JPH0484940A - X線ct装置 - Google Patents
X線ct装置Info
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- JPH0484940A JPH0484940A JP2197640A JP19764090A JPH0484940A JP H0484940 A JPH0484940 A JP H0484940A JP 2197640 A JP2197640 A JP 2197640A JP 19764090 A JP19764090 A JP 19764090A JP H0484940 A JPH0484940 A JP H0484940A
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- reconstituting
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- 238000003325 tomography Methods 0.000 abstract 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 10
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Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は、被検体にX線を照射することにより得られる
被検体のX線吸収係数に関するデータを基にして被検体
の断層像等の画像を構成して表示するX線CT装置に係
り、特にX線管が被検体に対して(180°+ファン角
度)だけ回転するときに得られるデータを基にして画像
を再構成するいわゆるハーフスキャン再構成を行うX線
CT装置に関する。
被検体のX線吸収係数に関するデータを基にして被検体
の断層像等の画像を構成して表示するX線CT装置に係
り、特にX線管が被検体に対して(180°+ファン角
度)だけ回転するときに得られるデータを基にして画像
を再構成するいわゆるハーフスキャン再構成を行うX線
CT装置に関する。
(従来の技術)
X線CT装置は、被検体にX線を照射するX線管と、被
検体を透過したX線を検出する検出器とを備え、例えば
いわゆる第3世代のX線CT装置では、X線管と検出器
が被検体の回りを回転しながら、被検体へのX線照射及
び被検体を透過したX線の検出を行う。検出器で検出さ
れた被検体のX線吸収係数に関するデータは電気信号と
じてデータ収集部に送られ、データ収集部でA/D変換
等の信号処理が行われた信号が画像再構成部に送られる
。画像再構成部ではこの信号に対数変換を行って得られ
る投影データを用いて演算処理を行い、画像を再構成す
る。そして、この再構成画像を内容とする映像信号が画
像再構成部からCRTデイスプレィ等の表示手段に送ら
れ、表示手段に被検体の所定断面の断層像が表示される
。
検体を透過したX線を検出する検出器とを備え、例えば
いわゆる第3世代のX線CT装置では、X線管と検出器
が被検体の回りを回転しながら、被検体へのX線照射及
び被検体を透過したX線の検出を行う。検出器で検出さ
れた被検体のX線吸収係数に関するデータは電気信号と
じてデータ収集部に送られ、データ収集部でA/D変換
等の信号処理が行われた信号が画像再構成部に送られる
。画像再構成部ではこの信号に対数変換を行って得られ
る投影データを用いて演算処理を行い、画像を再構成す
る。そして、この再構成画像を内容とする映像信号が画
像再構成部からCRTデイスプレィ等の表示手段に送ら
れ、表示手段に被検体の所定断面の断層像が表示される
。
ここで、撮影中に被検体の体動があると、X線管が1回
転するときに得られる1回転分のデータに矛盾が生じア
ーチファクトが発生する。特に第3世代のX線CT装置
では撮影時間が2〜数秒と比較的長く、そのため体動に
よるアーチファクトを発生しやすい。例えば腹部を撮影
する場合等に、被検体(被検者)の体を意識的に静止状
態にしても、撮影中に腸内のガスが移動すると、1回転
分のデータのうち本来は同じデータであるはずの最初と
最後のデータが、ガスが移動した部分でX線の吸収値が
大きく異なり、このデータの矛盾のために画像のハイコ
ントラスト部分(腸内ガス部分)から顕著なアーチファ
クトを発生する。 このようなアーチファクトを低減す
る方法として、ハーフスキャン再構成法とよばれる画像
再構成法がある。この方法では、X線管が被検体に対し
て(180″+ファン角度)回転するときにデータ収集
部で収集されるデータ(以下ハーフデータと記す)を基
にして、未収集部分のデータを対向データにより補間し
て1回転分のデータを得る。この1回転分のデータを用
いて画像の再構成を行えば、1回転分のデータを得るた
めの実質的な撮影時間が短くなり、実質的撮影時間中の
被検体の体動が低減され、体動によるアーチファクトも
低減される。
転するときに得られる1回転分のデータに矛盾が生じア
ーチファクトが発生する。特に第3世代のX線CT装置
では撮影時間が2〜数秒と比較的長く、そのため体動に
よるアーチファクトを発生しやすい。例えば腹部を撮影
する場合等に、被検体(被検者)の体を意識的に静止状
態にしても、撮影中に腸内のガスが移動すると、1回転
分のデータのうち本来は同じデータであるはずの最初と
最後のデータが、ガスが移動した部分でX線の吸収値が
大きく異なり、このデータの矛盾のために画像のハイコ
ントラスト部分(腸内ガス部分)から顕著なアーチファ
クトを発生する。 このようなアーチファクトを低減す
る方法として、ハーフスキャン再構成法とよばれる画像
再構成法がある。この方法では、X線管が被検体に対し
て(180″+ファン角度)回転するときにデータ収集
部で収集されるデータ(以下ハーフデータと記す)を基
にして、未収集部分のデータを対向データにより補間し
て1回転分のデータを得る。この1回転分のデータを用
いて画像の再構成を行えば、1回転分のデータを得るた
めの実質的な撮影時間が短くなり、実質的撮影時間中の
被検体の体動が低減され、体動によるアーチファクトも
低減される。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上記したハーフスキャン再構成法において
は、(180@+ファン角度)に対応するハーフデータ
のみを用いて1回転分のデータを得るため、ハーフデー
タの収集開始部分と収集終了部分のデータは補間により
作成された部分のデータと時間的に不連続となり、この
2カ所の切目部分ではデータは不連続となる。それによ
りアーチファクトが2方向で発生するという問題があっ
た。
は、(180@+ファン角度)に対応するハーフデータ
のみを用いて1回転分のデータを得るため、ハーフデー
タの収集開始部分と収集終了部分のデータは補間により
作成された部分のデータと時間的に不連続となり、この
2カ所の切目部分ではデータは不連続となる。それによ
りアーチファクトが2方向で発生するという問題があっ
た。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、ハーフスキャン
再構成法により実質的撮影時間中の体動を低減し、かつ
2方向で生じるアーチファクトを低減して、撮影画像の
画質を向上させることができるX線CT装置を提供する
ことにある。
れたもので、その目的とするところは、ハーフスキャン
再構成法により実質的撮影時間中の体動を低減し、かつ
2方向で生じるアーチファクトを低減して、撮影画像の
画質を向上させることができるX線CT装置を提供する
ことにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明にあっては、被検体
にX線を照射するX線管と、被検体を透過したX線を検
出する検出器と、該検出器で得られる被検体のX線吸収
係数に関するデータを収集するデータ収集部と、該デー
タ収集部から送られるデータを基にして被検体の画像を
再構成する画像再構成部とを備え、前記X線管が被検体
に対して(180’+ファン角度)回転するときに前記
データ収集部で収集されるノ1−フデータが前記画像再
構成部で補間処理されて1回転分のデータとされ、この
1回転分のデータを基にして画像が再構成されるX線C
T装置において、 前記データ収集部で収集されたハーフデータのうちの収
集開始部分及び収集終了部分のデータと、これらのデー
タの対向データであり該ハーフデータに含まれるデータ
とを合成したデータをこれらの部分の補正データとする
補正処理部が設けられて成ることを特徴とする。
にX線を照射するX線管と、被検体を透過したX線を検
出する検出器と、該検出器で得られる被検体のX線吸収
係数に関するデータを収集するデータ収集部と、該デー
タ収集部から送られるデータを基にして被検体の画像を
再構成する画像再構成部とを備え、前記X線管が被検体
に対して(180’+ファン角度)回転するときに前記
データ収集部で収集されるノ1−フデータが前記画像再
構成部で補間処理されて1回転分のデータとされ、この
1回転分のデータを基にして画像が再構成されるX線C
T装置において、 前記データ収集部で収集されたハーフデータのうちの収
集開始部分及び収集終了部分のデータと、これらのデー
タの対向データであり該ハーフデータに含まれるデータ
とを合成したデータをこれらの部分の補正データとする
補正処理部が設けられて成ることを特徴とする。
(作用)
上記構成を有する本発明のX線CT装置においては、デ
ータ収集部で収集された上記ハーフデータの収集開始部
分と収集終了部分のデータは、上記補正処理部によりハ
ーフデータに含まれる対向データと合成されて補正され
る。他の未収集部分のデータは従来のハーフスキャン再
構成法と同様に、画像再構成部でハーフデータに含まれ
るこれらの未収集データの対向データにより補間される
。従って、得られる1回転分のデータ中の上記ハーフデ
ータの収集開始部分と収集終了部分の切目は、上記補正
処理によって補間部分のデータと滑らかにつなげる(連
続させる)ことができ、ハーフスキャン再構成法におい
て2方向で生じるアーチファクトを低減することが可能
となる。
ータ収集部で収集された上記ハーフデータの収集開始部
分と収集終了部分のデータは、上記補正処理部によりハ
ーフデータに含まれる対向データと合成されて補正され
る。他の未収集部分のデータは従来のハーフスキャン再
構成法と同様に、画像再構成部でハーフデータに含まれ
るこれらの未収集データの対向データにより補間される
。従って、得られる1回転分のデータ中の上記ハーフデ
ータの収集開始部分と収集終了部分の切目は、上記補正
処理によって補間部分のデータと滑らかにつなげる(連
続させる)ことができ、ハーフスキャン再構成法におい
て2方向で生じるアーチファクトを低減することが可能
となる。
(実施例)
以下に、本発明の実施例を図に基づいて説明する。第1
図は本発明の一実施例のX線CT装置の構成を示すブロ
ック図である。図においてこのX線CT装置1は、概略
被検体Pに対してスキャンを行うためのスキャナ部2と
、スキャナ部2から送られるデータを処理するための情
報処理部3と、被検体Pの撮影画像を表示するためのC
RTデイスプレィ等の表示手段4とから成る。
図は本発明の一実施例のX線CT装置の構成を示すブロ
ック図である。図においてこのX線CT装置1は、概略
被検体Pに対してスキャンを行うためのスキャナ部2と
、スキャナ部2から送られるデータを処理するための情
報処理部3と、被検体Pの撮影画像を表示するためのC
RTデイスプレィ等の表示手段4とから成る。
スキャナ部2では、被検体PにX線を照射するX線管5
と、被検体Pを透過したX線を検出する検出器6とが、
被検体Pを挟んで対向配置される。
と、被検体Pを透過したX線を検出する検出器6とが、
被検体Pを挟んで対向配置される。
撮影時には、X線管5及び検出器6が被検体Pの回りを
回転してスキャンを行い、被検体PへのX線照射及び被
検体Pを透過したX線の検出を行う。
回転してスキャンを行い、被検体PへのX線照射及び被
検体Pを透過したX線の検出を行う。
検出器6で検出された被検体PのX線吸収係数に関する
データは電気信号として情報処理部3内のデータ収集部
7に送られ、データ収集部7でA/D変換等の信号処理
が行われた後情報処理部3内の画像再構成部8に送られ
、画像再構成部8で対数変換されて投影データとされる
。
データは電気信号として情報処理部3内のデータ収集部
7に送られ、データ収集部7でA/D変換等の信号処理
が行われた後情報処理部3内の画像再構成部8に送られ
、画像再構成部8で対数変換されて投影データとされる
。
本実施例ではハーフスキャン再構成法を用いており、画
像再構成時には、X線管5が被検体Pに対して(180
’+ファン角度)回転するときに検出器6で得られるデ
ータがデータ収集部7て収集され、画像再構成部8で投
影データとされる。
像再構成時には、X線管5が被検体Pに対して(180
’+ファン角度)回転するときに検出器6で得られるデ
ータがデータ収集部7て収集され、画像再構成部8で投
影データとされる。
画像再構成部8.補正処理部9はこれらのハーフデータ
(生データ)に対して後述する補間処理。
(生データ)に対して後述する補間処理。
補正処理を行い、画像再構成部8はそれによって得られ
る1回転分のデータに演算処理等を行って画像を再構成
する。この再構成画像を内容とする映像信号が情報処理
部3から表示手段4に送られ、表示手段4に被検体Pの
所定断面の断層像等の撮影画像が表示される。
る1回転分のデータに演算処理等を行って画像を再構成
する。この再構成画像を内容とする映像信号が情報処理
部3から表示手段4に送られ、表示手段4に被検体Pの
所定断面の断層像等の撮影画像が表示される。
次に、まず画像再構成部8で行う補間処理動作について
説明する。
説明する。
第2図において右側のサイラグラムはデータ収集部7で
収集されて得られたハーフデータを示すサイノブラム、
左側のサイラグラムはこれらのハーフデータを基にして
作成されるデータを示すサイラグラムである。サイラグ
ラムの縦方向はX線管5の回転角度方向、横方向はチャ
ンネル方向を示す。チャンネルは一φ/2〜φ/2(φ
はファン角度)で表わしている。ハーフデータは同図中
右側のサイラグラムにおける長方形A、E2 B。
収集されて得られたハーフデータを示すサイノブラム、
左側のサイラグラムはこれらのハーフデータを基にして
作成されるデータを示すサイラグラムである。サイラグ
ラムの縦方向はX線管5の回転角度方向、横方向はチャ
ンネル方向を示す。チャンネルは一φ/2〜φ/2(φ
はファン角度)で表わしている。ハーフデータは同図中
右側のサイラグラムにおける長方形A、E2 B。
B1上のデータである。ここで、対向データについて第
3図を用いて説明する。同図においてX線ビームx、、
x2.x3.x4は、それぞれ第2図のサイラグラムに
おける点A、、B、、E2゜B、のデータが得られるX
線ビームを示している。
3図を用いて説明する。同図においてX線ビームx、、
x2.x3.x4は、それぞれ第2図のサイラグラムに
おける点A、、B、、E2゜B、のデータが得られるX
線ビームを示している。
同図中a1〜a3はX線管5の位置、blはX線管5が
位置a1にあるときの検出器6の位置を示している。
位置a1にあるときの検出器6の位置を示している。
第3図に示すように、ビームX1とビームX4+ビーム
X2とビームX3は同じ通路を通るので、第2図のサイ
ラグラムにおいて点A、と点B0゜点B1と点E2のデ
ータは同じデータとなるはずである。この点A、、B、
のデータが点B7゜B2のデータの対向データであり、
同様に線分A、B、上のデータは線分B、、E2上のデ
ータの対向データである。従って、線分A、B、上のデ
ータを第2図中左側のサイラグラムの線分DICI上の
データとして作成し、この作成データである線分り、C
,上のデータを未収集部分の線分B、E2上のデータと
して補間する。
X2とビームX3は同じ通路を通るので、第2図のサイ
ラグラムにおいて点A、と点B0゜点B1と点E2のデ
ータは同じデータとなるはずである。この点A、、B、
のデータが点B7゜B2のデータの対向データであり、
同様に線分A、B、上のデータは線分B、、E2上のデ
ータの対向データである。従って、線分A、B、上のデ
ータを第2図中左側のサイラグラムの線分DICI上の
データとして作成し、この作成データである線分り、C
,上のデータを未収集部分の線分B、E2上のデータと
して補間する。
同様にして、第2図中右側のサイラグラムにおける線分
A2 B2 、A3 B3、−A、B、上のデータから
同図中左側のサイラグラムにおける線分D2 C2、D
3 c、、、−D、C0上のデータを作成し、このよう
にして平行四辺形A、A、B。
A2 B2 、A3 B3、−A、B、上のデータから
同図中左側のサイラグラムにおける線分D2 C2、D
3 c、、、−D、C0上のデータを作成し、このよう
にして平行四辺形A、A、B。
B1上のデータから作成した長方形り、D、C。
C1上のデータを、同図中右側のサイラグラムにおける
未収集部分の長方形B、E4 B3 B2上のデータと
して補間する。
未収集部分の長方形B、E4 B3 B2上のデータと
して補間する。
次に、補正処理部9て行う補正処理動作について説明す
る。
る。
上記ハーフデータのうちの収集開始部分と収集終了部分
である三角形A、B、E、上のデータと三角形B、A、
E2上のデータは、互いに他の部分のデータの対向デー
タである。従って、収集して得られたデータとその対向
データとの加重平均を算出し、この部分の合成データ(
補正データ)とする。まず、第4図に示すように、上記
サイノブラムの線分A、B、、F、G、、F2 G2.
−9゜F、G、上のデータから線分Ho Ko 、HI
K1H2K2 、 ・・・H,に、上のデータを作成し
、このようにして三角形A、B、E、上のデータから三
角形Ho LKo上のデータを作成する。同様にして三
角形B。A、E2上のデータから三角形MQN上のデー
タを作成する。この三角形MQN上のデータは角度2π
〜2π+2φにおけるデータであり、角度0°〜2φに
おける三角形M’ Q’N′上のデータと等しい。
である三角形A、B、E、上のデータと三角形B、A、
E2上のデータは、互いに他の部分のデータの対向デー
タである。従って、収集して得られたデータとその対向
データとの加重平均を算出し、この部分の合成データ(
補正データ)とする。まず、第4図に示すように、上記
サイノブラムの線分A、B、、F、G、、F2 G2.
−9゜F、G、上のデータから線分Ho Ko 、HI
K1H2K2 、 ・・・H,に、上のデータを作成し
、このようにして三角形A、B、E、上のデータから三
角形Ho LKo上のデータを作成する。同様にして三
角形B。A、E2上のデータから三角形MQN上のデー
タを作成する。この三角形MQN上のデータは角度2π
〜2π+2φにおけるデータであり、角度0°〜2φに
おける三角形M’ Q’N′上のデータと等しい。
第5図に示すように三角形M’ Q’ N’上のデータ
は上記収集開始部分の三角形A、B、E、上のデータの
対向データであり、三角形Ha LK。
は上記収集開始部分の三角形A、B、E、上のデータの
対向データであり、三角形Ha LK。
上のデータは上記収集終了部分の三角形B、A。
E2上のデータの対向データである。この三角形AI
BI El上のデータと三角形M’ Q’ N’上のデ
ータとの加重平均を算出し、得られたデータを三角形A
、B、E、上の補正データとする。同様に、三角形B。
BI El上のデータと三角形M’ Q’ N’上のデ
ータとの加重平均を算出し、得られたデータを三角形A
、B、E、上の補正データとする。同様に、三角形B。
A、E2上のデータと三角形HoLKa上のデータとの
加重平均を算出し、得られたデータを三角形B 、、A
n E 2上の補正データとする。このとき、得られ
る三角形A、B。
加重平均を算出し、得られたデータを三角形B 、、A
n E 2上の補正データとする。このとき、得られ
る三角形A、B。
Ei上の補正データ及び三角形B。A、E2上の補正デ
ータが他の部分のデータと滑らかにつながるように各デ
ータに重みをかけて、加重平均を算出する。
ータが他の部分のデータと滑らかにつながるように各デ
ータに重みをかけて、加重平均を算出する。
上記補間処理及び補正処理によりハーフデータを基にし
た1回転分のデータが得られ、この1回転分のデータに
おいては上記補正処理によって、ハーフデータの収集開
始部分と収集終了部分のデータ(上記三角形A+ B、
E、、B、A、E2上のデータと、補間により作成され
たデータ(長方形E2 B□E4 E3上のデータ)と
が滑らかに連続している。従って、本実施例においては
、ハーフスキャン再構成法が用いられているので実質的
撮影時間が短く、体動による悪影響が低減される上に、
ハーフスキャン再構成法においてハーフデータの2か所
の切目部分から生じるアーチファクトが低減される。ま
た、撮影時間中のX線管取付部分のたわみ等によるX線
ビームのずれから発生する0°、π+φの2方向でハイ
コントラスト部分付近で生じるアーチファクトも同様に
低減される。
た1回転分のデータが得られ、この1回転分のデータに
おいては上記補正処理によって、ハーフデータの収集開
始部分と収集終了部分のデータ(上記三角形A+ B、
E、、B、A、E2上のデータと、補間により作成され
たデータ(長方形E2 B□E4 E3上のデータ)と
が滑らかに連続している。従って、本実施例においては
、ハーフスキャン再構成法が用いられているので実質的
撮影時間が短く、体動による悪影響が低減される上に、
ハーフスキャン再構成法においてハーフデータの2か所
の切目部分から生じるアーチファクトが低減される。ま
た、撮影時間中のX線管取付部分のたわみ等によるX線
ビームのずれから発生する0°、π+φの2方向でハイ
コントラスト部分付近で生じるアーチファクトも同様に
低減される。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく種々変形実施が可能である。
に限定されるものではなく種々変形実施が可能である。
[発明の効果]
本発明のX!ICT装置は以上の構成及び作用を有する
もので、ハーフスキャン再構成法により実質的撮影時間
における体動やX線ビームのずれによる悪影響を低減し
、かつハーフスキャン再構成法において2方向で生じる
アーチファクトを低減することができる。従って、高画
質の撮影画像を得ることができ、アーチファクトにより
臨床評価が妨げられることが少なくなる。
もので、ハーフスキャン再構成法により実質的撮影時間
における体動やX線ビームのずれによる悪影響を低減し
、かつハーフスキャン再構成法において2方向で生じる
アーチファクトを低減することができる。従って、高画
質の撮影画像を得ることができ、アーチファクトにより
臨床評価が妨げられることが少なくなる。
第1図は本発明の一実施例のX線CT装置の構成を示す
ブロック図、第2図は同実施例における補間処理動作を
説明するためのサイノブラムを示す図、第3図は同実施
例における対向データを説明するためのX線ビームを示
す説明図、第4図及び第5図は同実施例における補正処
理動作を説明するためのサイノブラムを示す図である。 1・・・X線CT装置 5・・・X線管6・・・検出
器 7・・・データ収集部8・・・画像再構成
部 9・・・補正処理部P・・・被検体
ブロック図、第2図は同実施例における補間処理動作を
説明するためのサイノブラムを示す図、第3図は同実施
例における対向データを説明するためのX線ビームを示
す説明図、第4図及び第5図は同実施例における補正処
理動作を説明するためのサイノブラムを示す図である。 1・・・X線CT装置 5・・・X線管6・・・検出
器 7・・・データ収集部8・・・画像再構成
部 9・・・補正処理部P・・・被検体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 被検体にX線を照射するX線管と、被検体を透過したX
線を検出する検出器と、該検出器で得られる被検体のX
線吸収係数に関するデータを収集するデータ収集部と、
該データ収集部から送られるデータを基にして被検体の
画像を再構成する画像再構成部とを備え、前記X線管が
被検体に対して(180゜+ファン角度)回転するとき
に前記データ収集部で収集されるハーフデータが前記画
像再構成部で補間処理されて1回転分のデータとされ、
この1回転分のデータを基にして画像が再構成されるX
線CT装置において、 前記データ収集部で収集されたハーフデータのうちの収
集開始部分・及び収集終了部分のデータと、これらのデ
ータの対向データであり該ハーフデータに含まれるデー
タとを合成したデータをこれらの部分の補正データとす
る補正処理部が設けられて成ることを特徴とするX線C
T装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2197640A JPH0484940A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | X線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2197640A JPH0484940A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | X線ct装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0484940A true JPH0484940A (ja) | 1992-03-18 |
Family
ID=16377852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2197640A Pending JPH0484940A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | X線ct装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0484940A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1990
- 1990-07-27 JP JP2197640A patent/JPH0484940A/ja active Pending
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