JPH0490391A

JPH0490391A - 印刷加工機

Info

Publication number: JPH0490391A
Application number: JP20736890A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Ono; 仁大野; Yoko Misumi; 三角　庸行
Original assignee: Toppan Printing Co Ltd
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 1990-08-03
Filing date: 1990-08-03
Publication date: 1992-03-24
Anticipated expiration: 2014-08-25
Also published as: JP2940096B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、書籍等に綴じ込まれる葉書、書籍等の表紙
となる印刷用紙に個人情報等の所定の印字を行うと共に
、それらの印刷物を封入する封入用包装体にもその印刷
用紙への所定の印字に対応する印字を行うようにした印
刷加工機に関する。

（従来の技術）近時、カタログ、雑誌、パンフレット等の表紙となる印
刷用紙、書籍等に綴じ込まれる葉書に顧客の氏名、郵便
番号、住所、電話番号等の個人情報に関する所定の印字
を行う要求が高まりつつある。また、ダイレクトメール
、メツセージ等に用いる印刷用紙に最終顧客に関する個
人情報を印字する要求も高まりつつある。

この要求に対処するため、印刷用紙の綴じ合わせを行う
印刷加工機に、例えば、インクジェット装置を設けてイ
ンライン化し、印刷用紙に所定の印字を行うようにした
ものが提案されている。これらの印刷用紙は、綴じ合わ
せ後に各種高分子フィルム等からなる封入用包装体によ
り刺入包装され、その封入用包装体にはその印刷用紙に
印字された個人情報に対応する情報が印字されたラベル
が手作業で貼り付けられる。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、この従来の印刷加工機を用いた場合、こ
れらの印刷用紙を綴じ合わせ後に各種高分子フィルムか
らなる封入用包装体に封入包装し、その封入用包装体に
その印刷用紙に印字された個人情報に対応する情報が印
字されたラベルを手作業で貼り付けるに際してはミスを
生じ易く、また、貼りつけるべきラベルと封入用包装体
との対応関係をつけるのが面倒である問題点もある。

この発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは、その封入用包装体に封入包装され
るべき印刷物とその封入用包装体との対応関係を誤りな
くつけることのできる印刷加工機を提供することにある
。

（課題を解決するための手段）この発明に係わる請求項１に記載の印刷用加工機は、上
記の目的を達成するため、印刷用紙を搬送するフィーダーと、前記印刷用紙に印字するための印字データを記憶する記
憶装置と、該記憶手段に記憶されている印字データに基づいて前記
印刷用紙に印字を行うと共にその印字内容を表わすパタ
ーンを形成する印刷用紙用印字装置と、前記印刷用紙に形成された印字内容を表わすパターンを
読み取る印字内容パターン読取り装置と、核印字内容パ
ターン読取り装置の読取り結果に基づき前記所定の印字
がされた印刷用紙に同期させて封入用包装体に前記所定
の印字に対応する印字を行う封入用包装体用印字装置と
、を具備することを特徴とする。

この発明の請求項２に記載の印刷加工機は、封入用包装
体用印字装置が自動封入機直前に設けられていることを
特徴とする。

（作用）この発明に係わる印刷加工機によれば、まず、印刷用紙
の所定の位置に印字と印字内容を表わすパターンの印刷
が行われる。

次に、印字内容パターン読取り装置は印刷用紙の搬送中
にその印刷用紙に形成されている印字内容を表わすパタ
ーンを読み取る。そして、封入用包装体用印字装置が、
その印字内容パターン読取り装置の読取り結果に基づい
て封入用包装体に所定の印字がされた印刷用紙を含む印
刷物に同期させて封入用包装体に所定の印字に対応する
印字を行う。

（実施例）以下に、本発明に係わる印刷用加工機の実施例を図面を
参照しつつ説明する。

第１図において、１は所定の印字（たとえば、氏名、住
所、宛名等の個人情報）が印刷されるべき印刷用紙、２
はこの印刷用紙１を含めてこの印刷用紙１と共に綴じ合
わされるべき印刷用紙を搬送するためのフィーダー　３
はその印刷用紙１の搬送速度を検出するためのロータリ
ーエンコーダ４は印刷用紙１を含めてその印刷用紙ｌと
一緒に綴じられる印刷用紙を所定枚数毎に綴じるための
綴じ部、５はその綴じられた印刷用紙１を断裁するため
の断裁部、６はスタッカであり、フィーダー２、綴じ部
４、断裁部５、スタッカ６は公知の構成である。

ロータリーエンコーダー３はコンピュータ７に接続され
、コンピュータ７はそのロータリーエンコーダー３の検
出パルスに基づき印刷用紙ｌを含めてその印刷用紙１と
共に綴じられるべき印刷用紙の搬送速度を検出する。こ
のコンピュータ７にはフォントメモリ８と磁気テープ装
置、フロッピーディスク装置等の記憶装置９とが接続さ
れている。フォントメモリ８は文字の形を記憶しておシ
バ記憶装置９には印字されるべき印字データやコンピュ
ータ７の処理結果が記録される。

フィーダー２と綴じ部４との工程間には、印字開始位置
設定用パターン読み取りに用いられる光学式読取り装置
１０．　　印刷用紙用印字装置としてのインクジェット
装置１１、第１の印字内容パターン読取り装置としての
バーコード読み取り用光学式読取り装置１２がこの順に
設けられている。印刷用紙１には、第３図に示すように
、パターン１７があらかじめ印刷されている。このパタ
ーン１７は印字開始位置設定用パターンとして用いられ
る。この印字開始位置設定用パターンには、パターン１
７の他にＯＣＲ文字文字用いることもできる。

ここでは、印刷用紙１には、パターン１７が天ａの左横
の小口Ｃと地すの左横の小口Ｃとに印刷されて、縦横の
印字位置精度を確保するようになっている。しかし、縦
又は横のいずれか一方の印字精度のみを確保するのみで
充分である場合には、天ａの左横の小口Ｃと地すの左横
の小口Ｃとのいずれか一方のみに印刷するのみでよい。

また、印字開始位置設定用パターン１７を特に印刷して
おかなくとも、罫線がある場合には、その罫線を利用す
ること、裁ちしろΩを利用することもできる。

なお、その第３図は版下の段階での印刷用紙を示してお
り、その第３図において、ｄはのど、ｅは横仕上げ寸法
、ｆは縦仕上げ寸法、ｇは柱、ｈはノンプル、　ｉは基
本線、ｊは中心線、ｋはトンボ、ｍはマージンを示して
いる。

コンピュータ７はロータリーエンコーダ３からの検出パ
ルスが入力されると、その印刷用紙の搬送速度を演算す
る。一方、光学式読み取り装置１０は印刷用紙１が光学
式読み取り装置１０を通過する際に、パターン１７を読
み取る。コンピュータ７は光学式読み取り装置１０の読
み取りと、搬送速度とに基づき、スタートポイントを設
定し、このスタートポイントからインクジェット装置１
１までの搬送方向距離を考慮して、インクジェット装置
１１の印字開始タイミングを設定する。そして、コンピ
ュータ７は記憶装置９に記憶されている印字データに基
づきフォントメモリ８との間で情報の授受を行いつつ印
刷用紙１の所定の位置に所定の印字（たとえば、氏名、
住所、宛名、郵便番号等の個人情報に関する印字）が行
われるようにインクジェット装置１１を制御する。この
際、印字と共にその印字内容を表わすパターン、例えば
、第２図に示すようなバーコード１８が同時に形成され
る。

バーコード読み取り用光学式読み取り装置１２はその印
刷用紙１が通過する際にそのバーコード１８を読み取る
。コンピュータ７はこのバーコード読み取り用光学式読
取り装置１２の読み取ったデータと記憶装置８に記憶さ
れている印字データとを比較し、印刷用紙の所定の位置
に所望の印字がされているか否かを確認、照合する。印
刷不良の印刷用紙工は、その印刷用紙１と一緒に綴じら
れるべき印刷用紙と共に除去される。また、この不良検
出データはコンピュータ７を介して記憶装置９に記憶さ
れる。

所望の印字がされた印刷用紙１を含めてその印刷用紙１
と共に綴じられる複数枚の印刷用紙はとじ部４に搬送さ
れ、綴じ合わされる。この綴じ合わせ後、断裁部５に搬
送されて断裁され、印刷物１９とされる。印刷物１９は
、所望の印字がされた印刷部分が上向きとなるようにし
て後段の自動封入機１５に向かって搬送される。その断
裁部５と自動封入機１５との間には、第２の印字内容パ
ターン読取り装置としてのバーコード読取り用光学式読
取す装置１３が設けられている。バーコード読取り用光
学式読取り装置１３の出力はコンピュータ７に入力され
ている。

自動封入機１５には印刷物１９と同期して、封入用包装
体２０が並列的に搬送される。封入用包装体２０として
は、たとえば、ポリエチレンシート、封入袋である。そ
の封入用包装体２０の上方には封入用包装体印字装置と
してのインクジェット装置１４が設けられている。コン
ピュータ７はその印刷物１９に印字された情報に対応す
る印字が封入用包装体２０に行われるようにインクジェ
ット装置１４を制御する。これによって、封入用包装体
２０には、印刷用紙１に印字された印字情報に対応する
印字が行われる。すなわち、封入用包装体２０には、そ
の印刷用紙１に印字されている氏名、住所、宛名、郵便
番号、メツセージ等の特定の個人情報の中から必要とさ
れる情報を選択して、たとえば、その特定の個人の氏名
、住所、宛名、郵便番号が印字されることになる。

自動封入機１５は封入用包装体２０に封入包装されるべ
き印刷物１９をその一封入用包装体２ｏに封入包装する
。そして、その封入用包装体２０に封入包装された印刷
物１９はスタッカ６に移送されて、積載される。

この実施例では、自動封入機１５の直前の搬送工程で、
印刷物１９に印字されている印字情報を読み取ってこの
印刷物１９が封入されるべき封入用包装体２０にその印
刷物１９に印字されている印字情報に対応する印字を行
わせるものであるから、印刷物１９が封入されるべき封
入用包装体２０とその印刷物１９との対応関係を誤りな
くつけることができる。

（発明の効果）この発明に係わる印刷用加工機は、以上説明したように
構成したので、その封入用包装体に封入されるべき印刷
物とその封入用包装体との対応関係を誤りなくつけるこ
とのできる印刷用加工機を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係わる印刷用加工機の概念第２図は
第１図に示す印刷用紙に形成されるバーコードパターン
の一例を示す図、第３図は第１図に示す印刷用紙の平面図、である。１・・・印刷物４・・・綴じ部７・・・コンピュータ１０・・・光学式読み取り装置（印字開始位置設定用パ
ターン読取り装置）１１・・・インクジェット装置（印刷用紙用印字装置）
１３・・・光学式読み取り装置（印字内容パターン読取
り装置）１４・・・インクジェット装置（封入用包装体用印字装
置）１７・・・印字開始位置設定用パターン１８・・・バー
コードパターン２０・・・封入用包装体

Claims

【特許請求の範囲】

（１）印刷用紙を搬送するフィーダーと、前記印刷用紙に印字するための印字データを記憶する記
憶装置と、該記憶装置に記憶されている印字データに基づいて前記
印刷用紙に印字を行うと共にその印字内容を表わすパタ
ーンを形成する印刷用紙用印字装置と、前記印刷用紙に形成された印字内容を表わすパターンを
読み取る印字内容パターン読取り装置と、該印字内容パ
ターン読取り装置の読取り結果に基づき前記所定の印字
がされた印刷用紙に同期させて封入用包装体に前記所定
の印字に対応する印字を行う封入用包装体用印字装置と
、を具備することを特徴とする印刷加工機。
（２）前記封入用包装体用印字装置が自動封入機直前に
設けられていることを特徴とする請求項１に記載の印刷
加工機。