JPH10128833A - 多層容器、多層容器の製造方法および装置 - Google Patents
多層容器、多層容器の製造方法および装置Info
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- JPH10128833A JPH10128833A JP8286829A JP28682996A JPH10128833A JP H10128833 A JPH10128833 A JP H10128833A JP 8286829 A JP8286829 A JP 8286829A JP 28682996 A JP28682996 A JP 28682996A JP H10128833 A JPH10128833 A JP H10128833A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピンチオフ部の強度が大であり、バリの再利
用が可能であり、かつ内層剥離機能を有する多層容器の
製造に適した多層容器の製造方法およびその装置ならび
に多層容器を提供する。 【解決手段】 プリフォーム１３をダイヘッド１の直下
に移送し、該ダイヘッド１からパリソン１０を吐出して
プリフォーム１３を覆い、成形金型１１内でパリソン１
０をバキューム成形して外層部とし、プリフォーム１３
を吹込成形して内層部とし、内外層からなる多層容器を
製造する。
用が可能であり、かつ内層剥離機能を有する多層容器の
製造に適した多層容器の製造方法およびその装置ならび
に多層容器を提供する。 【解決手段】 プリフォーム１３をダイヘッド１の直下
に移送し、該ダイヘッド１からパリソン１０を吐出して
プリフォーム１３を覆い、成形金型１１内でパリソン１
０をバキューム成形して外層部とし、プリフォーム１３
を吹込成形して内層部とし、内外層からなる多層容器を
製造する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層容器、多層容
器の製造方法およびその装置に係るものであり、特に、
剥離機能を有する多層容器の製造にも適した製造方法お
よびその装置に関するものである。
器の製造方法およびその装置に係るものであり、特に、
剥離機能を有する多層容器の製造にも適した製造方法お
よびその装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、多層容器は、中空成形機の多層ダ
イヘッドで、複数の押出機から供給された溶融樹脂を層
状とし、該ダイヘッドの吐出ノズル内で各層を合流して
各層一体パリソンとし、該パリソンを金型間に吐出して
成形されている。
イヘッドで、複数の押出機から供給された溶融樹脂を層
状とし、該ダイヘッドの吐出ノズル内で各層を合流して
各層一体パリソンとし、該パリソンを金型間に吐出して
成形されている。
【０００３】また、近年、シャンプーやリンス用大型容
器などに剥離機能を有する多層容器が使用されつつあ
る。すなわち、容器の口部に取り付けた注出ポンプによ
り内容物を排出する際、容器内が負圧になって容器の外
観形状が変形したり、内容物の排出が困難になることが
ある。これを防ぐために、たとえば、特開平５ー２１３
３７２号公報には、図６に示すような多層容器およびそ
の製造方法が提案されている。すなわち、多層容器２７
の本体２８は外層部３０と内層部２９からなる２層構造
とされ、これら外層部３０と内層部２９は互いに接着性
を有しない異なる樹脂から構成されている。また、内層
部２９の肉厚は外層部３０の肉厚よりも薄く形成されて
いる。本体２８の底部３１には、内容物の排出時に外層
部３０と内層部２９の間に空気を流入可能とする通気孔
３２が形成され、内容物の排出により発生する真空度を
大気圧と同等としている。
器などに剥離機能を有する多層容器が使用されつつあ
る。すなわち、容器の口部に取り付けた注出ポンプによ
り内容物を排出する際、容器内が負圧になって容器の外
観形状が変形したり、内容物の排出が困難になることが
ある。これを防ぐために、たとえば、特開平５ー２１３
３７２号公報には、図６に示すような多層容器およびそ
の製造方法が提案されている。すなわち、多層容器２７
の本体２８は外層部３０と内層部２９からなる２層構造
とされ、これら外層部３０と内層部２９は互いに接着性
を有しない異なる樹脂から構成されている。また、内層
部２９の肉厚は外層部３０の肉厚よりも薄く形成されて
いる。本体２８の底部３１には、内容物の排出時に外層
部３０と内層部２９の間に空気を流入可能とする通気孔
３２が形成され、内容物の排出により発生する真空度を
大気圧と同等としている。
【０００４】このようにして製造された容器２７は、互
いに接着性を有しない樹脂を用いる多層成形のため、成
形直後は一体構造的にみえるが、容器２７の口部３３に
取り付けた注出ポンプ３４により内容物を排出する毎
に、外層部３０を残して内層部２９が次第に収縮し、内
容物を最後まで、効率的に排出することができる。
いに接着性を有しない樹脂を用いる多層成形のため、成
形直後は一体構造的にみえるが、容器２７の口部３３に
取り付けた注出ポンプ３４により内容物を排出する毎
に、外層部３０を残して内層部２９が次第に収縮し、内
容物を最後まで、効率的に排出することができる。
【０００５】前記通気孔３２の目的は、剥離機能を有す
る多層容器２７において、内容物の減少に伴い、内層部
２９がつぶれる時に発生する真空状態を防ぐために設け
られ、一般的には、多層容器成形後、内層部２９を一度
剥離させ、外層部３０に通気孔３２を加工していた。
る多層容器２７において、内容物の減少に伴い、内層部
２９がつぶれる時に発生する真空状態を防ぐために設け
られ、一般的には、多層容器成形後、内層部２９を一度
剥離させ、外層部３０に通気孔３２を加工していた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の多層容器および
その製造方法は、以上のように構成されているので、次
のような問題点が存在していた。すなわち、 (a) 成形された多層容器のピンチオフ部が多層構造とな
り、剥離機能があるのでピンチオフ部での強度が弱くな
る。 (b) ピンチオフされたバリも多層となり、再利用するこ
とが困難となる。 (c) 多層ダイヘッド内での各層の流れの違いにより各層
の肉厚の調整が難しい。 特に、内層剥離機能を有する多層容器の場合、通常、内
層部は外層部より薄いので、パリソン吐出の際、外層部
の影響により円周方向の肉厚のバラツキが発生しやす
い。また、偏肉調整機能がないので、そのバラツキをな
くすことができない。 (d) 内層剥離機能を有する多層容器の場合、内層部は内
容物の排出性を向上するために、小さくつぶれることが
望ましいが、通常、図６（ｂ）に示すように、内外層ピ
ンチオフ部Ｂが広いため、内容物の排出に伴い、内外層
ピンチオフ部Ｂで押えられてつぶれにくくなる。また、
ピンチオフ部周辺の肉厚はブロー比が小さいため肉厚と
なり、更につぶれにくくなる。そのため、内容物の排出
性が悪くなる。 (e) 内層剥離機能を有する多層容器の場合、多層部に通
気孔を加工するのに手間がかかり、その際、容器本体が
つぶれるか、変形するおそれがあった。また、ピンチオ
フ部の剥離発生や孔加工時に発生するキリ粉の除去も問
題となっていた。
その製造方法は、以上のように構成されているので、次
のような問題点が存在していた。すなわち、 (a) 成形された多層容器のピンチオフ部が多層構造とな
り、剥離機能があるのでピンチオフ部での強度が弱くな
る。 (b) ピンチオフされたバリも多層となり、再利用するこ
とが困難となる。 (c) 多層ダイヘッド内での各層の流れの違いにより各層
の肉厚の調整が難しい。 特に、内層剥離機能を有する多層容器の場合、通常、内
層部は外層部より薄いので、パリソン吐出の際、外層部
の影響により円周方向の肉厚のバラツキが発生しやす
い。また、偏肉調整機能がないので、そのバラツキをな
くすことができない。 (d) 内層剥離機能を有する多層容器の場合、内層部は内
容物の排出性を向上するために、小さくつぶれることが
望ましいが、通常、図６（ｂ）に示すように、内外層ピ
ンチオフ部Ｂが広いため、内容物の排出に伴い、内外層
ピンチオフ部Ｂで押えられてつぶれにくくなる。また、
ピンチオフ部周辺の肉厚はブロー比が小さいため肉厚と
なり、更につぶれにくくなる。そのため、内容物の排出
性が悪くなる。 (e) 内層剥離機能を有する多層容器の場合、多層部に通
気孔を加工するのに手間がかかり、その際、容器本体が
つぶれるか、変形するおそれがあった。また、ピンチオ
フ部の剥離発生や孔加工時に発生するキリ粉の除去も問
題となっていた。
【０００７】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点を解決するためになされたものであって、ピンチ
オフ部の強度が大であり、バリの再利用が可能であり、
かつ内層剥離機能を有する多層容器の製造に適した多層
容器の製造方法およびその装置ならびに多層容器を提供
することを課題とする。
問題点を解決するためになされたものであって、ピンチ
オフ部の強度が大であり、バリの再利用が可能であり、
かつ内層剥離機能を有する多層容器の製造に適した多層
容器の製造方法およびその装置ならびに多層容器を提供
することを課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明により、上述した
課題を次のようにして解決した。すなわち、プリフォー
ムをダイヘッドの直下に移送し、該ダイヘッドからパリ
ソンを吐出してプリフォームを覆い、成形金型内でパリ
ソンをバキューム成形して外層部とし、プリフォームを
吹込成形して内層部とし、内外層からなる多層容器を製
造する。
課題を次のようにして解決した。すなわち、プリフォー
ムをダイヘッドの直下に移送し、該ダイヘッドからパリ
ソンを吐出してプリフォームを覆い、成形金型内でパリ
ソンをバキューム成形して外層部とし、プリフォームを
吹込成形して内層部とし、内外層からなる多層容器を製
造する。
【０００９】この多層容器の成形において、ピンチオフ
部は外層用樹脂のみとなるので、多層容器の強度アップ
が図れると共に、ピンチオフ部のバリの再生が可能とな
る。
部は外層用樹脂のみとなるので、多層容器の強度アップ
が図れると共に、ピンチオフ部のバリの再生が可能とな
る。
【００１０】また、前記外層パリソンとプリフォームを
互いに接着性を有しない異なる樹脂で構成することによ
り、剥離特性を有する多層容器を容易に得ることがで
き、プリフォームの材質を変えることにより、内層材を
容易に変更できる。このように内層部にプリフォームを
使用しているので、単層用の製造装置でも、多層成形が
可能となる。
互いに接着性を有しない異なる樹脂で構成することによ
り、剥離特性を有する多層容器を容易に得ることがで
き、プリフォームの材質を変えることにより、内層材を
容易に変更できる。このように内層部にプリフォームを
使用しているので、単層用の製造装置でも、多層成形が
可能となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明による多層容器は、パリソ
ンで成形した外層部と、プリフォームで成形した内層部
とが密着してなることを特徴とする。
ンで成形した外層部と、プリフォームで成形した内層部
とが密着してなることを特徴とする。
【００１２】本発明による多層容器の製造方法は、プリ
フォームをダイヘッドの直下に移送し、該ダイヘッドか
らパリソンを吐出してプリフォームを覆い、成形金型内
で成形することを特徴とする。詳しくは、成形型内でパ
リソンをバキューム成形して外層部とし、プリフォーム
を吹込成形して内層部とすることを特徴とする。
フォームをダイヘッドの直下に移送し、該ダイヘッドか
らパリソンを吐出してプリフォームを覆い、成形金型内
で成形することを特徴とする。詳しくは、成形型内でパ
リソンをバキューム成形して外層部とし、プリフォーム
を吹込成形して内層部とすることを特徴とする。
【００１３】本発明による多層容器の製造装置は、外層
部となるパリソンを吐出するダイヘッドと、ダイヘツド
の直下に内層部となるプリフォームを移送するプリフォ
ーム移送装置と、成形金型と、下空気吹込装置とからな
ることを特徴とする。
部となるパリソンを吐出するダイヘッドと、ダイヘツド
の直下に内層部となるプリフォームを移送するプリフォ
ーム移送装置と、成形金型と、下空気吹込装置とからな
ることを特徴とする。
【００１４】前記プリフォーム移送装置は、プリフォー
ムを加熱するプリフォームボックスと、このプリフォー
ムボックスをダイヘツドの直下に移送する駆動部とから
構成されていることが好ましい。
ムを加熱するプリフォームボックスと、このプリフォー
ムボックスをダイヘツドの直下に移送する駆動部とから
構成されていることが好ましい。
【００１５】前記成形金型は、金型の外周壁から金型内
の空気を吸引するバキューム成形金型であることが好ま
しい。また、剥離機能を有する多層容器を製造する場
合、前記成形金型には、外層部に通気孔を加工する孔明
け手段を設けることが好ましい。
の空気を吸引するバキューム成形金型であることが好ま
しい。また、剥離機能を有する多層容器を製造する場
合、前記成形金型には、外層部に通気孔を加工する孔明
け手段を設けることが好ましい。
【００１６】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図１は本発明による多層容器の製造装置を示す構
成図であり、図１（ａ）はダイヘッド、成形金型および
下空気吹込装置、図１（ｂ）はダイヘツドの直下にプリ
フォームを移送するプリフォーム移送装置を示す図であ
る。
する。図１は本発明による多層容器の製造装置を示す構
成図であり、図１（ａ）はダイヘッド、成形金型および
下空気吹込装置、図１（ｂ）はダイヘツドの直下にプリ
フォームを移送するプリフォーム移送装置を示す図であ
る。
【００１７】図１（ａ）において、符号１で示されるも
のは、全体がほぼ円柱形をなすダイヘッドであり、この
ダイヘッド１のヘッド本体２内にはヘッド中子３が嵌挿
されている。
のは、全体がほぼ円柱形をなすダイヘッドであり、この
ダイヘッド１のヘッド本体２内にはヘッド中子３が嵌挿
されている。
【００１８】前記ヘッド本体２とヘッド中子３の間に
は、円筒状の樹脂流路４が設けられ、この樹脂流路４
は、ヘッド本体３の外周壁上部に接続された押出機５に
マニホールド６を介して連通されている。
は、円筒状の樹脂流路４が設けられ、この樹脂流路４
は、ヘッド本体３の外周壁上部に接続された押出機５に
マニホールド６を介して連通されている。
【００１９】前記ヘッド本体２の下部にはダイ外筒７、
前記ヘッド中子３の下部にはダイ内筒８が取り付けら
れ、ダイ外筒７とダイ内筒８の環状隙間によって吐出ノ
ズル９が形成されている。
前記ヘッド中子３の下部にはダイ内筒８が取り付けら
れ、ダイ外筒７とダイ内筒８の環状隙間によって吐出ノ
ズル９が形成されている。
【００２０】前記ダイ外筒７を図中左右に移動すること
により、吐出ノズル９の隙間を自在に調整し、吐出ノズ
ル９から吐出されるパリソン１０の円周方向の肉厚を調
整することができる。
により、吐出ノズル９の隙間を自在に調整し、吐出ノズ
ル９から吐出されるパリソン１０の円周方向の肉厚を調
整することができる。
【００２１】すなわち、押出機５により間欠または連続
的に押し出された溶融樹脂は、ダイヘッド１のマニホー
ルド６を介して樹脂流路４内に供給されて円筒状とな
り、吐出ノズル９で肉厚が調整されてパリソン１０とし
て吐出される。
的に押し出された溶融樹脂は、ダイヘッド１のマニホー
ルド６を介して樹脂流路４内に供給されて円筒状とな
り、吐出ノズル９で肉厚が調整されてパリソン１０とし
て吐出される。
【００２２】ダイヘッド１の下方には、パリソン１０
を、金型内の空気をその外周壁から吸引することによっ
て、バキューム成形する成形金型１１と、後述するプリ
フォームに空気を吹き込む下空気吹込装置１２が設けら
れている。
を、金型内の空気をその外周壁から吸引することによっ
て、バキューム成形する成形金型１１と、後述するプリ
フォームに空気を吹き込む下空気吹込装置１２が設けら
れている。
【００２３】図１（ｂ）は、射出機で成形されたプリフ
ォーム１３をダイヘッド１の直下に移送するプリフォー
ム移送装置１４を示し、この移送装置１４はプリフォー
ム１３を加熱するプリフォームボックス１５と、このプ
リフォームボックス１５をダイヘツド１の直下に移送す
る駆動部１６とから構成されている。
ォーム１３をダイヘッド１の直下に移送するプリフォー
ム移送装置１４を示し、この移送装置１４はプリフォー
ム１３を加熱するプリフォームボックス１５と、このプ
リフォームボックス１５をダイヘツド１の直下に移送す
る駆動部１６とから構成されている。
【００２４】図２は、プリフォームの成形およびその再
加熱を示す工程図である。通常、プリフォーム１３は、
図２（ａ）に示すようにキャビティ金型２１およびネッ
ク金型２２ならびにコアー金型２３からなる射出金型２
４に射出機により溶融樹脂を射出し、図２（ｂ）に示す
ようにキャビティ金型２１から引き抜き、試験管状の有
底のパリソンとして成形されるものである。このプリフ
ォームから中空成形品を成形する方法には、ホットパリ
ソン法とコールドパリソン法があり、ホットパリソン法
は、成形したプリフォームを完全に冷却せずに温度調整
工程に移行して、ブロー成形を行なう方法であり、コー
ルドパリソン法は、成形したプリフォームをいったん冷
却し、その後、再加熱してブロー成形を行なう方法であ
る。
加熱を示す工程図である。通常、プリフォーム１３は、
図２（ａ）に示すようにキャビティ金型２１およびネッ
ク金型２２ならびにコアー金型２３からなる射出金型２
４に射出機により溶融樹脂を射出し、図２（ｂ）に示す
ようにキャビティ金型２１から引き抜き、試験管状の有
底のパリソンとして成形されるものである。このプリフ
ォームから中空成形品を成形する方法には、ホットパリ
ソン法とコールドパリソン法があり、ホットパリソン法
は、成形したプリフォームを完全に冷却せずに温度調整
工程に移行して、ブロー成形を行なう方法であり、コー
ルドパリソン法は、成形したプリフォームをいったん冷
却し、その後、再加熱してブロー成形を行なう方法であ
る。
【００２５】本発明においては、コールドパリソン法を
適用するのが望ましい。プリフォームの温度調整および
再加熱には、通常、図２（ｃ）に示すような加熱金型１
４が使用されている。この加熱金型をプリフォームボッ
クス１４とすることができる。
適用するのが望ましい。プリフォームの温度調整および
再加熱には、通常、図２（ｃ）に示すような加熱金型１
４が使用されている。この加熱金型をプリフォームボッ
クス１４とすることができる。
【００２６】次に、上述した製造装置による多層容器の
製造工程について図３および図４を参照して説明する。
図３は多層容器の製造工程を示す説明図であり、図４は
図３に示される製造工程を説明するためのフローチャー
トである。
製造工程について図３および図４を参照して説明する。
図３は多層容器の製造工程を示す説明図であり、図４は
図３に示される製造工程を説明するためのフローチャー
トである。
【００２７】図３（ａ）に示すように、自動運転開始に
よりプリフォーム１３の加熱を開始し、図示しない成形
金型１１をダイヘッド１の直下へ前進する（ステップ
１）。
よりプリフォーム１３の加熱を開始し、図示しない成形
金型１１をダイヘッド１の直下へ前進する（ステップ
１）。
【００２８】次に、図３（ｂ）に示すように、プリフォ
ームボックス１５を駆動部１６によってダイヘッド１の
直下へ前進させ（ステップ２）、下空気吹込装置１２の
吹込ノズル２５を一段上昇し、プリフォームボックス１
５内のプリフォーム１３にセットピンを打ち込む（ステ
ップ３）。
ームボックス１５を駆動部１６によってダイヘッド１の
直下へ前進させ（ステップ２）、下空気吹込装置１２の
吹込ノズル２５を一段上昇し、プリフォームボックス１
５内のプリフォーム１３にセットピンを打ち込む（ステ
ップ３）。
【００２９】次に、図３（ｃ）に示すように、プリフォ
ームボックス１５を開いて、該ボックス１５を後退し
（ステップ４）、続いて、ダイヘッド１からパリソン１
０を吐出する（ステップ５）。
ームボックス１５を開いて、該ボックス１５を後退し
（ステップ４）、続いて、ダイヘッド１からパリソン１
０を吐出する（ステップ５）。
【００３０】次に、図２（ｄ）に示すように、パリソン
長を確認し（ステップ６）、成形金型１１を型締し、パ
リソン１０の上部および下部をピンチする（ステップ
７）。
長を確認し（ステップ６）、成形金型１１を型締し、パ
リソン１０の上部および下部をピンチする（ステップ
７）。
【００３１】なお、パリソン１０の上部をピンチすると
き、プリフオーム１３の上部の一部と共にピンチするこ
とにより、プリフオーム１３の底部を固定することがで
きる。
き、プリフオーム１３の上部の一部と共にピンチするこ
とにより、プリフオーム１３の底部を固定することがで
きる。
【００３２】続いて、パリソン１０を成形金型１１の外
周壁から金型内の空気を吸引することによってバキュー
ム成形した後、吹込ノズル２５から空気を吹き込みプリ
フォーム１３の吹込成形を行なう（ステップ８）。
周壁から金型内の空気を吸引することによってバキュー
ム成形した後、吹込ノズル２５から空気を吹き込みプリ
フォーム１３の吹込成形を行なう（ステップ８）。
【００３３】次に、吹込ノズル２５を二段上昇して（ス
テップ９）、容器の口部の成形を行ない、成形金型１１
を移送して（ステップ１０）、プリフォーム内に吹込ん
だ空気を排気し（ステップ１１）、成形金型１１を開
き、成形された多層容器を成形金型１１から取り出す
（ステップ１２）。次に、ステップ１に戻り、次の成形
を同様のステップで行なう。
テップ９）、容器の口部の成形を行ない、成形金型１１
を移送して（ステップ１０）、プリフォーム内に吹込ん
だ空気を排気し（ステップ１１）、成形金型１１を開
き、成形された多層容器を成形金型１１から取り出す
（ステップ１２）。次に、ステップ１に戻り、次の成形
を同様のステップで行なう。
【００３４】図５に上述した製造工程で製造された多層
容器を示す。図５（ａ）は縦断面図、図５（ｂ）は底面
図である。
容器を示す。図５（ａ）は縦断面図、図５（ｂ）は底面
図である。
【００３５】図５（ｂ）に示すように、本発明による多
層容器２７では内層ピンチオフ部がなく、外層ピンチオ
フ部Ａだけであるので、剥離機能を有する多層容器２７
の場合、本体２８の内層部２９がつぶれ易くなり内容物
の排出性が向上する。
層容器２７では内層ピンチオフ部がなく、外層ピンチオ
フ部Ａだけであるので、剥離機能を有する多層容器２７
の場合、本体２８の内層部２９がつぶれ易くなり内容物
の排出性が向上する。
【００３６】また、剥離機能を有する多層容器２７の場
合、本体２８の外層部３０に、外層部３０と内層部２９
との間に空気を流入可能とする通気孔３１を加工する必
要があるが、本発明による多層パリソンは、各層一体パ
リソンでなく分離パリソンであり、さらに、外層パリソ
ン１０とプリフォーム１３の成形法を変えているので、
外層パリソン１０を成形する際、予め金型キャビティよ
りピンなどを突き出し、その後、外層パリソン１０を成
形して孔加工したり、外層パリソン１０を成形後、ピン
などを突き出すことにより、容易に通気孔３１を加工す
ることができる。
合、本体２８の外層部３０に、外層部３０と内層部２９
との間に空気を流入可能とする通気孔３１を加工する必
要があるが、本発明による多層パリソンは、各層一体パ
リソンでなく分離パリソンであり、さらに、外層パリソ
ン１０とプリフォーム１３の成形法を変えているので、
外層パリソン１０を成形する際、予め金型キャビティよ
りピンなどを突き出し、その後、外層パリソン１０を成
形して孔加工したり、外層パリソン１０を成形後、ピン
などを突き出すことにより、容易に通気孔３１を加工す
ることができる。
【００３７】この通気孔３１はどの位置でも明けること
が可能であり、また、外層パリソン１０の成形時に同時
に加工できるので、工程が短縮されると共に、容器の変
形がなく、従って不良品の発生もない。さらに、加工後
のキリ粉の除去が不用となる。
が可能であり、また、外層パリソン１０の成形時に同時
に加工できるので、工程が短縮されると共に、容器の変
形がなく、従って不良品の発生もない。さらに、加工後
のキリ粉の除去が不用となる。
【００３８】上述した実施例では、プリフォームと外層
パリソンからなる２層容器の製造について述べたが、プ
リフォームと外層パリソンを多層とすることにより、２
層以上の多層容器の製造が可能となる。
パリソンからなる２層容器の製造について述べたが、プ
リフォームと外層パリソンを多層とすることにより、２
層以上の多層容器の製造が可能となる。
【００３９】上述した実施例では、主として剥離機能を
有する多層容器の製造について説明したが、外層パリソ
ンの内壁またはプリフォームの外壁に接着層を形成し
て、通常の多層容器を製造することもできる。
有する多層容器の製造について説明したが、外層パリソ
ンの内壁またはプリフォームの外壁に接着層を形成し
て、通常の多層容器を製造することもできる。
【００４０】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次のような効果を得ることができる。 (a) 成形された多層容器のピンチオフ部は外層単独とな
るので、ピンチオフ部の強度アップが図れると共に、ピ
ンチオフ部のバリの再生が可能となる。 (b) 各パリソンの成形において他層の影響を受けない。 (c) 内層部の材質は、プリフォームの材質を変えること
により、多種類の選択が可能となる。また、内層部の肉
厚は、プリフォームの肉厚を変えることにより自由に変
えられる。 (d) 内層部にプリフォームを使用しているので、単層用
の製造装置でも、多層成形が可能となる。また、容器の
口部の成形性が著しく向上し、口部のシール性も向上す
る。 (e) 剥離機能を有する多層容器の内層部は、内容物の排
出時、口部と底部の一部で固定されるので、つぶれ率が
高く排出性が高くなる。 (f) 多層容器の内層部が剥離して外層部との間に隙間が
発生しても、口部と底部の一部で固定されるので、内層
部が踊ることはない。 (g) 剥離離機能を有する多層容器の外層部に容易に通気
孔を加工することができる。
ているため、次のような効果を得ることができる。 (a) 成形された多層容器のピンチオフ部は外層単独とな
るので、ピンチオフ部の強度アップが図れると共に、ピ
ンチオフ部のバリの再生が可能となる。 (b) 各パリソンの成形において他層の影響を受けない。 (c) 内層部の材質は、プリフォームの材質を変えること
により、多種類の選択が可能となる。また、内層部の肉
厚は、プリフォームの肉厚を変えることにより自由に変
えられる。 (d) 内層部にプリフォームを使用しているので、単層用
の製造装置でも、多層成形が可能となる。また、容器の
口部の成形性が著しく向上し、口部のシール性も向上す
る。 (e) 剥離機能を有する多層容器の内層部は、内容物の排
出時、口部と底部の一部で固定されるので、つぶれ率が
高く排出性が高くなる。 (f) 多層容器の内層部が剥離して外層部との間に隙間が
発生しても、口部と底部の一部で固定されるので、内層
部が踊ることはない。 (g) 剥離離機能を有する多層容器の外層部に容易に通気
孔を加工することができる。
【図１】本発明による多層容器の製造装置を示す構成図
であり、図１（ａ）はダイヘッド、成形金型および下空
気吹込装置、図１（ｂ）はダイヘツドの直下にプリフォ
ームを移送するプリフォーム移送装置を示す図である。
であり、図１（ａ）はダイヘッド、成形金型および下空
気吹込装置、図１（ｂ）はダイヘツドの直下にプリフォ
ームを移送するプリフォーム移送装置を示す図である。
【図２】プリフォームの成形およびその再加熱を示す概
略工程図である。
略工程図である。
【図３】本発明による多層容器の製造工程を示す工程図
である。
である。
【図４】図３に示される製造工程を説明するためのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図５】本発明による製造工程で製造される多層容器を
示す図であり、図５（ａ）は縦断面図、図５（ｂ）は底
面図である。
示す図であり、図５（ａ）は縦断面図、図５（ｂ）は底
面図である。
【図６】従来の多層容器を示す図であり、図６（ａ）は
縦断面図、図６（ｂ）は底面図である。
縦断面図、図６（ｂ）は底面図である。
１ ダイヘッド １０ パリソン（外層パリソン） １１ 成形金型 １２ 下空気吹込装置 １３ プリフォーム １４ プリフォーム移送装置 １５ プリフォームボックス（加熱金型） １６ 駆動部 ２７ 多層容器（容器） ２８ 本体 ２９ 内層部 ３０ 外層部 ３１ 底部 ３２ 通気孔
Claims (7)
- 【請求項１】 パリソン（１０）で成形した外層部（３
０）と、プリフォーム（１３）で成形した内層部（２
９）とが密着してなる多層容器。 - 【請求項２】 プリフォーム（１３）をダイヘッド
（１）の直下に移送し、該ダイヘッド（１）からパリソ
ン（１０）を吐出してプリフォーム（１３）を覆い、成
形金型（１１）内で成形することを特徴とする多層容器
の製造方法。 - 【請求項３】 成形金型（１）内でパリソン（１０）を
バキューム成形して外層部（３０）とし、プリフォーム
（１３）を吹込成形して内層部（２９）とすることを特
徴とする請求項２記載の多層容器の製造方法。 - 【請求項４】 外層部（３０）となるパリソン（１０）
を吐出するダイヘッド（１）と、ダイヘツド（１）の直
下に内層部（２９）となるプリフォーム（１３）を移送
するプリフォーム移送装置（１４）と、成形金型（１
１）と、下空気吹込装置（１２）とからなることを特徴
とする多層容器の製造装置。 - 【請求項５】 前記プリフォーム移送装置（１４）は、
プリフォーム（１３）を加熱するプリフォームボックス
（１５）と、このプリフォームボックス（１５）をダイ
ヘツド（１）の直下に移送する駆動部（１６）とから構
成されていることを特徴とする請求項４記載の多層容器
の製造装置。 - 【請求項６】 前記成形金型（１１）は、金型の外周壁
から金型内の空気を吸引するバキューム成形金型である
ことを特徴とする請求項４または５記載の多層容器の製
造装置。 - 【請求項７】 前記成形金型（１１）には、外層部（３
０）に通気孔（３２）を加工する孔明け手段を有するこ
とを特徴とする請求項４、５または６記載の多層容器の
製造装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28682996A JP3249054B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 多層容器の製造方法および装置 |
| US08/959,487 US5989482A (en) | 1996-10-29 | 1997-10-28 | Method and apparatus for manufacturing multi-layer bottle |
| KR1019970055862A KR100275033B1 (ko) | 1996-10-29 | 1997-10-29 | 다층용기의 제조방법 및 그 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28682996A JP3249054B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 多層容器の製造方法および装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10128833A true JPH10128833A (ja) | 1998-05-19 |
| JP3249054B2 JP3249054B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=17709584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28682996A Expired - Fee Related JP3249054B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 多層容器の製造方法および装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3249054B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001026881A1 (fr) * | 1999-10-08 | 2001-04-19 | Taisei Kako Co., Ltd. | Procede de production de bouteilles stratifiees a couche interieure pelable |
| US8925748B2 (en) | 2007-04-19 | 2015-01-06 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrallly blow-moulded bag-in-container having a bag anchoring point; process for the production thereof; and tool thereof |
| US8931651B2 (en) | 2007-04-19 | 2015-01-13 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container having interface vents opening to the atmosphere at location adjacent to a bag's mouth; preform for making it; and process for producing the preform and bag-in-container |
| US9162372B2 (en) | 2007-04-19 | 2015-10-20 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integral two layer preform, process and apparatus for the production thereof, process for producing a blow-moulded bag-in-container, and bag-in-container thus produced |
| US9475611B2 (en) | 2007-04-19 | 2016-10-25 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container having interface vents opening to the atmosphere at location adjacent to bag's mouth, preform for making it; and processes for producing the preform and bag-in-container |
| US9517876B2 (en) | 2007-04-19 | 2016-12-13 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container having an inner layer and the outer layer made of the same material and preform for making it |
| US9555572B2 (en) | 2007-04-19 | 2017-01-31 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container comprising an inner layer and an outer layer comprising energyabsorbing additives, preform for making it and process for producing it |
| US9849621B2 (en) | 2007-04-19 | 2017-12-26 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container having a bag anchoring point; process for the production thereof; and tool thereof |
| EP3296076A1 (en) | 2007-04-19 | 2018-03-21 | Anheuser-Busch InBev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container having an inner layer and the outer layer made of the same material and preform for making it |
| CN114801125A (zh) * | 2022-04-08 | 2022-07-29 | 江苏新美星包装机械股份有限公司 | 一种压坯装置 |
-
1996
- 1996-10-29 JP JP28682996A patent/JP3249054B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001026881A1 (fr) * | 1999-10-08 | 2001-04-19 | Taisei Kako Co., Ltd. | Procede de production de bouteilles stratifiees a couche interieure pelable |
| US6649121B1 (en) | 1999-10-08 | 2003-11-18 | Taisei Kako Co., Ltd. | Method of producing laminated bottles having peelable inner layer |
| US9919841B2 (en) | 2007-04-19 | 2018-03-20 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container having interface vents opening to the atmosphere at location adjacent to bag's mouth, preform for making it; and processes for producing the preform and bag-in-container |
| EP3296076A1 (en) | 2007-04-19 | 2018-03-21 | Anheuser-Busch InBev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container having an inner layer and the outer layer made of the same material and preform for making it |
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| US8925748B2 (en) | 2007-04-19 | 2015-01-06 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrallly blow-moulded bag-in-container having a bag anchoring point; process for the production thereof; and tool thereof |
| US8931651B2 (en) | 2007-04-19 | 2015-01-13 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container having interface vents opening to the atmosphere at location adjacent to a bag's mouth; preform for making it; and process for producing the preform and bag-in-container |
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| EP3626421A1 (en) | 2007-04-19 | 2020-03-25 | Anheuser-Busch InBev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container having an inner layer and the outer layer made of the same material and preform for making it |
| US10668659B2 (en) | 2007-04-19 | 2020-06-02 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container comprising an inner layer ad an outer layer comprising energy absorbing additives, preform for making it and process for producing it |
| US10730664B2 (en) | 2007-04-19 | 2020-08-04 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container having interface vents opening to the atmosphere at location adjacent to bag's mouth; preform for making it; and processes for producing the preform and bag-in-container |
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| US11752683B2 (en) | 2007-04-19 | 2023-09-12 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container comprising an inner layer and an outer layer comprising energy absorbing additives, preform for making it and process for producing it |
| US11834226B2 (en) | 2007-04-19 | 2023-12-05 | Anheuser-Busch Inbev S.A. | Integrally blow-moulded bag-in-container having interface vents opening to the atmosphere at location adjacent to bag's mouth; preform for making it; and processes for producing the preform and bag-in-container |
| CN114801125B (zh) * | 2022-04-08 | 2023-12-15 | 江苏新美星包装机械股份有限公司 | 一种压坯装置 |
| CN114801125A (zh) * | 2022-04-08 | 2022-07-29 | 江苏新美星包装机械股份有限公司 | 一种压坯装置 |
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