JPH0488348A - 新規なレジスト材料 - Google Patents

新規なレジスト材料

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JPH0488348A
JPH0488348A JP2204560A JP20456090A JPH0488348A JP H0488348 A JPH0488348 A JP H0488348A JP 2204560 A JP2204560 A JP 2204560A JP 20456090 A JP20456090 A JP 20456090A JP H0488348 A JPH0488348 A JP H0488348A
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Fumiyoshi Urano
文良 浦野
Masaaki Nakahata
中畑 正明
Hirotoshi Fujie
藤江 啓利
Keiji Ono
桂二 大野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は半導体素子等の製造に於て用いられるレジスト
材料に関する。詳しくは露光エネルギー源として400
nm以下の光源、例えば365nmのi線光、300n
m以下の遠紫外光、例えば248.4nmのKrFエキ
シマレーザ−光等を用いてポジ型のパターンを形成する
際のレジスト材料に関する。
[従来の技術] 近年、半導体デバイスの高密度集積化に伴い、微細加工
、中でもフォトリソグラフィに用いら九る露光装置の光
源は益々、短波長化し、今ではKrFエキシマレーザ(
248,4nm)光が検討されるまでになってきている
。しかしながらこの波長に適したレジスト材料は末だ適
当なものが見出されていない。
例えば、KrFエキシマレーザ光に対してかなり感光性
が高く、光透過率も良いと言われているMP2400 
(シブレイ社製)を用いた場合、ベースポリマーのノボ
ラック樹脂自身の露光光に対する大きな表面吸収や感光
剤のナフトキノンジアジド系化合物の光反応性が良くな
い為、現像後のパターン形状は非常に悪く使用出来ない
。また、KrFエキシマレーザ光や遠紫外光を光源とす
るレジスト物より成るレジスト材料が開発されている。
(例えば、特開昭64−80944号公報;特開平1−
154048号感光性化合物と248.4nm付近で高
い光透過性を有する樹脂より成るパターン形成材料も開
発されている。(例えば、特開平1−188852号公
報; Y、Tan1ら、5PIE’S 1989 Sy
mpo、、1086−03等)、第4図を用いて、この
レジスト材料によるパターン形成方法を示す。半導体基
板1上にレジスト材料5を回転塗布し、1.0μ口のレ
ジスト材料膜を得る(第4図(a))。なお、基板1上
には酸化膜、導電膜、絶縁膜が形成されている場合が多
い。次に248.4nmのKrFエキシマレーザ光3で
マスク4を介し選択的に露光する(第4図(b))。そ
して最後に通常のアルカリ現像液(0,24%テトラメ
チルアンモニウムヒドロキシド水溶液)を用いて現像を
行うことによりレジスト材料5の露光部を溶解除去しパ
ターン5aを得る(第4図(C)) このレジスト材料
膜(1μm)の露光前後の紫外線分光曲線を第5図に示
す、使用樹脂が1μm厚で70%であるのに対し、この
レジスト材料の露光後の透過率は40%と低く、十分な
光線色性が得られていないことがわかる。また、パター
ン形成実験の結果、パターンのアスペクト比は約70度
と十分なパターン形状は得られていない。更にこのレジ
スト材料膜(1μm)のγ特性を第6図に示すが、この
レジス材料を使用する場合、一般的にその感度は100
〜300mJ/an2程度であり、高出力の割にエネル
ギー効率が良くないKrFエキシマレーザ光(248,
4nm)を用いての実用化は困難な状況にある。また、
近年、露光エネルギー量を低減させる手段として露光に
より発生した酸を媒体とする化学増幅型のレジスト材料
が提案され[H,Itoら、Polym、Eng、5c
i1,23巻、 1012頁(1983年)]、これに
関して種々の報告がなされている。(例えば、W、R,
Brunsvoldら、5PIE’s 1989 Sy
mpo、、1086−40 ; T、Neenanら、
5pIE’s 1989Sympo、、1086−01
) 、しかしながら、これ等化学増幅型レジスト材料に
使用される樹脂は芳誉環を比較的多く有することに起因
して248.4n訪付近の光透過性が不十分であったり
、樹脂の耐熱性が乏しい等の問題がある。
また、感光性化合物に関しては、例えばトリフェニルス
ルホニウムテトラフルオロボレイトのようなオニウム塩
の場合は溶液安定性が乏しくレジスト材料を調製した直
後ではその本来の性能を発揮するが、半導体製造ライン
に於て実用化することは困難であると言われているし、
2,6−シニトロベンジルのスルホン酸エステルの場合
は化合物としての安定性は認められるが露光により生成
する2ニトロ−6−ニトロツベンズアルデヒドが一般に
使われている現像液(テトラメチルアンモニウムヒドロ
キシド水溶液)に溶解しないため、現像処理後、露光部
にスカムが残存したり、パターン形状が悪くなる等の問
題が生ずる。また、トリス(メタンスルホニルオキシ)
ベンゼンは前記感光性化合物と比べて感度が低いため化
学増幅型レジストの感光性化合物としては適さない。
ればならないことから、良好なパターン形状が得られ難
く、且つ露光エネルギー量を多く必要とする。また、化
学増幅型レジスト材料については樹脂の248.4nm
付近の光透過性を改善するか、樹脂の耐熱性を向上させ
ない限り使用に供し得ないし、また同時に感光性化合物
に関してはより低い露光エネルギー量で酸を発生し、且
つ溶液安定性があり、しかも生成物が現像液に溶解する
という特性が求められている。
[発明の目的コ 本発明は上記した如き状況に鑑みなされたもので、i線
光や、遠紫外光、例えばにrFエキシマレーザ光等によ
り高感度(低露光エネルギーりで効率良く酸を発生し、
且つ溶液中で安定で、しかも光反応による生成物が現状
用いられている現像液に溶解可能な感光性化合物を含ん
で成るレジスト材料を提供することを目的とする・ [発明の構成コ 上記目的を達成するため、本発明は下記の構成より成る
[W光により酸を発生する感光性化合物と、生成した酸
で化学変化を受けてアルカリ可溶性になる官能基を有す
る溶解阻害化合物と、アルカリ可溶性樹脂及びこれら三
者を溶解可能な溶剤とから成るレジスト材料に於て、露
光により酸を発生する感光性化合物として下記一般式E
T]〜[VI]で示される化合物のいずれかを用いるこ
とを特徴とするレジスト材料。
[式中、R1、R2、R3は夫々独立して水素原子、ハ
ロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状2分枝状又は環状
のアルキル基、炭素数1〜10のハロアルキル基、−O
R’ (但し、R6は炭素数1〜10の直鎖状又は分枝
状のアルキル基、炭素数1〜10のアルキル置換シリル
基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基
、炭素数1〜10のハロアルキル基、炭素数2〜20の
アルコキシアルキル基、炭素数2〜11の直鎖状又は分
枝状のアルキルオキシカルボニル基を表わす。)、ニト
ロ基、ニトリル基、アミド基又は−COOR’基(但し
、R7は炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルキル
基を表わす。)を表わし、R4、R5は夫々独立して水
素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状2分枝
状又は環状のアルキル基、炭素数1〜10のハロアルキ
ル基、−〇R8(但し、R8は炭素数1〜10の直鎖状
又は分枝状のアルキル基を表わす。)、ニトロ基又はニ
トリル基を表わし、Xは炭素原子、フェニル基又はナフ
チル基を表わし、nはO〜3の整数を表わす。コラヒド
ロフラニル基、炭素数1〜10のハロアルキル基、炭素
数2〜20のアルコキシアルキル基、炭素数2〜11の
直鎖状又は分枝状のアルキルオキシカルボニル基を表わ
す。)、ニトロ基、ニトリル基、アミド基又は−COO
R″0基(但し、R16は炭素数1〜10の直鎖状又は
分枝状のアルキル基゛を表わす。
)を表わし、R12,R13、R14は夫々独立して水
素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状7分枝
状又は環状のアルキル基、炭素数1〜10のハロアルキ
ル基、−QR1? (但し、R17は炭素数1〜10の
直鎖状又は分枝状のアルキル基を表わす。)、ニトロ基
又はニトリル基を表わし、mは1〜4の整数を表わす。
コ [式中、R9、RIOlRllは夫々独立して水素原子
、ハロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状9分枝状又は
環状のアルキル基、炭素数1〜10のハロアルキル基、
−QR15(但し、RI5は炭素数1〜10の直鎖状又
は分枝状のアルキル基、炭素数1〜10のアルキル置換
シリル基、テトラヒドロピラニル基、テト[式中、R1
11〜Re1は夫々独立して水素原子、ハロゲン原子、
炭素数1〜10の直鎖状2分枝状又は環状のアルキル基
、炭素数1〜10のハロアルキル基、−0R28(但し
、R2Bは炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルキ
ル基、炭素数1〜10のアルキル置換シリル基、テトラ
ヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基、炭素数1
〜10のハロアルキル基、炭素数2〜20のアルコキシ
アルキル基、炭素数2〜11の直鎖状又は分枝状のアル
キルオキシカルボニル基を表わす。)、ニトロ基、ニト
リル基、アミド基又は−C00R29基(但し、R29
は炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルキル基を表
わす。)を表わし、R22〜R27は夫々独立して水素
原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状2分枝状
又は環状のアルキル基、炭素数1〜10のハロアルキル
基、−QR30(但し、R30は炭素数1〜10の直鎖
状又は分枝状のアルキル基を表わす。)、ニトロ基又は
ニトリル基を表わし、Yは単結合、酸素原子、−CH=
N−基、炭素数1〜10のアルキレン基、炭素数1〜1
0の置換アルキレン基又は炭素数3〜10のシクロアル
キレン基を表わし、k、1は夫々独立して1〜4の整数
を表わす。
[式中、R″′、R32は夫々独立して炭素数1〜10
の直鎖状2分枝状又は環状のアルキル基、炭素数1〜1
0のハロアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基、
フェニル基、置換フェニル基(置換基は、ハロゲン原子
、炭素数1〜10の直鎖状1分枝状又は環状のアルキル
基、炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルコキシ基
、炭素数1〜10のハロアルキル基、ニトロ基、ニトリ
ル基又はアミド基)、炭素数7〜10のアラルキル基又
は!換アラルキル基(置換基は、ハロゲン原子、炭素数
1〜10の直鎖状2分枝状又は環状のアルキル基、炭素
数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルコキシ基、炭素数
1〜10のハロアルキル基、ニトロ基、ニトリル基又[
式中、R33、R3″1. R35、R36は夫々独立
して水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状
2分枝状又は環状のアルキル基、炭素数1〜10のハロ
アルキル基、炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアル
コキシ基、炭素数2〜10のアルケニル基、炭素数7〜
10のアラルキル基、フェニル基、置換フェニル基(置
換基は、ハロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状2分枝
状又は環状のアルキル基、炭素数1〜10のハロアルキ
ル基、炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルコキシ
基、ニトロ基、ニトリル基又はアミド基。)を表わす。
また、R33とR94,R34とR35及びR35とR
36は夫々独立して、互いに結合して脂環、ヘテロ脂環
、芳香環又はヘテロ芳香環を形成していても良い。] [式中R37、R40は夫々独立して炭素数1〜10の
直鎖状2分枝状又は環状のアルキル基、炭素数1〜10
のハロアルキル基、炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状
のアルコキシ基、炭素数2〜10のアルケニル基、フェ
ニル基、置換フェニル基、(置換基は、ハロゲン原子、
炭素数1〜10の直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基
、炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルコキシ基、
炭素数1〜10のハロアルキル基、炭素数1〜10の直
鎖状又は分枝状のアルキルチオ基、ニトロ基、ニトリル
基、又はアミド基)、炭素数7〜10のアラルキル基又
は置換アラルキル基(I[換基は、ハロゲン原子、炭素
数1〜10の直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基、炭
素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルコキシ基、炭素
数1〜10のハロアルキル基、炭素繋1〜10の直鎖状
又は分枝状のアルキルチオ基、ニトロ基、ニトリル基又
はアミド基)を表わし、R38、R39は夫々独立して
水素原子、炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルキ
ル基又はハロゲン原子を表わし、A、Bは夫々独立して
カルボニル基、スルホニル基又はスルフィニル基を表わ
す。コ」 本発明者らは露光により酸を発生する感光性化合物につ
いて鋭意研究を重ねた結果、溶液中で安定で、しかも光
反応による生成物が現状用いられている現像液に溶解可
能な上記一般式[I]〜[VI]で示される感光性化合
物を見出し、更に、一般式[1]〜[m]で示される感
光性化合物の如くベンゼンスルホン酸エステルに電子吸
引基であるニトロ基を導入したもの、より好ましくはス
ルホニル基のオルト位にニトロ基を導入したものは、露
光によりニトロ基の効果でスルホニル基が励起されてス
ルホン酸エステルが解離しやすくなり、レジスト膜に存
在する水の影響で低露光量でニトロベンゼンスルホン酸
が効率良く生成すること、一般式[IV]、 [V]で
示される化合物の如く、露光によりブリーチする感光性
化合物を用いた場合には、その内部セル効果により、従
来の感光性化合物を用いた場合よりも露光後の透過性が
著しく改善され、解像度が大幅に向上すること、及び一
般式[VI]で示される化合物を用いた場合には、露光
による酸の発生効率が高く、解像度が大幅に向上するこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明で用いられる一般式II]で示される感光性化合
物に於て、R1,R2,R3で示されるハロゲン原子及
びハロアルキル基のハロゲンとしては、塩素、臭素、弗
素、沃素が挙げられ、直鎖状1分枝状又は環状のアルキ
ル基のアルキル基、ハロアルキル基のアルキル基、R6
で示される直鎖状又は分枝状のアルキル基のアルキル基
、同じ<R’で示されるアルキル置換シリル基のアルキ
ル基、同ハロアルキル基のアルキル基、同アルコキシア
ルキル基のアルキル基及びアルコキシ基のアルキル基、
同直鎖状又は分枝状のアルキルオキシカルボニル基のア
ルキル基及びR7で示される直鎖状又は分枝状のアルキ
ル基のアルキル基としては、例えばメチル基、エチル基
、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、オク
チル基、デシル基等炭素数1〜10のアルキル基が挙げ
られる。また、Ra。
R5で示されるハロゲン原子及びハロアルキル基のハロ
ゲンとしては塩素、臭素、弗素、沃素が挙げられ、直鎖
状2分枝状又は環状のアルキル基のアルキル基、ハロア
ルキル基のアルキル基及びR11で示される直鎖状又は
分枝状のアルキル基のアルキル基としては、例えばメチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘ
キシル基、オクチル基、デシル基等炭素数1〜10のア
ルキル基が挙げられる。
本発明で用いられる一般式[IIで示される感光性化合
物の内、特に好ましいものとしては下記−般式[I a
]で示される化合物が挙げられる。
(式中、R′〜R5、X及びnは前記と同じ。)一般式
[1a]で示される化合物の中の代表的なものとしては
、例えば下記一般式[1bl、[I cl及び[I d
]で示される化合物を挙げることができる。
(式中、R1−R5及びnは前記と同じ。)本発明で用
いられる一般式[II]で示される感光性化合物に於て
、R9,RIO,R11で示されるハロゲン原子及びハ
ロアルキル基のハロゲンとしては、塩素、臭素、弗素、
沃素が挙げられ、直鎖状9分枝状又は環状のアルキル基
のアルキル基、ハロアルキル基のアルキル基、R15で
示される直鎖状又は分校状のアルキル基のアルキル基、
同じくR15で示されるアルキル置換シリル基のアルキ
ル基、同ハロアルキル基のアルキル基、同アルコキシア
ルキル基のアルキル基及びアルコキシ基のアルキル基、
同直鎖状又は分枝状のアルキルオキシカルボニル基のア
ルキル基及びR16で示される直鎖状又は分枝状のアル
キル基のアルキル基としては、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、オ
クチル基、デシル基等炭素数1〜10のアルキル基が挙
げられる。また、R12,R13,RImで示されるハ
ロゲン原子及びハロアルキル基のハロゲンとしては塩素
、臭素。
弗素、沃素が挙げられ、直鎖状9分枝状又は環状のアル
キル基のアルキル基、ハロアルキル基のアルキル基及び
R17で示される直鎖状又は分枝状のアルキル基のアル
キル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、アミル基。
ヘキシル基、オクチル基、デシル基等炭素数1〜10の
アルキル基が挙げられる。
本発明で用いられる一般式[II[]で示される感光性
化合物に於て、R18,R19,R20,R21で示さ
れるハロゲン原子及びハロアルキル基のハロゲンとして
は、塩素、臭素、弗素、沃素が挙げられ、直鎖状2分枝
状又は環状のアルキル基のアルキル基、ハロアルキル基
のアルキル基、R211で示される直鎖状又は分枝状の
アルキル基のアルキル基、同じ<R28で示されるアル
キル置換シリル基のアルキル基、同ハロアルキル基のア
ルキル基、同アルコキシアルキル基のアルキル基及びア
ルコキシ基のアルキル基、同直鎖状又は分枝状のアルキ
ルオキシカルボニル基のアルキル基及びR29で示され
る直鎖状又は分枝状のアルキル基のアルキル基としては
、例えばメチル基、エチル基、プロピル基。
ブチル基、アミル基、ヘキシル基、オクチル基。
デシル基等炭素数1〜10のアルキル基が挙げられる。
また、R22,123,R24,R25,R26,R2
7で示されるハロゲン原子及びハロアルキル基のハロゲ
ンとしては塩素、臭素、弗素、沃素が挙げられ、直鎖状
9分枝状又は環状のアルキル基のアルキル基、ハロアル
キル基のアルキル基及びR30で示される直鎖状又は分
枝状のアルキル基のアルキル基としては、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基。
ブチル基、アミル基、ヘキシル基、オクチル基。
デシル基等炭素数1〜10のアルキル基が挙げられる。
Yで示されるアルキレン基及び置換アルキレン基のアル
キレン基としては、例えばメチレン基。
エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基
、ヘキシレン基、オクチレン基、デシル基等炭素数1〜
10のアルキレン基が挙げられ、シクロアルキレン基と
しては、例えばシクロプロピレン基、シクロペンチレン
基、シクロヘキシレン基、シクロオクチレン基、シクロ
デシレン基等炭素数3〜10のシクロアルキレン基が挙
げられ、置換アルキレン基゛の置換基としては、例えば
塩素。
臭素、弗素、沃素等のハロゲン原子、例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル
基、オクチル基、デシル基等炭素数1〜10のアルキル
基等が挙げられる。
本発明で用いられる一般式[IV]で示される感光性化
合物に於て、R31,R32で示される直鎖状9分枝状
又は環状のアルキル基のアルキル基及びハロアルキル基
のアルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、アミル基。
ヘキシル基、オクチル基、デシル基等炭素数1〜10の
アルキル基が挙げられ、ハロアルキル基のハロゲンとし
ては、塩素、臭素、弗素、沃素が挙げられ、アルケニル
基としては、例えばビニル基。
1−プロペニル基、2−プロペニル基(アリル基)。
2−ブテニル基、イソプロペニル基、■、3−ブタジェ
ニル基、2−ペンテニル基、■−へキセニル基等炭素数
2〜10のアルケニル基が挙げられ、アラルキル基とし
ては、例えばベンジル基、フェネチル基。
フェニルプロピル基、フェニルブチル基等炭素数7〜1
0のアラルキル基が挙げられる。また、置換フェニル基
及び置換アラルキル基の置換基である直鎖状9分枝状又
は環状のアルキル基のアルキル基、直鎖状又は分枝状の
アルコキシ基のアルキル基及びハロアルキル基のアルキ
ル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基
、ブチル基。
アミル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基等炭素数
1−ioのアルキル基が挙げられ、ハロゲン原子及びハ
ロアルキル基のハロゲンとしては塩素。
臭素、弗素、沃素が挙げら九る。
本発明で用いられる一般式[V]で示される感光性化合
物に於て、B3B、 R34,R35,R36で示され
るハロゲン原子及びハロアルキル基のハロゲンとしては
、塩素、臭素、弗素、沃素が挙げられ、直鎖状9分校状
又は環状のアルキル基のアルキル基、ハロアルキル基の
アルキル基及び直鎖状又は分枝状のアルコキシ基のアル
キル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、オクチル基、デ
シル基等炭素数1〜10のアルキル基が挙げられ、アル
ケニル基としては、例えばビニル基、1−プロペニル基
2−プロペニル基(アリル基)、2−ブテニル基、イソ
プロペニル基、1,3−ブタジェニル基、2−ペンテニ
ル基、1−へキセニル基等炭素数2〜10のアルケニル
基が挙げられ、アラルキル基としては1例えばベンジル
基、フェネチル基、フェニルプロピル基、フェニルブチ
ル基等炭素数7〜10のアラルキル基が挙げられる。ま
た、置換フェニル基の置換基であるハロゲン原子及びハ
ロアルキル基のハロゲンとしては、塩素、臭素、弗素、
沃素が挙げられ、直鎖状9分枝状又は環状のアルキル基
のアルキル基、ハロアルキル基のアルキル基及び直鎖状
又は分枝状のアルコキシ基のアルキル基としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル
基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基等炭素数1〜1
0のアルキル基が挙げられる。
本発明で用いられる一般式[VI]で示される感光性化
合物に於て、R3?、 [740で示される直鎖状9分
枝状又は環状のアルキル基のアルキル基、ハロアルキル
基のアルキル基及び直鎖状又は分校状のアルコキシ基の
アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基、アミル基。
ヘキシル基、オクチル基、デシル基等炭素数1〜10の
アルキル基が挙げられ、ハロアルキル基のハロゲンとし
ては、塩素、臭素、弗素、沃素が挙げられ、アルケニル
基としては、例えばビニル基。
1−プロペニル基、2−プロペニル基(アリル基)。
2−ブテニル基、イソプロペニル基、1,3−ブタジェ
ニル基、2−ペンテニル基、1−へキセニル基等炭素数
2〜10のアルケニル基が挙げられ、アラルキル基とし
ては、例えばベンジル基、フェネチル基。
フェニルプロピル基、フェニルブチル基等炭素数7〜1
0のアラルキル基が挙げられる。また、置換フェニル基
及び置換アラルキル基の置換基である直鎖状2分枝状又
は環状のアルキル基のアルキル基、直鎖状又は分枝状の
アルコキシ基のアルキル基、ハロアルキル基のアルキル
基及び直鎖状又は分枝状のアルキルチオ基のアルキル基
としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、アミル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基
等炭素数1〜10のアルキル基が挙げられ、ハロゲン原
子及びハロアルキル基のハロゲンとしては塩素、臭素、
弗素、沃素が挙げられる。また、R38,R99で示さ
れる直鎖状又は分枝状のアルキル基としては1例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、
ヘキシル基、オクチル基、デシル基等炭素数1〜10の
アルキル基が挙げられ、ハロゲン原子としては塩素、臭
素、弗素。
沃素が挙げられる。
本発明で用いられる化学変化を受けてアルカリ可溶性に
なる官能基を有する溶解阻害化合物としては、例えば、
ビスフェノールA、ポリヒドロキシスチレンオリゴマー
、ポリヒドロキシスチレン樹脂、ノボラック樹脂等フェ
ノール性OH基を有するもので、そのフェノール性OH
基が酸により脱離しやすい、例えばtert−ブチル基
、tert−ブトキシカルボニル基、シクロアルキル基
、アルキル置換シリル基、テトラヒドロピラニル基、テ
トラヒドロフラニル基、ハロアルキル基、メトキシメチ
ル基、直鎖状又は分枝状アルキルオキシカルボニル基等
で保護したものが挙げられるが特にこれらに限定される
ものではない。
本発明で用いられるアルカリ可溶性樹脂としては、例え
ば、ノボラック樹脂、ポリP−ヒドロキシスチレン樹脂
、スチレンマレイン酸ハーフエステル樹脂及びP−ヒド
ロキシスチレン−p−アルコキシスチレン共重合体(但
し、アルコキシ基のアルキル基は炭素数1〜10で、直
鎖状、分枝状いずれにても可。)等が代表的なものとし
て挙げられるが特にこれらに限定されるものではなく、
通常この種の分野でこの種の目的に使用されるアルカリ
可溶性樹脂であれば何れにても良い。
本発明で用いられる溶剤としては感光性化合物、溶解阻
害化合物及び樹脂の三者を溶解可能なものであれば何れ
にても良いが通常は365nm及び248nm付近に吸
取を有さないものがより好ましく用いられる。より具体
的にはエチルセロソルブアセテート、メチルセロソルブ
アセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、
乳酸エチル、乳酸メチル、ジオキサン又はエチレングリ
コールモノイソプロビルエーテル等が挙げられるが勿論
これ等に限定されるものではない。
本発明のレジスト材料はKrFエキシマレーザ光はもと
より、i線光でも酸が発生し、化学増幅作用することが
確認されている。従って本発明のレジスト材料は化学増
幅方法を利用して低露光量の遠紫外光、KrFエキシマ
レーザ光(248,4nm)やi線光(365nm)を
用いてパターン形成可能なレジスト材料である。
[作用] 本発明の作用について説明すると、先ず、KrFエキシ
マレーザ光、遠紫外光やi線光等で露光された部位は例
えば下記(A)、(B)、(C)、(D)、(E)又は
(F)で示される光反応に従って酸が発生する。
露光工程に続いて加熱処理を行なうと下記(G)の反応
式に従って溶解阻害化合物の官能基が酸により化学変化
を受け、アルカリ可溶性となり、現像の際、現像液に溶
出してくる。
他方、未露光部は酸が発生しない為、加熱処理しても化
学変化は起らず、溶解阻害化合物は変化せず、アルカリ
可溶性基の発現はない。
このように本発明のレジスト材料を用いてパターン形成
を行なった場合には露光部と未露光部との間でアルカリ
現像液に対して大きな溶解度差が生じ、その結果、良好
なコントラストを有したポジ型パターンが形成される。
尚、前記反応式(G)で示されるように露光で発生した
酸は触媒的に作用する為、露光は必要な酸を発生させる
だけで良く露光エネルギー量の低減が可能となる。
[実施例コ 以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれ等により何等制約を受けるものではない。
実施例 1゜ 下記の組成から成るレジスト材料を調製した。
(k/l/p=2/1/1)  6.0gジエチレング
リコールジメチルエーテル 15.0゜第1図を用いて
上記レジスト材料を使用したパターン形成方法を説明す
る。半導体等の基板1上に上記レジスト材料2を回転塗
布し、90℃、90秒間ホントプレートでソフトベーク
後、1.0μmの膜厚のレジスト材料膜を得た(第1図
(a))。次に248.4nmのKrFエキシマレーザ
光3をマスク4を介して選択的に露光した(第1図(b
))。そして120℃、90秒間ホットプレートでプレ
ベーク後、アルカリ現像液(2,38%テトラメチルア
ンモニウムヒドロキシド水溶液)で60秒間現像するこ
とにより、レジスト材料2の露光部のみを溶解除去し、
ポジ型パターン2aを得た(第1図(C))。このレジ
スト材料膜(1,0μm)の露光前後の紫外線分光曲線
を第2図に示す。露光前後の透過率はほとんど変化せず
、露光後も約65%と高い透過性を示している。また、
この時のポジ型パターンのアスペクト比は約87度の好
形状の0.3μmラインアンドスペースであった。更に
このレジスト材料膜(1゜0μm)のγ特性を第3図に
示す、この材料は最小露光量的5mJ/an2という高
感度であった。
実施例 2゜ 下記の組成から成るレジスト材料を調製した。
ノボラック樹n6−0g ジエチレングリコールジメチルエーテル 15・0g上
記レジスト材料を用い、光源を248.4nmのKrF
エキシマレーザ光の代わりに365nmのi線光を使用
して実施例1と同様の実験を行なった。
その結果、このレジスト材料を用いて得たポジ型パター
ンは約35mJ/c+n2の露光エネルギー量でパター
ン形成が可能であった。
実施例 3゜ 下記の組成から成るレジスト材料を調製した。
ジエチレングリコールジメチルエーテル 15.0g上
記レジスト材料を用いて実施例1と同様の実験を行なっ
た。
その結果、このレジスト材料を用いて得たポジ型パター
ンは約10mJ/cm2の露光エネルギー量でパターン
形成が可能であった。
実施例 4゜ 下記の組成から成るレジスト材料を調製した。
ジエチレングリコールジメチルエーテル 15.0g上
記レジスト材料を用いて実施例1と同様の実験を行なっ
た。
その結果、このレジスト材料を用いて得たポジ型パター
ンは約8+J/cm2の露光エネルギー量でパターン形
成が可能であった。
実施例 5゜ 下記の組成から成るレジスト材料を調製した。
ノボラック樹n6.0g その結果、このレジスト材料を用いて得たポジ型パター
ンは約45mJ/cm2の露光エネルギー量でパターン
形成が可能であった。
実施例 6゜ 下記の組成から成るレジスト材料を調製した。
(k/1=515) 6.0g ジエチレングリコールジメチルエーテル 15.0g上
記レジスト材料を用いて実施例1と同様の実験を行なっ
た。
ジエチレングリコールジメチルエーテル15.0g 上記レジスト材料を用いて実施例1と同様の実験を行な
った。
その結果、このレジスト材料を用いて得たポジ型パター
ンは約27mJ/ctl12の露光エネルギー量でパタ
ーン形成が可能であった。
実施例 7゜ 下記の組成から成るレジスト材料を調製した。
パターンは約70mJ/am2の露光エネルギー量でパ
ターン形成が可能であった。
実施例 8゜ 下記の組成から成るレジスト材料を調製した。
(k/1=9/1) 6.0g (k/1=9/1)     6.0gジエチレングリ
コールジメチルエーテル 15.0g上記レジスト材料
を用いて実施例2と同様に、1線光を用いて実験を行な
った。
その結果、このレジスト材料を用いて得たポジ型ジエチ
レングリコールジメチルエーテル 15.0g上記レジ
スト材料を用いて実施例1と同様の実験を行なった。
その結果、このレジスト材料を用いて得たポジ型パター
ンは約17mJ/cm”の露光エネルギー量でパターン
形成が可能であった。
実施例 9゜ 実施例8に於て感光性化合物を に代えて同様の実験を行なったところ、得られたポジ型
パターンは約20mJ/cI112の露光エネルギー量
でパターン形成が可能であった。
実施例 10゜ 実施例8に於て感光性化合物を に代えて同様の実験を行なったところ、得られたポジ型
パターンは約30mJ/c+n2の露光エネルギー量で
パターン形成が可能であった。
実施例 11゜ 下記の組成から成るレジスト材料を調製した。
ジエチレングリコールジメチルエーテル 15.0g上
記レジスト材料を用いて実施例1と同様の実験を行なっ
た。
その結果、このレジスト材料を用いて得たポジ型パター
ンは約25mJ/cm2の露光エネルギー量でパターン
形成が可能であった。
実施例 12゜ 実施例11に於て感光性化合物を (k/1=9/1) 6.0g に代えて同様の実験を行なったところ、得られたポジ型
パターンは約19mJ/am2の露光エネルギー量了)
パターン形成が可能であった。
実施例 13゜ 下記の組成から成るレジスト材料を調製した。
ジエチレングリコールジメチルエーテル 15.0g上
記レジスト材料を用いて実施例1と同様の実験を行なっ
た。
その結果、このレジスト材料を用いて得たポジ型パター
ンは約16mJ/cm2の露光エネルギー量でパターン
形成が可能であった。
実施例 14゜ 下記の組成から成るレジスト材料を調製した。
ジエチレングリコールジメチルエーテル 15.0g上
記レジスト材料を用いて実施例2と同様に、i線光を用
いて実験を行なった。
その結果、このレジスト材料を用いて得たポジ型パター
ンは約62mJ/cm2の露光エネルギー量でパターン
形成が可能であった。
[発明の効果] 本発明に係るレジスト材料を400rrm以下の光源例
えば365nmのi線光、300nm以下の遠紫外光(
Deep  UV) 、例えばKrFエキシマレーザ光
(248゜4nm)等の露光用レジスト材料として用い
た場合には、サブミクロンオーダーの形状の良い微細な
パターンが容易に得られる。従って本発明は、半導体産
業等に於けるM微細パターンの形成にとって大きな価値
を有するものである。
尚、本レジスト材料はi線光や遠紫外光、KrFエキシ
マレーザ光で特に効果を発揮するが、電子線やX線でも
充分使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は実施例1で得られた結果を示し、第1
図は本発明のレジスト材料を用いたパターン形成方法の
工程断面図、第2図は本発明のレジスト材料の紫外線分
光曲線図(但し、実線は露光前、破線は露光後)、第3
図は本発明のレジスト材料のγ特性図を夫々示す。また
第4図は従来のレジスト材料を用いたパターン形成方法
の工程断面図、9J5図は従来のレジスト材料の紫外線
分光曲線図(但し、実線は露光前、破線は露光後)、第
6図は従来のレジスト材料のγ特性図である。 1・・・基板、2・・・本発明のレジスト材料膜、3・
・・KrFエキシマレーザ光、4・・・マスク、5・・
・従来のレジスト材料膜、2a・・−樹脂パターン。 特許出願人 和光純薬工業株式会社 第 図 塑 噌 脣 第 図 禦 す 脣 メ 要 謔 Δコ 藻 員

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)露光により酸を発生する感光性化合物と、生成し
    た酸で化学変化を受けてアルカリ可溶性になる官能基を
    有する溶解阻害化合物と、アルカリ可溶性樹脂及びこれ
    ら三者を溶解可能な溶剤とから成るレジスト材料に於て
    、露光により酸を発生する感光性化合物として下記一般
    式[ I ]〜[VI]で示される化合物のいずれかを用い
    ることを特徴とするレジスト材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、R^1、R^2、R^3は夫々独立して水素原
    子、ハロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状、分枝状又
    は環状のアルキル基、炭素数1〜10のハロアルキル基
    、−OR^6(但し、R^6は炭素数1〜10の直鎖状
    又は分枝状のアルキル基、炭素数1〜10のアルキル置
    換シリル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフ
    ラニル基、炭素数1〜10のハロアルキル基、炭素数2
    〜20のアルコキシアルキル基、炭素数2〜11の直鎖
    状又は分枝状のアルキルオキシカルボニル基を表わす。 )、ニトロ基、ニトリル基、アミド基又は−COOR^
    7基(但し、R^7は炭素数1〜10の直鎖状又は分枝
    状のアルキル基を表わす。)を表わし、R^4、R^5
    は夫々独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜1
    0の直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基、炭素数1〜
    10のハロアルキル基、−OR^6(但し、R^6は炭
    素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルキル基を表わす
    。)、ニトロ基又はニトリル基を表わし、Xは炭素原子
    、フェニル基又はナフチル基を表わし、nは0〜3の整
    数を表わす。]▲数式、化学式、表等があります▼[I
    I] [式中、R^9、R^10、R^1^1は夫々独立して
    水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状、分
    枝状又は環状のアルキル基、炭素数1〜10のハロアル
    キル基、−OR^1^5(但し、R^1^5は炭素数1
    〜10の直鎖状又は分枝状のアルキル基、炭素数1〜1
    0のアルキル置換シリル基、テトラヒドロピラニル基、
    テトラヒドロフラニル基、炭素数1〜10のハロアルキ
    ル基、炭素数2〜20のアルコキシアルキル基、炭素数
    2〜11の直鎖状又は分枝状のアルキルオキシカルボニ
    ル基を表わす。)、ニトロ基、ニトリル基、アミド基又
    は−COOR^1^6基(但し、R^1^6は炭素数1
    〜10の直鎖状又は分枝状のアルキル基を表わす。 )を表わし、R^1^2、R^1^3、R^1^4は夫
    々独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10の
    直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基、炭素数1〜10
    のハロアルキル基、−OR^1^7(但し、R^1^7
    は炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルキル基を表
    わす。)、ニトロ基又はニトリル基を表わし、mは1〜
    4の整数を表わす。] ▲数式、化学式、表等があります▼[III] [式中、R^1^8〜R^2^1は夫々独立して水素原
    子、ハロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状、分枝状又
    は環状のアルキル基、炭素数1〜10のハロアルキル基
    、−OR^2^8(但し、R^2^8は炭素数1〜10
    の直鎖状又は分枝状のアルキル基、炭素数1〜10のア
    ルキル置換シリル基、テトラヒドロピラニル基、テトラ
    ヒドロフラニル基、炭素数1〜10のハロアルキル基、
    炭素数2〜20のアルコキシアルキル基、炭素数2〜1
    1の直鎖状又は分枝状のアルキルオキシカルボニル基を
    表わす。)、ニトロ基、ニトリル基、アミド基又は−C
    OOR^2^9基(但し、R^2^9は炭素数1〜10
    の直鎖状又は分枝状のアルキル基を表わす。)を表わし
    、R^2^2〜R^2^7は夫々独立して水素原子、ハ
    ロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状、分枝状又は環状
    のアルキル基、炭素数1〜10のハロアルキル基、−O
    R^3^0(但し、R^3^0は炭素数1〜10の直鎖
    状又は分枝状のアルキル基を表わす。)、ニトロ基又は
    ニトリル基を表わし、Yは単結合、酸素原子、−CH=
    N−基、炭素数1〜10のアルキレン基、炭素数1〜1
    0の置換アルキレン基又は炭素数3〜10のシクロアル
    キレン基を表わし、k、lは夫々独立して1〜4の整数
    を表わす。 ▲数式、化学式、表等があります▼[IV] [式中、R^3^1、R^3^2は夫々独立して炭素数
    1〜10の直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基、炭素
    数1〜10のハロアルキル基、炭素数2〜10のアルケ
    ニル基、フェニル基、置換フェニル基(置換基は、ハロ
    ゲン原子、炭素数1〜10の直鎖状、分枝状又は環状の
    アルキル基、炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアル
    コキシ基、炭素数1〜10のハロアルキル基、ニトロ基
    、ニトリル基又はアミド基)、炭素数7〜10のアラル
    キル基又は置換アラルキル基(置換基は、ハロゲン原子
    、炭素数1〜10の直鎖状、分枝状又は環状のアルキル
    基、炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルコキシ基
    、炭素数1〜10のハロアルキル基、ニトロ基、ニトリ
    ル基又はアミド基)を表わす。] ▲数式、化学式、表等があります▼[V] [式中、R^3^3、R^3^4、R^3^5、R^3
    ^6は夫々独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素数1
    〜10の直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基、炭素数
    1〜10のハロアルキル基、炭素数1〜10の直鎖状又
    は分枝状のアルコキシ基、炭素数2〜10のアルケニル
    基、炭素数7〜10のアラルキル基、フェニル基、置換
    フェニル基(置換基は、ハロゲン原子、炭素数1〜10
    の直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基、炭素数1〜1
    0のハロアルキル基、炭素数1〜10の直鎖状又は分枝
    状のアルコキシ基、ニトロ基、ニトリル基又はアミド基
    。)を表わす。また、R^3^3とR^3^4、R^3
    ^4とR^3^5及びR^3^5とR^3^6は夫々独
    立して、互いに結合して脂環、ヘテロ脂環、芳香環又は
    ヘテロ芳香環を形成していても良い。] ▲数式、化学式、表等があります▼[VI] [式中R^3^7、R^4^0は夫々独立して炭素数1
    〜10の直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基、炭素数
    1〜10のハロアルキル基、炭素数1〜10の直鎖状又
    は分枝状のアルコキシ基、炭素数2〜10のアルケニル
    基、フェニル基、置換フェニル基、(置換基は、ハロゲ
    ン原子、炭素数1〜10の直鎖状、分枝状又は環状のア
    ルキル基、炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルコ
    キシ基、炭素数1〜10のハロアルキル基、炭素数1〜
    10の直鎖状又は分枝状のアルキルチオ基、ニトロ基、
    ニトリル基、又はアミド基)、炭素数7〜10のアラル
    キル基又は置換アラルキル基(置換基は、ハロゲン原子
    、炭素数1〜10の直鎖状、分枝状又は環状のアルキル
    基、炭素数1〜10の直鎖状又は分枝状のアルコキシ基
    、炭素数1〜10のハロアルキル基、炭素数1〜10の
    直鎖状又は分枝状のアルキルチオ基、ニトロ基、ニトリ
    ル基又はアミド基)を表わし、R^3^6、R^3^9
    は夫々独立して水素原子、炭素数1〜10の直鎖状又は
    分枝状のアルキル基又はハロゲン原子を表わし、A、B
    は夫々独立してカルボニル基、スルホニル基又はスルフ
    ィニル基を表わす。]
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