JPH0486568A - 非接触型微小直流電流検知装置 - Google Patents

非接触型微小直流電流検知装置

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Publication number
JPH0486568A
JPH0486568A JP20028890A JP20028890A JPH0486568A JP H0486568 A JPH0486568 A JP H0486568A JP 20028890 A JP20028890 A JP 20028890A JP 20028890 A JP20028890 A JP 20028890A JP H0486568 A JPH0486568 A JP H0486568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
excitation
detection
measured
windings
Prior art date
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Pending
Application number
JP20028890A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Matsui
邦彦 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U R D KK
Original Assignee
U R D KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
に産業上の利用分野】 この発明は、微小直流電流を非接触で測定するための非
接触型微小直流電流検知装置に関するものである。 K従来の技術】 従来、非接触で微小直流電流を測定する方法としては、
クラマートランス方式や磁束密度測定法等が知られてい
るが、いずれも1アンペア以下の電流値を正確に測定す
ることが困難であるという欠点があった。
【発明が解決しようとする課題】
この発明の目的は、上記従来装置の欠点を改良すること
であり、1アンペア以下の直流電流を正確に測定するこ
とができる非接触型微小直流電流検知装置を提供するこ
とである。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明の非接触型微小直
流電流検知装置は、飽和磁束密度の値がわずかに異なる
磁気ヒステリシス特性を有し被測定電流を貫通させた2
つの電流トランスと、各電流トランスに巻回した励磁巻
線および検出巻線と、2つの電流トランスの励磁巻線に
互いに逆相の交流励磁電圧を印加する励磁回路と、直列
に接続された2つの検出巻線の出力電圧をピーク整流す
る回路と、ピーク整流した出力電圧を加算し検出巻線に
フィードバックする回路と、フィードバックした電圧を
計測する手段とを備えている。 K作用】 2つのトランスの飽和磁束密度がわずかに異なることに
より2つの励磁巻線に流れる励磁電流の立上り部分の位
相がわずかにずれ、これにより直列に接続された2つの
検出巻線の出力電圧に正負対称な細長いピーク波形が現
れ、被測定直流電流が流れるとこのピークの大きさが正
負で異なってくるからこの正負のピークの差を比較回路
により検出してフィードバーツクし正負のピークの差を
なくすように動作させ、その際のフィードバック電圧を
計測することにより被測定電流の値を知ることができる
【実施例) この発明の実施例について図面を参照しながら説明する
。第1図はその全体のブロック図、第2図は2つの電流
トランスのヒステリシス特性図、また、第3図は電流ト
ランスの入出力波形図である。 被測定電流の流れる1本の電線1を貫通させて2つの環
状の電流トランス2および3が設けられている。各電流
トランス2.3にはそれぞれ励磁巻線2a、 3aおよ
び検出巻線2b、 3bが巻回され、励磁巻線2aおよ
び3aには、励磁回路4により互いに逆相の励磁電圧が
印加されている。 2つの電流トランス2.3は、第2図に示すように、は
ぼ等しい角形に近いヒステリシス特性を有している。 検出巻線2bと3bとは直列に接続され、その出力がピ
ークホールド回路5およびボトムホールド回路6により
ピーク整流されたのち加算回路7により加算され比較回
路8に入力されている。 そして、比較回路8の出力が検出巻線2b、 3bの端
にフィードバックされ、加算回路7の出力が常にゼロと
なるように保つとともに、比較回路8の出力を測定器9
により計測するようになっている。 次に、その動作について第3図を参照しながら説明する
。同図に於て■は励磁巻線2aおよび3aに印加する電
圧、■はそこに流れる電流、また、■は検出巻線2bお
よび3bに誘起された互いに逆相の電圧を加算した波形
である。 いま、被測定電流がOとして、励磁巻線2aおよび3a
に■の電圧を互いに逆相で印加すると、第2図に示すヒ
ステリシスのため励磁巻線2aおよび3aに第3図■の
励磁電流が流れる。ところが、2つのトランスの飽和磁
束密度がわずかに異なることにより励磁電流の立上り部
分の位相が励磁巻線2aと3aとでわずかにずれていて
、このため、これら励磁電流により検出巻線2bおよび
3bにそれぞれ誘起される電圧も位相がわずかにずれる
から、この2つの逆相の検出電圧を足し合せた出力電圧
波形は完全にゼロにはならず、同図■に示すように励磁
電流の立上り部分の位相のずれに対応して正負対称な細
長いピークを備えた波形となる。 ここで、電線1に被測定電流が流れると、この電流によ
り生じる磁界の影響で第2図のヒステリシス特性は横軸
方向にずれるから、■の立上り部分の位相が正側で早く
なるとともに負側で遅くなり(被測定電流の向きが逆な
ら変化も逆)、これに応じて■のピークが正側で高くな
りかつ負側で低くなる。そして、この■の正負のピーク
の差を比較回路8により検出し検出巻線にフィードバッ
クして正負のピークの差をなくすように動作しているか
ら、フィードバック電圧の値を計測すれば被測定電流の
値を知ることができる。 第4図は、試作した装置により測定した被測定電流が0
〜50 mAの範囲に於けるフィードバック電圧の値を
示したものであり、極めて直線性に優れていることが分
る。 K発明の効果】 以上説明したように、この発明の非接触型微小直流電流
検知装置は、従来装置に於て測定可能な最小値よりもは
るかに低い501A以下の微小直流電流を極めて正確に
測定することができ、温度変化に対しても動作が安定で
操作も極めて簡単であり小型軽量であるという優れた効
果を奏するものである。 第4図・・・被測定電流とフィードバック電圧の特性図 1・・・電線      2.3・・・電流トランス2
a、 3a・・・励磁巻線  2b、3b・・・検出巻
線4・・・励磁回路    5・・・ピークホールド回
路6・・・ボトムホールド回路 7・・・加算回路    8・・・比較回路9・・・測
定器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)飽和磁束密度の値がわずかに異なる磁気ヒステリ
    シス特性を有し被測定直流電流を貫通させた2つの電流
    トランスと、 (ロ)各電流トランスに巻回した励磁巻線および検出巻
    線と、 (ハ)2つの電流トランスの励磁巻線に互いに逆相の交
    流励磁電圧を印加する励磁回路と、 (ニ)直列に接続された2つの検出巻線の出力電圧をピ
    ーク整流する回路と、 (ホ)ピーク整流した出力電圧を加算し検出巻線にフィ
    ードバックする回路と、 (ヘ)フィードバックした電圧を計測する手段とを備え
    たことを特徴とする非接触型微小直流電流検知装置。
JP20028890A 1990-07-28 1990-07-28 非接触型微小直流電流検知装置 Pending JPH0486568A (ja)

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JPH0486568A true JPH0486568A (ja) 1992-03-19

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ID=16421823

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106771477A (zh) * 2016-11-28 2017-05-31 国网福建省电力有限公司 新型大口径高灵敏度的高压直流电缆泄漏电流检测传感器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106771477A (zh) * 2016-11-28 2017-05-31 国网福建省电力有限公司 新型大口径高灵敏度的高压直流电缆泄漏电流检测传感器

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