JPH0486132A - スペクトル拡散通信方式及びその通信システム - Google Patents

スペクトル拡散通信方式及びその通信システム

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JPH0486132A
JPH0486132A JP2199328A JP19932890A JPH0486132A JP H0486132 A JPH0486132 A JP H0486132A JP 2199328 A JP2199328 A JP 2199328A JP 19932890 A JP19932890 A JP 19932890A JP H0486132 A JPH0486132 A JP H0486132A
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馨 遠藤
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聡一 津村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、ホームハスシステムなどに利用されるスペク
トル拡散(SS)il信方式とその通信システムに関す
るものである。 (従来の技術) 最近、家庭内にホームバスシステムを構築する計画が進
められている。このホームバスシステムは、家庭内の各
所に散在して設置されているAV機器などの電子装置を
電灯線で接続し、屋内の特定の箇所や屋外の電話機など
から制御コマンドを投入することにより電子装置を遠隔
制御するものである。 このようなホームハスシステムでは、雑音の影響を受け
やすい電灯線を伝送路として利用するため、雑音に強い
スペクトル拡散(S S)通信方式の採用が予定されて
いる。 このスペクトル拡散通信方式は、所定の疑似雑音符号列
(PN符号列)を送信データで変調して送信し、受信側
では上記PN符号列と同一のPN符号列と受信信号との
相関を検出することにより復調する構成となっている。 このスペクトル拡散方式の詳細については、必要に応じ
て、「エレクトロニクス 昭和54年5月号pp481
〜492 Jに掲載された“スペクトラム拡散通信方式
−その原理と応用−”と題する横島による論文や、[電
子通信字詰 Vol、65.No、9 、 No、10
 (9,10/ ’82) Jに連載された“スペクト
ル拡散(SS)通信方式とその適用分野(1)、  (
U・完〕 ”と題する角用らによる論文などを参照され
たい。 このスペクトル拡散通信方式は、雑音に強いという利点
に加えて、変調に用いたPN符号列を知らないと復調で
きないことから機密保持が必要な秘話通信方式などとし
ても利用されている。 (発明が解決しようとする課題) 上記従来のスペクトル拡散通信方式では、種々するとい
う点では共通している。このため、符号伝送速度はPN
符号列の長さによる制限を受けることになる。一方、雑
音の影響を軽減したり秘話性を持たせたりするうえでP
N符号列の短縮には限界がある。 すなわち、従来のスペクトル拡散通信方式によれば、雑
音の影響を軽減しあるいは秘話性を保持つつ符号伝送速
度を高めることには限界がある。 (課題を解決するための手段) 本発明のスペクトル拡散通信方式によれば、送信側では
所定の時間間隔Tで配列される2+M信号列から成る送
信データが隣接するn個のビット(nは2以上の自然数
)のビット群に区切られ、各ビット群に含まれるn個の
ビットの2″種類の2値状態の組合せに応じてPN符号
列がL記時間間隔Tの2m倍(mはOから2″−1まで
又は0から2″までの整数)ずつ遅延され、この遅延さ
れたPN符号列どうしが加算されて伝送路に送出される
。 一方、受信側では、受信データと前記PN符号列との相
関が検出されて相関検出パルスが発生され、この相関検
出パルス列の間隔に基づき送信対象の2値信号が復調さ
れる。 上記構成の本発明によれば、符号伝送速度が従来の数倍
以上に高められる。 また、本箱2の発明によれば、上記スペクトル拡散通信
方式を適用するための通信システムが捉供される。 以下、本発明の作用を実施例と共に詳細に説明する。 (実施例) 第1図と第2図は、本発明の一実施例のスペクトル拡散
通信方式を適用する通信システムの送信側装置と受信側
装置の構成を示すブロック図である。 第1図の送信側装置において、11は送信対象の2値信
号の入力端子、11はPN符号列発生回路、12はエン
コーダ、13はバッファ回路、14a−14cは遅延回
路、152〜15dはスイッチ回路、16はアナログ加
算回路、17は送信回路、0.は伝送路に連なる出力端
子である。 第2図の受信側装置において、I2は伝送路に連なる入
力端子、21は受信回路、22は相関検出回路、23は
パルス整形回路、24はデコーダ、25は同期検出回路
、26はバッファ回路、0□は復調データの出力端子で
ある。 上記送信側装置と受信側装置の動作を第3図の波形図を
参照しながら説明する。 PN符号列発生回路11では、縦列接続されたp段のシ
フトレジスタと排他的論理和回路との組合せによって(
2”−1)ビットのM系列符号が発生され、PN符号列
PNo。として出力される。 典型的な一例として、pは8で、PN符号列の全ビット
数は255である。一方、送信側装置の入力端子[、に
は、一定の時間間隔Tで配列された2値信号列から成る
送信データDが出現する。この送信データDは、バッフ
ァ回路13による緩衝を受けながらエンコーダ12に供
給される。エンコーダ12は、送信データDを、それぞ
れが隣接2ビツトから成るビット群(以下「ダイビット
」と称する)に区切り、各ダイビットに含まれる2ビツ
トの4種類の2値状態の組合せ「00」rolJ、rl
OJ、  rllJに応じて、4個の圧力端子のそれぞ
れにハイ信号を出力する。この4個の出力端子のハイ信
号は、4個のスイッチ回路15a、15b、15c、1
5dの制御入力端子に供給され、対応のスイッチ回路の
入力端子と出力端子の間を導通させる。 これらスイッチ回路152〜15dの入力端子には、P
N符号列発生回路11から出力されるPN符号列PNo
。がそのまま、あるいは遅延回路14a、14b、14
cにおいてそれぞれ2Tずつの遅延を受けたPN符号列
P N o+ 、  P N +。、PNzとなって供
給される。これらのPN符号列PN、。 〜P N、、は、エンコーダ12の出力に応じて選択的
に21L通するスイッチ回路15a〜15dの出力端子
を経てアナログ加算回路17の4個の入力端子のそれぞ
れに供給され、相互に加算されて送信データD° とな
る。この送信データD′は、位相のずれた4個のPN符
号列がアナログ加算されたものであり、最大レベルは〔
4〕で最小レベルは
〔0〕となる。この送信データD°
は、送信回路17において、増幅、波形等化、レベル変
換、周波数変換などを受けることにより伝送に適した適
宜な形式の信号に変換され、出力端子0.を経て伝送路
に送出される。 伝送路を通った送信信号は、第2図の受信側装置の入力
端子1tを経て受信回路21に入力し、ここで、増幅、
波形等化、レベル変換、周波数変換などを受け、送信デ
ータD゛が雑音の重畳と伝送歪みを受けた受信データR
に復元され、相関検出回路22に供給される。相関検出
回路22では、受信データRと変調に使用されたPN符
号列との相関が検出され、相関検出パルスが発生される
。 この相関検出回路22は、第4図のブロック図に示すよ
うに、2値化回路221.シフトレジスタ222、レジ
スタ223、排他的論理和回路223a、223b、2
23cm=・、加算回路224及び演算回路225から
構成されている。 入力端子INに供給される受信データRは、2値化回路
221において所定の閾値との比較により2値信号に変
換され、PN符号列のビット周期に等しいクロック信号
CKに同期してシフトレジスタ222にシフトインされ
る。このシフトレジスタ222は、送信データの変調に
使用されたPN符号列のビット数と同一の縦列段数を有
するフリップフロップ群で構成されている。一方、縦列
接続されたフリップフロップ群で構成されるレジスタ2
23には送信データの変調に使用されたものと同一のP
N符号列が保持されている。排他的論理和回路223a
、223b、223c・−−は、シフトレジスタ222
で1ビツト分のシフトが行われるたびにその各段のビッ
トとレジスタ223内の対応のビットとを照合し、照合
一致の場合のみハイ信号を出力する。加算回路224は
、各排他的論理和回路のハイ信号の総数を算定し、これ
を演)1:riil路225の一方の入力端子に供給す
る。演算回路225は、加算回路224から出力される
照合一致の総数から相関値を算定し、これが所定値を超
えると照合検出を丞すハイ信号を出力端PouTに出力
する。 第5図は、上記相関値とTI) N符号列どうしの位相
差との関係を説明するだめの特性図である。図中、横軸
はPN符号列どうしの位相差であり、縦軸は各位相差に
おける相関値(一致個数と不一致個数の差)である。受
信データRがPNoo〜PN、。 のいずれか一つのPN符号列のみから成る場合には、第
5図(A)に示すように、位相差ゼロのとき自己相関値
は(2”−1>となり、位相差が1ビット以上であれば
この位相差とは無関係に自己相関値は−1となる。 この実施例では、実際の受信データRは互いに位相のず
れた4個のPN符号列PN、。〜PN、、が合成され2
稙化されたものとなついる。この場合、相関特性は第5
図(B)に示すように、同図(A、)の曲線を3だけ下
方にシフトしたものとなる。すなわち、受信データRに
含まれる一つのPN符号列、例えばPN、。に着目すれ
ば、他の三つのPN符号列PNo+〜PNzはこれに重
畳される妨害信号となる。ただし、これらの妨害信号は
着目するPN符号列PN、。とは全く無関係の雑音成分
ではなく、着目するPN符号列PN、。とは位相差を有
するもののビット配列は同一という関係を有している。 従って、これら三つの妨害信号は、着目するPN符号列
PNoaの自己相関値、すなわち一致個数と不一致個数
の差をそれぞれ1ずつ、合計3だけ低下させることにな
る。他の三つのPN符号列PNo、−PN、、の一つに
着目した場合も同様である。 このように、4個のPN符号列PN、、−PN、。 が合成され2値化された受信データRでは、相関曲線の
シフトが生しるものの、相関検出に必要な急峻なピーク
特性は保存される。従って、ピーク検出のための闇値を
3だけ下方にシフトさせることにより、従来のものと回
−の精廣で相関を検出できる。 以1−のことから、受信信号R中に含まれている4個の
PN符号列PN0゜〜PNzの最終ビットが相関検出回
路22に入力するたびに、この相関検出回路22から急
峻な相関検出パルスPが出力される。第3図の例では、
受信信号Rの先頭部分には4個のPN符号列がP Ne
o、  P N61.  P N +。 PN、の順に含まれているので、これらのPN符号列の
時間差(位相差)に等しい2Tの間隔で相関検出パルス
が出力される。これを逆にたどれば、2Tの時間間隔の
相関検出パルスが出現することから受信信号Rには2T
ずつの位相差を有する4個のPN符号列PN0゜〜P 
N、、が同順に含まれていること、従って、送信側から
4個のダイビット(00)、  (01)、  (10
)、  (11)が同ζ頃に送出されてきたことを知る
ことができる。 すなわち、第6図の状態遷移図を参照すれば、直前に受
信したダイビットが(001である場合において、次の
相関検出パルスPがそれぞれ2T4T、6T遅れて出現
すれば、同111iにダイビット[01)、  [10
)、  (INが復調される。また、次の相関検出パル
スが8T遅れて出現すれば、同一のダイビット(00)
が復調される。直前に受信したダイビットが(01)、
  (10)、  (11〕の場合も同様に、次の相関
検出パルスPの出現までの時間間隔が2Tであれば隣接
する次のダイビットが、4Tであれば一つ跳ばした二つ
目のダイビットが、6Tであれば二つ跳ばした三つ目の
ダイビットが復調される。また、この時間間隔が8Tで
あれば同一のダイビットが復調される。 従って、先頭のダイビットが定まれば、相関検出パルス
Pの時間間隔に基づき後続のダイビットが次々に決定で
きる。この先頭のダイビットの定め方については、種々
の手法が考えられる。この定型的な一例として、特定の
ダイビット(例えば(00))を必ずダイビット列の先
頭に送出するという規則を設ければよい。 第7図は、第2図のデコーダ24の構成の一例を示すブ
ロック図であり、ilは波形整形済みの相関検出パルス
aの入力端子、12は同期検出パルスの入力端子、CP
はゲートパルス発生回路、DT、l〜D L 4は2T
遅延回路、A1−A4は2人カアンドゲート、F1〜F
4はRSフリップフロップ、F6〜F8はDフリップフ
ロップ、MはROM、o l、、o 2は復調データの
出力端子、03デ一タクロツク信号DCKの出力端子で
ある。 入力端子12には同期検出回路25から受信データの先
頭が出現したこと示す同期検出パルスが供給され、これ
がオアゲート02を通してゲートパルス発生回路GPを
起動する。起動されたゲートパルス発生回路CPは、相
関検出パルスaの位相の揺らぎを吸収するためにこれよ
りも少し幅の広いゲートパルスを発生する。このゲート
パルスは、2T遅延回路DLI〜DL4で順次2Tずつ
の遅延を受けながら、アンドゲートAl〜A4の一方の
入力端子に供給される。これらアンドゲートAl〜A4
の他方の入力端子には、入力端子11から整形済みの相
関検出パルスaが供給される。 従って、この相関検出パルスaと直前の同期検出検出パ
ルスとの時間間隔が2T、4T、6T、8Tのいずれに
該当するかに応して、アンドゲートA1〜A4の出力が
一つだけハイに立上がり、対応のフリップフロップF1
〜F4が一つだけセットされる。 フリップフロップF1〜F4の出力は、アドレス信号の
一部としてROM(M)のアドレス入力端子に供給され
る。ROM(M)の残り2個のアドレス入力端子には、
ROM (M)から出力されるダイビット(DI、D2
)を保持するDフリップフロップF6.FTの出力が供
給される。繁雑化を避けるうえで図示は省略されている
が、これらDフリップフロップF6.FTは入力端子1
2に出現する同期検出パルスによってリセットされ、そ
れぞれの出力は初期(ioに設定されている。 方、フリップフロップF1〜F4の出力はオアゲート0
1を経てDフリップフロップF5に供給され、2Tより
も十分短い周期のクロック信号ckの立上がりに同期し
てこれに保持される。従って、フリップフロップF1〜
F4の出力が一つでもハイに立上がると、その直後のク
ロック信号ckの立上がりに同期してフリップフロップ
F5の出力がハイに立上がる。このハイへの立上がりは
ROM (M)に対するチップセレクト信号となり、R
OM (M)に保持中のダイビットが読出される。 この読出されたダイビット (DI、D2)は、クロッ
ク信号ckの次の立上がりに同期してDフリップフロッ
プF6.FTに保持され、復調データとして出力端子o
1.o2を経て第2図のバッファ回路26に供給される
と共に、ROM (M)のアドレス入力端子に帰還され
る。DフリップフロップF5のハイ出力は、クロック信
号ckの次の立上がりに同期して後段のDフリップフロ
ップF8に保持され、オアゲート02を介してゲートパ
ルス発生回路GPを起動する。これと同時に、フリップ
フロップF1〜F4がリセットされ、初期状態に復帰す
る。これに伴い、DフリップフロップF5.F8の出力
も順次ローに立下がる。フリップフロップF5から出力
されるパルス状のハイ信号は、データクロック信号DC
Kとして出力端子03を経て第2図のバッファ回路26
に供給される。 出力端子02からバッファ回路26に供給されるデータ
クロック信号DCKの間隔は相関検出パルスaの間隔と
同一であり、ダイビットの配列パターンに応じて2T、
4T、6T又は8Tと変化する。バッファ回路25は、
このデータクロック信号DCKを受けるたびに、出力端
子o1.o2から出力されるダイビット(Dl、D2)
を書込むと共に、これら書込み済みのダイビットを一定
速度で読出すことにより、所定周期のダイビットに変換
する。この所定周期のダイビットは、並列/直列変換を
受けて原点列データに復元される。 第8図は、第2図の同期検出回路25の構成の一例を示
すブロック図であり、251は9Tタイマ、252,2
53は論理ゲート、254はフリップフロップである。 第9図は、第2図のデコーダ24の他の構成の一例を示
すブロック図であり、241a〜241eは論理ゲート
、242a〜242Cは遅延回路、243a、243b
は分周回路、244は2進カウンタ、245は2Tタイ
マ、246はシフトレジスタである。 上記第8図と第9図の動作を第10図の波形図を参照し
ながら説明する。 送信側からは、送信データの開始を示す同期信号とし5
てダイビット〔00)が2個連続して送信されてくる。 これに伴い、8Tの間隔をおいて2個の相関検出パルス
Pとその波形整形済みのパルスaとが出現する。同期検
出回路25の9Tタイ”7251は、波形整形済みの相
関検出パルスaを受けるたびに9Tの期間にわたって出
力すをハイに立上げる。この出力すがハイ状態にある期
間内はパルスaがアンドゲート252を通りパルスCと
し7てフリップフロップ2540セツト入力端子Sに供
給され、フリップフロップ254から出力される同期検
出信号eが同期検出状態を示すハイ状態に保たれる。 この同期検出信号eは、第9図のデコーダ24の入力端
子12を経てT遅延回路242aに供給され、ここで時
間Tの遅延を受けることにより信号fとなって2進カウ
ンタ244のリセット端子Rに供給され、これをリセッ
トする。この2進カウンタ244のカウント・値の下位
ビ・ノドQ2と上位ビットQ1は、それぞれ3段構成の
シフトレジスタ246の初段のフリップフロ、ブF/F
 Iと2段目のF/F2とにロード値として供給される
。 一方、デコーダ240入力端子11に供給される相関検
出パルスaは、アンドゲート241aにおいて同期検出
信号eによってゲートされ、ノアゲート241bとナン
トゲート241Cの一方の入力端子に供給される。ノア
ゲート241bからは、信号fのハイの立上がり期間に
わたって原則的にハイに立上がると共に、この期間内に
信号aがハイに立上がると時間Tだけ遅れてローに立下
がる信号gが出力される。この信号8の立下がりエツジ
によって、2進カウンタ244の下位ビットQ2と上位
ビットQ1がシフトレジスタ246のフリップフロップ
F/F 1とF/F2にロードされる。 また、この信号gの立下がりエツジに同期して、入力端
子i3から供給されるクロック信号16Ckを受ける8
分周回路243aとその後段の2分周回路243bがリ
セットされる。2分周回路243bから出力されるクロ
ック信号ekは、2進カウンタ244のクロック入力端
子に供給される。 一方、′r遅延回路242Cの出力と2T遅延回路24
2bの出力を受けるナントゲート241Cから出力され
る信号りは2Tタイマ245に供給され、ここで2Tの
期間にわたってハイに立上がる信号iが発生される。こ
の信号iと8分周回路243aから出力れるクロック信
号20にとを受けるアンドゲート241eからはデータ
クロック信号DCKが出力される。このデータクロック
信号DCKは、シフトレジスタ246にシフトパルスと
して供給されると共に、出力端子02を介して第2図の
バ・ノファ回路26と出力端子04とに供給される。 シフトレジスタ246のフリップフロップF/F1とF
/F2には、信号gの立下がりエツジに同期して2進カ
ウンタ244の下位ビットQ2と上位ビットQ + が
ロードされると共に、それぞれの保持データがデータク
ロック信号DCKの立上がりエツジに同期して後段のフ
リップフロップにシフトされる。 第10図の例では、連続する2個のダイビット
〔00〕
の変調信号による同期信号に続いてダイビット〔01〕
の変調信号が送出されてくる。これに伴い、信号gが最
初の立」二かり時点から2T遅れてローに立下がり、こ
の立下がりエツジに同期してフリップフロップF/F 
1とF/F2のそれぞれに2進カウンタ244のカウン
ト値の下位ビットCh  (−“1”)と上位ビットQ
、  (=“0”)が保持される。フリップフロップF
/F 2に保持されたト位ピッ) Q + は最初のデ
ータクロック信号DCKの立上がりに同期して最終段の
フリップフロップF/F 3にシフトインされる。また
、初段のフリップフロップF/F 1に保持された下位
ビ・ノドQ2は、データクロック信号DCKの最初の立
下がりエツジに同期して2段目のフリツブフロップF/
F2にシフトインされ、更にデータクロツタ信号DCK
の次の立下がりに同期して最終段のフリップフロップF
/F 3にシフトインされる。この結果、最終段のフリ
ップフロップF/F3から最初の復調データであるダイ
ビ・ソト(QI Qz ) = [01)が出力される
。 続いて、送出されてくるダイビア)(11)の変調デー
タによって2T時間後に信号gが再びローに立下がり、
これに同期して復調フリップフロップF/F 1とF/
F2のそれぞれに2進カウンタ244の下位ピッ)QZ
(”“1”)と上位ビットQ、 (=“1″)が保持さ
れる。フリップフロップF/F2に保持された上位ビッ
トQIは次のデータクロック信号DCKの立上がりに同
期して最終段のフリップフロップF/F 2にシフトア
ウトされる。一方、初段のフリップフロップF/F1に
保持された下位ビットQ2は、この直後のデータクロツ
タ信号DCKの立上がりに同期してフリップフロップF
/F 2にシフトインされ、更に次のデータクロック信
号DCKの立上がりエツジに同期して最終段のフリップ
フロップF/F 3にシフトインされる。この結果、最
終段のフリップフロップF/F3から2番目の復調デー
タであるダイビットCQ+ Qt ) −(11)が出
力される。 以下同様にして、同期検出期間内に出現する相関検出パ
ルスの時間間隔に応じて値のビット(QIQX)がフリ
ップフロップF/F 2とF/F 1にロードされ、順
次フリップフロップF/F3にシフトインされることに
よりダイビットの復調が行われる。この復調データの長
さは復調結果に応じて変化する。このため、後段のバッ
ファ回路26(第2図)において、データクロック信号
DCKに基づき復調データの長さが所定値に調えられる
。 以上、受信側装置におけるデコード方法を二つほど例示
した。しかしながら、このデコードについてはプロセッ
サによるソフトウェア処理など他の適宜な方法を採用す
ることもできる。 また′、送信データの先頭のダイビットを決定するため
に送信データの先頭に同期信号を付加して送出する構成
を例示した。しかしながら、そのような同期信号を付加
せずにデータを送出し、受信側では先頭の復調データに
対し適宜なダイビットを暫定的に割り当てておき、これ
と後続のデータを含む一連のデータ群が有為なものとな
るように、最終的なダイビットを決定する構成とするこ
ともできる。 また、各ダイビットが取り得る4種類の2値状態の組合
せに応じてPN符号列を2T、4T、6T又は8Tずつ
遅延させたものを送信側でアナログ加算して送出し、受
信側で2値化したのち相関検出を行う構成を例示した。 しかしながら、遅延されたPN符号列をアナログ加算し
たのち2値化した信号や、遅延されたPN符号列の論理
和によって作成した2値信号を送信すると共に、受信側
ではこの2値信号をそのまま、あるいは波形整形のため
2値化したのち相関検出を行う構成とすることもできる
。 さらに、送信データをダイビットに区切り、各ダイビッ
トが取り得る4種類の2値状態の組合せに応じてPN符
号列を2T、4T、6T又は8Tずつ遅延させたものを
加算して送出する構成を例示した。 しかしながら、送信データを隣接3ビツトずつのトリビ
ットに区切り、各トリビットが取り得る8種類の2値状
態の組合せに応じてPN符号列を3T、6T、9T、1
2T、15T、18T、21T又は24Tずつ遅延させ
たものを加算して送出する構成を採用することもできる
。 一般には、所定の時間間隔Tで配列される2値信号列か
ら成る送信データを隣接するn個のビット(nは2以上
の自然数)のビット群に区切り、各ビット群に含まれる
n個のビットの2”種類の2値状態の組合せに応じてP
N符号列を前記時間間隔Tの2m倍(mは0から2n−
1まで又は1から2″までの整数)ずつ遅延させ、この
遅延されたPN符号列どうしを加算して送出する構成と
することができる。 (発明の効果) 本発明のスペクトル拡散通信方式は上述したような構成
であるから、雑音の影響を軽減しつつあるいは秘話性を
保持しつつ符号伝送速度を従来の数倍以上に高めること
ができる。 すなわち、本発明による符号伝送速度は送信データのビ
ットパターンに依存して変動するが、その平均的な値は
従来の数倍程度に高められる。 例えば、上述したダイビットを用いる場合において、各
ダイビットが第3図の送信データDの最初の部分に示す
ように(00)、  (01)、  (10〕、  C
oo)のように配列されていれば、PN符号列の1周期
の間に4個のダイビット、従って8ビツトのデータの送
出が可能となる。この場合の符号伝送速度は、PN符号
列の1周期ごとに1ビツトのデータを送出する従来方式
に比べて、8倍に向上する。上記ダイビットを用いる場
合においで符号伝送速度が最低となるのは、同一のダイ
ビットを連続して送出する場合である。この場合、PN
符号列の1周期で送出可能なダイビットは1個(2ビツ
ト)となり、符号伝送速度は、従来方式の2倍に留まる
。 一般的には、符号パターンと相関検出パルスの間隔は第
6図に示すような関係となり、相関検出パルスの間隔が
2T、4T、6T、8Tのいずれであるかに応じて、符
号伝送速度は同順に従来方式の8倍、4倍、8/3倍、
2倍となる。符号パターンが全く無作為的であれば、そ
の平均的な符号伝送速度は、1記倍率8倍、4倍、8/
3倍。 2倍の単純平均値である4倍強となる。 以−Lはダイビットを用いた場合であるが、トリビット
など更に多数のビットを含むビット群に群分けすること
により伝送速度は更に向上する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例に係わるスペクトル拡散通信
方式を適用する通信システムの送信側装置の構成の一例
を示すブロック図、第2図は上記通信システムの受信側
装置の構成の一例を示すブロック図、第3図は第1図と
第2図の装置の動作を説明するための波形図、第4図は
第2図の相関検出回路22の構成を例示するブロック図
、第5図は第4図の相関検出回路の動作を説明するため
の特性図、第6図は第2図のデコーダ24によるデコー
ドの原理を説明するための状態遷移図、第7図は第2図
のデコーダ24の構成の一例を示すブロック図、第8図
は第2図の同期検出回路25の構成を例示するブロック
図、第9図は第2図のデコーダ24の他の構成例を示す
ブロック図、第10図は第8図と第9図の回路の動作を
説明するための波形図である。 第1図の送信側装置において; ■、・・・送信データDの入力端子、11・・・PN符
号列発生回路、12・・・エンコーダ、13・・・バッ
ファ回路、14a〜14C・・・2T遅延回路、15a
〜15d・・・スイッチ回路、16・・・アナログ加算
回路、17・・・送信回路、01 ・・・伝送路に連な
る出力端子、第2図の受信側装置においで; Iよ ・・・伝送路に連なる入力端子、21・・・受信
回路、22・・・相関検出回路、23・・・パルス整形
回路、24・・・デコーダ、25・・・同期検出回路、
26・・・バッファ回路、02・・・復調データの出力
端子、 第6図のデコーダにおいて、 221・・・2イ直化回路、、222・・・シフトレジ
スタ、223・・・PN符号列を保持するレジスタ、2
25・・・相関値に基づき相関検出パルスを発生する演
算回路、 第7図において; GP・・・ゲートパルス発生回路、Dl、1〜DL 4
・・・2T遅延回路、F1〜F4・・・RSフリップフ
ロップ、F5〜F8・・・Dフリップフロップ、M・・
・ダイビットビット保持用のROM。 第8図と第9図において: 251・・・9Tタイマ、254・・・RSフリップフ
ロップ、243a、243h・・・クロック信号の分周
回路、244・・・2進カウンタ、246・・・3段構
成のシフトレジスタ、01・・・復調データの出力端子
、02・・・データクロック信号DCKの出力端子。 OZ    z   Z CL    a    Q− 〔コ 第 図 第 図 第 第 図 図 2〜 d ρ LIvaJ 町

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の時間間隔Tで配列される2値信号列から成
    る送信データを隣接するn個のビット(nは2以上の自
    然数)のビット群に区切り、各ビット群に含まれるn個
    のビットの2^n種類の2値状態の組合せに応じてPN
    符号列を前記時間間隔Tの2m倍(mは0から2^n−
    1まで又は1から2^nまでの整数)ずつ遅延させ、こ
    の遅延されたPN符号列どうしを加算して伝送路に送出
    し、 前記伝送路から受信した受信データと前記PN符号列と
    の相関を検出して相関検出パルスを発生し、この相関検
    出パルス列の間隔に基づき前記送信データを復調するこ
    とを特徴とするスペクトル拡散通信方式。
  2. (2)PN符号列発生回路、所定の時間間隔Tで配列さ
    れる2値信号列から成る送信データを隣接nビット(n
    は2以上の自然数)の群に区切り各群に含まれるnビッ
    トの2^n種類の2値状態の組合せに応じて前記PN符
    号発生回路で発生されたPN符号列を前記時間間隔Tの
    2m倍(mは0から2^n−1まで又は1から2^nま
    での整数)ずつ遅延させる遅延回路、これらの遅延回路
    で遅延されたPN符号列どうしを加算する加算回路及び
    この加算回路の出力を伝送路に送出する送信回路を備え
    た送信側装置と、 前記伝送路から信号を受信する受信回路、この受信デー
    タと前記PN符号列との相関を検出し相関検出パルスを
    発生する相関検出回路及びこの相関検出回路から出力さ
    れる相関検出パルス列の間隔に基づき前記送信データを
    復調するデコーダを備えた受信側装置とを備えたことを
    特徴とするスペクトル拡散通信システム。
  3. (3)前記送信側装置は、前記送信データの先頭に同期
    信号を付加して送出する手段を備え、 前記受信側装置は、前記同期信号を受信すると前記2^
    n種類の2値状態の組合せのうち所定のものを受信した
    状態に移行する手段を備えたことを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載のスペクトル拡散通信システム。
  4. (4)前記同期信号は、前記2^n種類の2値状態の組
    合せのうち所定のものが2個連続した信号から成ること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載のスペクトル拡
    散通信システム。
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