JPH0489375A - 施釉無機成形体の製造方法 - Google Patents

施釉無機成形体の製造方法

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JPH0489375A
JPH0489375A JP2199226A JP19922690A JPH0489375A JP H0489375 A JPH0489375 A JP H0489375A JP 2199226 A JP2199226 A JP 2199226A JP 19922690 A JP19922690 A JP 19922690A JP H0489375 A JPH0489375 A JP H0489375A
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之典 山崎
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三郎 小林
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  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特殊な結合材を用いて作製した成形体を施釉
する無機成形体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ポルトランド系セメントを用いたモルタルある
いはコンクリート成形体に施釉することは公知である。
その成形体は、ポルトランド系セメント、水及び骨材を
混練し、成形し、養生し、脱型し、乾燥後、所要の釉薬
を塗布し、再乾燥し、所定の温度で焼成したのち、水中
で再養生して製造されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来法では、成形体は、塗布された釉薬を溶融させ
るため、融点(約500°C)以上の温度で焼成される
。そのため、モルタルまたはコンクリート中のセメント
水和物が約400°C以上で脱水し、成形体の強度が焼
成前の約50χにまで低下する。
したがって、焼成後の施釉成形体は、強度確保のため、
水中で再水和させる養生工程を欠くことができない。
しかしながら、該養生工程で相当長時間、成形体を水没
させた状態で養生したとしても、強度の回復は焼成前の
約80z程度である。
このように、ポルトランド系セメントを用いた施釉成形
体は、焼成工程後においても水和養生をしなければなら
ない繁雑さがあるうえに、強度回復も不十分という欠点
を有していた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、先にアルミナセメント、高炉スラグほか
3種類の材料を混合してなる新規なキャスタプル用結合
材を開発し、平成2年7月5日付特許出願「キャスタブ
ル用結合材」を行ったが、該結合材の特性は800〜1
000°Cに加熱されても強度低下しない0本発明者は
その点に着目し、その特性を利用した施釉成形体の製造
方法について追求した結果、前記従来法の欠点を解消で
きることを知見し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、アルミナセメント、高炉スラグ、
シリカ質物質、ホウ素化合物及びアルカリ金属化合物か
らなる結合材、水及び骨材を混練し、成型し、脱型し、
養生し、乾燥して得た成形体に釉薬を塗布し、場合によ
っては再乾燥したのち、焼成し、冷却してつくる施釉無
機成形体の製造方法を要旨とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の特徴は、釉薬を塗布し、焼成したのちの施釉無
機成形体が強度低下することがなく、そのために再水和
養生工程が省略できるという点にある。
そのような特徴を引き出せたのは、本発明者らによる新
規結合材を採用したことにより、それが具備する特性を
利用したことにある。
該結合材は、アルミナセメント、高炉スラグ、シリカ質
物質、ホウ素化合物及びアルカリ金属化合物からなる。
それらの構成について、以下に説明する。
アルミナセメントは、市販品の耐火物用及び工事用のい
ずれを使用してもよい。アルミナセメントの結合材にし
める割合は15〜60重量%の範囲である。
高炉スラグは、通常高炉操業において副産物として得ら
れたSi20. A l 20:l、 Cab、 Mg
Oを主成分とする無定形の急冷スラグをブレーン比表面
積3000〜8000 CIIT / gに微粉砕した
ものである。高炉スラグの結合材にしめる割合は、25
〜75重量%である。
シリカ質物質は、フェロシリコンや金属シリコンなどの
製造時に副生ずるシリコンダスト(シリカヒユーム)、
天然けい石の粉砕物などである。
化学成分としてSiO□が少なくとも85重景%以上含
有しているものを、また細かさは平均粒径10μ端以下
のものを使用するのが好ましい。
ホウ素化合物は酸化ホウ素、ホウ酸、コレマナイト(2
CaO・38ZO3・5HzO)などが挙げられる。
アルカリ金属化合物としては、NaまたはKの炭酸塩、
炭酸水素塩、水素化物が挙げられる。さらに、ホウ素と
アルカリ金属元素の双方を含有するものとして、メタホ
ウ酸ナトリウム(NaBO□)、ホウ砂(NazOH2
BzO* ・10H20)、カーナイト(Na20 ・
2BzOx ・4)1zO) 、ウレキサイト(2Ca
O−Na2O−5BZO3・16H20)  などの天
然鉱物やホウケイ酸アルカリガラス(Na、O及びに2
03〜15重量%、B20310〜20重量%)も使用
できる。
これらホウ素化合物及びアルカリ金属化合物の細かさは
、可溶性のものについては0 、5mm以下程度でよい
が、不溶性のものについては混合したときの分散を良く
するため44μm以下のものを用いるのが好ましい。
シリカ質物質、ホウ素化合物及びアルカリ金属化合物の
三者は一体となって焼結助剤として作用することにより
、強度改善に寄与すると共に、それぞれ独自の効果を発
揮する。すなわち、シリカ質物質は、特にシリカ ヒユ
ームを用いた場合には、結合材と水との混練物を成形し
た際に、ヘアリング効果を発揮して成形体を緻密にする
作用があり、アルカリ金属化合物は、ホウ素化合物によ
るアルミナセメントの凝結遅延効果を打ち消し、アルミ
ナセメント本来の速硬性を結合材に具備させる働きがあ
る。なお、アルカリ金属化合物のR20基準(K zo
 X 0 、658及びNa2Oの合計値)が1.5重
量%未満では、脱型強度が極端に低くなり過ぎるので好
ましくない。以上のような効果を発揮させるためには、
シリカ質物質は5〜15重量%、ホウ素化合物はB2O
3基準で0.1〜5重量%、アルカリ金属化合物はR,
0基準で1.5〜4重量%混合されていることが肝要で
ある。それらの範囲外では、三者のバランスがくずれ、
強度低下や硬化不良となるので好ましくない。特に、ホ
ウ素化合物が多過ぎると凝結遅延にもなり、成形作業も
長びくので、−層好ましくない。
骨材は、一般に用いられるモルタル・コンクリート用の
骨材のほか、安山岩、鋳物砂、高炉スラグの鉱滓、シャ
モット、陶磁器屑、れんが屑などが用いられる。
結合材、水、骨材の配合比は特に限定しないが、目安と
して示せば、結合材:骨材:水=1=1〜3.5:0.
3〜0.6に配合するのがよい。上記配合比にしたがっ
て混練したのち、成形、脱型、養生し、乾燥する。これ
らの各方法は常法にしたがう。
次いで、所望の釉薬を常用されているものから適宜選択
して用いる。本発明では、前示した結合材を用いている
ため、融点が800°C以上の釉薬であっても、成形体
の強度は低下しないから、釉薬を選択できる範囲は格段
に広い。
成形体表面積への釉薬の塗布方法は、常法にしたがって
行えばよく、特に本発明は限定しない。
なお、ここで「塗布」と記載したが、釉薬を泥漿にして
成形体に塗り付けることに限らず、釉薬を散布するよう
な方法も含まれる。
釉薬を塗布された成形体は、必要に応じて成形体の大き
さ、塗布量を勘案して乾燥する。
以上のようにして、釉薬を塗布された成形体は常法にし
たがって焼成される。
以上説明した方法により、高融点釉薬を用いた場合であ
っても、強度低下しない施釉無機成形体が製造できる。
なお、前記配合物を混練する際、補強材として、スチー
ル、アルミナ、炭素等の各種繊維を添加することも、ま
た、場合に応じて高性能減水剤、減水剤などを添加する
こともさしつかえない。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
〔実施例〕
下記要領にしたがって、結合材を調製し、モルタル成形
体を作製し、施釉無機成形体を製造した。
(1)結合材の製造 第1表の枠外に示す材料を用いて、同表に示す割合に配
合したものを、混合機に投入し、十分混合して、6種類
の結合材を製造した。
(2)成形体の作製 上記結合材、水及び細骨材として、シャモット(日本粘
土鉱業社製、粒径2.5mm以下)をホバートミキサで
混練して、300 X 300 X 20mmの型枠に
流し込み、振動成形した。
上記各材料の配合割合は、結合材:骨材:水−1:2:
0.4とすべて一定とした。なお、混練する際に高性能
減水剤(花王社製「マイティ100.1)を結合材に対
して1重量%添加した。
成型されたモルタルは、大気中で24時間養生したのち
、脱型し、得られた成形体(平板)を100°C124
時間乾燥後、曲げ強度を測定し、その結果を第1表に併
記した。
(3)釉薬の塗布及び焼成 一方、前述と同じ方法でつくられた乾燥モルタル平板の
片面に、予め調整しておいたホウケイ酸系釉薬(日本琺
瑯釉薬社製、品番r7811J溶融温度850°C)を
水に分散させた泥漿を47g(乾燥重量)吹きつけた。
次いで、100°C15時間乾燥したのち、900°C
51時間焼成し、炉内放冷した。製造されたそれぞれの
施釉無機成形体(平板)の釉面を観察したのち、曲げ強
度を測定し、結果を第1表に示した。
観察の結果、釉面には、貫入及びピンホールはなく、美
麗に仕上がっていた。
〔発明の効果〕
本発明は、アルミナセメント、高炉スラグ、その他3種
類の材料を組合せてなる特殊な結合材を用いてつくった
モルタル・コンクリート成形体に、釉薬を塗布し、焼成
する施釉無機成形体の製造方法に係り、従来のポルトラ
ンド系セメントを結合材として用いた製造法に比して、
焼成後の再水和工程を要せず、しかも高融点釉薬(例え
ば800〜1000°C)を用いた場合にあっても、該
成形体の強度は低下せず、むしろ向上する。
しかも、本発明で使用する諸材料は容易に入手でき、そ
のうえ、製造工程も従来のそれをそのまま利用できるの
で、実用化が直ちに行える利点は大きい。
特許出願人  日本セメント株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミナセメント、高炉スラグ、シリカ質物質、ホウ素
    化合物及びアルカリ金属化合物からなる結合材を混練し
    、成形し、脱型し、養生し、乾燥して得た成形体に釉薬
    を塗布し、焼成することを特徴とする施釉無機成形体の
    製造方法。
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