JPH048402A - エンジンバルブの傘部加工方法 - Google Patents

エンジンバルブの傘部加工方法

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JPH048402A
JPH048402A JP10652090A JP10652090A JPH048402A JP H048402 A JPH048402 A JP H048402A JP 10652090 A JP10652090 A JP 10652090A JP 10652090 A JP10652090 A JP 10652090A JP H048402 A JPH048402 A JP H048402A
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JP
Japan
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cutting
umbrella
outer periphery
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cap
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JP10652090A
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Hiroji Kawasaki
川崎 博治
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Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
Fuji Valve Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンバルブの傘部の外周と端面とを、旋
盤等により一度に切削加工する方法に係り、特に、加工
時間を短縮しつるようにした加工方法に関する。
〔従来の技術〕
鍛造及び熱処理工程によりバルブの原形品に成形された
エンジンバルブは、各種の機械加工工程を経て製品化さ
れる。
これらの機械加工工程の中には、エンジンバルブの傘部
の外周と傘部のほぼ全面とを、旋盤により一度に切削す
る工程がある。
通常、この加工は、第3図に示すように、旋盤のチャッ
ク(1)により、エンジンバルブ(2)の軸部(2a)
を傘部(2b)が所要の長さ突出するようにして支持す
るとともに、チャック(1)の反対側に進退可能として
設けたローダヘッド(3)をもって、傘部の端面、すな
わち傘部(2c)を押圧し、ワークを挾む両側部に設け
た各刃物台(図示略)に装着した。傘部外周切削用のバ
イト(4)と傘部切削用のバイト(5)とを、エンジン
バルブ(2)の軸線と直交する方向に交互に送りを与え
て行われる。
すなわち、従来においては、まずバイト(4)により、
傘部の外周(2d)を予定切削化分加工し、ついでバイ
ト(4)を想像線示のように逃がすと同時に、ローダヘ
ッド(3)を想像線示のように後退させたのち、傘表切
削用のバイト(5)を想像線のように前進させて、傘部
(2C)のほぼ全面を加工している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記傘部を加工するに際しては、比較的大きな切削負荷
が作用する外周(2d)の切削時においてのみローダヘ
ッド(3)により傘部(2c)を押圧し、切削負荷の小
さい傘部(2c)の加工時は、ローダヘッド(3)を後
退させるのが望ましい。
しかし、上記した従来の加工方法では、傘部外周切削用
のバイト(4)による傘部の外周(2d)の加工が終了
するまで、傘部(2c)をローダヘッド(3)により保
持し、外周より、傘部外周切削用のバイト(4)が逃げ
るのを待ってから、傘表切削用のバイト(5)を移動さ
せて傘部(2c)を切削しているため、加工開始から終
了までのサイクルタイムが長く、生産性が上がらなかっ
た。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので。
その目的とするところは、エンジンパル11本当たりに
要する加工時間を短縮することにより、生産性を高めう
るようにしたエンジンバルブの傘部加工力法を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明方法は、軸部(2a)
の一端に傘部(2b)が連設されたエンジンバルブ(2
)を、前記軸部(2a)を回転手段に把持し、かつ傘部
(2b)の端面(2c)にワーク押え(3)を押し当て
て回転させ、傘部(2b)の−側力より、傘部外周切削
用のバイト(4)を、また同じく他側方より、傘部端面
切削用のバイト(5)を、それぞれ傘部(2b)に向か
って移動させることにより、傘部(2b)の外周(2d
)と端面(2c)とを同時に切削し、傘部(2b)の外
周(2d)の切削加工が終了し、かつ端面切削用のバイ
ト(5)がワーク押え(3)に到達する以前において、
前記傘部外周切削用のバイト(4)とワーク押え(3)
とを、傘部(2b)より逃がし、端面切削用のバイト(
5)のみにより、引き続き傘部(2b)の端面(2C)
を切削することを特徴としている。
〔作 用〕
傘表切削用のバイト(5)が端面(2C)を切削開始す
るまでのロスタイムがなくなるので、エンジンパル11
本当たりに要する加工時間は大幅に短縮される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、図面に基づいて説明する。
なお1本発明方法の実施に用いる装置は、第3図に示す
従来例と同じであるので、同一部材には同一符号を付し
て説明する。
本発明方法においては、まず第1図に示すように、エン
ジンバルブ(2)の傘部(2C)にローダヘッド(3)
を押し当てた状態で、傘部外周切削用のバイト(4)と
傘表切削用のバイト(5)とを、れぞれ矢印(A)及び
(B)方向に同時に傘部(2b)に向かって移動させ、
外周(2d)と傘部(2c)とを同時に切削開始する。
ついで、第2図に示すように、外周(2d)の加工が終
了したのと同時に、バイト(4)を矢印(C)方向に逃
がし、かつローダヘッド(3)を、バイト(5)と干渉
する直前において矢印方向に後退させ。
バイト(5)に引き続き矢印(B)方向の送りを与えて
、傘部(2C)のほぼ全面を切削する。
この実施例によると、例えば従来、パル11本当たりの
加工時間(サイクルタイム)が約14.8秒要していた
が、同じ加工条件の下で1約10.2秒に短縮すること
ができる。
バイト(4)による外周(2d)の加工が終了するまで
、ローダヘッド(3)により傘部(2c)を抑圧保持し
ているので、バイト(4)の切削抵抗により、エンジン
バルブ(2)に曲げ荷重等が作用し、加工精度を悪化さ
せるなどの恐れはない。
なお2本発明は、例えばバイト(4)に斜め後方の送り
を与えて、弁フエース部を切削する加工方法にも適用し
うる。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、傘部外周切削用のバイト(4)に
よる外周(2d)の加工が終了するのを待ってから、傘
表切削用のバイト(5)に送りを与える従来の加工方法
に比して、エンジンパル11本当たりに要する加工時間
が大幅に短縮され、生産性は高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法の一実施例における傘部の外周と
傘裏とを同時に切削開始した直後の状態を示す概略平面
図、 第2図は、同じく傘部外周切削用のバイトとローダヘッ
ドを逃がし、傘表切削用のバイトにより傘裏を加工して
いる状態の概略平面図、第3図は、従来の加工方法を示
す概略平面図である。 (5)傘裏(傘部端面)切削用のバイト(他1名) (1)チャック(回転手段) (2a)軸部 (2c)傘裏(端面) (3)ローダヘッド(ワーク押え) (4)傘部外周切削用のバイト (2)エンジンバルブ (2b)傘部 (2d)外周 糖1図 第3図 第2図 り、−」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 軸部の一端に傘部が連設されたエンジンバルブを、前記
    軸部を回転手段に把持し、かつ傘部の端面にワーク押え
    を押し当てて回転させ、傘部の一側方より、傘部外周切
    削用のバイトを、また同じく他側方より、傘部端面切削
    用のバイトを、それぞれ傘部に向かって移動させること
    により、傘部の外周と端面とを同時に切削し、傘部の外
    周の切削加工が終了し、かつ端面切削用のバイトがワー
    ク押えに到達する以前において、前記傘部外周切削用の
    バイトとワーク押えとを、傘部より逃がし、端面切削用
    のバイトのみにより、引き続き傘部の端面を切削するこ
    とを特徴とするエンジンバルブの傘部加工方法。
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