JP2952086B2 - 偏向走査装置 - Google Patents

偏向走査装置

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JP2952086B2 JP21148391A JP21148391A JP2952086B2 JP 2952086 B2 JP2952086 B2 JP 2952086B2 JP 21148391 A JP21148391 A JP 21148391A JP 21148391 A JP21148391 A JP 21148391A JP 2952086 B2 JP2952086 B2 JP 2952086B2
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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザービーム
プリンタ等の動圧流体軸受により支持された回転装置と
して例えば回転多面鏡を用いた偏向走査装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、高速或いは高精度な回転を行う回
転装置に関する要求が高まると共に、特にレーザービー
ムプリンタ等においては、非接触で回転する動圧流体軸
受が利用されている。
【0003】図4は動圧流体軸受を利用したレーザービ
ームプリンタの偏向走査装置の断面図、図5は軸受部の
拡大断面図を示している。回転多面鏡1は回転軸2のフ
ランジ部3の上面に固定され、フランジ部3の下面に
は、駆動モータを構成する駆動用マグネット4及びFGマ
グネット5を固着したロータ6が固定されている。ま
た、駆動用マグネット4に対向する位置にはステータコ
イル7が配置され、FGパターンがプリントされたプリン
タ基板8上に固定されている。図示しないホール素子及
びプリント基板8上に形成されたドライブ回路や制御回
路が、ステータコイル7への通電を制御することによっ
て駆動モータの回転が制御される。プリント基板8には
駆動用マグネット4の磁界がステータコイル7に有効に
作用するように鉄板状のヨーク9が固着されていて、こ
れらのステータコイル7、プリント基板8及びヨーク9
はモータ基板10を構成している。
【0004】回転軸2は動圧流体軸受を固定する部材で
あるハウジング11内に固定されたスリーブ12に回転
自在に嵌合されている。回転軸2の外周面には、動圧発
生用のヘリングボーン状の浅溝13が刻設されて動圧ラ
ジアル軸受を構成し、スリーブ12の開口部近傍には、
スパイラル状の浅溝14が刻設されて潤滑流体をスリー
ブ12の下方に流すようにしている。更にスリーブ12
の下端には、スラスト板15が固定板16の上に設置さ
れている。このスラスト板15の表面にはスパイラル状
浅溝17が刻設されていて動圧スラスト軸受を構成し、
更に孔18及び溝19が設けられて潤滑流体の循環に用
いられている。また、回転軸2の外周面に刻設された浅
溝13、14の間のスリーブ12側には、環状凹部20
及び少なくとも1個の小径穴21が設けられ、潤滑流体
を用いる動圧流体軸受部の安定性を確保している。
【0005】図4に示すように固定部材となるスリーブ
12を有するハウジング11には、モータ基板10が接
着或いはビス止め等によって固定され、このハウジング
11は更に光学箱22内の所定個所に配置されてビス2
3によって固定されている。また、光学箱22には結像
レンズ群24が配置され、感光ドラム25に対向してい
る。
【0006】そして、図示しない光源から出射されたレ
ーザービームは、回転多面鏡1により偏向走査され、結
像レンズ群24を透過して感光ドラム25上に結像され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例では、回転装置を光学箱に固定する場合にビス23
を使用しているため、ビス23はロータ6の回転を妨げ
ないようにロータ6の外側に設置する必要がある。従っ
て、ハウジング11の寸法が幅広となり、重量及びコス
トが増加する原因となっている。また、光学箱22の取
付面と動圧流体軸受部との精度、例えばハウジング11
と光学箱22との座面に対するスリーブ12の内径との
直角度等を保証することが困難である。更に、ビス23
を数本使用するため、部品点数や工程数等が増加してコ
ストアップの要因にもなっている。
【0008】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
安価でかつ高精度な動圧流体軸受を内蔵する偏向走査装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明に係る偏向走査装置は、光源からの光ビーム
を偏向する偏向器と、該偏向器を回転するための動圧流
体軸受により支持した駆動モータと、前記光ビームを被
走査体上に集光する手段を収容する収容容器とを備えた
偏向走査装置において、前記動圧流体軸受の固定部材を
前記収容容器の外側に設けた弾性部材を用いて前記収容
容器に固定したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上述の構成を有する偏向走査装置は、動圧流体
軸受のハウジングを収容容器に配置し、ハウジング下部
のスリーブ外周面に設けられた溝に弾性部材を嵌め込ん
でハウジングと光学箱を固定する。
【0011】
【実施例】本発明を図1〜図3に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。なお従来例と同一の符号は同一の部
材を示している。図1は第1の実施例を示し、固定部材
であるスリーブ31を有するハウジング32のフランジ
部32aの上面には、モータ基板33が接着又はビス止
め等によって固定され、フランジ部32aの下面は光学
箱34との取付基準面となっている。また、ハウジング
32の下部のスリーブ31の外周面には溝35が円周状
に設けられ、この溝35に板ばね等の弾性部材36を光
学箱34の外側から嵌め込むことにより、駆動モータの
固定部材であるハウジング32と光学箱34が固定され
ている。
【0012】このような構成により、ハウジング32の
フランジ部32aの下面が光学箱34との取付基準面に
なるため、固定部材の外径を小さくすることが可能にな
る。また、スリーブ31とハウジング32が一体化した
固定部材を製作することも容易になる。
【0013】従って、スリーブ31の加工時にはラジア
ル軸受として作用する内周面、スラスト軸受として作用
するスラスト板15との接合面、及び光学箱34との取
付基準面となるハウジング32のフランジ部32aの下
面の同時加工も容易に行うことができるため、精度が向
上すると共にコスト的にも安価になる。更に、駆動モー
タの固定が弾性部材36だけで可能になるため、ビス等
の部品点数及び組み立て工数も削減することができ、コ
ストダウンが可能になる。
【0014】図2は第2の実施例を示し、光学箱34の
一部には凸状突出部37が少なくとも1個所設けられ、
モータ基板33の下面に突き当たるよう構成されてい
る。
【0015】この突出部37は駆動モータの固定部材で
あるハウジング32と光学箱34が弾性部材36によっ
て固定された際に、モータ基板33を支持するように作
動する。即ち、駆動モータが回転する時には、モータ基
板33が振動することを防止し、モータ基板33にコネ
クタを挿し込む際にはモータ基板33が変形することを
防止するため、精度が向上し組立作業は容易になる。
【0016】図3は第3の実施例を示し、ハウジング3
2には鉄系金属材料或いは磁性材料が用いられ、モータ
基板33の一構成部材であるヨーク9はハウジング32
と一体に形成されている。ハウジング32には前述のよ
うな材料が使用されているため、スリーブ31の内面部
はNi、Cr等で表面処理を施すことが望ましい。
【0017】このように、ステータコイル7或いはプリ
ント基板8は、ハウジング32と一体になったヨーク9
上に配置されるのでより簡素な構成になる。
【0018】なお、本実施例ではスリーブが固定部材で
軸が回転する場合について述べているが、スリーブが回
転し軸を固定する場合についても同様な効果が得られ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る偏向走
査装置は、動圧流体軸受の固定部材であるハウジングと
光学箱は弾性部材によって固定されるため、ハウジング
の小型化が可能になり、光学箱の取付面の精度も保証で
き、部品点数も削減できるためコストダウンが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の断面図である。
【図2】第2の実施例の断面図である。
【図3】第3の実施例の断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】従来例の軸受部の拡大断面図である。
【符号の説明】
31 スリーブ 32 ハウジング 32a フランジ部 33 モータ基板 34 光学箱 35 溝 36 弾性部材 37 突出部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光ビームを偏向する偏向器
    、該偏向器を回転するための動圧流体軸受により支持
    した駆動モータと、前記光ビームを被走査体上に集光す
    る手段を収容する収容容器を備えた偏向走査装置にお
    いて、前記動圧流体軸受の固定部材を前記収容容器の外
    側に設けた弾性部材を用いて前記収容容器に固定したこ
    とを特徴とする偏向走査装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動モータのモータ基板を前記流体
    軸受の固定部材に結合し、前記収容容器の一部に突き当
    てた請求項1に記載の偏向走査装置。
  3. 【請求項3】 前記固定部材は固定スリーブとした請求
    項1に記載の偏向走査装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部材は固定軸を含む部材とした
    請求項1に記載の偏向走査装置。
  5. 【請求項5】 前記固定部材とモータ基板を構成してい
    る部材を一体とした請求項1に記載の偏向走査装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材は光ビームを被走査体上に
    集光する手段と反対側に設けた請求項1に記載の偏向走
    査装置。
JP21148391A 1991-07-29 1991-07-29 偏向走査装置 Expired - Fee Related JP2952086B2 (ja)

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US07/916,628 US5357272A (en) 1991-07-29 1992-07-22 Deflection scanner which is elastically fixed in its housing
EP92112829A EP0525709B1 (en) 1991-07-29 1992-07-28 Deflection scanner
DE69227285T DE69227285T2 (de) 1991-07-29 1992-07-28 Abtastvorrichtung

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