JP3377196B2 - 画像形成システム - Google Patents
画像形成システムInfo
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Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
関し、更に詳しくは名刺、葉書、身分証明書、その他一
般の紙製台紙に顔写真や風景等の階調画像と文字、記号
等の非階調画像を同時に形成することが出来る画像形成
システムに関する。
業関連職種に限らず、多くの分野で広く使用されてお
り、最近では名刺の有効性を更に高めるべく、名刺の一
部に顔写真等を形成することが普及してきた。
る方法としては別に撮影又は印刷した顔写真を名刺台紙
に貼着する方法があるが、該方法は非常に高価であると
共に煩雑である。又、名刺作成時に印刷によって顔写真
を形成する方法もあるが、この方法も印刷枚数が小ロッ
トであることから非常にコスト高且つ名刺発行までに長
時間を要し、簡便性に欠けるという問題がある。
り込みが多くなった年賀状、結婚式の礼状、子供の誕生
の報告等の各種の挨拶状等の紙製台紙にも共通する問題
である。従って本発明の目的は、名刺等の紙製の台紙上
に簡便に顔写真等の階調画像と文字等の非階調画像を容
易に形成することが出来る画像形成システムを提供する
ことである。
によって達成された。即ち、本発明は、台紙上に写真画
像等の階調画像と文字等の非階調画像とを形成する画像
形成システムにおいて、階調画像入力手段と非階調画像
生成手段と上記階調画像を非階調画像に対応させる手段
と上記両画像の配置を決定するレイアウト手段とレイア
ウトされた両画像に対応したデータを作成するデータフ
ァイル生成手段とを含む画像処理手段と、該データファ
イルに基づいて台紙上に染料受容層を形成する手段と、
データファイルに基づいて上記染料受容層に階調画像を
形成する熱転写手段と、該階調画像面に保護層を転写す
る手段と、非階調画像を形成する手段とを組み合わせて
なり、前記受容層の転写と前記階調画像の形成と前記保
護層の転写と前記非階調画像の形成とを、長尺基材フィ
ルム上に転写性受容層と染料層と熱溶融型インキ層と転
写性保護層とを面順次に形成してなる熱転写シートを用
い、前記階調画像の形成を上記染料層を用いて行い、且
つ前記非階調画像の形成を上記熱溶融型インキ層を用い
て行なうことを特徴とする画像形成システムを提供す
る。
像の入力、編集及びレイアウトを行い、このデータファ
イルに基づき、階調画像形成領域に染料受容層を設け、
該染料受容層に熱転写方式によって階調画像を転写形成
する。
照して本発明の画像形成システムを更に詳しく説明す
る。本発明において使用される台紙とは、好ましくは名
刺、葉書、身分証明書等の如き紙製カードであるが、勿
論カード状台紙に限定されず、普通紙、上質紙等の一般
の紙製台紙であってもよい。
階調画像入力手段から、画像処理手段3に階調画像を入
力し、一方、パソコン4等のコンピュータを駆動させ
て、該パソコン4、磁気テープ5、フロッピーディスク
6、コンパクトディスク7等のデータファイルから文字
等の非階調画像を画像処理手段3に入力し、該処理手段
3において、階調画像と非階調画像とを対応させ、且つ
上記両画像をレイアウトして配置を決定し、対応及びレ
イアウトされた両画像のデータを作成してデータファイ
ル5、6又は7にファイルする。
成手段8をパソコン4で作動させて、画像形成手段8に
供給された台紙9上に画像を形成して名刺10を作製す
る。
ンタを主体として、その他に染料受容層転写手段と、熱
溶融型の熱転写プリンタ、レーザープリンタ、インキジ
ェットプリンタ、ドットインパクトプリンタ又はペンプ
ロッター等の任意の非階調画像形成手段を含む(以下熱
溶融型の熱転写プリンタを代表例として説明する)。
基づいて、図2示の如く台紙20の階調画像形成領域に
後述の如き受容層熱転写シートから染料受容層21を転
写させ、続いて転写された受容層21の面に後述の昇華
転写方式で顔写真等の階調画像22を転写形成する。こ
の際、階調画像形成の前後に階調画像に組み合わされた
文字等の非階調画像23を前記の如き非階調画像形成手
段で印字する。
が作成されるが、これら画像の保護の為に、画像形成手
段8に保護層転写手段を組み込み、画像22及び/又は
画像23の表面に保護層24を形成することが出来る。
用する受像層転写方式は、図3にその断面を図解的に示
す様に、ポリエステルフイルム、ポリイミドフイルム等
の基材フイルム30の一方の面に、ポリエステル樹脂、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の如く昇華性染料染着
性の樹脂層31を形成し、その上に塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、アクリル樹脂、ポリアミド等の接着剤か
らなる接着層32を形成し、反対面に必要に応じて耐熱
滑性層33を形成した転写シートを使用し、これを台紙
の面に重ね、背面からサーマルヘッドで加熱押圧するこ
とによって、台紙の必要領域にのみ染料受容層(図2の
21、25)を転写させ得るものである。かかる受像層
転写方式自体は、本願出願人の先行出願明細書に詳細に
説明されている。
フイルム40の一方の面にイエロー41、マゼンタ42
及びシアン43、更に必要に応じてブラック44の昇華
性染料をバインダーで担持させ、必要に応じて背面の耐
熱滑性層45を設けたもので、プリンタのサーマルヘッ
ドで印字することによって、濃淡自在で任意の階調性フ
ルカラー画像22が受容層21中に形成される(図2参
照)。かかる昇華転写方式自体は従来公知のものであ
り、いずれも本発明で使用することが出来る。
写方式は、図5に示す如く、基材フイルム50の一方の
面にサーマルヘッドの熱で溶融して紙に転写されるワッ
クスと顔料とからなるインキ層51を設け、必要に応じ
て背面に耐熱滑性層52を設けたもので、プリンタのサ
ーマルヘッドで印字することによって、文字、記号等の
高濃度の非階調性画像が形成出来るものである。かかる
転写方式自体は従来公知のものであり、いずれも本発明
で使用することが出来る。
保護層転写方式は、図6にその断面を図解的に示す様
に、ポリエステルフイルム、ポリイミドフイルム等の基
材フイルム60の一方の面に、ポリエステル樹脂、アク
リル樹脂等の透明性、耐久性に優れた樹脂層61を形成
し、その上に塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アクリ
ル樹脂、ポリアミド等の接着剤からなる接着層62を形
成し、反対面に必要に応じて耐熱滑性層63を形成した
転写シートを使用し、これを台紙の画像面に重ね、背面
からサーマルヘッドで加熱押圧することによって、画像
の必要領域のみに保護層(図2の24)を転写させ得る
ものである。かかる保護層転写方式自体は、本願出願人
の先行出願明細書に詳細に説明されている。
容層、染料層、熱溶融性インキ層及び保護層を同一の基
材フイルム面に面順次に設けたものを使用する。その結
果プリンタの構造が簡便になる。
明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りのない
限り重量基準である。
タレートフイルム(#25、東レ(株)製)の表面に、
下記の組成の受容層形成用塗工液を最初にバーコーター
により乾燥時5.0g/m2になる割合で幅30mm
に、120mmの間隔を置いて塗布し、更にその上に下
記の接着剤層形成用塗工液を乾燥時2.0g/m2の割
合で同様に塗布し乾燥させて受容層を形成した。
域に乾燥時塗布量が夫々約3g/m2になる様に、下記
のイエロー、マゼンタ及びシアンのインキを面順次に幅
30mmに、60mmの間隔をおいて繰り返し塗布及び
乾燥して3色の昇華性染料層を形成した。
使用した他はイエローインキと同様。
用した他はイエローインキと同様。
面に幅30mmに、120mmの間隔を置いて下記の組
成の保護層形成用インキを固形分基準で5g/m2の割
合でグラビアコート方法により塗布及び乾燥して、更に
下記の接着層用インキをその上に固形分基準で1g/m
2割合で塗布し、乾燥して保護層を形成し、受容層、染
料層及び保護層を面順次に形成した熱転写シートを作成
した。
表面に下記の組成の剥離層用インキを固形分基準で1g
/m2の割合でグラビアコート方法により塗布及び乾燥
して剥離層を形成した。
様にグラビアコート法により下記インキを塗布及び乾燥
して熱溶融性インキ層を形成し、熱溶融型の熱転写シー
トを作成した。
ソン(株)製)とパソコン(商品名PC9801、NEC
(株)製)と昇華転写用プリンタ(商品名 VY-100、
(株)日立製作所製)と熱溶融型プリンタ(商品名 X-2
2、岡部マーキングシステム(株)製)とを組み合わ
せ、CCDスキャナーで顔写真を3色色分解した信号を
画像処理手段装置で再現し、これにフロッピーディスク
にファイルされている社名、部署名、職名、住所、電話
番号等の文字情報を呼出して組み合わせ、名刺の枠内に
レイアウト処理した。
プリンタで名刺台紙の左上方に受容層を15mm角に転
写形成し、続いて染料層でフルカラー顔写真を受容層に
転写形成し、引き続きその面に保護層を転写した。更に
余白部分に名刺の文字画像を前記熱溶融型熱転写シート
を搭載したプリンタで印字して顔写真入りの名刺を作成
した。
で小ロットで直ちに顔写真等の階調画像を有する名刺を
作成することが出来る。尚、本発明は名刺を代表例とし
て説明したが、同様に葉書等の各種挨拶状や各種身分証
明書の作成にも有用である。
る図。
図。
図。
る図。
る図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 台紙上に写真画像等の階調画像と文字等
の非階調画像とを形成する画像形成システムにおいて、
階調画像入力手段と非階調画像生成手段と上記階調画像
を非階調画像に対応させる手段と上記両画像の配置を決
定するレイアウト手段とレイアウトされた両画像に対応
したデータを作成するデータファイル生成手段とを含む
画像処理手段と、該データファイルに基づいて台紙上に
染料受容層を形成する手段と、データファイルに基づい
て上記染料受容層に階調画像を形成する熱転写手段と、
該階調画像面に保護層を転写する手段と、非階調画像を
形成する手段とを組み合わせてなり、前記受容層の転写
と前記階調画像の形成と前記保護層の転写と前記非階調
画像の形成とを、長尺基材フィルム上に転写性受容層と
染料層と熱溶融型インキ層と転写性保護層とを面順次に
形成してなる熱転写シートを用い、前記階調画像の形成
を上記染料層を用いて行い、且つ前記非階調画像の形成
を上記熱溶融型インキ層を用いて行なうことを特徴とす
る画像形成システム。 - 【請求項2】 台紙が名刺、葉書等のカード状である請
求項1に記載の画像形成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001305431A JP3377196B2 (ja) | 2001-10-01 | 2001-10-01 | 画像形成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001305431A JP3377196B2 (ja) | 2001-10-01 | 2001-10-01 | 画像形成システム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11720990A Division JPH0414479A (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 画像形成システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002200781A JP2002200781A (ja) | 2002-07-16 |
JP3377196B2 true JP3377196B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=19125225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001305431A Expired - Lifetime JP3377196B2 (ja) | 2001-10-01 | 2001-10-01 | 画像形成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3377196B2 (ja) |
-
2001
- 2001-10-01 JP JP2001305431A patent/JP3377196B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002200781A (ja) | 2002-07-16 |
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