JPH0442118A - 動圧空気軸受型ポリゴンスキャナ - Google Patents

動圧空気軸受型ポリゴンスキャナ

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JPH0442118A
JPH0442118A JP15067090A JP15067090A JPH0442118A JP H0442118 A JPH0442118 A JP H0442118A JP 15067090 A JP15067090 A JP 15067090A JP 15067090 A JP15067090 A JP 15067090A JP H0442118 A JPH0442118 A JP H0442118A
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JP
Japan
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rotating shaft
hollow rotating
air bearing
coefficient
mirror
Prior art date
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Application number
JP15067090A
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English (en)
Inventor
Yukio Itami
幸男 伊丹
Mitsuo Suzuki
光夫 鈴木
Yoshio Hashimoto
橋本 芳男
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザプリンタ、デジタルコピア等に用いら
れる動圧空気軸受型ポリゴンスキャナに関する。
〔従来の技術1 従来のこの種の動圧空気軸受型ポリゴンスキャナとては
、例えば第4図に示すようなものがある。
第4図において、符号lは本従来例における動圧空気軸
受型ポリゴンスキャナ2の中空回転軸であり、中空回転
軸1の基端側、すなわち図中下方側には、駆動部3が設
けられており、駆動部3に駆動されて中空回転軸1が回
転するように構成されている。すなわち、駆動部3は、
中空回転軸Iの外周に装着されたリング状のロータリー
マグネット3a、ロータリーマグネット3aを取囲み、
ハウジング4に固定されたスロット鉄心3b、スロ・7
ト鉄心3bを励磁するコイル3c及びコイル3Cに励磁
されたスロット鉄心3bの磁気を検出するホール素子3
d等を備えたブラシレスのインナーロータ型モータによ
り構成される。そして、スロット鉄心3bの励磁切り換
えによりロータリーマグネット3が回転し、これに伴っ
て中空回転軸1が回転駆動されるようになっている。一
方、符号5は外周に多面鏡6aが形成されたポリゴンミ
ラー6を中空回転軸Iの図中上方の先端部1aに固定す
るミラー押えであり、ミラー押え5のディスク部5aと
中空回転軸1の先端部1aに形成されたフランジ部1b
の間にポリゴンミラー6が介装されている。そして、ミ
ラー押え5のディスク部5a、ポリゴンミラー6および
中空回転軸1のフランジ部1bを貫通、螺合するビス7
がミラー押え5を介してポリゴンミラー6を中空回転軸
1のフランジ部1bに押圧し、その結果上述のようにポ
リゴンミラー6が中空回転軸1の先端部1aに固定され
るようになっている。さらに、ミラー押え5にはディス
ク部5aから中空回転軸1に向って突出し、ポリゴンミ
ラー6の中央部の取付は孔6bに嵌挿される円筒状の嵌
合部5bが一体に形成され、上述のようにミラー押え5
およびビス7によりポリゴンミラー6が中空回転軸1に
固定されるときに、ミラー押え5の嵌合部5bが中空回
転軸1の先端側の内径部ICに嵌合し、ミラー押え5が
中空回転軸1の半径方向に位置決めされ、同時にポリゴ
ンミラー6が中空回転軸1と同軸に位置決めされる。な
お、中空回転軸1、ミラー押え5およびポリゴンミラー
6は駆動部3に駆動されて一体で回転する動圧空気軸受
型ポリゴンスキャナ2の回転体8を構成している。
第4図において、符号11は中空回転軸1が嵌合する固
定軸であり、固定軸1工の図中下端部はハウジング4の
台座4aに、圧入あいは焼ばめ等により同着され、固定
軸11が台座4aに強固に固定されている。さらに、固
定軸11の外周表面には上部2列の第1へリングボーン
溝12および下部2列の第2へリングボーン溝13が形
成され、前述のように、中空回転軸1が駆動部3に駆動
されて回転すると、第1へリングボーン溝12および第
2へリングボーン溝13の作用により中空回転軸1と固
定軸11の間の間隙内に収納された空気の圧力が高まり
、このため中空回転軸1と固定軸11の間に動圧空気軸
受14が形成されて回転する中空回転軸1がミラー押え
5、ポリゴンミラー6とともに固定軸11と非接触で、
ラジアル方向に軸支される。さらに、固定軸11の上端
部にはリング状の第1マグネント15が固定され、第1
マグネント15は、第1マグネツト15の上方に対向し
てミラー押え5の嵌合部5bに嵌装、固定された、同様
にリング状の第2マグネン目6、ハウジング4の上部カ
バー4bに第2マグフツト16の上方に対向して固定さ
れた、同しくリング状の第3マグネツトI7およびミラ
ー押え5のディスク部5aの中心に穿設された微小径の
透孔18とともに中空回転軸1を軸方向に支持するアキ
シャル軸受19を構成する。すなわち、ミラー押え5に
固定されて中空回転軸1とともに回転する第2マグネツ
ト16は、それぞれ上部カバー4bおよび固定軸11に
固定された第1マグネ7)15および第3マグネツト1
7の間に位置し、さらにこれら第1マグネツト15、第
2マグネソ目6、第3マグネツト17の互に対向する面
が同極となっているため、第2マグ17ト16は第1マ
グネツト15、第3マグネツト17により上下から反発
されて中空回転軸Iとともに浮上し、非接触で中空回転
軸1を軸方向に支持する。したがって、中空回転軸1、
ミラー押え5およびポリゴンミラー6からなる回転体8
がアキシャル軸受19によって軸方向に支持され、さら
に該回転体8が前述の動圧空気軸受14によってラジア
ル方向に支持される構成となっている。なお、アキシャ
ル軸受19を構成する微小径の透孔18は、ミラー押え
5のディスク部5a、嵌合部5bと固定軸11の間で中
空回転軸1の内径部lc内に形成される空隙20を外部
に連通して回転とともに生じる回転体8の上下振動をダ
ンピングする機能を有しており、アキシャル軸受19に
ダンピング特性をもたせるように設けられている。
さらに、符号21はミラー押え5のディスク部5aの上
面に形成された上部バランス修正溝であり、また符号2
2は、ロータリーマグネット3aの下方で中空回転軸1
の外周に固着されたバランスリングであり、バランスリ
ング22の下面には上部バランス修正溝21と同様な下
部バランス修正溝23が形成されている。そして、これ
ら上部バランス溝21および下部バランス修正溝23の
形状を適宜に修正することにより、回転体8全体の回転
軸回りのアンバランスを修正することが可能であり、具
体的には数■以下のアンバランス量として回転時の回転
体8の振動を極めて微小なものとすることができる。
なお、上述の動圧空気軸受型ポリゴンスキャナは、例え
ば特開昭61−281213号公報に記載のものを改良
する発明として本出願人が既に特許出願法のものである
。すなわち、上記出願法の動圧空気軸受型ポリゴンスキ
ャナは、特開昭61−281213号公報に記載のもの
において、第4図に示す中空回転軸1のフランジ部1b
が中空回転軸1の軸方向の中間部に設けられていたため
、中空回転軸1の加工コストが高くなることに着目して
なされたものであり、フランジ部1bを第4図に示すよ
うに、中空回転軸lの先端部1aに設けて加工コストを
安価とし、さらにミラー押え5を別途に設けて前述のよ
うに、ポリゴンミラー6とともにミラー押え5を中空回
転軸lに位置決めするようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の動圧空気軸受型ポリゴ
ンスキャナにあっては、連続運転に伴う温度上昇により
ミラー押え5が中空回転軸lの半径方向にずれを生じて
回転体8のアンバランス量が増加し、さらに温度の低下
後も該アンバランス量が残留するため、回転体8の振動
が増大してポリゴンスキャナの信軌性が著しく低下する
という不具合があった。
すなわち、第4図において、中空回転軸1は、固定軸1
1とともに動圧空気軸受14を構成するに足りる厳密な
寸法精度を確保する必要があり、さらに起動時および停
止時に固定軸11との接触が避けられないため、中空回
転軸lには耐接触摩耗性が要求され、したがって中空回
転軸1の材質としては、通常ステンレス鋼が用いられる
。また、ミラー押え5の材質はミラー押え5の低コスト
、軽量化、良好な加工性等を満足させるために、アルミ
合金が用いられている。一方、中空回転軸1の内径部1
cとミラー押え5の嵌合部5bの嵌合は、動圧空気軸受
14に有害なちり等を発生しないように、すきまばめと
しており、このため組付けられたミラー押え5の嵌合部
5bが、嵌合部5b円周上の任意の一線上で中空回転軸
lの内径部ICに接触した状態にある。そして、駆動部
3によって回転体8を回転させると、モータ部、軸受部
、ポリゴンミラー6等が発熱し、このため中空回転軸l
とミラー押え5は加熱されて温度が上昇する。
温度の上昇に伴って、中空回転軸1およびミラー押え5
は共に膨張し、ミラー押え5の嵌合部5bの外径および
中空回転軸1の内径部1cの内径は各材質の線膨脹係数
に比例して拡大する。このとき、中空回転軸lおよびミ
ラー押え5の材質がそれぞれ前述のように、ステンレス
鋼およびアルミ合金であり、しかもアルミ合金の線膨脹
係数がステンレス鋼の線膨脹係数の約2倍であるため、
中空回転軸1における内径部1この内径の拡大量よりも
ミラー押え5における嵌合部5bの外径の拡大量の方が
大きくなる。したがって、中空回転軸1の内径部ICに
接触するミラー押え5の嵌合部5bの接触部には、熱膨
張に基づく加圧力が作用してミラー押え5がラジアル方
向にずれを生じ、このため回転体8のアンバランス量が
増加して前述のように回転体8の振動の増大を招く結果
となる。なお、ミラー押え5のラジアル方向のずれは前
述のように、温度の低下後も残留し、このため−旦増加
した回転体8の振動はさらに増大することはあっても、
減少することはない。
〔発明の目的〕
本発明は、上述のような従来技術の課題を背景としてな
されたものであり、連続運転に伴う温度上昇によるミラ
ー押えのずれを防止し、同時にアンバランス量の増加に
基づく振動の増大を解消して、信頼性の高い動圧空気軸
受型ポリゴンスキャナを提供することを目的としている
〔発明の構成〕
本発明のうち第1の発明は、上記目的達成のため、基端
側に設けられた駆動部により駆動されて回転する中空回
転軸と、中空回転軸の先端側の内径部に嵌合する嵌合部
を介して位置決めされ、ポリゴンミラーを中空回転軸の
先端部に固定するミラー押えと、回転する中空回転軸と
の間にラジアル方向の動圧空気軸受を構成する固定軸と
、中空回転軸を軸方向に支持するアキシャル軸受と、を
備えた動圧空気軸受型ポリゴンスキャナにおいて、前記
ミラー押えを構成する材質の線膨脹係数を、中空回転軸
を構成する材質の線膨脹係数の1.2倍以下としたこと
を特徴とするものである。
また、第2の発明は、同様に上記目的達成のため、基端
側に設けられた駆動部により駆動されて回転する中空回
転軸と、中空回転軸の先端側の内径部に嵌合する嵌合部
を介して位置決めされ、ポリゴンミラーを中空回転軸の
先端部に固定するミラー押えと、回転する中空回転軸と
の間にラジアル方向の動圧空気軸受を構成する固定軸と
、中空回転軸を軸方向に支持するアキシャル軸受と、を
備えた動圧空気軸受型ポリゴンスキャナにおいて、前記
ミラー押えの嵌合部に、中空回転軸の内径部に嵌合する
円筒部材を装着し、該円筒部材を介してミラー押えを位
置決めするとともに、円筒部材を構成する材質の線膨脹
係数を、中空回転軸を構成する材料の線膨脹係数の1.
2倍以下としたことを特徴とするものである。
以下、本発明のうち第1の発明の実施例に基づいて具体
的に説明する。第1図は第1の発明に係る動圧空気軸受
型ポリゴンスキャナの一実施例を示す図である。
まず、構成を説明するが、本実施例における動圧空気軸
受型ポリゴンスキャナ31の構成は、ミラー押え5を構
成する材質を除き、従来例として第4図に示す動圧空気
軸受型ポリゴンスキャナ2の構成と同一であり、したが
って、第1図に示す動圧空気軸受型ポリゴンスキャナ3
1に同一符号を付して重複説明を省略する。すなわち、
本実施例の動圧空気軸受型ポリゴンスキャナ3Iは中空
回転軸1と、ミラー押え5と、固定軸11と、アキシャ
ル軸受19と、を備え、中空回転軸1は基端側に設けら
れた駆動部3により駆動されて回転し、ミラー押え5は
中空回転軸1の先端側の内径部1cりこ嵌合する嵌合部
5bを介して位置決めされ、ポリゴンミラー6を中空回
転軸lの先端部1aに同定する機能を有する。さらに、
固定軸1」は回転する中空回転軸lとの間にラジアル方
向の動圧空気軸受14を構成し、アキシャル軸受19は
中空回転軸1を軸方向に支持するように構成されている
さらに、ミラー押え5を構成する材質を、例えばステン
レス鋼、炭素鋼等としてその線膨脹係数を、中空回転軸
lを構成する材質の線膨脹係数のほぼ同等かそれ以下、
すなわち1.2倍以下としている。そして、本実施例に
おいては、中空回転軸1がステンレス鋼、例えばS[J
S420J2により構成されているため、ミラー押え5
の材質としては、線膨脹係数が上記の5US420J2
の1.2倍程度のステンレス鋼、炭素鋼が選択される。
なお、ミラー押え5の材質がステンレス鋼のうち、線膨
脹係数が同一である5US420J2であっても差支え
ないことは勿論である。
次に、作用を説明する。
第1図において、中空回転軸1が駆動部3に駆動されて
回転し、同時に中空回転軸l、ミラー押え5とともに回
転体8を構成するポリゴンミラー6が回転する。そして
、ポリゴンミラー6の回転に伴い、ポリゴンミラー6に
投射されたレーザ光がポリゴンミラー6の多面鏡6aに
反射されて図示しない感光体を走査し、該感光体上に潜
像が形成される。なお、このとき、中空回転軸Iと固定
軸11の間に動圧空気軸受14が形成されて回転体8が
ラジアル方向に支持され、またアキシャル軸受19によ
って回転体8が軸方向に支持されることは言うまでもな
い。このような動圧空気軸受型ポリゴンスキャナ31の
運転が継続されると、モータ部、軸受部、ポリゴンミラ
ー6等が発熱し、これに伴って中空回転軸1とミラー押
え5が加熱されて温度が上昇する。温度の上昇に伴って
、中空回転細工およびミラー押え5ば共に膨張し、ミラ
ー押え5の嵌合部5bの外径および中空回転軸1の内径
部lcの内径は各材質の線膨脹係数に比例して拡大する
。そして、本実施例においては、ミラー押え5を構成す
る材質の線膨脹係数が中空回転軸1を構成する材質の線
膨脹係数とほぼ同等あるいはそれ以下、すなわち1.2
倍以下であるため、上述の嵌合部5bの外径および内径
部ICの内径の拡大量はほぼ同等、あるいはそれ以下と
なる。このため、従来例において説明したように、組立
時にミラー押え5の嵌合部5bが中空回転軸1の内径部
lcにすきまばめされて生しる嵌合部5bの内径部1c
への接触部には熱膨張による加圧力が発生せず、ミラー
押え5のラジアル方向のずれは防止される。同時に、回
転体8のアンバランス量の増加は解消され、回転体8は
極めて静粛、円滑に回転する。したがって、ポリゴンミ
ラー6によるスキャニングの精度は向上し、動圧空気軸
受型ポリゴンスキャナ31の信顧性を向上することがで
きる。
このように、本実施例においては、ミラー押え5の材質
の線膨脹係数を中空回転軸1の材質の線膨脹係数とほぼ
同等かそれ以下、すなわち1.2倍以下としているので
、動圧空気軸受型ポリゴンスキャナ31の連続運転に伴
う温度上昇によるミラー押え5のずれを防止し、同時に
、回転体8のアンバランス量の増加を解消することがで
きる。このため、回転体8の振動の増大を解消して、動
圧空気軸受型ポリゴンスキャナ31の信頗性を向上する
ことができる。
第2図は第2の発明に係る動圧空気軸受型ポリゴンスキ
ャナの一実施例を示す図である。第2図に示すように、
本実施例においては、ミラー押え5の嵌合部5bの外周
に、第1図に示す中空回転軸lの内径部ICに嵌合する
円筒部材41を焼ばめ、圧入等により、装着し、第1図
において、円筒部材41を介してミラー押え5を位置決
めするようにしている。さらに、円筒部材41を構成す
る材質の線膨脹係数を、第1の発明の一実施例と同様に
、中空回転軸lを構成する材質の線膨脹係数の1.2倍
以下としている。その他の構成および作用は第1の発明
の一実施例と同様であり、したがって同様な効果が得ら
れることは勿論、さらにミラー押え5全体を上記材質で
構成する必要がないので、材料コス斗を安く、またミラ
ー押え5を軽量化することができる。
なお、第1の発明の一実施例においては、ミラー押え5
の材質としてステンレス鋼、炭素鋼等を用いていたが、
ミラー押え5全体が該材料で形成されると、材料コスト
が高くなり、またミラー押え5の重量が大きくなる。さ
らに、アキシャル軸受19として永久磁石反発型磁気軸
受を用いた場合、ミラー押え5の磁石保持部は非磁性と
しなければならないが、低コストで線膨脹係数が上述の
条件を満足する非磁性材料が極めて少いため、本実施例
においては、円筒部材41のみを上述の材料により構成
するようにしてコストアンプを解消するようにしたもの
である。
第3図は第2の発明に係る動圧空気軸受型ポリゴンスキ
ャナの他の実施例を示す図である。第3図に示すようC
二本実施例における円筒部材51は、上述の第2の発明
の一実施例における円筒部材41と同様な構成ではある
が、その高さを第1図に示す中空回転軸lの内径部1c
に嵌合される最小限度としたものである。その他の構成
および作用は第1の発明の一実施例と同様であり、した
がって第2の発明の一実施例と同様な効果が得られるこ
とは勿論、本実施例においては、さらにミラー押え5の
低コスト化および軽量化を図ることが可能である。
〔効果〕
本発明のうち第1の発明によれば、ミラー押えの材質の
線膨脹係数を、中空回転軸の材質の線膨脹係数とほぼ同
等かそれ以下、すなわち1.2倍以下としているので、
連続運転に伴う温度上昇によるミラー押えのずれを防止
し、同時にアンバランス量の増加に基づく振動の増大を
解消することができる。したがって、本発明の目的とす
る信顧性の高い動圧空気軸受型ポリゴンスキャナを提供
することができる。
また、第2の発明によれば、ミラー押えの嵌合部材に、
円筒部材を装着し、円筒部材の材質の線膨脹係数を中空
回転軸の材質の線膨脹係数とほぼ同等かそれ以下、すな
わち1.2倍以下としているので、連続運転に伴う温度
上昇によるミラー押えのずれを防止し、同時にアンバラ
ンス量の増加に基づく振動の増大を解消することができ
る。したがって、第2の発明においても、第1の発明と
共通の目的である信顧性の高い動圧空気軸受型ポリゴン
スキャナを提供することとができ、さらにミラー押えの
コストを安く、かつ軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のうち第1の発明に係る動圧空気軸受型
ポリゴンスキャナの一実施例を示すその正面要部断面図
、 第2図は第2図の発明に係る動圧空気軸受型ポリゴンス
キャナの一実施例を示すそのミラー押えの断面図、 第3図は第2図の発明に係る動圧空気軸受型ポリゴンス
キャナの他の実施例を示すそのミラー押えの断面図であ
る。 第4図は従来例を示すその正面要部断面図である。 ・−・・−・中空回転軸、 a・・・・・・先端部、 C・・・・・・内径部、 ・・・・・・駆動部、 ・・・・・−ミラー押え、 b・・・−・嵌合部、 ・・−・・ポリゴンミラー 11・・・−・同定軸、 14・・・・・・動圧空気軸受、 19−・・・アキシャル軸受、 31・・・・・動圧空気軸受型ポリゴンスキャナ、41
.51・・・・・・円筒部材。 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基端側に設けられた駆動部により駆動されて回転
    する中空回転軸と、中空回転軸の先端側の内径部に嵌合
    する嵌合部を介して位置決めされ、ポリゴンミラーを中
    空回転軸の先端部に固定するミラー押えと、回転する中
    空回転軸との間にラジアル方向の動圧空気軸受を構成す
    る固定軸と、中空回転軸を軸方向に支持するアキシャル
    軸受と、を備えた動圧空気軸受型ポリゴンスキャナにお
    いて、前記ミラー押えを構成する材質の線膨脹係数を、
    中空回転軸を構成する材質の線膨脹係数の1.2倍以下
    としたことを特徴とする動圧空気軸受型ポリゴンスキャ
    ナ。
  2. (2)基端側に設けられた駆動部により駆動されて回転
    する中空回転軸と、中空回転軸の先端側の内径部に嵌合
    する嵌合部を介して位置決めされ、ポリゴンミラーを中
    空回転軸の先端部に固定するミラー押えと、回転する中
    空回転軸との間にラジアル方向の動圧空気軸受を構成す
    る固定軸と、中空回転軸を軸方向に支持するアキシャル
    軸受と、を備えた動圧空気軸受型ポリゴンスキャナにお
    いて、前記ミラー押えの嵌合部に、中空回転軸の内径部
    に嵌合する円筒部材を装着し、該円筒部材を介してミラ
    ー押えを位置決めするとともに、円筒部材を構成する材
    質の線膨脹係数を、中空回転軸を構成する材質の線膨脹
    係数の1.2倍以下としたことを特徴とする動圧空気軸
    受型ポリゴンスキャナ。
JP15067090A 1990-06-07 1990-06-07 動圧空気軸受型ポリゴンスキャナ Pending JPH0442118A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0600391A1 (en) * 1992-11-28 1994-06-08 Canon Kabushiki Kaisha Deflection scan apparatus
US5642150A (en) * 1993-08-05 1997-06-24 Fuji Xerox Co., Ltd. Light deflector

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