来のブロー成形工程では、中空体の内部に
部品を甲に放置する成形はできたが、所定位置に固定、
すなわち中空体と一体化することはてきない。
こうした実情に基づき、ブロー成形品の内部に別の部品
を取付ける場合は次のようにしている。
−従来例 例えば、内部にサブタンクの設けられるガソリンタンク
の場合で説明する。つまり中空体がタンクで、部品がサ
ブタンクの場合である。
まず、ブロー成形てタンク本体のみ(中空体)を、また
、射出成形でサブタンクを各々別工程で製造しておく。
その後、タンク本体の上面の適所にサブタンクを挿入し
得る適宜の大きさの穴を開ける。次いで、その穴からサ
ブタンクを挿入し、内部の所定の位置に設置し、熱板溶
着(熱融着)や、超音波等による溶着て一体化する。
しかる後、必要な]二程を経てその穴も同様にして密封
する。
こうして、タンク内部にはサブタンクが取付けられる。
以上ガソリンタンクの場合で説明したか、もちろん中空
体がこれ以外のものでも、これと同様もしくは類する工
程を縁ることとなる。
(発明が解決しようとする課題) 上記の従来例においては、ブロー成形したタンク本体に
サブタンクの入る大きさの穴を開ける工程を要し1、ま
た、それを内蔵した後において、溶着等の手段により固
定する必要がある。つまり、タンクの製造丁、稈とサブ
タンクの取イ1けL程が別個のものとなっていたわけで
ある。
しかも、その取り付は後には穴を閉塞【、、なければな
らず、余計な1間が掛かかつていた。
さらに、取付けが溶着のみのときには、取り付は強度も
不→分となるおそれがあるし、ビス」1め等とすれば、
気密や液密の保持に支障が牛し易い。
本発明は、こうした従来技術に鑑み、中空体のブロー成
形工程で内部にサブタンク等の部品を一体的に取り付け
る二とにより、それを挿入するための穴を設けることな
く、さらに、それを強固に取付けることのできる技術を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明は、中空体をブロ
ー成形により製造するにあたり、その内部に取付ける別
工程で製造されたインサート部品を、導入するパリソン
の内側に位置するよう支持部材により支持し、次いで、
パリソンを成形型の間に導入してそのパリソンの内側に
そのインづト部品を位置さゼ、そして型閉し、しかる後
、前記支持部材に設けられた押圧手段によってそのイン
サー]・部品をパリソン内面に押f1けて圧着すること
により内部にインサート部品を取付1.′jることとし
、たちの°Cある。
そして、その方法に使用する成形型装置としては、別工
程で製造されたインサート部品を内部に取付けて中空体
をブロー成形する成形型装置であって、そのインサート
部品を、導入するパリソンの内側に位置させて支持する
支持手段を備えるとともに、この支持1段は成形型に対
して出し入れかり能とされ、しかもその支持手段には前
記インサート部品をパリソンの内面に押付ける押圧手段
を備えてなるものがある。
また、中空体のブロー成形において、インサト部品の取
付は強度を向」−させる製法としては、その内部に取付
ける別1程で製造されたインづ一ト部品を、導入するパ
リソンの内側に位置するよう支持部材により支持し2、
そのインサート・部品の適所には固定部を設けておき、
次いで、パリソンを成形型の間に導入してそのパリソン
の内側にそのインサート部品を位置させ、そし、で型閉
し、しかる後、前記支持部材に設けられた抑圧手段によ
ってそのインサート部品をパリソン内面に押付け、その
後、成形型に対し進退可能に装着されたコアを作動し、
そのインサート部品の固定部の付近のパリソンを内方に
押し出して該固定部にmlさせることにより内部にイン
サート部品を取付けることによる、ブロー成形品の製造
方法がある。この場合、上記インサート部品の固定部に
は、パリソンが密着したときに抜け止めとなる抜け止め
部を設けておくとよい。
さらに、この方法に使用する成形型装置としては、別工
程で製造され、適所に固定部を備えたインサート部品を
内部に取付けて中空体をブロー成形する成形型装置であ
って、そのインサート部品を、導入するパリソンの内側
に位置させて支持する支持手段を備えるとともに、この
支持手段は成形型に対して出し入れが可能とされ、し、
かもその支持1段には前記インサート部品をパリソンの
内面に押付ける押圧手段をflK、さらに前記成形型に
封しては、そのインサート部品がパリソンの内面に押付
けられたとき、そのインサート部品の固定部のイ・1近
のパリソンを内方に押し出すために進退可能にして装着
されたコアを備えてなるものかある。
(作用) 上記の構成により、インサート部品はパリソンの内面に
押し付けられると、その位置でパリソンに圧着され、取
イ→けられる。し、たかって、本発明によれば、ブロー
成形T−程で内部にインサート部品を取り付けることが
でき、生産性の向上や製造コストの低減が期待てきる。
そして、インサート部品に固定部を設けておき、コアに
よりその固定部の(i近のパリソンが外側から内方に押
し出されると、その押し出された部位のパリソン(合成
樹脂)が該固定部に密着する。
つまり、コアか成形型の内/Jl、−、前進したとき、
該インサート部品の固定部の4=j近のパリソンが隆起
して固定部に密着し、インサート部品は強固に取付けら
れる。
さらに、インサート部品の固定部に対しパリソンが密着
したときに抜It +)めとなる傾斜や四部もしくは凸
部などのアンダーカット様の抜け11め部を設けておけ
ば、外側から内方へ押し出され隆起するパリソンかその
部位に入り込んで密着する。
かくして、このことかインサート部品の抜け止めもしく
は分離防止作用を果たすので、インサー ト部品の取り
付は強度を著しく大きし得、耐久性の向上にも有効であ
る。
(実施例) 次に本発明を具体化した実施例に・ついで、第1図ない
し第5図を参照して説明する。まず、本例で使用する成
形型装置について説明する。
図中1は、パリソンPを受は入れる一対の成形型(金型
)であって、図示しないブロー成形機に取り付けられて
いる。たたし、本例で成形する中空体は自動車用のガソ
リンタンクで、インサート部品はサブタンクとする。
成形型1は、本例では、互いに向い合>7’i−右−7
対の金r491a、lbを主体として成り、金型1a(
第1図左側)の適所には次記するコア2の挿通用の挿通
穴3が段イ]きて、水平り向に対して約30度の傾斜を
もって貫通1.で開口されている。そし。
て、この挿通穴3.3に対し、略凸字型を成す:172
.2が成形型1内に対[7、スライド方式による進退(
出し入れ)自在のり動式で挿通されている。そして、こ
のコア2,2の形状、配置等は後述する、インサート部
品Sに設けられた固定部Saの形状、配置等に応じて設
定されるか、本例ではインサート部品Sの底部の外周の
四隅の部位を固定部Saとし、その付近で41!l所設
定されている(第1図はその内の2m所を示す)。
そして、金型1aの背面には、コア2の進退駆動手段と
して、略し型のブラケット4に固着されたコア用(空圧
)シリンダ5を備えており、その口・ンド5aの端部に
対しコア2の径大側の端部が接続されている。これによ
り、図示しない制御装置を介して各コア用シリンダ5,
5を作動し、コア2,2をそれぞれ前進、または後退可
能に構成されている。なお6はスベーガブロックで、7
は型閉I、装置への取付は用の全型取イリ1」板である
一方、成形型1の中央のト“部には、インサート部品S
の支持手段と1で円管状の支持部材8か垂ln状聾て、
成形型1のド部のバーライングラインの中央部を中心と
12で11・に貫通(で設けられた通孔9を図示し7な
いM降手段によって十−ト動iiJ能に配設され、下降
時には成形型1の外部1・方に位置するようにされてい
る(第1図、第3図7照)。
そしてこの支持部材8の1.端部に取付けられた押圧用
(空圧)シリンダ11を、ヒンジ〕2を介して水平方向
に約90度回転可能に【7°C備え、インサート部品S
をその抑圧用シリンダ11のロッド11aの端部て支持
し、パリソンPの内面に押し付けるよう構成されている
。なお、抑圧用シリンダ]1の回転は、支持部材8の内
部にビン13を介して揺動可能に装着された回転用シリ
ンダ14のロット1.4 aを押圧用シリンダ11の後
端部にビン止めし1、回転用シリンダ14を作動させる
ことによっている。
第12図においご、支持部I48は、成形ヤ1の一ト方
から通孔9を通〜ってJ: 譬、 1.、、、その上端
部がほぼ成形型1の中央に位置し2、インサート部品S
をパリソンP内の所定位置に持ち来ることのできるよう
設定されている。
さて、本例のインサート部品S(サブタンク)は、有底
の容器形状をなし、予め、別1.程においてインジェク
ションにより射出成形されたものである。ただし、本例
では、その底部の外周(四隅)に対し、ては、後述する
ようパリソンか密Mしたときに抜け止めとなるアンダー
カット様の抜け止め部Sb(傾斜面)をもつ固定部Sa
が配設されており、また、内側中央には抑圧用シリンダ
1]のロット’ 1 ]、 aの先端部を弾力的に嵌合
し得る突起が形成され、その嵌め合いによりこの部品S
を支持するよう構成されている。
さて、次にこの成形型装置を用いる本例の製法について
説明噂る。
ま4゛、第1図において2点鎖線で示す型開き状態の金
型1a、lbの内側に対し、クロス・\ノドのダイ(図
示しない)からF h i:繰り出されるベリ゛ノンI
)を所定量導入する。Jの、古“き、本例で(i、降ト
Aるパリソ:、’ Pの内側の所定位置にインサート部
品Sか位置づるよ−)、インg−”−上部品Sを取りイ
4けた支持部材8を直線状態に(1、て所定量」、鯉さ
ぜる。なお、パリソンPのサイ7、(周長、即−さ、及
び長さ等)は、製造1.ようJづる中空体′1゛の大き
さなどにより適宜に選定される。
そして、この状態におい゛て、パリソンPの内部に対し
いわゆる”fftift−古し7て若手の圧力のエアを
、図示はしないか吹込ろノズルから吹込み、油圧シリン
ダ等により構成される型閉装置を介し、型閉1.する。
こうすることで、パリソンPは、金型1a、1bのピン
チオフにより両端部か切断されで、2−ル状懸とされ、
エア圧によって膨出され、さらに所定の圧力(本例では
約6 kg、’ cd )の圧縮空気イ吹込むことて、
金型]、 a 、  1. bの内面に押しイ・Iけら
れ、路中全体Tの形状を呈4る9゜ 次いで、同転用シリ1.・ダ14を作動11、押ル用シ
リ〉・ダ11及びインサ−ト部品Sを矢印へ方向に約9
0!東回転させる。(、かる後、抑圧用シリンダ11を
イ′1動し、インサート部品Sを矢印B方向に前進し2
、パリソンPの内面にその底面を押し4−4ける。
この段階で、インづ一ト部品Sは、その底面を介I、て
パリソンPに圧着されて取付く(第2図(A)参照)が
、さらに、パリソンP(合成樹脂)の固化前において、
コア用シリンダ5.5てコア2.2を作動し前進させる
。こうすることて、そのインサート部品Sの固定部Sa
の付近のパリソンPは内方に押し5出され、該固定部S
aに密着する(第2図(B)参照)。本例では、コア2
の先端部分の合成樹脂Pが、インサート部品Sの固定部
Saの抜け止め部(傾斜面)Sbに沿いその部分をほぼ
覆う位置まヱコア2を前進させている。
続いて、コア2をもとの位置まで後退させる。
すると、その後退によりコア2に密着し袋状となってい
た合成樹脂Pはブロー圧力により1枚に圧着さtl、固
化ii+の8成樹脂Pは固定部Saを挟h((Iけ、包
み込む形て密着づる。つまり:ノア?の後JJAで空間
か押La、”!わ、その後退の完rに」り根元まで融着
される(第2図(C)参照)。
この結果、イン”J−−1・部品S(ザブタ:、・り)
はタンク形状に形成されたパリソンPに強固に取IIけ
られる。
そ)2て、内定時間の紅過後における合成樹脂I)の冷
却、固化後において、抑圧用シリンダ1〕、同転用、/
リンダ14を作動、後退11.支持部材8を直立状態と
して所定量降ドさせる(第3図参!!R,)。
その後、型開きをし、全体を取り出せば、ブロー成形■
゛程において内部にインサート部品Sを備えた所望とす
る合成樹脂製中空体(タンク)]゛が得られ、その後は
、従来同様、フエルフィラチューブやアウトレノ]・チ
ューブの取りイ4け等の所定の処理を施すことで、完成
品としてのタンクか得られる。本例ではガソリンタンク
の場合で説明(、たが適用できる中空体もちろんこれに
限られることはない。
なお、上記においては、予備プロ〜を吹込んで型閉シ、
シた後、所定圧の空気を吹込み、[、かる後、押圧用シ
リンダ1]を作動1−、インサート部品SをパリソンP
の内面に押しイー1けたか、このときの型閉l、は、必
す[、も完了LTいなければならないものではない。例
えば、型閉口をしなから抑圧用シリンダ11を作動する
、つまり、インサート部品SをパリソンPの内面に押り
、 (=Iけながら、そして型閉じを完」′するように
し、でもよい。
インガート部品Sの固定部Saには、本例に示したよう
傾斜面等のアンダーカット様の抜けn、め部sbを形成
し、ておくのが好ましい。こうし、ておけばより強固に
一体化されるからである。
また、固定部Saは本例ではインサート部品Sの底部外
周としたが、別設それに限定されるものではない。たた
L、コア2は、それか押出すパリソンPが固定部Saに
有効に密着するような位置関係において成形型コに配設
することとなる。またコア2は、本例では、インサート
部品Sの固定部Saに対応17で設けたか、固定部をイ
ノサート部品の周囲に連続的に設けておき、二7アはそ
の適宜の箇所を部分的に分割【2、取り囲む形1!!!
−ζ配設してもよい。
なお、本例では、イ>”j−h部品Sの抑圧手段と[5
て、シリンダを使用したかこれに限定されるものではな
い。適当なリシク機購、もしくはビニオンを回転させラ
ックをスライドさせることでも抑圧手段を構成し得るし
、ねし杆を七−=ターで回転させて螺進させる等、同転
運動を直線運動に変える機構を利用したものとすること
もてきるなと、中空体の大きさや形状等に応し適宜の手
段を用いることとなる。また、コア2の進退駆動手段も
シリンダとしたが、これに一ついても適宜の手段を用い
ることができるのは当然である。
ところで、固定部Saに設ける抜け止め部については、
傾斜面を設けることなく、インサート部品の側面に四部
もしくは凸部を付けたものとしてもよい。
第4図は、固定部Saの側面に抜け」トめ部sbとして
四部(窪み)を設けた一例である。この場合には、:ボ
ア2は金型]aの成形面に対しほぼ垂直、ずなわち固定
部Saの側面に沿う状態で進退するよう1.ておく。こ
れにより、イノサート部品SをバリツレPの内面に押し
く1け圧着した状態において、コア2を前進さぜ固定部
Saの付近のバ1ソンP(合成樹脂)を内方に押し出し
く隆起)、次いC後退させると、ブロー圧力により合成
樹脂Pは固定部S8に圧着さ才すると共にその一部か抜
け止め部sbである四部(窪み)に押し込まれる(第4
図(A)(B)(C)参照)。こうして、前記したのと
同様強固に一体化される。なお、この場合のコア2の位
置は、押し出される合成樹脂Pが固定部Saとの間でも
生圧縮されるように設定し、ておくとよい。こうするこ
とて固定部Saに対する合成樹脂Pの密着性か向上し、
取り付は強度を大きくするからである。
また、第5図に示すよう、インサート部品Sの取り付け
られる側の金型1aの成形面を固定部Saの側の付近で
断面台形状に隆起させておき、インサート部品S側のそ
の台形の斜辺(而)に、インサート部品の固定部sbの
傾斜面とほぼ回し傾斜方向で進退を口■能とするコア2
を装着(2ておいてもよい。
この場合には、イノサート部品SをパリソンPの内面に
押し付けた後においてコア2を前進させ、その先端部位
のパリソンPを内方に押出して、固定部Saを挾み例け
る様にして密着さセる。つまり固定部Saの抜け1め部
(傾斜面)Sbに沿って圧着させ、しかる後この状態に
おいてコア2を後退させるのである(第5図(、A)(
B)(C)参照)。
なお、コア2の後退は合成樹脂Pの固化後でも差し支え
ない。インサート部品がブロー成形工程で有効に取り付
けられるからである。
(発明の効果) 本発明は、以上の説明からも明らかなように、以下に記
載する効果を有する。
インサート部品はパリソンの内面に押し、4=Jけられ
、圧着されるから、インサート部品の取付は工程と中空
体の製造J、程とか別」7程となることなく、中空体の
ブC11−成形1−稈Cイ;サート部品を一体的に取付
けることかできる。
そし゛C1従来におけるイ2・→t−+一部品を別I−
程で取り4=Iける技術に比べ、その部品の挿入のため
の穴開けなどの上程を削減°Cきる分、14−産性の向
上や製造コスト・の低減か期待てきる。
また、インサート部品に固定部を設けておき、コアによ
りその固定部の付近のパリソンか外側から内方に押し出
され、該固定部に密着するようにしておくことて、その
密着部位のある分、インサト部品の取付は強固となる。
さらに、インサート部品の固定部にその抜け」1めとな
るアンダーカット様の抜け止め部を設けておくことによ
り、その抜け1]−め部に樹脂が密着するので、中空体
−\の取イ4け強度かより大きくなり、耐久性の向上に
も有効で、し、たかって、インサート部品が外れたり分
離してし、まうことの防J1−に極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないj、第5図は、本発明を具体化l、た実施例
の説明用図面およびf程図”こ1.第1図は戸ζリソ、
を成形型の内側1、−導入1.てヤノ閉U L 、m−
’ロ、−圧力イnかけてインサ−ト部品をパリソンの内
aIIに押しイ」1」る状訃を事A成彫型装置の要部の
概略ジ断11.曲図、第2図は型閉後において可ア苓進
退させる1程の説明図であって、同図(A)は゛コアの
作動前1.同図(B 、)はコアの萌進後、同図(C)
はコアの後退後の各々の要部を示す概略拡大断面図、第
3図は、インサート部品を・取(1けて中空体を成形し
、支持部44をド降させた状態を小1成形型装置の要部
の概略拡断面図、そしで、第4図及び第5図は、インサ
ート部品の固定部及び=17等の他の実施例を不ず要部
の概略断面図である。 1 成形型 2・コア 8・・支持部材(支持手段) 11・抑圧用シリンダ(抑圧−手段) ■)・パリソン(合成樹脂) ′r 中空体 S インザ Sa・固定部 sb・・抜1ノ」■め部 1・部品 出願人 株式会社 アラキ金型製作所

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中空体をブロー成形により製造するにあたり、そ
    の内部に取付ける別工程で製造されたインサート部品を
    、導入するパリソンの内側に位置するよう支持部材によ
    り支持し、次いで、パリソンを成形型の間に導入してそ
    のパリソンの内側にそのインサート部品を位置させ、そ
    して型閉し、しかる後、前記支持部材に設けられた押圧
    手段によってそのインサート部品をパリソン内面に押付
    けて圧着することにより内部にインサート部品を取付け
    ることを特徴とする、ブロー成形品の製造方法。
  2. (2)中空体をブロー成形により製造するにあたり、そ
    の内部に取付ける別工程で製造されたインサート部品を
    、導入するパリソンの内側に位置するよう支持部材によ
    り支持し、そのインサート部品の適所には固定部を設け
    ておき、次いで、パリソンを成形型の間に導入してその
    パリソンの内側にそのインサート部品を位置させ、そし
    て型閉し、しかる後、前記支持部材に設けられた押圧手
    段によってそのインサート部品をパリソン内面に押付け
    、その後、成形型に対し進退可能に装着されたコアを作
    動し、そのインサート部品の固定部の付近のパリソンを
    内方に押し出して該固定部に密着させることにより内部
    にインサート部品を取付けることを特徴とする、ブロー
    成形品の製造方法。
  3. (3)インサート部品の固定部には、パリソンが密着し
    たときに抜け止めとなる抜け止め部を設けたことを特徴
    とする請求項2記載のブロー成形品の製造方法。
  4. (4)別工程で製造されたインサート部品を内部に取付
    けて中空体をブロー成形する成形型装置であって、その
    インサート部品を、導入するパリソンの内側に位置させ
    て支持する支持手段を備えるとともに、この支持手段は
    成形型に対をて出し入れが可能とされ、しかもその支持
    手段には前記インサート部品をパリソンの内面に押付け
    る押圧手段を備えてなることを特徴とする、ブロー成形
    品の製造方法に使用する成形型装置。
  5. (5)別工程で製造され、適所に固定部を備えたインサ
    ート部品を内部に取付けて中空体をブロー成形する成形
    型装置であって、そのインサート部品を、導入するパリ
    ソンの内側に位置させて支持する支持手段を備えるとと
    もに、この支持手段は成形型に対して出し入れが可能と
    され、しかもその支持手段には前記インサート部品をパ
    リソンの内面に押付ける押圧手段を備え、さらに前記成
    形型に対しては、そのインサート部品がパリソンの内面
    に押付けられたとき、そのインサート部品の固定部の付
    近のパリソンを内方に押し出すために進退可能にして装
    着されたコアを備えてなることを特徴とする、ブロー成
    形品の製造方法に使用する成形型装置。
JP2209402A 1990-08-07 1990-08-07 ブロー成形品の製造方法、及びその方法に使用する成形型装置 Pending JPH0491923A (ja)

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