JPH0490Y2 - - Google Patents

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JPH0490Y2
JPH0490Y2 JP1985123941U JP12394185U JPH0490Y2 JP H0490 Y2 JPH0490 Y2 JP H0490Y2 JP 1985123941 U JP1985123941 U JP 1985123941U JP 12394185 U JP12394185 U JP 12394185U JP H0490 Y2 JPH0490 Y2 JP H0490Y2
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JP
Japan
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locking
fan
engine
case
blowing
Prior art date
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JP1985123941U
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JPS6235021U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、エンジンの駆動で回転するフアンの
送風または吸引風によつて地上の塵埃等を吹き寄
せ、または吸塵して清掃するための携帯用送風機
に係るものである。
(b) 従来技術および解決しようとする問題点 従来、この種の携帯用送風機においては、エン
ジンとフアンを収容するケースの上部の前、後位
置に、環状の突起部を設け、肩掛バンドの両端に
連結された吊金具を係合していた。肩掛バンドを
必要としないとき、この突起部に作業者の衣服が
ひつかかる等作業の邪魔になつていた。
(c) 問題を解決するための手段および作用 本考案は、ケースの上部に、前方および後方に
向つてそれぞれ開口する内上方向に向つて傾斜し
た係止孔を設け、肩掛バンドの両端に、外端を懸
垂する係止片を前記係止孔にそれぞれ係合して設
けたもので、肩掛バンドを使用しないときには係
止孔が開口するのみで、突起物がないので、作業
者の衣服がひつかかる等の作業の支障を防ぐこと
ができるものである。また、内上方向に向つて傾
斜した長孔状の係止孔の係止片を係合し、係止片
の外端に肩掛バンドを連結したので、係止片の外
端を上方に、内端を下方に作用するモーメントに
よつて摩擦力が大きくなつて係止片が離脱する力
が小さくなる。また、弾性的に係止する係止爪を
係止片の側面に設けたので、係脱の操作が容易
で、しかも垂直方向の肩掛けバンドの反力に影響
されることがない。
(d) 実施例 以下、図面によつて本考案の一実施例について
詳細な説明を行なう。
第1図〜第4図において、エンジン1を収容す
るエンジンケース3と、フアン5を収容するフア
ンケース7とは合成樹脂で一体に形成され、中心
線を含む前後方向の垂直な分割面によつて左右に
分割され、ねじ11,11,……によつて結合さ
れてケース13を形成している。クランク軸15
を垂直姿勢としたクランクケース17には、後方
に水平方向にシリンダー19が固着し、シリンダ
ー19の上方にはマフラー21が連通して設けら
れ、クランクケース17の上方には気化器23が
連通して設けられている。エンジンケース3の前
部には注入口24を備えた燃料タンク25が収容
され、その上方にはハンドル27が一体に設けら
れている。エンジンケース3内に形成されたエン
ジン室29の下方には隔壁31を介してフアンケ
ース3内のフアン室33が隣接されている。隔壁
31を貫通するクランク軸15の下端には、複数
の放射状のフアン5,5,……を下面に備えた円
板状の支持板35がナツト37により固着されて
いる。支持板35の上面には、上方に突出する環
状壁39が支持板35の外周部に固着して設けら
れ、フアンケース7の外周壁41と環状壁39と
の間には、回転方向に向つて断面積が順次大きく
なるよう渦巻状の形状の送風路43が形成され、
フアンケース7の前部の吐出口45に連通してい
る。フアンケース7の下面中心には吸風口47が
開口している。吐出口45には可撓管49を介し
て送風管(図示せず)が装着されている。
エンジンケース3の上部に、前方および後方に
向つてそれぞれ開口する内上方向に向つて傾斜し
た天井部50と床面部52とを備えた長孔状の係
止孔51,53が設けられ、それぞれ内上方向に
向つて僅かに傾斜している。係止孔51,53に
は、肩掛バンド55の両端に懸垂された係止片5
7,57が係合している。係止片57の1端に
は、肩掛バンド55の一端が巻回される軸59が
設けられ、他端には係止片51,53内に係合す
る係合部61が設けられ、係合部61の両側に
は、係止孔51,53の内側面に設けた係止部6
3,63に係脱自在に外方向に係止する係止爪6
5が側方向に弾性的に突出自在に設けられ、係止
爪65には、内方に向つて側幅を小さくする方向
に傾斜する傾斜面64が形成されている。また本
実施例では係止爪65の外方にも傾斜面66が形
成されている。
以上の実施例において、エンジン1の回転によ
つてフアン5が回転すると、作業者は肩掛バンド
55を肩に掛けてケース13を吊り下げ、片手で
ハンドル27を把持して、他の手で送風管(図示
せず)を把持し、送風管の先端から噴出する送風
によつて地上の落葉等を吹き寄せるものである。
なお、送風は、吸風口47から大気が吸引され、
フアン5によつて送風路43内を送られて、吐出
口45、送風管49を経て、先端から噴出するも
のである。肩掛バンド55を使用しない場合に
は、係止片57,57を係止孔51,53から強
く引き出すと、係止爪65の外方の傾斜面66が
係止部63によつて押圧されて係止部63から離
脱する。反対に係合部61を係止孔51,53に
挿入して強く押し込むと、係止爪65の内方の傾
斜面64が係止部63に押圧されて係止爪65が
係止部63に操作容易に係止されるものである。
なお、吸塵作業を行なう際には、吸風口47に
フイルターを備えた集塵容器(図示せず)を装着
し、この集塵容器に連通する吸塵管によつて地上
の塵埃を吸塵するものである。
第5図、第6図は第二の実施例を示すもので、
係止片57を上方に屈曲して上部に軸59を位置
せしめたものである。第7図、第8図は第三の実
施例で、係合部61の両側に、係止爪65を係脱
せしめる作動片67を設けたものである。第9図
〜第12図は第四の実施例で、係合部61の両側
面に出没する係止爪65と、係止爪65を出没せ
しめる作動片67を設けたものである。
(e) 考案の効果 本考案は、請求の範囲に記載のとおりの構成で
あるから、肩掛バンドを着脱容易に、係止確実に
装着することができるとともに、肩掛バンドを使
用しないときに、突起するものがなく、作業者の
衣服の袖をひつかける等の作業の障害をなくすこ
とができるものである。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に側断面図、第2図
は要部の側断面図、第3図、第4図はそれぞれ要
部の平面図、側面図、第5図、第6図はそれぞれ
要部の第二の実施例の平面図、側面図、第7図、
第8図はそれぞれ要部の第三の実施例の平面図、
側面図、第9図、第10図、第11図、第12図
はそれぞれ要部の第四の実施例の平面図、側面
図、平断面図、正面図である。 1……エンジン、5……フアン、13……ケー
ス、50……天井部、52……床面部、51,5
3……係止孔、55……肩掛バンド、57……係
止片、63……係止部、64……傾斜面、65…
…係止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン1の駆動で回転するフアン5の送風ま
    たは吸引風によつて地上の塵埃等を吹き寄せ、ま
    たは吸塵して清掃するための携帯用送風機におい
    て、前記エンジン1と前記フアン5を収容するケ
    ース13の上部に、前方および後方に向つてそれ
    ぞれ開口し、内上方向に向つて傾斜した天井部5
    0と床面部52とを備えた長孔状の係止孔51,
    53を設け、肩掛バンド55の両端にそれぞれ外
    端を懸垂した係止片57,57の内端を前記係止
    孔51,53にそれぞれ係合して、前記天井部5
    0と前記床面部52との間に挾持して設け、前記
    係止片57の側面の弾性的の突出して前記係止孔
    51,53の内側面に設けた係止部63に、係脱
    自在に外方向に係止する係止爪65と、前記係止
    爪65に内方に向つて側幅を小さくする方向に傾
    斜する傾斜面64とを設けたことを特徴とする携
    帯用送風機。
JP1985123941U 1985-08-14 1985-08-14 Expired JPH0490Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985123941U JPH0490Y2 (ja) 1985-08-14 1985-08-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985123941U JPH0490Y2 (ja) 1985-08-14 1985-08-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6235021U JPS6235021U (ja) 1987-03-02
JPH0490Y2 true JPH0490Y2 (ja) 1992-01-06

Family

ID=31015507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985123941U Expired JPH0490Y2 (ja) 1985-08-14 1985-08-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0490Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6129778Y2 (ja) * 1978-02-15 1986-09-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6235021U (ja) 1987-03-02

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