JP2001515378A - らせん走査ctスキャナにおけるオンライン画像再構成 - Google Patents

らせん走査ctスキャナにおけるオンライン画像再構成

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Abstract

(57)【要約】 所定の再構成角を有し、2以上の整数であるn列の検出器アレイを持つCTスキャナを用いて、平面像を再構成する方法。該方法は、平面スライス画像に対応する軸位置近傍のらせん走査軌跡上の、再構成角と概略等しい角度範囲の所定範囲内で、検出器アレイからのX線減衰データを取得し、らせん走査軌跡上のほぼ所定範囲内のみで得られたデータを用いて、スライス画像を再構成するためにデータを処理するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 らせん走査CTスキャナにおけるオンライン画像再構成 発明の分野 本発明は一般にはコンピュータ断層撮影(CT)画像形成、特にらせん走査経 路を有するマルチスライスCTスキャナに関する。 発明の背景 らせん状の走査を行うCTスキャナが、従来から知られている。一般的には、 これらのCTスキャナは、撮影される被検者の周囲を連続的に回転するように環 状のガントリーに取り付けられたX線管を有する。被検者はベッドに乗せられ、 該ベッドはX線管の回転に伴って連続的にガントリー内を移動する。被検者に対 してX線管の反対に位置する列状に配置されたX線検出器アレイが、被検者を通 過したX線を受ける。X線検出器アレイは、減衰された入射X線に比例した信号 を発生する。信号は、被検者の画像を再構成する際に使用される減衰データを生 成するために前処理が施される。「第3世代」のCTスキャナにおいては、X線 検出器アレイはX線管と共に回転し得るようガントリーに取り付けられるが、「 第4世代」のCTスキャナにおいては、X線検出器はリング状に配列され、一般 的には移動しない。 ベッドの移動の軸(通常はZ軸)は、一般に被検者の長手方向と平行であり、 また、X線管の回転面と垂直である。従って、X線管が被検者に対して描く軌跡 は一般にこの軸まわりのらせんとなり、X線検出器アレイより得られるX線減衰 データは、らせん上に配された様々な角度からの被検者の「視野(view)」が連 続したものになる。 軸上の所望の位置での被検者の平面断面画像を再構成するために、該平面スラ イスまわりの複数の点における実効減衰量が、らせん状に走査された視野から補 間により求められる。この複数の点における実効減衰量は、同じ点を通る近傍の 平面スライス内のX線の減衰量と対応する。従来から知られているように、36 0°にわたる走査範囲から画像を再構成する方法においては、複数の点は該スラ イスの全周にわたって分布する。また、従来から知られているように、180° にわたる走査範囲から画像を再構成する方法においては、複数の点は該スライス の半周と「扇角(fan angle)」を加えた角度範囲にわたって分布する。即ち、 扇状のX線光束の角度の範囲にわたって分布する(以降、便宜上、平面スライス の再構成に使用される視野角の範囲を、「再構成角(reconstruction angle)」 と呼ぶことにし、該再構成角は一般的には360°か180°である。)。補間 により得られた実効減衰量はフィルターを通過し、逆投影されて、断面画像とな る。 一般的に、ある視野角のある軸位置における実効減衰量を求めるには、該視野 角で、かつ求める平面スライスの軸位置を挟む少なくとも2つの異なる軸位置に おける視野から補間を行う必要がある。該2つの視野は、全再構成角で分離され た連続した走査範囲中で得られる。一般的には、平面スライス画像を再構成する ために、2つの異なる走査範囲から得られるデータを組み合わせる必要があるた め、2つの視野のうち初めに走査されたものは、バッファメモリに記録する必要 がある。従って、1つの断面画像を得るためには、2つ分の再構成角、即ち再構 成角の2倍の範囲にわたる走査が必要となる。平面スライス画像の再構成は、2 つの視野のうち初めに走査されたものが得られてから、少なくともX線管が被検 者の周囲を1周する時間だけ後になる。これと比較して、軸方向に走査する(ら せん状の走査ではなく)CTスキャナにおいては、「パイプライン(pipeline) 」状のデータの流れにより、連続的に視野が得られ、従って一回の走査が完了す ると、最小限の時間遅れの後にスライス画像が表示される。このらせん走査にお ける画像再構成の時間遅れは、CTスキャナがコントラスト媒体の流れ等の生理 的な過程を追跡するために使用される場合に、特に不利となる。 らせん走査を行うマルチスライスCTスキャナは、従来から知られている。例 えば、米国特許5,485,493号には、マルチ検出器リングを用い、相対位 置が調整可能な複数のらせん状の走査軌跡を有するらせんスキャナが開示され、 同装置では隣接する2つの平行なスライスが2つの平行な軌跡において同時に或 いは遂次に得られる。平面スライスに対応するデータは、2つのらせん状の軌跡 上で得られたデータを補間する事により得られる。 米国特許5,524,130号には、軸方向に離間した連続スライスを、より 短い画像再構成の時間間隔で得るために、単一の検出器リングを用いるスキャナ を利用する方法が数多く記載されている。これらの方法のうち幾つかは、画像再 構成の時間を短縮するため、ある走査で得られるのデータの一部を、別の時刻に 得られる第2の走査で得られるデータの代替として、用いているようである。 発明の概要 本発明の目的は、らせんスキャンCTデータから即時に画像を再構成する方法 を提供することである。 本発明の一つの実施形態においては、CTデータは、複数列の検出器アレイに より得られたマルチスライスのCTデータからなる。 本発明の好適な実施形態においては、マルチスライスらせん走査CTスキャナ は、被検者が伏するベッドまわりに回転し得るよう環状ガントリーに取り付けら れたX線管と、X線検出器アレイからなる。ベッドは被検者の長手方向と平行な 軸に沿ってガントリー内を移動する。従って、X線管は被検者まわりのらせん状 の軌跡を描き、該軌跡に沿って被検者を複数の点、或いは「視野(views)」か ら照射する。検出器アレイは、2列以上の平行なX線検出素子の列を有し、各列 は被検者長手軸に対してほぼ周方向に長手の軸を有するように構成することが望 ましい。検出素子は、各視野において、被検者を通過した照射X線を受け、X線 の減衰量に対応した信号を発生する。 360°の範囲にわたる視野からCT画像を再構成する方法では、移動軸と平 行な方向において、X線に晒される検出器アレイの幅は、らせん状の軌跡のピッ チよりも大きいことが望ましい。180°の範囲にわたる視野からCT画像を再 構成する方法では、X線に晒される検出器アレイの幅は、らせん状の軌跡のピッ チの半分よりも大きいことが望ましい。 各視野において、2列以上の検出器アレイが、同時に減衰量信号を発生する。 従来周知のように、これらの信号には前処理が施される。結果として得られる減 衰量データは、移動軸とほぼ垂直な被検者の平面スライスに対応する、幾何的に 補正された実効減衰量を得るために補間される。補正された実効減衰値は、断面 CT画像をほぼ即時に更新するために使用されるCT値を計算するために、フィ ルタを通され、逆投影される。 本発明の好ましい実施形態においては、実効減衰値は、第1の実測減衰値と第 2の実測減衰値から重み付きの補間により、平面スライスの周囲の複数の点にお いて計算され、該第1の実測減衰値と第2の実測減衰値は、単一のマルチスライ ス視野内での第1及び第2列の減衰信号から得られる。減衰値は直線補間により 計算されることが望ましいが、従来知られているような、非直線的な、或いはそ の他のらせん的な補間方法で計算されても良い。第1の実測減衰信号と第2の実 測減衰信号は、それぞれ検出素子の第1の列と第2の列により同時に受信される データから得られる。従って、(必要であればデータは記録されるが)先行する 走査により得られたデータを記録するためのバッファーメモリーを備える必要は なく、完全なCT断面画像が、取得され、X線管が再構成角分回転する時間に対 応する時間ウィンドウの中で、即時に再構成される。 本発明の好適な実施形態のうちの幾つかのものにおいては、上述のように、あ る所望の軸位置における平面スライスの時間的順列が、らせん状の走査軌跡上の 該位置近傍において得られたデータを用いて再構成される。順列中の各画像は、 異なる「時間ウィンドウ」内で得られたデータから再構成される。順列中の連続 する画像は、オンラインで処理され、表示されるよう構成されることが望ましい 。この方法は、例えば1997年2月20日出願のイスラエル特許出願第120 227号「Real-time Dynamic Image Reconstruction」や、名称、出願日が同一 の対応PCT出願に記載されている。これらの出願の開示内容は、引用により本 明細書に組み込まれる。 本発明の好適な実施形態のうちの幾つかのものにおいては、連続した平面スラ イスが、被検者の検査部位の範囲にわたる、スライスに対応する連続した軸位置 において再構成される。データは、らせん状の走査軌跡上で、一連の軸位置の第 1の位置の近傍から取得され始める。上述のように、第1の位置の第1の平面ス ライスは、第1の位置に続く第2の位置近傍においてデータが取得されるのと同 時に、再構成され、表示される。このデータ取得、再構成、表示の過程は、第3 の位置、第4の位置、さらに続く一連の位置に関しても、繰り返されるよう構成 されることが望ましい。 これらの好適な実施例において、各位置の近傍で取得されたデータは記録され 、次に続く画像の処理、再構成、表示のために使用されるよう構成されることが 望ましい。従って、例えば、第1のスライスの近傍において得られたデータの少 なくとも一部は、第2のスライスや、続くスライスの再構成に組み込まれ、利用 されるようにしても良い。連続する位置における各スライス画像の再構成におい て、このような重複するデータを利用することにより、被検者内部がより詳細に 観察されるよう、近接したスライスが得られる。さらに、複数のスライスが次々 に再構成され表示されるようにして、2つ以上のスライスが同時に再構成される ようにCTスキャナを構成しても良い。 本発明の原理は、第3世代のCTスキャナにも第4世代のCTスキャナにも同 様に適用可能であり、さらに従来から知られているような、180°の範囲にわ たる走査からスライスを再構成する方法、360°の範囲にわたる走査からスラ イスを再構成する方法、扇状のX線光束を用いる方法、平行なX線光束を用いる 方法、等にも適用可能である。さらに、ここに記載する好適な実施例においては 、ベッドの進行方向と平行なZ軸は、X線管の回転面に対してほぼ垂直であるが 、本発明の原理は、本発明の譲渡人に譲渡され、その開示が引用により本明細書 に組み込まれる、1997年2月20日出願の「Helica1 Scanner with Variabl y Oriented Scan Axis」と題するPCT出願PCT/IL97/00069号に 開示されるような傾斜したらせん状の走査軌跡を利用したCT像の再構成法にも 適用可能である。この出願は、アメリカ合衆国を指定している。 上記の説明で、180°或いは360°の回転は、簡便のために使用されたも のである。しかし、ある再構成法においては、実際のデータ取得は、再構成角と X線光束の扇角を加えた角度範囲にわたる範囲に及んでも良い。このような再構 成角は、ここで使用される「概略再構成角に等しい(generally equal to there construction angle)」という表現の意味に含まれるものである。 従って、本発明の好適な実施形態においては、所定の再構成角を有し、2以上 の整数であるn列の検出器アレイを持つCTスキャナを用いて、平面スライス画 像を再構成する方法が提供される。該方法は、 前記検出器アレイを用いて、平面スライス画像に対応する軸上位置近傍におけ る、らせん状の走査軌跡上の所定範囲でX線の減衰量データを取得し、 前記所定範囲は、前記再構成角と概略等しい角度範囲を持ち、 前記走査軌跡上の前記所定範囲内で得られたデータのみを用いて、スライス画 像を再構成するためのデータ処理を行う、 ものである。 前記データの取得においては、前記検出器アレイ中の2列以上の検出器から得 られるデータを取得し、前記データ処理においては、前記検出器アレイ中の2列 以上の検出器から得られたデータを補間することが望ましい。 前記らせん状の走査軌跡上の所定範囲でのX線の減衰量データの取得において は、前記らせん状の走査軌跡は、前記検出器アレイの軸方向の幅の(n−1)/ n倍以下のピッチを有し、画像を再構成するためのデータ処理においては、36 0°の範囲にわたるデータを用いて画像を再構成することが望ましい。 また、前記らせん状の走査軌跡上の所定範囲でのX線の減衰量データの取得に おいては、前記らせん状の走査軌跡は、前記検出器アレイの軸方向の幅の2(n −1)/n倍以下のピッチを有し、画像を再構成するためのデータ処理において は、180°の範囲にわたるデータを用いて画像を再構成するようにしても良い 。 前記画像を再構成するためのデータ処理においては、データを取得しつつ、前 記らせん走査の前記所定範囲内のデータを処理するようにしても良い。 また、本方法のある好適な実施形態では、前記らせん状の走査軌跡上の、前記 所定の範囲の次に続く範囲である第2の所定範囲内でデータを取得し、前記画像 を再構成するためのデータ処理においては、前記らせん状の走査軌跡上の前記第 2の所定範囲内でデータを取得しつつ、前記らせん状の走査軌跡上の前記所定範 囲内で得られたデータを処理するようにしても良い。前記らせん状の走査軌跡上 の所定範囲内で得られたデータの処理においては、前記第2の所定範囲内でデー タを取得しつつ、画像を表示するようにしても良い。本方法において、第2の画 像を再構成するために、前記走査軌跡上の前記第2の所定範囲内で得られたデー タを処理するようにしても良い。また、本方法において、前記走査軌跡上の前記 所定範囲内で得られたデータの少なくとも一部を記録するようにし、前記走査軌 跡の前記第2の所定範囲内で得られたデータの処理においては、前記第2の画像 を再構成するために、前記第2の所定範囲内で得られたデータと前記所定範囲内 で得られ記録されたデータを共に処理するようにしても良い。 本発明のある好適な実施形態においては、前記第2の画像を得るための走査軌 跡上の第2の所定範囲内で得られたデータの処理においては、データからCT値 を得て、該得られたCT値と前記走査軌跡上の前記所定範囲内で得られた減衰量 データから得られたCT値を平均する。 本発明のある好適な実施形態においては、前記第2の画像を得るための走査軌 跡上の第2の所定範囲内で得られたデータの処理においては、データからCT値 を得て、該得られたCT値を前記走査軌跡上の前記所定範囲内で得られた減衰量 データから得られたCT値から減算する。 また、前記第2の画像を得るための走査軌跡の第2の所定範囲内で得られたデ ータの処理においては、より良質な画質を有するスライス画像を生成するように しても良い。さらに、前記第2の画像を得るための走査軌跡の第2の所定範囲内 で得られたデータの処理においては、被検者体内のスライス近傍における変化を 示す画像を生成するようにしても良い。 本発明のある好適な実施形態においては、前記データの処理において、前記画 像と前記第2の画像をシネ(cine)モードで表示する。 さらに、本発明の好適な実施形態において、所定の再構成角を有し、複数の検 出器アレイを有するらせん走査を行うCTスキャナを用いて、平面スライス画像 を再構成する方法が提供される。該方法は、 第1の画像を形成するために第1の時間ウィンドウ内で得られたデータを用い て前記スライスを再構成し、 第2の画像を形成するために前記第1の時間ウィンドウよりも後の時間ウィン ドウで得られたデータを用いて前記スライスを再構成する、 ものである。 さらに、前記第1の画像と前記第2の画像を連続的に表示するようにしても良 い。 本発明のある好適な実施形態においては、前記第1の画像と前記第2の画像は 、それぞれ1列以上の前記検出器アレイで得られるデータから再構成され、前記 第1の画像と前記第2の画像の何れか一方の再構成に使用される前記検出器アレ イの少なくとも1列は、前記第1の画像と前記第2の画像の他方の再構成に使用 される前記検出器アレイのうちのいずれの1列とも異なる。 本発明のある好適な実施形態においては、第3の時間ウィンドウ内で得られた データから第3のスライス画像を再構成し、表示する。 本発明は、次に示す、好適な実施形態の詳細な説明と図面により、より良く理 解される。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の好適な実施形態であるマルチスライスらせん走査CTスキャ ナを模式的に示した図である。 図2は、本発明の好適な実施形態に基づいた図1のCTスキャナの動作を模式 的に示すグラフである。 図3は、図2に示されるCTスキャナの動作を、本発明の他の好適な実施形態 に基づいて、模式的に示すグラフである。 図4は、本発明の好適な実施形態に基づいて、図1に示されるCTスキャナの 動作を、他の観点から模式的に示すグラフである。 好ましい実施形熊の詳細な説明 図1は、本発明の好適な実施形態であるCTスキャナ20を模式的に示した図 である。CTスキャナ20は、基部26に支持されるベッド24を有し、被検者 22は該スキャナで撮影される際には該ベッド上に横たわる。さらに、CTスキ ャナ20は、被検者22を照射するX線管28、X線管28からのX線を受け被 検者を通過したX線の減衰量に対応する信号を発生する検出器アレイ30を備え る。より好ましくは、検出器アレイ30は、多数配列されたX線検出素子23を 備える。X線管28と検出器アレイ30は環状ガントリー32内に備えられ、 被検者22まわりに回転する。同時に、ベッド24は同図の座標系でZ軸となる 軸34の方向に向かって環状ガントリー内を前進する。Z軸34は、一般的に被 検者の長手方向と平行である。 図1に示すスキャナ20は、X線管28と検出器アレイ30の両方が被検者2 2回りに回転する、従来言われるところの第3世代のCTスキャナである。しか し、以下に示す本発明の原理と画像再構成の方法は、特に、被検者を囲むようリ ング状に形成された不動の検出器を有する第4世代のCTスキャナにも同様に適 用されうることが望ましい。 X線管28が回転しベッド24が前進することで、X線管はおおよそ軸34ま わりのらせん状の軌跡を描く。ベッド24は、らせんのピッチが一定となるよう 、一定速度で移動することが望ましい。らせん状の軌跡に沿ってほぼ一定間隔で 配置されたX線管28の複数の点において、データ取得回路36は「視野(view s)」を取得する。即ち、データ取得回路36は、X線管28からX線検出素子 23に到達する間に減衰されたX線の減衰量に対応する信号を、検出器アレイ3 0のX線検出素子23から受け取る。各視野は、検出器アレイ30の多数の配列 の信号に対応する複数の並列な減衰信号からなる。 従来から知られているように、各視野に対して、データ取得回路36は、各X 線検出素子23の信号の正規化と対数処理を行う。画像再構成回路40はこれら のデータを受け取り、Z軸34上の目的の位置における平面スライス画像まわり の複数の点における実効減衰量の値を得るために、補間処理を行う。該複数の点 のそれぞれに関して、各実効減衰量は、該スライスにおいて該点を通過するX線 の減衰量に対応する。従来から周知のように、これらの実効減衰量が、フィルタ を通過し、逆投影されることで、所望の位置における正確な平面スライス画像が 得られる。複数の平面スライス画像は、一般的には、被検者22の3次元CT画 像を再構成するために生成される。好ましくは、これらのスライス画像は、画像 メモリ42に記録され、表示装置44で表示されるか、既存の技術によって、印 刷されるか或いは処理される。 図2は、本発明の好適な実施形態に基づくCTスキャナ20の動作を示す図で ある。検出器アレイ30は並列で互いに隣接する4つの検出器23の配列から構 成され、検出器23の各配列からの信号は、各視野角θにおいて同時に受け取ら れる。図2には、ガントリー32上の360°の回転域にわたる(Z軸方向に並 ぶ)4列の検出器の検出領域が、列1から列4として示されている。上記のよう に、検出器アレイ30の各列は、X線管28の回転に伴ってZ軸方向に前進し、 視野角θは、X線管が描くらせん状の軌跡の1回転毎に、θ0からθ0+360 °まで、Z軸と共に直線的に増加する。 図2に示すように、らせん状の軌跡のピッチは、検出器アレイ30のZ方向の 全幅の3/4に等しいことが望ましい。他のピッチも同様に採用可能で、以下に 示すように、本発明の原理は、2列や3列、或いはそれ以上の列数の検出器を持 つCTスキャナにも同様に応用可能である。360°の範囲の走査からスライス を再構成する方法で、2点間の実効減衰値の補間を行う場合には、らせん状の軌 跡のピッチは(n−1)/n以下であることが望ましい。ここで、nは検出器ア レイの列数である。以下に述べるように、この条件下で、ガントリー32の36 0°にわたる回転で得られるデータから、1枚の画像が再構成される。 図2に示すように、位置Z0における平面スライス画像を再構成するためには 、θ0で始まりθ0で終わるX線管28の1回転中で得られる複数の視野の実効減 衰量が必要である。Z0におけるスライスまわりのθに対して、検出器アレイ3 0の2列の検出器により得られる単一の視野内の減衰量の実測値を補間して実効 減衰値が決定される。従って、例えば、Z0における平面スライスの視野角θ1に 対応する実効減衰量は、該視野角における列2と列3の計測値から適切な補間を 行うことによって求められる。このように、Z0(或いは他のZ軸上の位置)に おける1枚の完全な平面スライスは、X線管28のらせん状の軌跡上での1回転 の範囲内で得られた実効減衰量から再構成される。 従って、ガントリーが患者の周囲を回転しデータを取得している際に、同時に 画像を再構成することも可能である。画像は回転が完了した後、非常に短い時間 のうちに表示装置44に表示される。 もし、X線管28のらせん状の軌跡が検出器アレイ30の幅の(n−1)n倍 よりもかなり小さければ、例えば、ピッチが検出器アレイの幅の半分であれば、 本発明の原理からして、実効減衰値は各視野角における2列以上の検出器アレイ から得られたデータを補間して得ることも可能である。このように補間の幅を広 げることにより、アーティファクトを低減することが出来る。 図2に示される好適な実施例は、平面スライス画像を得るのに360°の範囲 にわたる走査から画像を再構成するCTスキャナ20を使用するものとしている 。ここで、また以下に述べる本発明の他の実施例においても、実質上同様の本発 明の好適な実施例においては、180°の範囲にわたる走査から画像を再構成す るCTスキャナを用いうるものである。180°の走査による画像の再構成にお いては、平面スライス画像は半回転のみのデータから再構成され、従来周知のよ うに、180°かそれよりもやや広い角度範囲の視野が必要である。この180 °の走査による画像の再構成により、分解能とコントラストが低下しアーティフ ァクトが強くなるが、より速い画像の再構成が可能となる。本発明の好適な実施 例の説明において、特に記載無ければ、必要に応じて走査する角度範囲を適当に 変更することにより、360°の走査による画像の再構成法で記載された技法は 、180°の走査による画像の再構成にも同様に適用可能であり、またその逆も 可能である。 図3は、本発明の他の好適な実施形態である、180°の走査による画像の再 構成を行うCTスキャナ20の動作を、図2と同様の方法で模式的に示す図であ る。Z0におけるスライス画像は、ガントリー32のθ0からθ0+180°にわ たる半回転の範囲で、検出器アレイ30により得られたデータを用いて再構成さ れる。180°の走査による画像の再構成により、X線管28のらせん状の軌跡 のピッチは、360°の走査による画像の再構成を行う場合よりかなり大きくす ることが可能である。図3に示す場合、ピッチは検出器アレイ30の幅の1.5 倍に等しい。本発明の原理からして、180°の走査による画像の再構成を行う 場合には、検出器アレイがn列の検出器の列を有するとすれば、ピッチは検出器 アレイの幅の2(n−1)n倍以下とすることが望ましい。 前述のように、180°の走査による画像の再構成では、一般的には180° よりも幾分広い角度範囲でのデータを使用し、X線光束の扇角と等しい範囲だけ 広い角度範囲でのデータを利用する。便宜上、本発明を説明する際に、この差異 は無視することとする。扇角を考慮に入れて、ここに記載された方法を適用する 方法は、当業者にとっては明らかである。 図4は、本発明の他の好適な実施形態における、ガントリー32が360°に わたって回転した際の、検出器アレイ30の各列により検出されるZ方向の領域 を模式的に示す図である。図中左側の縦軸は、上記のように視野角θを示す。図 中右側の縦軸は、連続する視野が得られる平均時刻を示し、ガントリー32の1 回転に対応する走査は、時刻T0に始まり、時刻TRに終了するものとしている 。扇状の光束の平行光束へのリビン(rebining)の為に、各視野は短い時間の時 間ウィンドウ内で取得されるものであり、ある特定の時刻に取得されるものでは ないことは、理解されるべきものである。図4に示されるらせん状の軌跡のピッ チは検出器アレイの幅の半分に等しい。 図4に示すように、180°の走査による画像の再構成が行われるものとすれ ば、軸上の位置Z0に対応する画像は、T0からT0+TR/2までの時間の「ウ ィンドウ」内で得られた列1と列2のデータから、再構成される。同様に、Z0 における第2の画像が、T0+TR/2からT0+TRまでの時間ウィンドウ内で得 られた列2と列3のデータから再構成される。他の同様な画像が、T0+TRから T0+3TR/2までの時間ウィンドウ内で得られた列3と列4のデータから、引 き続き再構成される。このようにして再構成された各画像は、それぞれの異なる 時間ウィンドウにおける、被検者22のほぼ同一断面を示すことになる。連続す る時間ウィンドウに対応する画像は、走査の途中でパイプライン(pipeline)状 に再構成され、表示装置44に即時に表示されることが好ましい。画像は半連続 の「シネ(cine)」モードで連続的に表示され、スライス位置Z0における被検 者22の体内の変化が表示されることが、より好ましい。 さらに、Z0における画像が、重複する複数の時間ウィンドウから、この方法 により再構成され表示されうる。この場合、計算負荷を軽減するため、各時間ウ ィンドウにおいて完成した画像が再構成されないようにすることが望ましい。代 わりに、連続し重複する各時間ウィンドウにおいて、新しいCT値のマトリック スの一部が計算され画像に組み込まれ、対応する時間ウィンドウの初めの半分の 対応するマトリックスは減算される。さらに、画像の質を修正し改善するために 、新しいマトリックスは、先行する時間ウィンドウの対応するマトリックスと 平均されても良い。画像の修正と更新の方法に関しては、上記のPCT出願「Re al-time Dynamic Image Reconstruction」に開示されている。 360°の走査による画像の再構成では、スライス画像は、X線管28のらせ ん状の軌跡のピッチが検出器アレイ30の幅の(n−1)/n倍より小さければ 、同様な方法で得られ、更新され得る。 一連の平面スライスは、被検者22の身体の検査対象範囲にわたって再構成さ れることが望ましい。例えば、Z0は、そのような一連の平面の最初の位置であ り、図4に示されるように、Z軸に沿って、Z1、Z2等が続くようにしても良い 。画像再構成回路40は、再構成角と概略等しい角度範囲のデータを受け取り、 上述のように、Z0における第1の平面スライス画像を再構成する。Z0における スライスが再構成されている間、Z1の近傍において、同様の角度範囲のデータ が取得される。Z1のスライス画像が再構成されている間に、Z0におけるスライ ス画像表示装置44によって表示されるようにすることが好ましい。このデータ 取得、再構成、表示の過程は、Z2以降の全位置において繰り返されるようにす ることが望ましい。 さらに、Z0、Z1、Z2等の近傍で得られたデータは、保存された上で、次に 続く画像の画像処理、再構成、表示のために用いられるようにすることが好まし い。例えば、Z0におけるスライスを再構成するために使用されたデータの少な くとも一部は、Z1或いはそれ以降の位置におけるスライスの再構成に利用され るようにする。このように連続する位置におけるスライス画像を再構成するにあ たって重複するデータ群を使用することにより、互いに近接したスライスが生成 されることになり、被検者体内の様子をより詳細に観察することができる。更に 、画像再構成回路40は、複数のスライスを短い時間間隔で連続して表示するた めに、2つ或いはそれ以上の数のそのようなスライスを同時に再構成するよう構 成されることが好ましい。 本発明の原理は、複数の平面スライス画像を同時に生成するマルチスライスス キャナや、被検者の長手方向の軸に対して斜めの角度におけるスライス画像を生 成するオーブリクスキャナ(oblique scanners)にも適用可能であることは、当 業者には明らかである。 上記の説明において、180°或いは360°の回転は、簡便のために用いら れているものとする。しかしながら、ある種の再構成方法においては、データの 取得は再構成角とX線光束の角度範囲を加えた角度範囲にわたって行われ得るも のである。このような再構成角は、ここで使用されている「概略等しい再構成角 」という表現に含まれるものとする。 また、上述の好適な実施例は、例として記載されているに過ぎないのであって 、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって規定されるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年11月8日(1998.11.8) 【補正内容】 請求の範囲 1.所定の再構成角を有し、2以上の整数であるn列の検出器列を持つCTスキ ャナを用いて、所望の軸位置における平面スライス画像を再構成する方法におい て、 検出器列を用いて、平面スライス画像に対応する軸上位置近傍における、らせ ん状の走査軌跡上の所定範囲でX線の減衰量データを取得し、 前記所定範囲は、前記再構成角と概略等しい角度範囲を持ち、 前記走査軌跡上の概略前記所定範囲内で得られたデータのみを用いて、スライ ス画像を再構成するためのデータ処理を行い、 該軸位置における被検者体内の変化を示す第2の平面スライス画像を再構成す るために、前記らせん状の走査軌跡上の、前記所定の範囲の次に続く範囲である 第2の所定範囲内でデータを取得し処理すること、 を特徴とする方法。 2.前記検出器列を用いたX線データの取得においては、前記検出器列中の2列 以上の検出器から得られるデータを取得し、 前記データ処理においては、前記検出器列中の2列以上の検出器から得られた データを補間すること、 を特徴とする請求項1に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 3.前記らせん状の走査軌跡上の所定範囲でのX線の減衰量データの取得におい ては、前記らせん状の走査軌跡は、前記検出器列の軸方向の幅の(n−1)/n 倍以下のピッチを有し、 前記画像を再構成するためのデータ処理においては、360°の範囲にわたる データを用いて画像を再構成すること、 を特徴とする請求項1又は2に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 4.前記らせん状の走査軌跡上の所定範囲でのX線の減衰量データの取得におい ては、前記らせん状の走査軌跡は、前記検出器列の軸方向の幅の2(n−1)/ n倍以下のピッチを有し、 前記画像を再構成するためのデータ処理においては、180°の範囲にわたる データを用いて画像を再構成すること、 を特徴とする請求項1又は2に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 5.前記画像を再構成するためのデータ処理においては、データを取得しつつ、 前記らせん状の走査軌跡上の前記所定範囲のデータを処理すること、を特徴とす る請求項1〜4のいずれか1項に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 6.前記画像を再構成するためのデータ処理においては、前記らせん状の走査軌 跡上の前記第2の所定範囲内でデータを取得しつつ、前記らせん状の走査軌跡上 の前記所定範囲内で得られたデータを処理すること、 を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の平面スライス画像を再構成す る方法。 7.前記らせん状の走査軌跡上の所定範囲内で得られたデータの処理においては 、前記第2の所定範囲内でデータを取得しつつ、画像を表示すること、を特徴と する請求項6に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 8.前記走査軌跡上の前記所定範囲内で得られたデータの少なくとも一部を記録 し、 前記走査軌跡上の前記第2の所定範囲内で得られたデータの処理においては、 前記第2の画像を再構成するために、前記第2の所定範囲内で得られたデータと 前記所定範囲内で得られ記録されたデータを共に処理すること、 を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の平面スライス画像を再構成す る方法。 9.前記第2の画像を得るための、前記走査軌跡上の前記第2の所定範囲内で得 られたデータの処理においては、データからCT値を得て、該得られたCT値と 前記走査軌跡上の前記所定範囲内で得られた減衰量から得られたCT値を平均す ること、を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の平面スライス画像を 再構成する方法。 10.前記第2の画像を得るための、走査軌跡上の第2の所定範囲内で得られた データの処理においては、データからCT値を得て、該得られたCT値を前記走 査軌跡上の前記所定範囲内で得られた減衰量から得られたCT値から減算するこ と、を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の平面スライス画像を再構 成する方法。 11.前記第2の画像を得るための、走査軌跡上の第2の所定範囲内で得られた データの処理においては、より良質な画質を有するスライス画像を生成すること 、を特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の平面スライス画像を再構 成する方法。 12.前記データの処理において、前記画像と前記第2の画像をシネモードで表 示すること、を特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の平面スライス 画像を再構成する方法。 13.所定の再構成角を有し、複数の検出器列を有するらせん走査を行うCTス キャナを用いて平面スライス画像を再構成する方法において、 第1の画像を形成するために第1の時間枠内で得られたデータを用いて前記ス ライスを再構成し、 第2の画像を形成するために前記第1の時間枠よりも後の時間枠で得られたデ ータを用いて前記スライスを再構成すること、 を特徴とする平面スライス画像を再構成する方法。 14.前記第1の画像と前記第2の画像を連続的に表示すること、を特徴とする 請求項13に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 15.前記第1の画像と前記第2の画像は、ぞれぞれ1列以上の前記検出器列で 得られるデータから再構成され、 前記第1の画像と前記第2の画像の何れか一方の再構成に使用される前記検出 器列の少なくとも1列は、前記第1の画像と前記第2の画像の他方の再構成に使 用される検出器の列のうちのいずれの1列とも異なること、 を特徴とする請求項13又は14に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 16.第3の時間枠内で得られたデータから第3の平面スライス画像を再構成し 、表示すること、を特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の平面ス ライス画像を再構成する方法。 17.所定の再構成角を有し、2以上の整数であるn列の検出器列を持つCTス キャナにおいて、 検出器列を用いて、平面スライス画像に対応する軸上位置近傍における、らせ ん状の走査軌跡上の所定範囲でX線の減衰量データを取得する手段と、 前記走査軌跡上の概略前記所定範囲内で得られたデータのみを用いて、スライ ス画像を再構成するためのデータ処理を行う手段と、 前記らせん状の走査軌跡上の、前記所定の範囲の次に続く範囲である第2の所 定範囲内でデータを取得する手段と、 該軸位置における被検者体内の変化を示す第2の平面スライス画像を再構成す るために、前記第2の所定範囲内で取得したデータを処理する手段と、 を備え、 前記所定範囲は、前記再構成角と概略等しい角度範囲を持つこと、 を特徴とする所望の軸位置における平面スライス画像を再構成する装置。 18.前記検出器列を用いたX線データの取得手段が、前記検出器列中の2列以 上の検出器から得られるデータを取得する手段を備え、 前記データ処理を行う手段が、前記検出器列中の2列以上の検出器から得られ たデータを補間する手段を備えること、 を特徴とする請求項17に記載の平面スライス画像を再構成する装置。 19.前記らせん状の走査軌跡上の所定範囲でのX線の減衰量データを取得する 手段が、前記検出器列の軸方向の幅の(n−1)/n倍以下のピッチを有する前 記らせん状の走査軌跡上でデータを取得する手段を備え、 前記画像を再構成するためのデータ処理を行う手段が、360°の範囲にわた るデータを用いてスライス画像を再構成する手段を備えること、 を特徴とする請求項17又は18に記載の平面スライス画像を再構成する装置。 20.前記らせん状の走査軌跡上の所定範囲でのX線の減衰量データを取得する 手段が、前記検出器列の軸方向の幅の2(n−1)/n倍以下のピッチを有する 前記らせん状の走査軌跡上でデータを取得する手段を備え、 前記画像を再構成するためのデータ処理を行う手段が、180°の範囲にわた るデータを用いてスライス画像を再構成する手段を備えること、 を特徴とする請求項17又は1に記載の平面スライス画像を再構成する装置。 21.前記画像を再構成するためのデータ処理を行う手段が、データを取得しつ つ、前記らせん状の走査軌跡上の前記所定範囲のデータを処理する手段を備える こと、を特徴とする請求項17〜20のいずれか1項に記載の平面スライス画像 を再構成する装置。 22.前記画像を再構成するためのデータ処理を行う手段が、前記らせん状の走 査軌跡上の前記第2の所定範囲内でデータを取得しつつ、前記らせん状の走査軌 跡上の所定範囲内で得られたデータを処理する手段を備えること、 を特徴とする請求項17〜21のいずれか1項に記載の平面スライス画像を再構 成する装置。 23.前記らせん状の走査軌跡上の所定範囲内で得られたデータを処理する手段 が、前記第2の所定範囲内でデータを取得しつつ、画像を表示する手段を備える こと、を特徴とする請求項22に記載の平面スライス画像を再構成する装置。 24.前記走査軌跡上の前記所定範囲内で得られたデータの少なくとも一部を記 録する手段を備え、 前記走査軌跡上の第2の所定範囲内で得られたデータを処理する手段が、前記 第2の画像を再構成するために、前記第2の所定範囲内で得られたデータと前記 所定範囲内で得られ記録されたデータを共に処理する手段を備えること、 を特徴とする請求項17〜23のいずれか1項に記載の平面スライス画像を再構 成する装置。 25.前記第2の画像を得るための、走査軌跡上の第2の所定範囲内で得られた データを処理する手段が、データからCT値を得て、該得られたCT値と前記走 査軌跡上の前記所定範囲内で得られた減衰量から得られたCT値を平均する手段 を備えること、を特徴とする請求項17〜24のいずれか1項に記載の平面スラ イス画像を再構成する装置。 26.前記第2の画像を得るための、走査軌跡上の第2の所定範囲内で得られた データを処理する手段が、データからCT値を得て、該得られたCT値を前記走 査軌跡上の前記所定範囲内で得られた減衰量から得られたCT値から減算する手 段を備えること、を特徴とする請求項17〜24のいずれか1項に記載の平面ス ライス画像を再構成する装置。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年5月16日(1999.5.16) 【補正内容】 27.前記第2の画像を得るための、走査軌跡上の第2の所定範囲内で得られた データを処理する手段が、より良質な画質を有するスライス画像を生成する手段 を備えること、を特徴とする請求項17〜26のいずれか1項に記載の平面スラ イス画像を再構成する装置。 28.前記データを処理する手段が、前記画像と前記第2の画像をシネモードで 表示する手段を備えること、を特徴とする請求項17〜27のいずれか1項に記 載の平面スライス画像を再構成する装置。 29.所定の再構成角を有し、複数の検出器列を有するらせん走査を行うCTス キャナにおいて、 第1の画像を形成するために第1の時間枠内で得られたデータを用いて前記ス ライスを再構成する手段と、 第2の画像を形成するために前記第1の時間枠よりも後の時間枠で得られたデ ータを用いて前記スライスを再構成する手段と、 を備えることを特徴とする平面スライス画像を再構成する装置。 30.前記第1の画像と前記第2の画像を連続的に表示する手段をさらに備える こと、を特徴とする請求項29に記載の平面スライス画像を再構成する装置。 31.前記第1の画像と前記第2の画像は、それぞれ1列以上の前記検出器列で 得られるデータから再構成され、 前記第1の画像と前記第2の画像の何れか一方の再構成に使用される前記検出 器列の少なくとも1列は、前記第1の画像と前記第2の画像の他方の再構成に使 用される前記検出器列のうちのいずれの1列とも異なること、 を特徴とする請求項29又は30に記載の平面スライス画像を再構成する装置。 32.第3の時間枠内で得られたデータから第3のスライス画像を再構成し、表 示する手段をさらに備えること、を特徴とする請求項29〜31のいずれか1項 に記載の平面スライス画像を再構成する装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.所定の再構成角を有し、2以上の整数であるn列の検出器アレイを持つCT スキャナにおいて、 前記検出器アレイを用いて、平面スライス画像に対応する軸上位置近傍におけ る、らせん状の走査軌跡上の所定範囲でX線の減衰量データを取得し、 前記所定範囲は、前記再構成角と概略等しい角度範囲を持ち、 前記走査軌跡上の前記所定範囲内で得られたデータのみを用いて、スライス画 像を再構成するためのデータ処理を行うこと、 を特徴とする平面スライス画像を再構成する方法。 2.前記データの取得においては、前記検出器アレイ中の2列以上の検出器から 得られるデータを取得し、 前記データ処理においては、前記検出器アレイ中の2列以上の検出器から得ら れたデータを補間すること、 を特徴とする請求項1に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 3.前記らせん状の走査軌跡上の所定範囲でのX線の減衰量データの取得におい ては、前記らせん状の走査軌跡は、前記検出器アレイの軸方向の幅の(n−1) /n倍以下のピッチを有し、 前記画像を再構成するためのデータ処理においては、360°の範囲にわたる データを用いてスライス画像を再構成すること、 を特徴とする請求項1又は2に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 4.前記らせん状の走査軌跡上の所定範囲でのX線の減衰量データの取得におい ては、前記らせん状の走査軌跡は、前記検出器アレイの軸方向の幅の2(n−1 )/n倍以下のピッチを有し、 前記画像を再構成するためのデータ処理においては、180°の範囲にわたる データを用いてスライス画像を再構成すること、 を特徴とする請求項1又は2に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 5.前記画像を再構成するためのデータ処理においては、データを取得しつつ、 前記らせん走査の前記所定範囲内のデータを処理すること、を特徴とする請求項 1〜4のいずれか1項に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 6.前記らせん状の走査軌跡上の、前記所定の範囲の次に続く範囲である第2の 所定範囲内でデータを取得し、 前記画像を再構成するためのデータ処理においては、前記らせん状の走査軌跡 上の前記第2の所定範囲内でデータを取得しつつ、前記らせん状の走査軌跡上の 前記所定範囲内で得られたデータを処理すること、 を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の平面スライス画像を再構成す る方法。 7.前記らせん状の走査軌跡上の所定範囲内で得られたデータの処理においては 、前記第2の所定範囲内でデータを取得しつつ、画像を表示すること、を特徴と する請求項6に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 8.第2の画像を再構成するために、前記走査軌跡上の前記第2の所定範囲内で 得られたデータを処理すること、を特徴とする請求項6又は7に記載の平面スラ イス画像を再構成する方法。 9.前記走査軌跡上の前記所定範囲内で得られたデータの少なくとも一部を記録 し、 前記走査軌跡の前記第2の所定範囲内で得られたデータの処理においては、前 記第2の画像を再構成するために、前記第2の所定範囲内で得られたデータと前 記所定範囲内で得られ記録されたデータを共に処理すること、 を特徴とする請求項8に記載の平面スライス画像を再構成する方法。 10.前記第2の画像を得るための走査軌跡上の第2の所定範囲内で得られたデ ータの処理においては、データからCT値を得て、該得られたCT値と前記走査 軌跡上の前記所定範囲内で得られた減衰量データから得られたCT値を平均する こと、を特徴とする請求項8又は9に記載の平面スライス画像を再構成する方法 。 11.前記第2の画像を得るための走査軌跡上の第2の所定範囲内で得られたデ ータの処理においては、データからCT値を得て、該得られたCT値を前記走査 軌跡上の前記所定範囲内で得られた減衰量データから得られたCT値から減算す ること、を特徴とする請求項8又は9に記載の平面スライス画像を再構成する方 法。 12.前記第2の画像を得るための走査軌跡の第2の所定範囲内で得られたデー タの処理においては、より良質な画質を有するスライス画像を生成すること、を 特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の平面スライス画像を再構成す る方法。 13.前記第2の画像を得るための走査軌跡の第2の所定範囲内で得られたデー タの処理においては、被検者体内のスライス近傍における変化を示す画像を生成 すること、を特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の平面スライス画 像を再構成する方法。 14.前記データの処理において、前記画像と前記第2の画像をシネ(cine)モ ードで表示すること、を特徴とする請求項8〜13のいずれか1項に記載の平面 スライス画像を再構成する方法。 15.所定の再構成角を有し、複数列の検出器アレイを有するらせん走査を行う CTスキャナにおいて、 第1の画像を形成するために第1の時間ウィンドウ内で得られたデータを用い てスライスを再構成し、 第2の画像を形成するために前記第1の時間ウィンドウよりも後の時間ウィン ドウで得られたデータを用いてスライスを再構成すること、 を特徴とする平面スライス画像の再構成方法。 16.前記第1の画像と前記第2の画像を連続的に表示すること、を特徴とする 請求項15に記載の平面スライス画像の再構成方法。 17.前記第1の画像と前記第2の画像は、それぞれ1列以上の前記検出器アレ イで得られるデータから再構成され、 前記第1の画像と前記第2の画像の何れか一方の再構成に使用される前記検検 出器アレイの少なくとも1列は、前記第1の画像と前記第2の画像の他方の再構 成に使用される前記検出器アレイのうちのいずれの1列とも異なること、 を特徴とする請求項15又は16に記載の平面スライス画像の再構成方法。 18.第3の時間ウィンドウ内で得られたデータから第3のスライス画像を再構 成し、表示すること、を特徴とする請求項15〜17のいずれか1項に記載の平 面スライス画像の再構成方法。
JP53645298A 1997-02-20 1998-02-12 らせん走査ctスキャナにおけるオンライン画像再構成 Ceased JP2001515378A (ja)

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