JPH0490379A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH0490379A
JPH0490379A JP2207036A JP20703690A JPH0490379A JP H0490379 A JPH0490379 A JP H0490379A JP 2207036 A JP2207036 A JP 2207036A JP 20703690 A JP20703690 A JP 20703690A JP H0490379 A JPH0490379 A JP H0490379A
Authority
JP
Japan
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image
wax
dye
receiving layer
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2207036A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ueno
剛史 上野
Katsuyuki Oshima
克之 大嶋
Mineo Yamauchi
山内 峰雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPH0490379A publication Critical patent/JPH0490379A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は画像形成方法に関し、更に詳しくは、例えば、
名刺、葉書、広告用のチラシ、履歴書、身上書、身分証
明書等の如き普通紙に顔写真や風景等の階調画像及び文
字、記号等の非階調画像を形成する画像形成方法に関す
る。
(従来の技術及びその問題点) 従来、上記の如き種々の文書には、単なる文字や記号だ
けでなく、顔写真や商品の写真等の階調画像を同時に刷
り込むことが要求される様になった。
通常普通紙に文字・記号及び写真画像を同時に形成する
方法としては、汎用のグラビア印刷やオフセット印刷が
広く使用されているが、これらの方法では高価な製版作
業及び印刷作業が要求され、数十枚〜数万枚の印刷の場
合にはコスト的に問題ないが、数枚〜数十枚の小ロツト
印刷には非常のコスト高であるという問題がある。
この様な問題を解決する方法として、個人的に使用する
ことが出来る各種プリンターが種々開発されているが、
例えば、熱溶融型の熱転写方式では顔写真等の階調画像
の形成が困難であるという問題がある。一方、昇華型の
熱転写方式の場合には、顔写真等の階調画像と同時に文
字・記号等も同時に形成することが出来るという利点が
あるが、紙としては表面に樹脂層を設けた専用受像紙が
要求されるという問題がある。
この様な問題を解決する方法として、紙の表面に部分的
に染料受容層を転写形成し、この受容層に階調画像を形
成し、他の領域に熱溶融型熱転写方式で文字・記号等の
非階調画像を形成する方法が知られている。
しかしながら、上記方法において染料画像は染料受容層
に染料が染着した状態であるので、ある程度の耐擦傷性
等の耐久性を有しているが、熱溶融型熱転写方法で形成
される画像は、ベヒクルとしてワックスを使用している
為、耐擦傷性に欠け、取扱中にワックス画像のみが劣化
し、全体として画像品質が劣化するという問題がある。
この様な問題を解決する方法としてワックス画像上に透
明保護層を更に形成する方法も考えられるが、この場合
にはl工程が増加することになり煩雑である。
従って本発明の目的は、工程数が増大することなく染料
画像と耐久性のあるワックス画像とを形成することが出
来る画像形成方法を提供することである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、被転写材上に熱溶融型熱転写方式によ
りワックス画像を印字し、更に該ワックス画像上及び他
の所望領域に染料受容層を形成し、該所望領域に昇華型
熱転写方式により染料画像を形成することを特徴とする
画像形成方法である。
(イ乍  用) 普通紙表面にワックス画像を形成し、続いて染料画像を
形成する為の受容層をワックス画像表面にも形成するこ
とによって、工程数を増加させることな(耐久性に優れ
たワックス画像と染料画像が混在する印字物を提供する
ことが8来る。
(好ましい実施態様) 第1図及び第2図に示す好ましい実施態様を参照して本
発明の画像形成方法を更に詳しく説明する。
本発明においては図示の様に、先ず普通紙l上に熱溶融
型熱転写シートによりワックス画像2を形成する。次い
で階調画像を形成すべき領域に、該階調画像と相似の形
状の受容層3を転写形成すると共に、上記ワックス画像
2面に同様な受容層4を転写形成する。この受容層4は
無色透明で耐久性のある樹脂から形成されているので、
染料画像に対しては染料受容層として機能するが、上記
ワックス画像2に対しては保護層として機能する。
次いで上記の受容層3に顔写真等の階調画像5を転写形
成することによって、ワックス画像2を保護する為の保
護層を別工程で形成することなく耐久性に優れたワック
ス画像2と染料画像5が混在した印字物が得られる。
上記本発明において使用される紙とは、名刺、葉書、ノ
ート用紙、レポート用紙、PPC用紙等の普通紙であり
特に限定されない。
上記本発明の画像形成方法において使用する熱溶融型転
写方式は、基材フィルムの一方の面にサーマルヘッドの
熱で溶融して紙に転写されるワックスと顔料とからなる
インキ層を設け、必要に応じて背面に耐熱滑性層を設け
たもので、プリンタのサーマルヘッドで印字することに
よって、文字、記号等の高濃度の非階調性画像が形成出
来るものである。かかる転写方式自体は従来公知のもの
であり、いずれも本発明で使用することが出来る。
又、受容層転写方式は、ポリエステルフィルム、ポリイ
ミドフィルム等の基材フィルムの一方の面に、ポリエス
テル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の如く昇華
性染料染着性の樹脂層を形成し、その上に塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、ポリアミド等の接
着剤からなる接着層を形成し、反対面に必要に応じて耐
熱滑性層を形成した転写シートを使用し、これを普通紙
の面に重ね、背面からサーマルヘッド、ホットスタンパ
−1熱ロール等で加熱押圧することによって、普通紙の
必要領域にのみ染料受容層を転写させ得るものである。
かがる受容層転写方式自体は、本願出願人の先行出願明
細書に詳細に説明されている。
又、昇華転写方式は、基材フィルムの一方の面にイエロ
ー、マゼンタ及びシアン、更に必要に応じてブラックの
昇華性染料をバインダーで担持させ、必要に応じて背面
の耐熱滑性層を設けたもので、プリンタのサーマルヘッ
ドで印字することによって、濃淡自在で任意の階調性フ
ルカラー画像が受容層中に形成することが出来る方式で
ある。
かかる昇華転写方式自体は従来公知のものであり、いず
れも本発明で使用することが出来る。
尚、上記の各転写シートは、インキ層、染料受容層及び
受容層のうちの2種以上を同一の基材フィルム面に面順
次の設けたものあってもよく、この場合にはその分だけ
プリンタの構造が簡便になる。
(実施例) 次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。尚
、文中、部又は%とあるのは特に断りのない限り重量基
準である。
実施例1 背面に耐熱滑性層が形成されているポリエチレンテレフ
タレートフィルム(#25、東し■製)の表面に、下記
の組成の受容層形成用塗工液を最初にバーコーターによ
り乾燥時5.0g/rr?になる割合で幅30mmに、
120mmの間隔を置いて塗布し、更にその上に下記の
接着剤層形成用塗工液を乾燥時2.0g/rr?の割合
で同様に塗布し乾燥させて受容層を形成した。
!蔓置里ヱエ戒皿滅; ポリメチルメタクリレート(BR−85PMMA、三菱
レイヨン■製、100OAs)        100
部アミノ変性シリコーン(X−22−343、信越化学
工業株製)                 5部エ
ポキシ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業■
製)                 5部メチルエ
チルケトン/トルエン(重量比1/1)500部 斉[tt1□エン      ; エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系ヒートシール剤(東
洋モートン味製、AD−37P295) l OO部純
水               100部次に前記ポ
リエステルフィルムの非塗工領域に乾燥時塗布量が夫々
約3g/rrfになる様に、下記のイエロー、マゼンタ
及びシアンのインキを面順次に幅30mmに、30mm
の間隔をおいて繰り返し塗布及び乾燥して3色の昇華性
染料層形成した。
イエローインキ 分散染料(Macrolex Yellow 6G、バ
イエル社製、C,1,Disperse  Yello
w201)   5.5部ポリビニルブチラール樹脂(
エスレックBX−1、積木化学製)         
  4.5部メチルエチルケトン/トルエン(重量比1
/1)89.0部 マゼンタインキ 染料としてマゼンタ分散染料(C,1,Dispers
eRed 60)を使用した他はイエローインキと同様
シアンインキ 染料としてシアン分散染料(C,1,5olvent 
Blue63)を使用した他はイエローインキと同様。
次に上記と同様のポリエステルフィルムの表面に下記の
組成の剥離層用インキを固形分基準で1g/rrrの割
合でグラビアコート方法により塗布及び乾燥して剥離層
を形成した。
討肢置■イ2ま アクリル系樹脂           20部メチルエ
チルケトン        100部トルエン    
         100部次に、上記剥離層の表面に
塗布量が約3g/rrrになる様にグラビアコート法に
より下記インキを塗布及び乾燥して熱溶融性インキ層を
形成し、熱溶融型の熱転写シートを作成した。
糺五肚ユヱ2ま アクリル/塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体系樹脂  
              20部カーボンブラック
          10部トルエン        
      35部メチルエチルケトン       
  35部CODスキャナー(商品名GT−6000、
エプソン■製)とパソコン(商品名PC9801、NE
C■製)と昇華転写用プリンタ(商品名VY−100、
■日立製作新製)と熱溶融型プリンタ(商品名X−22
、岡部マーキングシステム■製)とを組み合わせ、CC
Dスキャナーで顔写真を3色色分解した信号を画像処理
装置で再現し、これにフロッピーディスクにファイルさ
れている社名、部署名、職名、住所、電話番号等の文字
情報を呼出して組み合わせ、名刺の枠内にレイアウト処
理した。
次いで前記の熱溶融型熱転写シートを搭載したプリンタ
で所望の文字・記号等のワックス画像を形成し、次いで
該ワックス画像上及び他の所望領域に受容層を転写形成
し、続いて染料層でフルカラー顔写真を上記他の領域の
受容層に転写形成して顔写真入りの名刺を作成した。
上記で得られた名刺をガーゼを強く押し当てて擦ったと
ころ、いずれの画像も汚れは発生しなかった。
これに対して上記方法においてワックス画像上に受容層
を転写しなかった印字物の場合には、同様なガーゼによ
る摩擦によってワックス画像が崩れ文字の周辺が黒く汚
染された。
(効  果) 以上の如き本発明によれば、普通紙表面にワックス画像
を形成し、続いて染料画像を形成する為の受容層をワッ
クス画像表面にも形成することによって、工程数を増加
させることなく耐久性に優れたワックス画像と染料画像
が混在する印字物を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の画像形成方法を図解的に説
明する図である。 1:普通紙    2:ワックス画像 3:受容層    4:保護層(受容層)5:染料画像 他1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被転写材上に熱溶融型熱転写方式によりワックス
    画像を印字し、更に該ワックス画像上及び他の所望領域
    に染料受容層を形成し、該所望領域に昇華型熱転写方式
    により染料画像を形成することを特徴とする画像形成方
    法。
JP2207036A 1990-08-04 1990-08-04 画像形成方法 Pending JPH0490379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2207036A JPH0490379A (ja) 1990-08-04 1990-08-04 画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2207036A JPH0490379A (ja) 1990-08-04 1990-08-04 画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0490379A true JPH0490379A (ja) 1992-03-24

Family

ID=16533143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2207036A Pending JPH0490379A (ja) 1990-08-04 1990-08-04 画像形成方法

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JP (1) JPH0490379A (ja)

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