JPH048909A - 動圧流体軸受回転装置 - Google Patents

動圧流体軸受回転装置

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JPH048909A
JPH048909A JP2110359A JP11035990A JPH048909A JP H048909 A JPH048909 A JP H048909A JP 2110359 A JP2110359 A JP 2110359A JP 11035990 A JP11035990 A JP 11035990A JP H048909 A JPH048909 A JP H048909A
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dynamic pressure
rotating device
shaft
bearing
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Mikio Nakasugi
幹夫 中杉
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    • F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
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    • F16C33/10—Construction relative to lubrication
    • F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
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    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は動圧流体軸受回転装置に関し、例えばレーザビ
ームプリンタ等に使用される偏向走査装置に使用される
回転装置に関するものである。
［従来の技術］ 近年、高速あるいは高精度の回転を行なう回転装置に関
する要求は高まって来ており、特にレーザビームプリン
タ等では、高精度な回転装置を得るために非接触で回転
する動圧流体軸受が用いられている。第５図は動圧軸受
を用いたレーザビームプリンタの偏向走査回転装置を示
す図である。
回転軸１とスリーブ２は回転可能に嵌合されており、ス
リーブ２の下端部にはスラスト板３が固定板４とともに
配置され、外筒５に固定されている。回転軸１にはフラ
ンジ６が固定されており、フランジ６の上部には回転多
面鏡７が、下部には駆動用マグネット８を固定したヨー
ク９が固定されている。駆動用マグネット８と対向する
位置には外筒５に固定されたステータ１０が配置されて
いる。ここで、スラスト板３には回転軸１の端部と対向
する面に浅溝１１が刻設され、動圧スラスト軸受が形成
されている。また、回転軸１の外周面には、スリーブ２
の内周面と対向する位置にヘリングボーン状の浅溝１４
が刻設されて動圧ラジアル軸受が形成されている。さら
に、スリーブ開口部近傍には、動圧スラスト軸受に潤滑
流体が流れるようなスパイラル状の浅溝１５が刻設され
ている。また、スリーブ２には前記へリングボーン状の
浅溝１４とスパイラル状の浅溝１５の間の位置に凹部１
６を設けるとともに、小型孔１７を設けることによって
、潤滑流体に液体（油、グリース等）を用いた動圧軸受
の安定性を確保している。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来例では動圧流体軸受回転装置と
して次のような欠点があった。
（１）部品点数が多く、各部品の精度を高精度にしない
と、回転装置としての特性を満たすことかできず、加工
および組立等の製造コストが高くなる。
（２）　各部品を結合していくために、回転装置として
小型・軽量化することが難しい。特にビス等により締結
する場合にはビスの頭が突出してしまう。
本発明は、上述の従来例における問題点に鑑みてなされ
たもので、動圧流体軸受回転装置の部品点数を削減し、
製造コストを下げるとともに、軽量・小型化を図ること
にある。
［課題を解決するための手段］ 上記の課題を達成するため本発明では、相互に回転可能
に嵌合する軸とスリーブとを有し、前記軸の外周面とス
リーブ内周面間に動圧ラジアル軸受を構成し、前記軸の
一端部を受けて動圧スラスト軸受を構成した動圧流体軸
受回転装置において、前記スリーブおよび軸のうち固定
側の部材を樹脂材料て形成される固定部材と一体化した
ことを特徴としている。
［作用］ 上述のように、スリーブまたは軸を樹脂材料で形成され
る固定部材と一体化することにより、部品点数を削減し
製造コストを下げるとともに、軽量・小型化することが
できる。
［実施例］ 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
（実施例１） 第１図は、本発明の一実施例に係る動圧流体軸受回転装
置の構成を示す、同図において、回転軸１とスリーブ２
は相互に回転可能に嵌合されている０回転軸１の上方に
はフランジ６が固定され、フランジ６の上部には回転多
面鏡７が固定されている。また、回転軸１の外周面とス
リーブ２の内周面が対向する位置にはへリングボーン状
の浅溝１４が回転軸１に刻設され、動圧ラジアル軸受が
形成される。なお、ヘリングボーン状のべ溝１４は、本
実施例では、回転軸１上に刻設したが、スリーブ２に刻
設してもよい。第１図の回転装置においては、さらに、
スリーブ開口部（上部）近傍に、動圧スラスト軸受側（
図中下側）に潤滑流体が流れるようなスパイラルの浅溝
１５が同様に刻設されている。また、フランジ６の下部
には駆動用マグネット８とＦＧマグネット（回転速度検
出用のマグネット）１２を固定したロータ９が固定され
ており、駆動用マグネット８とＦＧマグネット１２のそ
れぞれに対向する位置には、ステータコイル１０とＦＧ
パターン（回転速度検出用のパターン）がプリントされ
たプリント基板１３がある。ステータコイル１０は、プ
リント基板１３の上に配置されており、不図示のホール
素子とプリント基板１３の上に形成されたドライブ回路
と制御回路とによって通電が制御される。
一方、スリーブ２は、樹脂材料を用いた固定部材１８に
インサート成形されている。スリーブ２の下端部には、
スラスト板３が固定板４とともに配置されている。スラ
スト板３の回転軸１の端部と対向する面には浅溝１１が
刻設され、動圧スラスト軸受が形成されている。なお、
浅溝１１は、本実施例では、スラスト板３上に刻設した
が、回転軸１の端部の方に刻設してもよい。固定部材１
８の上部には、前述したステータコイル１０およびプリ
ント基板１３が配置され、全体として動圧流体軸受回転
装置が構成される。
すなわち、＊Ｘ図の動圧流体軸受回転装置は、第５図の
ものに対し、外筒５を樹脂製固定部材１８にスリーブ２
をインサート成形により一体化するとともに、この樹脂
製固定部材１８上にプリント基板１３を配置し、このプ
リント基板１３上にステータコイル１０を配置しである
。
この動圧流体軸受回転装置をレーザビームプリンタの偏
向走査装置に使用した例を第２図に示す。ここで、光学
箱２１には結像レンズ群２２ａと２２ｂが配置されると
ともに、第１図のものと同様に構成された（動圧流体軸
受）回転装置が固定部材１８の下面１８ａを基準として
取り付けられている。
第２図の偏向走査装置において、光源（不図示）から出
射されたレーザビームしは、前記回転装置上の回転多面
鏡７により偏向走され、結像レンズ群２２ａ、２２ｂに
よって感光ドラム２３の表面に結像される。この場合、
動圧流体回転装置としては、固定部材１８および固定部
材１８にインサート成形されたスリーブ２の精度は固定
部材１８の下面１８ａとスリーブ２の内周面の直角度が
保証されれば充分である。したがって、このような構成
とすることによフて、従来のような組込誤差を生じる恐
れがなくなり、またビス等の部品点数を削減することが
可能となり、コストを安価にすることができる。
なお、上記の実施例では、スリーブが固定部材に一体成
形された場合について述べたが、回転スリーブであって
軸が固定部材に一体成形される場合においても同様の効
果を得ることができる。
（実施例２） 第３図は、本発明の他の実施例を示す図である。以下の
実施例において、第１図と同一部材で機能が同じものに
ついては同一番号を符し説明を省略する。
第３図において、スリーブ２は、樹脂材料を用いた固定
部材１８にインサート成形されている。
スリーブ２の下端部では前記固定部材１８によりて回転
軸１の端部と対向する面が形成されており、ざらにこの
面には浅溝１１ａが成形時に刻設され、動圧スラスト軸
受が形成されている。このような構成にすることにより
、第１図のものよりさらに部品点数を削減することがで
きるとともに、組込誤差を除去することが可能となる。
また、ビス等がなくなるため小型化・軽量化ができる。
（実施例３） 第４図は、本発明のさらに他の実施例を示す図である。
同図の回転装置は、樹脂材料を用いた固定部材１８とス
リーブ２が一体化されて成形されており、固定部材１８
の凹部４１の内周面４ｔａと回転軸１との外周面で動圧
ラジアル軸受が構成されている。このとき、回転軸１上
のスパイラル状の浅漬１５と対向する固定部材１８の内
周面４１ａは、小径穴１７が設けられる凹部１６ａとほ
ぼ同径として、固定部材成形用の型が抜けやすいように
しである。また、凹部４１の底面４１ｂには回転軸１の
端部と対向して動圧スラスト軸受が形成されるような浅
溝１１ａが刻設されている。
このような構成にすることにより、固定部材１８とスリ
ーブ２とは１部品となり、大幅なコストダウンを図るこ
とが可能となるとともに、精度的にもすべての精度が１
部品で決まるため組立による誤差を考慮する必要がなく
なる。
また、小型化・軽量化することが非常に容易となる。
なお、動圧ラジアル軸受面として、固定部材１８の凹部
内周面の精度が不充分であれば、後加工により精度を維
持することもできる。
さらに、スリーブ２が一体化された固定部材１８は、動
圧スラスト軸受が形成される浅溝１１ａが刻設されてい
る部分を分割すると、２部品になるが加工が容易になり
、コスト的に有利になることがある。また、材料もそれ
ぞれに選択できるという利点もある。
第３図は、本発明の他の実施例に係る動圧流体軸受回転
装置の構成を示す断面図、 第４図は、本発明のさらに他の実施例に係る動圧流体軸
受回転装置の構成を示す断面図、そして第５図は、従来
の動圧流体軸受回転装置の構成を示す断面図である。
［発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、スリーブまたは
軸を樹脂材料で形成される固定部材と一体成形すること
により、部品点数を削減し、製造コストを下げるととも
に軽量・小型化することを可能とする効果がある。
１：回転軸 ２ニスリーブ ３ニスラスト板 ７：回転多面鏡 １１、ｌｌａ、１４゜ １８：固定部材 １５：動圧発生用浅溝１
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明の一実施例に係る動圧流体軸受回転装
置の構成を示す断面図、 第２図は、本発明の動圧流体軸受回転装置をレーザビー
ムプリンタの偏向走査装置に用いた例を示す図、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）相互に回転可能に嵌合する軸とスリーブとを有し
    、前記軸の外周面とスリーブ内周面間に動圧ラジアル軸
    受を構成し、前記軸の一端部を受けて動圧スラスト軸受
    を構成した動圧流体軸受回転装置において、 前記スリーブおよび軸のうち固定側の部材を樹脂材料で
    形成される固定部材と一体化したことを特徴とする動圧
    流体軸受回転装置。
  2. （２）回転軸タイプの動圧流体軸受回転装置であつて、
    前記スリーブが前記固定部材に一体成形され、かつ動圧
    スラスト軸受用の浅溝が該スリーブの底部に同時成形さ
    れていることを特徴とする請求項１記載の動圧流体軸受
    回転装置。
JP2110359A 1990-04-17 1990-04-27 動圧流体軸受回転装置 Pending JPH048909A (ja)

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