JPH048649Y2 - - Google Patents

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JPH048649Y2
JPH048649Y2 JP1984108569U JP10856984U JPH048649Y2 JP H048649 Y2 JPH048649 Y2 JP H048649Y2 JP 1984108569 U JP1984108569 U JP 1984108569U JP 10856984 U JP10856984 U JP 10856984U JP H048649 Y2 JPH048649 Y2 JP H048649Y2
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JP
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resonant circuit
inductance component
component
trimmer
capacitance
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JP1984108569U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、分布定数線路による共振回路に関
し、例えばCATV用コンバータの共振部として
利用される。
(従来の技術) CATV用コンバータは、コンバータ回路が複
数のブロツク毎に分割され、それら各ブロツクは
他のブロツクによつて発生されるスプリアスを抑
圧するために、完全密閉のシールド内に納められ
る構造になつている。
例えば、CATV用コンバータの第1中間周波
増幅器への入出力回路もその1例で、該入出力回
路はそれぞれ複数の共振ブロツクに分割されてい
る。
第5図A,B,Cに、従来のCATV用コンバ
ータに用いられている共振回路の構成を例示す
る。
中心導体aは、仕切り板bによつて仕切られた
各筐体cの中央に位置されるか〔第5図A〕、筐
体cの一側面に形成された結合窓dの近辺に位置
されている。〔第5図B〕。中心導体aの先端に
は、対筐体c間で静電容量を持つた2種のコンデ
ンサe1,e2が設けられている。
第5図B,Cにおいては、第1のコンデンサe
1が円筒状コンデンサであり、第2のコンデンサ
e2が平板型の板極間コンデンサの場合を例示す
る。
また、前記中心導体aに対して間隔をおいて平
行に設けられる導体fは特性インピーダンス調整
用トリマーであつて、該導体fは前記中央導体a
に筐体c内で誘導結合するようになされている。
なお、前記中心導体a及び導体fは、通常銅棒
又は銅棒に銀メツキを施したものによつて形成さ
れたものである。
(考案が解決しようとする課題) 上述の共振回路では、インダクタンス成分及び
キヤパシタンス成分を構成する各素子をそれぞれ
別個に配設することによつて、共振特性の調整及
び性能の向上を図つているものであるので、一定
の性能を得るためには製造工数が多くかかり、量
産性に欠ける問題があつた。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案の分布定数線
路による共振回路は、筐体内に分布定数線路によ
るインダクタンス成分とキヤパシタンス成分とが
形成されたものであつて、主インダクタンス成分
を構成する導体板の一端側を折曲げて該主インダ
クタンス成分と誘導結合する副インダクタンス成
分が形成されるとともに、該副インダクタンス成
分によつて特性インピーダンスの調整用のトリマ
ーが構成され、前記導体板の他端側を折曲げて対
筐体間でキヤパシタンス成分を有する面板部が形
成されるとともに、該面板部によつてキヤパシタ
ンス成分を調整するトリマーが構成されたもので
ある。
(作用) 主インダクタンス成分を構成する導体板の一端
側を折曲げて、該主インダクタンス成分と誘導結
合する副インダクタンス成分が形成され、該副イ
ンダクタンス成分によつて特性インピーダンスの
調整用のトリマーを構成し、さらに導体板の他端
側を折曲げて対筐体間でキヤパシタンス成分を有
する面板部を形成して、該面板部によつてキヤパ
シタンス成分を調整するトリマーとなす。
(実施例) 以下本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
第1図にCATV用コンバータ1のブロツクダ
イアグラムを示し、CATV用コンバータ1は入
力端子2に入力される複数のテレビチヤンネルの
信号S1を受けて、所定の第2中間周波信号S2
に周波数変換する所謂ダブルスーパー型の受信装
置を構成している。
前記信号S1は、帯域フイルター3を通過した
後、第1混合回路4に入力される。そして、ここ
で第1局部発振回路5、バツフアーアンプ6を介
して得られる第1局部発振信号S3によつて予め
定められた第1中間周波信号S4に変換される。
第1中間周波信号S4は、第1中間周波増幅段
7を経て第2混合回路8へ入力され、ここで第2
局部発振回路9からの信号と混合され、さらに第
2中間周波増幅器10を介して前記第2中間周波
信号S2が出力される。
前記第1中間周波増幅段7は、入力側共振回路
7a、第1中間周波増幅回路7b、出力側共振回
路7cによつて構成されている。
共振回路素子11は、板厚0.5mm程度の銅板1
2を第2図Aに示す一定形状にプレス後、第2図
C,Dに示すように折曲形成したものである。該
銅板12は一端側に略等間隔をあけて3つの脚片
13a,13b,13cが形成され、第1脚片1
3aと、第2脚片13bとは上端において連結部
14を介して連結され、第2脚片13bと第3脚
片13cとは下端において連結部15を介して連
結されている。第1脚片13aの下端部は、後述
する印刷配線基板32(以下、PWBと称する)
の所定箇所に圧入される先尖り状の第1圧入部1
6が形成され、前記連結部15の下端部には第2
圧入部17が形成されている。
前記第3脚片13cの上端には、水平に延びる
本体部18が形成され、該本体部18の先端は屈
曲部19を介して幅広の面板部20が形成されて
いる。
そのような銅板12の第1脚片13a、第2脚
片13bを折曲線21,22によつて折曲げて第
2脚片13bと第3脚片13cとが相対向するよ
うに成形され、〔第2図B参照〕、さらに屈曲部1
9の近傍に設けられた折曲線23,24,25に
よつて折曲げて、段部26、固着部27が形成さ
れている。
第3図に、前記入力側共振回路7aから第2混
合回路8に至るまでの回路構成を同一のシヤーシ
28内に納めた装置を示す。
シヤーシ28は、金属製からなる仕切り板29
によつて5つの同一容量の筐体30aから30e
までを形成している。第1筐体30a及び第2筐
体30bは、入力側共振回路7a及び第1中間周
波増幅回路7bを構成しており、第3筐体30c
及び第4筐体30dは、出力側共振回路7cを構
成し、第5筐体30eは第2混合回路8を構成し
ている。各筐体30a〜30e内の一側面には、
裸円板コンデンサ31が取付けられている。な
お、該裸円板コンデンサ31の代わりに、貫通型
コンデンサであつてもよい。
図中34は励振器、36,37はキヤパシタン
スを構成する金属板、35,39はトランジス
タ、38,40はインダクタンスを構成するコイ
ルである。
しかして、共振回路素子11の第1圧入部1
6、第2圧入部17が前記PWB32の所定位置
に圧入され、さらに圧入部16,17の先端はハ
ンダ付け33aによつて固着されている。また、
共振回路素子11の固着部27は裸円板コンデン
サ31の一極板にハンダ付け33bによつて固着
されている。また、第1筐体30aに設けられる
共振回路素子11aと、第2筐体30bに設けら
れる共振回路素子11bとはおたがいの本体部1
8,18同志が対向するように設けられている。
また、第2筐体30cに設けられる共振回路素子
11cと、第4筐体30dに設けられる共振回路
素子11dとも同様に本体部18,18同志が対
向するようになされている。
以下の構成からなる共振回路素子11は、本体
部18が主インダクタンス成分となり、第1脚片
13a、連結部14、第2脚片13bが該主イン
ダクタンス成分と誘導結合する副インダクタンス
成分となり、該副インダクタンス成分は特性イン
ピーダンスZ0を調整するトリマーとなる。
さらに、前記面板部20はそれぞれ、対筐体3
0a〜30e間とでキヤパシタンス成分を有し、
キヤパシタンス調整用のトリマーとして働く。な
お、本例では、選択度特性の結合帯域幅を可変さ
せるには、例えば共振回路素子11a,11bの
前記本体部18,18間の間隔を調整することに
よつて可能となる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案では、主インダクタ
ンスに副インダクタンス及びキヤパシタンス成分
が一体に形成され、特性インピーダンス用トリマ
ー及びキヤパシタンス用トリマーとなるので、量
産性に優れ、自動機にて容易に生産することがで
きる。また、単一の導体を折曲げて構成している
ので、筐体自体の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る共振回路の適用例を示す
CATV用コンバータのブロツクダイアフラム、
第2図は共振回路素子を例示し、同図A,B,C
は共振回路素子の形成手順を示す正面図、同図D
は該共振回路素子を形成した状態を示す平面図、
第3図はCATV用コンバータの共振部を示す断
面図、第4図は第3図における切断線−で切
断した断面図、第5図A,B,Cは従来の共振回
路の構造を示し、同図Aは平面図、同図B,Cは
断面図である。 1……CATV用コンバータ、7……第1中間
周波増幅段、7a……入力側共振回路、7b……
第1中間周波増幅器、7c……出力側共振回路、
11……共振回路素子、14……連結部、18…
…本体部、20……面板部、30a,30b,3
0c,30d……筐体、32……印刷配線基板
(PWB)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体内に分布定数線路によるインダクタンス成
    分とキヤパシタンス成分とが形成されたものであ
    つて、主インダクタンス成分を構成する導体板の
    一端側を折曲げて該主インダクタンス成分と誘導
    結合する副インダクタンス成分が形成されるとと
    もに、該副インダクタンス成分によつて特性イン
    ピーダンスの調整用のトリマーが構成され、前記
    導体板の他端側を折曲げて対筐体間でキヤパシタ
    ンス成分を有する面板部が形成されるとともに、
    該面板部によつてキヤパシタンス成分を調整する
    トリマーが構成されたことを特徴とする分布定数
    線路による共振回路。
JP10856984U 1984-07-17 1984-07-17 分布定数線路による共振回路 Granted JPS6123704U (ja)

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JPS6123704U JPS6123704U (ja) 1986-02-12
JPH048649Y2 true JPH048649Y2 (ja) 1992-03-04

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813703B2 (ja) * 1974-10-23 1983-03-15 ダンタニサンギヨウ カブシキガイシヤ 足場板の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813703U (ja) * 1981-07-16 1983-01-28 株式会社東芝 高周波出力取り出し装置

Patent Citations (1)

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JPS5813703B2 (ja) * 1974-10-23 1983-03-15 ダンタニサンギヨウ カブシキガイシヤ 足場板の製造方法

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