JPH048493Y2 - - Google Patents

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JPH048493Y2
JPH048493Y2 JP1981059331U JP5933181U JPH048493Y2 JP H048493 Y2 JPH048493 Y2 JP H048493Y2 JP 1981059331 U JP1981059331 U JP 1981059331U JP 5933181 U JP5933181 U JP 5933181U JP H048493 Y2 JPH048493 Y2 JP H048493Y2
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tape
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slack
abnormality
feeding
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JP1981059331U
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JPS57173139U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープデツキにおけるテープ異常検出
装置に関し、特にテープ装着時のテープたるみ除
去機能を有する如きテープデツキにおけるテープ
異常検出装置に関する。
テープデツキにおいては、テープ装着の際に予
めテープたるみを取り除いてテープ切断やテープ
の巻きつき現象を防止すべく、テープたるみ機能
が付加されていることが多い。この機能の例とし
ては、テープ装着がなされたことを検出して2つ
のテープリールモータを互いに逆方向に回転させ
てテープのたるみを早急に除去し、たるみが除か
れてテープ走行が停止したことを検出してリール
モータの駆動を停止する方法がある。
この場合、装着前から既にテープが切断してい
たり、たるみ除去動作中にテープが切断した場合
等には、テープリールは回転を持続することにな
るからテープたるみ除去動作は終了せず、テープ
が折れる等の欠点がある。また、たるみ除去動作
は、その性質上他の操作モード(FFやREWモー
ド)の中で最優先して行われるようになつてお
り、このたるみ除去動作が終了しなければ、他の
通常の動作モードへ決して移行できないという欠
点もある。更に、過大なたるみが生じているとき
には、たるみ除去動作中にテープ送りローラ等に
テープの巻き付きが生じ易くなる。
よつて、本考案の目的はテープたるみ除去動作
においてテープ異常であるテープ切断や過大なた
るみを自動的に検出してテープ異常検出信号を発
生せしめ、該テープ異常検出信号によりテープの
排出や装置の動作停止をなすようにしたテープデ
ツキを提供することである。
本考案によるテープ異常検出装置は、テープた
るみ除去を行うべくテープ巻取動作をなし、たる
みが除去されてテープ走行が停止したときに停止
検出信号を発生してテープ巻取動作を終了するよ
うにした装置を対象とするものであつて、その特
徴とするところは、テープたるみ除去動作開始時
から所定時間内に停止検出信号の発生がないとき
にテープ異常検出信号を発生するようにし、該テ
ープ異常検出信号に応答してテープリール巻取動
作を停止すると共に装着されたテープを排出する
ようにしたことを特徴とする。
以下に本考案を図面を用いて説明する。
第1図は本考案の一実施例の概略ブロツク図で
あり、1及び2はリールモータを示し、3はテー
プ、4及び5は夫々キヤプスタン及びピンチロー
ラである。6はリールモータ1及び2の回転駆動
制御をなす回路装置であり、カセツトハーフ等の
テープ装着がなされた時にシステムから発生され
るテープ装着信号に応答して、リールモータ1及
び2の各回転を互いに逆方向に回転させてテープ
たるみのすみやかな除去をなすよう動作するが、
巻取リール側のモータ2のみを回転させてテープ
巻取動作をなすように制御しても良いことは勿論
である。
一方、テープリールの各回転状態を検知してテ
ープ走行の有無を検出するために、テープ走行状
態検出回路7が設けられている。これは、各リー
ル軸に取付けられてリールと共に1体的に回転す
る回転板を設け、この回転板に所定間隔をもつて
スリツトを穿設しておき、このスリツトをはさん
で設けられたフオトカプラ出力を検出するように
してもよく、またリールモータ1,2のブラシ間
雑音に基づいてテープ走行状態を検出することも
できる。この検出出力はオアゲート8を介してリ
ールモータ駆動制御回路6に入力されており、テ
ープ走行終了時に検出回路7から発生されるテー
プ停止検出信号に応答して、リールモータ1,2
の回転を停止するようにしもつてテープたるみ除
去動作が終了する。以上が従来装置の構成であ
る。
本考案においては、更にタイマ回路9が設けら
れており、テープ装着信号をスタート信号として
一定時間をカウントする時限回路構成である。例
えば所定のクロツクパルスをスタート信号に応答
してカウントするN進カウンタ構成とし、このカ
ウンタのキヤリイ出力をテープ異常検出信号とし
て用いると共に、オアゲート8を介して制御回路
6へのテープたるみ除去動作停止信号としても用
いるようにしている。このオアゲート8の出力に
よりタイマ回路9のカウント動作は停止されるよ
うになされる。
かゝる構成において、カセツトハーフ等の装着
がなされるとテープ装着信号が制御回路6及びタ
イマ回路9へ入力される。よつて、テープたるみ
除去をなすべくリールモータ1及び2が互いに図
の矢印方向に逆回転して巻取動作を開始すると同
時にタイマ回路9が時間計数を行う。テープたる
みが終了する以前はテープが走行しており、よつ
てテープ走行状態検出回路7からはテープ走行停
止信号は出力されない。テープたるみがなくなる
と、テープ走行は停止するから、検出回路7から
停止検出信号が発生されて制御回路6へ印加さ
れ、リールモータの回転駆動は終了し、通常の操
作モード指示を受ける状態となる。いま、タイマ
回路の時間設定を、通常のテープたるみ動作終了
時間よりも十分長くしておけば、たるみ除去動作
は上記のように完全に行われて終了する。
こゝで、テープたるみ除去動作中に切断した
り、以前からテープが切断していたような場合に
は、テープ走行状態検出回路7から走行停止検出
信号は、また、テープたるみが過大な場合には、
送行停止検出信号の発生まで時間を要する。しか
しながら、ある一定時間経過後にタイマ回路9か
ら時限出力が発生されて、これがオアゲート8を
介して制御回路6の動作を停止せしめモータ回転
駆動が停止する。それと同時にこの時限出力をテ
ープ異常信号として用いることにより、例えばカ
セツトハーフのイジエクト機構等を動作するよう
にして異常対策を講じ得ることになる。
第2図は本考案の他の実施例の概略ブロツク図
であり、第1図と同等部分は同一符号により示さ
れている。本例においては、各部の動作制御をマ
イクロプロセツサ等のいわゆるマイクロコンピユ
ータ10を用いてなすよう構成した場合を示して
いる。リールモータ駆動制御装置6とコンピユー
タ10との信号の授受はI/Oポート11を介し
て行われ、テープ走行状態検出回路7の出力は
I/Oポート12を介してコンピユータ10へ印
加される。またピンチローラ制御装置14の制御
のためのコンピユータ10の出力がI/Oポート
13を介して導出されている。そしてコンピユー
タ9の内部にタイマ回路9が設けられている。
尚、15はキーボード型式の操作部を示してい
る。
テープが装着されるとコンピユータ10から
I/Oポート11及び13を介して夫々制御信号
が出力されて、リールモータ1及び2が夫々互い
に逆方向に回転してテープ巻取りをなすと共にピ
ンチローラ5をキヤプスタン4に圧着せしめる。
この時内蔵のタイマ回路9をスタートさせる。リ
ールモータ1,2が回転している間は、検出回路
7より回転に応じたパルスが発生されており、コ
ンピユータ10はI/Oポート12を介してこれ
を受け、リールモータが回転中であることを認識
している。
正常なテープたるみ除去動作では、次にリール
モータ1及び2が回転を停止するから、検出回路
7からのパルスが停止する。よつてコンピユータ
10はこれを識別してモータ駆動を停止させると
共にタイマ回路9の停止をもなす。
テープの切断があれば、タイマ回路9から一定
時間経過後にタイマ出力が発生されて、コンピユ
ータ10はテープに異常があることを知る。その
結果異常信号を発生して、リールモータの回転駆
動を停止させると共に既述カセツトハーフのイジ
エクト機構を動作せしめて装着されたカセツトテ
ープの排出をなし、テープ異常に対する異常対策
をなす。
コンピユータを用いることにより、内部のプロ
グラムの変更のみで外部の追加回路が全くなくな
るので実現が極めて容易となると共に、タイマの
時間設定の変更なども容易となる利点がある。
以上説明したように本考案のテープデツキにお
いてはテープたるみ除去動作の際にテープ切断や
テープの過大なたるみ等のテープ異常を検出する
とテープたるみ除去動作を早急に停止させてテー
プイジエクトをなし、操作者にテープに異常があ
ることを明確に知らしめるので、操作者は異常対
策を適切になし得、従来の如き無音状態が継続す
るという不具合も解消されてテープの受ける損傷
も比較的に少なくてすむ利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例のブロツク
を夫々示す図である。 主要部分の符号の説明、1,2……リールモー
タ、3……テープ、6……リールモータ駆動制御
回路、7……テープ走行状態検出回路、9……タ
イマ回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープ装着時にテープ巻取動作を行わせるテー
    プリール回転制御手段と、 テープが送行を停止したときに前記テープの送
    行の停止を表わす送行停止検出信号を発生する送
    行停止検出信号発生手段とを含み、 前記送行停止検出信号により前記テープリール
    回転制御手段を制御してテープ巻取動作を停止せ
    しめることによりテープたるみを除去するように
    したテープデツキであつて、 前記テープ巻取動作開始時から所定時間内に前
    記送行停止検出信号の発生がないとき前記テープ
    の異常を表わすテープ異常検出信号を発生するテ
    ープ異常検出信号発生手段と、 前記テープ異常検出信号に応答して前記テープ
    リール巻取動作を停止せしめて装着されたテープ
    を排出するテープ排出手段とを備えたことを特徴
    とするテープデツキ。
JP1981059331U 1981-04-24 1981-04-24 Expired JPH048493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981059331U JPH048493Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24

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JP1981059331U JPH048493Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS57173139U JPS57173139U (ja) 1982-11-01
JPH048493Y2 true JPH048493Y2 (ja) 1992-03-04

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ID=29855685

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54115109A (en) * 1978-02-28 1979-09-07 Pioneer Electronic Corp Mechanism for driving tape recorder
JPS54147020A (en) * 1978-05-10 1979-11-16 Teac Corp Cassette type tape transfer device

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5650594Y2 (ja) * 1976-12-10 1981-11-26
JPS5740429Y2 (ja) * 1977-03-04 1982-09-06

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JPS57173139U (ja) 1982-11-01

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