JPS6245237A - スペクトラム拡散電力線伝送方式 - Google Patents

スペクトラム拡散電力線伝送方式

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JPS6245237A
JPS6245237A JP60183892A JP18389285A JPS6245237A JP S6245237 A JPS6245237 A JP S6245237A JP 60183892 A JP60183892 A JP 60183892A JP 18389285 A JP18389285 A JP 18389285A JP S6245237 A JPS6245237 A JP S6245237A
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JP
Japan
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code generator
phase
signal
series
power line
Prior art date
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Application number
JP60183892A
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English (en)
Inventor
Kaoru Endo
馨 遠藤
Botaro Hirosaki
廣崎 膨太郎
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 □ 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電力線を介して情報信号を伝送する通信方式
に関する。
〔従来の技術〕
従来、電力系統の配線を利用して信号伝送を行なう方式
として、例えば送電線伝送路の場合は、単側波帯変調方
式、配電線伝送路の場合は周波数変調方式あるいは位相
変調方式が採用されていた。
送電線、配電線を問わず、一般に電力線は信号伝送を考
慮して設計配置されたものでないから、信号伝送を行な
うとすると種々の雑音が入ってきたり、伝送特性も負荷
の状況により大幅に変動する。
したがって信頬性の高い信号伝送を行なうこと、特に高
速データ伝送は不可能であった。
ところで、最近スペクトラム拡散通信方式を各分野に積
極的に活用しようとする研究が進められている。スペク
トラム拡散通信方式の原理、適用分野の解説として、電
子通信学会誌昭和57年9月号965頁、10月号10
53頁に述べられているようにこの方式はスペクトルの
広帯域拡散化。
特殊符号の使用、相関受信を特徴とするもので、従来の
方式で得られない効果を得ることができる。
前記した電力線を利用した信号伝送についても、諸々の
効果のうち、妨害を受けにくい、同一周波数帯の共用、
情報の秘匿性などが最も有効である。
すなわち狭帯域情報信号は均等に広帯域にそのスペクト
ルが拡散されるので電力線の伝送特性が負荷状態により
複数の零点が生ずる状態になっても、殆ど影響をうけず
、狭帯域雑音が混入しても受信側で相関をとるのでS/
Nを大きくできる。またこの方式は符号分割方式ともい
えるから、同一周波数帯を共用しうろことができる。ス
ペクトラム拡散にも二、三の方式があるが、本発明はP
N拡散あるいは直接拡散という疑似雑音発生器を用いて
変調する方式を対象とする。
スペクトラム拡散通信方式(以下、SS通信方式という
)を電力線伝送に用いる場合、第3図の構成が一般的で
ある。疑似雑音符号としては、M系列符号を用いる。こ
の符号はシフトレジスタと帰還回路とで発生する最大周
期の符号で、1周期内に各瞬間の値が準雑音状に分布し
ている。自己相関関数は2つの値をとり、0ビ・7トシ
フトで2’−1(nはシフト段数)、その他は−1であ
るから、信号識別を容易に行なうことができる。
第3図(alは送信側、同図(blは受信側の回路ブロ
ック図である。先ず送信側ではディジタル送信情報を並
直列変換回路303で直列信号となし、この信号をM系
列符号発生器302の出力とEX−ORをとる変調器3
04で変調し、増幅器305、結合回路306を経て電
力線に変調信号を送り出す。発振器301はクロック信
号を発生し、M系列符号発生器302.並直列変換回路
303に供給している。次に受信側では、結合回路31
6、増幅器315を介して入力した変調信号は同期M系
列符号発生器312と相関器314に入力する。同期M
系列符号発生器312は同期信号を抽出し、送信側のM
系列符号発生器302のM系列符号に同期したM系列符
号を発生する。相関器314はM系列符号との相関をと
ることで、変調信号を復調し、送信情報を得ることがで
きる。送信情報は直並列変換回路313で並列信号とし
て出力する。なお、受信側のクロック信号は発振器31
1で供給され送信側と同一クロックである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
電力線搬送に用いる周波数範囲は例えば電灯線では10
 KHz〜450 KHzである。SS通信方式では、
受信にあたりM系列1周期にわたり相関をとるから、高
速通信例えば数10キロボーを実用するためには、クロ
ック周波数は数100KFlzと限定されるので、M系
列符号発生器の段数を少なくし、短い符号長のM系列と
しなければならない。
しかし符号長が短いとランダム性が低下し、ノイズに対
して弱くなる欠点が生ずる。
本発明の目的は、上記の欠点を除去し、1つの伝送路に
複数のSS変調信号を同時的に伝達させ、高速度通信を
行なう伝送方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のSS通信方式は、送信側に、位相の遅延した複
数個の出力を発生する位相シフトM系列符号発生器と、
複数個の送信情報信号と前記位相シフトM系列符号発生
器の複数個の出力とをそれぞれ組にして、スペクトラム
拡散変調を行なう変調器群と、該変調器群の出力を合成
する合成回路とを設け、結合回路を経て、電力線に情報
変調信号を同時に送り出している。
そして受信側に、電力線から結合回路を経て入力した変
調信号から同期信号を抽出し、送信側と同期する同一ク
ロック同一符号のM系列符号発生器と、該M系列符号発
生器出力を位相遅延して、送信側の位相シフトM系列符
号発生器の位相シフトとそれぞれ対応する位相の複数個
の出力を作成する遅延回路と、該遅延回路の各出力と前
記変調信号との相関をとる相関器群とを設け、スペクト
ラム逆拡散変調を行ない、送信情報信号を得るようにし
ている。
〔作用〕
送信側の位相シフl−M系列符号発生器は、M系列符号
発生器の出力を、シフトレジスタなどの遅延素子によっ
て位相をそれぞれ、異にしたM系列を出力する。この位
相の異なった符号は、別々の符号として取り扱うことが
でき、それぞれの符号で複数のチャネルの入力信号を変
調する。上記SS変調信号を同時に電力線におくって各
信号に分離復調するが、M系列は自己相関が極めて明確
であるから、復調に際し相関をとるM系列の各位相がそ
れぞれ送信側のM系列の各位相と同期がとれていればこ
のことが可能である。本発明では、受信側に同一クロッ
ク同一符号のM系列符号発生器を設け、電力線から分離
した変調信号から同期信号を抽出して、同期させる。そ
してこのM系列を遅延回路をとおして、送信側と同一の
対応する位相関係の各出力とし、相関器群の各々に供給
することで分離できる。
〔実施例〕
以下、図面にもとづいて、本発明の一実施例を説明する
。第1図(alは送信側、(b)は受信側の回路ブロッ
ク図である。同図(a)に示すように、複数個のチャネ
ル情報信号がラッチ回路103で、発振器101のクロ
ック信号でラッチされる。位相シフI−M系列符号発生
器102は、それぞれ位相の異なる同一符号のM系列、
Ma、Mb、−Mnを出力する。変調器104a〜10
4nで、ラッチ回路103でラッチされた各チャネルの
情報信号とM a 、 M b 、−M nとの乗積を
とり、各変調出力を合成回路105で合成し、増幅器1
o6.電力線との結合回路107を介して電力線に送り
出す。
次に受信側では、同図(b)に示すように、結合回路1
17で、商用電力と分離された変調信号が増幅器116
を介して各チャネルごとの相関器114a〜114nに
入力するとともに、同期M系列符号発生器112に入力
する。同期M系列符号発生器112は変調信号から同期
信号を抽出し、この同期信号で送信側の位相シフトM系
列符号発生器102の基本M系列、Maと同期するM系
列を発生する。このM系列はシフトレジスタ115に入
力し送信側と同一クロックを発生する発振器111のク
ロック信号でシフトし、送信側のM a 。
Mb、−・−Mnと位相の合うM系列としてそれぞれ相
関器114a〜114nに供給される。上記相関器11
4a〜114nで、相関操作で復調された信号はラッチ
回路113でラッチされ、出力される。
位相シフトM系列符号発生器102の具体的回路構成は
、例えば第2図に示すようにフリップフロップからなる
シフトレジスタの一部に、帰還回路を設け、その他を遅
延回路にすることで簡単に実現できる。この例は5段、
6段から1段に帰還することで符号長63ビツトのM系
列を発生し、これを遅延してMz、・−M、の系列を作
成している。
M2.−・・M8の系列をつくるには、なるべく等間隔
の段から取り出す方がよい。全体の段数は56段であり
、M系列の63ビツトより小さくとる。なお、この例で
は8チヤネルの情報信号を伝送する場合についてである
が、このチャネル数はこれに限定するものではない。
〔発明の効果〕
以上、詳しく説明したように、本発明では1つのM系列
符号を適当なビットだけ位相をずらした符号をそれぞれ
別個の符号として取り扱い、複数の入力信号情報をそれ
ぞれのM系列符号でSS変       □調をなし、
電力線に同時に送り出し、この変調信号を送信側で、発
生したと同じ方法でつくられた位相を異にしたM系列と
相関をとることで、分離復調させている。
複数の入力信号情報を並列に同時に伝送できるので、高
速度通信が可能になる。そのとき、疑似雑音符号である
M系列の符号長は充分な大きさにとることができるから
、雑音に対して、強いSS通信の利点が維持され、高速
度でも高品質の通信が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路ブロック図、第2図は
位相シフトM系列符号発生器の一例、第3図は従来例で
ある。 101.111−・−発振器、 102−・位相シフトM系列符号発生器、103.11
3〜 ラッチ回路、 104a〜104n−変調器、 105・・−合成回路、 106.116−増幅器、 107.117−・結合回路、 112−・同期M系列符号発生器、 115−・シフトレジスタ、 114a〜114n・−・相関器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 情報信号を電力線を介してスペクトラム拡散伝送を行な
    う方式において、 送信側に、位相の遅延した複数個の出力を発生する位相
    シフトM系列符号発生器と、複数個の送信情報信号と前
    記位相シフトM系列符号発生器の複数個の出力とをそれ
    ぞれ組にして、スペクトラム拡散変調を行なう変調器群
    と、該変調器群の出力を合成する合成回路とを設け、結
    合回路を経て、電力線に情報変調信号を同時に送り出し
    、 受信側に、電力線から結合回路を経て入力した変調信号
    から同期信号を抽出し、送信側と同期する同一クロック
    同一符号のM系列符号発生器と、該M系列符号発生器出
    力を位相遅延して、送信側の位相シフトM系列符号発生
    器の位相シフトとそれぞれ対応する位相の複数個の出力
    を作成する遅延回路と、該遅延回路の各出力と前記変調
    信号との相関をとる相関器群とを設け、スペクトラム逆
    拡散変調を行ない、送信情報信号を得ることを特徴とす
    るスペクトラム拡散電力線伝送方式。
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