JPH048965B2 - - Google Patents
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- JPH048965B2 JPH048965B2 JP58048377A JP4837783A JPH048965B2 JP H048965 B2 JPH048965 B2 JP H048965B2 JP 58048377 A JP58048377 A JP 58048377A JP 4837783 A JP4837783 A JP 4837783A JP H048965 B2 JPH048965 B2 JP H048965B2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 10
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 238000013075 data extraction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/06—Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters
- H03M1/0617—Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters characterised by the use of methods or means not specific to a particular type of detrimental influence
- H03M1/0626—Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters characterised by the use of methods or means not specific to a particular type of detrimental influence by filtering
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/66—Digital/analogue converters
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Description
この発明は、デイジタル信号をアナログ信号に
変換する回路に関し、デイジタル信号をデイジタ
ル−アナログ変換器に入力する前に、各サンプル
の中間時点に多項式補間の原理を利用して作成し
た補間データを追加することにより、構成を簡略
化できるようにしたものである。 デイジタル・オーデイオにおいては、デイジタ
ル信号から元の音声信号を復調する場合、第1図
aに示すように、デイジタル信号をデイジタル−
アナログ変換器(D−A変換器)1でアナログ信
号に変換し、これをバツフアアンプ2、ローパス
フイルタ3、バツフアアンプ4を介して取り出す
ようにしている。ここでローパスフイルタ3は、
D−A変換器1の出力信号に含まれている高調波
成分を取り除くためのものである。この高調波成
分は、原信号の周波数成分がサンプリング周波数
の整数倍の周波数を中心として折り返されたもの
で、原信号の帯域の上限近くの周波数成分を含む
ため、ローパスフイルタ3の特性としては急峻な
カツトオフ特性が要求される。例えば、コンパク
ト・デイスクについていえば、原信号の帯域が0
〜20kHzに設定されているので(サンプリング周
波数は44.1kHz)、0〜20kHzで±1dB、24kHz以上
で−90dBという急峻な特性が必要である。しが
つて、ローパスフイルタ3としては、急峻なカツ
トオフ特性を有するチエビシエフ型が一般に用い
られるが、特性を良くしようとすれば高次になる
ので、高価となり、また、実質的には素子数の増
加により音質劣化が大きくなり、通過域上限周波
数付近の位相変化が非常に大きくなるので波形歪
が大きくなる等の欠点がある。 そこで、第1図bのように、D−A変換を行な
う前に、原信号の帯域の上限近くに折り返された
高周波数成分をデイジタルフイルタ5で濾波する
ことによつて、後段のローパスフイルタ3の負担
を軽くして、ローパスフイルタ3の構成を比較的
簡単にするようにしたものが考えられている。 ところが、従来のデイジタルフイルタは、デー
タビツト長が大きくかつ係数付与のための高速の
乗加算器およびデータ保持のためのRAM,係数
ROM等が必要なため、ハードウエアの構成が複
雑であり、コストが高くなる欠点があつた。 この発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記第1図bに示すようにD−A変換の前に
デイジタルフイルタを置く構成において、デイジ
タルフイルタの構成を簡略化することにより、コ
ストの低減を図るようにしたデイジタル−アナロ
グ変換回路を提供しようとするものである。 この発明によれば、多項式補間の原理を利用す
ることにより、これを実現している。すなわち、
この発明は、順次入力される各サンプルデータの
中間時点に所定の補間多項式に基づく補間データ
を追加し、その補間されたサンプルデータをデイ
ジタル−アナログ変換してアナログ信号として出
力するデイジタル−アナログ変換回路であつて、
前記補間データを生成するための構成が、前記入
力される1つのサンプルデータのを保持可能なビ
ツト数を有するシリアルシフトレジスタを1単位
としてこれを前記補間多項式の項数に対応する数
だけ順次直列に接続してなり、前記順次入力され
るサンプルデータをこの直列接続された先頭に下
位ビツトからシリアル入力して順次シフトしてい
き、これらサンプルデータを前記各単位シリアル
シフトレジスタの出力ビツト位置から同一の重み
で順次シリアル出力するように構成された第1の
データシフト手段と、この第1のデータシフト手
段の先頭に入力されるサンプルデータまたは前記
各単位シリアルシフトレジスタの出力ビツト位置
から出力されるサンプルデータをそれぞれシリア
ル入力して順次シフトするシリアルシフトレジス
タからなり、これらシリアルシフトレジスタの所
定の係数に対応した単一または複数のビツト位置
からそれぞれサンプルデータをシリアル出力する
ことにより、当該所定の係数に対応した重みが付
与された複数のサンプリングデータを出力する第
2のデータシフト手段と、この第2のデータシフ
ト手段の各シリアルシフトレジスタの所定ビツト
位置から得られる複数のシリアルサンプルデータ
同士を相対的に同一のタイミングでシリアル加算
して、前記補間多項式に基づく補間データ作成し
出力するシリアル加算手段とを具備してなもので
ある。この発明によれば、補間用係数値の付与を
第2のデータシフト手段を構成するシリアルシフ
トレジスタのデータ取出ビツト位置の選択とこれ
らシリアルシフトレジスタの出力をシリアル加算
するシリアル加算手段とにより実現したので、補
間用係数を数値として持つ必要がなくなり、係数
ROM等の係数記憶手段を不要とすることができ
る。また、係数付与のための乗算器も不要にな
り、構成を簡略化してコストの低減を図ることが
できる。 以下、この発明の一実施例を説明する。 例えば、第2図に示すようなサンプル列におい
て、1つのサンプルdnとその次のサンプルdo+1の
中間時点に、その前後のサンプルの組に基づいて
補間を行なうとき、一般にその補間値dは次の多
項式で表現できる。 d=k1(do+1)+do)−k2(do+2+do-2) +k3(do+3)+do-2)+…+(−1)l-1kl(do+l +do-l+1)+… この補間は、データdのもととなる信号周波数
が、サンプリング周波数の1/2を越える場合には、
補間の意味を失ない、信号にとつてはローパスフ
イルタとして動作する。すなわち、コンパクトデ
イスクを例にとれば、サンプリング周波数が
44.1kHzであるので、その1/2の22.05kHzにカツト
オフ周波数を有するような伝達特性が得られる。
したがつて、このような補間を行なう回路を第1
図bのデイジタルフイルタ5として利用すること
ができる。 ところで、上記多項式の次数はフイルタとして
の最適な特性を得るには無限大であることが理想
的であるが、現実のハードウエアの構成との兼ね
合いを考えるとできるだけ小さい方が良い。実際
には5次以上あればフイルタとしての効果が出せ
る事が確認されている。また、係数k1,k2,k3,
……の値は、フイルタ特性(通過域での平担性お
よび減衰特性)を最適化するように計算で定める
ことができるが、 k1=R1/2m,k2=R2/2m,k3=R3/2m,…… (m:正の整数、R1,R2,R3,……:正の整
数)とすることにより、ハードウエアの構成を簡
略化することができ、IC化が容易になり、コス
トの低減を図ることができる。なお、mの値は大
きいほどフイルタ特性を詳細に決定することがで
きるが、現実にはm=8(すなわち2m=256)程度
の分解能で足りる場合が多い。 以下、この発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。この実施例では多項式の次数を5次と
し、m=8として、係数k1〜k5を k1=156/256 k2=40/256 k3=16/256 k4=7/256 k5=3/256 に設定し、 d=156/256(do+1+do)−40/256(do+2+do-1) +16/256(do+3+do-2)−7/256(do+4)+do-3
) +3/256(do+5+do-4) (1) の演算を行なうように構成した場合について説明
する。 第3図において、入力端子10から入力される
シリアルデータは、16ビツトのデータビツトと、
8ビツトの拡張ビツトから構成されている。この
拡張ビツトは、後述するところの、シフトレジス
タ25〜29における補間多項式の係数付与のた
めのビツトシフト期間中に、シフトレジスタ11
〜19から新たに次の入力サンプルデータのビツ
トが出力されないようにするための手法の一つで
ある。この24ビツトのデータは逆方向から(最下
位ビツトから)順次入力されて、シフトレジスタ
11→12→13→……→18→19へ順次送ら
れていく(クロツク供給経路は図示せず)。シフ
トレジスタ11〜19は入力データにあわせて16
ビツトのデータビツトと8ビツトの拡張ビツトの
計24ビツトで構成されている。 シフトレジスタ11〜19は入力データを遅延
して各時点におけるサンプルデータを得るための
もので、シフトレジスタ15に保持されるデータ
が現データdnであり、それより後のシフトレジ
スタ16,17,18,19に保持されるデータ
がdo-1,do-2,do-3,do-4であり、それより前の
シフトレジスタ14,13,12,11に保持さ
れるデータがdo+1,do+2,do+3,do+4である。ま
た、入力端子10から入力されているデータは
do+5である。 なお、上述した拡張ビツトは、シフトレジスタ
25〜29のビツトシフト期間にもシフトレジス
タ11〜19で空白ビツトを処理させるようにし
て、全期間一律シフト制御とし制御簡素化を図る
ためのものであり、係数の重み付けとは本質的に
無関係である。すなわち、第3図の回路において
シフトレジスタ11〜19に8ビツトの拡張ビツ
トを設けて24ビツトとしたのは、この回路の演算
の1サイクルが24ビツトであることに合わせたも
ので、これによりシフトレジスタ25〜29での
ビツトシフト期間中に次のサンプルデータがシフ
トレジスタ11〜19から出力されてシフトレジ
スタ25〜29に入力されるのが防止される。 なお、このように拡張ビツトを設けてシフトレ
ジスタ11〜19のビツト数を演算の1サイクル
に合わせるのは特別のタイミング回路を不要とす
るためであり、特別なタイミング回路を設けるな
らば、シフトレジスタ11〜19は本来の16ビツ
トとして、1サイクル24シフトクロツクのうち16
クロツクでデータをシフトして、残り8クロツク
はシフトさせないように制御することで同じこと
が実現できる。 シフトレジスタ11〜19に保持されたデータ
は、所定のクロツクに従つて、下位ビツトから順
次出力されていく。 入力端子10から入力されるデータdo+5とシフ
トレジスタ19から出力されるデータdo-4はシリ
アル全加算器20で順次加算されて(桁上げ動作
等の詳細部分については図示せず)、シリアル全
加算器20からはdo+5+do-4が出力される。同様
に、シリアル全加算器21ではシフトレジスタ1
1,18の出力を加算して、do+4+do-3を出力す
る。シリアル全加算器22ではシフトレジスタ1
2,17の出力を加算して、do+3+do-2を出力す
る。シリアル全加算器23ではシフトレジスタ1
3,16の出力を加算してdo+2+do-1を出力す
る。シリアル全加算器24ではシフトレジスタ1
4,15の出力を加算してdo+1+doを出力する。 なお、上述したシリアル全加算器20〜24
は、同一の係数を付与するデータ同士を予め加算
してから係数を付与することにより、個々に係数
を付与した後に加算する場合に比べて係数付与の
ためのシフトレジスタ25〜29の数を半分に減
らせるようにしたものであり、単に演算処理の合
理化を図つただけであり、この点はこの発明の必
須要件ではない。 シリアル全加算器20〜24の出力は、それぞ
れシフトレジスタ25〜29に入力される。この
シフトレジスタ25〜29は各係数k1〜k5の分子
に相当する係数の係数付け用のものである。すな
わち、シフトレジスタ25〜29の第1段目は入
力データがそのまま得られるので、入力データに
係数1を付したデータが得られる。また、第2段
目は入力データを1ビツトずらした(すなわち1
段桁上げした)データが得られるので、入力デー
タに係数2を付したデータが得られる。同様に、
第3段、第4段、……、第8段からは入力データ
に係数4,8,16,32,64,128を付したデータ
が得られる。したがつて、これらを適当に加減算
することにより、係数k1〜k5の各分子量の値156,
40,16,7,3、および各次数項の正負符号を作
成することができる。 なお、各係数k1〜k5に共通な分母1/256は現デ
ータdnと最終的に得られる補間データdとの相
対的な関係として設定することができるから、補
間データ自体としては分母1/256は考慮しなくて
もよい。つまり、シフトレジスタ25〜29の各
ビツトがどのような重みづけとなるかは、補間デ
ータdが生成された後の処理で最終的に現データ
dnとどのような関係で組み合わされるかによつ
て決まる相対的な問題であり、シフトレジスタ2
5〜29の1段目の重みが1/256となるようにd,
dnの関係を最終的に設定すれば、2段目は2/25
6、3段目は4/256、……8段目は128/256となり、
これらシフトレジスタ25〜29で係数k1〜k5そ
のものが付与されることになる。 シフトレジスタ25からは第布段(係数1)と
第3段(係数4)の信号が出力され、第1段の出
力はインバータ30を介して補数化された後(補
数加算による桁上げキヤリーはデータビツトの外
の第17ビツト目のデータとなり、実際には無視さ
れる)、全加算器35に入力され、第3段目の出
力はそのまま全加算器35に入力されて、加算器
35からは3/256(do+5+do-4)が出力される。
同様に、全加算器36はシフトレジスタ26の第
1段(係数1)の出力をそのまま入力し、第4段
(係数8)の出力をインバータ31で補数化して
入力し、これらを加算して−7/256(do+4+do-3)
を出力する。また、全加算器37はシフトレジス
タ27の第5段(係数16)の出力をそのまま入力
し、シフトレジスタ28の第4段(係数8)の出
力をインバータ32で補数化して入力し、これら
を加算して、16/256(do+3+do-2)−8/256(do+2
+do-1)を出力する。また、全加算器38はシフ
トレジスタ28の第6段(係数32)の出力をイン
バータ33で補数化して入力し、シフトレジスタ
29の第6段(係数32)の出力をそのまま入力
し、これらを加算して、32/256(do+1+do)−32/
256(do+2+do-1)を出力する。また、全加算器
39はシフトレジスタ29の第3段(係数4)の
出力をインバータ34で補数化して入力し、第8
段(係数128)の出力をそのまま入力し、これら
を加算して、124/256(do+1+do)を出力する。 全加算器35,36の出力は全加算器40で加
算され、全加算器37,38の出力は全加算器4
1で加算される。更に全加算器41,39の出力
は全加算器42で加算され、全加算器40,42
の出力は全加算器43で加算される。これにより
全加算器43からは前記第(1)式の補間データdが
出力される。 補間データdは、アンド回路44に入力され、
また、現データdnはタイミング合せ用シフトレ
ジスタ45を介してアンド回路46に入力され、
クロツク,CLKにより交互に読み出されて
(この交互読み出しはサンプリング周波数の2倍
の周波数で行なわれる)、オフ回路47からは各
入力データの中間時点に補間データが追加された
データが出力される。このデータは、シリアル−
パラレル変換器48でパラレルデータに変換され
た後、D−A変換器49でアナログ信号に変換さ
れ、ローパスフイルタ50を介して出力端子51
から出力される。 なお、各係数k1〜k5の分母1/256は前述のよう
に現データdnと最終的な補間データdとの相対
的な関係として設定することができるので、シリ
アル−パラレル変換器48において補間データd
を現データdnに対して相対的に8ビツト分シフ
トダウン(1/256倍)したタイミングでD−A変
換器49でD−A変換したり、補間データdをD
−A変換した後にアナログ的に1/256に減衰させ
てローパスフイルタ50に入力する等様々な方法
で付与することができる。 第4図は、第3図の構成によるフイルタ特性
(入力端子10からオア回路47までの間の特性)
を示したものである。第4図において曲線Aは右
の目盛を用いたもの、曲線Bはそれを拡大したも
ので左の目盛を用いたものである。このグラフに
よれば、0〜20kHzでの減衰率は−3dB以内に押
えられているので(20kHzで−2.71dB)、十分に
実用となる特性である。 なお、参考までに、多項式の次数等を様々に変
えた場合の特性を第5図から第11図に示す(第
4図と同様に曲線Bは曲線Aを拡大したものであ
る)。各図における次数、係数の設定は次のとお
りである。
変換する回路に関し、デイジタル信号をデイジタ
ル−アナログ変換器に入力する前に、各サンプル
の中間時点に多項式補間の原理を利用して作成し
た補間データを追加することにより、構成を簡略
化できるようにしたものである。 デイジタル・オーデイオにおいては、デイジタ
ル信号から元の音声信号を復調する場合、第1図
aに示すように、デイジタル信号をデイジタル−
アナログ変換器(D−A変換器)1でアナログ信
号に変換し、これをバツフアアンプ2、ローパス
フイルタ3、バツフアアンプ4を介して取り出す
ようにしている。ここでローパスフイルタ3は、
D−A変換器1の出力信号に含まれている高調波
成分を取り除くためのものである。この高調波成
分は、原信号の周波数成分がサンプリング周波数
の整数倍の周波数を中心として折り返されたもの
で、原信号の帯域の上限近くの周波数成分を含む
ため、ローパスフイルタ3の特性としては急峻な
カツトオフ特性が要求される。例えば、コンパク
ト・デイスクについていえば、原信号の帯域が0
〜20kHzに設定されているので(サンプリング周
波数は44.1kHz)、0〜20kHzで±1dB、24kHz以上
で−90dBという急峻な特性が必要である。しが
つて、ローパスフイルタ3としては、急峻なカツ
トオフ特性を有するチエビシエフ型が一般に用い
られるが、特性を良くしようとすれば高次になる
ので、高価となり、また、実質的には素子数の増
加により音質劣化が大きくなり、通過域上限周波
数付近の位相変化が非常に大きくなるので波形歪
が大きくなる等の欠点がある。 そこで、第1図bのように、D−A変換を行な
う前に、原信号の帯域の上限近くに折り返された
高周波数成分をデイジタルフイルタ5で濾波する
ことによつて、後段のローパスフイルタ3の負担
を軽くして、ローパスフイルタ3の構成を比較的
簡単にするようにしたものが考えられている。 ところが、従来のデイジタルフイルタは、デー
タビツト長が大きくかつ係数付与のための高速の
乗加算器およびデータ保持のためのRAM,係数
ROM等が必要なため、ハードウエアの構成が複
雑であり、コストが高くなる欠点があつた。 この発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記第1図bに示すようにD−A変換の前に
デイジタルフイルタを置く構成において、デイジ
タルフイルタの構成を簡略化することにより、コ
ストの低減を図るようにしたデイジタル−アナロ
グ変換回路を提供しようとするものである。 この発明によれば、多項式補間の原理を利用す
ることにより、これを実現している。すなわち、
この発明は、順次入力される各サンプルデータの
中間時点に所定の補間多項式に基づく補間データ
を追加し、その補間されたサンプルデータをデイ
ジタル−アナログ変換してアナログ信号として出
力するデイジタル−アナログ変換回路であつて、
前記補間データを生成するための構成が、前記入
力される1つのサンプルデータのを保持可能なビ
ツト数を有するシリアルシフトレジスタを1単位
としてこれを前記補間多項式の項数に対応する数
だけ順次直列に接続してなり、前記順次入力され
るサンプルデータをこの直列接続された先頭に下
位ビツトからシリアル入力して順次シフトしてい
き、これらサンプルデータを前記各単位シリアル
シフトレジスタの出力ビツト位置から同一の重み
で順次シリアル出力するように構成された第1の
データシフト手段と、この第1のデータシフト手
段の先頭に入力されるサンプルデータまたは前記
各単位シリアルシフトレジスタの出力ビツト位置
から出力されるサンプルデータをそれぞれシリア
ル入力して順次シフトするシリアルシフトレジス
タからなり、これらシリアルシフトレジスタの所
定の係数に対応した単一または複数のビツト位置
からそれぞれサンプルデータをシリアル出力する
ことにより、当該所定の係数に対応した重みが付
与された複数のサンプリングデータを出力する第
2のデータシフト手段と、この第2のデータシフ
ト手段の各シリアルシフトレジスタの所定ビツト
位置から得られる複数のシリアルサンプルデータ
同士を相対的に同一のタイミングでシリアル加算
して、前記補間多項式に基づく補間データ作成し
出力するシリアル加算手段とを具備してなもので
ある。この発明によれば、補間用係数値の付与を
第2のデータシフト手段を構成するシリアルシフ
トレジスタのデータ取出ビツト位置の選択とこれ
らシリアルシフトレジスタの出力をシリアル加算
するシリアル加算手段とにより実現したので、補
間用係数を数値として持つ必要がなくなり、係数
ROM等の係数記憶手段を不要とすることができ
る。また、係数付与のための乗算器も不要にな
り、構成を簡略化してコストの低減を図ることが
できる。 以下、この発明の一実施例を説明する。 例えば、第2図に示すようなサンプル列におい
て、1つのサンプルdnとその次のサンプルdo+1の
中間時点に、その前後のサンプルの組に基づいて
補間を行なうとき、一般にその補間値dは次の多
項式で表現できる。 d=k1(do+1)+do)−k2(do+2+do-2) +k3(do+3)+do-2)+…+(−1)l-1kl(do+l +do-l+1)+… この補間は、データdのもととなる信号周波数
が、サンプリング周波数の1/2を越える場合には、
補間の意味を失ない、信号にとつてはローパスフ
イルタとして動作する。すなわち、コンパクトデ
イスクを例にとれば、サンプリング周波数が
44.1kHzであるので、その1/2の22.05kHzにカツト
オフ周波数を有するような伝達特性が得られる。
したがつて、このような補間を行なう回路を第1
図bのデイジタルフイルタ5として利用すること
ができる。 ところで、上記多項式の次数はフイルタとして
の最適な特性を得るには無限大であることが理想
的であるが、現実のハードウエアの構成との兼ね
合いを考えるとできるだけ小さい方が良い。実際
には5次以上あればフイルタとしての効果が出せ
る事が確認されている。また、係数k1,k2,k3,
……の値は、フイルタ特性(通過域での平担性お
よび減衰特性)を最適化するように計算で定める
ことができるが、 k1=R1/2m,k2=R2/2m,k3=R3/2m,…… (m:正の整数、R1,R2,R3,……:正の整
数)とすることにより、ハードウエアの構成を簡
略化することができ、IC化が容易になり、コス
トの低減を図ることができる。なお、mの値は大
きいほどフイルタ特性を詳細に決定することがで
きるが、現実にはm=8(すなわち2m=256)程度
の分解能で足りる場合が多い。 以下、この発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。この実施例では多項式の次数を5次と
し、m=8として、係数k1〜k5を k1=156/256 k2=40/256 k3=16/256 k4=7/256 k5=3/256 に設定し、 d=156/256(do+1+do)−40/256(do+2+do-1) +16/256(do+3+do-2)−7/256(do+4)+do-3
) +3/256(do+5+do-4) (1) の演算を行なうように構成した場合について説明
する。 第3図において、入力端子10から入力される
シリアルデータは、16ビツトのデータビツトと、
8ビツトの拡張ビツトから構成されている。この
拡張ビツトは、後述するところの、シフトレジス
タ25〜29における補間多項式の係数付与のた
めのビツトシフト期間中に、シフトレジスタ11
〜19から新たに次の入力サンプルデータのビツ
トが出力されないようにするための手法の一つで
ある。この24ビツトのデータは逆方向から(最下
位ビツトから)順次入力されて、シフトレジスタ
11→12→13→……→18→19へ順次送ら
れていく(クロツク供給経路は図示せず)。シフ
トレジスタ11〜19は入力データにあわせて16
ビツトのデータビツトと8ビツトの拡張ビツトの
計24ビツトで構成されている。 シフトレジスタ11〜19は入力データを遅延
して各時点におけるサンプルデータを得るための
もので、シフトレジスタ15に保持されるデータ
が現データdnであり、それより後のシフトレジ
スタ16,17,18,19に保持されるデータ
がdo-1,do-2,do-3,do-4であり、それより前の
シフトレジスタ14,13,12,11に保持さ
れるデータがdo+1,do+2,do+3,do+4である。ま
た、入力端子10から入力されているデータは
do+5である。 なお、上述した拡張ビツトは、シフトレジスタ
25〜29のビツトシフト期間にもシフトレジス
タ11〜19で空白ビツトを処理させるようにし
て、全期間一律シフト制御とし制御簡素化を図る
ためのものであり、係数の重み付けとは本質的に
無関係である。すなわち、第3図の回路において
シフトレジスタ11〜19に8ビツトの拡張ビツ
トを設けて24ビツトとしたのは、この回路の演算
の1サイクルが24ビツトであることに合わせたも
ので、これによりシフトレジスタ25〜29での
ビツトシフト期間中に次のサンプルデータがシフ
トレジスタ11〜19から出力されてシフトレジ
スタ25〜29に入力されるのが防止される。 なお、このように拡張ビツトを設けてシフトレ
ジスタ11〜19のビツト数を演算の1サイクル
に合わせるのは特別のタイミング回路を不要とす
るためであり、特別なタイミング回路を設けるな
らば、シフトレジスタ11〜19は本来の16ビツ
トとして、1サイクル24シフトクロツクのうち16
クロツクでデータをシフトして、残り8クロツク
はシフトさせないように制御することで同じこと
が実現できる。 シフトレジスタ11〜19に保持されたデータ
は、所定のクロツクに従つて、下位ビツトから順
次出力されていく。 入力端子10から入力されるデータdo+5とシフ
トレジスタ19から出力されるデータdo-4はシリ
アル全加算器20で順次加算されて(桁上げ動作
等の詳細部分については図示せず)、シリアル全
加算器20からはdo+5+do-4が出力される。同様
に、シリアル全加算器21ではシフトレジスタ1
1,18の出力を加算して、do+4+do-3を出力す
る。シリアル全加算器22ではシフトレジスタ1
2,17の出力を加算して、do+3+do-2を出力す
る。シリアル全加算器23ではシフトレジスタ1
3,16の出力を加算してdo+2+do-1を出力す
る。シリアル全加算器24ではシフトレジスタ1
4,15の出力を加算してdo+1+doを出力する。 なお、上述したシリアル全加算器20〜24
は、同一の係数を付与するデータ同士を予め加算
してから係数を付与することにより、個々に係数
を付与した後に加算する場合に比べて係数付与の
ためのシフトレジスタ25〜29の数を半分に減
らせるようにしたものであり、単に演算処理の合
理化を図つただけであり、この点はこの発明の必
須要件ではない。 シリアル全加算器20〜24の出力は、それぞ
れシフトレジスタ25〜29に入力される。この
シフトレジスタ25〜29は各係数k1〜k5の分子
に相当する係数の係数付け用のものである。すな
わち、シフトレジスタ25〜29の第1段目は入
力データがそのまま得られるので、入力データに
係数1を付したデータが得られる。また、第2段
目は入力データを1ビツトずらした(すなわち1
段桁上げした)データが得られるので、入力デー
タに係数2を付したデータが得られる。同様に、
第3段、第4段、……、第8段からは入力データ
に係数4,8,16,32,64,128を付したデータ
が得られる。したがつて、これらを適当に加減算
することにより、係数k1〜k5の各分子量の値156,
40,16,7,3、および各次数項の正負符号を作
成することができる。 なお、各係数k1〜k5に共通な分母1/256は現デ
ータdnと最終的に得られる補間データdとの相
対的な関係として設定することができるから、補
間データ自体としては分母1/256は考慮しなくて
もよい。つまり、シフトレジスタ25〜29の各
ビツトがどのような重みづけとなるかは、補間デ
ータdが生成された後の処理で最終的に現データ
dnとどのような関係で組み合わされるかによつ
て決まる相対的な問題であり、シフトレジスタ2
5〜29の1段目の重みが1/256となるようにd,
dnの関係を最終的に設定すれば、2段目は2/25
6、3段目は4/256、……8段目は128/256となり、
これらシフトレジスタ25〜29で係数k1〜k5そ
のものが付与されることになる。 シフトレジスタ25からは第布段(係数1)と
第3段(係数4)の信号が出力され、第1段の出
力はインバータ30を介して補数化された後(補
数加算による桁上げキヤリーはデータビツトの外
の第17ビツト目のデータとなり、実際には無視さ
れる)、全加算器35に入力され、第3段目の出
力はそのまま全加算器35に入力されて、加算器
35からは3/256(do+5+do-4)が出力される。
同様に、全加算器36はシフトレジスタ26の第
1段(係数1)の出力をそのまま入力し、第4段
(係数8)の出力をインバータ31で補数化して
入力し、これらを加算して−7/256(do+4+do-3)
を出力する。また、全加算器37はシフトレジス
タ27の第5段(係数16)の出力をそのまま入力
し、シフトレジスタ28の第4段(係数8)の出
力をインバータ32で補数化して入力し、これら
を加算して、16/256(do+3+do-2)−8/256(do+2
+do-1)を出力する。また、全加算器38はシフ
トレジスタ28の第6段(係数32)の出力をイン
バータ33で補数化して入力し、シフトレジスタ
29の第6段(係数32)の出力をそのまま入力
し、これらを加算して、32/256(do+1+do)−32/
256(do+2+do-1)を出力する。また、全加算器
39はシフトレジスタ29の第3段(係数4)の
出力をインバータ34で補数化して入力し、第8
段(係数128)の出力をそのまま入力し、これら
を加算して、124/256(do+1+do)を出力する。 全加算器35,36の出力は全加算器40で加
算され、全加算器37,38の出力は全加算器4
1で加算される。更に全加算器41,39の出力
は全加算器42で加算され、全加算器40,42
の出力は全加算器43で加算される。これにより
全加算器43からは前記第(1)式の補間データdが
出力される。 補間データdは、アンド回路44に入力され、
また、現データdnはタイミング合せ用シフトレ
ジスタ45を介してアンド回路46に入力され、
クロツク,CLKにより交互に読み出されて
(この交互読み出しはサンプリング周波数の2倍
の周波数で行なわれる)、オフ回路47からは各
入力データの中間時点に補間データが追加された
データが出力される。このデータは、シリアル−
パラレル変換器48でパラレルデータに変換され
た後、D−A変換器49でアナログ信号に変換さ
れ、ローパスフイルタ50を介して出力端子51
から出力される。 なお、各係数k1〜k5の分母1/256は前述のよう
に現データdnと最終的な補間データdとの相対
的な関係として設定することができるので、シリ
アル−パラレル変換器48において補間データd
を現データdnに対して相対的に8ビツト分シフ
トダウン(1/256倍)したタイミングでD−A変
換器49でD−A変換したり、補間データdをD
−A変換した後にアナログ的に1/256に減衰させ
てローパスフイルタ50に入力する等様々な方法
で付与することができる。 第4図は、第3図の構成によるフイルタ特性
(入力端子10からオア回路47までの間の特性)
を示したものである。第4図において曲線Aは右
の目盛を用いたもの、曲線Bはそれを拡大したも
ので左の目盛を用いたものである。このグラフに
よれば、0〜20kHzでの減衰率は−3dB以内に押
えられているので(20kHzで−2.71dB)、十分に
実用となる特性である。 なお、参考までに、多項式の次数等を様々に変
えた場合の特性を第5図から第11図に示す(第
4図と同様に曲線Bは曲線Aを拡大したものであ
る)。各図における次数、係数の設定は次のとお
りである。
【表】
以上説明したように、この発明によれば、補間
用係数値の付与を第2のデータシフト手段を構成
するシリアルシフトレジスタのデータ取出ビツト
位置の選択とこれらシリアルシフトレジスタの出
力をシリアル加算するシリアル加算手段により実
現したので補間用係数を数値として持つ必要がな
くなり、係数ROM等の係数記憶手段を不要とす
ることができる。また、係数付与のための乗算器
も不要となり、構成を簡略化してコストの低減を
図ることができる。
用係数値の付与を第2のデータシフト手段を構成
するシリアルシフトレジスタのデータ取出ビツト
位置の選択とこれらシリアルシフトレジスタの出
力をシリアル加算するシリアル加算手段により実
現したので補間用係数を数値として持つ必要がな
くなり、係数ROM等の係数記憶手段を不要とす
ることができる。また、係数付与のための乗算器
も不要となり、構成を簡略化してコストの低減を
図ることができる。
第1図aは従来におけるデイジタル−アナログ
変換回路の構成を示すブロツク図、第1図bはこ
の発明が適用されるデイジタル−アナログ変換回
路の構成を示すブロツク図、第2図は多項式補間
の原理を説明するための線図、第3図はこの発明
の一実施例を示すブロツク図、第4図は第3図の
回路のフイルタ特性を示すグラフ、第5図乃至第
11図は第3図の構成において多項式の次数、係
数を様々に設定した場合のフイルタ特性を示すグ
ラフである。 10…入力端子、11〜19…データデイレイ
用シフトレジスタ、20〜24,35〜43…全
加算器、25〜29…係数付け用シフトレジス
タ、50…ローパスフイルタ、51…出力端子。
変換回路の構成を示すブロツク図、第1図bはこ
の発明が適用されるデイジタル−アナログ変換回
路の構成を示すブロツク図、第2図は多項式補間
の原理を説明するための線図、第3図はこの発明
の一実施例を示すブロツク図、第4図は第3図の
回路のフイルタ特性を示すグラフ、第5図乃至第
11図は第3図の構成において多項式の次数、係
数を様々に設定した場合のフイルタ特性を示すグ
ラフである。 10…入力端子、11〜19…データデイレイ
用シフトレジスタ、20〜24,35〜43…全
加算器、25〜29…係数付け用シフトレジス
タ、50…ローパスフイルタ、51…出力端子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 順次入力される各サンプルデータの中間時点
に所定の補間多項式に基づく補間データを追加
し、その補間されたサンプルデータをデイジタル
−アナログ変換してアナログ信号として出力する
デイジタル−アナログ変換回路であつて、前記補
間データを生成するための構成が、 前記入力される1つのサンプルデータを保持可
能なビツト数を有するシリアルシフトレジスタを
1単位としてこれを前記補間多項式の項数に対応
する数だけ順次直列に接続してなり、前記順次入
力されるサンプルデータをこの直列接続された先
頭に下位ビツトからシリアル入力して順次シフト
していき、これらサンプルデータを前記各単位シ
リアルシフトレジスタの出力ビツト位置から同一
の重みで順次シリアル出力するように構成された
第1のデータシフト手段11〜19と、 この第1のデータシフト手段の先頭に入力され
るサンプルデータ(do+5)または前記各単位シリ
アルシフトレジスタ11〜19の出力ビツト位置
から出力されるサンプルデータをそれぞれシリア
ル入力して順次シフトするシリアルシフトレジス
タからなり、これらシリアルシフトレジスタの所
定の係数に対応した単一または複数のビツト位置
からそれぞれサンプルデータをシリアル出力する
ことにより、当該所定の係数に対応した重みが付
与された複数のサンプルデータを出力する第2の
データシフト手段25〜29と、 この第2のデータシフト手段から出力される複
数のシリアルサンプルデータ同士を相対的に同一
のタイミングでシリアル加算して、前記補間多項
式に基づく補間データ作成し出力するシリアル加
算手段35〜43とを具備してなるデイジタル−
アナログ変換回路。 2 前記補間データが、 d=x 〓l=1 Rl/2m(do+l+do-l+1)(-1)l-1 で表わされることを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載のデイジタル−アナログ変換回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58048377A JPS59174018A (ja) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | デイジタル−アナログ変換回路 |
BR8401266A BR8401266A (pt) | 1983-03-23 | 1984-03-20 | Composto basico,seu polimero,homopolimero linear,copolimero linear e copolimero inter-ligado,processo para a sua preparacao e seu uso com resina de permuta ionica |
US06/591,607 US4580128A (en) | 1983-03-23 | 1984-03-20 | Digital signal processing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58048377A JPS59174018A (ja) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | デイジタル−アナログ変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59174018A JPS59174018A (ja) | 1984-10-02 |
JPH048965B2 true JPH048965B2 (ja) | 1992-02-18 |
Family
ID=12801628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58048377A Granted JPS59174018A (ja) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | デイジタル−アナログ変換回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4580128A (ja) |
JP (1) | JPS59174018A (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0681009B2 (ja) * | 1986-01-20 | 1994-10-12 | 三菱電機株式会社 | デジタルフイルタ装置 |
JPS6383962A (ja) * | 1986-09-29 | 1988-04-14 | Toshiba Corp | ディエンファシス切換え回路 |
IT1215331B (it) * | 1987-01-09 | 1990-02-08 | Sgs Microelettronica Spa Ora S | Merodo di ricostruzione di un segnale analogico, in particolareper telefonia digitale, e dispositivo circuitale operante secondo tale metodo. |
US4782324A (en) * | 1987-05-06 | 1988-11-01 | Genrad, Inc. | Digital signal synthesizer |
JP2662694B2 (ja) * | 1988-05-10 | 1997-10-15 | 株式会社日立製作所 | デジタル保護リレー装置 |
JPH07105724B2 (ja) * | 1989-07-14 | 1995-11-13 | ヤマハ株式会社 | ディジタル・アナログ変換回路 |
US5182559A (en) * | 1989-07-28 | 1993-01-26 | Alpine Electronics, Inc. | Digital-analog converter with plural coefficient transversal filter |
US5012245A (en) * | 1989-10-04 | 1991-04-30 | At&T Bell Laboratories | Integral switched capacitor FIR filter/digital-to-analog converter for sigma-delta encoded digital audio |
JPH03175715A (ja) * | 1989-12-04 | 1991-07-30 | Sony Corp | ディジタル情報信号再生装置 |
JPH0923137A (ja) * | 1995-07-10 | 1997-01-21 | Sony Corp | 信号処理装置 |
US6075475A (en) * | 1996-11-15 | 2000-06-13 | Ellis; Randy E. | Method for improved reproduction of digital signals |
DE19834212A1 (de) | 1998-07-29 | 2000-02-10 | Siemens Ag | Steuergerät in einem Kraftfahrzeug und von diesem verwendeter Drucksensor |
DE19930113B4 (de) | 1999-06-30 | 2006-09-14 | Infineon Technologies Ag | Vorrichtung und Verfahren zum Filtern eines einen digitalen Datenstrom repräsentierenden Signals |
US7068788B2 (en) * | 2001-01-04 | 2006-06-27 | Maxim Integrated Products, Inc. | Data encryption for suppression of data-related in-band harmonics in digital to analog converters |
JP3955488B2 (ja) * | 2002-03-19 | 2007-08-08 | 富士通株式会社 | 信号処理装置 |
FR2897968B1 (fr) * | 2006-02-24 | 2008-11-21 | Airbus France Sas | Systeme de detection d'incendie et aeronef equipe d'un tel systeme |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940361A (ja) * | 1972-08-28 | 1974-04-15 | ||
JPS56140723A (en) * | 1980-04-02 | 1981-11-04 | Hitachi Ltd | Waveform smoothing circuit |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2258060B1 (ja) * | 1973-12-28 | 1978-09-08 | Ibm France | |
US4446529A (en) * | 1981-01-26 | 1984-05-01 | Rca Corporation | Linear interpolation between regularly spaced digital samples |
-
1983
- 1983-03-23 JP JP58048377A patent/JPS59174018A/ja active Granted
-
1984
- 1984-03-20 US US06/591,607 patent/US4580128A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940361A (ja) * | 1972-08-28 | 1974-04-15 | ||
JPS56140723A (en) * | 1980-04-02 | 1981-11-04 | Hitachi Ltd | Waveform smoothing circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59174018A (ja) | 1984-10-02 |
US4580128A (en) | 1986-04-01 |
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