JPH048558Y2 - - Google Patents

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JPH048558Y2
JPH048558Y2 JP1984088688U JP8868884U JPH048558Y2 JP H048558 Y2 JPH048558 Y2 JP H048558Y2 JP 1984088688 U JP1984088688 U JP 1984088688U JP 8868884 U JP8868884 U JP 8868884U JP H048558 Y2 JPH048558 Y2 JP H048558Y2
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cassette
microphone
tape
reel
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JP1984088688U
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、小型化、軽量化がはかられて携帯に
便利なものとされた、マイクロフオンを内蔵する
カセツト式テープレコーダに関する。
背景技術とその問題点 通常のコンパクトカセツトテープを使用して音
声の記録及び再生を行うべく用いられ、その外形
寸法が、厚さを除いては使用するテープカセツト
の外形寸法に比して若干大となる程度にまで小型
化され、また、それに伴う軽量化がはかられたカ
セツト式テープレコーダで、マイクロフオンを内
蔵するものにあつては、マイクロフオンはその装
着場所においてスペース上の制約を受け、必ずし
も最適位置に内蔵されているとは限らない。例え
ば、比較的広い剛体平面の近傍においては、音圧
レベルが上昇せしめられた音場が形成されるの
で、カセツト式テープレコーダに内蔵されるマイ
クロフオンは、斯かる音場内で収音できるものと
されることを望まれるところであるが、従来のカ
セツト式テープレコーダにおいては、比較的広い
剛体平面の近傍にマイクロフオンの装着場所を得
ることができない、あるいは、比較的広い剛体平
面の近傍位置が得られるとしても、カセツトテー
プ駆動用のモータ等に近接した場所で、それらに
よる動作雑音を収音し易くなるのでマイクロフオ
ンを装着するには適当な場所ではないという問題
があり、従つて、内蔵されたマイクロフオンの収
音感度を充分なものとすることが困難とされてい
る。
考案の目的 斯かる点に鑑み本考案は、全体の小型化及び軽
量化がはかられ、しかも、マイクロフオンが内部
の動作雑音を収音することなく、所望の音声を充
分な感度をもつて収音することができる位置に内
蔵された、カセツト式テープレコーダを提供する
ことを目的とする。
考案の概要 本考案に係るカセツト式テープレコーダは、カ
セツトテープに対する記録再生動作部を含む主要
部分が収納されるとともにその内部にカセツト収
容部が設けられた本体側を形成する第1の部分
と、この第1の部分にカセツト収容部に対して開
閉自在となるように取り付けられた蓋部を形成す
る第2の部分とから成る外装匣体を備え、蓋部を
形成する第2の部分におけるそれがカセツト収容
部に対して閉状態とされたときカセツト収容部に
収容されたテープカセツトのリール孔に対向する
状態となる位置に、記録再生動作部に接続された
マイクロフオンが取付け部材を介して装着され、
その取付け部材のカセツト収容部側への突出部が
カセツト収容部に収容されたテープカセツトのリ
ール孔に臨むものとされて構成される。
このように構成されることにより、全体を小型
に保つたまま、マイクロフオンをカセツトテープ
駆動用のモータ等から比較的遠く、従つて、それ
らによる動作雑音を収音する虞れがなく、しか
も、比較的広い剛体平面の近傍となる位置に内蔵
でき、マイクロフオンの所望の音声に対する収音
感度を充分なものとすることができるものとな
る。
実施例 以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図及び第2図は、本考案に係るカセツト式
テープレコーダの一例を示し、第1図は全体をテ
ープカセツトとともに示す斜視図、第2図は部分
断面図である。
この例は、例えば、金属板で形成された匣体
CBを有し、この匣体CBはカセツトテープへの音
声の記録及びカセツトテープからの音声の再生を
行うのに必要な記録再生動作部を含む主要部が収
納された本体側部分1とこれに取り付けられて開
閉し得るようにされた蓋体側部分10とを有して
いる。そして、本体側部分1の側面部には、動作
モード用の選択や解除等を行うべく記録再生動作
部を制御するための複数の操作釦を備えて構成さ
れる操作釦部2が設けられており、また、本体側
部分1は、主体部分1aとこの主体部分1aに対
して第1図において矢印aで示される方向にスラ
イドし得るようにされた可動部分1bとに分割さ
れている。従つて、本体側部分1は矢印aの方向
に伸縮することができるものとなつている。
本体側部分1の主体部分1aに取り付けられた
シヤーシ3には、上述の記録再生動作部が取り付
けられ、また、第2図に示される如くの円形透孔
4が2箇所に形成されており、これら円形透孔4
内にテープ駆動用モータにより回転せしめられる
回転円板5及び6が配置されている。回転円板5
には、第2図にも示されている如く、テープTを
収容したテープカセツト30の巻取りリール31
が装着されるリール装着部7がスリツプ機構を介
して取り付けられている。リール装着部7には、
第2図に示される如く、テープカセツト30の巻
取りリール31の回転駆動を行うべく、巻取りリ
ール31の複数の係合片31aに係合する複数の
駆動係合部7aが設けられている。さらに、回転
円板6には、第1図に示される如く、リール装着
部7と略同様な、テープカセツト30の供給リー
ル32が装着されるリール装着部8が設けられて
いる。斯かる構成のもとに、テープカセツト30
は、その巻取りリール31がリール装着部7に装
着され、その供給リール32がリール装着部8に
装着された状態で、本体側部分1内のシヤーシ3
の上部平面を含む空間に設けられたカセツト収容
部9に収容されて、音声の記録もしくは音声の再
生に供される。なお、テープカセツト30がカセ
ツト収容部9に収容される際には、本体側部分1
の可動部分1bが主体部分1aに対して第1図に
示される矢印aの方向にスライドせしめられて本
体側部分1が拡大され、カセツト収容部9の矢印
aの方向における寸法が、テープカセツト30を
収容することができるものとなるように調整され
る。また、テープカセツト30がカセツト収容部
9に収容されていない状態時には、本体側部分1
が矢印aの方向において縮小せしめられ、これに
よつて、第1図に示される矢印aの方向の外径寸
法が、テープカセツト30の寸法より僅かに大と
なる程度にまで縮小され、一層の小型化がはから
れる。
本体側部分1の可動部分1bには、蓋側部分1
0がカセツト収容部9に対して開閉自在となるよ
うに蝶番部を介して取り付けられている。蓋側部
分10は、その一部が切り抜かれ、そこに硬質合
成樹脂等で形成された透明板11が取り付けられ
ており、また、その上面部には、透明板11の上
面部を含んで他の部分から若干盛り上がつた面と
された比較的広い矩形状の剛体平面10aが形成
されている。
そして、この蓋側部分10に円板状に形成され
たマイクロフオン12が取り付けられている。こ
のマイクロフオン12の取付けについて詳細に説
明するに、第1図に示される如くの蓋側部分10
に形成された剛体平面10aの中央部からずれた
位置において、第2図に示される如く、矩形透孔
13が設けられ、この矩形透孔13内にマイクロ
フオン12が弾性保持部材14に保持された状態
で配されている。弾性保持部材14は全体として
矩形状に形成され、その周縁部が蓋側部分10の
矩形透孔13を囲む裏面部分に当接せしめられて
いる。この弾性保持部材14には、有底円筒状の
保持部14aが設けられており、マイクロフオン
12はこの保持部14aに収容されて保持されて
いる。この状態で、マイクロフオン12は、その
受音面が蓋側部分10に形成された剛体平面10
aの近傍位置に配されることになる。
そして、マイクロフオン12の保護及びマイク
ロフオン12に対する雑音遮蔽等を行うととも
に、蓋側部分10に対するマイクロフオン12の
取り付けを行う取付け板15が、弾性保持部材1
4の周縁部を蓋側部分10とで挟持するように配
され、これによりマイクロフオン12が蓋側部分
10に取り付けられている。取付け板15は、蓋
側部分10の裏面に接着されて配された合成樹脂
板16に、ねじ等により固着され、この取付け板
15及び弾性保持部材14等がマイクロフオン1
2の取付け部材を構成している。なお、マイクロ
フオン12の受音面を保護するための、多数の微
小孔が設けられた保護カバー17が、蓋側部分1
0の矩形透孔13を通じて外部に臨む状態で配さ
れ、その脚部が弾性保持部材14に支持されてい
る。
このようにして蓋側部分10に取り付けられた
マイクロフオン12は、図示されていない配線部
材により、本体側部分1に収納された記録再生動
作部に接続している。
上述の如くにして、この例では、マイクロフオ
ン12がその受音面が蓋側部分10に形成された
比較的広い剛体平面10aの近傍に位置するよう
に装着されて内蔵されるので、マイクロフオン1
2は剛体平面10a等の作用により音圧レベルが
上昇せしめられた音場での収音を行うことができ
ることになり、所望の音声に対する収音感度が高
められる。また、マイクロフオン12は蓋側部分
10に取り付けられて、本体側部分1から離隔さ
れているので、本体側部分1に収納されたカセツ
トテープ駆動用のモータ等による動作雑音を収音
する虞れがないものとされている。
上述の取付け板15には、マイクロフオン12
を覆うべく、マイクロフオン12に対向する位置
において蓋側部分10の裏面側に突出する突出部
15aが設けられており、このため、蓋側部分1
0の裏面側のマイクロフオン12が装着された部
分は、本体側部分1内に設けられたカセツト収容
部9側へ、突出するものとなつている。このよう
に、マイクロフオン12が蓋側部分10に取り付
けられる構成がとられる場合には、蓋側部分10
の裏面側の一部分が突出することになつてしま
い、その結果、匣体CBの厚さが大となつてしま
う虞れがあるが、この例ではこれを回避する工夫
がなされている。ここで、第2図に示される如
く、取付け板15の突出部15aは、蓋側部分1
0が本体側部分1に対して閉状態とされるとき、
カセツト収容部9に収容されたテープカセツト3
0の巻取りリール31側のリール孔33に入り込
むようにされている。即ち、マイクロフオン12
は、蓋側部分10がカセツト収容部9に対して閉
状態とされるとき、カセツト収容部9に収容され
たテープカセツト30の巻取りリール31側に設
けられたリール孔33に対向する状態となる位置
をもつて蓋側部分10に取り付けられているので
ある。そして、リール装着部7はカセツト収容部
9に収容されたテープカセツト30の上面の高さ
より低いものとされ、その先端部が取付け板15
の突出部15aに接触することがないようにされ
ている。なお、リール装着部8は、従来のカセツ
ト式テープレコーダにおいて一般的になされてい
るように、カセツト収容部9に収容されたテープ
カセツト30の上面の高さと略同一の高さを有す
るものとされている。
斯かる構成のもとに、巻取りリール31及び供
給リール32がリール装着部7及び8に装着され
て、カセツト収容部9に収容されたテープカセツ
ト30のテープTにマイクロフオン12により収
音され、記録再生動作部に送られた音声情報が、
記録磁気ヘツドにより記録される。
なお、上述の例では、マイクロフオン12はテ
ープカセツト30の巻取りリール31側のリール
孔33に対向する位置に配されているが、供給リ
ール32側のリール孔34に対向する位置に配さ
れるようにすることもできる。
考案の効果 以上の説明から明らかな如く、本考案に係るカ
セツト式テープレコーダにおいては、比較的広い
剛体平面を形成し得る匣体の蓋側部分にマイクロ
フオンが取付け部材を介して取り付けられるの
で、マイクロフオンは比較的広い剛体平面の近傍
に形成される音場における収音を行うものとさ
れ、これにより、音声を高感度で収音することが
できることになる。さらに、蓋側部分に取り付け
られたマイクロフオンは、匣体の本体側部分に収
納されたカセツトテープ駆動用のモータ等から離
隔されるので、これらによる動作雑音を収音する
虞れがない。従つて、本考案に係るカセツト式テ
ープレコーダによれば、マイクロフオンによつて
所望の音声を充分な感度で明瞭に収音し、カセツ
トテープに記録することができる。
また、本考案に係るカセツト式テープレコーダ
にあつては、マイクロフオンの設置スペースを匣
体の本体側部分内に確保する必要がないので、全
体の小型化をはかることができ、さらに、匣体の
蓋側部分に取り付けられるマイクロフオンが、こ
の蓋側部分が匣体の本体側部分に対して閉状態と
されるとき、本体側部分内に設けられたカセツト
収容部のテープカセツトのリール孔に対向するも
のとなる位置に取付け部材を介して配され、その
取付け部材のカセツト収容部側への突出部がカセ
ツト収容部に収容されたテープカセツトのリール
孔に臨むものとされるので、匣体の厚さを増大せ
しめることになる不都合を回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカセツト式テープレコー
ダの一例をテープカセツトとともに示す斜視図、
第2図は第1図に示される例の一部分を示す断面
図である。 図中、CBは匣体、1は匣体CBの本体側部分、
9はカセツト収容部、10は匣体CBの蓋側部分、
12はマイクロフオン、14は弾性保持部材、1
5は取付け板である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カセツトテープに対する記録再生動作部を含む
    主要部分が収容されるとともに、カセツト収容部
    が設けられた第1の部分と、該第1の部分に上記
    カセツト収容部に対して開閉自在とされるべく取
    り付けられた第2の部分とから成る外装匣体を備
    え、 上記第2の部分における該第2の部分が上記カ
    セツト収容部に対して閉状態とされたとき上記カ
    セツト収容部に収容されたテープカセツトのリー
    ル孔に対向する状態となる位置に、上記記録再生
    動作部に接続されたマイクロフオンが取付け部材
    を介して装着され、該取付け部材の上記カセツト
    収容部側への突出部が上記リール孔に臨むものと
    されたことを特徴とするカセツト式テープレコー
    ダ。
JP8868884U 1984-06-14 1984-06-14 カセツト式テ−プレコ−ダ Granted JPS616997U (ja)

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JP8868884U JPS616997U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 カセツト式テ−プレコ−ダ

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JP8868884U JPS616997U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 カセツト式テ−プレコ−ダ

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JPS616997U JPS616997U (ja) 1986-01-16
JPH048558Y2 true JPH048558Y2 (ja) 1992-03-04

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ID=30642062

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JP8868884U Granted JPS616997U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 カセツト式テ−プレコ−ダ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5857182B2 (ja) * 1973-05-11 1983-12-19 トウイツコウギヨウ カブシキガイシヤ タイジ ノ シンパクケイスウホウシキ

Family Cites Families (2)

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JPS616997U (ja) 1986-01-16

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