JP3413682B2 - マイクロホンの取付け装置 - Google Patents

マイクロホンの取付け装置

Info

Publication number
JP3413682B2
JP3413682B2 JP28539494A JP28539494A JP3413682B2 JP 3413682 B2 JP3413682 B2 JP 3413682B2 JP 28539494 A JP28539494 A JP 28539494A JP 28539494 A JP28539494 A JP 28539494A JP 3413682 B2 JP3413682 B2 JP 3413682B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage case
microphone
mounting device
support member
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28539494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08149588A (ja
Inventor
正秀 中沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP28539494A priority Critical patent/JP3413682B2/ja
Publication of JPH08149588A publication Critical patent/JPH08149588A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3413682B2 publication Critical patent/JP3413682B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダ等の電
子機器において録音可能とするマイクロホンを搭載する
ために用いられるマイクロホンの取付け装置に関し、特
に機器筐体の外周部に小型マイクロホンを設けるために
用いて好適なマイクロホンの取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロホンの取付け装置50
は、図6及び図7に示すように、概略、マイクロホンユ
ニット51と、マイクロホンユニット51を内部に収納
する収納ケース52と、マイクロホンユニット51及び
収納ケース52とを支持するクッションプレート55
と、収納ケース52が配設される開口部が設けられた筐
体56と、収納ケース52の底面部側に臨んで開口部5
2Aが設けられクッションプレート55を筐体56とで
挟持する支持板57とから構成されている。
【0003】マイクロホンユニット51は、マイクロホ
ン素子を有するマイクロホンカプセルが内部に搭載され
ており、クッションプレート55に変位可能に支持され
ている。
【0004】クッションプレート55は、例えばゴム等
を材料として形成され、略中央部に開口部55Aが設け
られている。このクッションプレート55には、開口部
55Aの略中央部に略円筒状のマイクロホン保持部55
Bが設けられており、このマイクロホン保持部55Bの
外周部と開口部55Aとを連結する第1の支持突片55
C乃至第4の支持突片55Fがそれぞれ一体に突出形成
されている。
【0005】そして、マイクロホンユニット51は、ク
ッションプレート55のマイクロホン保持部55Bに収
納されて、第1の支持突片55C乃至支持突片55Fに
よって変位可能に支持されている。
【0006】また、クッションプレート55には、外周
部に第1の取付け部55G及び第2の取付け部55Hが
一体に突出形成されている。クッションプレート55に
は、これら第1の取付け部55G及び第2の取付け部5
5Hに位置決め穴55J、55Kがそれぞれ穿設されて
いる。
【0007】収納ケース52は、マイクロホンユニット
51の集音部側を覆う第1の収納ケース53と、この第
1の収納ケース53と組み合わされてマイクロホンユニ
ット51の底面部側を覆う第2の収納ケース54とから
構成されている。第1の収納ケース53は、プラスチッ
ク等の合成樹脂材料によって略矩形筒状に形成されてお
り、一方の開口部53Aを閉塞してマイクロホンユニッ
ト51の集音部と対向する放音パネル58が設けられて
いる。この放音パネル58には、主面上にマイクロホン
ユニット51の集音部と対応する複数の放音孔58Aが
それぞれ穿設されている。第2の収納ケース54は、プ
ラスチック等の合成樹脂材料によって略矩形板状に形成
されており、略中央部に溝部54Aが凹設されている。
【0008】また、これら第1の収納ケース53及び第
2の収納ケース54は、互いに対応する位置に組み付け
ネジ穴53D、54Bがそれぞれ穿設されている。そし
て、第1の収納ケース53及び第2の収納ケース54に
は、クッションプレート55の外周部が挟み込まれて組
み合わされた状態で、組み付けネジ穴53D、54Bに
組み付けネジ59がねじ込まれて組み付けられている。
【0009】筐体56には、収納ケース52が配設され
る開口部56Aが設けられており、この開口部56Aに
挟持部56B、56Cが一体に突出形成されている。ま
た、挟持部56B、56Cには、位置決めピン56D、
56Eがそれぞれ一体に突出形成されている。
【0010】支持板57は、金属材料によって形成され
ており、第2の収納ケース54の底面部側に臨んで開口
部57Aが設けられている。そして、クッションプレー
ト55は、筐体56の挟持部56Bと支持板57の開口
縁部によって外周部が挟持されている。
【0011】なお、上述した従来のマイクロホンの取付
け装置50は、実開平4ー031500号公報に開示さ
れたテープレコーダにおけるマイクロホン保持構造と同
一である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のマイクロホンの取付け装置50は、図7に示すよう
に、収納ケース52の外周部と、クッションプレート5
5を挟持する筐体56の開口部56Aとの間に間隙が構
成されており、この間隙がクッションプレート55によ
って完全に閉塞されていない。すなわち、マイクロホン
ユニット51は、クッションプレート55によって第2
の収納ケース54の底面部側に実装されている駆動機構
等と完全に遮断されていない。
【0013】したがって、このマイクロホンの取付け装
置50は、第2の収納ケース54の底面部側に実装され
ている駆動モータ、ギア等の回転動作によって生じる振
動音やテープカセット内の磁気テープの走行音が、収納
ケース52と筐体52の開口部52Aとの間隙から漏れ
る。
【0014】このため、マイクロホンの取付け装置50
は、収納ケース52と筐体52の開口部52Aとの間隙
から漏れてマイクロホンユニット51の集音部側に回り
込む振動音等をマイクロホンユニット51が拾ってしま
う。したがって、マイクロホンユニット51は、振動音
等を振動ノイズとして録音してしまい良好な録音ができ
ないという問題がある。
【0015】そこで、本発明は、振動ノイズ等が低減さ
れて外部音のみの良好な録音を可能とするとともに、収
納ケースの変位量を規制することによりマイクロホンの
脱落を確実に防止することが可能なマイクロホンの取付
け装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を達成するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係るマイクロホンの取付け装置は、マイ
クロホンユニットと、このマイクロホンユニットを内部
に収納する収納ケースと、マイクロホンユニットを支持
する第1の弾性支持部材と、収納ケースを支持する第2
の弾性支持部材と、収納ケースが配設される開口部が設
られた支持部材と、収納ケースの底面部側に臨んで開口
部が設けられるとともに第2の弾性支持部材を支持部材
とで挟持する支持板と、収納ケースと支持部材とに互い
に対応してそれぞれ設けられて収納ケースの変位量を規
制する規制部材とを備える。また、第1の弾性支持部材
及び第2の弾性支持部材とは、一体に形成される。
【0017】
【作用】以上のように構成した本発明に係るマイクロホ
ンの取付け装置は、第2の弾性支持部材によって収納ケ
ースと支持部材の開口部との間に構成されている間隙が
閉塞されるため、支持部材の開口部からの振動音等の伝
達を遮断する。すなわち、このマイクロホンの取付け装
置は、この開口部から振動音がマイクロホンユニットへ
と回り込むことが防止される。
【0018】また、このマイクロホンの取付け装置は、
第2の弾性支持部材が弾性変形することによって収納ケ
ースが変位された際、変位された収納ケースに設けられ
た規制部材と支持部材に設けられた規制部材とが当接し
て係合する或いは収納ケースに設けられた規制部材が支
持板の開口縁部に当接して係合することによって、収納
ケースの変位量が規制される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について携帯
型テープレコーダ20に採用された実施例マイクロホン
の取付け装置1を図1乃至図5を参照して説明する。こ
の携帯型テープレコーダ20には、図示しないテープカ
セットを挿脱するカセットホルダを構成するカセットホ
ルダ基板10とこのカセットホルダ基板10を覆うカセ
ットホルダ蓋体9との間に、マイクロホンの取付け装置
1が配設されている。
【0020】この携帯型テープレコーダ20には、図1
に示すように、カセットホルダ蓋体9の主面上に操作ボ
タン群21、スピーカスリット22、表示窓23、カセ
ット確認窓24がそれぞれ設けられている。そして、マ
イクロホンの取付け装置1は、図2に示すように、カセ
ットホルダに着脱される図示しないテープカセットに隣
接する状態で設けられている。
【0021】実施例マイクロホンの取付け装置1は、従
来のマイクロホンの取付け装置50と基本構成がほぼ同
一であり、概略、マイクロホンユニット3と、このマイ
クロホンユニット3を内部に収納する収納ケース5と、
マイクロホンユニット3及び収納ケース5をそれぞれ支
持するクッションプレート4と、収納ケース5が配設さ
れる開口部9Aが設けられたカセットホルダ蓋体9と、
収納ケース5の底面部側に臨んで開口部10Aが設けら
れクッションプレート4をカセットホルダ蓋体9とで挟
持するカセットホルダ基板10とから構成されている。
【0022】カセットホルダ蓋体9は、収納ケース5が
配設される開口部9Aが設けられており、この開口部9
Aの外周部にクッションプレート4の外形形状に対応す
る挟持部9Bが一体に突出形成されている。このカセッ
トホルダ蓋体9には、挟持部9Bに第1の位置決めピン
9C及び第2の位置決めピン9Dがそれぞれ一体に突出
形成されており、これら第1の位置決めピン9C及び第
2の位置決めピン9Dと対向位置して第3の位置決めピ
ン9E及び第4の位置決めピン9Fがそれぞれ一体に突
出形成されている。
【0023】また、カセットホルダ蓋体9には、開口部
9Aに隣接して略円弧状の変位規制片9Gが一体に突出
形成されている。さらに、カセットホルダ蓋体9には、
外周部側に筐体11が設けられている。
【0024】カセットホルダ基板10は、金属材料によ
って形成されており、収納ケース5の底面部と対応する
開口部10Aが設けられている。このカセットホルダ基
板10には、開口部10Aの近傍位置して、第1の位置
決め穴10B及び第2の位置決め穴10Cがそれぞれ穿
設されており、これら第1の位置決め穴10B及び第2
の位置決め穴10Cと対向位置して第3の位置決め穴1
0D及び第4の位置決め穴10Eがそれぞれ穿設されて
いる。
【0025】収納ケース5は、マイクロホンユニット3
の集音部側を覆う第1の収納ケース6と、マイクロホン
ユニット3の底面部側を覆う第2の収納ケース7とから
構成されている。第1の収納ケース6は、プラスチック
等の合成樹脂材料によって略円板状に形成された本体部
6Aに、環状の挟持部6Cが一体に突出形成されてい
る。
【0026】この第1の収納ケース6には、本体部6A
に開口部が形成されており、この開口部を閉塞する放音
パネル6Bが設けられている。この放音パネル6Bは、
円板状に形成されており、主面上に複数の放音孔12が
それぞれ穿設されている。
【0027】第1の収納ケース6には、挟持部6Cの外
周部に、略円柱状の第1の組付け部6D及び第2の組付
け部6Eがそれぞれ一体に突出して形成されている。ま
た、これら第1の組付け部6D及び第2の組付け部6E
には、クッションプレート4の厚み寸法とほぼ等しい高
さ寸法の略円柱状の第1の組付け突部6F及び第2の組
付け突部6Gがそれぞれ一体に突出形成されている。
【0028】さらに、これら第1の組付け突部6F及び
第2の組付け突部6Gには、第1の組付け穴6H及び第
2の組付け穴6Iがそれぞれ穿設されている。また、第
1の収納ケース6には、挟持部6Cの内周壁に、第1の
係合ピン6J及び第2の係合ピン6Kがそれぞれ一体に
突出形成されている。
【0029】第2の収納ケース7は、プラスチック等の
合成樹脂材料によって略矩形板状に形成されており、主
面に溝部7Aが凹設されている。この第2の収納ケース
7には、溝部7Aの内面壁に第1の係合穴7B及び第2
の係合穴7Cがそれぞれ穿設されている。
【0030】また、第2の収納ケース7には、外周部に
略扇板状の第1の変位規制片7D及び第2の変位規制片
7Eがそれぞれ一体に突出形成されている。これら第1
の変位規制片7D及び第2の変位規制片7Eには、第1
の組み付け穴7F及び第2の組み付け穴7Gがそれぞれ
穿設されている。
【0031】クッションプレート4は、マイクロホンユ
ニット3の有する最低共振振動数より低い共振振動数を
有する遮音特性を備えた材料、例えば、ゴム等を材料と
して形成されている。このクッションプレート4には、
図3及び図4に示すように、略中央部に位置して開口部
4Aが設けられており、この開口部4Aの中央部に略円
筒状のマイクロホン保持部4Bが設けられている。
【0032】このマイクロホン保持部4Bには、底面側
の開口端部に、略扇状の第1の保持突片4C及び第2の
保持突片4Dがそれぞれ一体に突出形成されている。そ
して、マイクロホンユニット3は、このマイクロホン保
持部4Bの開口部に収納されて第1の保持突片4C及び
第2の保持突片4Dによって保持されている。
【0033】そして、クッションプレート4には、開口
部4Aにこのマイクロホン保持部4Bの外周部と開口部
4Aとを連結する第1の支持片4E乃至第3の支持片4
Gがそれぞれ一体に形成されている。したがって、クッ
ションプレート4は、マイクロホン保持部4Bが第1の
支持片4E乃至第3の支持片4Gによって変位可能に支
持されている。
【0034】また、クッションプレート4には、開口部
4Aの外周部に、第1の収納ケース6の挟持部6Cと対
応する溝部4Sが凹設されている。そして、クッション
プレート4には、この溝部4Sに互いに対向位置する第
1の組み付け穴4H及び第2の組み付け穴4Iがそれぞ
れ穿設されている。
【0035】さらに、クッションプレート4には、第1
の支持片4E及び第2の支持片4Fの基端部に、第1の
係合穴4J及び第2の係合穴4Kがそれぞれ穿設されて
いる。また、クッションプレート4には、外周部に第1
の位置決め穴4L及び第2の位置決め穴4Mがそれぞれ
穿設されており、これら第1の位置決め穴4L及び第2
の位置決め穴4Mと対向位置する第3の位置決め穴4N
及び第4の位置決め穴4Pがそれぞれ穿設されている。
【0036】さらに、クッションプレート4には、外周
部に配線用穴4Tが穿設されており、この配線用穴4T
からマイクロホンユニット3と接続された図示しない配
線が引き出されている。
【0037】マイクロホンユニット3は、略円柱状に形
成されており、図示しないマイクロホン素子を有するマ
イクロホンカプセルが内部に搭載されている。そして、
このマイクロホンユニット3は、クッションプレート4
によって変位可能に支持されている。
【0038】そして、第1の収納ケース6及び第2の収
納ケース7は、クッションプレート4を挟み込んで組み
合わされて、第2の収納ケース7の底面部側から第1の
組付けネジ8A及び第2の組付けネジ8Bによってネジ
止め固定される。
【0039】以上のように構成されたマイクロホンの取
付け装置1において収納ケース5の変位量を規制する動
作について説明する。まず、収納ケース5は、携帯型テ
ープレコーダ20を携帯する際、マイクロホンユニット
3の集音部側から大きな外力が負荷されることによって
押し込まれると、クッションプレート4が弾性変形して
第2の収納ケース7の底面部側に変位される。
【0040】収納ケース5は、変位されることによっ
て、第2の収納ケース7の外周部にそれぞれ形成された
第1の変位規制片7D及び第2の変位規制片7Eが、カ
セットホルダ基板10の開口縁部にそれぞれ当接して係
合する。このため、収納ケース5は、クッションプレー
ト4が弾性変形することによる変位量が規制される。
【0041】つぎに、収納ケース5は、カセットホルダ
にテープカセットを着脱する際、指等で誤って第2の収
納ケース7の底面部側から大きな外力を負荷することに
よって、クッションプレート4が弾性変形して第1の収
納ケース6の放音パネル6B側に変位される。
【0042】収納ケース5は、変位されることによっ
て、第2の収納ケース7の外周部にそれぞれ形成された
第1の変位規制片7D及び第2の変位規制片7Eが、カ
セットホルダ蓋体9に形成された変位規制片9Gにそれ
ぞれ当接して係合する。このため、収納ケース5は、ク
ッションプレート4が弾性変形することによる変位量が
規制される。
【0043】上述したように、実施例マイクロホンの取
付け装置1は、クッションプレート4の外周部に沿って
カセットホルダ蓋体9の挟持部9Bに挟持されているこ
とによって、クッションプレート4によって収納ケース
5とカセットホルダ蓋体9との間に構成されている間隙
が閉塞される。このため、マイクロホンの取付け装置1
は、第2の収納ケース7の底面部側に実装された駆動モ
ータの振動音等と確実に遮断されるため、マイクロホン
ユニット3が外部音のみの良好な録音が可能になる。
【0044】また、マイクロホンの取付け装置1は、第
2の収納ケース7の第1の変位規制片7E及び第2の変
位規制片7Fがそれぞれ形成されることによって、第1
の収納ケース6にマイクロホンユニット3の集音部側か
ら大きな外力が負荷された場合、これら第1の変位規制
片7E及び第2の変位規制片7Fがカセットホルダ基板
10にそれぞれ係合する。このため、収納ケース5は、
変位量が規制されて脱落等の破損が確実に防止される。
【0045】さらに、マイクロホンの取付け装置1は、
カセットホルダ蓋体9に変位規制片9Gが形成されるこ
とによって、第2の収納ケース7に底面部側から大きな
外力が負荷された場合、変位規制片9Gに第2の収納ケ
ース7の第1の変位規制片7E及び第2の変位規制片7
Fがそれぞれ係合する。このため、収納ケース5は、変
位量が規制されて脱落等が確実に防止される。
【0046】なお、本実施例に係るマイクロホンの取付
け装置1は、携帯型テープレコーダ20のカセットホル
ダ蓋体9に設けられたが、カセットホルダ蓋体9に限定
されるものでなく、例えば、他の電子機器等の筐体に設
けてもよい。
【0047】
【発明の効果】上述したように本発明に係るマイクロホ
ンの取付け装置によれば、収納ケースと支持部材との間
に構成されている間隙が第2の弾性支持部材によって閉
塞されることによって、マイクロホンユニットが収納ケ
ースの底面部側の振動音等による悪影響を受けることが
確実に防止される。このため、このマイクロホンの取付
け装置は、マイクロホンユニットが外部音のみを良好に
録音できてその信頼性が著しく向上される。
【0048】また、本発明に係るマイクロホンの取付け
装置によれば、収納ケースと支持部材とに互いに対応す
る規制部材がそれぞれ設けられたことによって、第2の
弾性支持部材による収納ケースの変位量が規制されるた
め、収納ケースの脱落が確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例マイクロホンの取付け装置
が採用された携帯型テープレコーダを示す斜視図であ
る。
【図2】同マイクロホンの取付け装置が採用された携帯
型テープレコーダを示す斜視図である。
【図3】同マイクロホンの取付け装置を示す分解斜視図
である。
【図4】同マイクロホンの取付け装置を示す縦断面図で
ある。
【図5】同マイクロホンの取付け装置を構成するクッシ
ョンプレートを示す平面図である。
【図6】従来のマイクロホンの取付け装置を示す縦断面
図である。
【図7】従来のマイクロホンの取付け装置を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 マイクロホンの取付け装置 3 マイクロホンユニット 4 クッションプレート(第1の弾性支持部材、第2の
弾性支持部材) 5 収納ケース 9 カセットホルダ蓋体(支持部材) 9A 開口部 10 カセットホルダ基板(支持板) 10A 開口部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロホンユニットと、 このマイクロホンユニットを内部に収納する収納ケース
    と、 マイクロホンユニットを支持する第1の弾性支持部材
    と、 収納ケースを支持する第2の弾性支持部材と、 収納ケースが配設される開口部が設られた支持部材と、 収納ケースの底面部側に臨んで開口部が設けられるとと
    もに第2の弾性支持部材を支持部材とで挟持する支持板
    と、 収納ケースと支持部材とに互いに対応してそれぞれ設け
    られて収納ケースの変位量を規制する規制部材とを備
    え、 第2の弾性支持部材は、収納ケースと支持部材との間に
    構成される間隙を閉塞することによって、収納ケースの
    底面部側からマイクロホンユニットに回り込む振動音等
    を遮断することを特徴とするマイクロホンの取付け装
    置。
  2. 【請求項2】 第1の弾性支持部材及び第2の弾性支持
    部材とは、一体に形成されたことを特徴とする請求項1
    記載のマイクロホンの取付け装置。
JP28539494A 1994-11-18 1994-11-18 マイクロホンの取付け装置 Expired - Fee Related JP3413682B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28539494A JP3413682B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 マイクロホンの取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28539494A JP3413682B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 マイクロホンの取付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08149588A JPH08149588A (ja) 1996-06-07
JP3413682B2 true JP3413682B2 (ja) 2003-06-03

Family

ID=17690973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28539494A Expired - Fee Related JP3413682B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 マイクロホンの取付け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3413682B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4193840B2 (ja) * 2005-12-26 2008-12-10 ソニー株式会社 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08149588A (ja) 1996-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4719526A (en) Disk memory device
JP3675346B2 (ja) ディスク装置
KR19990077373A (ko) 전자 기기 및 기록 매체의 기록 및/또는 재생 장치
US5145039A (en) Damper filled with oil
JP3413682B2 (ja) マイクロホンの取付け装置
US4500050A (en) Magnetic tape cassette
JP2000232276A (ja) 防振ファンカバー及び電子機器
US6954937B2 (en) Disc guide device for disc player
JP3582236B2 (ja) 光ディスク装置
JP2978906B2 (ja) 記録再生装置
JP2830094B2 (ja) カセットテープレコーダ
JPS599081B2 (ja) レコ−ドプレ−ヤの防振機構
JP2007073387A (ja) 電子機器
JPH054717Y2 (ja)
JPH048558Y2 (ja)
JPH1173761A (ja) 電子機器
JPH0447809Y2 (ja)
JP3205317B2 (ja) 記録再生装置
JPH0718037Y2 (ja) カセット位置決め装置
KR200256787Y1 (ko) Vcr의 프론트 pcb 접지 결합구조
JP4101101B2 (ja) ビデオカメラのスピーカ取付構造
JPS6231905Y2 (ja)
JP2534179Y2 (ja) ディスク装置
JP2003229202A (ja) 防塵カバー付コネクタ
JPS6346954Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080404

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees