JP3343383B2 - 無機質軽量焼成体の製造方法 - Google Patents
無機質軽量焼成体の製造方法Info
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- C04B38/02—Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof by adding chemical blowing agents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無機質軽量焼成体の製
造方法、特に、セメント粉体を含有する無機質軽量焼成
体の製造方法に関する。
造方法、特に、セメント粉体を含有する無機質軽量焼成
体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、セ
メント粉体を含有する無機質軽量焼成体の製造方法とし
ては、例えば、特開昭63−122501号公報に記載
の施釉軽量無機成形体の製造方法が開示されている。す
なわち、セメント粉体,フリット,骨材,発泡剤および
発泡促進剤からなる配合物に水を添加混合して40〜6
0℃の混練物を作り、該混練物を型枠に流し込み、発泡
硬化させて得られた生基材を施釉することを特徴とする
施釉軽量無機成形体である。
メント粉体を含有する無機質軽量焼成体の製造方法とし
ては、例えば、特開昭63−122501号公報に記載
の施釉軽量無機成形体の製造方法が開示されている。す
なわち、セメント粉体,フリット,骨材,発泡剤および
発泡促進剤からなる配合物に水を添加混合して40〜6
0℃の混練物を作り、該混練物を型枠に流し込み、発泡
硬化させて得られた生基材を施釉することを特徴とする
施釉軽量無機成形体である。
【0003】しかし、前述の従来例では、焼成時のバイ
ンダーとして比較的低温(一般的に約800℃)で融着
するフリットを使用しているので、焼成温度が低い。こ
のため、あまり高い強度が得られないだけでなく、セメ
ントから生成される消石灰が焼成時に脱水反応で生石灰
になり、これが焼成後に空気中の水分を吸収して再び消
石灰となる際に焼成体が膨張するので、寸法安定性に欠
ける。この結果、多量のセメントを添加できず、焼成前
における成形体の強度が低いので、薄板,大板,複雑な
形状のものが得られない。しかも、焼成温度が低いと、
通常の陶磁器用釉薬を使用できず、使用できる釉薬が低
温のものに限定されるので、カラーバリエーションが少
なく、製造コストが高い。
ンダーとして比較的低温(一般的に約800℃)で融着
するフリットを使用しているので、焼成温度が低い。こ
のため、あまり高い強度が得られないだけでなく、セメ
ントから生成される消石灰が焼成時に脱水反応で生石灰
になり、これが焼成後に空気中の水分を吸収して再び消
石灰となる際に焼成体が膨張するので、寸法安定性に欠
ける。この結果、多量のセメントを添加できず、焼成前
における成形体の強度が低いので、薄板,大板,複雑な
形状のものが得られない。しかも、焼成温度が低いと、
通常の陶磁器用釉薬を使用できず、使用できる釉薬が低
温のものに限定されるので、カラーバリエーションが少
なく、製造コストが高い。
【0004】そこで、前記フリットの代わりに高温で融
着するバインダーを使用し、1000℃以上の高温で焼
成することも考えられるが、焼成温度が500℃以上に
なると、養生硬化したセメントの強度が著しく低下し、
前記バインダーが融着する前に成形体が変形し、時には
破壊してしまうという問題点があった。
着するバインダーを使用し、1000℃以上の高温で焼
成することも考えられるが、焼成温度が500℃以上に
なると、養生硬化したセメントの強度が著しく低下し、
前記バインダーが融着する前に成形体が変形し、時には
破壊してしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、前記問題点に鑑み、焼成温度が
高く、所望の強度,化粧性,寸法安定性を有する無機質
軽量焼成体の製造方法を提供することを目的とする。
高く、所望の強度,化粧性,寸法安定性を有する無機質
軽量焼成体の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究した結果、中温領域でバイン
ダーとして機能する軟質ガラス粉粒体を添加すると、養
生硬化したセメント粉体の強度が焼成温度の上昇によっ
て著しく低下する前に前記軟質ガラス粉粒体が融着して
焼成すべき成形体の形状を維持するため、従来例よりも
高温で焼成できることに着目し、本願発明を完成した。
を達成するために鋭意研究した結果、中温領域でバイン
ダーとして機能する軟質ガラス粉粒体を添加すると、養
生硬化したセメント粉体の強度が焼成温度の上昇によっ
て著しく低下する前に前記軟質ガラス粉粒体が融着して
焼成すべき成形体の形状を維持するため、従来例よりも
高温で焼成できることに着目し、本願発明を完成した。
【0007】すなわち、本願発明は、セメント粉体、流
動点800〜1000℃の軟質ガラス粉粒体、および、
流動点1000℃以上のガラス質成分を含む無機質粉粒
体を主体とし、適量の水を添加,混練して得た混練物
を、養生,硬化させて成形体を得た後、焼成する工程か
らなるものである。
動点800〜1000℃の軟質ガラス粉粒体、および、
流動点1000℃以上のガラス質成分を含む無機質粉粒
体を主体とし、適量の水を添加,混練して得た混練物
を、養生,硬化させて成形体を得た後、焼成する工程か
らなるものである。
【0008】また、セメント粉体、流動点800〜10
00℃の軟質ガラス粉粒体、および、流動点1000℃
以上のガラス質成分を含む無機質粉粒体を主体とし、適
量の発泡剤および水を添加,混練して得た発泡状態の混
練物を、養生,硬化させて多孔質成形体を得た後、焼成
する工程からなる方法によると、さらに軽量の焼成体を
得ることができる。
00℃の軟質ガラス粉粒体、および、流動点1000℃
以上のガラス質成分を含む無機質粉粒体を主体とし、適
量の発泡剤および水を添加,混練して得た発泡状態の混
練物を、養生,硬化させて多孔質成形体を得た後、焼成
する工程からなる方法によると、さらに軽量の焼成体を
得ることができる。
【0009】前記セメント粉体は、低温時における成形
体の形状を維持するバインダーとして機能するものであ
り、例えば、ポルトランドセメント粉体,アルミナセメ
ント粉体,フライアッシュセメント粉体等が使用でき
る。
体の形状を維持するバインダーとして機能するものであ
り、例えば、ポルトランドセメント粉体,アルミナセメ
ント粉体,フライアッシュセメント粉体等が使用でき
る。
【0010】軟質ガラス粉粒体は、昇温途中の中温領域
においてバインダーとして機能するものであり、例え
ば、窓ガラス,瓶ガラス粉砕品等が使用でき、流動点8
00〜1000℃のものが使用される。流動点が前記温
度範囲を外れると、500〜1000℃程度の中温領域
で成形体の強度を保持するバインダーとしての機能を十
分に発揮できないからである。
においてバインダーとして機能するものであり、例え
ば、窓ガラス,瓶ガラス粉砕品等が使用でき、流動点8
00〜1000℃のものが使用される。流動点が前記温
度範囲を外れると、500〜1000℃程度の中温領域
で成形体の強度を保持するバインダーとしての機能を十
分に発揮できないからである。
【0011】また、軟質ガラス粉粒体の粒径は特に限定
するものではないが、粒径500μ以下のものが好適で
ある。粒径が500μを越えると、成形性が低下し、特
に押し出し成形が困難となるからである。そして、前記
軟質ガラス粉粒体は、セメント粉体25〜50重量部に
対して4〜20重量部添加される。4重量部未満である
と、焼成中の強度、特に中温領域における強度が低く、
20重量部を越えると、相対的にセメント粉体や無機質
粉粒体の添加量が減少し、焼成前または焼成後の強度が
低くなるからである。
するものではないが、粒径500μ以下のものが好適で
ある。粒径が500μを越えると、成形性が低下し、特
に押し出し成形が困難となるからである。そして、前記
軟質ガラス粉粒体は、セメント粉体25〜50重量部に
対して4〜20重量部添加される。4重量部未満である
と、焼成中の強度、特に中温領域における強度が低く、
20重量部を越えると、相対的にセメント粉体や無機質
粉粒体の添加量が減少し、焼成前または焼成後の強度が
低くなるからである。
【0012】ガラス質成分を含む無機質粉粒体は、焼成
時の高温領域においてバインダーとして機能するもので
あり、例えば、シラス,フライアッシュ,スラグ,ワラ
ストナイト,坑火石等の流動点1000℃以上のものが
使用でき、特に、ガラス質成分が30重量%以上のもの
が好ましい。流動点が1000℃未満の無機質粉粒体を
使用すると、前述したように500〜1000℃程度の
中温領域での成形体の強度保持には有用であるが、一般
的な釉薬を使用できる1000℃以上で焼成した場合、
溶融ガラス質の粘性が著しく低下して成形体が大きく変
形してしまうからである。また、流動点が1000℃以
上の無機質粉粒体を使用すれば、高温焼成による脱水反
応でセメントの消石灰から生成した生石灰がバインダー
のガラス中に反応溶融してそのまま残存しないので、焼
成後、空気中の水分を吸収して膨張するということがな
いからである。さらに、ガラス質成分を30重量%以上
としたのは、ガラス質成分が30重量%未満であると、
実質的にバインダーとして機能しないからである。
時の高温領域においてバインダーとして機能するもので
あり、例えば、シラス,フライアッシュ,スラグ,ワラ
ストナイト,坑火石等の流動点1000℃以上のものが
使用でき、特に、ガラス質成分が30重量%以上のもの
が好ましい。流動点が1000℃未満の無機質粉粒体を
使用すると、前述したように500〜1000℃程度の
中温領域での成形体の強度保持には有用であるが、一般
的な釉薬を使用できる1000℃以上で焼成した場合、
溶融ガラス質の粘性が著しく低下して成形体が大きく変
形してしまうからである。また、流動点が1000℃以
上の無機質粉粒体を使用すれば、高温焼成による脱水反
応でセメントの消石灰から生成した生石灰がバインダー
のガラス中に反応溶融してそのまま残存しないので、焼
成後、空気中の水分を吸収して膨張するということがな
いからである。さらに、ガラス質成分を30重量%以上
としたのは、ガラス質成分が30重量%未満であると、
実質的にバインダーとして機能しないからである。
【0013】なお、無機質粉粒体の粒径は特に限定する
ものではないが、粒径500μ以下のものが好適であ
る。粒径が500μを越えると、前述と同様、成形性が
低下し、特に押し出し成形が困難となるからである。そ
して、前記無機質粉粒体は、セメント粉体25〜50重
量部に対して25〜50重量部添加される。25重量部
未満であると、焼成後の強度が低く、50重量部を越え
ると、相対的にセメント粉体や軟質ガラス粉粒体の添加
量が減少し、焼成前や焼成中の強度が低くなり、変形す
るからである。
ものではないが、粒径500μ以下のものが好適であ
る。粒径が500μを越えると、前述と同様、成形性が
低下し、特に押し出し成形が困難となるからである。そ
して、前記無機質粉粒体は、セメント粉体25〜50重
量部に対して25〜50重量部添加される。25重量部
未満であると、焼成後の強度が低く、50重量部を越え
ると、相対的にセメント粉体や軟質ガラス粉粒体の添加
量が減少し、焼成前や焼成中の強度が低くなり、変形す
るからである。
【0014】さらに、前記組成物に水が添加されて混練
されるが、必要に応じて適量の骨材、発泡剤、発泡促進
剤が添加される。
されるが、必要に応じて適量の骨材、発泡剤、発泡促進
剤が添加される。
【0015】骨材は焼成体の寸法安定性を向上させるた
めに添加されるものであり、例えば、硅石,硅砂,シャ
モット,川砂等が使用でき、添加量は寸法安定性の見地
よりすれば、多量に添加する方が好ましいが、あまり多
量に添加すると、相対的にセメント粉体等の添加量が減
少し、所望の強度が得られないので、セメント粉体25
〜50重量部に対して最大限40重量部が添加される。
めに添加されるものであり、例えば、硅石,硅砂,シャ
モット,川砂等が使用でき、添加量は寸法安定性の見地
よりすれば、多量に添加する方が好ましいが、あまり多
量に添加すると、相対的にセメント粉体等の添加量が減
少し、所望の強度が得られないので、セメント粉体25
〜50重量部に対して最大限40重量部が添加される。
【0016】発泡剤としては、例えば、金属アルミニウ
ム,界面活性剤等の起泡剤等が使用でき、添加量はセメ
ント粉体25〜50重量部に対して0.03〜0.1重量
部添加される。このような添加量とするのは、所定の強
度を確保しつつ、適度な発泡倍率とするためである。
ム,界面活性剤等の起泡剤等が使用でき、添加量はセメ
ント粉体25〜50重量部に対して0.03〜0.1重量
部添加される。このような添加量とするのは、所定の強
度を確保しつつ、適度な発泡倍率とするためである。
【0017】発泡促進剤としては、例えば、水酸化ナト
リウム等が添加され、添加量は発泡剤の添加量によって
ほぼ定まるが、一般にセメント粉体25〜50重量部に
対して0.05〜0.1重量部添加される。
リウム等が添加され、添加量は発泡剤の添加量によって
ほぼ定まるが、一般にセメント粉体25〜50重量部に
対して0.05〜0.1重量部添加される。
【0018】水は、前記組成物からなる混練物を流し込
んで成形できる程度に添加すればよく、セメント粉体の
添加量によってほぼ定まるが、前述の組成物からなる混
合物100重量部に対して30〜60重量部添加するの
が好適である。
んで成形できる程度に添加すればよく、セメント粉体の
添加量によってほぼ定まるが、前述の組成物からなる混
合物100重量部に対して30〜60重量部添加するの
が好適である。
【0019】次に、前記組成物を前述の配合割合にした
がって配合,混練して得た混練物を型枠に流し込み、所
定の温度で養生,硬化させて成形体を得た後、または、
発泡,硬化させて多孔質成形体を得た後、型枠から取り
出し、必要に応じて所望の形状に切断して乾燥させ、得
られた成形体を電気炉にて焼成する。焼成温度として
は、前記ガラス質を含む無機質粉粒体の流動点±50℃
の温度範囲内で焼成することが好ましい。流動点+50
℃を越える温度で焼成すると、焼成体の変形がみられ、
流動点−50℃未満の温度で焼成すると、ガラス質の溶
融が不十分であり、バインダーとしての機能が十分に発
揮されず、焼成後の強度が低くなるからである。
がって配合,混練して得た混練物を型枠に流し込み、所
定の温度で養生,硬化させて成形体を得た後、または、
発泡,硬化させて多孔質成形体を得た後、型枠から取り
出し、必要に応じて所望の形状に切断して乾燥させ、得
られた成形体を電気炉にて焼成する。焼成温度として
は、前記ガラス質を含む無機質粉粒体の流動点±50℃
の温度範囲内で焼成することが好ましい。流動点+50
℃を越える温度で焼成すると、焼成体の変形がみられ、
流動点−50℃未満の温度で焼成すると、ガラス質の溶
融が不十分であり、バインダーとしての機能が十分に発
揮されず、焼成後の強度が低くなるからである。
【0020】なお、発泡硬化工程においては、発泡剤と
して起泡剤を添加してミキサー等で機械発泡させた混練
物を型枠に流し込み、養生,硬化させて多孔質成形体を
得てもよい。また、必要に応じて乾燥後、焼成前に釉薬
をハケ,スプレー等で塗布しておいてもよい。
して起泡剤を添加してミキサー等で機械発泡させた混練
物を型枠に流し込み、養生,硬化させて多孔質成形体を
得てもよい。また、必要に応じて乾燥後、焼成前に釉薬
をハケ,スプレー等で塗布しておいてもよい。
【0021】本願発明において、セメント粉体,軟質ガ
ラス粉粒体,無機質粉粒体を主体とするのは、以下の理
由によるものである。すなわち、セメントを用いること
により、常温では容易に成形体を得ることができる。そ
して、この成形体を焼成すべく、加熱して温度を上げる
と、図1に示すように、養生硬化したセメント粉体は温
度が上昇するに従って強度が低下し、500℃付近では
常温における強度の半分程度にまで低下する。
ラス粉粒体,無機質粉粒体を主体とするのは、以下の理
由によるものである。すなわち、セメントを用いること
により、常温では容易に成形体を得ることができる。そ
して、この成形体を焼成すべく、加熱して温度を上げる
と、図1に示すように、養生硬化したセメント粉体は温
度が上昇するに従って強度が低下し、500℃付近では
常温における強度の半分程度にまで低下する。
【0022】一方、ガラスは一般的に温度と粘度との間
に相関関係があり、特に、軟質ガラス粉粒体は温度60
0〜800℃から溶け始めてバインダー効果を現し始
め、成形体の強度に貢献し始める。より詳述すれば、粘
度が4.5×107ポイズとなる軟化点の少し前から軟
質ガラス粉粒体の一部が溶け始めてバインダー効果を現
し始め、粘度が105ポイズとなる流動点(800〜1
000℃)でバインダー効果が最大となる。このため、
粘度が105ポイズとなる前記流動点では、ガラスが結
合力を保持しながら適度に流動するので、中温領域でも
成形物に型くずれが生じない。
に相関関係があり、特に、軟質ガラス粉粒体は温度60
0〜800℃から溶け始めてバインダー効果を現し始
め、成形体の強度に貢献し始める。より詳述すれば、粘
度が4.5×107ポイズとなる軟化点の少し前から軟
質ガラス粉粒体の一部が溶け始めてバインダー効果を現
し始め、粘度が105ポイズとなる流動点(800〜1
000℃)でバインダー効果が最大となる。このため、
粘度が105ポイズとなる前記流動点では、ガラスが結
合力を保持しながら適度に流動するので、中温領域でも
成形物に型くずれが生じない。
【0023】そして、温度が上がるにつれて軟質ガラス
粉粒体の粘度が103ポイズよりも低くなり、ほぼ完全
な溶融状態となるので、もはや結合力がなくなり、軟質
ガラス粉粒体だけでは成形体の形状を維持することが困
難となる。この温度はガラスの種類により異なるものの
大体1000℃付近である。しかし、軟質ガラス粉粒体
だけで成形体の形状を維持することが困難となる前に、
無機質粉粒体に含まれるガラス質成分の一部が溶け始め
てバインダー効果を現し始め、成形体の強度に貢献す
る。さらに、温度が上がると、軟質ガラス粉粒体は溶融
状態となって結合力が著しく低下するが、無機質粉粒体
のガラス質成分の流動性が向上し、これによって無機質
粉粒体の流動点で強度が最大となるので、成形体は型崩
れを生ぜずに高温で焼成される。
粉粒体の粘度が103ポイズよりも低くなり、ほぼ完全
な溶融状態となるので、もはや結合力がなくなり、軟質
ガラス粉粒体だけでは成形体の形状を維持することが困
難となる。この温度はガラスの種類により異なるものの
大体1000℃付近である。しかし、軟質ガラス粉粒体
だけで成形体の形状を維持することが困難となる前に、
無機質粉粒体に含まれるガラス質成分の一部が溶け始め
てバインダー効果を現し始め、成形体の強度に貢献す
る。さらに、温度が上がると、軟質ガラス粉粒体は溶融
状態となって結合力が著しく低下するが、無機質粉粒体
のガラス質成分の流動性が向上し、これによって無機質
粉粒体の流動点で強度が最大となるので、成形体は型崩
れを生ぜずに高温で焼成される。
【0024】
【作用】したがって、本発明によれば、セメント粉体,
軟質ガラス粉粒体およびガラス質成分を含む無機質粉粒
体が、低温,中温および高温領域においてそれぞれバイ
ンダーとしての機能を発揮するので、焼成前,焼成中,
焼成後においても変形せず、型くずれが生じないことに
なる。
軟質ガラス粉粒体およびガラス質成分を含む無機質粉粒
体が、低温,中温および高温領域においてそれぞれバイ
ンダーとしての機能を発揮するので、焼成前,焼成中,
焼成後においても変形せず、型くずれが生じないことに
なる。
【0025】
(実施例1)市販のポルトランドセメント粉体40重量
部、軟質ガラス粉粒体として平均粒径40μの窓ガラス
粉砕品10重量部、ガラス質成分を含む無機質粉粒体と
して平均粒径40μのシラス30重量部、骨材として硅
砂20重量部をミキサーで数分間混練してスラリー状態
の混合物を得た。そして、この混練物を300×300
0×100mmの型枠に流し込み、室温で2日間養生硬
化させ成形体を得た。ついで、成形体を300×300
×40mmの大きさに切断して得た切断片を乾燥機にて
温度80℃で8時間乾燥した後、電気炉(昇温速度40
0℃/hr)にて焼成温度1180℃で30分焼成し、
炉内放置して冷却することにより焼成体を得、これをサ
ンプルとした。
部、軟質ガラス粉粒体として平均粒径40μの窓ガラス
粉砕品10重量部、ガラス質成分を含む無機質粉粒体と
して平均粒径40μのシラス30重量部、骨材として硅
砂20重量部をミキサーで数分間混練してスラリー状態
の混合物を得た。そして、この混練物を300×300
0×100mmの型枠に流し込み、室温で2日間養生硬
化させ成形体を得た。ついで、成形体を300×300
×40mmの大きさに切断して得た切断片を乾燥機にて
温度80℃で8時間乾燥した後、電気炉(昇温速度40
0℃/hr)にて焼成温度1180℃で30分焼成し、
炉内放置して冷却することにより焼成体を得、これをサ
ンプルとした。
【0026】この焼成体サンプルは比重1.4、曲げ強
度98kg/cm2であり、その表面を目視で観察した
ところクラック等は見受けられなかった。そして、前記
サンプルをダイヤモンドカッターで切断すると、容易に
切断できるだけでなく、切断面の縁部に欠けが生じなか
った。また、水中に1週間浸漬したが、膨張はほとんど
なく、クラックの発生も見られなかった。
度98kg/cm2であり、その表面を目視で観察した
ところクラック等は見受けられなかった。そして、前記
サンプルをダイヤモンドカッターで切断すると、容易に
切断できるだけでなく、切断面の縁部に欠けが生じなか
った。また、水中に1週間浸漬したが、膨張はほとんど
なく、クラックの発生も見られなかった。
【0027】(実施例2)市販のポルトランドセメント
粉体30重量部、軟質ガラス粉粒体として平均粒径40
μの窓ガラス粉砕品8.8重量部、ガラス質成分を含む
無機質粉粒体として平均粒径50μの抗火石38重量
部、骨材として硅砂23重量部、発泡剤として金属アル
ミニウム0.1重量部、発泡促進剤として水酸化ナトリ
ウム0.1重量部をミキサーで数分間乾式混合して混合
物を得、この混合物100重量部に対して水55重量部
を添加し、数分間混練してスラリー状態の混練物を得
た。そして、この混練物を300×3000×100m
mの型枠に流し込み、温度60℃の恒温室で12時間養
生し、発泡硬化させて多孔質成形体を得た。ついで、こ
の多孔質成形体を300×300×40mmの大きさに
切断して得た切断片を乾燥機にて温度80℃で5時間乾
燥した後、この切断片を電気炉(昇温速度400℃/h
r)にて焼成温度1180℃で30分間燃成し、前記電
気炉内に放置して冷却することにより焼成体を得、これ
をサンプルとした。
粉体30重量部、軟質ガラス粉粒体として平均粒径40
μの窓ガラス粉砕品8.8重量部、ガラス質成分を含む
無機質粉粒体として平均粒径50μの抗火石38重量
部、骨材として硅砂23重量部、発泡剤として金属アル
ミニウム0.1重量部、発泡促進剤として水酸化ナトリ
ウム0.1重量部をミキサーで数分間乾式混合して混合
物を得、この混合物100重量部に対して水55重量部
を添加し、数分間混練してスラリー状態の混練物を得
た。そして、この混練物を300×3000×100m
mの型枠に流し込み、温度60℃の恒温室で12時間養
生し、発泡硬化させて多孔質成形体を得た。ついで、こ
の多孔質成形体を300×300×40mmの大きさに
切断して得た切断片を乾燥機にて温度80℃で5時間乾
燥した後、この切断片を電気炉(昇温速度400℃/h
r)にて焼成温度1180℃で30分間燃成し、前記電
気炉内に放置して冷却することにより焼成体を得、これ
をサンプルとした。
【0028】この焼成体のサンプルは比重1.0、曲げ
強度30kg/cm2であり、その表面を目視で観察し
たところクラック等は見受けられなかった。そして、前
記サンプルをダイヤモンドカッターで切断すると、容易
に切断できるだけでなく、切断面の縁部に欠けが生じな
かった。また、水中に1週間浸漬したが、膨張はほとん
どなく、クラックの発生も見られなかった。
強度30kg/cm2であり、その表面を目視で観察し
たところクラック等は見受けられなかった。そして、前
記サンプルをダイヤモンドカッターで切断すると、容易
に切断できるだけでなく、切断面の縁部に欠けが生じな
かった。また、水中に1週間浸漬したが、膨張はほとん
どなく、クラックの発生も見られなかった。
【0029】(実施例3)切断片を乾燥した後、焼成前
に釉薬をスプレーで塗布したことを除き、他は実施例1
と同様に処理して焼成体のサンプルを得た。なお、前記
釉薬は、石英44重量部、硼砂33重量部、酸化鉄15
重量部、長石1.5重量部、カリ硝石4重量部、炭酸バ
リウム2.5重量部、水60重量部を混合したものであ
り、その塗布量は600g/m2であった。
に釉薬をスプレーで塗布したことを除き、他は実施例1
と同様に処理して焼成体のサンプルを得た。なお、前記
釉薬は、石英44重量部、硼砂33重量部、酸化鉄15
重量部、長石1.5重量部、カリ硝石4重量部、炭酸バ
リウム2.5重量部、水60重量部を混合したものであ
り、その塗布量は600g/m2であった。
【0030】前記焼成体のサンプルは比重,強度とも実
施例2と変わらず、その表面を目視で観察したところ、
気泡,クラックは見受けられず、平滑で均一な化粧面を
有することがわかった。
施例2と変わらず、その表面を目視で観察したところ、
気泡,クラックは見受けられず、平滑で均一な化粧面を
有することがわかった。
【0031】(比較例1)市販のポルトランドセメント
粉体50重量部、軟質ガラス粉粒体として平均粒径40
μの窓ガラス粉砕品30重量部、骨材として硅砂20重
量部を原料とし、焼成温度900℃で30分焼成した以
外は実施例1と同様の操作を行い、焼成体を得、これを
サンプルとした。
粉体50重量部、軟質ガラス粉粒体として平均粒径40
μの窓ガラス粉砕品30重量部、骨材として硅砂20重
量部を原料とし、焼成温度900℃で30分焼成した以
外は実施例1と同様の操作を行い、焼成体を得、これを
サンプルとした。
【0032】この焼成体サンプルは比重1.4、曲げ強
度75kg/cm2であり、その表面を目視で観察した
ところクラック等は見受けられなかった。そして、前記
サンプルをダイヤモンドカッターで切断したところ、容
易に切断できるだけでなく、切断面の縁部に欠けが生じ
なかった。しかし、水中に1週間浸漬したところ、約1
%膨張し、表面に微小クラックの発生が見られた。
度75kg/cm2であり、その表面を目視で観察した
ところクラック等は見受けられなかった。そして、前記
サンプルをダイヤモンドカッターで切断したところ、容
易に切断できるだけでなく、切断面の縁部に欠けが生じ
なかった。しかし、水中に1週間浸漬したところ、約1
%膨張し、表面に微小クラックの発生が見られた。
【0033】(比較例2)従来例(特開昭63−122
501号)の実施例3を追試したものであり、ポルトラ
ンドセメント粉体25重量部、硼珪酸塩系フリット25
重量部、アルミナ粉75重量部、金属アルミニウム粉末
0.1重量部、水酸化ナトリウム0.2重量部をミキサー
で数分間乾式混合した後、水55重量部を添加して混練
することにより、スラリー状態の混練物を得た。この混
練物を300×300×100mmの型枠に流し込み、
温度60℃の恒温室内で12時間養生し、発泡硬化させ
て成形体を得た。そして、型枠から取り出した前記成形
体を300×300×40mmの大きさに切断して切断
片を得た。次いで、この切断片を乾燥機にて温度80℃
で5時間乾燥させた後、硼珪酸塩系釉薬をスプレーで塗
布し、電気炉にて温度800℃で1時間焼成した後、前
記電気炉内に放置,冷却して得た焼成体をサンプルとし
た。
501号)の実施例3を追試したものであり、ポルトラ
ンドセメント粉体25重量部、硼珪酸塩系フリット25
重量部、アルミナ粉75重量部、金属アルミニウム粉末
0.1重量部、水酸化ナトリウム0.2重量部をミキサー
で数分間乾式混合した後、水55重量部を添加して混練
することにより、スラリー状態の混練物を得た。この混
練物を300×300×100mmの型枠に流し込み、
温度60℃の恒温室内で12時間養生し、発泡硬化させ
て成形体を得た。そして、型枠から取り出した前記成形
体を300×300×40mmの大きさに切断して切断
片を得た。次いで、この切断片を乾燥機にて温度80℃
で5時間乾燥させた後、硼珪酸塩系釉薬をスプレーで塗
布し、電気炉にて温度800℃で1時間焼成した後、前
記電気炉内に放置,冷却して得た焼成体をサンプルとし
た。
【0034】得られたサンプルは比重1.0、曲げ強度
6kg/cm2であり、その表面を目視で観察したとこ
ろ、クラック等は発見できなかった。そして、実施例1
と同様にダイヤモンドカッターで切断したところ、切断
は可能であったが、切断面の縁部に欠けが生じた。
6kg/cm2であり、その表面を目視で観察したとこ
ろ、クラック等は発見できなかった。そして、実施例1
と同様にダイヤモンドカッターで切断したところ、切断
は可能であったが、切断面の縁部に欠けが生じた。
【0035】実施例1と比較例1とを比較すると、実施
例1の方が大きな強度を有するだけでなく、水中に浸漬
しても焼成体の吸水膨張が小さく、クラックの発生がな
いことから、実施例1の方が比較例1よりも寸法安定性
が良いことがわかった。また、実施例2,3と比較例2
とを比較すると、実施例2,3の方が大きな強度を有
し、優れたカッター適性を有するだけでなく、ほぼ同等
の表面形状を有することがわかった。
例1の方が大きな強度を有するだけでなく、水中に浸漬
しても焼成体の吸水膨張が小さく、クラックの発生がな
いことから、実施例1の方が比較例1よりも寸法安定性
が良いことがわかった。また、実施例2,3と比較例2
とを比較すると、実施例2,3の方が大きな強度を有
し、優れたカッター適性を有するだけでなく、ほぼ同等
の表面形状を有することがわかった。
【0036】特に、実施例1において比較的多量のセメ
ントを添加しているにもかかわらず、実施例1が比較例
1以上の寸法安定性を有するのは、1000℃以上の高
温領域で焼成すると、高温焼成による脱水反応でセメン
トの消石灰から生成した生石灰がバインダーのガラス中
に反応溶融してそのまま残存せず、焼成後、空気中の水
分を吸収して膨張しないためであると考えられる。
ントを添加しているにもかかわらず、実施例1が比較例
1以上の寸法安定性を有するのは、1000℃以上の高
温領域で焼成すると、高温焼成による脱水反応でセメン
トの消石灰から生成した生石灰がバインダーのガラス中
に反応溶融してそのまま残存せず、焼成後、空気中の水
分を吸収して膨張しないためであると考えられる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる無機質軽量焼成体の製造方法によれば、中温領
域でバインダーとして機能する軟質ガラス粉粒体を添加
してあるので、常温から高温まで昇温する際に中温領域
でセメント粉体の強度が著しく低下しても、前記軟質ガ
ラス粉粒体のバインダー機能によって成形体が変形した
り、破壊することがない。このため、従来例よりも高い
温度領域で焼成でき、所望の強度,寸法安定性を有する
無機質軽量焼成体が得られるだけでなく、通常の釉薬を
使用できるので、化粧性を向上でき、製造コストを低減
できるという効果がある。
にかかる無機質軽量焼成体の製造方法によれば、中温領
域でバインダーとして機能する軟質ガラス粉粒体を添加
してあるので、常温から高温まで昇温する際に中温領域
でセメント粉体の強度が著しく低下しても、前記軟質ガ
ラス粉粒体のバインダー機能によって成形体が変形した
り、破壊することがない。このため、従来例よりも高い
温度領域で焼成でき、所望の強度,寸法安定性を有する
無機質軽量焼成体が得られるだけでなく、通常の釉薬を
使用できるので、化粧性を向上でき、製造コストを低減
できるという効果がある。
【図1】 本発明において主体となる組成物の焼成温度
と強度との相関関係を示すグラフ図である。
と強度との相関関係を示すグラフ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 35/00 - 35/84 C04B 38/00 - 38/10
Claims (2)
- 【請求項1】 セメント粉体、流動点800〜1000
℃の軟質ガラス粉粒体、および、流動点1000℃以上
のガラス質成分を含む無機質粉粒体を主体とし、適量の
水を添加,混練して得た混練物を、養生,硬化させて成
形体を得た後、焼成することを特徴とする無機質軽量焼
成体の製造方法。 - 【請求項2】 セメント粉体、流動点800〜1000
℃の軟質ガラス粉粒体、および、流動点1000℃以上
のガラス質成分を含む無機質粉粒体を主体とし、適量の
発泡剤および水を添加,混練して得た発泡状態の混練物
を、養生,硬化させて多孔質成形体を得た後、焼成する
ことを特徴とする無機質軽量焼成体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00742393A JP3343383B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 無機質軽量焼成体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00742393A JP3343383B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 無機質軽量焼成体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06211579A JPH06211579A (ja) | 1994-08-02 |
JP3343383B2 true JP3343383B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=11665465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00742393A Expired - Fee Related JP3343383B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 無機質軽量焼成体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3343383B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6485561B1 (en) * | 2000-03-03 | 2002-11-26 | Clinton D. Dattel | Low density cellular concrete with accelerators for rapid hardening |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP00742393A patent/JP3343383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06211579A (ja) | 1994-08-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |