JPH0488852A - モールド整流子の製造方法 - Google Patents

モールド整流子の製造方法

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JPH0488852A
JPH0488852A JP19943990A JP19943990A JPH0488852A JP H0488852 A JPH0488852 A JP H0488852A JP 19943990 A JP19943990 A JP 19943990A JP 19943990 A JP19943990 A JP 19943990A JP H0488852 A JPH0488852 A JP H0488852A
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Ikuo Hata
畑 郁夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電動工具、電気掃除機等に使用される整流子
電動機のモールド整流子に関するものである。
従来の技術 従来のモールド整流子について、第2図、第3図に基づ
いて説明する。
第2図は従来のモールド整流子の径方向の一部断面図で
ある。リング状に配設された複数の整流子片1は内径部
を合成樹脂2のモールドにより一体化され、となり合う
各整流子片間にアンダカット溝4が施こされている。
前記整流子片1は良導電性の金属の引抜き加工などで摺
動部1aと保持部1bが形成されている。
摺動部1aの径方向の厚みは摺動による摩耗と機械、的
強度、熱容量などによって決定され、保持部1bは、摺
動部1aの幅にくらべやや細くされるとともに、その側
面に複数の溝ICが設けられ樹脂2による保持強度が十
分に得られるようになされている。モールド整流子の製
造に際し、この整流子片1は、第3図に示すごと(モー
ルド金型3の内径に摺動部1aの側面ICどうしを当接
させてリング状に配設された後、保持部1bを含む中心
部を合成樹脂2によりモールドされ各整流子片1どうじ
が一体化された後、となり合う整流子片1の当接部にカ
ッターによりアンダカット溝4が施こされ、となり合う
整流子片1どうしが絶縁される。
発明が解決しようとする課題 このとき、摺動部の径方向の厚みが大きい整流子片では
深い溝をアンダカットせねばならずその加工に時間を費
やしコストの増大をまねくと言う問題が有った。
本発明は上記課題に鑑み、アンダカットの加工時間を短
縮したコストの安いモールド整流子を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明のモールド整流子は
となり合う整流子片の摺動部側面の内径側の一部に凹部
段差を設けるものである。
作用 整流子片の摺動部側面の内径側の一部に凹部段差を設け
ることにより、複数の整流子片をリング状に形成する際
、摺動部側面の外径側どうしを当接させることによりモ
ールド金型内に配殺しやす(なる。また、モールド成形
後は段差部にも合成樹脂が充填されるので機械的保持強
度を向上させることができる。さらにはアンダカットに
際し、整流子片外局部の凸部のみの浅い溝加工ですむ。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明する
第1図は本発明のモールド整流子10の径方向の一部断
面図である。
本発明のモールド整流子11は摺動部lla側面の内径
側の一部に凹部段差12を形成した複数の整流子片11
がリング状に配設され、内径部の保持部11bで合成樹
脂13のモールドにより一体化され、となり合う整流子
片11の側面にアンダカット溝14が施こされている。
整流子片11の摺動部11aの側面に形成される凹部段
差12は径方向には大きい方がアンダカット溝14が浅
くてすむが大きすぎると摩耗しろが少な(なり、また熱
容量が小さ(なって整流子としての性能が低下するので
必要に応じ適宜決定される。また、周方向の段差は子片
間の絶縁が保てる大きさであれば良く、本実施例ではア
ンダカット溝の幅よりやや広(して樹脂自身の機械的強
度を確保するようにされている。
上記のように、摺動部側面の内径側に凹部段差を設ける
ことにより浅いアンダカット溝とすることができるので
その加工時間を短縮した安価なモールド整流子を提供す
ることができる。
なお、本実施例では摺動部側面を凹部段差を有する形状
としたが、この形状は半円形またはテーパー状の凹部形
状でもよいことは言うまでもない。
発明の効果 本発明の整流子片の摺動面の内径側に凹部段差を形成す
ることにより、整流子の摩耗しろ、機械的強度熱容量を
損うことなく、アンダカット溝を浅(することができ、
その加工時間を短縮して安価なモールド整流子を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のモールド整流子の径方向の
部分断面図、第2図は従来例のモールド整流子の径方向
の部分断面図、第3図は従来例の整流子片を成形金型に
配設しモールドしたところを示す部分図である。 1.11・・・・・・整流子片、la、lla・・・・
・・摺動部、lb、llb・・・・・・保持部、12・
・・・・・凹部段差、13・・・・・・合成樹脂。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. となり合う整流子片の摺動部側面の内径側に凹部段差を
    形成したモールド整流子。
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