JPH0490792A

JPH0490792A - 洗濯機

Info

Publication number: JPH0490792A
Application number: JP2206165A
Authority: JP
Inventors: Shigemitsu Yatani; 茂満八谷; Kenji Fujii; 賢二藤井
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1990-08-02
Filing date: 1990-08-02
Publication date: 1992-03-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、洗濯機に関する。

（ロ）従来の技術従来例として、設定水位に達した時点で洗濯物の撹拌を
開始する洗濯機が、特開昭５９−３７９る。

（ハ）発明が解決しようとする課題従来例にあっては、洗濯物を撹拌した時に、洗濯物の繊
維間に含まれていた空気が追い出されて、代わりに水を
吸い込み、それによって洗濯槽内の水位が低下する。す
ると、設定水位が変化してしまう上に、洗濯物が低い水
位で撹拌されることになり、洗濯物の布地を損傷するこ
とがある。

本発明は、洗濯機の改良に関し、斯かる間趙点を解消す
るものである。

（ニ）課題を解決するための手段本発明の洗濯機は、洗濯槽と、この洗濯槽内への給水手
段と、前記洗濯槽内の水位を検出する水位センサーと、
前記洗濯槽内に投入された洗濯物の撹拌手段と、前記給
水手段による給水開始がら所定時間、前記撹拌手段を駆
動する制御手段とを備え、前記制御手段が、前記洗濯槽
内の初期水位が高いほど、前記所定時間を短くするよう
構成すると共に、前記所定時間を、前記洗濯槽内の水位
が規定水位に達する前に終了する時間としたものである
。

前記撹拌手段としては、前記洗濯槽自身を回転させるも
のや、洗濯槽内に撹拌体を設けて、この撹拌体を回転さ
せるものが考えられる。

（ホ）作用まず、規定水位に達する前に洗濯物を撹拌することによ
り、洗濯物内の空気を追い出して、吸水させる。

しかし、洗濯機では、洗濯槽内に水が無い状態から給水
を開始した場合と、既に風呂等から洗濯槽内にある程度
の水が供給されていた場合とでは、同じ時間洗濯物を撹
拌しても、洗濯物が水を吸い込む（洗濯物から空気を追
い出す）程度が異なる。

即ち、厩に、洗濯槽内に、洗濯物が水を吸い込むのに充
分な量の水があれば、それだけ早く吸水されるが、初期
水量が少ない場合には、少なくとも水量が充分な量にな
るまでの時間を必要とするので、それだけ長く撹拌し続
ける必要がある。

そこで、洗濯槽内の初期水位が高ければ、撹拌手段の駆
動時間を短くする。

また、撹拌時間が、洗濯槽内の水位が規定水位に達する
前に終了するよう設定することで、規定水位を検出する
時には、水面が静止している。

（へ）実施例本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。

ｌは板金製のフレーム、２はこのフレーム１の上部に配
設された上面板、３はこの上面板２の中央部に形成され
た衣類投入口Ａ、４はこの投入口Ａ３を開閉する上蓋、
５はこのフレーム１内に弾性的に吊り下げ支持された合
成樹脂製の外槽、６は前記外槽５の後面を遮蔽する後面
板であり、乾燥風を前記外槽５内に導入するための乾燥
風路７やエアートラップ８等が一体に形成されている。

９は前記乾燥風路７内に配設された乾燥ヒータ、１０は
前記乾燥風路７中に配設された送風ファン、１１は前記
外槽５の上面に開設された衣類投入口Ｂ、１２は前記投
入口Ａ３と投入口Ｂｌｌとを水密的に接続する蛇腹状の
接続管、１３は前記外槽５内に回転自在に支承された横
軸型のドラムであり、周囲に多数の透孔１４・・・を有
している。１５は前記エアートラップ８に圧力ホース１
６を介して連結された水位センサー　１７は入力キー装
置、１８は前記ドラム１３に対し、大小プーリ１９，２
０、ベルト２１を介して連結された誘導モータであり、
インバータ回路により駆動され、洗濯時に前記ドラム１
３を低速で反転させ、脱水時に前記ドラム１３を高速で
一方向回転させるものである。前記インバータ回路の構
成は周知であるので、説明を省略するが、前記モータ１
８に印加する周波数を可変制御して、モータ１８の回転
数を変化させるものである。

２２は前記大プーリ１９の裏側に取着された磁石、２３
は前記外槽５における前記磁石２２と対向する個所に取
着されたリードスイッチであり、前記磁石２２が近接す
ると閉成し、離間すると開成する。即ち、前記ドラム１
３（大プーリ１９）が１回転すると前記リードスイッチ
２３が１回開閉する。

２４は自動給水電磁弁であり、前記外槽５に給水ホース
２５を介して接続されている。

第５図は洗濯機の制御機構をブロック図化したものであ
り、２６は制御の中心となるマイクロコンピュータ（以
下、マイコン）である。

前記マイコン２６の概略は、第４図の通り、ＣＰ　Ｕ　
２７　（ｃｅｎｔｒａｌ　ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　ｕｎ
ｉｔ）　、ＲＡＭ２８　（ｒａｎｄｏｍ　ａｃｃｅｓｓ
　ｍｅｍｏｒｙ）　、ＲＯＭ２９（ｒｅａｄ　ｏｎｌｙ
　ｍｅｖｎｏｒｙ）　、タイマー３０．システムバス３
１及び入出カポ−）３２．３３から構成される。

前記ＣＰＵ２７は、制御部３４と演算部３５とから構成
され、前記制御部３４は、命令の取り出し及び実行を行
い、前記演算部３５は、命令の実行段階において、制御
部３４からの制御信号によって入力機器やメモリがら与
えられるデータに対し、二進加算、論理演算、増減、比
較等の演算処理を行う。前記ＲＡＭ２８は、洗濯機に関
するデータを記憶するためのものであり、前記ＲＯＭ２
９は、予め洗濯機を動かすための手段や判断のための条
件の設定、各種情報の処理をするためのルール等を読み
込ませておくものである。

そして、前記マイコン２６には、前記入力キー装置１７
、前記水位センサー１５、脱水上蓋安全スイッチ３６、
異常発泡検知回路３７、前記リードスイッチ２３、乾燥
ヒータ９、湯沸しヒータ３８、負荷検知回路３９等から
の入力情報に基づいて、前記インパーク回路４０、自動
給水弁２４、自動排水弁４１、ブザー回路４２、乾燥風
送風用ファン１０、表示装置４３等に制御信号を出力す
る。

斯かる構成において、洗濯時には、前記ドラム１３を低
速（約５０　ｒ、ｐ、ｍ）で反転させることにより、ド
ラム１３内の洗濯物を移動させ、またドラム内壁に衝突
させて洗浄する。

また、脱水時には、前記ドラム１３を高速（約８００　
ｒ、ｐ、ｍ）で一方向回転させることにより、ドラム１
３内の洗濯物を遠心力で脱水する。

前記水位センサー１５は、従来周知の構造であるので、
その詳細な説明は省略するが、要するに、前記外槽５内
の水位変化によるエアートラップ８内の圧力変化に応動
して、磁性体をコイル内に出入りさせて該コイルのイン
ダクタンスを変化させ、更に、このコイルのインダクタ
ンス変化を発振回路の発振周波数変化として取り出し、
前記マイコン２６に入力するものである。

第６図は、この水位センサー１５の具体的回路を示して
いる。

即ち、コイル４４がコンデンサ４５．４６と共に発振回
路４７を構成しており、前記コイル４４のインダクタン
ス変化により発振周波数が変化する。この信号はバッフ
ァアンプ４８で整形増幅され、パルス信号として、前記
マイコン２６に入力される。

’ＦＪ　記マイコン２６は、このパルス信号の発振周波
数を判別することにより、槽内の水位を連続的且つ広範
囲に検出する。

斯かる構成において、本実施例の洗濯機は、洗い、すす
ぎ、脱水、乾燥の各工程からなる洗濯プログラムを逐次
実行するが、洗い工程の前の給水動作を、第１図に基づ
いて説明する。

前記マイコン２６は、まず、初期水位を検出しく５−１
）、水位＝Ｏｍｍならば、カウンタＴＯを６０秒に設定
しく５−２）、以下、Ｏｍｍ＜水位≦１００ｍ＋ｎなら
ばＴｏを４０秒に（Ｓ−３）、１００ｍｍ＜水位≦２０
０ｍｍならばＴｏを２０秒に（Ｓ−４）、２００ｍｍ＜
水位≦規定水位ならばＴｏを０秒に設定する（Ｓ−５）
。そして、給水を開始する（Ｓ−６）と共に、設定した
時間ＴＯだけ前記モータ１８（ドラム１３）を低速で反
転させる（Ｓ−７）（Ｓ−８）。

また、既に初期水位が規定水位を越えていた場合は、直
ちに洗い工程を実行する。

前記時間ＴＯは、予め実験に基づいて、前記外槽５内の
水位が規定水位に達する前に終了するように設定されて
おり、前記ドラム１３は、規定水位に達するまでに停止
する。従って、規定水位に達する頃には、洗濯水面の波
立ちは静まっており、規定水位が正確に検出される。

規定水位を検出すると、給水を停止しく５−９）、洗い
工程に移行する。

尚、前記規定水位が複数に設定可能に構成されている場
合は、設定された規定水位の高さに応じて、前記時間Ｔ
が相対的に長短変化される。

（トン　発明の効果本発明の洗濯機の構成にあっては、洗い工程時に洗濯物
が吸水して水位が低下することがなく、水位の低下によ
る洗濯物の損傷を防止できる。

また、洗濯物の撹拌動作を、規定水位に達する前に終了
させたので、規定水位を精度よく検出することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の洗濯機の動作を示すフローチャート、
第２図は洗濯機の斜視図、第３図は同じく断面図、第４
図はマイコンの構成図、第５図は制御機構のブロック回
路図、第６図は水位センサーの具体的回路図である。５・・外槽（洗濯槽）、１３・・ドラム、１５・・水位
センサー　１８・・モータ（１３，１８：撹拌手段）、
２４・・自動給水弁（給水手段）段）・マイクロコンピュータ（制御子

Claims

【特許請求の範囲】

（１）洗濯槽と、この洗濯槽内への給水手段と、前記洗
濯槽内の水位を検出する水位センサーと、前記洗濯槽内
に投入された洗濯物の撹拌手段と、前記給水手段による
給水開始から所定時間、前記撹拌手段を駆動する制御手
段とを備え、前記制御手段が、前記洗濯槽内の初期水位
が高いほど、前記所定時間を短くするよう構成すると共
に、前記所定時間を、前記洗濯槽内の水位が規定水位に
達する前に終了する時間としたことを特徴とする洗濯機
。