JPH0487888A - 車体構造 - Google Patents

車体構造

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Publication number
JPH0487888A
JPH0487888A JP20258690A JP20258690A JPH0487888A JP H0487888 A JPH0487888 A JP H0487888A JP 20258690 A JP20258690 A JP 20258690A JP 20258690 A JP20258690 A JP 20258690A JP H0487888 A JPH0487888 A JP H0487888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
getting
cassette
cross member
side sill
Prior art date
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Pending
Application number
JP20258690A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Nishiuchi
西内 徹
Atsushi Namiiri
厚 波入
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP20258690A priority Critical patent/JPH0487888A/ja
Publication of JPH0487888A publication Critical patent/JPH0487888A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車体構造に係り、特に足元の乗降性を向上させ
るために、車体フロアの一部を切り欠いてなる車体構造
に関する。
〔従来の技術〕
従来、車両の乗降部構造としては例えば第18図に示す
ようなものがあった。これは、乗員の足元の乗降性を向
上させるめに、フロア4の左右側端部に配設されている
サイドシル3の乗降部近傍をフロア4と共に切り欠いて
車室内側に凹設した足元乗降部10を形成し、この足元
乗降部10の切り欠き端部の近傍でフロア下面に沿って
車体前後方向に補強メンバ1を配設し、この補強メンバ
1に対応するフロア4の上面に補強メンバ1と交差する
クロスメンバ2を配設したものである(実開昭58−1
84382号公報参照)。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の車両の乗降部構造にあっては、サ
イドシル3およびフロア4の一部を切り欠き、この切り
欠き端部の近傍でフロア4の下面に沿って補強メンバ1
.を配設しているものの、足元乗降部10近傍の剛性の
低下が懸念され、また前面衝突したときには該部位にお
ける荷重に対する負担が大きくなり車体変形のおそれが
あった。
そこで、本発明の技術的課題は乗員の足元乗降性を向上
させると共に、足元乗降部近傍における車体剛性を強化
する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記技術的課題を解決するために、フロアの
左右側端部で車体前後方向に延びるサイドシルをフロア
の乗降部近傍においてフロアと共に切り欠き、車室内側
に凹設した足元乗降部を形成し、この足元乗降部の切り
欠き端部の近傍でフロア下面に沿って車体前後方向に補
強メンバを配設し、この補強メンバに対応するフロアの
上面に補強メンバと交差するクロスメンバを配設すると
共に、このクロスメンバの端部と上記サイドシルの切り
欠き端部との間にカセットを配設したことを手段として
いる。
(作用) 上述の手段によれば、補強メンバと交差するクロスメン
バの端部とサイドシルの切り欠き端部との間にカセット
を配設したことで、車体の足元乗降部近傍の剛性が強化
されると共に、クロスメンバの端部近傍において補強メ
ンバとカセットとの結合剛性を十分に確保できたので、
例えば車両の前面衝突があった場合には、補強メンバを
伝達する車体前方からの荷重を有効にカセットを介して
サイドシルに分散することができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1の実施例について説明する。第1図乃び第2
図に示すように、フロア4の左右側端部て車体前後方向
に延びるサイドシル3はフロア4の乗降部近傍において
フロア4と共に切り欠いて車室内側に凹設した足元乗降
部10を形成している。そして、この足元乗降部10の
端部に沿ってフロア4の下面にチャンネル構造の補強メ
ンバ1が、足元乗降部10の前方から車体の後方に向け
てクロスメンバ2の下方位置まで配設されている。そし
て、その後端部1aがクロスメンバ2の下方位置でフロ
ア4に接合されている。
更に、本実施例ではクロスメンバ2の端部2aと、サイ
ドシル3の切欠端部3aの近傍のサイドシル3のインナ
パネル3bとの間にチャンネル構造のカセット6を配設
する。このカセット6はフロア4、サイドシル3及びク
ロスメンバ2とに当接され、まず、このカセット6の左
右の側面部6aの下端部に外向きの下部フランジ6dを
設けて、この下部フランジ6dとフロア4とを接合する
。次に、このカセット6の後部の左右側端部6Cを外側
に折り曲げて側部フランジ6eを設け、この側部フラン
ジ6eをサイドシル3のインナパネル3bに接合すると
共に、カセット6の後部の上面部6bをサイドシル3の
インナパネル3bに沿って上方に延長しさらにこの先端
部6jをサイドシル3の上面部3dに被さるように直角
に折り曲げて接合する。一方、このカセット6の前部の
上面部6bに設けた上部フランジ6gをクロスメンバ2
の上面部2eに接合すると共に、このカセット6の前部
の左右側端部6Cに設けた側部フランジ6hの内で、内
部側の側部フランジ6hを外側に折曲げクロスメンバ2
の後方側面部2dに接合し、一方この外部側の側部フラ
ンジ6hをこのクロスメンバ2の外側側面部2cに接合
する。
加えて、上記カセット6とクロスメンバ2との接合部に
対応するこのクロスメンバ2の前方側面部2bに、クロ
スメンバ2とフロア4とを跨いだフロントカセット5を
配設する。このフロントカセット5は、−枚のパネルの
中央に平面部5aを設けこの平面部5aの両端を直角方
向に折り曲げ側面部5bを形成したものである。そして
、この平面部5aの前後の端部にフランジ部5Cを設け
、この一方のフランジ部5Cをクロスメンバ2の上面部
2eに接合し、もう一方をフロア4に接合すると共に、
この左右側面部5bとクロスメンバ2及びフロント4と
が当接する部分にフランジ部5dを設けてこれらを接合
する。
従って、上述の構造によればクロスメンバ2の端部2a
近傍において、車体の足元乗降部10近傍の剛性が強化
されると共に、補強メンバ1とカセット6との結合剛性
を十分に確保できたので車両の前面衝突があった場合に
は、補強メンバ1を伝達する車体前方からの荷重を有効
にカセット6を介してサイドシル3に分散できる。
また、第3図に示すように上記のフロントカセット5を
利用し、カセット6の上部に配置されるシートのスライ
ドレール7を取付ける際に、スライドレール7の前方端
部に取付部7aを設け、この取付部7aをフロントカセ
ット5の正面部5aに被せて接合することができる。従
って、車両の前面及び後面衝突があった場合には、その
荷重をカセット6を介してサイドシル3の軸方向に分散
することができる。
更に、第4図に示す第2の実施例では、フロア4の下面
に配設した補強メンバ1を、センタピラー8とサイドシ
ル3とが結合される結合部の下端部8aまで延ばし、更
に、その上面に位置するカセット6も同様にセンタピラ
ー8の下端部8aに向けて延長して配設した。従って、
センタピラー8の下端部8aに加わる車両の前面あるい
は側面からの荷重をサイドシル3と補強メンバ1に分散
できると共に、カセット6とフロア4との接合面が増え
たことによりカセット6に加わる荷重をフロア4にも分
散することができる。
次に、第5図に基づき第3の実施例について説明する。
第1の実施例ではカセット6をサイドシル3のインナパ
ネル3bに接合したが、本実施例では、サイドシル3を
切り欠いて形成した前端面3cにカセット6を正面から
突き当てるようにして接合する。即ち、カセット6の後
部の左右側端部6Cに側部フランジ6eを設けると共に
、カセット6の上面部6bの後端部を上方に折曲げて上
部フランジ61を形成し、そして、このカセット6をサ
イドシル3の前端面3Cに当て、カセット6の左右側端
部6Cに設けた側部フランジ6eをそれぞれサイドシル
3のインナパネル3b及びアウタパネル3eに接合する
と共に、カセット6の上面部6bに設けた上部フランジ
61をサイドシル3の前端面3Cに接合する。また、カ
セット6とクロスメンバ2及びフロア4とは第1の実施
例と同様に接合する。
従って、この実施例ではカセット6を配設した軸方向と
サイドシル3の軸方向とが同一方向となるため、車両前
面からの荷重がそのままサイドシル3の軸方向に伝達さ
れ十分な剛性が確保できる。
尚、以上述べてきた足元乗降部10近傍をカセット6で
強化した構造は、第6図に示すような足元乗降部の構造
にも適用できる。これは、足元乗降部10の前部を従来
よりも更に切り欠いて足元乗降前部12を形成し、その
後部は従来と同様に切り欠いて足元乗降後部11を形成
すると共に、ドア13の下端部には、ドアの閉時に上記
の足元乗降後部11及び足元乗降前部12とが合致する
ドア凸部13aを形成したものである。この足元乗降部
10の形状は、特に乗降時にシートが外側に回転する回
転シートを設置した車体構造に利用できる。即ち、第7
図及び第8図に示すようにシート9をフロア4に対して
回転自在に支持し、通常時のシート9aの位置から乗降
時のシート9bの位置まて車体外側方向に回転できるよ
うにする。そして、通常時のシートの外側側面部9Cと
並行にフロア4を切り欠き足元乗降後部11を形成する
と共に、シート9が乗降時の位置まで回転したときのシ
ート9bの外側先端部9dが、この足元乗降後部11よ
り外側に位置するように形成する。また、この足元乗降
後部11の前部を更に切り欠き、足元乗降前部12を形
成する。この足元乗降前部12は、シート9を乗降位置
まで回転させたときのシート9bの略中心線9eに沿っ
て切り欠いて形成されている。
そして、第9図に示すように上記の足元乗降後部11及
び足元乗降前部12に沿ってフロア4の下面には補助メ
ンバ1が配設され、この足元乗降後部11近傍のフロア
4の上面に、第1実施例で述べたカセットを適用するこ
とで、この足元乗降後部11近傍の剛性が確保できる。
ところで、足元乗降前部12は乗降時には開いて足元乗
降前部12を形成し通常時は閉じた状態にしておいても
よい。その場合、第9図に示す、足元乗降前部12を閉
塞する開閉体14を開閉する機構としては、例えば第1
0図に示すように、開閉体14がドア開口と同時にフロ
ア内側にスライドするもの、第11図に示すように、開
閉体14がドア開口と同時に下方に折れるもの、第12
図に示すように、開閉体14がドア開口と同時にフロア
後方にスライドするもの、第13図に示すように、モー
タ15の先端に取付けられている歯車と開閉体14の側
端に配置されている孔17とかみ合い、開閉体14がガ
イド16に従ってスライドするものがある。
このように、足元乗降前部12及び足元乗降後部11を
設けることで、乗降者は単に椅子に座るときの動作軌跡
を保ちながらシートに着座することができ、良い乗降性
を確保することができる。
また、このフロア4に対する補助メンバlの配設構造と
しては、第14図及び第15図に示すように、足元乗降
後部11及び足元乗降前部12の近傍に沿って、補強メ
ンバ1にフランジ部1bを設けてフロア4の下面にこれ
を配設し、その内側にはエクステンションメンバ18に
フランジ部18aを設けて同様に配設するものがある。
ところで、上記の例はフロア4が鋼板構造の場合である
が、第16図及び第17図に示すようにフロア4を、そ
の上部面と下部面を強化プラスチックで構成しその芯材
4aにウレタンやハニカムコア等を用いたサンドイッチ
構造部20とすることにより、上記の鋼板構造のように
別途メンバを配設することなくサンドイッチ構造部20
の該当する個所に厚みを設けることにより、メンバを配
設したのと同様な効果が達成できると共に、鋼板構造の
ときと比べてフランジ部Ik>、18aまて断面を確保
することができ効果的である。
〔効果〕
以上説明してきたように、この発明によれば、フロアの
左右側端部で車体前後方向に延びるサイドシルをフロア
の乗降部近傍においてフロアと共に切り欠き足元乗降部
を形成し、この凹設した足元乗降部の近傍でフロア下面
に沿って配設された補強メンバとと交差するクロスメン
バの端部と上記サイドシルの切り欠き端部との間にカセ
ットを配設したから、クロスメンバの端部近傍において
、補強メンバとカセットとの結合剛性を十分に確保する
ことができ、車体の足元乗降部近傍の剛性が強化された
ので、補強メンバを伝達する車体前方からの荷重をカセ
ットを介して有効にサイドシルに分散することができる
といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例を示す斜視図、第2図
は本発明の第1の実fJm例を示す足元乗降部の後部の
斜視図、第3図は本発明の第1の実施例を示すスライド
レール近傍の斜視図、第4図は本発明の第2の実施例を
示すセンタピラー下部近傍の斜視図、第5図は本発明の
第3の実施例を示す足元乗降部の後部の斜視図、第6図
は足元乗降部近傍を示す斜視図、第7図は通常時のシー
トの位置と足元乗降部を示す斜視図、第8図はは乗降時
のシートの位置と足元乗降部を示す斜視図、第9図は開
閉体を設けた足元乗降前部の斜視図、第10図は足元乗
降前部の開閉体を示す第1の例、第11図は足元乗降前
部の開閉体を示す第2の例、第12図は足元乗降前部の
開閉体を示す第3の例、第13図は足元乗降前部の開閉
体を示す第4の例、第14図は鋼板構造のフロアを示す
斜視図、第15図は第14図中XV−XV線断面図、第
16図はサンドイッチ構造のフロアを示す斜視図、第1
7図は第16図中X■−xxtr線断面図、第18図は
従来の足元乗降部を示す斜視図である。 1・・・補強メンバ 2・・・クロスメンバ 3・・・サイドシル 4・・・フロア 6・・・カセット 10・・・足元乗降部 特許出願人    日産自動車株式会社代  理  人
    弁理士 土 橋 皓第 図 第 図 第 図 第14 図 第15 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フロアの左右側端部で車体前後方向に延びるサイドシル
    をフロアの乗降部近傍においてフロアと共に切り欠き、
    車室内側に凹設した足元乗降部を形成し、この足元乗降
    部の切り欠き端部の近傍でフロア下面に沿って車体前後
    方向に補強メンバを配設し、この補強メンバに対応する
    フロアの上面に補強メンバと交差するクロスメンバを配
    設すると共に、このクロスメンバの端部と上記サイドシ
    ルの切り欠き端部との間にカセットを配設したことを特
    徴とする車体構造。
JP20258690A 1990-08-01 1990-08-01 車体構造 Pending JPH0487888A (ja)

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JP20258690A JPH0487888A (ja) 1990-08-01 1990-08-01 車体構造

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JP20258690A JPH0487888A (ja) 1990-08-01 1990-08-01 車体構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5382071A (en) * 1990-12-20 1995-01-17 Audi Ag Motor vehicle with a central pillar constituted by an extruded section
US7854472B2 (en) * 2007-10-22 2010-12-21 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle body structure
FR3082173A1 (fr) * 2018-06-12 2019-12-13 Psa Automobiles Sa Dispositif a absorption d'energie equipant un chassis de vehicule automobile, limitant sa deformation en cas de choc lateral.

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5382071A (en) * 1990-12-20 1995-01-17 Audi Ag Motor vehicle with a central pillar constituted by an extruded section
US7854472B2 (en) * 2007-10-22 2010-12-21 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle body structure
FR3082173A1 (fr) * 2018-06-12 2019-12-13 Psa Automobiles Sa Dispositif a absorption d'energie equipant un chassis de vehicule automobile, limitant sa deformation en cas de choc lateral.

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