JPH0487879A - 電動式操舵装置 - Google Patents

電動式操舵装置

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JPH0487879A
JPH0487879A JP2201947A JP20194790A JPH0487879A JP H0487879 A JPH0487879 A JP H0487879A JP 2201947 A JP2201947 A JP 2201947A JP 20194790 A JP20194790 A JP 20194790A JP H0487879 A JPH0487879 A JP H0487879A
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JP
Japan
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circuit
level
electric motor
current
point
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JP2201947A
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Masato Fukino
真人 吹野
Kazunori Mori
森 和典
Hideaki Inoue
秀明 井上
Yoshinori Nakano
良宣 中野
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、電動モータで車両の前輪あるいは後輪を補
助的に転舵する電動式操舵装置に関する。
従来の技術 電動式操舵装置の例としては、車両の走行状態に応じて
後輪を電動モータにより補助的に転舵する4輪操舵装置
がある(特開昭62−139756号公報)。
第6図は、上述した4輪操舵装置の概略図、第7図は後
輪舵角制御装置のブロック図である。
図において、50はステアリングホイール、51はステ
アリングシャフト、52は前輪舵角センサ、53は車速
センサである。そして、前輪舵角センサ52によって検
出された前輪58Lおよび58、の舵角値信号が制御回
路54に供給されるとともに、車速センサ53によって
検出された車速値信号が制御回路54に供給される。す
ると、この制御回路54は、前輪58Lおよび58.の
舵角値と車速値とから後輪59L、59.の転舵角値を
算出する。この算出された後輪転舵角値は、制御回路5
4から駆動回路55に供給され、駆動回路54は供給さ
れた後輪転舵角値に応じた駆動信号を電動モータ56に
供給する。そして、電動機56が上記駆動信号に従って
、後輪59L、59゜を転舵する。57は後輪舵角セン
サであり、この後輪舵角センサ57によって検出された
後輪59L。
59鼠の実転舵角値信号が制御回路54に供給され、後
輪59..59.の転舵角がフィードバック制御される
。なお、前輪舵角センサ52.車速センサ53.後輪舵
角センサ57からのそれぞれの検出信号は、第7図に示
すようにA/D変換回路62によってA/D変換された
後に制御回路54に供給される。
そして、上記第6図および第7図に示した従来例におい
ては、前輪舵角センサ52.車速センサ53、後輪舵角
センサ57の異常や、駆動回路55から電動モータ56
にかけての回路の断線等の異常を検出する異常検出部が
制御回路54に設けられている。この異常検出部が異常
を検出した場合には、電動モータ56の作動を停止させ
るとともに、ブレーキ61により後輪の舵角を固定する
ようにして、異常時の安全性を確保している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の電動式操舵装置にあっては、
センサ52,53.57や駆動回路55から電動モータ
56にかけての回路と、それを検出すべき制御回路54
とに、同時に異常が発生した場合は前者側の異常を検出
することができず、電動モータが勝手に作動してしまい
操縦安定性に悪影響を及ぼすという不都合があった。
課題を解決するための手段 そこで、この発明は上記問題点を解決するため、車両の
前輪または後輪を電動モータにより転舵する電動式操舵
装置において、電動モータと接続され、この電動モータ
に流れる電流を制御する電流制御素子と、電流制御素子
を駆動する駆動電位と電動モータと電流制御素子との接
続点の電位とに基づいて、電流制御素子が異常であるか
否かを検出する異常検出論理回路と、異常検出論理回路
により電流制御素子が異常であることが検出されたとき
、電動モータへの電流供給を停止する電流供給停止手段
と、を備えたことを特徴としている。
作用 電流制御素子の駆動電位と、電流制御素子と電動モータ
の接続点の電位との電位レベル関係は、電流制御素子が
異常である場合と、正常である場合とで異なったものと
なる。異常検出論理回路は、上記電位レベル関係に基づ
いて、電流制御素子が異常であるか否かを検出する。し
たがって、電流制御素子の異常を適確に判断することが
できる。
実施例 第1図は、この発明の一実施例のブロック図であり、電
動式4輪操舵装置に適用した場合の例である。
同図において、1は前輪舵角センサ、2は車速センサ、
3は後輪変位センサ、4はマグネット式電動モータ8の
電流を検出する電流センサ、5は電動モータ8や電流制
御素子であるFET12゜12’、13.13’の温度
を検出する温度センサである。そして、これらセンサ1
〜5からの検出信号がマイクロコンピュータ(マイコン
)6に供給される。22は減算回路であり、この減算回
路22はマイコン6からの電流指令値11と電流センサ
4から実電流値iを減算する。7はPWM制御回路であ
り、このPWM制御回路7はマイコン6からの回転方向
指令信号S、、Sbと減算回路22からの偏差e1とに
基づいてPWM信号P1゜P、を出力する。また、FE
T12のゲートにはマイコン6からの回転方向指令信号
S、が供給され、FET12’のゲートには回転方向指
令信号Sbが供給される。そして、FET12のドレイ
ン−ソース間にはフライホイールダイオード11が接続
され、FET12’ のドレイン−ソース間にはフライ
ホイールダイオード11′が接続されている。また、F
ET12のドレインとFET12’のドレインとは接続
されるとともに、このFET12および12′のドレイ
ンはリレー9の接点を介してバッテリ10に接続される
。さらに、FET12のソースは電動モータ8の一方端
に接続され、FET12’のソースは電動モータ8の他
方端に接続される。また、FET13’のゲートには、
PWM制御回路7からのPWM信号信号炉供給され、F
ET13のゲートにはPWM信号P、が供給される。そ
して、FET13’ のドレインはFET12のソース
とモータ8の一方端トの接続中点に接続され、FET1
3のドレインはFET12’のソースとモータ8の他方
端トの接続中点に接続される。また、FET13のソー
スとFET13’のソースは抵抗14を介して接地され
ている。つまり、モータ8はFET12,12’、13
.13’ とともにH形ブリッジを形成し、左右再回転
可能となっている。なお、電動モータ8が一方の方向に
回転される場合は、FET12’   13’がオフと
され、FETI2,13がオンとされて、図示したよう
に電流iがFET12−モータ8−FET13→抵抗1
4に流れる。
また、電動モータ8が他方の方向に回転される場合は、
FET12.13がオフ、FET12’13′がオンと
されて、電流iがFET12’→モータF3−FET1
3’−抵抗4に流れる。FET12または12′がオフ
の間にはフライホイールダイオード11または11′に
より電流は還流されるようになっている。
また、19はアンド回路1.17は排他的論理和回路で
あり、この排他的論理和回路17の入力端には、FET
13のゲートのB点におけるFET13の駆動電位レベ
ル信号と、モータ8の他端C点における電位レベル信号
とが供給される。そして、アンド回路19の入力端には
、排他的論理和回路17からの出力信号と、FET12
のゲートのA点におけるFET12の駆動電位レベル信
号とが供給される。
また、20はアンド回路、18は排他的論理和回路であ
り、この排他的論理和回路18の入力端には、FET1
3’のゲートのB′点におけるFET13’の駆動電位
レベル信号と、モータ8の一方端C′点における電位レ
ベル信号とが供給される。そして、アンド回路20の入
力端には、排他的論理和回路18からの出力信号と、F
ET12’のゲートのA′点におけるFET12’の駆
動電位レベル信号とが供給される。21はオア回路であ
り、このオア回路21の入力端にはアンド回路19およ
び20からの出力信号が供給される。
上述した排他的論理和回路17.18、アンド回路19
,20、オア回路21により異常検出論理回路43が構
成される。また、16はアンド回路であり、このアンド
回路16の入力端には、マイコン6からのリレー駆動信
号R1とオア回路21からのリレー駆動信号R2とが供
給される。なお、リレー駆動信号R4は電流指令値i、
と実電流値りとの偏差e1が所定範囲内で“H″レベル
なり、所定範囲外で“L゛レベルなる。アンド回路16
からの出力信号はトランジスタ15のベースに供給され
る。このトランジスタ15のエミッタは接地され、コレ
クタはリレー9のコイルを介してバッテリ10に接続さ
れている。このトランジスタ15がオンの場合にはリレ
ー9もオンとなって接点は閉となり、トランジスタ15
がオフの場合にはリレー9もオフとなり接点は開となる
。なお、トランジスタ15とリレー9とにより電流供給
停止手段が構成される。
第2図は、第1図例のマイコン6における4輪操舵の制
御ブロック図である。
第2図において、前輪舵角センサ1からの舵角信号θは
、4WS制御則回路23.1次微分回路24.2次微分
回路25に供給される。そして、1次微分回路24から
の1次微分信号θと2次微分回路25からの2次微分信
号θとが4WS制御則回路23に供給される。また、車
速センサ2からの車速信号Vも4WS制御則回路23に
供給されており、4WS制御則回路23は、舵角信号θ
1次微分信号θ、2次微分信号θ、車道信号Vに基づい
て、後輪変位目標値δ、。を演算しこの目標値δ、。を
減算回路26に供給する。この減算回路26には後輪変
位センサ3からの後輪実変位値δ1も供給されており、
変位目標値δ、。から実変位値δ、が減算され、その減
算結果である変位偏差e6が演算回路27に供給される
。この演算回路27は、上記減算結果e6からベーシッ
クな電流指令値i、を演算し、減算回路28に供給する
この減算回路28には演算回路29からの電気的な等価
減衰電流値i、も供給されている。この等価減衰電流値
i、は、後輪変位センサ3からの後輪実変位値δ7を1
次微分回路30によって微分した値δ7から、演算回路
29によって算出される。この等価減衰電流値i。は、
後述する後輪制御装置32が機械的バネ−マス系で構成
され機械的減衰項が弱い場合に、システムの共振を抑え
て安定性を増すために付加される。そして、等価減衰電
流値i。は、減算回路28において、ベーシックな電流
指令値i、から減算され、電流指令値i、が得られる。
マイコン6からの電流指令値11は、減算回路22にお
いて、電流センサ4からのモータ実電流値iと減算され
、その減算結果elがPI制御回路31を介してPWM
制御回路7に供給される。
そして、PWM制御回路7の制御に従って、印加電圧V
、が電動モータ8に供給される。電動モータ8は印加電
圧V、に応じてモータ出力トルクT1を発生し、このモ
ータ出力トルクTMによって後輪制御装置32が後輪を
転舵する。
次に、第1図における異常検出について説明する。
まず、FET12,12’ 、13.13’等に異常が
生じ電流指令値1.と実電流値iとの偏差e、が所定範
囲外となると、マイコン6は異常が発生したと判断しリ
レー駆動信号R,を“L°レベルとする。すると、アン
ド回路16の出力レベルも“L”となり、トランジスタ
15がオフとなる。このトランジスタ15がオフとなる
と、リレー9もオフとなり、電動モータ8への電流供給
が停止される。したがって、電動モータ8の動作は停止
され、後輪舵角は一定値に固定され、不安定な作動が防
止される。
次に、マイコン6が故障した場合のFETの異常判断に
ついて第1図および第3図を参照して説明する。
電動モータ8の左回転および右回転は対称的な動作とな
るので、ここでは、FETI 2’ 、13’はオフで
、FET12.13がオン帝オフ動作される場合を説明
する。ただし、FET12をオンとするかFET12’
 をオンとするかの選択は変位偏差e6の符号で決まる
が、FET12とFET12′とを同時に゛H°レベル
または“L”レベルとすることは無い。
FET12のA点の電位が“H”レベルの時、FET1
2はオンとなる。この場合、B点の電位が“H”レベル
となると、モータ8に電流1が流れ0点の電位は“L”
レベルとなる(ケース2)。
この場合、A点の電位が°H”レベルで排他的論理・和
回路17の出力が“H”レベルであるので、アンド回路
19の出力レベルも“H”となり、信号R2のレベルも
“H”となる。したがって、信号R1が“H”レベルで
あれば、リレー9はオンの状態を保持する。
B点の電位がH“レベルであるにも拘らず、0点の電位
が″H″レベルの場合は、FET13がオープンモード
故障となっている(ケース1)。
この場合、B点および0点の電位が共に“H“レベルと
なっているので排他的論理和回路17の出力は“L“レ
ベルとなり、アンド回路19の出力レベルも′L″とな
る。したがって、信号R2も“L°レベルとなってトラ
ンジスタ15がオフとなり、リレー9がオフとなる。
次にA点の電位か“H”レベルで、B点の電位が″L°
レベルの時には、FETI 3はオフとなるので、モー
タ8に電流lは流れず、0点の電位は“H″レベルなる
(ケース3)。この場合、A点の電位が“H″レベル、
排他的論理和回路17の出力も“H°レベルであるので
、アンド回路19の出力も“H″レベルなる。したがっ
て、信号R2も“Hルベルとなるので、信号R1が″H
″レベルであれば、リレー9はオンの状態を保持する。
B点の電位が“L” レベルであるにも拘らず、0点の
電位が“L”レベルの場合は、FET13がショートモ
ード故障となっている(ケース4)。
この場合、B点および0点の電位が共に“L”レベルと
なっているので排他的論理和回路17の出力は“L”レ
ベルとなり、アンド回路19の出力レベルも“L”とな
る。したがって、信号R2も“L”レベルとなって、ト
ランジスタ15がオフとなり、リレー9がオフとなる。
なお、A′点、B′点、C′点の電位の変化に伴う、F
ET13’の故障判断は、上述したFET13の故障判
断と同様であるので、説明は省略する。また、A点また
はA′点の電位が“L”レベルの場合は、B点、0点ま
たはB′点 Q 7点の電位からFET13又は13′
の故障判断をすることはできない。したがって、A点ま
たはA′点の電位レベルが“H”の場合に、FET13
またはFET13’の故障判断を行うものである。
上述したように、FET13または13′が正常であれ
ば、A点またはA′点の電位が“H”レベルの場合、B
点と0点またはB′点とC′点の電位はどちらか一方の
みが“H″となっているので、アンド回路19または2
0の出力レベルは“H“となり、リレー駆動信号R2も
“H°レベルとなる。したがって、リレー9はオンとな
っている。また、FET13または13′が異常であれ
ば、B点と0点またはB′点とC′点の電位は共に″H
″レベルまたは″L″レベルとなっているので、アンド
回路19または20の出力レベルは′L″となって、リ
レー駆動信号R2も“L”レベルとなり、リレー9はオ
フとなる。
したがって、マイコン6が故障した場合においても、F
ETI 3およびFET13’の異常、正常を判断して
、異常時にはリレー9をオフとしてモータ8への電流供
給が停止され、後輪舵角は一定値に固定されるので、操
舵安定性が向上される。
第4図は、この発明の他の実施例のブロック図であり、
直巻式電動モータ33を用いた電動式4輪操舵装置に適
用した場合の例である。
同図において、33は直巻式電動モータ、34゜35は
フライホイールダイオード、36.37は界磁巻線、3
8.39は電流制御素子であるFETである。そして、
電動モータ33の一方端はリレー9の接点を介してバッ
テリlOに接続されている。また、電動モータ33の他
方端は界磁巻線36、フライホイールダイオード34を
介して、電動モータ33の一方端に接続されている。さ
らに、界磁巻線36とダイオード34との接続中点はそ
のソースが接地されたFET38のドレインに接続され
ている。また、電動モータ33の他方端は界磁巻線37
.フライホイールダイオード35を介して、電動モータ
33の一方端に接続されている。さらに、界磁巻線37
とダイオード35との接続中点は、そのソースが接地さ
れたF E T2Oのドレインに接続されている。FE
T38のゲートおよびFET39のゲートには、それぞ
れ、図示しないPWM制御回路からのPWM信号P。
およびP、が供給される。
界磁巻線36とダイオード34との接続中点Eの電位レ
ベル信号およびFET38のゲートのD点のF、ET3
8の駆動電位レベル信号は排他的論理和回路40の入力
端に供給される。また、界磁巻線37とダイオード35
との接続中点E′の電位レベル信号およびFET39の
ゲートのD′点のFET39の駆動電位レベル信号は排
他的論理和回路41の入力端に供給される。そして、排
他的論理和回路40および41の出力信号はアンド回路
42の入力端に供給される。これら排他的論理和回路4
0,41、アンド回路42により異常検出論理回路44
が構成される。アンド回路42の出力信号はリレー駆動
信号R3として、アンド回路16の一方の入力端に供給
される。アンド回路16の他方の入力端には、図示しな
いマイクロコンピュータからのリレー駆動信号R1が供
給される。このリレー駆動信号R1は、第1図例と同様
に、電流指令値11と図示しない電流センサがらのモー
タ実電流値lとの偏差e1が所定範囲内であれば“H″
レベルなり、所定範囲外であれば“L°レベルとなる。
また、アンド回路16の出力信号はそのエミッタが接地
されたトランジスタ15のベースに供給される。このト
ランジスタ15のコレクタはリレー9のコイルを介して
バッテリlOに接続される。このトランジスタ15がオ
ンの場合は、リレー9もオンとなって接点は閉となり、
トランジスタ15がオフの場合はリレー9もオフとなり
接点は開となる。このトランジスタ15およびリレー9
により電流供給停止手段が構成される。
さて、この構成において、第5図に示すように、D点ま
たはD′点の電位レベルが“H”の場合、FET38ま
たは39がオンとなるので、E点またはE′点の電位レ
ベルが“L”となっていれば、FET38または39は
正常である。一方、D点またはD′点の電位レベルが“
H”の場合であって、E点またはE′点の電位レベルが
“H”となっていれば、FET38または39はオフと
なっており、オープンモード故障が発生している。
また、D点またはD′点の電位レベルが“L“の場合、
FET38または39はオフとなっているので、E点ま
たはE′点の電位レベルが“H”となっていれば、FE
T38または39は正常である。一方、D点またはD′
点の電位レベルが“L゛の場合であって、E点またはE
′点の電位レベルが“L“となっていれば、FET38
または39はショートモート故障となっている。
つまり、FET38が異常の場合には、D点とE点の電
位レベルはともに“H”またはL°となり、排他的論理
和回路40の出力レベル“L”となる。また、FET3
9が異常の場合にはp 7点とE′点の電位レベルはと
もに“H”または“L“となり、排他的論理和回路41
の出力レベルは“L” となる。
したがって、FET3 gまたはFET39が異常の場
合は、アンド回路42からのリレー駆動信号R3は“L
″レベルなり、アンド回路16の出力信号も“L”レベ
ルとなる。すると、トランジスタ15がオフとなり、リ
レー9もオフとなって、モード33の動作が停止される
この第4図例によれば、排他的論理和回路40および4
1、アンド回路42によって、FET38および39の
異常をマイコンとは独立して判断し、異常が発生した場
合には、モータ33を停止して、後輪舵角値を一定値に
固定するようにしたので、マイコンが故障した場合にお
いても、FET38,39の異常を検出して、モータを
停止することができ、操縦安定性を向上することができ
る。
なお、上述した第1図例、第4図例は後輪の舵角を制御
する電動式4輪操舵装置の場合の例を示したが、この発
明は電動式4輪操舵装置のみならず、例えば電動モータ
を用いて前輪の舵角を補助的に制御する操舵装置や、ノ
1ンドルの操舵トルクをアシストする電動式パワーステ
アリング装置にも適用することができる。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、車両の前輪または後
輪を電動モータにより転舵する電動式操舵装置において
、電動モータと接続され、この電動モータに流れる電流
を制御する電流制御素子と、電流制御素子を駆動する駆
動電位と電動モータと電流制御素子との接続点の電位と
に基づいて、電流制御素子が異常であるか否かを検出す
る異常検出論理回路と、異常検出論理回路により電流制
御素子が異常であることが検出されたとき、電動モータ
への電流供給を停止する電流供給停止手段と、を備える
ようにしたので、たとえ、電動式操舵装置に搭載された
マイクロコンピュータが故障した場合においても電流制
御素子の異常を確実に検出して、電動モータを停止する
ことができ、車両の操縦安定性を向上することかできる
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例のブロック図、第2図は
4輪操舵の制御ブロック図、第3図は第1図例の異常判
断説明図、第4図は、この発明の他の実施例のブロック
図、第5図は第4図例の異常判断説明図、第6図は従来
の4輪操舵装置の概略図、第7図は第6図例の後輪舵角
制御装置のブロック図である。 8.33・・・電動モータ、9・・・リレー、10・・
・バッテリ、12.12’、13.13’、38.39
・・・電流制御素子、15・・・トランジスタ、16゜
19.20.42・・・アンド回路、17,18,40
.41・・・排他的論理和回路、21・・・オア回路、
43.44・・・異常検出論理回路。 第4図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の前輪または後輪を電動モータにより転舵す
    る電動式操舵装置において、 電動モータと接続され、この電動モータに流れる電流を
    制御する電流制御素子と、 電流制御素子を駆動する駆動電位と、電動モータと電流
    制御素子との接続点の電位とに基づいて、電流制御素子
    が異常であるか否かを検出する異常検出論理回路と、 異常検出論理回路により電流制御素子が異常であること
    が検出されたとき、電動モータへの電流供給を停止する
    電流供給停止手段と、 を備えたことを特徴とする電動式操舵装置。
JP2201947A 1990-07-30 1990-07-30 電動式操舵装置 Pending JPH0487879A (ja)

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JPH02155875A (ja) * 1988-12-07 1990-06-14 Omron Tateisi Electron Co モータ駆動装置

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JP2008503384A (ja) * 2004-06-24 2008-02-07 アウディー アーゲー 電動パワーステアリング

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