JPH048600Y2 - - Google Patents

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JPH048600Y2
JPH048600Y2 JP5423587U JP5423587U JPH048600Y2 JP H048600 Y2 JPH048600 Y2 JP H048600Y2 JP 5423587 U JP5423587 U JP 5423587U JP 5423587 U JP5423587 U JP 5423587U JP H048600 Y2 JPH048600 Y2 JP H048600Y2
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JP
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armature
coil
electromagnetic relay
contact
hole
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JP5423587U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は動作確認試験時に最適な電磁継電器に
関する。
〔従来の技術〕
第3図は電磁継電器の外観構成図であつて、こ
の電磁継電器はコイル1を巻装したコイルボビン
2の貫通孔にアーマチユア3を挿入するとともに
このアーマチユア3の対向位置にヨーク4を配置
し、かつアーマチユア3に駆動カード5を設け、
さらに可動接点6,7,8や図示しないブレーク
接点及びメーク接点を備えた接点ブロツク体9を
備えて構成したものとなつている。ここで、この
ような電磁継電器を組立てた場合は継電器として
確実に動作するかの動作試験が行なわれることが
ある。この動作試験は、例えばコイル1に通電を
行つてアーマチユア3を移動変位させ、この移動
変位に応じて駆動カード5が各可動接点6,7,
8を押動したときに各可動接点6,7,8とメー
ク接点との電気的接続が確実にできているかを調
べたり、又コイル1への通電を停止してこのとき
の可動接点6,7,8とブレーク接点との電気的
接続状態等を調べている。一方、コイル1への通
電を行わないで試験を行う方法があり、これはア
ーマチユア3又は駆動カード5を強制的に押操作
して可動接点6,7,8とメーク接点とを接続さ
せ、このときの可動接点とメーク接点との電気的
接続状態等を調べるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、コイル1に通電を行う方法では
別途直流電源を備えなければならず、又アーマチ
ユア3又は駆動カード5を押操作する方法ではア
ーマチユア3又は駆動カード5を押す部分がコイ
ルボビン2から出ている極狭い部分A(斜線部分)
しかなく、これでは確実に押し操作してこの状態
を試験中保持することは難しい。又、小型の継電
器では特に前記A部分が狭くなつて押し操作しに
くくなり、さらに大量の継電器に対して試験を行
う場合にはアーマチユア3を押し操作することが
煩雑となる。
そこで本考案は、動作試験を確実にかつ容易に
できる電磁継電器を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、コイルを巻装したコイルボビンの貫
通孔内にアーマチユアを挿入するとともに所定位
置にヨークを配置しコイルの付勢によりアーマチ
ユアを移動変位させてブレーク接点及びメーク接
点への切換え接続を行う電磁継電器において、コ
イルボビンにアーマチユアの移動変位方向に対し
て平行でかつアーマチユアに向かつて動作確認孔
を形成して上記目的を達成しようとする電磁継電
器である。
〔作用〕
このような手段を備えたことにより、動作確認
孔を通してアーマチユアが押し操作される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。なお、第3図と同一部分には同一符
号を付してその詳しい説明は省略する。
第1図は電磁継電器の外観構成図であり、第2
図は同継電器を横から見た構成図である。さて、
この継電器のコイルボビン10には動作確認孔1
1が形成されている。この動作確認孔11はアー
マチユア3の移動変位方向つまり矢印イ方向に対
して平行でかつアーマチユア3を望むことができ
る位置に形成されている。なお、アーマチユア3
はL字形状であり、又ヨーク4はコイル1を嵌め
込む凹部が形成されており、これらアーマチユア
3とヨーク4とは一端側で接触してアーマチユア
3の回動支持部を形成している。
次に上記の如く構成された継電器における試験
時の作用について説明する。
この継電器が組立てられて動作試験を行う場合
は、動作確認孔11から細い動作チエツク棒等を
矢印ロ方向に挿入してアーマチユア3を押し操作
する。そして、このときアーマチユア3は正確に
移動して駆動カード5を各可動接点(第1図及び
第2図では不図示)を押動したかを調べる。又、
駆動カード5が各可動接点を押動したときに可動
接点とメーク接点との電気的接続状態を調べる。
一方、アーマチユア3の押し操作しないときの可
動接点とブレーク接点との電気的接続状態が調べ
られる。さらに、継電器として必要な試験が行な
われる。ところで、アーマチユア3を押し操作す
るときは動作確認孔11を通して行うので、例え
ば上記動作チエツク棒を垂直方向に下ろすだけで
良く、かつ動作確認孔11で四方が支えられてア
ーマチユア3から外れることがない。
このように上記一実施例においては、コイルボ
ビン10にアーマチユア3の移動変位方向に対し
て平行でかつアーマチユア3に向かつて動作確認
孔11を形成したので、容易にかつ確実にアーマ
チユア3を押し操作でき、しかも別途電源も必要
としない。従つて、継電器の動作特性を正確に調
べることができる。
なお、本考案は上記一実施例に限定されるもの
でなくその主旨を逸脱しない範囲で変形してもよ
い。例えば、動作確認孔は、アーマチユア3側に
なるに従つて径を小さく形状し、この孔にテスト
棒を挿入したときに嵌合してアーマチユア3を押
し操作した状態に保持できるようにしてもよい。
又、アーマチユア3及びヨーク4の形状には限定
されない。
〔考案の効果〕
以上詳記したように本考案によれば、動作試験
を確実にかつ容易にできる電磁継電器を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係わる電磁継電器
の一実施例を示す外観構成図、第3図は従来にお
ける電磁継電器の外観構成図である。 1……コイル、3……アーマチユア、4……ヨ
ーク、5……駆動カード、6,7,8……可動接
点、9……接点ブロツク体、10……コイルボビ
ン、11……動作確認孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルを巻装したコイルボビンの貫通孔内にア
    ーマチユアを挿入するとともに所定位置にヨーク
    を配置し前記コイルの付勢により前記アーマチユ
    アを移動変位させてブレーク接点及びメーク接点
    への切換え接続を行う電磁継電器において、前記
    コイルボビンに前記アーマチユアの移動変位方向
    に対して平行でかつ前記アーマチユアに向かつて
    動作確認孔を形成したことを特徴とする電磁継電
    器。
JP5423587U 1987-04-10 1987-04-10 Expired JPH048600Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5423587U JPH048600Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JP5423587U JPH048600Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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Publication Number Publication Date
JPS63160642U JPS63160642U (ja) 1988-10-20
JPH048600Y2 true JPH048600Y2 (ja) 1992-03-04

Family

ID=30881038

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JP5423587U Expired JPH048600Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JPS63160642U (ja) 1988-10-20

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