JPH0488468A - 美術館情報管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は美術館を初めとして画廊や店舗内展示スペース
などの情報、そこで開催される展覧会の情報を収集し、
内部利用・一般提供に用いる美術館情報管理システムに
関する。

〔従来の技術〕

従来、公共的な施設・団体では、情報提供を求める利用
者からの問い合わせに対し係員が個別対応するか、利用
者自身が開催館や展覧会毎の不統一な案内資料を見て検
討するかに限られており、体系的な情報検索は困難であ
った。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の美術館・画廊、展覧会の情報提供状況で
は、意識的かつ系統的な情報収集は困難であり、また、
情報の質・量がともに充実していても、利用者がそれを
洩らさず検索することが難しいという欠点がある。

さらに各種の情報を体系的に検索し把握することができ
ないという欠点もある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の美術館情報管理システムは、美術館・画廊の施
設情報および展覧会情報を入力し検索結果を表示する入
出力部と、前記施設情報の加工・登録・更新部および検
索部を含む美術館・画廊管理プログラムと、前記展覧会
情報の加工・登録・更新部および検索部を含む展覧会管
理プログラムと、前記施設情報′を蓄積する美術館・画
廊データベースと、前記展覧会情報を蓄積する展覧会デ
ータベースと、前記各データベースのコード化された項
目を意味付けするコードファイルとを有する。

また、本発明の美術館情報管理システムにおいて、前記
美術館・画廊管理プログラムの検索部は前記美術館・画
廊データベースを検索するとともに前記展覧会データベ
ースを検索し、前記展覧会管理プログラムの検索部は前
記展覧会データベースを検索するとともに前記美術館・
画廊データベースを検索するようにして構成される。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す機能構成図である。同
図において美術館情報管理システムは、美術館・画廊管
理プログラム３及び展覧会管理プログラム４の機能の選
択やキー項目の指定、データの入力、検索結果の表示を
行なう入出力部ｌと、美術館・画廊管理プログラム３と
、展覧会管理プログラム４と、美術館・画廊データベー
ス９と、展覧会データベース１１と、コードファイル１
０とから構成される。

美術館・画廊管理プログラム３は入出力部１から読み込
んだ美術館・画廊のデータに施設置りを付して美術館・
画廊データベース９に登録し、また更新した後再登録す
る加工・登録・更新部５と、入出力部１から入力したキ
ーをもとにして美術館・画廊データベース９を検索し、
要求があれば展覧会データベース１１に施設置りを介し
てアクセスし展覧会情報を抽出する検索部６とから成る
。同様にして、展覧会管理プログラム４は入出力部１か
ら読み込んだ展覧会のデータにプライマリ・キーの他に
開催した施設のＩＤを付して展覧会データベース１１に
登録し、また更新した後再登録する加工・登録・更新部
７と、入出力部１から入カキ−をもとに展覧会データベ
ース１１を検索し、要求があれば美術館・画廊データベ
ース９に施設置りを介してアクセスし美術館・画廊情報
を抽出する検索部８とから成る。

なお、美術館・画廊管理プログラム３および展覧会管理
プログラム４はホストコンピュータ２に格納されている
。

次に、各部の具体的な動作の流れについて説明する。

美術館１画廊管理プログラム３を起動すると入出力部１
にメニュー画面が表示され、操作員は加工・登録・更新
部５．検索部６のいずれかを選択する。加工・登録・更
新部は美術館・画廊データの美術館・画廊データベース
９への新規登録、更新登録、美術館・画廊データベース
からの削除の３つの機能を実行することが可能である。

美術館・画廊データベース９の各レコードの形式を第２
図（ａ）に示す。ルコードは、プライマリ・キーである
施装置ＤＩ−６．検索のためのキー項目群、詳細項目群
１９で構成されている。操作員は、これらの項目群につ
いて画面から対話形式で入力を行なう。

検索部６はプライマリ・キー１６や各キー項目１８を用
いて美術館・画廊データの検索を行ない、入出力部１に
表示する。表示されたレコード１件のデータについて展
覧会データを参照することが可能である。操作員から展
覧会データ参照の要求が発行されると、施設置りをキー
として展覧会データベース１１にアクセスする。操作員
は、登録されている数だけの展覧会データを順次参、照
することができる。

次に、展覧会管理プログラム４を起動すると、入出力部
１にメニュー画面が表示され、操作員は加工・登録・更
新部７．検索部８のいずれかを選択する。加工・登録・
更新部は展覧会データの展覧会データベース１１への新
規登録、更新登録。

展覧会データベース１１からの削除の３つの機能を実行
することが可能である。展覧会データベースの各レコー
ドの型式を第２図（ｂ）に示す。ルコードは、プライマ
リ・キーである展覧会ＩＤ１７、検索のためのキー項目
群２１．詳細項目群２２の他に施設置Ｄ２０を持つ。こ
の施設置Ｄ２０は美術館・画廊データベース９に格納さ
れている各レコードのプライマリ・キーである施設置Ｄ
１６と同一の形式であり、当該レコードで示される展覧
会が開催される館・画廊の施設置りと値を同じくしてい
る。すなわち、展覧会データベースの各レコードに存在
する施設置Ｄ２０は美術館・画廊データベースの各レコ
ードのポインタとなっている。

検索部８は、入出力部１に表示されたメニュー画面の案
内に従って検索キーに用いる項目を選択し、展覧会デー
タの検索を行なう。そして検索結果を入出力部１に表示
する。操作員から美術館・画廊データ参照の要求が発行
されると、施設置りをキーとして美術館・画廊データベ
ース９にアクセスする。操作員は、当該展覧会データの
開催館である美術館・画廊のデータを参照することがで
きる。

コードファイル１０は美術館・画廊管理プログラム３お
よび展覧会管理プログラム４の双方から参照される。あ
らかじめコード化が可能な項目をコードファイル１０に
登録しておき（たとえばデータベースユーティリティプ
ログラムで登録する。）、美術館・画廊管理プログラム
の加工・登録・更新部５および展覧会管理プログラム４
の加工・登録・更新部７においてルコードを新規登録、
更新登録する際、コードのみを入力することによりプロ
グラム側でコードファイル１０から該当する値を読み込
む。

また、美術館・画廊管理プログラム３の検索部６および
展覧会管理プログラム４の検索部８においてコードファ
イル１０に登録されたコードを検索キーとして入力する
ことにより、コードに該当する値を直接入力するのと同
じ効果を上げることができる。

上記のようにして複数のプログラムに共通する情報を１
つのコードファイルとして扱うことにより、コード化レ
コードを追加・更新・削除することが容易に行える。す
なわち、新規登録や更新登録によって論理的に矛盾を生
じる可能性を少なくすることができる。

〔発明の効果〕

本発明は、美術館・画廊の情報とそれに付随する展覧会
の情報とを分離して管理することにより、不定回繰り返
しデータであり追加登録が多い展覧会のデータの伸縮性
に対応できる効果を持つ。

また、美術館・画廊や展覧会の属性をコード化して管理
することにより、収集したデータの体系的把握が容易に
行なえるという効果も持っている。

さらに、施設置りを美術館・画廊、展覧会双方のレコー
ドに持たせることにより、双方向による多角的検索が行
なえるという効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す機能構成図、第２図（
ａ）および（ｂ）は美術館・画廊データベースおよび展
覧会データベースの構造を示す説明図である。 １・・・入出力部、２・・・ホストコンピュータ、３・
・・美術館・画廊管理プログラム、４・・・展覧会管理
プログラム、９・・・美術館・画廊データベース、１０
・・・コードファイル、１１・・・展覧会データベース
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、美術館・画廊の施設情報および展覧会情報を入力し
   検索結果を表示する入出力部と、前記施設情報の加工・
   登録・更新部および検索部を含む美術館・画廊管理プロ
   グラムと、前記展覧会情報の加工・登録・更新部および
   検索部を含む展覧会管理プログラムと、前記施設情報を
   蓄積する美術館・画廊データベースと、前記展覧会情報
   を蓄積する展覧会データベースと、前記各データベース
   のコード化された項目を意味付けするコードファイルと
   を有することを特徴とする美術館情報管理システム。 ２、請求項１記載の美術館情報管理システムにおいて、
   前記美術館・画廊管理プログラムの検索部は前記美術館
   ・画廊データベースを検索するとともに前記展覧会デー
   タベースを検索し、前記展覧会管理プログラムの検索部
   は前記展覧会データベースを検索するとともに前記美術
   館・画廊データベースを検索することを特徴とする美術
   館情報管理システム。