JPH0486956A - パターン検査装置 - Google Patents

パターン検査装置

Info

Publication number
JPH0486956A
JPH0486956A JP2202835A JP20283590A JPH0486956A JP H0486956 A JPH0486956 A JP H0486956A JP 2202835 A JP2202835 A JP 2202835A JP 20283590 A JP20283590 A JP 20283590A JP H0486956 A JPH0486956 A JP H0486956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
matching
unit
data
unit pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2202835A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Aoyama
青山 喜行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2202835A priority Critical patent/JPH0486956A/ja
Publication of JPH0486956A publication Critical patent/JPH0486956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、CRTデイスプレィに使用するシャドウマス
ク、液晶デイスプレィに使用する液晶パネル等の被検査
体に形成された単位パターンの欠陥の有無を検査するパ
ターン検査装置に係り、特に単位パターンが変化しなが
ら配列された周期性パターンの欠陥検査を正確に行うよ
うにしたパターン検査装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、シャドウマスク、液晶パネル等の被検査体に形
成されたパターンの欠陥を検査するためには、正規のマ
ツチングパターンと被検査パターンとを比較することに
よって行うようにしている。
従来のパターン検査装置としては、例えば特開平2−6
2944号公報(以下、第1従来例と称す)及び本出願
人が先に提案した特開平2−148180号公報(以下
、第2従来例と称す)に記載されているものがある。
第1従来例は、走査線による被検査体の撮像手段と、被
検査体を所定方向に所定距離だけ移動させる第1の移動
手段と、前記撮像手段の走査線を所定方向に変位させる
第2の移動手段と、前記撮像手段による前記被検査体の
撮像情報を処理する撮像処理手段とを設け、被検査体の
撮像手段による撮像結果が一定の周期パターンとして検
出され得るように前記第1の移動手段の移動又は前記第
2の移動手段の変位、もしくは撮像処理手段の撮像処理
を制御し、この一定周期パターンの時系列変化の差異を
欠陥として検出するようにしている。
第2従来例は、検査パターンデータとマスクパターンデ
ータとを比較して、検査パターンのマスクパターンデー
タに対する傾きを算出し、この傾きに応して検査パター
ンデータ及びマスクパターンデータの読出順を変更して
両パターンを整合させると共に、マスタパターンデータ
中の欠陥認識精度の重要度が低いパターン部に許容幅を
設定してから、両パターンをビット対応で比較するよう
に構成され、これによって検査パターンデータとマスク
パターンデータとの不整合による欠陥の誤検出を防止す
ると共に、軽微な欠陥を欠陥として認識しないことによ
り、欠陥検出精度を高精度に維持しながら、再検査個数
を減少させて、欠陥検査のスルーブツトを向上させる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記第1従来例にあっては、撮像手段か
ら出力される撮像情報を一定の周期パターンとして得、
この周期パターン中の隣接する周期パターン同士を比較
することにより、欠陥検出を行うようにしているので、
CRTデイスプレィのシャドウマスクのように、リソグ
ラフィ技術を利用してマスクパターンをステップアンド
リピートしながらパターンを露光するときに、マスクを
含む光学系の欠陥によって生じた欠陥については、この
欠陥が周期的に生じることになり、隣接する周期パター
ンを比較したときには欠陥と認識することができないと
いう未解決の課題があった。
また、第2従来例にあっては、検査パターンの傾きを補
正することが可能であるが、CRTデイスプレィのシャ
ドウマスクのように、中央部と外周部とで単位パターン
の傾きが異なる場合には、ある特定の単位パターンに着
目したときには、当該単位パターンの傾き補正を行うこ
とができるが、その周辺部の単位パターンについても同
時に傾き補正を行うことはできず、単位パターンの傾き
が徐々に変化する場合には、適用することができないと
いう未解決の課題があった。
そこで、本発明は、上記各従来例の未解決の課題に着目
してなされたものであり、CRTデイスプレィのシャド
ウマスクのように、単位パターンの傾き等が変化する場
合であっても、正確な欠陥検査を行うことができるパタ
ーン検査装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係るパターン検査
装置は、単位パターンが変化しながら配列された周期性
パターンを有する被検査体を載置する走査テーブルと撮
像手段とを相対的に二次元方向に移動させて、前記撮像
手段で前記単位パターンを読取り、該読取った単位パタ
ーンデータと予め入力されたマツチングパターンデータ
とをパターン比較手段で比較して前記被検査パターンの
欠陥を判定するパターン検査装置において、前記撮像手
段から出力される単位パターンデータを2値化して2茨
元的な単位パターン頭載に記憶する単位パターン記憶手
段と、前記マツチングパターンデータ及びこれに対して
ずれた複数のマツチングパターンデータを前記単位パタ
ーン領域に対応するマツチングパターン領域に記憶する
マツチングパターン記憶手段と、前記単位パターン記憶
手段に格納されている単位パターンと前記マツチングパ
ターン記憶手段の各マツチングパターンデータとをビッ
ト対応で比較してその差異数を各マツチングパターン領
域毎に加算する加算手段と、該加算手段の各マツチング
パターン領域毎の加算値の最小値を検出する最小値検出
手段と、該最小値検出手段で検出されたマツチングパタ
ーン領域に対応する前記加算手段の加算値を欠陥データ
として出力する欠陥データ出力手段とを備えたことを特
徴としている。
〔作用〕
本発明においては、予めマツチングパターン記憶手段の
複数のマツチングパターン記憶領域に夫々傾き等の異な
るマツチングパターンを記憶させておき、これらマツチ
ングパターンと撮像手段で読取った被検査体の単位パタ
ーンとを比較照合して、両者の差異が一番少ない照合結
果を参照値検出手段で検出し、この照合結果を欠陥デー
タとして出力する。このため、単位パターンの傾き等に
対応したマツチングパターンが選択されることになるの
で、複雑な座標変換処理等を伴うことなく、容易に正確
なパターン検査を行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の外観を示す斜視図である。
図中、1は固定部に支持された基台であって、この基台
1上にX軸方向に摺動自在に走査テーブル2が載置され
、この走査テーブル2上にスリットでなる単位パターン
3が施されたCRTデイスプレィのシャドウマスク4が
位置決め載置されている。ここで、走査テーブル2は、
駆動モータ5とその回転軸に連結されたボールねじ6と
で構成される直線駆動機構によってY軸方向に移動され
、そのY軸方向移動量が駆動モータ5の回転軸に取付け
られたロータリエンコーダ7によって検出される。また
、シャドウマスク4は、その単位パターン3の軸方向が
中央部ではY軸方向となっているが、これより四隅に行
(に従い時計方向又は反時計方向の傾角θ(最大で5度
程度)が順次大きくなるように形成されている。
また、基台Iには、走査テーブル2を跨くように門型の
支持台10が固着され、この支持台IOに移動テーブル
11がX軸方向に摺動自在に配設され、この移動テーブ
ル11の前面側に移動テーブル12がX軸方向に摺動自
在に配設され、この移動テーブル12に撮像手段として
のCCDラインセンサ13がその撮像面即ち結像レンズ
13a及び照明ランプ13bを走査テーブル2上のシャ
ドウマスク4と対向させて取付けられている。移動テー
ブル11は支持台10に固定された駆動モータ14とそ
の回転軸に連結されたボール、ねじ15とで構成される
直線駆動機構によってX軸方向に移動され、移動テーブ
ル12も同様に移動テーブル11に固定された駆動モー
タ16とその回転軸に連結されたボールねじ17とで構
成される直線移動機構によってX軸方向に移動される。
また、CCDラインセンサ13は、結像レンズ13aに
よって結像されるX方向に配列された例えば32個の画
素を有し、これら1ライン分の各画素の電荷を後述する
パターン検査制御装置21から供給される同期信号に基
づいて一度に蓄積部に転送し、その後クロック信号によ
って順次読出し、これらを増幅回路で増幅して単位パタ
ーン読取信号として出力する。さらに、移動テーブル1
1のX軸方向移動量が駆動モータ14の回転軸に取付け
られたロータリエンコーダ18によって検出される。
そして、第2図に示すように、各テーブル2゜11.1
2を駆動する駆動モータ5.14及び16がモータ駆動
制御装置20によって駆動制御され、且つCCDライン
センサ13の単位パターン読取信号がパターン検査制御
装置2工に送出されることにより、このパターン検査制
御装置21で検査パターン信号に基づく2次元の検査パ
ターンを更新記憶すると共に、この更新記憶された2次
元検査パターンと予め設定されたマツチングパターンと
を比較照合して欠陥データが抽出される。
モータ駆動制御装置20は、パターン検査制御装置21
に設定されているCADデータ等のマスタパターンデー
タから検査を必要とする単位パターン3の座標情報を読
込み、この座標情報と各口−タリエンコーダ7及び18
の位置検出信号とに基づいて駆動モータ5及び14を駆
動して、CCDラインセンサ13の視野範囲とマツチン
グパターンの検査エリアとが一致するように順次走査さ
せる。
パターン検査制御装置21は、中央処理装置23と、こ
の中央処理装置23に接続された磁気テープ装置25、
磁気ディスク装置26、CRTデイスプレィ27、プリ
ンタ28及び主記憶装置29と、ロータリエンコーダ7
.18がらの回転角検出信号に基づいて各部のタイミン
グ信号を発生するタイミング信号発生回路30と、この
タイミング信号発生回路30によって制御されるパター
ン比較部31とを備えている。
磁気テープ装置25には、シャドウマスク4に形成する
単位パターンとしてのスリット3の設計を行う場合に使
用するCAD装置からのフォトブロック、パターンジェ
ネレータ等への入力用データ(以下、CADデータと称
す)を記録した磁気テープが装着される。ここで、CA
Dデータは、単位パターンが例えばシャドウマスク4に
形成スる中央部と外周部で異なる傾きを有するスリット
で構成されているものとすると、これらが位置座標と方
向を表すベクトルデータとして圧縮されて記録されてい
る。
そして、中央処理装置23は、予め磁気テープ装置25
からのCADデータを読込み、これを伸長して単位パタ
ーンの外形を表す座標データ(エツジのx、y座標の数
値データ等)を算出すると共に、CCDラインセンサ1
3の視野範囲に応じた検査エリアを設定し、各検査エリ
ア毎に傾きの異なる複数のマツチングパターンデータを
その中心位置座標と共に磁気ディスク装置26に記憶す
る。
パターン比較部31は、CCDラインセンサ13から出
力される単位パターン読取信号が2値化回路32で2値
化され、この2値化された検査パターン信号が32個の
32ビツトで構成されるシフトレジスタS Rl” S
 R32が直列に接続されたシフトレジスタ群33に供
給されて、これら各シフトレジスタSR,〜SR,□に
2次元単位パターンデータとして格納される。
そして、各シフトレジスタSR,−3R,,,に格納さ
れた単位パターン読取信号は並列に読出されて複数2N
+1個のパターン比較回路P00〜PC2Hに入力され
る。
これらパターン比較回路P Co =P CzHの夫々
は、シフトレジスタ群33の各シフトレジスタSR1〜
5R32から読出された2次元単位パターンデータが入
力される単位パターン記憶手段としての32X32ビツ
トの単位パターン記憶用シフトレジスタ34と、前述し
た中央処理装置23がらのマツチングパターンが入力さ
れる同様に32×32ビツトのマツチングパターン記憶
手段としてのマツチングパターン記憶用シフトレジスタ
35と、同様に中央処理装置23からのマスクデータが
入力される32X32ビツトのマスクデータ記憶用シフ
トレジスタ36と、単位パターン記憶用シフトレジスタ
34及びマツチングパターン記憶用シフトレジスタ35
の対応するビット位置のビットデータを比較するEX−
OR回路E+−El。
24と、これらEX−OR回路El〜E1o24の出力
とマスクデータ記憶用シフトレジスタ36の各ビットと
の論理積をとるAND回路回路−1〜Al024これら
AND回路回路−1〜A24の出力を加算してその加算
値をBCDコード又はバイナリコードで出力する加算器
37とで構成され、これらがLSI化されている。
ここで、各パターン比較回路P Co −P CzNの
マツチングパターン記憶用シフトレジスタ35には、中
央処理装置23から予め設定された異なる傾角のマツチ
ングパターンデータが格納される。
また、少なくともEX−OR回路E1〜E1゜24及び
加算器37で加算手段が構成されている。
そして、各パターン比較回路PC,〜PC,,の加算器
37から出力されるBCDコード又はバイナリコードで
なる加算値が最小値検出手段としての最小値検出回路4
0に供給されると共に、スリーステートバッファSB、
〜5Bzsを介して先入れ先出しメモリ(FIFOメモ
リ)41に入力される。
最小値検出回路40は、各パターン比較回路PC0〜P
C,,における加算器37の加算値S0〜SZNのうち
の最小値5HINを検出し、この最小値5HINをとる
1つのパターン比較回路PCB  (i=01・・・・
・・2N)に接続されたスリーステートバッファSB、
に対して低レベルの制御信号を出力して、加算器37の
BCDコードでなる加算値をFIFOメモリ41に送出
すると共に、その最小値S DINを比較回路42に出
力する。
この比較回路42には、予め許容し得る上限値を設定し
た設定器43からの設定値S、が供給され、S WIN
≦S、であるときに論理値“°1”、SMIN>SNで
あるときに論理値゛′0”となる書込命令WRを欠陥デ
ータ出力手段としてのFIFOメモリ41に送出する。
一方、FIFOメモリ41には、駆動モータ5及び14
に設けたロータリエンコーダ7及び18からのモータ回
転角に応じたパルス信号をカウントするX座標カウンタ
44及びX座標カウンタ45のカウント値即ちX座標デ
ータ及びY座標データがタイミング信号発生回路30の
タイミング信号によってラッチするラッチ回路47及び
47を介して入力されており、これら座標データ及び選
択されたスリーステートバッファSBiを通過した最小
値5HINとが比較回路42からの論理値“′1′′の
書込命令WRを受信したときに格納すると共に、中央処
理装置23からの読出命令RDを受信したときに、最先
の格納データ即ち座標データ及び最小値データS□8を
順次中央処理装置23に送出する。中央処理装置23で
は、必要に応じて最小値データS MIHの許容下限値
を設定器38で設定して、欠陥のないパターン(SHI
N =0)及びノイズの影響と判断される小さな最小値
5I4INをキャンセルし、欠陥データ及び座標データ
を磁気ディスク装置26に格納する。
次に、上記実施例の動作を説明する。先ず、走査テーブ
ル2に検査対象となるCRTデイスプレィのシャドウマ
スク4を位置決めして固定し、この状態で走査テーブル
2及び移動テーブル11を移動させて、CCDラインセ
ンサ13をシャドウマスク4に予め設けたアライメント
マーク(図示せず)を読取可能な位置に移動させて、制
御原点に位置決めすると共に、移動テーブル12を移動
させてCCDラインセンサ13の焦点調整を行う。
その後、同様に走査テーブル2及び移動テーブル11を
移動させてCCDラインセンサ13を所定の検査開始位
置に移動させ、この状態で移動テーブル11及び走査テ
ーブル2を交互に移動させて、CCDラインセンサ13
をジグザグ状に移動させる。すなわち、例えば移動テー
ブル11を移動させることによってシャドウマスク4の
左下端側から左辺に沿って後方に移動させて後端に達す
ると移動テーブル11の移動を停止させ、これに代えて
走査テーブル2を右方に所定ピッチだけ移動させ、この
移動が完了すると、移動テーブル11を前方に移動させ
、次いで前端に達すると移動テーブル11の移動を停止
させてから走査テーブル2を右方に所定ピッチ移動させ
てから移動テーブル11を後方に移動させる。
このように、走査テーブル2及び移動テーブル11が移
動すると、これに応じて各駆動モータ5及び14のロー
タリエンコーダ7及び18から夫々回転角に応じた回転
角検出信号が出力され、これらがX座標カウンタ44及
びX座標カウンタ45に供給されて、CCDラインセン
サ13の座標値がカウントされ、これらカウンタ44及
び45の座標値が夫々ラッチ回路46及び47を介して
FIFOメモリ41に供給されると共に、タイミング信
号発生回路30に供給される。
一方、CCDラインセンサ13には、−タイミング信号
発生回路30からの同期信号が入力され、この同期信号
が入力された時点で各画素を構成する受光部における1
ライン分の電荷が蓄積部に転送され、その後タイミング
信号発生回路30からクロックパルスが入力される毎に
、単位パターン3の読取画素データがパターン検査制御
装置21の2値化回路32に出力され、この2値化回路
32で2値化されたビットデータがシフトレジスタ群3
3の初段のシフトレジスタS Rrに入力される。した
がって、32個目のクロックパルスによって、シフトレ
ジスタSR,に単位パターンを含む検査エリアの1ライ
ン分のビットデータが格納される。
その後、駆動モータ5が回転して、CCDラインセンサ
13が第2の読取位置に達するとと、同様にタイミング
信号発生回路30から同期信号がCCDラインセンサ1
3に入力され、受光部における1ライン分の電荷が蓄積
部に転送され、その後クロックパルスが入力される毎に
、ビットデータが2値化回路32で2値化されてシフト
レジスタSR,に格納される。このとき、前回のクロッ
クでシフトレジスタS RI に格納されていた1ライ
ン分のビットデータは、次段のシフトレジスタSR2に
格納される。
以上の動作を繰り返して32ライン分のビットデータが
シフトレジスタ群33に格納されると、このシフトレジ
スタ群33に方形の第1の検査エリアにおける単位パタ
ーンデータが格納されたことになる。
次いで、駆動モータ5が回転を継続して、CCDライン
センサ13が第1の読取領域のY方向に隣接する第2の
検査エリアにおける第1の読取位置に達して、この第2
の検査エリアの1ライン分を読取る状態となってクロッ
クパルスが入力されると、この1ライン分のビットデー
タがシフトレジスタSR,に格納されることになるが、
今まで各シフトレジスタSR,〜SR,□に格納されて
いたパターンデータは1ビツトづつシフトされることに
なるので、上記クロックパルスに同期したクロックパル
スをタイミング信号発生回路30からパターン比較回路
P Co =P CZNの単位パターン記憶用シフトレ
ジスタ34に夫々供給することにより、各シフトレジス
タSR,〜5Rizに格納されていた1024ビツトの
2次元単位パターンデータがそのまま第3図に示すよう
に、各パターン比較回路PC,〜PC2Nの単位パター
ン記憶用シフトレジスタ34に格納される。
このとき、各パターン比較回路PC,のマツチングパタ
ーン記憶用シフトレジスタ35に傾きのないマツチング
パターンが中央処理装置23から書込まれていると共に
、他のパターン比較回路PC1〜PC2Nのマツチング
パターン記憶用シフトレジスタ35には、1頃きが僅か
づつずれたマツチングパターンが中央処理装置23から
書込まれており、且つマスクパターン記憶用シフトレジ
スタ36に同様に中央処理装置23から中央部の単位パ
ターンUPを囲む第3図で太線り、で囲まれる領域を論
理値“1”とし、残りの領域を論理値“0”とするマス
クパターンMSを表すパターンデータが格納されている
そして、各パターン比較回路P Ca ’〜PCZNに
おいて、単位パターン記憶用シフトレジスタ34及びマ
ツチングパターン記憶用シフトレジスタ35の互いに対
応するビットデータがEχ−OR回路E、〜E、。24
に入力されるので、これらEXOR回路E r ” E
 r。24から両ビットデータが一致する場合に論理値
“0”、不一致である場合に論理値“1”の排他的論理
和出力が得られ、これがAND回路A、−A、。24の
一方の入力側に入力される。このAND回路A I−A
 +。24の他方の入力側にはマスクパターン記憶用シ
フトレジスタ36のビットデータが入力されているので
、論理値゛1°゛のマスクパターンMSに対応する領域
のみのAND回路A I””” A +。24から排他
的論理和出力が出力され、これが加算器37に供給され
て、論理値゛l”の排他的論理和出力の数を表す加算値
30〜SZNが出力される。
このとき、パターン比較回路PCoのマツチングパター
ン記憶用シフトレジスタ35に記憶されているマツチン
グパターンMP、が第4図で実線図示のようにその軸方
向がY軸方向に一致するものであり、且つ中央部のパタ
ーン比較回路PC。
のマツチングパターン記憶用2次元メモリ35に記憶さ
れているマツチングパターンMP、が第3図で鎖線図示
のようにその軸方向がY軸に対して反時計方向に一θ(
例えば5°)回転したものであり、これらパターン比較
回路PC,〜PC,間のパターン比較回路PC,〜PC
N−,のマツチングパターン記憶用シフトレジスタ35
にその軸方向が時計方向に順次回転するマツチングパタ
ーンMP、−MP、、が記憶され、パターン比較回路P
C,,,〜PC2,lのマツチングパターン記憶用シフ
トレジスタ35には逆に軸方向がY軸に対して時計方向
に回転したマツチングパターンMP、。
〜M P KNが記憶されているものとすると、シャド
ウマスク4の左下を走査している状態では、シャドウマ
スク4に形成された単位パターンとなるスリット4aが
その軸方向をY軸に対して反時計方向に−θ(約5°程
度)回転しているので、単位パターンUPに欠陥がない
ものとすると、パターン比較回路PC,において、鎖線
図示のCCDラインセンサ13で読取った単位パターン
UPとマツチングパターンMP、との排他的論理和をと
ったときに、第3図の黒塗りした26個のドツト位置で
不一致となり、加算器37の加算値S0は“26”とな
り、パターン比較回路PCN、−〜PC2Nではマツチ
ングパターンMP2〜MP、のY軸に対する軸方向の傾
きが時計方向に順次増加していくことにより、順次加算
値5I−3Nが増加する。しかしながら、パターン比較
回路PC,〜PCNでは、マツチングパターンMP、〜
MP。
のY軸に対する軸方向の傾きが反時計方向に順次増加し
ていくことにより、加算値5I−3Nが“26“より順
次減少し、パターン比較回路PC8では、マツチングパ
ターンMP、と単位パターンUPとが一致するので、加
算値SNは零となる。
そして、各パターン比較回路PC,−PC2,の加算器
37で算出された加算値S0〜SZNが最小値検出回路
40に入力されるので、この最小値検出回路40でパタ
ーン比較回路PCHの加算値5N(=0)が最小値SM
INとして検出される。このため、最小値検出回路40
からスリーステートバッファSB、のみに低レベルの制
御信号C3Nが出力され、これによってスリーステート
バッファSB、のみがオン状態となってパターン比較回
路PCNの加算値SNがFIFOメモリ41に入力され
る。これと同時に、最小値検出回路40から最小値S、
4INが比較回路42に出力され、この比較回路42で
設定器43で設定された許容値S。
と比較される。このとき、パターン比較回路PC。
では、単位パターンUPとマツチングパターンMPNと
が一致して加算値SNが零であるので、S8〈S、とな
り、論理値′°1°“の書込信号WRがFIFOメモリ
41に送出される。このため、FIFOメモリ41では
これに入力されている加算値SN及びラッチ回路46及
び47でラッチされているX座標値及びX座標値が書込
まれる。
さらに、CCDラインセンサ13で読込んだ単位パター
ンUPに、孔径拡大又は縮小、輪郭線異常等の欠陥が生
じているときには、その欠陥に対応してパターン比較回
路PC,の加算値SNが増加することになるが、これが
設定器43で設定した許容値S、を越えていなければ、
比較回路42から論理値°“1”の書込信号WRがFI
FOメモリ41に送出される。このため、FIFOメモ
リ41にスリーステートバッファSB、を介して入力さ
れる加算値SNがラッチ回路46及び47でラッチされ
ているX座標値及びX座標値と共に欠陥データとして書
込まれる。
そして、FTFoメモリ41に記憶された欠陥データ数
が所定数に達すると中央処理装置23に対してステータ
ス信号が出力され、これによって中央処理装置23から
読出信号RDがFIFOメモリ41に出力されることに
より、このFTFOメモリ41に格納されている欠陥デ
ータが順次読出されて中央処理装置23に送出され、こ
の中央処理装置23で必要により設定器38で設定され
た最小値SMINの許容下限値SLと最小値S MIN
とを比較し、5HIN<SLであるときには、正常であ
るか又はノイズの影響による誤差範囲であると判断し、
S WIN≧SLであるときには、欠陥パターンである
ものと判断して、最小値5HIN及び座標データを欠陥
データとして磁気ディスク装置26に格納する。
このようにして順次単位パターンUPの欠陥検査を行い
、CCDラインセンサ13が後方の所定位置に達すると
、駆動モータ5の駆動が停止され、これに代えて駆動モ
ータ14が駆動されて、CCDラインセンサ13が右側
に移動され、この移動が完了すると、駆動モータ14が
停止されて、再度駆動モータ5が逆転駆動されることに
より、CCDラインセンサ13が前方側に移動される。
このように、CCDラインセンサ13が前方側に移動さ
れることにより、シフトレジスタ群33に格納される単
位パターンUPが前述した後方側への移動時の単位パタ
ーンUPに対して180度反転して格納されることにな
るが、単位パターンUPは前後対称形であるので、中央
処理装置23からパターン比較回路PC,〜PC2Nの
マ・ンチングパターン格納用シフトレジスタ35に格納
するマツチングパターンMP、〜MP2Nを変更する必
要はない。
その後、シャドウマスク4の全ての領域における単位パ
ターンUPの検査を終了したら、シャドウマスク4を新
たなシャドウマスク4に交換して、欠陥検査を継続する
以上のように、上記実施例によると、CCDラインセン
サ13で読取った2次元の単位パターンUPと傾角の異
なる複数のマツチングパターンMP、〜MP2Nとを、
両者の対応するビット毎に比較して、両者の誤差数即ち
欠陥ビット数を算出し、この欠陥ピント数が最小となる
パターン比較手段の欠陥ビット数を欠陥データとするよ
うにしているので、シャドウマスク4のように、中央部
と4隅の外周部とではスリット4aの傾角が異なる被検
査体を検査する場合に、この傾角を補正する必要が全く
なく、正確な欠陥検査を行うことができる。
また、上記実施例のように、パターン比較回路PC,〜
PC2Nにマスクパターン記憶用シフトレジスタ36を
設け、これに格納されているマスクパターンで単位パタ
ーン及びマツチングパターンの比較結果をマスクするこ
とにより、要部以外の部分の欠陥検査を省略することが
でき、欠陥検査精度を向上させることができる。
さらに、上記実施例のように、最小値検出回路40で検
出した最小値SWIMと予め設定された許容値S、とを
比較して、最小値5HINが許容値Ssを越えている時
は、被検査パターンとマツチングパターンとが大きくず
れていると判断し、データの取込みを行わず、パターン
が一致する付近のみのデータ処理を行うため欠陥検査の
スループットを向上させることができる。
なお、上記実施例においては、撮像手段として1次元の
CCDラインセンサ13を適用した場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、2次元のCCD
エリアセンサを適用することもできる。この場合には、
パターン比較回路PC0〜PC2Nの単位パターン記憶
用シフトレジスタ34をシフトレジスタ群33と同様の
構成とし、且つエリアセンサの画素数とシフトレジスタ
34の画素数とが一致しているときはシフトレジスタ群
33を省略することができる。
また、上記実施例においては、シャドウマスク4の欠陥
検査を行う場合について説明したが、これに限定される
ものではなく、所定の単位パターンが傾角を異ならせる
か又は大きさを異ならして順次配列された被検査体に対
して本発明を適用することができる。
さらに、上記実施例においては、パターン比較回路PC
o−PC2)lにマスクパターンを格納するマスクパタ
ーン用シフトレジスタ36及びAND回路回路−1〜A
24を設けた場合について説明したが、これらを省略す
るようにしてもよい。
またさらに、上記実施例においては、CCDラインセン
サ13のX軸座標及びY軸座標をロークリエンコーダ7
及び18によって検出する場合について説明したが、こ
れに限らず走査テーブル2及び移動テーブル11と固定
部との間にマグネットスケール等の位置検出器を設け、
これらによってCCDラインセンサ13の位置座標を検
出するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係るパターン検査装置に
よれば、被検査体の単位パターンを撮像手段で読取って
、2次元的な単位パターン記憶手段に記憶し、この単位
パターン記憶手段に記憶された単位パターンと、マツチ
ングパターン記憶手段に予め設定された単位パターンに
対応するマッチングパターン及びこれに対してずれた複
数のマツチングパターンとをビット対応で比較してその
差異数を加算手段で加算し、最小値検出手段で、各加算
手段の最小値を検出し、この最小値を欠陥データとして
出力するように構成したので、単位パターンと例えば傾
角の異なる複数のマツチングパターンとを比較すること
により、撮像手段で読取った単位パターンが正規のマツ
チングパターンに対して傾きや大きさが異なる場合であ
っても、これらを補正することなく、比較することがで
き、比較処理を迅速に行うことができると共に、高精度
の欠陥検査を行うことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す外観斜視図、第2図は
制御装置の一例を示すブロック図、第3図は単位パター
ン、マツチングパターン及びマスクパターンの説明に供
する説明図である。 図中、1は基板、2は走査テーブル、3は単位パターン
、4はシャドウマスク(被検査体)、5は駆動モータ、
7.18はエンコーダ、11.12は移動テーブル、1
3はCCDラインセンサ、14は駆動モータ、20はモ
ータ駆動制御装置、21はパターン検査制御装置、30
はタイミング信号発生回路、32は2値化回路、33は
シフトレジスタ群、P C。”= P Czsはパター
ン比較回路、34は単位パターン記憶用シフトレジスタ
、35はマツチングパターン記憶用シフトレジスタ、3
6はマスクパターン記憶用シフトレジスタ、E。 〜E、。24はEX−OR回路、A1−A1゜24はA
ND回路、40は最小値検出回路、41はFIFOメモ
リ、42は比較回路、43は設定器、44はχ座標カウ
ンタ、45はY座標カウンタである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単位パターンが変化しながら配列された周期性パ
    ターンを有する被検査体を載置する走査テーブルと撮像
    手段とを相対的に二次元方向に移動させて、前記撮像手
    段で前記単位パターンを読取り、該読取った単位パター
    ンデータと予め入力されたマッチングパターンデータと
    をパターン比較手段で比較して前記被検査パターンの欠
    陥を判定するパターン検査装置において、前記撮像手段
    から出力される単位パターンデータを2値化して2次元
    的な単位パターン領域に記憶する単位パターン記憶手段
    と、前記マッチングパターンデータ及びこれに対してず
    れた複数のマッチングパターンデータを前記単位パター
    ン領域に対応するマッチングパターン領域に記憶するマ
    ツチングパターン記憶手段と、前記単位パターン記憶手
    段に格納されている単位パターンと前記マッチングパタ
    ーン記憶手段の各マッチングパターンデータとをビット
    対応で比較してその差異数を各マッチングパターン領域
    毎に加算する加算手段と、該加算手段の各マッチングパ
    ターン領域毎の加算値の最小値を検出する最小値検出手
    段と、該最小値検出手段で検出されたマッチングパター
    ン領域に対応する前記加算手段の加算値を欠陥データと
    して出力する欠陥データ出力手段とを備えたことを特徴
    とするパターン検査装置。
JP2202835A 1990-07-31 1990-07-31 パターン検査装置 Pending JPH0486956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2202835A JPH0486956A (ja) 1990-07-31 1990-07-31 パターン検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2202835A JPH0486956A (ja) 1990-07-31 1990-07-31 パターン検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0486956A true JPH0486956A (ja) 1992-03-19

Family

ID=16463982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2202835A Pending JPH0486956A (ja) 1990-07-31 1990-07-31 パターン検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0486956A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001305505A (ja) * 2000-04-26 2001-10-31 Optrex Corp 液晶表示パネルの表示パターン検査方法
JP2008020235A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Olympus Corp 欠陥検査装置及び欠陥検査方法
JP2009092579A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Takano Co Ltd 外観検査システム
US9881233B2 (en) 2014-09-30 2018-01-30 Denso Corporation Image recognition apparatus

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001305505A (ja) * 2000-04-26 2001-10-31 Optrex Corp 液晶表示パネルの表示パターン検査方法
JP4585084B2 (ja) * 2000-04-26 2010-11-24 オプトレックス株式会社 液晶表示パネルの表示パターン検査方法
JP2008020235A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Olympus Corp 欠陥検査装置及び欠陥検査方法
JP2009092579A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Takano Co Ltd 外観検査システム
JP4691538B2 (ja) * 2007-10-11 2011-06-01 タカノ株式会社 外観検査システム
US9881233B2 (en) 2014-09-30 2018-01-30 Denso Corporation Image recognition apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4926489A (en) Reticle inspection system
TWI661495B (zh) 工件處理裝置、工件輸送系統
JPS6062122A (ja) マスクパターンの露光方法
JPH02148180A (ja) パターン検査方法及び装置
JP7089906B2 (ja) 基板検査装置、基板処理装置および基板検査方法
JPH1096613A (ja) 欠陥検出方法及びその装置
US7440080B2 (en) Method and apparatus for automatic correction of direct exposure apparatus
JPH0486956A (ja) パターン検査装置
JPH1027839A (ja) ウェハの回転方向検出方法
JPS60210839A (ja) レチクルおよびその検査方法
JPH11317439A (ja) 位置決め装置
JP2974037B2 (ja) 基板の穴明検査方法及び装置
JPH0224323B2 (ja)
JPS5821107A (ja) パタ−ン検査装置
JP3963300B2 (ja) ウエハの外周位置検出方法およびその方法を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体ならびにウエハの外周位置検出装置。
JP3207974B2 (ja) フォトマスクの欠陥検査方法
JP3095411B2 (ja) Ccdカメラの校正方法
JPH0384441A (ja) レチクルの検査方法
JPH05231842A (ja) 形状パターン検査方法及び装置
JP2005292016A (ja) 欠陥検出装置および欠陥検出方法
JPS5821109A (ja) パタ−ン欠陥検査装置
JP2601232B2 (ja) Icリードずれ検査装置
JPH05215534A (ja) 表面検査用カメラ機構の調整方法
JP3310016B2 (ja) 円形被検査物の検査装置
JPS5821111A (ja) パタ−ン検査用の位置合わせ装置