JPH0483457A - 給電検出回路および給電検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ｌ５ＤＮ基本インタフェースの給電検出回路に関し、 フォトカプラの発光ダイオード側へ供給する動作電圧を
、検出電圧とは別の外部電源から供給して、入手し易い
フォトカプラを利用することができるようにすることを
目的とし、 給電部の電力を入力して発光ダイオードを発光させ、そ
の光を受光したフォトトランジスタを介して給電検出信
号を出力する給電検出回路において、前記フォトトラン
ジスタへ電力を供給する電源と同一電源より電力供給し
、この電力を基に前記給電部からの入力を増幅して前記
発光ダイオートを発光させるような構成の装置および方
法としたものである。

（産業上の利用分野　） 本発明は、ｌ５ＤＮ基本インタフェースの給電検出回路
に関する。

〔従来の技術　〕

昨今、公衆電話回線から受信したアナログ信号を、第４
図に示すように、ＤＳＵ　（デジタルシグナルユニット
）１を介してデジタル信号化し、その信号をＴＥ　（端
末装置）２に伝送するＩ　Ｓ　Ｄ　Ｎ　（Ｉｎｔｅｇｒ
ａｔｅｄ　５ｅｒｖｉｃｅｓ　Ｄｉｇｉｔａｌ　Ｎｅｔ
−ｗｏｒｋ）が急速に普及しており、対応装置（ＴＥ等
）も次第に数を増している。しかし、同一のインタフェ
ース上に各種装置を接続するため、インタフェース規約
が厳しく規定されており、特に、ＤＳＵＩ−の給電部１
ａからＴＥ２の受電部２ａに給電された電力を受電部２
ａで使用する場合には、その値は極めて微小に限られて
いるため、それを満足することはかなり難しいことであ
った。

例えば、受電部２ａに組み込まれている給電検出回路３
においては、第５図に示すような構成のものがある。こ
の中で３８はターミナルの給電検出回路の１次側回路部
で検出信号出力部を形成し、３ｂはターミナルの給電検
出回路の２次側回路部であって給電検出部を形成して、
１次側回路部３ａと２次側回路部３ｂとは互いに電気的
に絶縁されている。

４は１次側回路部３ａと２次側回路部３ｂの間を光学的
に接続するフォトカプラである。発光側素子である発光
ダイオード４ａを２次側に、受光素子であるフォトトラ
ンジスタ４ｂを１次側に組み込む。５は整流ダイオード
（５ａ〜５ｄ）を４個使用して形成した２次側回路部３
ｂにおけるブリッジ型余波整流回路で、給電部１ａとは
抵抗６ａ、６ｂを介して接続し、検出電圧を動作電圧と
してフォトカプラ４の発光ダイオード４ａ側へ供給する
。

フォトカプラ４のフォトトランジスタ４ｂ側では、コレ
クタ側に電源Ｖｃｃから抵抗７を介して動作電圧の供給
を受け、コレクタ側から信号線８を介して給電検出信号
を出力できるようにし、発光ダイオード４ａが発光する
とフォトトランジスタ４ｂのベース領域で受光し、光電
変換して、電源■。。から抵抗７を介してフォトトラン
ジスタ４ｂのコレクタ側に供給されている電圧を増幅し
、給電検出信号を出力させる。

（発明が解決しようとする課題　） 上記従来の給電検出回路では、発光ダイオードに給電さ
れる電圧として直接に検出電圧を利用して電光変換させ
たことから、その検出電圧が極めて微小であるため、か
なり高効率のフォトカプラ４を使用しなければならず、
このような規格により保証された部品を入手することが
困難であるという問題点があった。

本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、そ
の解決を目的として設定される技術的課題は、フォトカ
プラの発光ダイオード側へ供給する動作電圧を、検出電
圧とは別の外部電源から供給して、入手し易いフォトカ
プラを利用することができるようにした給電検出回路を
提供することにある。

〔課題を解決するための手段　〕

本発明は、上記課題を解決するための具体的な手段とし
て、第１図に示すように、給電検出回路を構成するにあ
たり、給電部１ａの電力を入力して発光ダイオード４ａ
を発光させ、その光を受光したフォトトランジスタ４ｂ
を介して給電検出信号を出力する給電検出回路において
、前記フォトトランジスタ４ｂ側の電源から入力して、
前記発光ダイオード４ａ側の動作電圧を出力する電力供
給手段１３と、前記給電部１ａからの入力を前記電力供
給手段１３の電力によって増幅し、前記発光ダイオード
４ａの発光電力を出力する増幅手段１４を備えたもので
ある。

この装置における給電検出方法としては、給電部１ａの
電力を入力して発光ダイオード４ａを発光させ、その光
を受光したフォトトランジスタ４ｂを介して給電検出信
号を出力する給電検出回路において、前記フォトトラン
ジスタ４ｂへ電力を供給する電源と同一電源より電力供
給し、この電力を基に前記給電部１ａからの入力を増幅
して前記発光ダイオード４ａを発光させる方法である。

（作用） 本発明は上記構成により、フォトトランジスタ４ｂへ電
力を供給する電源と同一電源から、電力供給手段１３を
介して増幅手段１４に給電され、増幅手段１４が給電部
１ａからの入力を増幅して発光ダイオード４ａを発光さ
せる。この光を受けたフォトトランジスタ４ｂを介して
給電検出信号を出力させる。

これにより、発光ダイオード４ａの発光電圧を給電部１
ａからの電圧よりも高くでき、規格に合った部品を容易
に入手することができるようになる。

（実施例　） 以下、本発明の実施例としてフォトトランジスタに給電
する電源を利用して発光ダイオードに給電するＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータを使用した場合について図示説明する。

第１実施例による装置構成を第２図に示す。

ここに、３１は給電検出回路の１次側で、３２は給電検
出回路の２次側であり、互いに電気的に絶縁させる。こ
の中で、フォトカプラ４（発光ダイオード４ａ、フォト
トランジスタ４ｂ）は従来技術で説明したものと同様か
あるいはより入手し易いものとし、２次側のブリッジ型
余波整流回路５および抵抗６ａ、６ｂと、１次側の抵抗
７、信号線８は従来同様とする。

３３は電力供給手段としての絶縁型ＤＣ／ＤＣコンバー
タであり、１次側にあるフォトトランジスタ４ｂのコレ
クタに電圧を供給するコレクタ電源ｖｏｏの電圧から、
２次側にある発光ダイオード４ａの動作電圧を得る。

３４は抵抗で、　ＤＣ／ＤＣコンバータ３３と発光ダイ
オード４ａの間に介装して電圧を調整する。

３５は増幅手段としての高入力インピーダンスを持つコ
ンパレータであり、入力側をブリッジ型余波整流回路５
と接続し、出力側を抵抗３４と発光ダイオード４ａとの
間に接続して、給電部の微弱な電力よりブリッジ型余波
整流回路５で整流した電流によって生じた電位差を評価
し、ＤＣ／ＤＣコンバータ３３の出力電圧によって増幅
して、発光ダイオード４ａを発光させる。

３６ａは抵抗であり、　ＤＣ／ＤＣコンバータ３３の出
力Ｖ　ｃ　ｃ　２側とコンパレータ３５の一入力端との
間に介装して電圧調整をする。３６ｂは抵抗であッテ、
ＤＣ／ＤＣコンバータ３３のＯ出力ＯＶ２側とコンパレ
ータ３５の十入力端との間に介装して電圧調整をする。

このように構成した第１実施例においては、１次側と２
次側との間を非電気的に接続するフォトカプラ４の動作
電圧が、フォトトランジスタ４ｂ側ではＤＣ／ＤＣコン
バータ３３の入力Ｖ。。と同じＶ。ｏｌによって与えら
れ、発光ダイオード４ａ側ではコンパレータ３５によっ
て増幅されたＤＣ／ＤＣコンバータ３３の出力Ｖ。ｃ２
によって与えられる。

このため、発光ダイオード４ａの動作電圧を給電部から
の微弱な電圧よりも大きな電圧にすることができ、フォ
トカプラ４には入手し易く、規格が保証された部品を使
用することができて、同一のインタフェース上に各種装
置を接続するインタフェース規約に規定されている条件
を満たすことができる。

第２実施例による装置構成を第３図に示す。

ここで、４１は給電検出回路の１次側で、４２は給電検
出回路の２次側であり、互いに電気的に絶縁させる。こ
の中で、フォトカプラ４（発光タ゛イオード４ａ、フォ
トトランジスタ４ｂ）は従来技術で説明したものと同様
かあるいはより入手し易いものとし、２次側のブリッジ
型余波整流回路５および抵抗６ａ、６ｂと、１次側の抵
抗７、信号線８は従来と同様とする。

４３は電力供給手段としての絶縁型ＤＣ／ＤＣコンバー
タであり、１次側にあるフォトトランジスタ４ｂのコレ
クタに電圧を供給するコレクタ電源ｖｃｃから電力を供
給し、２次側にある発光ダイオード４ａの動作電圧を出
力する。

４４は増幅手段としての高入力インピーダンスを持ち複
数出力端子を有するコンパレータ（例えば、ＮＥＣ製μ
ｐｃ２７１等）であって、入力側をブリッジ型全波整流
回路５と接続し、出力側はオープンコレクタとエミッタ
側から出ている出力端子を利用して発光ダイオード４ａ
に接続して、給電部からの電力をブリッジ型余波整流回
路５で整流した電流により生じた電位差を基に判定し、
その結果に従いフォトカプラ４の発光ダイオード４ａを
発光させる。

４５は抵抗であって、コンパレータ４４の出力端子から
２次側の各部品へ供給される電力の出力端子へ接続し、
電圧を調整する。４６ａは抵抗であり、　ＤＣ／ＤＣ′
：１ンバータ４３の出力Ｖｃｃ２側とコンパレータ４４
の十入力端との間に介装して電圧調整をする。４６ｂは
抵抗であって、ＤＣ／ＤＣコンバータ４３のＯ出力ＯＶ
２側とコンパレータ４４の一入力端との間に介装して電
圧調整をする。

このように構成した第２実施例においても、第１実施例
と同様に、　ＤＣ／ＤＣコンバータ４３によって１発光
ダイオード４ａの発光電圧を高く設定することができ、
給電部からの微弱な電力をコンパレータ４４によって評
価して、発光ダイオード４ａを発光させる際には、　Ｄ
Ｃ／ＤＣコンバータ４３の出力を利用して高い電圧によ
り発光させることができ、規格を満足できるとともに安
定に動作できる。

（発明の効果　） 以上のように本発明では、電力供給手段１３によってフ
ォトトランジスタ４ｂへ電力を供給する電源と同一電源
から増幅手段１４に給電し、増幅手段１４が給電部１ａ
からの入力を増幅して発光ダイオード４ａを発光させる
ことができるようにしたことによって、発光ダイオード
４ａの発光電圧を給電部１ａからの電圧よりも高くする
ことができ、回路を安定に動作させることができ、しか
も、ｌ５ＤＮ基本インタフェースの規格に合った部品が
入手しやすくなって、部品調達が容易にできる。

１２・・・（給電検出回路の）２次側 １３・・・電力供給手段 １４・・・増幅手段 Ｖｃｃ・・・（コレクタ）電源

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の原理構成図、 第２図は、第１実施例の構成図、 第３図は、第２実施例の構成図、 第４図は、ｌ５ＤＮ基本インタフェースを示す構成説明
図、 第５図は、従来の給電検出回路を示す構成図。 １ａ・・・給電部 ４・・・フォトカブラ ４ａ・・・発光ダイオード ４ｂ・・・フォトトランジスタ １１・・・（給電検出回路の）１次側 発売−の原理ａＥ′Ｌｌ！ｌ 第 図 萎２実施例の構熊°！

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）給電部（１ａ）の電力を入力して発光ダイオード
   （４ａ）を発光させ、その光を受光したフォトトランジ
   スタ（４ｂ）を介して給電検出信号を出力する給電検出
   回路において、 前記フォトトランジスタ（４ｂ）側の電源から入力して
   、前記発光ダイオード（４ａ）側の動作電圧を出力する
   電力供給手段（１３）と、 前記給電部（１ａ）からの入力を前記電力供給手段（１
   ３）の電力によって増幅し、前記発光ダイオード（４ａ
   ）の発光電力を出力する増幅手段（１４）を 備えたことを特徴とする給電検出回路。
2. （２）給電部（１ａ）の電力を入力して発光ダイオード
   （４ａ）を発光させ、その光を受光したフォトトランジ
   スタ（４ｂ）を介して給電検出信号を出力する給電検出
   回路において、 前記フォトトランジスタ（４ｂ）へ電力を供給する電源
   と同一電源より電力供給し、この電力を基に前記給電部
   （１ａ）からの入力を増幅して前記発光ダイオード（４
   ａ）を発光させる ことを特徴とする給電検出方法。