JPH0490329A - 内装材用部分品の製造方法 - Google Patents
内装材用部分品の製造方法Info
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- JPH0490329A JPH0490329A JP20649490A JP20649490A JPH0490329A JP H0490329 A JPH0490329 A JP H0490329A JP 20649490 A JP20649490 A JP 20649490A JP 20649490 A JP20649490 A JP 20649490A JP H0490329 A JPH0490329 A JP H0490329A
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Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、シート、カーペット、ソファ等の内装材用
部分品の製造方法に関し、特に皮革を使用したものに好
適な製造方法に関するものである。
部分品の製造方法に関し、特に皮革を使用したものに好
適な製造方法に関するものである。
従来の例えば皮革を使用したシートでは、発泡体と皮革
とを所定の形状の部分品毎に細かく裁断し、各部分品毎
に発泡体と皮革とを重ね合せ、その周縁部を縫製しく仮
縫)、周縁部が縫製された各部分品をシートパッドの所
定の位置に配置し、各部分品同士の周縁部を縫い合せて
(本縫して)いた。
とを所定の形状の部分品毎に細かく裁断し、各部分品毎
に発泡体と皮革とを重ね合せ、その周縁部を縫製しく仮
縫)、周縁部が縫製された各部分品をシートパッドの所
定の位置に配置し、各部分品同士の周縁部を縫い合せて
(本縫して)いた。
発泡体と表皮材である皮革では、夫々伸びや剛軟度等の
性状が異なるために仮縫工程における縫い合わせに時間
がかかるとともに、熟練を必要としていた。特に皮革を
使用した場合、一般の織物に比べて硬く、品質のばらつ
きも大きく、このような皮革と軟らかく伸びも大きい発
泡体とを縫合するには、大きな困難を伴っていた。
性状が異なるために仮縫工程における縫い合わせに時間
がかかるとともに、熟練を必要としていた。特に皮革を
使用した場合、一般の織物に比べて硬く、品質のばらつ
きも大きく、このような皮革と軟らかく伸びも大きい発
泡体とを縫合するには、大きな困難を伴っていた。
そこで、この発明は、従来の仮耕工程のl!:l難さを
克服し、容易かつ迅速に内装材用部分品をv造する方法
を提供することを目的よする。
克服し、容易かつ迅速に内装材用部分品をv造する方法
を提供することを目的よする。
上述の目的を達成するたy〕、この発明は、いくつかの
部分品の周縁部を縫製等の手段に3より結合させて製造
される車両用シート等の内装材の部分品を製造する方法
において、弾力性を有し所定の部分品形状に形成された
発泡体片面の少なくとも周縁部に加熱溶融される粉末接
着剤を散布して接着層を形成する工程と、この接着層が
形成された発泡体片面に皮革等の通気性を有し発泡体と
同一形状に形成された表皮材を重ね合わせる工程と、重
ね合わせられた発泡体と表皮材の周縁部の接着層を加熱
溶融させて両者を接着する工程とから成るものである。
部分品の周縁部を縫製等の手段に3より結合させて製造
される車両用シート等の内装材の部分品を製造する方法
において、弾力性を有し所定の部分品形状に形成された
発泡体片面の少なくとも周縁部に加熱溶融される粉末接
着剤を散布して接着層を形成する工程と、この接着層が
形成された発泡体片面に皮革等の通気性を有し発泡体と
同一形状に形成された表皮材を重ね合わせる工程と、重
ね合わせられた発泡体と表皮材の周縁部の接着層を加熱
溶融させて両者を接着する工程とから成るものである。
この発明において、内装材用部分品、例えば皮革シート
の部分品を製造する場合、皮革と発泡体の周縁部を従来
の仮縫工程に替えて粉末接着剤の接着層を加熱溶融させ
ることにより皮革上発泡体の周縁部を結合させるため、
容易かつ迅速に部分品を製造でき、製造した部分品同士
の本i工程でも皮革と発泡体が結合された周縁部は点状
に部分的接着がなされているので、針の通りも良い。
の部分品を製造する場合、皮革と発泡体の周縁部を従来
の仮縫工程に替えて粉末接着剤の接着層を加熱溶融させ
ることにより皮革上発泡体の周縁部を結合させるため、
容易かつ迅速に部分品を製造でき、製造した部分品同士
の本i工程でも皮革と発泡体が結合された周縁部は点状
に部分的接着がなされているので、針の通りも良い。
以下に、この発明の好適な実施例を図面を参照にして説
明する。
明する。
第1図は、製造された内装材用部分品の周縁部の拡大断
面図であり、弾力性を有し所定の部分品形状に形成され
た発泡体1の片面の少なくとも周縁部に粉末接着剤2を
散布して接着層を形成してあり、この粉末接着剤2を加
熱溶融させることにより皮革等の通気性を有し発泡体1
と同一形状に形成された表皮材3を貼り合わせである。
面図であり、弾力性を有し所定の部分品形状に形成され
た発泡体1の片面の少なくとも周縁部に粉末接着剤2を
散布して接着層を形成してあり、この粉末接着剤2を加
熱溶融させることにより皮革等の通気性を有し発泡体1
と同一形状に形成された表皮材3を貼り合わせである。
第2図は、発泡体1の片面を示す平面図であり、クロス
ハツチングした周縁部IAに粉末接着剤2が散布される
。第3図は第2図に示すように周縁部1Δに粉末接着剤
2を散布した発泡体1に表皮材3を重ね合わせる状態を
示す。重ね合わせられた発泡体1と表皮材3の周縁部の
接着層を加熱溶融させるには、第4図に示すように下型
4上に粉末接着材2が散布された発泡体1を載置し、こ
の上に表皮3を重ね合わせるとともに周縁部1Δを残す
形状に形成された断熱板5を重ね合わせ、上型6を下降
させて加熱することで粉末接着剤2を溶融させ、周縁部
IAの個所において表皮3と発泡体1とを接着する。
ハツチングした周縁部IAに粉末接着剤2が散布される
。第3図は第2図に示すように周縁部1Δに粉末接着剤
2を散布した発泡体1に表皮材3を重ね合わせる状態を
示す。重ね合わせられた発泡体1と表皮材3の周縁部の
接着層を加熱溶融させるには、第4図に示すように下型
4上に粉末接着材2が散布された発泡体1を載置し、こ
の上に表皮3を重ね合わせるとともに周縁部1Δを残す
形状に形成された断熱板5を重ね合わせ、上型6を下降
させて加熱することで粉末接着剤2を溶融させ、周縁部
IAの個所において表皮3と発泡体1とを接着する。
発泡体1としてはセル数35個/ 25 mm幅以上の
ポリウレタンフォームが好ましい。粉末接着剤2として
は粒子径300〜500μmのモノノ使用が好適であり
、ポリアミド系のパウダー状ホットメルトの使用が好適
である。また、発泡体1の周縁部IAのICII!当り
の粉末接着剤2が16〜32個とした場合皮革を表皮材
3として用いたときに接着強度も充分であり、感触も良
く、しわの発生もなかった。発泡体1としてポリウレタ
ンフォームを用いた場合、粉末接着剤2の粒径が100
μm以下の場合は、ポリウレタンフォームのセルの中に
埋没してしまって接着剤としての働きがなくなる。反対
に粉末接着剤2の粒径が600μm以上の場合は、表皮
材3を貼り付けた後に、固化した粉末接着剤2の存在が
感触として感じられる。
ポリウレタンフォームが好ましい。粉末接着剤2として
は粒子径300〜500μmのモノノ使用が好適であり
、ポリアミド系のパウダー状ホットメルトの使用が好適
である。また、発泡体1の周縁部IAのICII!当り
の粉末接着剤2が16〜32個とした場合皮革を表皮材
3として用いたときに接着強度も充分であり、感触も良
く、しわの発生もなかった。発泡体1としてポリウレタ
ンフォームを用いた場合、粉末接着剤2の粒径が100
μm以下の場合は、ポリウレタンフォームのセルの中に
埋没してしまって接着剤としての働きがなくなる。反対
に粉末接着剤2の粒径が600μm以上の場合は、表皮
材3を貼り付けた後に、固化した粉末接着剤2の存在が
感触として感じられる。
粉末接着剤2の散布は、不規則な配列に散布したほうが
好ましく、規則正しく密に散布するとその後の本縫工程
において縫製加工がしにくくなる。
好ましく、規則正しく密に散布するとその後の本縫工程
において縫製加工がしにくくなる。
断熱板5としてはウレタンフォーl・や熱変形しないフ
ェルト等の使用が好適である。
ェルト等の使用が好適である。
なお、上述した実施例では、発泡体1の周縁部IAにの
み粉末接着剤2を散布するように構成したが、部分品の
所定形状に裁断される前の発泡体1の全体に粉末接着剤
2を散布し、これを所定の部分品の形状に裁断して用い
ても良い。発泡体1への粉末接着剤2の散布は、第5図
に示すように、長尺の発泡体1に散布機7から粉末接着
剤2をランダムに散布し、遠赤外線ヒータ8で加熱した
後に発泡体1を巻取り、この巻取られた粉末接着剤2が
付着した発泡体1を所望の大きさに裁断すれば良い。
み粉末接着剤2を散布するように構成したが、部分品の
所定形状に裁断される前の発泡体1の全体に粉末接着剤
2を散布し、これを所定の部分品の形状に裁断して用い
ても良い。発泡体1への粉末接着剤2の散布は、第5図
に示すように、長尺の発泡体1に散布機7から粉末接着
剤2をランダムに散布し、遠赤外線ヒータ8で加熱した
後に発泡体1を巻取り、この巻取られた粉末接着剤2が
付着した発泡体1を所望の大きさに裁断すれば良い。
なお、第4図では、発泡体1の上に表皮材3を載せたが
、表皮材3の上に発泡体1を載せ、発泡体1の上に断熱
板5を載置しても良い。上下の金型4,6による加熱加
圧条件としては140℃×1分、圧締率30%とし、そ
の結果表皮材3と発泡体1との良好な接着が観察された
。なお、発泡体1の片面の全体に粉末接着材2を散布し
たものでも、断熱板5を用いることにより周縁部のみが
加熱溶融されて表皮材3が発泡体1に接着することとな
る。なおまた、表皮材3に熱を加えたくない場合は、粉
末接着剤2が散布された発泡体1を遠赤外線などの輻射
熱を利用して溶融させることもできる。その際、中央部
の断熱板5を当てる部分にアルミ板のような反射材を配
置しておけば周縁部のみの粉末接着剤2が溶融する。し
かるのちに表皮材3を載せて圧着することで表皮材3を
発泡体1の周縁部IAにのみ接着することができる。
、表皮材3の上に発泡体1を載せ、発泡体1の上に断熱
板5を載置しても良い。上下の金型4,6による加熱加
圧条件としては140℃×1分、圧締率30%とし、そ
の結果表皮材3と発泡体1との良好な接着が観察された
。なお、発泡体1の片面の全体に粉末接着材2を散布し
たものでも、断熱板5を用いることにより周縁部のみが
加熱溶融されて表皮材3が発泡体1に接着することとな
る。なおまた、表皮材3に熱を加えたくない場合は、粉
末接着剤2が散布された発泡体1を遠赤外線などの輻射
熱を利用して溶融させることもできる。その際、中央部
の断熱板5を当てる部分にアルミ板のような反射材を配
置しておけば周縁部のみの粉末接着剤2が溶融する。し
かるのちに表皮材3を載せて圧着することで表皮材3を
発泡体1の周縁部IAにのみ接着することができる。
粉末接着剤としてはポリアミド系の他にEVA系。
ポリエステル系等のホットメルトが使用可能である。
以上説明したように、この発明によれば、弾力性を有し
所定の部分品形状に形成された発泡体片面の少なくとも
周縁部に加熱溶融される粉末接着剤を散布して接着層を
形成する工程と、この接着層が形成された発泡体片面に
皮革等の通気性を有し発泡体と同一形状に形成された表
皮材を重ね合わせる工程と、重ね合わせられた発泡体と
表皮材の周縁部の接着層を加熱溶融させて両者を接着す
る工程とから成るので、熟練や手間を要することな〈従
来の仮縫工程が容易かつ迅速に行える。また、周縁部に
おいて接着される発泡体と表皮材とは全面接着ではなく
点状に部分的接着となるので、その後の本縫工程におい
てもミシンの針の通りが良く針が折れたりする虞れはな
い。
所定の部分品形状に形成された発泡体片面の少なくとも
周縁部に加熱溶融される粉末接着剤を散布して接着層を
形成する工程と、この接着層が形成された発泡体片面に
皮革等の通気性を有し発泡体と同一形状に形成された表
皮材を重ね合わせる工程と、重ね合わせられた発泡体と
表皮材の周縁部の接着層を加熱溶融させて両者を接着す
る工程とから成るので、熟練や手間を要することな〈従
来の仮縫工程が容易かつ迅速に行える。また、周縁部に
おいて接着される発泡体と表皮材とは全面接着ではなく
点状に部分的接着となるので、その後の本縫工程におい
てもミシンの針の通りが良く針が折れたりする虞れはな
い。
第1図は製造された内装材用部分品の周縁部の拡大断面
図、第2図は内装材用部分品の所定の形状に裁断された
発泡体の平面図、第3図は周縁部に粉末接着剤が散布さ
れた発泡体に表皮材を重ね合わせる状態を示す斜視図、
第4図は加熱加圧する工程の断面図、第5図は粉末接着
剤を散布する手段の一例を示す説明図である。 1・・・発泡体、 IA・・・周縁部、 2・・・粉末接着剤、 3・・・表皮材。 第1図
図、第2図は内装材用部分品の所定の形状に裁断された
発泡体の平面図、第3図は周縁部に粉末接着剤が散布さ
れた発泡体に表皮材を重ね合わせる状態を示す斜視図、
第4図は加熱加圧する工程の断面図、第5図は粉末接着
剤を散布する手段の一例を示す説明図である。 1・・・発泡体、 IA・・・周縁部、 2・・・粉末接着剤、 3・・・表皮材。 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、いくつかの部分品の周縁部を縫製等の手段により結
合させて製造される車両用シート等の内装材の部分品を
製造する方法において、 弾力性を有し所定の部分品形状に形成された発泡体片面
の少なくとも周縁部に加熱溶融される粉末接着剤を散布
して接着層を形成する工程と、この接着層が形成された
発泡体片面に皮革等の通気性を有し発泡体と同一形状に
形成された表皮材を重ね合わせる工程と、 重ね合わせられた発泡体と表皮材の周縁部の接着層を加
熱溶融させて両者を接着する工程とから成る内装材用部
分品の製造方法。 2、接着層は粉末ホットメルトの散布により形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の内装材用部分品の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20649490A JP3055155B2 (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 内装材用部分品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20649490A JP3055155B2 (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 内装材用部分品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0490329A true JPH0490329A (ja) | 1992-03-24 |
JP3055155B2 JP3055155B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=16524304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20649490A Expired - Fee Related JP3055155B2 (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 内装材用部分品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055155B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005063611A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Ts Tech Co., Ltd. | 車両用座席の表皮一体発泡成形品 |
-
1990
- 1990-08-03 JP JP20649490A patent/JP3055155B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005063611A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Ts Tech Co., Ltd. | 車両用座席の表皮一体発泡成形品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3055155B2 (ja) | 2000-06-26 |
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Legal Events
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