JPH048412Y2 - - Google Patents

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JPH048412Y2
JPH048412Y2 JP1985077575U JP7757585U JPH048412Y2 JP H048412 Y2 JPH048412 Y2 JP H048412Y2 JP 1985077575 U JP1985077575 U JP 1985077575U JP 7757585 U JP7757585 U JP 7757585U JP H048412 Y2 JPH048412 Y2 JP H048412Y2
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JP1985077575U
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JPS61193444U (ja
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、カメラにおけるスイツチ操作認識装
置に関するものであり、特に、真に操作する意思
があつて操作しているのかを慎重に判断する必要
のある特定の機能スイツチの誤操作に基づく誤動
作を回避しうるようにしたものである。
(従来技術) カメラには各種の機能スイツチがあり、それぞ
れの機能スイツチの操作によりそれぞれの機能ス
イツチに応じた機能部が所定の動作を行うように
なつている。これらの機能スイツチの中には、真
に操作する意思があつて操作しているのかを慎重
に判断する必要のあるものがある。例えば,電動
巻き上げ式カメラにおける巻戻しスイツチはその
一つであり、フイルムの総ての駒に対して撮影を
終了しない途中段階において、うつかり巻戻しス
イツチを操作するとフイルムが巻戻されてしま
い、フイルムの撮影駒が分からなくなつたり、予
備巻カメラではフイルムを無駄にしてしまうこと
になる。
(目的) 本考案の目的は、真に操作する意思があつて操
作しているのかどうかを慎重に判断する必要のあ
る特定の機能スイツチをうつかり操作したとして
もそれだけではその機能スイツチに対応した機能
部が動作することがなく、上記機能スイツチを所
定時間操作し続けることにより初めて対応する機
能部が動作するようにしたカメラにおけるスイツ
チ操作認識装置を提供することにある。
(構成) 本考案は、第1図に示すように、各種のスイツ
チ操作に応じてシーケンス動作をするカメラにお
いて、真に操作する意思があつて操作しているの
かを慎重に判断する必要のある特定の機能スイツ
チ1と、それ以外の機能スイツチと、これらの機
能スイツチの状態を短い時間間隔をおいて見るこ
とにより上記機能スイツチの操作状態を判定する
短時間判定部2と、比較的長い時間間隔をおいて
見ることにより上記機能スイツチの操作状態を判
定する長時間判定部4と、これらの判定部が上記
機能スイツチが操作状態にあると判定したとき所
定のシーケンスにしたがつて動作するシーケンス
動作部5とを有し、一般機能スイツチの判定には
上記短時間判定部のみを用いて短時間判定部2の
判定結果が操作状態であれば所定のシーケンス動
作をシーケンス動作部3で行ない、特定の機能ス
イツチの判定には短時間判定部2と長時間判定部
4の両方を用いて短時間判定部2の判定結果が操
作状態であれば引続き長時間判定部4による判定
を行ないその判定結果が再び操作状態であるとき
のみ所定のシーケンス動作を行なうカメラにおけ
るスイツチ操作認識装置にある。
次に、第2図乃至第6図に示された実施例を参
照しながら本考案を詳細に説明する。
第2図において、符号20はカメラの各種動作
部をシーケンス制御するためのCPUである。
CPU20にはフイルム巻戻しスイツチ11、セ
ルフタイマセツトスイツチ12、レリーズボタン
を半押しすることによつて閉じるスイツチ13、
レリーズボタンを最終段階まで押し下げることに
よつて閉じるスイツチ14、フイルムを1駒ずつ
給送するための給送スイツチ15、フイルム検知
スイツチ16、ストロボセツトスイツチ17が接
続され、これらのスイツチが操作されると、
CPU20の対応入力ポートのレベルが「L」に
なり、対応入力ポートに「L」レベルが入力さ
れ、いずれのスイツチも操作されない時は、対応
入力ポートに「H」レベルが入力されている。上
記巻戻しスイツチ11は、真に操作する意思があ
つて操作しているのかどうかを慎重に判断する必
要のある特定のスイツチであつて、第1図の機能
スイツチ1に該当する。巻戻しスイツチ11が操
作されると、上記のようにCPU20に巻戻し信
号が入力されると共に起動用トランジスタ21を
オンさせてCPU20の起動ポートを「H」にし、
CPU20を起動するようになつている。また、
符号18は、撮影レンズ前方に設けられたバリア
に連動するスイツチで、バリアが開かれたときオ
ンになるようになつている。バリアスイツチ18
がオンである場合にセルフタイマセツトスイツチ
12、レリーズボタン半押しスイツチ13、スト
ロボセツトスイツチ17の少なくとも一つが操作
されてオンとなつた場合も、CPU20が起動さ
れるようになつている。
第2図におけるCPU20は、第1図における
短時間判定部2、長時間判定部4を含んでいる。
また、CPU20には、前記各機能スイツチに対
応した機能部が接続されている。各機能スイツチ
の操作に対応した機能部をシーケンス制御するよ
うになつている。
次に、上記実施例の動作を第3図を参照しなが
ら説明する。まず、巻戻しスイツチ11の状態を
判定し、同スイツチ11がオフなら次にバリアス
イツチ18の状態を見る。同スイツチ18がオン
なら次にレリーズ半押しスイツチ13、ストロボ
セツトスイツチ17、セルフタイマセツトスイツ
チ12の状態を順に見る。巻戻しスイツチ11が
オンの場合、あるいは、バリアスイツチ18がオ
ンであることを条件としてレリーズ半押しスイツ
チ13、ストロボセツトスイツチ17、セルフタ
イマセツトスイツチ12のうちの少なくとも一つ
がオンの場合はCPU20が起動される。CPU2
0は、上記各スイツチのうち何れのスイツチで起
動されたかを判定し、レリーズ半押しスイツチ1
3、ストロボセツトスイツチ17又はセルフタイ
マセツトスイツチ12が起動されているときはそ
れに対応したシーケンス制御を行う。
一方、巻戻しスイツチ11がオンと判定された
場合は、もう一度比較的長い時間間隔で巻戻しス
イツチ11がオンであるかどうかを判定し、上記
比較的長い時間間隔をおいてもなおオンであると
判定された場合に初めて巻戻し機構部を駆動して
巻戻しモードにする。
このように、巻戻しスイツチ11の動作に関し
ては2度判定が行われるが、第1回目の判定は通
常のシーケンス制御に必要な判定で、例えば2ms
というような比較的短い時間間隔で判定する。こ
れに対して第2回目の判定は実際に巻戻しモード
に切り換えるべきか否かの判定であり、例えば、
0.5sというような比較的長い時間間隔で判定し、
0.5s経過してもなお巻戻しスイツチ11がオンで
あれば初めて巻戻しモードに切り換える。従つ
て、巻戻しスイツチ11は、これを意識的に比較
的長時間操作しなければ巻戻しモードに切り換え
ることができないわけで、誤つて巻戻しスイツチ
11を短時間操作しただけでは巻戻しモードには
切り換えられないから、巻戻しスイツチ11をう
つかり操作した結果、意に反してフイルムが巻戻
されてしまうという不都合を解消することができ
る。
なお、巻戻しスイツチ11をうつかり押してし
まつた場合にはフイルムの巻戻しが行われないよ
うにするということだけであれば、巻戻しスイツ
チ11の状態判定は長時間判定の1回だけでよい
はずである。しかし、巻戻しスイツチ11の状態
を長時間で判定したのちに他のスイツチの状態を
判定すると、シーケンスに遅れを来すため、上記
実施例では短時間判定と長時間判定の2段階に
し、短時間判定を通常のシーケンスに用いること
によつてシーケンスの遅れを防止するようになつ
ている。
各スイツチの状態判定には、「ある時間間隔を
おいた2回の入力データが同じであればその2回
のデータの状態であると判断し、違つていれば前
回の入力データによる結果のまま変わつていない
と判断する」という方法を用いることができる。
この方法は、スイツチのチヤタリングの影響を除
去するのに有効な方法であり、例えば、スイツチ
操作に伴い、第4図に示されているようにチヤタ
リングの影響を受けながら「H」レベルから
「L」レベルに切り換えられるとき、所定の時間
間隔をおいた2点のレベルをとり、2点のレベル
が共に基準レベルを越えていれば「H」、共に基
準レベル以下であれば「L」と判断し、また、2
点のレベルが違つているときは、前回の判定結果
(STo-1)がHならば「H」、前回の判定結果
(STo-1)がLならば「L」と判断するこの考え
方を実現する論理式は次のようになる。
STo=(DoDo+1)+(DoDo+1)・STo-1 ここで、SToは今回の結果、Doはデータ1、
Do+1はデータ2、STo-1は前回の結果を示す。第
2図におけるCPU20は各機能スイツチごとに
上記論理式に従つて演算を行い、各機能スイツチ
ごとにその状態を判定する。第5図はそのフロー
チヤートであり、第6図は上記論理式の真理値を
示す。すなわち、真理値表は次のように判断して
いる。
・論理積 データ1,2がH、HのときはH、他
はL +論理和 データ1,2のどちらかがHのときは
H 排他的論理和 データ1,2が一致でL、他は
H。
上記の方法によつて機能スイツチの状態を判定
するに当たり、データ1とデータ2をとる2点間
の時間間隔の長短により、短時間判定と長時間判
定になり、1回目の巻戻しスイツチ11の判定及
びレリーズ半押しスイツチ13、ストロボセツト
スイツチ17、セルフタイマセツトスイツチ12
の判定は例えば2ms程度の短時間判定とし、2回
目の巻戻しスイツチ11の判定は、例えば0.5s程
度の比較的長時間の判定とする。このように、時
間間隔をおいた2点間のデータに基づいてスイツ
チ状態判定をすれば、スイツチのチヤタリングの
影響を回避することもできる。
なお、真に操作する意思があつて操作している
のかを慎重に判断する必要のある機能スイツチ
は、巻戻しスイツチに限られるものではなく、そ
のほかに、例えば、巻戻し途中に緊急停止スイツ
チなどがある。
(効果) 本考案によれば、特定の機能スイツチの操作状
態を判定する短時間判定部及び長時間判定部を有
し、短時間判定部の判定に基づいて所定のシーケ
ンス動作部を動作させ、長時間判定部の判定に基
づいて上記特定の機能スイツチに対応する機能部
を動作させるようにしたから、真に操作する意思
があつて操作しているのか慎重に判断する必要の
ある特定の機能スイツチは、所定の比較的長い時
間操作しなければ対応する機能部が動作せず、意
に反して特定の機能部を動作させてしまうという
問題点を解消することができる。また、通常のシ
ーケンス動作は短時間判定部の判定に従つて行わ
れるから、通常の動作のシーケンス遅れを回避す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本構成を示す機能ブロツク
図、第2図は本考案の実施例を示す回路図、第3
図は同上実施例の動作を示すフローチヤート、第
4図は上記実施例中の短時間判定部及び長時間判
定部に適用可能な判定手段の例を示す波形図、第
5図は同上判定手段の判定動作を示すフローチヤ
ート、第6図は上記判定手段の真理値を示す図表
である。 1……機能スイツチ、2……短時間判定部、3
……シーケンス動作部、4……長時間判定部、5
……機能部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各種のスイツチ操作に応じてシーケンス動作を
    するカメラにおいて、真に操作する意思があつて
    操作しているのかを慎重に判断する必要のある特
    定の機能スイツチと、それ以外の機能スイツチ
    と、これらの機能スイツチの状態を短い時間間隔
    をおいて見ることにより上記機能スイツチの操作
    状態を判定する短時間判定部と、比較的長い時間
    間隔をおいて見ることにより上記機能スイツチの
    操作状態を判定する長時間判定部と、これらの判
    定部が上記機能スイツチが操作状態にあると判定
    したとき所定のシーケンスにしたがつて動作する
    シーケンス動作部とを有し、一般機能スイツチの
    判定には上記短時間判定部のみを用いて短時間判
    定部の判定結果が操作状態であれば所定のシーケ
    ンス動作を行ない、特定の機能スイツチの判定に
    は短時間判定部と長時間判定部の両方を用いて短
    時間判定部の判定結果が操作状態であれば引続き
    長時間判定部による判定を行ないその判定結果が
    再び操作状態であるときのみ所定のシーケンス動
    作を行なうことを特徴とするカメラにおけるスイ
    ツチ操作認識装置。
JP1985077575U 1985-05-24 1985-05-24 Expired JPH048412Y2 (ja)

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