JPS5821111A - パタ−ン検査用の位置合わせ装置 - Google Patents

パタ−ン検査用の位置合わせ装置

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JPS5821111A
JPS5821111A JP56117820A JP11782081A JPS5821111A JP S5821111 A JPS5821111 A JP S5821111A JP 56117820 A JP56117820 A JP 56117820A JP 11782081 A JP11782081 A JP 11782081A JP S5821111 A JPS5821111 A JP S5821111A
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JP56117820A
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Toru Azuma
徹 東
Junji Hazama
間 潤治
Atsushi Kawahara
河原 厚
Kazunari Hata
一成 秦
Norio Fujii
藤井 憲男
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Nippon Kogaku KK
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/70Determining position or orientation of objects or cameras
    • G06T7/73Determining position or orientation of objects or cameras using feature-based methods

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はIC製造工程におけるマスクあるいはレチクル
に転写されたパターンが、そのパターンを形成する設計
データと比較し、正常に転写されているかどうかを、検
査するパターンの欠陥検査等に用いる位置合わせ装置に
関するものである。
従来この種の欠陥装置は、同一マスク上に同じパターン
群を持つチップ同志の比較による検査方法であるとか、
設計データを画(11メモリ上にビットパターンとして
展開し、マスク又はレチクルから得られる画像データと
を画素単位で比較する検査方法が考えられていた。しか
し、前者の方法によると、チップ毎に同一の欠陥(共通
欠陥)を有していた場合には欠陥と認識することは不可
能であり、又マスクを作成する原版とな6レチクルでは
、単独のパターンである場合が多く、チップ比較法のよ
うな検査は不可能であった。一方、後者の方法によれば
、パターンを作成した設計データとの比較でおるから、
チップ同志の共通欠陥でも認識することは可能であり、
レチクルでも検査することはできる。しかし、このよう
な装置は、設計データに基づいて、画像メモリ上に展開
されたビットパターンと、例えば撮像したパターンとの
位置合わせが必要であり、この位置合わせがなされてい
ないと、検査結果は全て誤まったものになるという欠点
があった。
本発明は上記欠点を解決し、設計データに基づいて被検
査物上に作成されたパターンを、設計データと照合して
検査する際に、簡単な構成により例えば撮像されるパタ
ーンの位置と、そのパターンが設計上存在すべき位置と
を合わせる位置合わせ□装置を提供することを目的とす
る。
上記目的を達成するための本発明の要旨は、(3) 設計情報に基づいて被検査物上に形成された幾何学的な
パターンが設計通り作られているか否かを前記設計・清
報に基づいて検査する装置において、被検査物上の所定
領域中のパターンを走査して、該パターンの画1象を画
素化するだめの唾1象2値信号を発生する走査手段と;
前記パターンの画1象の各画素に対応した記憶ビットを
備えると共に、前記画I#!2値化号の入力に基づいて
前記パターンの画(象に応じたビットパターンを記憶す
る画像メモリと;前記走査手段と被検査物を相対的に移
動して前記所定領域を被検査物上の任意の位置に設定す
る移動手段と;前記設計情報に基づいて前記所定領域中
に設計上存在すべきパターンの位置を算出し、前記画像
メモリ中のビットパターンの位置とのずれに応じて、該
位置ずれが所定量以下になる如く前記移動手段を制御す
る位置ずれ制御手段とを備えることを特徴とするパター
ン検査用の位置合わせ装置にある、 (4) 以下に図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図は、本発明の実施例を示すブロック図である。移
動ステージ14に載置されると共に、パターンが描かれ
た被検査物、例えばレチクル1は、撮像装置2によって
、レチクル1上の所定の小領域のみが撮像される。この
領域が検査すべき1画面になる。またレチクル1は、ス
トロボ装置15によって透過照明される。撮像装置2の
アナログ映嫁信号は次の2値化回路3によって2値画1
象信号に変換されると共に、必要に応じてスムージング
等の雑音除去処理が行なわれる。
切出回路4は2値画1象信号の入力に基づいて、検査す
べき1画面中の局所的な領域、例えば矩形領域に対応し
た2値情報を切出す。
この局所的な矩形領域は、−例として画像中の16X1
6画素に相当する領域で構成されている。これを第2図
にLシ、さらに詳しく説明する。第2図において、検査
すべき1画面の画f#10Gは、撮像装置2の走査線1
01によってラスク走査される。伺、実施例では、画(
I1100内の走査線の本数は垂直方向に1024本で
あるものとする。
レチクル1上のパターンは一般にカラス板上にクロムに
よって描画されているので、アナログ映像信号は、明暗
、すなわち、白黒画像に応じた時系列信号になる。制御
回路5は画1象100中の1走査線につき、1024回
クロックパルスを発生し、2値化回路3は各クロックパ
ルス毎に、アナログ映像信号をサンプリングして、画素
化した2値画1象信号を出力する。
切出回路4は、16ビツトのシフトレジスタ104と1
024ビツトのシフトレジスタ105を直列接続にした
ものを15段分直列に接続し、最後に16ビツトのシフ
トレジスタ104を接続した直列レジスタ列で構成され
ているっ2値画f象信号は、一番初めの16ビツトシフ
トレジスタ1?4に入力されると共に、制御回路5が発
生するクロックパルスに同期して、直列レジスタ列内に
順次転送さく7) れていく。前述のように、1走査線分のアナログ映像信
号は1024回のサンプリングによって2値化されてい
るから、2値画像信号は画像100を1024X102
4画素に分割して、1画素を「0」か「1」の2値論理
で表わした時系列信号となる2、2値化回路3で1回サ
ンプリングが行なわれると、直列レジスタ列は1回シフ
トされ、各画素に応じた論理値が次のビットに転送され
る。同、実施例において、2値化回路3は1疋査線を1
024クロツクでサンプリングし、その後の帰線期間中
は16クロツクでサンプリングし、さらに切出回路4も
、帰線期間中、16回シフトされる。そして、16個の
シフトレジスタ104から成る切出部103は、画像1
0 G中、16X16画素の局所的な矩形領域(以下、
窓と呼ぶ)102の2値画素情報を保持する。捷た窓1
02は、走査が進むにつれて画像100中t−1画素率
位(1クロツクパルス毎)に移動して、画像100の全
面から順((P) 次2値画素情報を切出す。さて、この窓102で切出さ
れた16X16画素の2値情報は、第1図に示す角検出
回路6とエツジ検出回路7に入力する。角検出回路6は
、窓102内の明暗のエツジ(これはレチクル1上のパ
ターンエツジに対応する)が、あらかじめ用意された所
定の角パターンのとき、その角に応じて4つに分類した
4種類の情報を出力する。
エツジ検出回&i87は、例えば撮像したレチクル1上
のパターンの角が撮f象光学系の影響で丸みをおびて、
角検出回路6では検出されないときにも、窓102内に
角らしきエツジが存在することを検出する、 一方、磁気テープ(以下MTとする)9に保存されたレ
チクル1のパターン作成時の設計データは、計算機10
に読み込まれる。
MT9の設計データは一例として、8g3図に示すよう
な矩形パターンの集合として、レチクル全面分を保存し
ている。実際の回路パターンは、これら矩形パターンを
複雑に組み合わせて作成される。ここで1つの矩形パタ
ーンは幅W、^さH、レチクル上の所定のxy座標系に
おける中心座標値(X、Y)、及び1転角θの5つのパ
ラメータで表わされる。
第1図において、計算機10は、撮像装置2によって撮
像されるレチクル1上の1画面の領域に相当する設計デ
ータ中出力する。その設計データの入力に基づいて記憶
回路11は、前述の角検出回路6と同時に設計上のパタ
ーンエツジの角のみを検出し、4111I類の角情報を
抽出して、記憶する。
伺、記憶回路11は、この時、設計データ中から、前述
の窓102の移動に従う順序で設計−ヒエ画面中に存在
すべき角情報を順次記憶する。そして記憶回路11には
、し11えば1画面に存在するパターンエツジの全ての
角情報が保持される。1画面分の角情報は、計算機10
の不図示の記憶装置に、1画面分の情報として記憶され
る。この間に、ift算機1゜け、次の1画面分の設片
1データを出力する。
以上、設計データから角情報を抽出し、記憶回路11か
ら計誹磯10の中の記憶装置にレチクル1の−「べての
画面に対応する角情報を記憶する゛までの操作は、実際
の比較検査の前に行なわれる。
このようにして、計算機10の記憶装置に角tW報がS
績されると、次に央除の検査が開始さ−れる。このとき
計−H機10は、ステージ14を2次元的に移動する駆
動手段13を制御して、撮1象すべきレチクル1上の1
画面分の領域に位tを合わせる。同時に、計算機10は
昭1意装置から、その1 +ihi而分の面・情報を記
憶回路11に転送する。
そして、Iff!制御回路5のクロックパルスに応じて
、記憶回路11の角情報は、角情報切出回路12に1幀
次送られる。角1#報切出回路12(以下争に角切出回
路12とする)の切出領域は、前述の窓102よりも小
さく定められている。角切出回路12は、設計データに
基づく角1′#報”をクロックパルスに同期して(グ) 順次切出す。
先にも述べたように、制御回路5のクロックパルスは、
慾102を1画面中で移動させるから、角切出回路12
の切出領域(以下、参照窓とする)と窓102は、クロ
ックパルスに同期して同方向に移動する。
比較回路8は、角検出回路6が出力する角情報と、エツ
ジ検出回路Tが出力する構出結果、及び角切出回路12
の情報を入力とし、レチクル上のパターンと設計データ
上のパターンが異なるときは、計算機10に欠陥情報を
出力する。
具体的には、参照窓の情報中に角検出回路6の角j#報
と同じ′Mi類の角情報が1つでもあれば欠陥なしとす
る。又、参照窓の中心部にある角情報が位置したとき、
エツジ検出回路I、が窓102中に角エツジらしきもの
、又、単なる直線エツジを検出していれば欠陥なしとす
る。
以上のように、比較回路8は、@1象された(/乙) 一画面から得られる角情報と、記憶回路11に保持され
た角f#報とを順次比較して、計算機10にリア元タイ
ムに欠陥情報を出力する。
そして、このような操作をレチクル全面に行なうことに
より、レチクル1枚の欠陥検査が完了する。
向、第1図においで、ストロボ装置15の制御について
は後述する。
次に、角検出回路6について、具体的に説明するが、そ
の前に、ICパターンの特徴について述べる。一般に、
ICパターンは、第3図に示したような矩形パターンを
多数組合わせて作られている。
また、ICパターンは、レチクル上のXy座標系に対し
て、矩形パターンの回転角0が45°又は135°にな
るように決められている。回転角0がその他の場合は極
めてまれである。従って、ここではこれら矩形パターン
を組合わせてできる設計上あるいはレチクル1上のパタ
ーンエツジの角として900と135°を考えることに
する。
第4図は、パターンエツジの角の分類を示す図である。
図において、A−FF−jでの32個の正方形は、切出
口路4によって切出される窓102に相当する領域を示
す。そして各正方形において、斜線部は例えばクロム面
に対応したWa理「1」の領域を、山部は、ガラス面に
対応した論理rOJの領域を示す。パターンエツジの角
を90’と135°の角度に限れば、窓102内に表わ
れる角は、縞4図の32種類に限られる。角の分類の方
法として、この32種類をそのまま32に分類すること
、すなわち32の異なる符号を与えることも考えられる
が、そのようにすると、32の分類のために2進数表現
で5ビツト(25=32)が必要となる。そこで、第4
図のように、この32種類を4つに分類する。
まず、パターンエツジの角が90oと135゜の角度に
より2分類し、その2分類についてさらに、窓102中
の中心点(切出された16X16画素のほぼ中央の画素
)に対して点対称の関係にあるものが同一グループに入
らないように2分類して、その4つの分類に各々異なる
符号を与える。また、同−角腿の反転パターンは同一グ
ループに入れる。すなわち、同図中、例えば角AとBは
反転関係にあり、この2つの角は同一グループとする。
こうして、90°の角のうち、角A〜Hは2進数で00
とし、角I−Pは2進数で01として分類、し、135
° の角のうち、角Q〜Xは2進数で10とし、角Y−
F’Fは11として、4つに分類して2ビツトで表わす
。尚、以下4つの分類を表わす2進数(00,01゜1
0.11)をコードと呼ぶ。例えば、角のBとLは共に
90°角であるが、点対称の関係にあるので゛、異なる
コードを与える。同一角度でも点対称によって分類する
のは、角の欠陥の様子と、比較回路8・の゛比較動作に
関連している。このことについては、後述する。
角検出回路6は、この32ai類の角のバタく/3“) として備えでいて、窓102中に現われるパターン(ビ
ットパターン)とのマツチングを行なう。
第5図は、第2図で述べた切出回路4によって切出され
る窓102に対応した、16段のレジスタ104による
16X16′ビツトを示す。
ここで、例えば第4図に示したA又はBの角を検出する
には、16X16、ビシト中、(L)〜■のビットと■
〜■ のビットの論理値を調べればよい。
第6図は、この人又はBのうち、Aの角を検出するアン
ド回路でアシ、入力■〜■が全て「1」でアシ、入力■
〜■が全て「0」のとき、「1」を出力する。伺、Bの
角を検出するには、入力の〜■のインバータを取υのぞ
き、入力■〜■め“□゛各々インバータを通せばよい。
このようなアンド回路は、第4図の32種t/l″) 類の角のパターン毎に32個用意されていて切出回路4
の16X16ビツト中の参照パターンに応じた所定のビ
ットからの2値情報を各々入力する。
上述のようなアンド回路で角を検出して、2ビツトのコ
ードを出力する角検出回路6の構成を第7図に示す。マ
ツチング回路106は、第4図で示したA〜22の32
8類の角を検出したとき、それぞれ論理「1」を出力す
る32個のアンド回路から構成される。同各アンド回路
は、第2図に示した切出回路4の切出部103からの2
値情報を入力する。
マツチング回路106の32個の出力信号は4つにグル
ープ分けされる。すなわち、第4図に示したA−Hを検
出する8つのアンド回路の出力を8ビツトのデータD1
、■〜Pを検出する8つのアンド回路の出力を8ビツト
のデータDtXQ−Xを検出する8つのアンド回路の出
力を8ビツトのデータD3、そして、Y〜FF゛を検出
する8つのアンド回路の出力をBビットのデータD4と
して、各々、4つの8ビツト入力のオア回路107,1
08,109゜110に入力する。エンコーダ111は
、各オア回路の4つの出力信号を入力し、・その4ピツ
゛トの2値化号をエンコードして、コードC,、C,と
して出力する。     4次に、この回路の動作を説
明する。
例えば第4図に示したCの角が窓102中に表われると
、マツチング回路106中の32個のアンド回路のうち
Cの角を検出するアンド回路のみが論理「1」を出力し
、他のアンド回路は「0」を出力する。そこで、データ
DIの8ビツトのうち、1ビツトが「1」、7ビツトが
「0」となるから、オア回路101の出力が「1」を出
力し、他の3つのオア回路1oa、 1os、 1to
は共に丁0」を出力する。この時エンーコーダ111は
、入力BIが「1」で入力Bz 、 Bs 、 B4が
「0」の2値化号をエンコードした2進数から1を引い
た2進数を2ビツトのコードc、 I C1として出力
する。すなわち、上述の場合c、 c、 =ooとなる
また、第4図に示したFFの角が窓102中に表われる
と、エンコーダ1110入力は入力B1〜B、が「0」
、入力B4が「1」となるので、コードはC,C,=1
1 となる。同、エンコーダ111は、入力B1〜B、
のいずれか1つが「1」になったとき、すなわち角が検
出されたとき、フラグFを出力する、フラグFは角が検
出されれば「1」が、検出されなければ「0」が立てら
れる。
次に、第1図に示したエツジ検出回路7について説明す
る。第8図は、エツジ検出のために設定された、9X9
画素の矩形領域を示す。この領域は前述の16X16画
素中のほぼ中央部に位置する。従って、第2図に示した
16X16画素の情報を切出す、16 X 16ビツト
の切出部103のうち、9×9ビツトで構成された領域
120からの情報に基づいてエツジ検出を行なう。伺9
×9ビットの領域120の中心ビット(中央画素に相当
する)の位置は、第5図に示した16X16ビツトのう
ち縦横で(H,9)のビットに定められている。債J1
エツジ検出のために着目するビットは、9×9ビツト中
の周囲に4ビツト毎に位置したビット■〜■の8つであ
る。
f49図は、エツジ検出回路7の構成を具体的に示した
回路図である。8つの排他的論理和回路(以下、EX−
ORとする。)121は9X9ビツト領域1200周辺
の8ピツト■〜■から2値化号を入力する。そして、こ
の8ビツトのうち、ひとつでも論理値が異なれば、オア
回路122が論理値「1」を出力して、何らかのエツジ
が検出されたことを示す、。
8つのEX−OR1210入力のそれぞれは、9×9ビ
ツト領域120中で着目した8つのビットのうち、互い
に隣υに位置する2つのビットからJ保シ出される。
例えば第10図のような角らしきものが9×9ビツト領
域120中に現われたとする。
斜線部は論理値「1」の領域である。するとエツジ検出
回路7の入力■と■、及び入力(1)と■は互に論理値
が異なるから、オア回路122は論理値「1」を出力す
る。また、単に領域120中に、直線状のエツジが表わ
れた場合でも、上述の動作により、オア回路122は論
理値「1」を出力する。
以上に述べたエツジ検出回路7は、レチクルの検査時に
撮像装置2の走査と共に、実時間で動作する。同、この
9×9ビツトの領域120甲に、何らかのパターンエツ
ジが現われたことをより確実に検出するには、9×9ビ
ツトの周囲に位置する32ビツトの全ての2値化号を入
力して、その状態を前述のように調べればよい。この場
合、周囲32ビツトが全て同−論理値であれば、パター
ンのエツジではなく、32ビツトのうち、1つでも論理
値が異なれば、エツジを検出したことになる。
次に、第1図で示しだMT9から設計データを読み込ん
で、角情報を保持する記憶回路11について第11図に
より説明する。
記憶回路11には設計データから、1llI面に対応す
る設計上のパターンとして、「0」、「1」の2値画像
に変換する1024X1024ビツトのフレームメモリ
130と、そのフレームメモリ130から、撮像装置2
の走査の順番に応じて時系列的な2値1M号を読み出す
読出回路131が設けられている。スイッチS、は、非
検査時にa 11111 K−、検査時にb側に切換え
られる。b側には、第2図で示した2値化回路3の2値
画欺イ6号が入力する。読出回路131の出力信号から
、前述の切出回路4によって、フレームメモリ130中
の局所的な矩形領域の2値情報133が取り出される。
ただし、その矩形領域は、フレームメモリ130中に生
成されたビットパターンが設計データに基づいているた
め、「1」、「0」の境界の直線性がよく、角もはっき
りしていて切出回路4の16X16ビツト、Cυも小さ
な領域から取り出すことができる。取シ出されだ2値情
報133は前述の角検出回路6と同様の検出回路135
に入力し、4Pt1類に角を分類する。検出回路135
の出力134は分類を表わすコード(00,01,10
゜11)と、角を検出したか否かのフラグからなる。入
出力制御回路(以下、■10 回路という)136は出
力1340入力に基づいて、コードは参照データメモリ
137に格納し、フラグは、フラグメモリ138に格納
する。
以上の格納の操作は非検査時に行なわれる。
検査時には、スイッチS、がb側にな、す、切出回路4
の出力情報は、前述した角検出回路6とエツジ検出回路
70入力となる。同時にIlo 回路136は、参照デ
ータメモリ137とフラグメモリ138に格納されたコ
ードとフラグを参照情報139として、出力する。
同、読出回路131、Ilo  回路136、qノ出回
路4は、@1図で示しだ制御回路5のクロックパルスに
基づいて動作する。また参照データメモリ137i=J
:、フレームメモリ130は) 中で角が存在する水平方向(走査方向)のビット列のみ
の角情報を保持し、フラグメモリ138は、フレームメ
モリ130(1)垂1区方向のビット数、ここでは10
24ビツトと同じビット数から構成され、フレームメ省
り130の水平方向のビット列(1024列分)に角が
あれば、対応するフラグメモリ138のビットに「1」
が、なければ「o」が保持される。この操作は、全てI
lo 回路136によって行なわれる。
次に、第12図を用いて、参照データメモリ137が角
情報を保持する動作について述べる。
第12図において、切出回路4によって切出され7Ii
c2値情報133け、図中矩形領域140(以下、窓1
40とする。)に相当する。この悠140は、矢印のよ
うに、フレームメモリ130中□を゛走査する。参照デ
ータメモリ131は、窓140の水平方向の1走査分に
対して、512ビツトが用意されている。
(4) (以下、この512ビツトを1ライン分のメモリと呼ぶ
。)窓140が、図のように角のある部分を水平に走査
すると、走査の初めのところでは、角がないので、検出
回路135のフラグは「0」であシ、1ライン分のメモ
リの初めの部分にはrOJが書き込まれる。
同、窓140の走査が2ビツト行なわれる毎に、1ライ
ン分のメモリでは1ビツトづれた隣漫のビットに2値論
理を格納していく。従って、1ライン分のメモリは、フ
レームメモリ130の水平方向の1024ビツトの情報
を1/2に圧縮して保持することになる。
さらに走査が進み、窓140がパターン132の左上の
角をとらえると、1ライン分のメモリ中の対応するビッ
トに角の存在を示す「1」が保持され、そのビットに続
く2ビツトに、検出回路135が出力するコードC,C
tが保持される。そして、角の存在しないところは、1
ライン分のメモリの対応するビットに「0」が書き込ま
れる。このように窓140が角の存在する部分を1走査
すると、第12図のように1ライン分の参照データが作
られる。
そこで、夾際必パターンとして、第11図に示すフレー
ムメモリ130中に設計データに基づいて2値画1象化
されたビットパターン132が存在した場合、参照デー
タメモリ137と、フラグメモリ13Bには、第13図
のような情報が保持される。ビットパターン132上で
角は4つぁシ、それぞれの角のコードは、第4図の分類
に従って、検出回路135が出力する。同、フレームメ
モリ130中のビットパターンに角が存在するのは、2
本の水平ビット列上のみであるので、参照データメモリ
137には、2ライン分のメモリL、 、 L、のみに
参照データが保持される。一方、フラグメモリ138に
は、1024ビツトのうち、フレームメモリ130の2
本の水平ビット列に対応した2つのビットに「1」を、
他のビットには全て「o」を立てた1画面分のフラグデ
ータが作成され・る。同、以上の説明で、参照データメ
モリ137とフラグメモリ138は、1024X102
4ビツトの1画面に相当する領域のみを保持するが、実
際には娑チクルの欠陥を撮f象装置2の映像信号の入力
に基づいて検査する前に、レチクル上の1画面分毎に設
計データから、参照データとフラグデータが作成され、
前述の計に機10の記憶装置に保持される。例えばレチ
クル全面を10×10、すなわち100画面に分けて、
検査するとすれば、その記憶装置はフラグデータの記憶
用として、1024X100ビツトの固定されたビット
長のメモリ谷祉が心安となる。一方、参照データの記憶
用として、フラグメモリ138中の論理「1」のビット
数だけ512ビツトの1ライン分のメモリ容量が必要と
なる。従って、例えばフラグメモリ13B中の1024
X100ビツトに「1」の数が1000あれば、参照デ
ータの記憶用として、512ビツトX 1000ライン
分の容量(z7) が必要となる。
ところで、Ilo  回路136は、参照データメモリ
137とフラグメモリ138に検出回路135の出力1
34に基づいて、上述のようにデータを格納する。1だ
、検査時には格納されたデータを、各々のメモリから順
番に参照情報139として出力するように制御する。参
照情@139は、フラグメモ1月38のフラグが「0」
ならば、時系列の論理信号として、「0」を512ビツ
ト分出力し、フラグが「1」ならば、そのフラグに対応
した参照データメモリ137の1ライン分のデータを時
系列的に出力する。
次に、第1図で示した検査時に働く角切出回路12と比
較回路8について第14図により説明する。
角切出回路12は、直列シフトレジスタ列から構成され
ている。直列シフト1ノジスタ列□ のうち、10ビツトレジスタ160が9段並んだところ
を参照窓150とする。各10ビ(7t) ットレジスタ160には、512ビツトのレジスタ16
1が直列に接続されている。
Ilo 回路136からの参照情報139は、10ビツ
トのレジスタ160から、制御回路5のクロックパルス
に同期して、1ビツトずつ直列シフトレジスタ列に転送
され、シフトされる。同、シフトするタイミングは、実
際には、クロックパルスの2クロツクで1回シフトする
ようになっている。参照窓150の10×9ビツトの9
0ビツト分の2値情報151は、そのまま比較回路8に
入力する。
ここで、I10回路136と角切出回路12及び比較回
路8の動作について説明する。
制御回路5が、第2図で示した1水平走を線の初めの1
クロツクを出力する前に、I10回路136H,フラグ
メモリ138中のその走査線に対応したビットのフラグ
が「0」か「1」かを^)4べて、それが「1」ならば
、参照データメモリ137中のその1ライン分の参照デ
ータ(512ビツト)を、2クロツクパルス毎に1ビツ
トずつ参照情報13Bとして出力する。もしフラグが「
0」ならば、その水平走査の期間中(1024クロツク
)は、参照情報139として512ビツト分の「0」を
2クロツクパルス毎に出力する。それら出力は、直列シ
フトレジスタ列によって、順次シフトされていく。また
撮像装置2の帰線時間中は、10ビット分の「0」を参
照情報139として発生し、直列シフトレジスタ列も1
0回シフトされる。このように、検査の開始に応答して
、参照データメモリ138の参照データは、順次、参照
窓150によって切出される。同、検査の開始から、角
検出回路6、エツジ検出回路7も作動し、レチクル上の
パターンの角情報を出力する。
第15図(a)は、参照窓150に表われる角情報を示
した一例である。矩形状の参照窓150の10×9ビツ
トのビット位置t(X。
y)で表わすと、F=4とy=sのX方向のビット列は
、参照データから取り込まれた論理値であり、他のy列
は、フラグ「0」により、論理値「0」が取り込°まれ
でいる。同、これは図中1・」印で表わす。
前述のように、角切出回路12の切出動作に同期して、
第2図で示した、レチクルのパターンを撮像した一画面
中の窓102も移動する。このとき、窓102が第15
図(b)のようなパターンの角をとらえると、角検出回
路6は、フラグFを「1」にし、コードとしてc、c、
=ooを出力する。
比較回路8はフラグFの「1」を慣用したとき、参照窓
150の2値情報151を(x、y)=(1,1>から
(x、y)=(10,9)まで1ビツト毎に調べて、「
1」になっているビットを見つけたら、それに続く2ビ
ツトの論理値と、角検出回路6が出力するコードとを比
較する。もし、そのコードが参照窓150中に1つも存
在しなければ、□比較回路8は欠陥ありとする情報ER
Rを出力する。この比較は、レチクル上に設計データ通
りのパター(、、?/) ンの角が形成されているときに行なわれる。
ところが、パターンの角が不確実に形成されていて、角
検出回路6がフラグFを出力しなければ、この比較は行
なわれないから、レチクル上の該当する位置に角自体が
存在しなかったものとみなされる。このような場合を考
慮して、第15図(,3の参照窓150の中央のビット
、例えば<x、y)=(6,s)のビットが「1」にな
ったとき、すなわち、設計データ上で角があるとき、エ
ツジ検出回路7が何らかのエツジを検出して、その結果
が「1」であれば、比較回路8は欠陥なしとする情報E
RRを出力する。同、この情報ERRは、欠陥の有無の
みではなく、その欠陥の位置に関する情報も含んでいる
。これは、制御回路5のクロックを計数すれば容易に得
られる。
また、角検出回蕗゛6の4つの分類方法は、上述の比較
の方法に関連する。このことを第16図により説明する
。図中、斜線部は参照()Z) 窓150の領域に応対したレチクル上のパターンを示し
、点線は、設計データ上の角D1を示す。レチクル上の
パターンの角は、欠陥として一部が欠落している。角検
出回路6によって、レチクル上のパターンの角R1,,
Rt 、Rsを分類すると、コードは、R1(01)、
 Rt <oo)。
Rs(OX)になる。一方、参照窓150中にはコード
としてDI(01)のみが存在する。
上述の比較回W&8の動作からパターンの角R2が検知
されたとき、参照窓150中には、同じコードが1つも
存在しないから、これは欠陥として検出される。
このように、レチクル上のパターンの角の一部が参照窓
150に対応した領域内で欠落または変形が生じた場合
、R,、R,のような角とR1のような角とを別の分類
、すなわち異なるコードにすることによって、少ないコ
ードでも欠陥が検出できる。
このように、比較回路8は角検知回路6がコードを出力
したとき、参照窓150中に存在するフラグやコードを
調べているので、撮像装置2が撮像する1画面が、あら
かじめ設計データから定められた設計上の領域と微小に
ずれたときでも、そのずれを何ら修正することなく検査
可能となる。
また、本発明の実施例において、角検出回路6中のマツ
チング回路は、1つの角パター゛ンを検出するのに、例
えば第5図のように16X16ビツト中の■〜■の13
ビツトから2値化号を取シ出している。この図で示した
ように、16X16ビツト中、ビットパターンのエツジ
が通過する取り出しビット、例えばビット■と01ビツ
ト■と■の間は、1ビツトの余裕がある。一般に、IT
V等によって、撮像され、2値化されたビットパターン
は、直線が滑らかではなく凹凸が生じやすい。そこで、
この凹凸を許容して、角検出ができなくなるのを防ぐた
めに、その余裕が設けられている。
以上の実施例の説明で不図示ではあるが、ステージ14
02次元的な位置は、光波干渉計等によって常に座標値
として計測されている。このステージ14の座標値は、
計算機10へ入力されている。撮像装置として、例えば
ITV2がレチクル1をm像して実際の検−1¥を開始
するとき、計算機10は、駆動手段13を、ステージ1
4の座標値に応じて制御する。
すなわち、ステージ14は、ITv2がレチクル1の1
画面分の領域を撮像して、前述のような比較動作が完了
すると、隣りの1画面分の領域を撮f象するように移動
する。このとき第1図に示したストロボ装置15の発光
によって、ITv2は1画向を入力する。このことにつ
いて、第17図に基づいて説明する。
第17図において、波形(4)はストロボ装置15の発
光タイミングを、波形(B)は、前述したような、比較
検査の動作タイミングを、波形(C)は、計算機10の
記憶装置から1画向分の参照データとフラグデータとを
記憶回wr11へ転送する動作タイミングを、及びIT
V2の(Jり 受光面に画像に応じて放電した電荷を充電する、いわゆ
る残像消去のタイミングを表わす。
今、レチクル1上の検査すべき1画面分の領域がITV
2の直下に位置すると、すなわち計算機10が、ステー
ジ14の座標値を所定値と判断すると、時刻t1におい
て、ストロボ装@15に発光開始信号を出力する。そし
て時刻t、においてITV2の受光面には、検査すべき
レチクル1上の領域のパターン像に応じて荷電が生じる
。時刻t、から、ITV2は走査を開始すると共に、前
述のように、記憶回路11の参照データ中のコードと、
角検知回路6が出力するコードとを比較回路8によって
比較し、検査を始める。そして、時刻t3において、1
画面分の検査が完了する。時刻1s以後に、計算機10
の記憶装置に蓄積された、次の1画面分のデータ(参照
及びフラグ)が記憶回路11の参照データメモリ137
、フラグメモリ138に転送される。時刻t、で転送が
完了すると、計算機10は、再び発光量(j(1 始(it号をストロボ装置15に出力する。時刻t、と
t4の間、いわゆる転送期間中に、ITV2の残1象消
去が行なわれる。ここで、レチクル1を動かすステージ
14は、時刻t、からt、の間に、次の1画面をITV
2が撮像するように駆動手段13によって移動される。
以上の動作は、レチクル1の全面に渡ってくり返し行な
われる。
このように、ストロボ装置15の閃光発光時にのみ、I
Tv2が画像を入力しているので、実際には、ステージ
14を歩進移動させるのではなく、連続的に速度制御を
行ない移動させておくことができる。そして、干渉計に
よって計測されるステージ14の座標値が、レチクル1
0次の1画面に対応する値のとき、計痺機10が発光開
始信号を出力するようにしてもよい。まだ、ステージ1
4を等速度で移動させ、その速度に応じて一定時間毎に
ストロボ装[15の閃光発光を行なうようにして、発光
間隔中に、上述の比較検査、転送及び残像消去の動作を
行なうこともできる。このようにすれば、ステージ14
を歩進移動するよシも高速に検査できる。
また、前述の実施例で、ITV2がレチクル1を撮像す
る1画面は、設計データに基づいて、あらかじめ1画面
分として用意された設計上の領域と一致させる必要があ
る。このため、レチクル1をステージ14に載置する際
に、レチクルの回転ずれの補正やステージ14の座標の
原点を設定する。このことについて第18図によシ説明
する1、 第18図(、)は、レチクル1中のパターン描画領域2
01を、マトリックス状に細分した様子を示す図である
。同図中、マトリックスの1つの正方形は、ITV2が
撮像する1画面の領域に対応する。レチクル1が、第1
図に示したステージ14上に簡単な位置合わせによって
載置されると、ステージ14の2次元的な移動、すなわ
ち座標の基準となる原点を設定する。この原点の設定は
、駆動手段13中の不図示のカウンタを零にクリアする
ことによって行なわれる。このカウンタはステージ14
の座標値を表わすようになっていて、ステージ14の移
動に伴って、計数値が増減する。
この原点は、描画領域201上の角部分に位置した、例
えば3×3画向分の領域202から決められる。本来な
らば、左上角の1画面領域8だけで原点を設定できるが
、領域aに、パターンが形成されていないと、原点が定
まらないので、一応3×3画面の9つの領域a % i
を考慮し、との9つの領域のうち、いずれか1つを選ん
で原点設定に用いる。
今、この9つの領域のうち、1画面領域蚤に、何らかの
パターン206が形成されているとすると、1画面領域
iを原点として定める。第18図(b)に示した実線は
領域11すなわち、ITV2で撮1jjされ今1(画面
を宍わす。
そこで、1画面領域iに対応した針設データを、前述の
ように計算機10から、読み出しく3/) て、第11図に示した記憶回路11中のフレームメモリ
130に、設計上存在すべきパターンをビットパターン
として展開する。そして、読出回路131が出力する時
系列の2値化号を、画(象再生装置、すなわち、モニタ
テレビに入力して、1画面領域iに対応した設計上のパ
ターンをテレビ画面に再生する。このテレビ画面の領域
は、第18図(b)に破線で示す設計領域205で表わ
す。このテレビ画面にITV2の画像信号を同時に再生
すると、レチクル1」二のパターン206と、設計上の
パターン207との重ね合わせ状態が観察できる。
レチクル1土のパターン20fiij:、ステージ14
の移動に伴って、テレビ画面中を移動するから、実際に
原点を定めるには、ステージ14を動かして、テレビ画
面中の設計上のパターン207と重ね合わせたところで
、前述のカウンタをクリアすればよい。
次に、レチクル1の微小な回転誤差を補正仔1) する。これには、レチクル1上、なるべく周辺側に離れ
た2ケ所に位置する領域203と204中の1画面に対
応した領域を用いる。
ここで、レチクル1に、第18図(&)に示した仮想的
な!7座標を考えてみると、マトリックス状に細分され
た各1画面領域は、このXF座標に従っている。このx
y座備の各軸を、ステージ1402次元的な移動方向と
一致させないと、ステージ14の移動に伴って、ITw
l取込む1画面が設計上の領域とずれてしまう。
そこで、第18図(b)で説明したのと同様にまず、領
域203中の、llliIi面領域jに、X軸と平行な
特定のエツジ(第1水平エツジとする。)を廟するパタ
ーン’1ITV によって見つける。このとき、設計デ
ータから、エツジのy座標値も求めておく。水平エツジ
が見つかると、この1画面領域jを、前述のようにテレ
ビ画面上に再生する。そして、領域204中の1画面領
域mに対応した設計データから、1画面領域jで見つけ
た第1水平ニジと同じy座標値の第2水平エツジを有す
る設計−ヒのパターンを見つける。伺、この操作は計算
機10により行なわれる。そのパターンが見つかれば、
ステージ14をX軸と平行に移動する。そして、1画面
領域mをITVで撮f11I!シ、テレビ画向上に再生
して、第1水平エツジと、第2水平エツジを重ね合わせ
る。
もし、同−yf@標値の第2水平エツジがなければ、領
域203中の1画面領域kについて第1水平エツジを見
つけることから繰返される。同、この重ね合わせは、ス
テージ14に設けられた不図示の微小回転機構によって
、レチクル1をステージ14に対して微小回転して行な
われる、この際、その回転中心は、レチクル1の領域2
03の近傍が望ましい。
また、上述したように、原点設定では、パターンが形成
されている1画面の領域を9つの領域a % iから選
ぶ必要があるが、これは、非検査時に用意された各領域
の設計上の峙黴情報を計算機10によって調べれば、極
めて簡単にできる。
同、以上の説明は、モニタテレビ上に画像を再生して手
動で位置合わ猪を行なうためのものであり、上述の動作
を自動的に行なうためには第18図(c)のように構成
すればよい。
すhわち、撮像装置2.2値化回路3によって撮像され
たパターンの2値画像を、前述のフレームメモリ130
中に生成し、その2値情報を計算機10に送る。!′i
′算機10はフレームメモリ130中の2値画像とMT
9からの設計データに基づくパターンの設計上の2値画
像とを比較してそのずれの方向と量を計算する。この計
算結果に基づいて駆動手段13を制御してステージ14
を移動させて位置合わせする。
具体的には、第18図(a)に示す領域a〜11領域j
 ” 1%及び領域m〜0の各領域に存在すべきパター
ンの設計データ、すなわち第3′図に示した矩形状パタ
ーンの5つのパラメータを計算機10の記憶装置に格納
しておく。
そして例えば原点設点の際、前述のように領域a % 
Iのうち、いずれか1つの領域を撮像装置2が撮像する
ようにステージ14は粗い位置決めのために移動する。
次に、撮像装置2は、例えば領域iを略1画面として撮
像して、2値化回路3によって2値画像化されたパター
ンの情報をフレームメモリ130中に生成する。このと
きフレームメモリ130中のビットパターンはそのまま
2値情報として計算機10に読み込まれる。
そして、領域量に対応した設計データから例えばあるパ
ターンの水平、垂直エツジの設計上の位置を計算し、一
方、フレームメモリ130の2値情報から、対応するパ
ターンの水平、垂直エツジの位置を引算し、両エツジの
位置の差を算出することによって、設計データに基づく
設計上のパターンの画像を基準としたフレームメモリ1
30中の2値画f象の2次元的なずれ(第18図(a)
に示したxy力方向ずれ)を検出する。そして検出され
たずれ量に基づいて、駆動手段13を制御すればよい。
この駆動手段13の制御によって原点設定するのは、実
際の検査時の前、すなわちレチクルやマスクをステージ
14に載置したときに行なってもよいが、計算機10が
ずれ量を算出したとき、その値を原点オフセット量とし
て記憶しておき、検査時にステージ14が移動するとき
、このオフセット奮発だけ補正しつつ移動させて位置合
わせすることもできる。
また、回転誤差を補正するのに、先に微小回転機構を用
いて行なうと述べたが、微小回転機構はレチクルやマス
クの回転ずれ(傾き)を粗い補正のために使い、精密な
回転ずれの補正は、実際の検査時にステージ14の移動
によって行なうことができる。この場合、レチクルやマ
スクの左右の領域をI TV2で撮像して、フレームメ
モリ130を介して計算機10に読み込む。そして計算
機10は、左右の領域に存在する第1と第2水平エツジ
のy方向のずれを算出して、その結果を回転オフセット
緻として記憶する。
こうして、実際の検査時には、前述の原点オフセット量
と共に、回転オフセット量分だけ補正しつつステージ1
4を移動させることもできる。この補正のための演算は
計算機10によって行なわれ、計算機10は原点設定の
ためにステージ14の座標値を原点オフセット−iで増
減し、回転誤差の精密な補正には、ステージ14の2次
元的な移動がレチクルやマスク内の直交する座標系に従
って行なわれるように、回転オフセット量に基づいて座
標変換の演算をする。その演算結果に基づいて駆動手段
13が制御される。
また、第11図の説明で述べたように、実際の検査時に
は、フレームメモリ130、読出回路131は動作しな
いが、第19図のように接続することによって、撮鍼装
置2の受光面に付着したゴミや傷に対して比較回路Bの
比較動作を禁止することができる。第19図は、実際の
検査時の接続を示し、スイッチS、はb側に切替えられ
ている。実際の比較検査の前に、撮像装置2は、パター
ンのない無地の画像、すなわち、受光面のゴミや傷のみ
の画像を走査する。このとき出力される2値画像信号を
、フレームメモリ13Gに入力して、ゴミや傷に対応し
7’C2値画像を生成する。
ゴミや傷が存在すると、フレームメモリ130の対応す
るビットには、例えば論理「1」が入力し、存在しなけ
れば、論理「0」が入力する。次に、撮像装置2がパタ
ーンの原画像を走査し始めると、この走査に同期して、
読出回路131はフレームメモリ130から、走査して
いる1画素に対応したビットの論理値を時系列に出力す
る。この時系列の2値偏号を禁止信号INI(とじて、
比較回路8に入力する。比較回路8は、前述のように比
e検査を行なうわけであるが、このとき、禁止信号IN
Hが例えば論理「1」であれば、比較動作を禁止するか
、比較動作は行なっても欠陥ありとする欠陥情報ERR
は出力しないようにする。
フレームメモリ130をこのように用いることによって
、受光面のゴミや傷によって、あたかも欠陥あシとして
検査されることを、実時間で防止することができる。ま
た、ゴミや傷による禁止だけではなく、フレームメモリ
130に生成される2値画像を操作して、検査する1画
面中の任意の領域を比較禁止領域に設定することもでき
る。
同、フレームメモリ130の受光面のゴミや傷の2値画
像は、1画面の検査毎に撮像装置2で撮像して生成する
必要はない。それはゴミや傷の受光面上の位置が短時間
に変化することがないからである。従って、フレームメ
モリ130のゴミや傷の2値画像のデータを、計算機1
0の記憶装置に入れておき、必要なときに、フレームメ
モリ130へ転送すればよい。ゴミは、時間と共に多く
なるからそのデータを時々更新してやればよい。
以上、本発明の実施例は半導体ICd造用のレチクルや
マスクを被検査物としたが、その他にプリント基板を作
るだめのマスクにもンビュータ・エイデツド・デザイン
)によるパターン作成データにより設計されているなら
、そのデータを本装置の設計情報として扱えるようにフ
ォーマット(形式)変換すればよい。また、レチクルや
マスクのパターンはITVの如き撮1#装置で像走査を
行なって画fψ化されているが、レーザ光等のスポット
で直iパターンを走査して、パターンによって変化する
反射光又は透過光等を検出して、画像信号を発生するよ
うにしてもよい、。このようシ;すれば、濃淡パターン
ではなく凹凸によるパターンに対しても検査可能となる
/ // / / /′ / 7′ 7/″ 7′ /′ / 7/ / (51) 以上本発明の詳細な説明したが、要するに本発明は、走
査手段としての撮11装置2.2値化回路3によって、
レチクルやマスクの如き被検査物上の所定領域中のパタ
ーンを走査して、パターンの画像を画素化するための画
f#!2値化号を発生する。さらに画像2値信号の入力
に基づいて、前記パターンの画像の各画素に対応したピ
ットを有する画像メモリとしてのフレームメモリ130
中にパターンの画像に応じたビットパターンを生成する
また、走査手段と被検査物を相対的に移動する移動手段
としてのステージ14、駆動手段13を設ける。そして
、設計情報としての設計データに基づいて、所定領域中
に設計上存在すべきパターンの位置を算出し、画像メモ
リ中のビットパターンの位置とのずれを検知して、その
検知結果に応じて移動手段を制御する位置ずれ制御手段
としての計算機10を設け、被検査物上の所定領域につ
いてのみ位置合わせすることによって、被検査物全体(
J’Z) の位置合わせを行なうものである。
以上のように本発明によれば、被検査物上の所定領域中
のパターンを画像化して、そのパターンを作成した設計
データに基づいて、パターンの画像のずれを検知するこ
とによって、被検査物を位置合わせできるので、被検査
物上に位置合わせのために特別なマークを設ける必要が
なく、さらにそのマークを検出するために専用の光学系
等を設ける必要もなく、装置として極めて簡単な構成と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図。 第2図は第1図の一部、特に切出回路4をよIJ詳細に
示す図。 第3図はts1図の磁気テープ9に読み込まれる設計デ
ータの一例としての矩形パターンなX’Y座標を用いて
示す図。 第4図はパターンエツジの角の分類を示す図。 第5図は第2図に示↑切出回路4によって切出される窓
C二対窓した1 6X16ビツト図。 第6図は第4図に示すAの角を検出するアンド回路を示
す図。 第7図は第6図の如きアンド回路で角を検出して2ビツ
トのコードを出力する角検出回路を示す図。 188図はエツジ検出のために設定された9X9画素の
矩形領域を示す図。 第9図はエツジ検出回路の構成を示す回路図。 (〃) 第10図は9×9ビット頭域を示T図。 第11図は記憶回路の詳細な示T図。 第12図は記憶回路中のフレームメモリを示す図。 @13図はフレームメモリ中に設計データに基づいて2
値画像化されたビットパターン152が存在した場合、
参照データメモリ137とフラグメモリ168に保持さ
れる情報を示す図。 第14図は検査時に働らく角切出回路12と比較回路8
とについて説明Tるための図。 第15図(a)は参照窓150に表われる角情報の一例
を示す図、第15図(日は窓102がパターンの角をと
らえた状態を示す図。 第16図は参照窓150の領域監一応対したレチクル上
のパターン(斜線部)と設計データ上の角(点線)を示
す図。 第17図はストロボ装置の□発光タイミング(波形(A
))と比較検査の動作タイミング(波形0))と、記憶
装置から1画面分の参照デー(?) 夕とフラグデータとを記憶回路へ転送する動作タイミン
グ(波形(C))を示す図。 第18図(a)はレチクル中のパターン描画飴域をマト
リックス状に細分した様子を示す図。 第18図(b)は第18図(a)に示T1画面飴域lと
これに対応する設計データがテレビ画面に再生された状
態の図、第18図(c)は本発明によるパターン検査用
位置合わせ装置の構成図。 第19図は撮像装置2.フレームメモリ130、続出回
路131.比較回路8等の実際の検査時の接続を示す図
である。 (J’i’ ) 〔主要部分の符号の説明〕 1・・・・・被検査物 2・・・・・撮像装置 3・・・・・2値化回路 9・・・・・磁気テープ 10・・・・・計算機 11・・・・・記憶回路 13・・・・・駆動手段 14・・・・・ステージ 130・・・・・フレームメモリ F−口・口2区ト 因・♂へ囲(田X 困・区・R=Nト 閏・■・閃・門・ h]く口門・置ヨ・「司・− 口 ■ 閂 同 巴−チ巳5覧グy!ごごヨニ」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 設計情報に基づいて被検査物上に形成された幾何学的な
    パターンが設計通シ作られているか否かを前記設計情報
    に基づいて検査する装置において、被検査物上の所定領
    域中のパターンを走査して、該パターンの画像を画素化
    するだめの画像2値信号を発生する走査手段と;前記パ
    ターンの画像の各画素に対応した記憶ビットを備えると
    共に、前記画@2値化号の入力に基づいて前記パターン
    の画像に応じたビットパターンを記憶する画像メモリと
    ;前記走査手段と被検査物を相対的に移動して、前記所
    定領域を被検査物上の任意の位置に設定する移動手段と
    ;前記設計情報に基づいて前記所定領域中に設計上存在
    すべきパターンの位tV算出し、前記画像メモリ中のビ
    ットパターンの位置とのずれに応じて、該位置すれが所
    定量以下になる如く前記移動手段を制御する位置ずれ制
    御手段とを備えることを特徴とするパターン検査用の位
    置合わせ装置。
JP56117820A 1981-07-29 1981-07-29 パタ−ン検査用の位置合わせ装置 Pending JPS5821111A (ja)

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JP56117820A JPS5821111A (ja) 1981-07-29 1981-07-29 パタ−ン検査用の位置合わせ装置
US06/400,681 US4479145A (en) 1981-07-29 1982-07-22 Apparatus for detecting the defect of pattern

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51148451A (en) * 1975-06-14 1976-12-20 Fujitsu Ltd Basic position-error detection system
JPS5225575A (en) * 1975-08-22 1977-02-25 Hitachi Ltd Inspection method of the state of object
JPS5242790A (en) * 1975-10-01 1977-04-02 Hitachi Ltd Method of inspecting appearance of objects

Patent Citations (3)

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